JPH09323993A - 重合可能なジケトピロロピロールおよびそれから製造された重合体 - Google Patents

重合可能なジケトピロロピロールおよびそれから製造された重合体

Info

Publication number
JPH09323993A
JPH09323993A JP9016468A JP1646897A JPH09323993A JP H09323993 A JPH09323993 A JP H09323993A JP 9016468 A JP9016468 A JP 9016468A JP 1646897 A JP1646897 A JP 1646897A JP H09323993 A JPH09323993 A JP H09323993A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
formula
diketopyrrolopyrrole
alkyl
group
hydrogen
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP9016468A
Other languages
English (en)
Inventor
Sameer Hosam Eldin
ホザム エルディン ザミール
Abul Iqbal
イクバル アブール
Zhimin Hao
ハオ ツィミン
Bernd Lamatsch
ラマチェ バーンド
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
CHIBA SPECIALTY CHEM HOLDING Inc
Novartis AG
BASF Schweiz AG
Original Assignee
CHIBA SPECIALTY CHEM HOLDING Inc
Ciba Geigy AG
Ciba Spezialitaetenchemie Holding AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by CHIBA SPECIALTY CHEM HOLDING Inc, Ciba Geigy AG, Ciba Spezialitaetenchemie Holding AG filed Critical CHIBA SPECIALTY CHEM HOLDING Inc
Publication of JPH09323993A publication Critical patent/JPH09323993A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D487/00Heterocyclic compounds containing nitrogen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system, not provided for by groups C07D451/00 - C07D477/00
    • C07D487/02Heterocyclic compounds containing nitrogen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system, not provided for by groups C07D451/00 - C07D477/00 in which the condensed system contains two hetero rings
    • C07D487/04Ortho-condensed systems
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09BORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
    • C09B57/00Other synthetic dyes of known constitution
    • C09B57/004Diketopyrrolopyrrole dyes
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09BORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
    • C09B69/00Dyes not provided for by a single group of this subclass
    • C09B69/10Polymeric dyes; Reaction products of dyes with monomers or with macromolecular compounds
    • C09B69/109Polymeric dyes; Reaction products of dyes with monomers or with macromolecular compounds containing other specific dyes

