JP2000113007A - Cad/pdm連携システム、cad/pdm連携方法、cad/pdm連携プログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

Cad/pdm連携システム、cad/pdm連携方法、cad/pdm連携プログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体

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JP2000113007A
JP2000113007A JP10277623A JP27762398A JP2000113007A JP 2000113007 A JP2000113007 A JP 2000113007A JP 10277623 A JP10277623 A JP 10277623A JP 27762398 A JP27762398 A JP 27762398A JP 2000113007 A JP2000113007 A JP 2000113007A
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pdm
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cad data
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Yoshio Murakami
上 宣 雄 村
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数種類のCADシステムとPDMシステムとを連
携させてコンカレント・エンジニアリングを実現できる
CAD/PDM連携システムを提供する。 【解決手段】 本発明のCAD/PDM連携システムは、複数
種類のCADシステム11〜1nと、各CADシステムに付属
するローカルディスク21〜2nと、PDMシステム3
と、PDMシステム3に付属するデータベース4(D/B)
と、CADシステムとPDMシステムとの間のデータのやり取
りを制御するCAD/PDMインタフェース部5と、CAD/PDMイ
ンタフェース部5に付属するI/F用ディスク6と、モデ
ル登録要求テーブル7と、対象モデル管理テーブル8
と、付属情報変換テーブル9とを備える。データフォー
マットの異なる複数種類のCADシステム11〜1nのモ
デルデータや構成ツリー情報を、PDMシステム3のデー
タフォーマットに変換してPDMシステム3に登録するた
め、PDMシステム3は複数種類のCADシステム11〜1n
を統合的に管理できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、機械/電機メーカ
等の製造業界で設計に用いるCADシステムと製造過程の
成果物等を管理するPDMシステムとを連携させ、CADデー
タを含めた各種のデータを統合的に管理する技術に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、製品等を設計する際に、CADシス
テムを利用する例が増えてきた。ところが、CADシステ
ムのデータフォーマットは必ずしも統一されておらず、
各CADシステムで作成した図面データ等は、各CADシステ
ムの中で保管および管理するのが一般的であった。
【0003】一方、製造工程や業務過程の中で製造・生
産された結果物(例えば、製品や部品などの製造物や、
仕様書や設計図等の文書など)を統合的に管理するため
に、PDMシステムを利用する例が増えてきた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】近年になって、各種の
情報や物等を統合的に管理するコンカレント・エンジニ
アリングと呼ばれる手法が注目されるようになってき
た。
【0005】コンカレント・エンジニアリングを徹底さ
せるためには、上述したCADシステムとPDMシステムを連
携させるのが望ましい。ところが、CADシステムは、図
面データを1枚単位で管理するわけではなく、階層構造
になった複数の図面データについて構成ツリーを作成
し、この構成ツリー単位で図面データを管理するのが一
般的である。したがって、CADシステムとPDMシステムを
連携させるためには、図面データだけでなく、CADシス
テムが作成した構成ツリー情報をPDMシステムに登録す
る必要がある。
【0006】また、CADシステムのデータフォーマット
や構成ツリーの構造等は必ずしも統一されておらず、CA
Dシステムの種類ごとに独自のデータフォーマット等を
採用していることが多い。したがって、そのままの状態
でPDMシステムに登録しても、PDMシステム側で処理でき
