JPH09298219A - Tabテープキャリアの製造方法 - Google Patents

Tabテープキャリアの製造方法

Info

Publication number
JPH09298219A
JPH09298219A JP8114701A JP11470196A JPH09298219A JP H09298219 A JPH09298219 A JP H09298219A JP 8114701 A JP8114701 A JP 8114701A JP 11470196 A JP11470196 A JP 11470196A JP H09298219 A JPH09298219 A JP H09298219A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
solder resist
tape carrier
tab tape
photosensitive
insulating base
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8114701A
Other languages
English (en)
Inventor
Osamu Yanai
修 谷内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Cable Ltd
Original Assignee
Hitachi Cable Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Cable Ltd filed Critical Hitachi Cable Ltd
Priority to JP8114701A priority Critical patent/JPH09298219A/ja
Publication of JPH09298219A publication Critical patent/JPH09298219A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/50Tape automated bonding [TAB] connectors, i.e. film carriers; Manufacturing methods related thereto

Landscapes

  • Wire Bonding (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 スクリーンマスクの伸びの影響、塗布直後の
ソルダーレジストの滲み、ベークによるソルダーレジス
トの流れ出し等により、ソルダーレジストの寸法精度が
悪く、導体間短絡やマイグレーションの発生、或いはボ
ンディング性の低下等を招くことになる。 【解決手段】 TABテープキャリアにおけるソルダー
レジストの塗布範囲10の内側境界10aをデバイスホ
ール2の内縁に設定し、塗布範囲10及び内側境界10
aよりデバイスホール2内にはみ出す位置まで感光性ソ
ルダーレジスト11を塗布し、この感光性ソルダーレジ
スト11に対し、内側境界10aの近傍の所定領域のみ
を露光し、この露光部12のみを現像し、この部分のレ
ジストを除去する。これにより、ソルダーレジストの塗
布寸法精度が大幅に向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体チップの電
極パッドに接続される導体パターンが絶縁ベースフィル
ムの表面に形成されたTABテープキャリアの製造方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3はTABテープキャリアの一例を示
す平面図であり、図4は図3のTABテープキャリアの
長さ方向の断面図である。ここに示すTABテープキャ
リアは、長尺の絶縁ベースフィルム1を主体に構成さ
れ、長さ方向に一定間隔にデバイスホール2となる開口
が設けられている。このデバイスホール2間には幅方向
に長溝状の開口3が設けられている。また、絶縁ベース
フィルム1の両側には、一定間隔にスプロケット4が形
成されている。
【0003】更に、絶縁ベースフィルム1の片面には、
デバイスホール2内に所定長が露出するインナーリード
部5が一定間隔に設けられ、開口3を横断するようにし
て一定間隔にアウターリード部6が設けられている。イ
ンナーリード部5とアウターリード部6は一対一に対応
し、両者間は金属導体7で接続されている。この金属導
体7を覆うようにして(開口3及びデバイスホール2を
除く)、絶縁ベースフィルム1の表面には非感光性のソ
ルダーレジスト8が塗布されている。
【0004】このソルダーレジスト8は、金属導体7間
のゴミ等の付着による短絡防止、絶縁ベースフィルム1
を伝っての導体間のマイグレーション発生の防止を目的
として設けられている。ここで、ソルダーレジスト8を
金属導体7上に塗布する構造のTABテープキャリアの
製造方法について、図5を参照して説明する。ここで
は、ソルダーレジスト8をスクリーン印刷法により塗布
している。図5に示すように、まず、印刷ステージ(不
図示)上にTABテープキャリアを支持する。ソルダー
レジスト8の塗布範囲9に対し、同じ寸法範囲内で設計
したスクリーンマスク(不図示)にスキージ圧を加え、
ソルダーレジスト8を塗布範囲9から外れることがない
ように塗布する。
【0005】このような構成のTABテープキャリアを
用いて半導体装置を製造する手順について説明すると、
不図示の半導体チップをデバイスホール2に位置決め固
定した後、半導体チップの電極パッドとインナーリード
部5の先端部とがボンディングツール(不図示)で接続
される。ついで、接続部が樹脂等でモールドされる。更
に、製品に不必要な部分が専用のツールを用いて切断除
去される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のTAB
テープキャリアの製造方法によると、スクリーンマスク
の伸びの影響、塗布直後のソルダーレジストの滲み、ベ
ークによるソルダーレジストの流れ出し(図6)等によ
り、ソルダーレジストの寸法精度が極めて悪く、狙い値
に対し、±0.15〜0.30mm程度である。このた
め、塗布範囲9は約0.3〜0.6mmの幅を必要とす
る。
【0007】通常、ソルダーレジストがインナーリード
部5に塗布された場合、インナーリードボンディング
(ILB)時に、ソルダーレジスト8がボンディングツ
ールや半導体チップ等に対して悪影響を与える恐れがあ
る。このため、ソルダーレジスト8は常に絶縁ベースフ
ィルム1上の金属導体7を覆うように塗布している。し
たがって、塗布範囲9は絶縁ベースフィルム1上に設定
することになる。しかし、ソルダーレジスト8が塗布さ
れない部分の面積はソルダーレジスト8の塗布寸法精度
に応じて変化するため、ソルダーレジスト8の塗布面積