Abstract

(57)【要約】 下記式の1、4−ジケトピロロピロールを提供する 【化56】 〔式中、R1とR2とは互いに独立的に水素、C12−C24
ルキル、OまたはSによって1回またはそれ以上中断さ
れたC6-C24アルキルまたは下記式の基であり、 【化57】 R3は重合可能な反応基、R4は、R1とR2とが水素である場
合には、直接またはOまたはSを介してベンゼン環に結
合された、そして中断されていないか、またはOまたは
Sによって1回またはそれ以上中断されたC6-C24アル
キルであり、また、R4は、R1および/またはR2がC12
24アルキルである場合には、OまたはSによって1回
またはそれ以上中断されたC6-C24アルキルまたは下記
式の基、 【化58】 水素、ハロゲン、メチル、メトキシ、CNまたはフェニ
ルを意味するか、またはR3と同じ意味である〕。本新規
なジケトピロロピロールは、予測外に優れた色彩効果を
有する着色された重合体を製造するために好適である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、重合可能な反応基を含有してい
る新規なジケトピロロピロールおよびそれを使用して製
造された重合体に関する。
【0002】ジケトピロロピロール顔料は現在文献、た
とえばカラーインデックスにおいては、DPP顔料とも
呼ばれており、そしてここ数年来公知であり、そしてそ
の有用性が見いだされている。たとえば、米国特許第4
415685号明細書および米国特許第4579949
号明細書に記載されている。欧州特許第A−33795
1号明細書は、重合可能な反応基を含有している複数の
顔料誘導体を重合して各種の重合体中に入れることによ
って得られる着色重合体微粒子を記載している。この場
合、誘導体としては、DPP誘導体を含む広範な顔料の
クラスの誘導体が考慮され、そして特にその1つをあげ
れば、両窒素原子上においてエチルメタクリレート基に
よって置換された1、4−ジケト−3、6−ジフェニル
ピロロ[3,4−c]ピロールである。しかしながら、
この化合物の共重合は満足できるようには進行しないこ
とが判明した。
【0003】今回、誠に驚くべきことながら、特定の長
鎖反応基を導入することによって、容易に重合体と反応
することのできるDPP発色化合物を得ることが可能で
あること、あるいはまた、直接に単独重合または共重合
によるか、または既存のすでに形成された単独重合体ま
たは共重合体にグラフトすることによって、それから重
合体を生成させることが可能であることが見いだされ
た。
【0004】すなわち、本発明は下記式Iの1、4−ジ
ケトピロロピロールを提供する
【化17】 {式中、R1とR2とは互いに独立的に水素、C12- C24
ルキル、OまたはSによって1回またはそれ以上中断さ
れたC6-C24アルキル、または下記式の基であり
【化18】 (式中、R5はC4-C18アルキルまたはC5-C10シクロア
ルキルである)、R3は重合可能な反応基、R4は、R1とR2
とが水素である場合には、直接またはOまたはSを介し
てベンゼン環に結合された、そして中断されていない
か、またはOまたはSによって1回またはそれ以上中断
されているC6-C24アルキルであり、また、R4は、R1
よび/またはR2がC12- C24アルキルである場合には、
OまたはSによって1回またはそれ以上中断されたC6-
24アルキルであるか、または式
【化19】 の基、水素、ハロゲン、メチル、メトキシ、CNまたは
フェニルであるか、またはR3と同じである}。
【0005】本明細書において重合可能な反応基という
文言は、たとえば、付加重合可能な基たとえばアクリレ
ート基、あるいは縮重合可能な基たとえばヒドロキシル
基または酸塩化物基、あるいは重付加可能な基たとえば
ヒドロキシルまたはイソシアネート基を指す。
【0006】好ましくは、R3はOH、SH、NH2 、C
HO、NCO、ヒドロキシフェニル、−CH=CH2
−CH=CH−COOR6、−CH=CH−CN、−O−
C(O)−CH=CH2、−O−C(O)−C(Me)=C
H,
【化20】 またはC00R6(ここにおいて、R6は水素またはC1
6-アルキルである)であるか、またはR3は下記式のい
ずれかの基である
【化21】 [式中、Aは−O−、−NH−または−COO−、mと
nとは互いに独立的にゼロ乃至12の整数、pとrとは
互いに独立的にゼロまたは1であり、Xはメチレンまた
は中断されていないまたは−O−および/または−S
−、−NH−、フェニレン、−COO−、−CONH−
または
【化22】 (式中、R7は水素またはメチルである)によって中断さ
れたC2-C18アルキレンであり、Yは下記式のいずれか
の基
【化23】 であり、Zは−O−、−NH−、−COO−、フェニレ
ン、
【化24】 または−Si(OCOCH3)2 −であり、Qは−OH、
−NH2 、グリシジル、−CHO、−NCO、−CH=
CH2 、−C(CH3)=CH2 、−CO−CH=CH
2 、−CO−C(CH3)=CH2 、C5-C7 シクロアル
ケニル、
【化25】 (式中,sは1乃至6の整数である)である]。
【0007】置換分のハロゲンは、たとえばヨウ素、フ
ッ素、臭素、塩素であり、好ましくは臭素または塩素で
あり、そして特に好ましいのは塩素である。
【0008】C1-C4 アルキルの例はメチル、エチル、
n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、イソブチ
ル、sec−ブチルまたはtert−ブチルである;C
1-C6 アルキルの例はメチル、エチル、n−プロピル、
イソプロピル、n−ブチル、イソブチル、sec−ブチ
ル、tert−ブチル、n−アミル、tert−アミル
またはヘキシルである;C4-C24アルキル基の例はn−
ブチル、イソブチル、sec−ブチル、tert−ブチ
ル、n−アミル、tert−アミル、ヘキシル、ヘプチ
ル、オクチル、2−エチルヘキシル、ノニル、デシル、
ドデシル、テトラデシル、ヘキサデシル、オクタデシ
ル、エイコシル、ヘネイコシル、ドコシルまたはテトラ
コシルである;C6-C18アルキル基の例はヘキシル、ヘ
プチル、オクチル、2−エチルヘキシル、ノニル、デシ
ル、ドデシル、テトラデシル、ヘキサデシル、オクタデ
シルなどである;C6-C24アルキル基の例はヘキシル、
ヘプチル、オクチル、2−エチルヘキシル、ノニル、デ
シル、ドデシル、テトラデシル、ヘキサデシル、オクタ
デシル、エイコシル、ヘネイコシル、ドコシルまたはテ
トラコシルである;C12- C18アルキル基の例はドデシ
ル、テトラデシル、ヘキサデシルまたはオクタデシルで
ある;R5が意味するC4-C18アルキル基は直鎖アルキル
または、特に比較的鎖長が短い場合には、枝分かれアル
キル、たとえばtert−ブチル、n−ペンチル,te
rt−アミル、n−ヘキシル、2,2−ジメチルブチ
ル、n−オクチル、1、1、3、3−テトラメチルブチ
ル、2−エチルヘキシル、ノニル、デシル、ドデシル、
テトラデシル、ヘキサデシルまたはオクタデシルであ
る。
【0009】C5-C6 シクロアルキルの例はシクロペン
チル、シクロヘキシル、シクロヘプチル、トリメチルシ
クロヘキシルであり、特にシクロヘキシルである。
【0010】C5-C7 シクロアルケニルの例は、たとえ
ば単環式または二環式シクロアルケニルであり、たとえ
ばシクロペンテニル、シクロヘキセニルまたはノルボル
ネニルである。
【0011】式III 中の基 -(Y)p- X -(Z)r-Qの
例を以下に示す:
【化26】
【化27】
【化28】
【化29】
【化30】
【0012】特に興味あるものは、R3とR4とがパラ位置
に存在する式Iの新規ジケトピロロピロールである。
【0013】R1とR2とが水素であり、そしてR4が直接ま
たはOを介してベンゼン環に結合されているC6-C18
ルキルであるか、または基−O(CH2 CH2 O)X
2CH3 (式中、xは1、2または3である)である
式Iの新規ジケトピロロピロールが好ましい。
【0014】同様に好ましいのは、R1およびR2の少なく
とも1つがC12- C18アルキル、基(CH2 CH2 O)
X CH2 CH3 (ここにおいて、xは前記に定義した通
りである)または下記式の基であり
【化31】 そしてR3が前記に定義した通りであり、R4が水素または
R3について定義した通りである式Iの新規ジケトピロロ
ピロールである。
【0015】特に好ましくは、R3はOH、NH2 または
下記式の基である −X−(O)r−Q (IV)、 式中、Xは中断されていないか、または−O−によって
1、2または3回および/または−S−、−NH−、ま
たは
【化32】 によって1回中断されたC4-C12アルキレンであり、r
とR7とは前記に定義した通りであり、Qは−OH、−C
H=CH2 、−C(CH3)=CH2 、−CO−CH=C
2 、または−CO−C(CH3)=CH2 である。
【0016】Xは好ましくは−(CH2)q −(ここにお
いて、qは6乃至12の整数、すなわち6、7、8、
9、10、11または2である)あるいはXは好ましく
は下記式−(CH2 CH2 O)2-CH2 CH2- または
【化33】 の基である。
【0017】本新規ジケトピロロピロールは、好ましく
は下記の方法によって、コハク酸ジエステルとニトリル
との反応によって製造することができ、(工程a)非対
称形または対称形ジアルキルまたはジアリールコハク酸
エステル、またはモノアルキルモノアリールコハク酸エ
ステルまたはジシクロヘキシルコハク酸エステルを、下
記式
【化34】 のニトリル、または下記式の2つのニトリル
【化35】 (式中、R3とR4とは前記に定義した通りであり、そして
さらに通常の保護基,たとえばOH基のための保護基、
またはCHO基を発生するための保護基たとえばC1-C
4 アルコキシ基、特にメトキシ基、好ましくはパラ位置
のメトキシ基および1、3−ジオキサン−2−イル基、
好ましくはパラ位置に存在する1、3−ジオキサン−2
−イル基であることもできる)の混合物、好ましくは等
モル混合物と、有機溶剤中、強塩基の存在下、たとえば
アルカリ金属特にナトリウム、アルカリ金属アミドたと
えばナトリウムアミド、アルカリ金属水素化物たとえば
水素化ナトリウムまたはアルカリ金属アルコラート特に
1-C5 アルカノールのアルカリ金属アルコラートたと
えばNaOMe,NaO−tert−アミルの存在下に
おいて、所望のモル比で反応させ、そしてその反応生成
物を加水分解し、そして、所望の場合には、所望生成物
を単離する。
【0018】所望の場合には、(工程b)において、R1
とR2とが水素である生成した式Iのジケトピロロピロー
ルを、(b1)下記式XIのジカーボネート
【化36】 と、所望のモル比で、反応させるか、または(b2)下
記式XII R1 −Hal (XII) (式中、R1はC12−C24アルキル、またはOまたはSに
よって1回またはそれ以上中断されたC6-C24アルキル
である)のハロゲン化合物と、所望のモル比で、反応さ
せるか、または(b3)式 Hal-(CH2)m-CH=CH-(CH2)n-CH3 またはHal
-(Y)p−X−(Z)r−Q (式中、m,n,p,r,Y,X,QおよびZは前記に
定義した通りであり、そしてハロゲンHalはフッ素、塩
素、臭素またはヨウ素、特に塩素または臭素である)の
ハロゲン化合物と、所望のモル比で、反応させることが
できる。さらに、工程(b)の直前または工程(b)に
続く第三の工程(工程c)において、所望の場合には、
R3および/またはR4が保護基、好ましくはメトキシ基ま
たは1、3−ジオキサン−2−イル基である式Iのジケ
トピロロピロールを、常用方法で、たとえば加水分解に
よって反応させて対応する所望の目標分子を得ることが
できる。すなわち、たとえば、公知方法によって、メト
キシ基をOH基に変換したり、1、3−ジオキサン−2
−イル基をCHO基に変換することができる。
【0019】反応パラメータの選択は、たとえば米国特
許第4579949号明細書に記載されている方法に準
じて行うことができる;したがって、それについての詳
細な説明は必要ないであろう。
【0020】さらに、好ましい実施態様においては、R1
とR2とが水素である式Iの新規ジケトピロロピロール
は、たとえば、式
【化37】 (式中、RはたとえばC1-C4 アルキルであり、そして
R3は前記の定義の通りである)のピロリノンを、式
【化38】 (式中、R4は前記の定義の通りである)のニトリルと、
米国特許第4778899号明細書に記載された方法に
準じて、反応させることによって製造することができ
る。
【0021】式Vのピロリノンは、それ自体公知の方法
によって、たとえば米国特許第4778899号明細書
に記載されているように、式
【化39】 (式中、R3とRとは前記の定義の通りである)の化合物
を、アンモニウム塩を使用して、環化することによって
慣例的に得られる。
【0022】式VIIの化合物および式VIのニトリルは
公知化合物であるか/または公知方法によって製造する