ないことが多く、CADシステムと連携させるメリットが
生かせなくなる。
【0007】このように、従来は、データフォーマット
の異なる複数種類のCADシステムとPDMシステムとを連携
させてコンカレント・エンジニアリングを実現すること
は、事実上困難であった。
【0008】本発明は、このような点に鑑みてなされた
ものであり、その目的は、データフォーマット等の異な
る複数種類のCADシステムとPDMシステムとを連携させて
コンカレント・エンジニアリングを実現できるCAD/PDM
連携システムを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、本発明は、構成ツリーで管理されたCADデータ
をPDMシステムに登録するCAD/PDM連携システムにおい
て、データフォーマットの異なる複数種類の前記CADデ
ータを、各CADデータに対応する構成ツリー内の構成単
位であるモデルごとに前記PDMシステムに登録するCADデ
ータ登録手段を備えるものである。
【0010】また、本発明は、構成ツリーで管理された
CADデータをPDMシステムに登録するCAD/PDM連携方法に
おいて、データフォーマットの異なる複数種類の前記CA
Dデータを、各CADデータに対応する構成ツリー内の構成
単位であるモデルごとに前記PDMシステムに登録し、前
記PDMシステムに登録されたCADデータの更新を行う場合
は、更新対象のCADデータをモデル単位で取り出し、CAD
データの更新を要求したCADシステム以外のCADシステム
からのモデルの取り出しを禁止した状態で、取り出した
モデルを修正変更した後にPDMシステムに再登録するも
のである。
【0011】また、本発明は、構成ツリーで管理された
CADデータをPDMシステムに登録するプログラムを記録し
たコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、デー
タフォーマットの異なる複数種類の前記CADデータを、
各CADデータに対応する構成ツリー内の構成単位である
モデルごとに前記PDMシステムに登録するCADデータ登録
機能と、前記PDMシステムに登録されたCADデータの少な
くとも一部をモデル単位で取り出すCADデータ取り出し
機能と、前記CADデータ取り出し機能で取り出したモデ
ルを修正した後に前記PDMシステムに登録するCADデータ
更新機能と、前記PDMシステムに登録されたCADデータの
取り出しが要求されると、要求元のCADシステム以外のC
ADシステムについて該CADデータの取り出しを禁止するC
ADデータロック機能とを、コンピュータに実現させるた
めのプログラムを記録したものである。
【0012】請求項1〜7の「CADデータ登録手段」と
「CADデータ更新手段」は図7のステップS27〜S31に
対応し、「CADデータ取り出し手段」は図7のステップ
S23〜S26に対応し、「CADデータロック手段」は図7
のステップS24に対応し、「付属情報変換手段」は図7
のステップS25,S28に対応する。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るCAD/PDM連携
システムについて、図面を参照しながら具体的に説明す
る。
【0014】図1は本発明に係るCAD/PDM連携システム
の一実施形態のブロック図である。図1のCAD/PDM連携
システムは、複数種類のCADシステム11〜1nと、各C
ADシステム11〜1nに付属するローカルディスク21
〜2nと、各製造工程で製造された製造物や各業務過程
で作成された文書等を統合的に管理するPDMシステム3
と、PDMシステム3に付属するデータベース(D/B)4
と、CADシステム/PDMシステム間のデータのやり取りを
制御するCAD/PDMインタフェース部5と、CAD/PDMインタ
フェース部5に付属するI/F用ディスク6と、モデル登
録要求テーブル7と、対象モデル管理テーブル8と、付
属情報変換テーブル9とを備える。
【0015】図1のCADシステム11〜1nが作成するC
ADデータ(図面データや構成ツリー情報など)の中に
は、共通のデータフォーマットを有するものや、異なる
データフォーマットを有するものが含まれる。CADシス
テム11〜1nは、階層構造になった図面データと、階
層構造の具体的な形態を示す構成ツリー情報とを作成
し、対応するローカルディスク21〜2nに格納する。
【0016】図2はCADシステム11〜1nが作成した
構成ツリーの一例を示す図であり、ノードA〜Fが3つ
の階層に分かれている例を示す。最上位の階層にはノー
ドAが存在し、ノードAの下位階層にはノードB,Cが
存在し、ノードBの下位階層にはノードD,Eが存在
し、ノードCの下位階層にはノードFが存在する。各ノ