は一定ではなく、インナーリード部5上に広がる場合が
ある。このように、従来においては、ソルダーレジスト
の塗布寸法精度を上げることは困難であった。
【0008】そこで本発明は、ソルダーレジストの塗布
寸法精度を高めることのできるTABテープキャリアの
製造方法を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明は、絶縁ベースフィルムに形成されたデ
バイスホール内に所定の長さのインナーリード部が突出
し、前記絶縁ベース上でこのインナーリード部へ伸びる
リードを覆うように所定の領域に塗布されたソルダーレ
ジストが塗布されたTABテープキャリアにおいて、前
記ソルダーレジストとして感光性ソルダーレジストを前
記所定の領域および前記所定の領域を越えた領域に塗布
し、前記超えた領域に塗布した感光性レジストを露光お
よび現像して除去する方法にしている。
【0010】この方法によれば、ソルダーレジストの寸
法精度を大幅に改善することができる。この結果、導体
間に付着したゴミ等に起因する短絡の発生、絶縁ベース
フィルムを伝っての導体間のマイグレーションの発生等
を防止することができる。前記感光性ソルダーレジスト
の塗布は、スクリーン印刷により行うことができる。
【0011】この方法によれば、ソルダーレジストを所
定位置に正確に設けることができ、ソルダーレジストの
塗布寸法精度を大幅に向上させることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明によるTABテープ
キャリアの製造方法について、図面を基に説明する。図
1は本発明にかかるTABテープキャリアの構造を示す
断面図を示している。また、図2は本発明によるTAB
テープキャリアの製造方法を説明する流れ図であり、T
ABテープキャリアの製造過程におけるソルダーレジス
ト塗布工程を示している。
【0013】本発明においては、絶縁ベースフィルム1
にインナーリード部5、アウターリード部6及び金属導
体7の形成されたTABテープキャリアに対し、図1の
(a)に示すように、デバイスホール2にはみ出すよう
に塗布範囲10を設定している。この場合の内側境界1
0aは、デバイスホール2の内縁部分である。まず、不
図示のスクリーンマスクにスキージ圧を加え、感光性ソ
ルダーレジスト11を塗布範囲10から外れることがな
いようにスクリーン印刷法を用いて塗布する(ステップ
101)。この後、ベークを行う(ステップ102)。
次に、フォトマスク(不図示)を用いて感光性ソルダー
レジスト11に対し、図1の(b)に示すように、イン
ナーリード部5の塗布範囲10の境界部分(デバイスホ
ール2の内縁部)に位置する部分のみを露光する(ステ
ップ103)。
【0014】この後、TABテープキャリアを現像液に
浸し、露光された部分(露光部12)のみを現像し(ス
テップ104)、図1の(c)に示すように、露光部の
感光性ソルダーレジスト11のみを除去し、感光性ソル
ダーレジスト11の端部が塗布範囲10の内側に来るよ
うにする。ここで、必要な寸法精度を確保するために
は、現像液に浸した時間(浸漬時間)に対して適正な露
光量で露光を行えばよい。これによって、狙い値に対
し、±0.01mm程度にすることは容易である。
【0015】このようにしてソルダーレジストの寸法精
度を高めることにより、ソルダーレジストが覆われずに
露出する絶縁ベースフィルム上の金属導体7の面積は激
減する。この結果、金属導体7間のゴミ等の付着による
短絡の防止、絶縁ベースフィルム1を伝っての導体間の
マイグレーション発生の防止が可能になり、半導体装置
の歩留りの向上及び信頼性の向上が可能になる。
【0016】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明は、前記デバ
イスホール内にはみ出す位置まで感光性ソルダーレジス
トを塗布し、不要部分を露光し、この露光部分のみを現
像する方法にしたので、ソルダーレジストの塗布寸法精
度を大幅に改善することができ、導体間に付着したゴミ
等に起因する短絡の発生、絶縁ベースフィルムを伝って
の導体間のマイグレーションの発生等を防止することが
可能になる。また、ボンディングや半導体チップに影響
を与えることもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明にかかるTABテープキャリアの
構造を示す断面図を示している。
【図2】本発明によるTABテープキャリアの製造方法
を説明する流れ図である。
【図3】TABテープキャリアの一例を示す平面図であ
る。
【図4】図3のTABテープキャリアの長さ方向の断面
図である。
【図5】ソルダーレジストを塗布する構造のTABテー
プキャリアの従来の製造過程における断面図である。
【図6】図5の処理の後、ベーク処理を施した状態を示
す断面図である。
【符号の説明】
1 絶縁ベースフィルム 2 デバイスホール 3 開口 5 インナーリード部 6 アウターリード部 7 金属導体 10 塗布範囲 10a 内側境界 11 感光性ソルダーレジスト 12 露光部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁ベースフィルムに形成されたデバイ
    スホール内に所定の長さのインナーリード部が突出し、
    前記絶縁ベース上でこのインナーリード部へ伸びるリー
    ドを覆うように所定の領域に塗布されたソルダーレジス
    トが塗布されたTABテープキャリアにおいて、 前記ソルダーレジストとして感光性ソルダーレジストを
    前記所定の領域および前記所定の領域を越えた領域に塗
    布し、 前記超えた領域に塗布した感光性レジストを露光および
    現像して除去することを特徴とするTABテープキャリ
    アの製造方法。
  2. 【請求項2】 前記感光性ソルダーレジストの塗布は、
    スクリーン印刷により行うことを特徴とする請求項1記
    載のTABテープキャリアの製造方法。
JP8114701A 1996-05-09 1996-05-09 Tabテープキャリアの製造方法 Pending JPH09298219A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8114701A JPH09298219A (ja) 1996-05-09 1996-05-09 Tabテープキャリアの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8114701A JPH09298219A (ja) 1996-05-09 1996-05-09 Tabテープキャリアの製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09298219A true JPH09298219A (ja) 1997-11-18