ことができる。
【0023】R4が、OまたはSを介して結合され、そし
て中断されていないか、またはOまたはSによって中断
されているC4-C24アルキルである式VIのニトリル
は、ヒドロキシベンゾニトリルから出発して、公知方法
による、式R4−Halのハロゲン化合物との反応によって
得ることができる。R3が下記のいずれかの基
【化40】 である式VIIの化合物は、式
【化41】 (式中、AおよびRは前記に定義の通り)のジエステル
を、下記式のいずれかのハロゲン化合物
【化42】 と反応させることによって同様に得ることができる。な
お、式VIII、IXおよびXの化合物は公知物質である
か、またはいずれも当業者が容易に入手できる物質であ
る。Halはフッ素、塩素、臭素またはヨウ素のごときハ
ロゲンであり、好ましくは塩素または臭素であり、特に
塩素が好ましい。
【0024】R1とR2とが水素であり、そしてR3と場合に
よってはさらにR4とが−CH=CH−COOR6、−CH
=CH−CNまたは下記式の基
【化43】 である式Iの新規なジケトピロロピロールは、いま1つ
の好ましい実施態様においては、同じく公知方法によっ
て、たとえばR.F.Heck, Organic Reactions,27(1982)34
5 記載の方法に従って、R1とR2とが水素であり、そして
R3および/またはR4がハロゲンである式Iのジケトピロ
ロピロールから出発して製造される。
【0025】R1および/またはR2が下記式の基
【化44】 である式Iの新規ジケトピロロピロールは、さらにいま
1つの好ましい実施態様においては、それ自体公知の方
法によって、たとえば欧州特許第A−0648770号
明細書記載の方法に従って、R1およびR2が水素である対
応する式Iのジケトピロロピロールを、所望のモル比
で、下記式
【化45】 のジカーボネートと反応させることによって製造され
る。式XI のカーボネートは公知化合物であるか、また
は公知の方法によって得ることができる。
【0026】R1および/またはR2がC12- C24アルキル
である、あるいはOまたはSによって1回またはそれ以
上中断されているC6-C24アルキルである式Iの新規ジ
ケトピロロピロールは、さらにいま1つの好ましい実施
態様においては、それ自体公知の方法によって、R1およ
びR2が水素である対応する式Iのジケトピロロピロール
を、所望のモル比で、下記式 R1 −Hal (XII) (式中、R1はC12- C24アルキル、またはOまたはSに
よって1回またはそれ以上中断されているC6-C24アル
キルである)のハロゲン化合物と反応させることによっ
て得られる。
【0027】式XI またはXIIの化合物を、たとえば1
モル等量使用すると、R2が水素である式IのDPPが通
常得られる。2モル等量を使用すると、R1とR2とが同種
であるDPP誘導体が通常得られる。
【0028】この種の新規なジケトピロロピロール中の
R3が式IIまたは IIIの基である場合には、この基は、式
IXおよび/またはXのハロゲン化合物との反応によっ
て、すなわち式VIIの化合物の製造に関連して前記した
方法に従って、ジカーボネートとの反応の前または好ま
しくは後に、該ハロゲン化合物と反応させることによっ
て導入することができる。
【0029】同様に、R1とR2とが水素である式Iのジケ
トピロロピロールを、所望のモル比で式IXまたはXの
ハロゲン化合物と反応させることによって、下記式のジ
ケトピロロピロールを製造することもできる。
【化46】 式中、R8は下記式のいずれかの基であり
【化47】 R9は水素またはR8であり、そしてR3、R4、X、Y,Z,
Q,m,n,pおよびrは上記において定義した通りで
ある。
【0030】多重架橋結合された重合体を製造するため
に特別に適当である式XIII のジケトピロロピロール
は、本発明のさらいま1つの対象である。本新規DPP
化合物は、その反応基の故に、重合体の製造および変性
のためにきわめて容易に使用することができる。それに
よって変性または製造された着色重合体は、予測外の優
れた色彩効果を示し、そしてDPP化合物の使用量に応
じて、重合可能な基を有していない対応するDPP顔料
の色とは全く異なる各種の色を呈する。
【0031】さらに、本発明は重合反応または重合体−
類似体反応によって、重合体を製造または変性する方法
を提供する。その方法は、所望の場合には、通常のコモ
ノマーの存在下において、たとえば少なくとも1個の炭
素−炭素二重結合を有するコモノマー、または重合可能
な基を有している重合体の存在下において、式Iのジケ
トピロロピロールを重合することを特徴とする。
【0032】本発明の1つの好ましい実施態様において
は、新規DPPモノマーと、さらに通常の適当なモノマ
ーとの混合物を、液相たとえば溶融物、溶液、懸濁物ま
たはエマルジョンの形態において重合反応させることに
よって着色(共)重合体を製造することができる。
【0033】これら新規DPP重合体は、一般に公知の
方法、たとえば重合反応または重合体−類似体反応によ
って製造されうる。重合反応には、たとえば付加重合
(熱的または光化学的)、縮重合、重付加が包含され
る。重合体−類似体反応には、たとえば適当な反応基を
含有している本新規DPP化合物を、それ自体も反応基
を有している既存の重合体と反応させる(グラフト重合
させる)ことである。現在までの研究の結果では、本新
規DPP化合物(DPPモノマー)は、公知のあらゆる
タイプの重合反応を実施するために使用することができ
る。すなわち、たとえば、次ぎのようなDPPモノマー
の用法が可能である:反応基がC=C結合を有している
DPPモノマーをビニル、アリル、ビニルエステル、ビ
ニルアミド、ビニルアセテートまたはビニルケトン重合
体の製造のために使用する;反応基がヘテロ原子を含む
単官能性DPPモノマーをポリアルデヒド、ポリイソシ
アネート、ポリエポキシド、ポリエーテル、ポリアセト
ンまたはポリラクタムの製造ために使用する;反応基が
ヘテロ原子を含む二官能性DPPモノマーを、縮重合に
よって、ポリエステル、ポリアミド、ポリイミドまたは
ポリカーボネートの製造のために、かつまた重付加によ
ってポリエポキシド、ポリウレタンまたはポリイミドの
製造のために使用する。また、重合のために、遊離基重
合、カチオン重合またはアニオン重合、配位重合、基移
動重合を使用することも可能である。
【0034】本新規DPPモノマーから出発するDPP
重合体の製造の例として、以下のものがある:付加重合 : DPPアクリレートの遊離基サーマル重合
によるDPPポリアルリレートの製造;DPPアクリレ
ートの遊離基光重合によるDPPポリアクリレートの製
造。縮重合 : DPPジオールと二酸塩化物とからのDPP
ポリエステルの製造;DPPジオールとホスゲンとから
のDPPポリカーボネートの製造。重付加 : DPPジオールとジイソシアネートとからの
DPPポリウレタンの製造;DPPエポキシドとアミン
とからのDPPポリエポキシドの製造。重合体−類似体反応: スチレンと無水マレイン酸とか
らすでに製造された、したがって無水物基を含有してい
る重合体を、DPPアルコールと反応させてDPPモノ
エステルまたはジエステル基を含有する重合体を製造す
る。
【0035】これら新規DPP重合体は、さらに光安定
化剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤などの添加物を含有す
ることもでき、これらは実際の重合の間または後に添加
することができる。また、たとえば重合体の加工(押し
出し)の間に添加することもできる。これらの添加物自
体も重合可能な基を有していることができる。その場合
には、それら添加物が本DPPモノマーと共重合されう
る。
【0036】本発明に従って製造されたDPP重合体
(これは後述するように新規DPP重合体と他の普通の
モノマーとから製造された共重合体を含む)は、多くの
用途に有利に使用することができる。たとえば、高分子
有機材料たとえばバイオポリマー、プラスチック材料、
繊維、ガラス、セラミック製品を含む高分子有機材料の
着色のため、化粧品の調合のため、インキ、印刷イン
キ、塗料系特に自動車用塗料ラッカーならびにホトレジ
スト、光伝導性ポリマーおよび導電性ポリマーの製造の
ため、さらには蛍光増白剤、ホトセル集合体、着色ホト
レジストおよび分散着色剤の製造のために使用できる。
さらにまた、本新規ジケトピロロピロールはバイオ医学
の分野においても、たとえば診断剤の製造のため、さら
には衝撃印刷および非衝撃印刷ならびに写真/複製の分
野においても一般的に使用することができる。
【0037】本発明のDPP重合体によって着色できる
適当な高分子有機材料の例を以下に示す:ビニル重合体
たとえばポリスチレン、ポリ−α−メチルスチレン、ポ
リ−p−メチルスチレン、ポリ−p−ヒドロキシスチレ
ン、ポリ−p−ヒドロキシフェニルスチレン、ポリメチ
ルメタクリレート、ポリアクリルアミドおよび対応する
メタクリル化合物、ポリメチルマレエート、ポリアクリ
ルニトリル、ポリメタクリルニトリル、ポリ塩化ビニ
ル、ポリフッ化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリフッ
化ビニリデン、ポリ酢酸ビニル、ポリメチルビニルエー
テル、ポリブチルビニルエーテル;マレインイミドおよ
び/または無水マレイン酸から誘導された重合体、たと
えば無水マレイン酸とスチレンとの共重合体;ポリビニ
ルピロリドン;ABS;ASA;ポリアミド;ポリイミ
ド;ポリアミドイミド;ポリスルホン;ポリエーテルス
ルホン;ポリフェニレンオキシド;ポリウレタン;ポリ
ウレア;ポリカーボネート;ポリアリーレン;ポリアリ
ーレンスルフィド;ポリエポキシド;ポリオレフィンた
とえばポリエチレンおよびポリプロピレン;ポリアルカ
ジエン;バイオポリマーおよびそれらの誘導体、たとえ
ばセルロース、セルロースエーテルおよびエステルたと
えばエチルセルロース、ニトロセルロース、酢酸セルロ
ース、酪酸セルロース、スターチ、キチン、キトサン、
ゼラチン、ゼイン;天然樹脂;合成樹脂たとえばアルキ
ド樹脂、アクリル樹脂、フェノール樹脂、エポキシ樹
脂、アミノホルムアミド樹脂たとえば尿素/ホルムアル
デヒド樹脂およびメラミン/ホルムアルデヒド樹脂;加
硫ゴム;カゼイン;シリコーンおよびシリコーン樹脂;
ゴム、塩化ゴム;さらには、たとえば、塗料系のバイン
ダーとして使用される重合体、たとえばホルムアルデヒ
ドおよびアセトアルデヒドのごときC1-C6-アルデヒド
と二環式または単環式、好ましくは単環式フェノール
(これは所望の場合には、1個または2個のC1-C9
ルキル基、1個または2個のハロゲン原子または1個の
フェノール環によって置換されていてもよい)たとえば
o−,m−またはp−クレゾール、キシレン、p−te
rt−ブチルフェノール、o−,m−またはp−ノニル
フェノール、p−クロロフェノールまたはp−フェニル
フェノール、あるいは1個以上のフェノール基を有する
化合物たとえばレソルシノール、ビス(4−ヒドロキシ
フェニル)メタンまたは2、2−ビス(4−ヒドロキシ
フェニルプロパン)とから誘導されたノボラック;およ
び適当なこれら材料の混合物。特に塗料系、印刷インキ
またはインキの製造のために特に好ましい高分子有機材
料の例は:セルロースエーテルおよびエステル類たとえ
ばエチルセルロース、ニトロセルロース、酢酸セルロー
ス、酪酸セルロース、天然樹脂および合成樹脂、(重合
または縮合樹脂)たとえばアミノ樹脂特に尿素/ホルム
アルデヒド樹脂およびメラミン/ホルムアルデヒド樹
脂、アルキド樹脂、フェノール樹脂、ポリカーボネー
ト、ポリオレフィン、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、
ポリアミド、ポリウレタン、ポリエステル、ABS、A
SA、ポリフェニレンオキシド、加硫ゴム、カゼイン、
シリコーンおよびシリコーン樹脂ならびにこれら相互の
適当な混合物。
【0038】膜形成剤として溶解された形態の高分子有
機材料、たとえば煮あまに油、ニトロセルロース、アル
キド樹脂、フェノール樹脂、メラミン/ホルムアルデヒ
ド樹脂、尿素/ホルムアルデヒド樹脂およびアクリル樹
脂を使用することも可能である。
【0039】上記の高分子有機材料は、単体または混合
物の形で得ることができる。たとえば顆粒、可塑性材
料、溶融物、溶液の形態、特に、紡糸液、塗料系、コー
ティング材料、インキまたは印刷インクの製造のための
溶液の形態でありうる。
【0040】本発明の特に好ましい実施態様において
は、本新規DPP重合体は、ポリ塩化ビニル、ポリアミ
ドおよび特にポリオレフィンたとえばポリエチレンおよ
びポリプロピレンのマス着色(mass coloration) のた
め、ならびに粉末コーティングを含む塗料系、インキ、
印刷インキ、コーティングカラーの製造のために使用さ
れる。
【0041】塗料系のための好ましいバインダーの例
は、アルキド/メラミン樹脂ペイント、アクリル/メラ