ードA〜Fはそれぞれモデルデータを有する。
【0017】一般的なCADシステムは、最下位階層のノ
ードに図面データ用のモデルを割り当て、それよりも上
位階層のノードに構成ツリーに関するモデルを割り当て
ることが多い。
【0018】本発明は、PDMシステム3と複数種類のCAD
システム11〜1nとを連携させる点に特徴があり、CA
Dシステム11〜1nで作成した図面データや構成ツリ
ー情報は、構成ツリーの構成単位であるモデルごとにPD
Mシステム3に登録される。ここで、モデルとは、図面
データ(一枚とは限らない)のみを指す場合もあるが、
図面データと構成ツリー情報を合わせたものをモデルと
呼ぶ場合もある。
【0019】モデル登録要求テーブル7には、PDMシス
テム3に登録されたモデルのうち、データの更新を要求
するモデルに関する情報が格納される。このモデル登録
要求テーブル7は、要求元のCADシステム11〜1nに
て作成される。
【0020】図3はモデル登録要求テーブル7の詳細構
成を示す図である。モデル登録要求テーブル7には、
(1)「取り出し/登録種別」情報と、(2)「要求元CAD位
置」情報と、(3)「対象モデルタイプ」情報と、(4)「使
用する付属情報変換テーブル9名」情報と、(5)「対象
ツリー名」情報と、(6)「ツリーの登録要求可否」情報
と、(7)「登録要求対象のモデル名」情報とが格納され
る。
【0021】上記(1)には、PDMシステム3からCADシス
テム11〜1nへのモデルの取り出しを行うのか、ある
いは、CADシステム11〜1nからPDMシステム3へモデ
ルの登録を行うのかの識別情報が格納される。
【0022】上記(2)には、PDMシステム3にモデルの取
り出しを要求したCADシステムの種類や場所等に関する
情報が格納される。上記(3)には、取り出しや登録を行
うモデルのタイプを示す情報が格納される。上記(4)に
は、取り出しや登録を行うモデルの付属情報変換テーブ
ル9の名称が格納される。上記(5)には、取り出しや登
録を行うモデルが属する構成ツリーの名称が格納され
る。上記(6)には、登録要求のあったモデルの属する構
成ツリーの登録可否情報が格納される。上記(7)には、
登録要求のあったモデルの名称が格納される。
【0023】図1の対象モデル管理テーブル8には、CA
Dシステム11〜1nから要求のあったモデルに関する
情報が格納される。この対象モデル管理テーブル8は、
CAD/PDMインタフェース部5にて生成され、図4に詳細
構成を示すように、モデル登録要求テーブル7とほぼ同
様のデータ構成を有する。
【0024】CAD/PDMインタフェース部5は、モデル登
録要求テーブル7の内容に基づいてPDMシステム3にア
クセスし、PDMシステム3に登録可能なモデルに関する
情報を抽出して図4の対象モデル管理テーブル8に格納
する。
【0025】図1の付属情報変換テーブル9には、CAD
システム11〜1n独自の付属情報をPDMシステム3上
で管理可能な付属情報に変換するのに必要な情報が格納
される。具体的には、付属情報変換テーブル9には、図
5に詳細構成を示すように、CADシステム11〜1nの
モデルの付属情報と、それに対応するPDMシステム3の
付属情報とが組になって格納される。この付属情報変換
テーブル9は、CADシステム11〜1nからPDMシステム
3にモデルを登録する場合だけでなく、PDMシステム3
からCADシステム11〜1nにモデルを取り出す際にも
利用される。
【0026】図1のCAD/PDMインタフェース部5は、付
属情報変換テーブル9に基づいて、CADシステム11〜
1nが管理するモデルデータの付属情報を、PDMシステ
ム3が管理するデータフォーマットに変換するととも
に、PDMシステム3が管理するデータフォーマットに変
換した付属情報を、元の付属情報に変換してCADシステ
ム11〜1nに転送する。
【0027】図6は図1に示したCAD/PDM連携システム
の概略処理を示すフローチャートであり、以下、このフ
ローチャートに基づいて、CADシステム11〜1nで作
成したモデルをPDMシステム3に登録する手順を説明す
る。なお、図6のフローチャートは、CADシステム11
〜1nで作成したモデルをPDMシステム3に新規登録す
る場合ではなく、すでにPDMシステム3に登録されてい
るモデルをCADシステム11〜1nで更新する場合の処
理手順を示している。
【0028】CADシステム11〜1nは、PDMシステム3
にすでに登録されているモデルの更新を行う場合は、ま
ず、PDMシステム3のビューア機能等を用いて、登録済
みのCADシステム11〜1nの構成ツリーを確認し、そ
の構成ツリーの中から、更新したいモデルデータをモデ
ル単位で選択する(ステップS1)。ここで、モデルデ
ータは、構成ツリー情報と、構成ツリーに属する個別の