Family

ID=14644467

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8114701A Pending JPH09298219A (ja) 1996-05-09 1996-05-09 Tabテープキャリアの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09298219A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001015502A1 (en) * 1999-08-20 2001-03-01 3M Innovative Properties Company Printed circuit substrate with controlled placement covercoat layer
WO2001015501A1 (en) * 1999-08-20 2001-03-01 3M Innovative Properties Company Printed circuit substrate with photoimageable covercoat layer
JP2010050247A (ja) * 2008-08-21 2010-03-04 Hitachi Cable Ltd Tabテープおよびその製造方法

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001015502A1 (en) * 1999-08-20 2001-03-01 3M Innovative Properties Company Printed circuit substrate with controlled placement covercoat layer
WO2001015501A1 (en) * 1999-08-20 2001-03-01 3M Innovative Properties Company Printed circuit substrate with photoimageable covercoat layer
US6423470B1 (en) 1999-08-20 2002-07-23 3M Innovative Properties Company Printed circuit substrate with controlled placement covercoat layer
US6720127B2 (en) 1999-08-20 2004-04-13 3M Innovative Properties Company Printed circuit substrate with controlled placement covercoat layer
JP2010050247A (ja) * 2008-08-21 2010-03-04 Hitachi Cable Ltd Tabテープおよびその製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4302944B2 (ja) めっき引込線がない印刷回路基板の製造方法
JPH02162746A (ja) 高密度集積回路の支持体とその製造方法
JPH09298219A (ja) Tabテープキャリアの製造方法
US6047637A (en) Method of paste printing using stencil and masking layer
JP2861841B2 (ja) リードフレームの製造方法
JP2586797B2 (ja) 印刷配線板の製造方法
JP2632762B2 (ja) 半導体素子搭載用基板の製造方法
JPH0669638A (ja) プリント配線板のランド部構造
JP3491489B2 (ja) タブテープ及びその製造方法
JPH11295877A (ja) メタルマスクの製造方法
JP2000309151A (ja) ペースト状物質の印刷方法
JP3339808B2 (ja) 半導体装置の製造方法及び半導体装置製造用マスク
JP2661280B2 (ja) テープキャリヤの構造
JPH11266066A (ja) プリント配線板及びその製造方法
JPH04252094A (ja) 電子部品の実装方法
JPH06104315A (ja) 半導体パッケージとその製造方法
JPS5815955B2 (ja) コンセイシユウセキカイロノ ドウデンロノケイセイホウホウ
JPH038390A (ja) 電子部品搭載用基板の製造方法
JPH02253626A (ja) 半導体チップの実装方法
JPH06112275A (ja) 回路部品搭載用端子を備えた回路配線基板の製造法
JP2510576Y2 (ja) プリント配線基板
KR100204612B1 (ko) 인쇄회로기판에서의 인쇄방법
JPH0795556B2 (ja) テープキャリアの製造方法
JPS5819152B2 (ja) インサツハイセンキバンノセイゾウホウホウ
JPH05129764A (ja) 印刷配線板の製造方法