ミン樹脂ペイント、酢酸セルロース/酪酸セルロースペ
イント、およびポリイソシアネートで架橋可能なアクリ
樹脂ベースの2液系ラッカーである。現在までの研究に
よれば、本新規DPP重合体は、被着色材料に、最終的
使用条件に応じて、任意所望の量で添加することができ
る。たとえば、高分子有機材料の場合には、本発明によ
り構成された顔料を、着色された高分子有機材料の全重
量を基準にして、0.01乃至40重量%の範囲、好ま
しくは0.1乃至20重量%の範囲の量で使用すること
ができる。
【0042】本新規DPP重合体を使用した高分子有機
材料の着色は、当該新規DPP重合体を、所望の場合に
はマスターバッチの形態で、この目的のために適当な常
用の装置、たとえば押出機械、ロールミル、混合装置ま
たは摩砕装置を使用して、高分子有機材料に配合するこ
とによって通常実施される。このように処理された材料
は、そのあとそれ自体公知の方法によって、たとえばカ
レンダー加工、モールディング、押出成形、コーティン
グ、キャスティングまたは射出成形によって所望の最終
形状に加工される。
【0043】本発明の1つの好ましい実施態様において
は、本新規DPPモノマーを、押出機中において、他の
モノマー、特に上記した重合体の製造(反応性押出成
形、たとえば、おおむね欧州特許第A−337951号
明細書に記載されている方法による製造)のために通常
使用されているモノマーと一緒にして、多反応させるこ
とができる。この方法によって製造された共重合体は、
通常前記した新規DPP重合体と高分子有機材料とから
なる混合物と同様な用途範囲を有する。
【0044】非脆性成形品を製造するため、または脆性
を低減するために、モールディングの前に、いわゆる可
塑剤を高分子有機材料に添加することができる。適当な
可塑剤の例はリン酸、フタル酸またはセバシン酸のエス
テルである。これらの可塑剤は、本発明のDPP重合体
を用いて高分子有機材料を着色する前、間または後に添
加することができる。
【0045】種々異なる色を得るため、本新規DPP重
合体のほかに、フィラー、透明または不透明白色顔料、
彩色顔料および/または黒色顔料さらには常用光沢顔料
を、任意の量で、高分子有機材料に添加することもでき
る。
【0046】塗料系、コーティング材料、インキおよび
印刷インキを製造するためには、対応する高分子有機材
料たとえばバインダー、合成樹脂分散物等と本新規DP
P重合体とを、場合によってはフィラー、塗料助剤、乾
燥剤、可塑剤および/または付加的顔料などの常用の添
加剤を加えて、共通の溶剤または溶剤混合物中に一緒に
微分散させるか、または溶解させる。この場合、個々の
成分を別々に分散または溶解してもよいし、また、いく
つかの成分を一緒に分散または溶解し、そしてそのあと
全部の成分を集合させるようにしてもよい。また、全部
を一挙に添加することもできる。印刷の分野に使用され
る場合、通常のすべての工業的印刷法が使用できる。た
とえば、スクリーン印刷、輪転グラビア印刷、ブロンズ
印刷、フレキソ印刷、オフセット印刷などの印刷法を使
用することができる。以下、実施例によって本発明を説
明する。
【0047】DPPモノマーの製造 実施例1(a) tert−アミルアルコールの290ml中に、窒素雰囲
気下において、ナトリウム16.6gおよびジ−2−ア
セチルヘキシルスルホコハク酸ナトリウムの0.24g
を添加する。この混合物をおだやかに撹拌しながら95
乃至102℃に加熱する。ナトリウムが融けたら直ち
に、このエマルジョンを、95乃至102℃において、
3乃至5時間激しく撹拌する。得られた溶液を最初にp
−メトキシベンゾニトリルの64.0g(0.48モ
ル)と混合する。次いで、計量供給ポンプを使用して、
tert−アミルアルコールの24ml中に溶解したジイ
ソプロピルコハク酸エステルの484.8g(2.4モ
ル)を、105乃至110℃において、3時間かけて添
加する。生成するイソプロパノールを継続的に留去す
る。計量添加終了後、この混合物を、さらに2時間10
5乃至110℃に保持し、そのあと65℃に冷却し、メ
タノールで希釈し、氷酢酸でゆっくりと中和し、そして
還流温度に短時間加熱する。得られた顔料懸濁物を約5
0℃において濾過する。最後に、濾過残留物を、無色と
なるまで、メタノールと水とで洗い、そして80℃にお
いて真空乾燥して、好収率で下記式の所望生成物を得
る。
【化48】 CDCl3/p.a. 中のNMRスペクトルは、目的の構造と
完全に一致した。
【0048】実施例1(b) 実施例1aの生成物20.21g(0.060モル)
を、十分に窒素洗滌したスルホン化フラスコ中へ直接に
秤量して入れ、そしてジメチルホルムアミドの270ml
を添加し、撹拌しながらかつ窒素を供給しながらこの混
合物を130乃至135℃に加熱する。30分後、炭酸
カリウム(250℃で乾燥)12.44gを添加する。
この濃いバイオレット色懸濁物へ、15分間にわたっ
て、ジメチルホルムアミドの30ml中に溶解した1−
(2−ブロモエトキシ)−2−エトキシエタンの15.
18g(0.090モル)を滴下添加する。得られた暗
褐色懸濁物を130乃至135℃において4時間半撹拌
し、そのあと室温に冷却し、そして一晩撹拌する。つい
で濾過し、濾過残留物をジメチルホルムアミドで洗う。
濾液を回転蒸発器温にかけて約150mlに濃縮する。生
成物が晶出する。これをエタノール200mlから再結晶
し、そして真空炉中において40乃至50℃で乾燥し
て、下記式の生成物8.42g(理論値の30%)を得
る。
【化49】 CDCl3/p.a. 中のNMRスペクトルは目的の構造と完
全に一致した。
【0049】実施例1(c) CH2Cl2(50ml)中の実施例1bの生成物(5g,0.
010モル)の溶液に、CH2Cl2(50ml)中の三フッ化
ホウ素(36ml、0.060モル)を、−78℃におい
て、ゆっくりと加える。この溶液を徐々に室温に暖め、
そして24時間撹拌する。この溶液に水(50ml)をゆ
っくりと添加する。得られた混合物をジクロロメタンデ
抽出する(3x60ml)。有機相を集め、硫酸マグネシ
ウムで乾燥し、濃縮する。粗生成物をジメチルスルホキ
シドから再結晶して、下記式の生成物3.9gを得る。
【化50】 CDCl3/p.a. 中のNMRスペクトルは目的の構造と完
全に一致した。
【0050】実施例2 窒素雰囲気下において、実施例1cの生成物19.55
g(0.04モル)、触媒としてのフェノチアジン0.
04g(2x10-4モル)およびジクロロエタンの38
0mlをスルホン化フラスコ中に装填し、そして還流加熱
する。この曇った溶液に、還流加熱(80℃)しながら
かつ撹拌しながら、約30分間にわたって塩化アクリロ
イルの14.48g(0.16モル)を滴下添加する。
添加終了後、ジクロロエタンの20mlで洗滌を行う。こ
の溶液を還流温度において7時間撹拌し、そのあと室温
に冷却し、一晩放置する。このオレンジ赤色のわずかに
濁りのある溶液を、分液漏斗中において水酸化ナトリウ
ムの5%溶液100mlで5回、脱イオン水で2回洗い、
MgSO4・H2O で乾燥し、濾過する。濾液を、回転蒸発器に
かけて、乾燥体まで濃縮する。残留した赤色油は一晩で
固化し、固体物質となる。これをエタノールから再結晶
して、下記式の結晶生成物23.1g(理論値の96.
7%)を得る。
【化51】 CDCl3/p.a. 中のNMRスペクトルは目的の構造と完
全に一致した。
【0051】実施例3(a) 4−シアノベンズアルデヒドの53g(0.40モ
ル),1,3−プロパンジオールの34.5ml(0.4
8モル)、トシル酸9.19g(0.048ml)および
ベンゼンの1リットルを、撹拌器および凝縮器付きDean
-Stark分離器を具備したスルホン化フラスコ中に装填す
る。この混合物を還流温度において5時間撹拌する。こ
の間に分離器内に水約7mlがたまる。得られた反応混合
物を室温に冷却し、そして最初に重炭酸ナトリウムの2
%溶液(2x500ml)で、次に蒸留水(2x500m
l)で抽出する。その有機相をMgSO4 で乾燥する。溶剤
を真空除去し、そして固体生成物を60℃において真空
乾燥して、下記式の白色化合物68.2g(理論値の9
0.1%)を得る。
【化52】 融点:108−109℃。 分析: C H N 計算値 69.83% 5.86% 7.40% 測定値 69.83% 5.86% 7.10%
【0052】実施例3(b) ナトリウム6.90g(0.3モル)とtert−アミ
ルアルコール600mlとの混合物を、窒素雰囲気下にお
いて撹拌し、100℃に加熱する。この温度において、
ナトリウムは融ける。さらに16時間撹拌して透明溶液
を得る。実施例3aの生成物37.8g(0.2モル)
を添加し、続いてジイソプロピルコハク酸エステル2
0.2g(0.1モル)を添加する。同じ温度におい
て、さらに28時間反応を続ける。ついでこの反応混合
物を室温に冷却し、そして酢酸45mlとメタノール14
00mlとからなる混合物中に入れる。生成物(微結晶)
を濾過単離し、最初にメタノールで、次に水で洗異、8
0℃において真空乾燥して、下記式の暗赤色化合物1
8.0g(理論値の39%)を得る。
【化53】 分析: C H N 計算値 67.82% 5.25% 6.08% 測定値 67.71% 5.29% 6.07%
【0053】実施例3(c) 実施例3bの生成物6.70g(0.0145モル)、
2Mの塩酸水溶液300ml(0.6モル)、テトラヒド
ロフランの350mlからなる懸濁物を、還流温度におい
て70時間撹拌し、次に室温に冷却する。暗赤色生成物
を濾過単離し、メタノールと水とで洗い、60℃におい
て真空乾燥して、下記式の生成物4.86g(理論値の
97%)を得る。
【化54】 分析: C H N 計算値 69.76% 3.51% 8.14% 測定値 68.58% 3.66% 8.09%
【0054】実施例4 実施例3cの生成物4.14g(0.012モル)、4
−ジメチルアミノピリジンの0.85g(0.0068
モル)およびテトラヒドロフランの250ml中のジ−t
ert−ブチルジカーボネート13.8g(0.063
モル)からなる反応混合物を、室温において24時間撹
拌し、さらにジ−tert−ブチルジカーボネートの
5.2g(0.024モル)を添加し、この反応混合物
をさらに5時間撹拌する。減圧下において溶剤を蒸発す
る。濡れた残留物メタノール25mlと混合し、30分間
撹拌し、濾過し、さらにメタノールで洗って、最後に室
温において真空乾燥して、オレンジ色に着色した下記式
の結晶生成物を好収率で得る。
【化55】
【0055】DPP重合体の製造 実施例5 窒素雰囲気下において、実施例1cの生成物5.13g
(0.01モル)とクロロベンゼン60mlとを、スルホ
ン化フラスコ中に装填し、還流温度において、ゆるやか
に加熱する。129℃においてさらにクロロベンゼン3
0mlを添加する。やや曇りのある溶液に、130℃にお
いて、ヘキサメチレンジイソシアネートの1.68g
(0.01モル)を15分間にわたり滴下添加する。添
加終了後約40分間は(そして温度を変化させないと)
透明な溶液が存在する。75分間の反応時間経過後、触
媒としてジメチルシクロヘキシルアミン(クロロベンゼ
ン中1.0モル%溶液)0.013gを添加する。さら
に3時間15分後には、溶液は微懸濁液に変化する。こ
の懸濁物を、同じ温度において、一晩撹拌し、そのあと
室温に冷却する。オレンジ赤色懸濁物を濾過し、そして
生成物を60乃至70℃において真空乾燥して、所望の
ポリウレタン6.3g(理論値の92.5%)を得る。
IR(KBr ディスク)分析において、2330cm-1
おいて特徴的なウレタンバンドを明瞭に観察することが
できる。
【0056】実施例6 DPPビスアクリレートモノ
マーの光硬化 実施例2の生成物0.8gを、約60℃において一液型
のアクリル樹脂Cibatool(商標)SL5154* (複数のアク
リレートモノマーを含有する混合物、CIBA-GEIGY AG 社
製品)7.2gと混合し、得られたオレンジ赤色溶液
を、真空中において短時間ガス抜きした。 (B)使用例 エリクセン(Erichsen)三角形塗膜形成装置を使用して、
ガラスの上に約100μm厚さの塗膜を形成し、そして
60%にセットして20cmの距離からHoenleUVランプ
を使用して照射した。30分の照射時間後、この調合物
中のDPPビスアクリレートは完全にジメチルホルムア
ミド中に不溶性となった。これは完全に架橋したことを
示す。 *(すでに光開始剤と増感剤を含有している)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08G 73/06 C08G 73/06 (72)発明者 アブール イクバル スイス国,1732 アルコンシール,ラ デ イ 202 (72)発明者 ツィミン ハオ スイス国,1723 マルリィ,ロウテ ドゥ セントレ 19 (72)発明者 バーンド ラマチェ スイス国,1723 マルリィ,ボイス デス リッテス 1