図面データからなる。次に、更新対象であるモデルの名
称と、そのモデルが属する構成ツリーの名称とを抽出し
て、図3に示したモデル登録要求テーブル7に格納す
る。
【0029】次に、CAD/PDMインタフェース部5は、モ
デル登録要求テーブル7の内容に基づいて、更新しよう
とするモデルの状態を調査し、更新可能なモデルのみを
対象モデル管理テーブル8に格納する(ステップS
2)。
【0030】実際に更新を行うモデルが決まると、CAD/
PDMインタフェース部5は、そのモデルに関するPDMシス
テム3上の各種情報にロックをかけて、他のCADシステ
ム11〜1nからの取り出しを禁止する(ステップS
3)。この処理により、要求を行ったCADシステム11
〜1n以外からのモデルの取り出しはできなくなり、機
密性および保守性が保障される。
【0031】次に、CAD/PDMインタフェース部5は、更
新対象のモデルデータとその付属情報をPDMシステム3
から取り出すとともに、付属情報変換テーブル9内に格
納されている付属情報の変換情報を読み出す(ステップ
S4)。
【0032】次に、CAD/PDMインタフェース部5は、付
属情報変換テーブル9内の変換情報に基づいて、PDMシ
ステム3から取り出したモデルデータの付属情報を、各
CADシステムに固有の元の付属情報に変換した後(ステ
ップS5)、モデルデータと付属情報を要求元のCADシ
ステム11〜1nに転送する。
【0033】次に、CADシステム11〜1nは、転送さ
れてきたモデルデータの修正変更を行う。修正変更が終
了すると、更新登録を要求するモデルを選択し、そのモ
デルに関する情報をモデル登録要求テーブル7に格納す
る(ステップS6)。この場合、PDMシステム3から取
り出したモデルすべてを更新したとは限らないので、ス
テップS6のような更新モデルの選択が新たに必要にな
る。
【0034】また、更新したモデルデータは、CAD/PDM
インタフェース部5が管理するI/F用ディスク6に格納
される。この場合、モデル名ごとに更新データをI/F用
ディスク6に格納するため、モデルデータや構成ツリー
情報などの複数のファイルで一つのモデルが構成される
場合であっても、これらデータをまとめて格納すること
ができ、CADシステム11〜1nの種類に依存すること
なく、PDMシステム3への登録動作が可能になる。
【0035】次に、CAD/PDMインタフェース部5は、I/F
用ディスク6に格納された更新対象モデルデータをPDM
システム3に登録するとともに、更新対象モデルが属す
る構成ツリーを、PDMシステム3が管理するデータフォ
ーマットに変換してPDMシステム3に登録する(ステッ
プ7)。
【0036】次に、CADシステム11〜1nが作成した
モデルデータに付属する付属情報(例えば、作成担当者
名、図面スケール等の属性情報など)を、図5の付属情
報変換テーブル9に基づいて、PDMシステム3が管理す
るデータフォーマットに変換してPDMシステム3に登録
する(ステップS8)。例えば、図面の作成者名がCAD
システム11では「creator」と英語で表現され、CADシ
ステム12では「作成者」と漢字で表現されていた場
合、PDMシステム3では両者は別のデータであると認識
してしまう。そこで、図6のステップS8では、個々の
CADシステム11〜1nが管理する同種類のデータにつ
いては、PDMが管理するデータに変換して統一的に扱え
るようにする。
【0037】最後に、CAD/PDMシステム3による更新登
録処理が終了すると、ステップS3でロックをかけたモ
デルすべてについてロックを解除し、一連の更新登録処
理を終了する(ステップS9)。
【0038】図7は図6のCAD/PDMインタフェース部5
の詳細処理を示すフローチャートである。以下、図7の
フローチャートに基づいて、CAD/PDMインタフェース部
5の処理動作を説明する。
【0039】まず、図3に示したモデル登録要求テーブ
ル7に基づいて、CADシステム11〜1nからの要求内
容を取得する(ステップS21)。そして、CADシステム
11〜1nがPDMシステム3からのモデルデータの取り
出しを要求したのか、あるいは、PDMシステム3へのモ
デルデータの登録を要求したのかを判別する(ステップ
S22)。
【0040】CADシステム11〜1nがPDMシステム3か
らのモデルデータの取り出しを要求した場合には、PDM
システム3にアクセスして、構成ツリー内で取り出し可
能なモデルのみを対象モデル管理テーブル8に格納する
(ステップS23)。
【0041】次に、取り出しを要求したCADシステム1
1〜1n以外のCADシステム11〜1nがモデルの取り
出しを行わないように、PDMシステム3上の個々の対象
モデルに対してロックをかける(ステップS24)。