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記式Iの1、4−ジケトピロロピロー
    ル 【化1】 [式中、R1とR2とは互いに独立的に水素、C12−C24
    ルキ、OまたはSによって1回またはそれ以上中断され
    たC6-C24アルキル、または下記式の基であり 【化2】 (式中、R5はC4-C18アルキルまたはC5-C10シクロア
    ルキルである)、R3は重合可能な反応基、R4は、R1とR2
    とが水素の場合には、直接またはOまたはSを介してベ
    ンゼン環に結合された、そして中断されていないか、ま
    たはOまたはSによって1回またはそれ以上中断された
    6-C24アルキルであり、また、R4は、R1および/また
    はR2がC12−C24アルキルである場合には、OまたはS
    によって1回またはそれ以上中断されたC6-C24アルキ
    ルであるか、または下記式の基、 【化3】 水素、ハロゲン、メチル、メトキシ、CNまたはフェニ
    ルであるか、またはR3とである]。
  2. 【請求項2】 下記により定義される請求項1記載の式
    Iのジケトピロロピロール:R3がOH、SH、NH2
    CHO、NCO、ヒドロキシフェニル、−CH=CH
    2 、−CH=CH−COOR6、−CH=CH−CN、−
    O−C(O)−CH=CH2-、 −O−C(O)−C(M
    e)=CH, 【化4】 またはC00R6(ここにおいて、R6は水素またはC1
    6-アルキルである)であるか、またはR3が下記式のい
    ずれかの基である 【化5】 [式中、Aは−O−、−NH−または−COO−、mと
    nとは互いに独立的にゼロ乃至12の整数、pとrとは
    互いに独立的にゼロまたは1であり、Xはメチレン、ま
    たは中断されていないまたは−O−および/または−S
    −、−NH−、フェニレン、−COO−、−CONH−
    または 【化6】 (式中、R7は水素またはメチルである)によって中断さ
    れたC2-C18アルキレンであり、Yは下記式のいずれか
    の基 【化7】 であり、Zは−O−、−NH−、−COO−、フェニレ
    ン、 【化8】 または−Si(OCOCH3)2 −であり、Qは−OH、
    −NH2 、グリシジル、−CHO、−NCO、−CH=
    CH2 、−C(CH3)=CH2 、−CO−CH=CH
    2 、−CO−C(CH3)=CH2 、C5-C7 シクロアル
    ケニル、 【化9】 (式中,sは1乃至6の整数である)である]。
  3. 【請求項3】 下記により定義される請求項1記載の式
    Iのジケトピロロピロール:R1とR2とが水素、R4が、直
    接またはOを介してベンゼン環に結合されているC6-C
    18アルキルであるか、または基−O(CH2 CH2 O)
    X CH2 CH3 (式中、xは1、2または3である)で
    ある。
  4. 【請求項4】 下記により定義される請求項1記載の式
    Iのジケトピロロピロール:R1およびR2の少なくとも1
    つがC12- C18アルキル、基(CH2 CH2 O)X CH
    2 CH3 (ここにおいて、xは1、2または3である)
    または下記式の基であり、 【化10】 R3が請求項2において定義した通りであり、R4が水素ま
    たはR3について定義した通りである。
  5. 【請求項5】 下記により定義される請求項2記載の式
    Iのジケトピロロピロール:R3がOH、NH2 または下
    記式の基である −X−(O)r−Q (IV) (式中、Xは中断されていないか、または−O−によっ
    て1、2または3回および/または−S−、−NH−、
    または 【化11】 によって1回中断されたC4-C12アルキレンであり、r
    とR7とは前記に定義した通りであり、Qは−OH、−C
    H=CH2 、−C(CH3)=CH2 、−CO−CH=C
    2 、または−CO−C(CH3)=CH2 である)。
  6. 【請求項6】 下記式のジケトピロロピロール 【化12】 [式中、R8は下記式のいずれかの基 【化13】 (式中、X、Y、Z、Q、m,n,p,rは請求項2に
    おいて定義した通りである)であり、R9は水素またはR8
    であり、R3とR4とは請求項1において定義した通りであ
    る]。
  7. 【請求項7】 コハク酸ジエステルとニトリルとを反応
    させて請求項1乃至6のいずれかに記載のジケトピロロ
    ピロールを製造する方法において、 (工程a)非対称形または対称形ジアルキルまたはジア
    リールコハク酸エステル、またはモノアルキルモノアリ
    ールコハク酸エステルまたはジシクロヘキシルコハク酸
    エステルを、下記式 【化14】 のニトリル、または下記式の2つのニトリル 【化15】 (式中、R3とR4とは前記に定義した通りであり、そして
    さらに通常の保護基であることもできる)の混合物、好
    ましくは等モル混合物と、有機溶剤中において、強塩基
    の存在下で、所望のモル比で反応させ、その反応生成物
    を加水分解し、そして、所望の場合には、所望生成物を
    単離する、 (工程b)所望の場合には、R1とR2とが水素である得ら
    れた式Iのジケトピロロピロールを、(b1)下記式X
    Iのジカーボネート 【化16】 と、所望のモル比で、反応させるか、または(b2)所
    望のモル比で、下記式XII R1 −Hal (XII) (式中、R1はC12−C24アルキル、またはOまたはSに
    よって1回またはそれ以上中断されたC6-C24アルキル
    である)のハロゲン化合物と反応させるか、または(b
    3)所望のモル比で、式 Hal-(CH2)m-CH=CH-(CH2)n-CH3 またはHal
    -(Y)p−X−(Z)r−Q (式中、m,n,p,r,Y,X,QおよびZは請求項
    2において定義した通りである)のハロゲン化合物と反
    応させる、 (工程c)所望の場合には、R3および/またはR4が保護
    基である式Iのジケトピロロピロールを、常用方法で工
    程bの直前または工程bに続いて反応させて対応する所
    望の目標構造を得ることを特徴とする方法。
  8. 【請求項8】 重合反応または重合体類似体反応によっ
    て重合体を製造または変性する方法において、式Iのジ
    ケトピロロピロールを、所望の場合は、適当なコモノマ
    ーまたは重合可能な基を有する重合体の存在下におい
    て、重合することを特徴とする方法。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至6のいずれかに記載のジケ
    トピロロピロールまたは請求項7記載の方法によって製
    造されたジケトピロロピロールを、重合反応または重合
    体−類似体反応による重合体の製造のために使用する方
    法。
  10. 【請求項10】 請求項1乃至6のいずれかに記載のジ
    ケトピロロピロールまたは請求項7記載の方法によって
    製造されたジケトピロロピロールを使用して変性され
    た、または製造された重合体。
JP9016468A 1996-01-30 1997-01-30 重合可能なジケトピロロピロールおよびそれから製造された重合体 Withdrawn JPH09323993A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
CH22896 1996-01-30
CH00228/96 1996-01-30