【0042】次に、取り出し要求のあったモデルデータ
とその付属情報をPDMシステム3から取り出し、付属情
報変換テーブル9に基づいて、モデルデータの付属情報
をPDMシステム3が管理するデータフォーマットから、C
ADシステム11〜1nが管理するデータフォーマットに
変換する(ステップS25)。
【0043】次に、PDMシステム3から取り出したモデ
ルデータを、変換した付属情報ととともに、要求元のCA
Dシステム11〜1nに転送する(ステップS26)。
【0044】一方、ステップS22において、CADシステ
ム11〜1nがPDMシステム3へのモデルデータの登録
を要求したと判別された場合は、PDMシステム3にアク
セスして、PDMシステム3からCADシステム11〜1nに
取り出されたモデルのみ、あるいは、PDMシステム3に
未登録のモデルのみを対象モデル管理テーブル8に格納
する(ステップS27)。
【0045】次に、PDMシステム3への登録を希望する
モデルデータの付属情報を、CADシステム11〜1nで
指定された付属情報変換テーブル9に基づいて、PDMシ
ステム3のデータフォーマットに変換する(ステップS
28)。
【0046】次に、CADシステム11〜1nで作成した
モデルデータとステップS28で変換した付属情報とをひ
とまとめにしてPDMシステム3に登録する(ステップS2
9)。
【0047】次に、登録を行うモデルが属する構成ツリ
ー情報をPDMシステム3に登録する(ステップS30)。
次に、ロックをかけたモデルすべてについて、ロックを
解除する(ステップS31)。
【0048】このように、本実施形態では、データフォ
ーマットの異なる複数種類のCADシステム11〜1nの
モデルデータや構成ツリー情報を、PDMシステム3のデ
ータフォーマットに変換してPDMシステム3に登録する
ため、PDMシステム3は複数種類のCADシステム11〜1
nを統合的に管理することができる。
【0049】また、PDMシステム3に登録されたCADシス
テム11〜1nのモデルデータの一部を任意に取り出し
て修正変更を行えるため、PDMシステム3とCADシステム
11〜1nとの連携によるコンカレント・エンジニアリ
ングが実現可能となる。
【0050】さらに、CADシステム11〜1nごとに異
なるモデルデータの付属情報を、共通のデータフォーマ
ットに変換してPDMシステム3に登録し、また、登録し
たモデルデータの付属情報を取り出す場合も、元の付属
情報に変換してからCADシステムに転送するようにした
ため、CADシステム11〜1nの付属情報を統一的に取
り扱うことができ、CADシステム11〜1nのモデルデ
ータの管理が容易になる。
【0051】図1では、CAD/PDMインタフェース部5に
3つのCADシステム11〜1nを接続する例を示した
が、接続されるCADシステム11〜1nの種類や数には
特に制限はない。
【0052】また、図1のCAD/PDM連携システムは、必
ずしもハードウエアで構成する必要はなく、システムを
構成する一部あるいは全部をソフトウエアで構成しても
よい。例えば、図1のCAD/PDMインタフェース部5をソ
フトウエアで構成した場合には、図4の処理を行うプロ
グラムをフロッピーディスクやCD-ROM等の記録媒体に格
納して、コンピュータにより実行させてもよい。
【0053】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、データフォーマットの異なる複数種類のCADデー
タをモデル単位でPDMシステムに登録するようにしたた
め、複数種類のCADシステムとPDMシステムとの連携が可
能となり、コンカレント・エンジニアリングを実現でき
る。
【0054】また、PDMシステムにモデル単位で登録し
たCADデータを、モデル単位で取り出して、更新を行っ
た後に再登録できるようにしたため、PDMシステムはCAD
システムの最新の処理状態を把握することができる。
【0055】さらに、CADシステムごとにCADデータの付
属情報のフォーマットが異なる場合でも、統一的な表現
でPDMシステムに登録するようにしたため、PDMシステム
は各CADデータの詳細内容を把握することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るCAD/PDM連携システムの一実施形
態のブロック図。
【図2】CADシステムで作成された構成ツリーの一例を
示す図。
【図3】モデル登録要求テーブルの詳細構成を示す図。
【図4】対象モデル管理テーブルの詳細構成を示す図。
【図5】付属情報変換テーブルの詳細構成を示す図。
【図6】図1に示したCAD/PDM連携システムの概略処理
を示すフローチャート。
【図7】図6のCAD/PDMインタフェース部の詳細処理を