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09323993A true JPH09323993A (ja) 1997-12-16

Family

ID=4182212

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9016468A Withdrawn JPH09323993A (ja) 1996-01-30 1997-01-30 重合可能なジケトピロロピロールおよびそれから製造された重合体

Country Status (8)

Country Link
US (1) US5750723A (ja)
EP (1) EP0787730B1 (ja)
JP (1) JPH09323993A (ja)
KR (1) KR100459833B1 (ja)
CN (1) CN1165824A (ja)
CA (1) CA2196139A1 (ja)
DE (1) DE59704157D1 (ja)
TW (1) TW442505B (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001098054A (ja) * 1999-08-26 2001-04-10 Ciba Specialty Chem Holding Inc Dpp含有共役ポリマ−及びエレクトロルミネセンス装置
JP2005533839A (ja) * 2002-07-22 2005-11-10 チバ スペシャルティ ケミカルズ ホールディング インコーポレーテッド 重合性ジケトピロロピロール、カラーフィルタにおけるそのような化合物の使用およびこれらの化合物から調製したポリマー
JP2006342167A (ja) * 2000-01-06 2006-12-21 Toray Ind Inc ジケトピロロ[3,4−c]ピロール誘導体
JP2007516315A (ja) * 2003-10-28 2007-06-21 チバ スペシャルティ ケミカルズ ホールディング インコーポレーテッド 新規ジケトピロロピロールポリマー
WO2009123056A1 (ja) 2008-03-30 2009-10-08 富士フイルム株式会社 赤外線吸収性化合物および該化合物からなる微粒子
EP2913375A1 (en) 2008-10-09 2015-09-02 Fujifilm Corporation Near-infrared absorptive composition, near-infrared absorptive coated material, near-infrared absorptive liquid dispersion, near-infrared absorptive ink, printed material, and near-infrared absorptive image-forming composition