示すフローチャート。
【符号の説明】
3 PDMシステム 4 データベース 5 CAD/PDMインタフェース部 6 I/F用ディスク 7 モデル登録要求テーブル 8 対象モデル管理テーブル 9 付属情報変換テーブル 11〜1n CADシステム 21〜2n ローカルディスク

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】構成ツリーで管理されたCADデータをPDMシ
    ステムに登録するCAD/PDM連携システムにおいて、 データフォーマットの異なる複数種類の前記CADデータ
    を、各CADデータに対応する構成ツリー内の構成単位で
    あるモデルごとに前記PDMシステムに登録するCADデータ
    登録手段を備えたことを特徴とするCAD/PDM連携システ
    ム。
  2. 【請求項2】前記PDMシステムに登録される前記CADデー
    タは、モデルに関するデータとモデルが属する構成ツリ
    ーに関する情報とを少なくとも含むことを特徴とする請
    求項1に記載のCAD/PDM連携システム。
  3. 【請求項3】前記PDMシステムに登録された前記CADデー
    タの少なくとも一部をモデル単位で取り出すCADデータ
    取り出し手段と、 前記CADデータ取り出し手段で取り出したモデルを修正
    した後に前記PDMに再登録するCADデータ更新手段と、を
    備えることを特徴とする請求項1または2に記載のCAD
    /PDM連携システム。
  4. 【請求項4】前記PDMシステムに登録された前記CADデー
    タの取り出しが要求されると、要求元のCADシステム以
    外のCADシステムについて該CADデータの取り出しを禁止
    するCADデータロック手段を備えることを特徴とする請
    求項1〜3のいずれかに記載のCAD/PDM連携システム。
  5. 【請求項5】前記CADデータの付属情報と前記PDMシステ
    ムが管理する付属情報とを相互に変換する付属情報変換
    手段を備え、 前記CADデータ登録手段は、前記CADデータの付属情報を
    前記付属情報変換手段により前記PDMシステムが管理す
    る付属情報に変換した後に前記PDMシステムに登録し、 前記CADデータ更新手段は、前記PDMシステムに登録され
    たCADデータの付属情報を前記付属情報変換手段により
    元の付属情報に変換した後にCADデータの更新を行い、
    更新したCADデータの付属情報を前記付属情報変換手段
    により前記PDMシステムが管理する付属情報に変換した
    後に前記PDMシステムに再登録することを特徴とする請
    求項1〜4のいずれかに記載のCAD/PDM連携システム。
  6. 【請求項6】構成ツリーで管理されたCADデータをPDMシ
    ステムに登録するCAD/PDM連携方法において、 データフォーマットの異なる複数種類の前記CADデータ
    を、各CADデータに対応する構成ツリー内の構成単位で
    あるモデルごとに前記PDMシステムに登録し、 前記PDMシステムに登録されたCADデータの更新を行う場
    合は、更新対象のCADデータをモデル単位で取り出し、 CADデータの更新を要求したCADシステム以外のCADシス
    テムからのモデルの取り出しを禁止した状態で、取り出
    したモデルを修正変更した後にPDMシステムに再登録す
    ることを特徴とするCAD/PDM連携方法。
  7. 【請求項7】構成ツリーで管理されたCADデータをPDMシ
    ステムに登録するプログラムを記録したコンピュータ読
    み取り可能な記録媒体であって、 データフォーマットの異なる複数種類の前記CADデータ
    を、各CADデータに対応する構成ツリー内の構成単位で
    あるモデルごとに前記PDMシステムに登録するCADデータ
    登録機能と、 前記PDMシステムに登録されたCADデータの少なくとも一
    部をモデル単位で取り出すCADデータ取り出し機能と、 前記CADデータ取り出し機能で取り出したモデルを修正
    した後に前記PDMシステムに登録するCADデータ更新機能
    と、 前記PDMシステムに登録されたCADデータの取り出しが要
    求されると、要求元のCADシステム以外のCADシステムに
    ついて該CADデータの取り出しを禁止するCADデータロッ
    ク機能とを、コンピュータに実現させるためのプログラ
    ムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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