Families Citing this family (139)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5919944A (en) * 1997-07-30 1999-07-06 Ciba Specialty Chemicals Corporation Polymerisable diketopyrrolopyrroles
FR2776512B1 (fr) * 1998-03-27 2001-04-13 Oreal Composition cosmetique contenant un nouveau pigment
DE59911647D1 (de) * 1998-04-22 2005-03-31 Ciba Sc Holding Ag Verzugsfreie Pigmentzusammensetzungen enthaltend Diaryl-diketopyrrolo 3,4c pyrrole
US6107491A (en) * 1998-07-20 2000-08-22 Ciba Specialty Chemicals Corporation Polymerizable diketopyrrolopyrroles
EP1137390A1 (de) * 1998-12-08 2001-10-04 Ciba SC Holding AG Kometische präparate enthaltend organische pigmente aus der klasse pyrrolo-[3,4-c]-pyrrole
EP1078970B1 (en) * 1999-08-26 2004-03-17 Ciba SC Holding AG DPP-containing conjugated polymers and electroluminescent devices
FR2816831B1 (fr) 2000-11-23 2002-12-27 Oreal Composition cosmetique a phase continue lipophile contenant des fibres
GB0115109D0 (en) 2001-06-21 2001-08-15 Aventis Pharma Ltd Chemical compounds
FR2854323B1 (fr) 2003-04-30 2005-07-08 Oreal Compositions cosmetiques de type emulsion solide eau-dans-huile.
FR2864783B1 (fr) 2004-01-05 2008-02-15 Oreal Composition cosmetique associant un ester ethylenique en configuration trans et une cire hydrocarbonee
FR2870121B1 (fr) * 2004-05-12 2006-07-21 Oreal Composition cosmetique comprenant au moins un copolymere bloc specifique.
US20050287101A1 (en) * 2004-06-08 2005-12-29 Lebre Caroline Cosmetic composition comprising at least one semi-crystalline polymer, and at least one ester of dimer diol and of acid
US20050287103A1 (en) * 2004-06-08 2005-12-29 Vanina Filippi Cosmetic composition comprising at least one ester and at least one film-forming polymer
US7611726B2 (en) 2004-07-15 2009-11-03 L'oréal Shine-enhancing film formers
FR2873000B1 (fr) 2004-07-15 2007-08-24 Oreal Ensemble de maquillage destine au tatouage semi-permanent
US20060034791A1 (en) * 2004-07-16 2006-02-16 L'oreal Cosmetic composition comprising a silicone polymer
FR2873034B1 (fr) 2004-07-16 2008-04-18 Oreal Composition cosmetique a tenue amelioree..
FR2873033A1 (fr) 2004-07-16 2006-01-20 Oreal Composition cosmetique compenant un polymere de silicone defini et un agent gelifiant.
US20060013843A1 (en) * 2004-07-16 2006-01-19 L'oreal Cosmetic composition comprising a defined silicone polymer and a surfactant
FR2873035A1 (fr) 2004-07-16 2006-01-20 Oreal Composition cosmetique comprenant un polymere de silicone defini et un agent filmogene.
US20060013789A1 (en) * 2004-07-16 2006-01-19 L'oreal Cosmetic composition with improved staying power
DE102004039954A1 (de) * 2004-08-18 2006-02-23 Clariant Gmbh Verfahren zum verzugsfreien Pigmentieren von teilkristallinen Kunststoffen
FR2874311B1 (fr) 2004-08-20 2006-11-17 Oreal Kit de maquillage ou de soin des ongles
US20060037624A1 (en) * 2004-08-20 2006-02-23 Philippe Ilekti Makeup or care kit for nails
FR2881343B1 (fr) 2005-01-31 2007-04-20 Oreal Composition cosmetique solide de maquillage et/ou de soin
FR2888496B1 (fr) * 2005-07-13 2009-06-12 Oreal Procede de maquillage et/ou de soin cosmetique
FR2888499B1 (fr) * 2005-07-13 2008-01-04 Oreal Procede de maquillage et/ou de soin cosmetique
FR2888503B1 (fr) * 2005-07-13 2009-07-03 Oreal Composition cosmetique a effets coloriels et/ou optiques
FR2888497B1 (fr) * 2005-07-13 2010-12-24 Oreal Procede de maquillage et/ou de soin cosmetique
US20070134182A1 (en) * 2005-12-08 2007-06-14 L'oreal Cosmetic composition comprising an ester of dimerdilinoleic acid and of polyol(s) and a silicone surfactant
US20070134181A1 (en) * 2005-12-08 2007-06-14 L'oreal Cosmetic composition comprising an ester of dimerdilinoleic acid and of polyol(s) and a silicone surfactant
US20070134192A1 (en) * 2005-12-08 2007-06-14 L'oreal Two-coat cosmetic product comprising an ester of dimerdilinoleic acid and of polyol(s)
US20070190011A1 (en) * 2006-02-15 2007-08-16 L'oreal Cosmetic composition comprising a polyolefin and fumed silica particles
FR2902006B1 (fr) * 2006-06-13 2009-06-05 Oreal Composition cosmetique pour les levres associant un tensioactif phosphate et un polymere silicone
US20090302311A1 (en) 2006-06-30 2009-12-10 Turbiez Mathieu G R Diketopyrrolopyrrole polymers as organic semiconductors
FR2908989B1 (fr) 2006-11-23 2012-08-17 Oreal Composition cosmetique comprenant au moins un ester volatil
FR2918271B1 (fr) 2007-07-03 2009-11-13 Oreal Composition cosmetique associant un polymere silicone et une resine tackifiante, et presentant une certaine elasticite
FR2928542B1 (fr) 2008-03-13 2011-12-09 Oreal Procede de maquillage des levres
FR2932980B1 (fr) 2008-06-27 2010-12-24 Oreal Composition cosmetique de maquillage et/ou de soin des levres
FR2933868B1 (fr) 2008-07-21 2012-08-17 Oreal Compositions cosmetiques
FR2933866A1 (fr) * 2008-07-21 2010-01-22 Oreal Composition cosmetique a temps d'application ameliore
FR2934129B1 (fr) 2008-07-24 2014-05-02 Oreal Procede de traitement cosmetique.
FR2935269B1 (fr) 2008-09-04 2012-10-19 Oreal Composition cosmetique comprenant un polymere a motif dendrimere carbosiloxane.
FR2940024B1 (fr) 2008-12-18 2011-09-23 Oreal Procede de maquillage et ensemble pour la mise en oeuvre d'un tel procede
FR2940023B1 (fr) 2008-12-18 2011-03-18 Oreal Procede de maquillage et dispositif pour la mise en oeuvre d'un tel procede, comportant un applicateur vibrant
FR2940073B1 (fr) 2008-12-19 2011-01-21 Oreal Composition de maquillage des matieres keratiniques comprenant au moins un polysaccharide oxyde non cationique
FR2944701B1 (fr) 2009-04-28 2012-11-16 Oreal Composition coloree.
FR2946876B1 (fr) 2009-06-19 2011-07-29 Oreal Composition cosmetique de maquillage et/ou de soin comprenant une resine tackifiante, et une association d'huiles particulieres
ES2608837T3 (es) 2009-07-20 2017-04-17 L'oreal Emulsión que contiene una dispersión de oxicloruro de bismuto
FR2949958B1 (fr) 2009-09-11 2012-10-05 Oreal Ensemble cosmetique de maquillage et/ou de soin des matieres keratiniques
FR2949955B1 (fr) 2009-09-11 2011-12-09 Oreal Procede de maquillage et/ou de soin des matieres keratiniques
FR2950232B1 (fr) 2009-09-21 2012-06-01 Oreal Ensemble de conditionnement et d'application cosmetique pour compositions rheofluidifiantes
FR2952528B1 (fr) 2009-11-17 2012-02-03 Oreal Melange de solvants hydrocarbones.
FR2952815B1 (fr) 2009-11-25 2012-01-06 Oreal Produit cosmetique
FR2954131B1 (fr) 2009-12-18 2016-02-19 Oreal Composition cosmetique comprenant un compose supramoleculaire capable d'etablir des liaisons hydrogene, et une huile particuliere
FR2954130B1 (fr) 2009-12-18 2012-02-24 Oreal Composition cosmetique comprenant un compose supramoleculaire capable d'etablir des liaisons hydrogene, et un ingredient additionnel particulier
FR2954106B1 (fr) 2009-12-18 2012-01-06 Oreal Composition coloree pour camoufler les imperfections cutanees
FR2954104B1 (fr) 2009-12-18 2012-03-09 Oreal Emulsion e/h comprenant un elastomere de silicone emulsionnant et un alcane lineaire volatil
FR2959413B1 (fr) 2010-04-29 2012-07-13 Oreal Mousse anhydre comprenant de la silice
FR2959918B1 (fr) 2010-05-11 2015-04-03 Oreal Article souple pour les ongles a couche adhesive amelioree
EP2575970A2 (en) 2010-05-26 2013-04-10 L'Oréal Cosmetic composition based on a supramolecular polymer and a silicone compound
WO2011148325A1 (en) 2010-05-26 2011-12-01 L'oreal Cosmetic composition based on a supramolecular polymer and a silicone filler
FR2960434B1 (fr) 2010-05-26 2012-08-17 Oreal Composition cosmetique a base d'un polymere supramoleculaire et d'un charge absorbante
FR2960433B1 (fr) 2010-05-26 2012-08-17 Oreal Procede cosmetique de maquillage et/ou de soin de la peau et/ou des levres
FR2960773B1 (fr) 2010-06-03 2015-12-11 Oreal Procedes de traitement cosmetique utilisant un revetement a base d'un polymere polyamide-polyether
FR2961394B1 (fr) 2010-06-21 2012-06-01 Oreal Composition cosmetique comprenant au moins un polysaccharide oxyde non cationique et une huile, de preference polaire
FR2962037B1 (fr) 2010-07-02 2013-01-11 Oreal Composition cosmetique comprenant au moins un elastomere d'organopolysiloxane et au moins une resine tackifiante
FR2962036B1 (fr) 2010-07-02 2012-07-27 Oreal Procede de comblement des imperfections de relief en creux
FR2964869B1 (fr) 2010-09-20 2013-04-26 Oreal Composition cosmetique comprenant au moins un alkylalcoxysilane
FR2968957B1 (fr) 2010-12-15 2020-06-19 L'oreal Composition cosmetique comprenant un compose supramoleculaire capable d'etablir des liaisons hydrogene, une huile siliconee et une cire
FR2970413B1 (fr) 2011-01-17 2013-01-11 Oreal Composition cosmetique anhydre comprenant un elastomere de silicone reticule et un alcane lineaire volatil
FR2973245B1 (fr) 2011-04-01 2013-05-10 Oreal Compositions comprenant de la perlite et un polymere a motif dendrimere carbosiloxane
FR2976805B1 (fr) 2011-06-23 2013-07-12 Oreal Composition cosmetique comprenant un compose supramoleculaire capable d'etablir des liaisons hydrogene, et deux huiles siliconees particulieres distinctes
FR2982155B1 (fr) 2011-11-09 2014-07-18 Oreal Composition cosmetique comprenant au moins un alcoxysilane
FR2984140B1 (fr) 2011-12-20 2014-06-20 Oreal Composition comprenant une phase grasse, un agent structurant, un compose et/ou un actif hydrophile
FR2984699B1 (fr) 2011-12-22 2014-01-24 Oreal Kit de maquillage des levres, applicateur de produit cosmetique et procede de maquillage les utilisant
FR2984698B1 (fr) 2011-12-22 2014-01-24 Oreal Kit de maquillage des levres, applicateur de produit cosmetique et procede de maquillage les utilisant
ES2635015T3 (es) 2012-01-17 2017-10-02 L'oreal Composición cosmética que comprende pigmentos encapsulados y partículas reflectantes predispersas en un aceite
FR2988602B1 (fr) 2012-03-27 2014-09-05 Oreal Procede cosmetique de soin et/ou de maquillage des matieres keratiniques
WO2013182238A1 (en) 2012-06-06 2013-12-12 L'oreal Liquid cosmetic composition comprising two organopolysiloxane elastomers, a wax and a non-volatile oil
WO2013190705A1 (en) 2012-06-21 2013-12-27 L'oreal Cosmetic composition comprising a supramolecular polymer, a non volatile silicone oil and a non volatile hydrocarbonated oil
FR2992193B1 (fr) 2012-06-21 2014-11-07 Oreal Composition cosmetique liquide comprenant une huile, des particules d'aerogel de silice hydrophobe et une cire de temperature de fusion superieure a 60°c
WO2013190702A1 (en) 2012-06-21 2013-12-27 L'oreal Cosmetic composition comprising a hydrocarbonated-based resin, a hydrocarbon-based block copolymer, a non volatile phenyl dimethicone oil and a non volatile hydrocarbonated oil
FR2992195B1 (fr) 2012-06-21 2014-11-07 Oreal Composition cosmetique comprenant une huile, des particules d'aerogel de silice hydrophobe et un copolymere sequence hydrocarbone de preference obtenu a partir d'au moins un monomere styrene
WO2013190704A1 (en) 2012-06-21 2013-12-27 L'oreal Liquid cosmetic composition comprising a non-volatile hydrocarbonated oil, a non-volatile dimethicone oil and a dextrin ester
WO2013190708A1 (en) 2012-06-21 2013-12-27 L'oreal Cosmetic composition comprising a hydrocarbonated-based resin, a hydrocarbon-based block copolymer, a non volatile dimethicone oil and a non volatile hydrocarbonated oil
FR2992196B1 (fr) 2012-06-21 2014-10-31 Oreal Composition cosmetique liquide comprenant une huile, des particules d'aerogel de silice hydrophobe et un copolymere ethylenique sequence
CN104379216B (zh) 2012-06-21 2019-01-01 莱雅公司 具有毛孔遮盖和持久效果的化妆品组合物
WO2013190706A1 (en) 2012-06-21 2013-12-27 L'oreal Cosmetic composition based on a silsesquioxane resin, a hydrocarbon-based resin, a non volatile hydrocarbonated oil and a non volatile silicone oil
FR2992207B1 (fr) 2012-06-21 2014-10-31 Oreal Composition cosmetique comprenant une huile, des particules d'aerogel de silice hydrophobe et un polymere semi-cristallin
FR2992206B1 (fr) 2012-06-21 2014-07-18 Oreal Composition cosmetique comprenant une huile, des particules d'aerogel de silice hydrophobe et une resine hydrocarbonee
FR2992203B1 (fr) 2012-06-21 2014-10-24 Oreal Composition cosmetique de maquillage de la peau
FR2992211B1 (fr) 2012-06-21 2014-10-31 Oreal Composition cosmetique liquide comprenant une huile, des particules d'aerogel de silice hydrophobe et un organogelateur non polymerique
WO2013190710A1 (en) 2012-06-21 2013-12-27 L'oreal Cosmetic composition comprising a non volatile dimethicone oil, a non volatile phenylated silicone oil and a non volatile hydrocarbonated apolar oil
WO2013190707A1 (en) 2012-06-21 2013-12-27 L'oreal Cosmetic composition comprising a non volatile phenyl dimethicone oil, a non volatile hydrocarbonated apolar oil, a non volatil hydrocarbonated polar oil, and a dextrin ester
FR2992215B1 (fr) 2012-06-21 2014-10-31 Oreal Composition cosmetique anhydre comprenant une huile, des particules d'aerogel de silice hydrophobe, un actif hydrophile et au moins un agent tensioactif
WO2013190703A1 (en) 2012-06-21 2013-12-27 L'oreal Cosmetic solid composition comprise a non volatile hydrocarbonated oil, waxes and a high content from non volatile phenylated silicone oil
FR3004647B1 (fr) 2013-04-19 2015-07-03 Oreal Composition contenant une emulsion, la phase huileuse comprenant un compose comprenant un elastomere de silicone et tensio-actif, une poudre d'elastomere de silicone et un poly alkyl (meth) acrylate
FR3004644B1 (fr) 2013-04-19 2015-08-07 Oreal Composition cosmetique contenant une phase huileuse comprenant un elastomere de silicone en suspension aqueuse et un tensioactif particulier.
JP2015000871A (ja) 2013-06-18 2015-01-05 ロレアル フォームエアゾール化粧料組成物
RU2693826C2 (ru) 2013-07-04 2019-07-05 Л'Ореаль Косметическая композиция, содержащая пастообразные жировые вещества и неионное производное гидрофобно-модифицированной целлюлозы
CN105228588A (zh) 2013-07-09 2016-01-06 莱雅公司 持久带妆化妆品组合物
JP2016526530A (ja) 2013-07-09 2016-09-05 ロレアル 長期耐久性化粧用組成物
EP2823804B1 (en) 2013-07-12 2019-08-21 L'Oréal Color changing composition comprising pigments and a high amount of water
FR3015251B1 (fr) 2013-12-20 2016-01-22 Oreal Composition cosmetique comprenant un polymere a motif dendrimere carbosiloxane et des particules de polymeres expanses
JP2015120640A (ja) 2013-12-20 2015-07-02 ロレアル 化粧料組成物
EP3154510B1 (en) 2014-06-11 2022-01-19 L'oreal Composition for protecting keratin materials from sun
CN105440241B (zh) * 2015-12-29 2018-02-02 百合花集团股份有限公司 基于吡咯并吡咯二酮衍生物的荧光聚氨酯乳液
KR102303315B1 (ko) 2016-05-25 2021-09-23 주식회사 클랩 반도체
FR3052357B1 (fr) 2016-06-14 2019-08-30 Chanel Parfums Beaute Composition cosmetique comprenant au moins un polymere silicone-polyurethane et une resine de silicone
CN107840848A (zh) * 2016-09-18 2018-03-27 南京工业大学 一类吡咯并吡咯二酮聚醚衍生物及其制备方法
WO2018115918A1 (en) 2016-12-20 2018-06-28 Chanel Parfums Beaute Solid cosmetic composition with a moisturizing effect
FR3060320A1 (fr) 2016-12-21 2018-06-22 Chanel Parfums Beaute Composition cosmetique comprenant une resine de polyamide et un silicate
FR3062301B1 (fr) 2017-02-02 2020-03-13 Chanel Parfums Beaute Emulsion cosmetique eau-dans-huile solide
FR3072028B1 (fr) 2017-10-05 2020-05-22 Chanel Parfums Beaute Composition cosmetique solide comprenant une cire et/ou un compose pateux et au moins une charge anti-exsudation
FR3072027B1 (fr) 2017-10-05 2020-03-13 Chanel Parfums Beaute Composition de rouge a levres d’aspect mat
JP7199806B2 (ja) 2017-12-13 2023-01-06 ロレアル ヒドロキシアルキル修飾デンプンを使用するキット及びプロセス
CN108239421A (zh) 2017-12-25 2018-07-03 先尼科化工(上海)有限公司 一种具有高耐候性橙色二酮吡咯并吡咯颜料及其制备方法
FR3078489A1 (fr) 2018-03-01 2019-09-06 L'oreal Cartouche pour dispositif d'injection sans aiguille
FR3079143B1 (fr) 2018-03-21 2020-03-13 Chanel Parfums Beaute Composition de rouge a levres fluide d'aspect mat
CN110499042A (zh) * 2018-05-16 2019-11-26 浙江浩川科技有限公司 一种吡咯并吡咯二酮类颜料衍生物及其用途和合成方法
JP2020018327A (ja) 2018-07-17 2020-02-06 ロレアル マイクロニードルシート
US20210308440A1 (en) 2018-09-24 2021-10-07 L'oreal Device comprising microneedles for skin-coloring
FR3090371B1 (fr) 2018-12-21 2021-02-26 Oreal Composition cosmétique à effet matifiant
FR3090325B1 (fr) 2018-12-21 2021-01-01 Oreal Composition du type gel/gel comprenant des particules de nitrure de bore et au moins un pigment encapsule
FR3092996B1 (fr) 2019-02-26 2021-05-28 Chanel Parfums Beaute Composition cosmétique solide glissante et fondante à l’application
WO2020200407A1 (en) 2019-03-29 2020-10-08 L'oreal Frozen micro-implants and method of making same
FR3097764B1 (fr) 2019-06-27 2021-12-24 Oreal Sporopollénine à titre d’actif cosmétique à effet matifiant et/ou de floutage
WO2021089162A1 (en) 2019-11-07 2021-05-14 L'oreal Microdermabrasion device for coloring the skin
JP2021094146A (ja) 2019-12-16 2021-06-24 ロレアル マイクロニードルシートを使用する美容方法
FR3117363A1 (fr) 2020-12-10 2022-06-17 L'oreal Substrat cosmétique d’origine naturelle
WO2022133733A1 (en) 2020-12-22 2022-06-30 L'oreal Composition for caring for and/or making up keratin materials
US20230190605A1 (en) 2021-12-21 2023-06-22 Chanel Inc Long wear liquid anhydrous composition
FR3137835A1 (fr) 2022-07-15 2024-01-19 L'oreal Composition pour la coloration des fibres kératineuses
WO2023228870A1 (en) 2022-05-25 2023-11-30 L'oreal Composition for coloring keratin fibers
FR3140268A1 (fr) 2022-09-29 2024-04-05 L'oreal Processus cosmétique utilisant une particule avec microprotubérance
WO2024048429A1 (en) 2022-08-30 2024-03-07 L'oreal Cosmetic process using particle with microprotrusion
WO2024076655A1 (en) 2022-10-05 2024-04-11 L'oréal Cosmetic composition for a matte foundation
WO2024091603A1 (en) 2022-10-28 2024-05-02 L'oréal Cosmetic water in oil composition comprising polyvinylpyrrolidone as thickener

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0061426B1 (de) 1981-03-20 1985-02-13 Ciba-Geigy Ag Verfahren zum Färben von hochmolekularem organischem Material und neue polycyclische Pigmente
AU568298B2 (en) 1982-05-17 1987-12-24 Ciba Specialty Chemicals Holding Inc. Synthesis of pyrrol0 (3,4-c) pyrrole pigments
DE3581512D1 (de) * 1984-11-07 1991-02-28 Ciba Geigy Ag Verfahren zur herstellung von pyrrolo-(3,4-c)-pyrrolen und neue pyrrolo-(3,4-c)-pyrrole.
EP0337951A3 (de) 1988-04-15 1991-04-24 Ciba-Geigy Ag Farbige Polymermikropartikel
KR920002741A (ko) * 1990-07-20 1992-02-28 베르너 발데크 디케토피롤로피롤을 기재로 하는 전기 발색 조성물
JP3093781B2 (ja) * 1990-11-09 2000-10-03 オリンパス光学工業株式会社 合焦位置検出装置
EP0511165B1 (de) * 1991-04-26 1996-08-14 Ciba-Geigy Ag Neue Diketopyrrolopyrrolverbindungen
JP3049456B2 (ja) * 1992-03-31 2000-06-05 オリヱント化学工業株式会社 筆記板用インキ組成物
DE59404910D1 (de) * 1993-02-23 1998-02-12 Ciba Geigy Ag Nitroxylgruppen enthaltende Diketopyrrolopyrrole
EP0648770B1 (de) 1993-10-13 2000-05-17 Ciba SC Holding AG Pyrrolo[3,4-c]pyrrole
DE59409405D1 (de) * 1993-12-01 2000-07-27 Ciba Sc Holding Ag Pigmentzusammensetzung aus Diketopyrrolopyrrol und Aminoalkylacrylatharz
EP0690057B1 (de) * 1994-06-29 1999-09-08 Ciba SC Holding AG Neue Kristallmodifikation eines Diketopyrrolopyrrolpigments
DE59506764D1 (de) * 1994-06-29 1999-10-14 Ciba Sc Holding Ag Zwei neue Kristallmodifikationen eines Diketopyrrolopyrrolpigments
DE59507427D1 (de) * 1994-09-28 2000-01-20 Ciba Sc Holding Ag Mischkristalle und feste Lösungen von 1,4-Diketopyrrolopyrrolen

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001098054A (ja) * 1999-08-26 2001-04-10 Ciba Specialty Chem Holding Inc Dpp含有共役ポリマ−及びエレクトロルミネセンス装置
JP4719341B2 (ja) * 1999-08-26 2011-07-06 チバ ホールディング インコーポレーテッド Dpp含有共役ポリマ−及びエレクトロルミネセンス装置
JP2006342167A (ja) * 2000-01-06 2006-12-21 Toray Ind Inc ジケトピロロ[3,4−c]ピロール誘導体
JP2005533839A (ja) * 2002-07-22 2005-11-10 チバ スペシャルティ ケミカルズ ホールディング インコーポレーテッド 重合性ジケトピロロピロール、カラーフィルタにおけるそのような化合物の使用およびこれらの化合物から調製したポリマー
JP4776922B2 (ja) * 2002-07-22 2011-09-21 チバ ホールディング インコーポレーテッド 重合性ジケトピロロピロール、カラーフィルタにおけるそのような化合物の使用およびこれらの化合物から調製したポリマー
JP2007516315A (ja) * 2003-10-28 2007-06-21 チバ スペシャルティ ケミカルズ ホールディング インコーポレーテッド 新規ジケトピロロピロールポリマー
JP4908222B2 (ja) * 2003-10-28 2012-04-04 チバ ホールディング インコーポレーテッド 新規ジケトピロロピロールポリマー
WO2009123056A1 (ja) 2008-03-30 2009-10-08 富士フイルム株式会社 赤外線吸収性化合物および該化合物からなる微粒子
EP2913375A1 (en) 2008-10-09 2015-09-02 Fujifilm Corporation Near-infrared absorptive composition, near-infrared absorptive coated material, near-infrared absorptive liquid dispersion, near-infrared absorptive ink, printed material, and near-infrared absorptive image-forming composition

Also Published As

Publication number Publication date
EP0787730A1 (de) 1997-08-06
TW442505B (en) 2001-06-23
DE59704157D1 (de) 2001-09-06
US5750723A (en) 1998-05-12
KR100459833B1 (ko) 2005-09-09
KR970059179A (ko) 1997-08-12
EP0787730B1 (de) 2001-08-01
CA2196139A1 (en) 1997-07-31
CN1165824A (zh) 1997-11-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH09323993A (ja) 重合可能なジケトピロロピロールおよびそれから製造された重合体
KR100460247B1 (ko) 중합가능한디케토피롤로피롤및그를사용하여제조된중합체
JP2931087B2 (ja) ジケトピロロピロールを基剤とする新規組成物
CN1795166B (zh) (甲基)丙烯酸酯化合物及其用途
EP0894798B1 (de) Polymerisierbare Diketopyrrolopyrrole
US20050209478A1 (en) Polydioxaborines
JPH01311175A (ja) 着色ポリマーミクロ粒子
EP0321563B1 (en) Spirooxazine compounds, photosensitive materials using them, and process for forming them
US6160037A (en) Reactive extrusion of latent pigments
CN1965051A (zh) 聚合性萘并吡喃衍生物以及由这些衍生物获得的聚合物材料
US6107491A (en) Polymerizable diketopyrrolopyrroles
EP0892018A1 (en) Reactive extrusion of latent pigments
CA1260648A (en) Polymer-bound ultraviolet absorbing stabilizer with resorcinol monobenzoate
JP2002511498A (ja) ジベンゾナフチロン及び高分子量有機物質を着色するためのその用途
JPH0668105B2 (ja) フォトクロミック材料
US4463142A (en) Photocrosslinkable polymers with side groups derived from indenone and the preparation and use of these polymers
JPH07508306A (ja) スピロオルトエステル基を有するポリマー,製造方法及び用途
DE2107394C3 (de) Verfahren zur Ausbildung chemischer Bindungen
WO1999037701A1 (en) Side-chain liquid crystalline polymers
US20160355684A1 (en) Anthraquinone dye used for a color filter of a lcd
WO2022144921A1 (en) New bisphenols bearing pendant clickable norbornenyl group and polymers therefrom
CN111171599A (zh) 一种抗翘曲颜料紫23组合物及其制备方法
EP0015231A1 (de) Indenoncarbonsäuren und Ester derselben sowie Verfahren zu ihrer Herstellung
JPH08143553A (ja) シアノピラジン誘導体、重合体、製法及び成形体

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040120

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040120

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20060530