JPH09286950A - 塗装金属板 - Google Patents

塗装金属板

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JPH09286950A
JPH09286950A JP9699496A JP9699496A JPH09286950A JP H09286950 A JPH09286950 A JP H09286950A JP 9699496 A JP9699496 A JP 9699496A JP 9699496 A JP9699496 A JP 9699496A JP H09286950 A JPH09286950 A JP H09286950A
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acid
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metallic plate
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Hiroshi Tachika
弘 田近
Keiichiro Togawa
惠一朗 戸川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フッ素樹脂系上塗り層を有していても、優れ
た加工性と密着性、耐沸水性、耐食性、耐薬品性、耐候
性を有する塗装金属板を提供する。 【解決手段】 ポリエステル樹脂(A)、エポキシ樹脂
(B)、これらと反応する硬化剤(C)および防錆顔料
を主成分とするプライマー層、さらにフッ素樹脂を主成
分樹脂とする上塗塗膜を有し、プライマー層に使用する
ポリエステル樹脂が、酸成分が芳香族ジカルボン酸50
〜100モル%、その他のジカルボン酸が0〜50モル
%、グリコール成分が脂環族グリコール20〜85モル
%、ビスフェノールAおよび/またはビスフェノールF
のアルキレンオキサイド付加物80〜15モル%、その
他のグリコール50モル%以下であり、ガラス転移点温
度が0℃以上、還元粘度が0.20dl/g以上である
塗装金属板。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は家電用または建材用
に用いられる塗装金属板に関するものであり、さらに詳
しくは上塗りにフッ素樹脂系塗料を使用するプレコート
塗装金属板に関し、耐候性が良好で、上塗り層のフッ素
樹脂塗料との密着性に優れ、さらに加工性、耐酸性、耐
食性、耐沸水性等に優れた塗装金属板を提供するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】塗装金属板、いわゆるプレコート金属板
はその経済性、生産性、加工性などの利点をいかして屋
根材、壁材など建材分野、物置、ラジエターユニットな
どの屋外器物、VTR、洗濯機、冷蔵庫などの家電製品
に広く使用されている。これらの用途において、従来ア
クリル樹脂系、アルキッド樹脂、オイルフリーポリエス
テル樹脂、高分子ポリエステル樹脂などが主に用いられ
ている。しかしながら、これらの塗料は施工後5年程度
を経過すると光沢が低下し、またチョーキング現象も見
られるようになり、屋外用途においては長期耐久性の点
で問題となっている。このような塗料が有する耐候性を
大幅に改善したものとして、シリコーン樹脂系およびフ
ッ素樹脂系塗料が上市されている。このうち、塗装金属
板に使用される最も耐候性の良好なフッ素樹脂系塗料と
してはポリフッ化ビニリデンを主体とした溶剤系ディス
パージョン塗料およびポリ三フッ化一塩化エチレン、ポ
リ四フッ化エチレンを主体とした溶剤可溶型塗料の二種
が挙げられる。前者は通常熱可塑塗膜であるが、後者は
熱硬化型塗膜として主に使用されている。しかしなが
ら、フッ素樹脂を用いた塗料は母材である金属板との密
着性に乏しいため、また、耐食性付与を目的として通常
プライマーを施し、その上にフッ素樹脂系塗料を塗装す
る2コートタイプで用いる。
【0003】現在、プライマーとしては一般にエポキシ
樹脂系が使用されているが、エポキシ樹脂は金属および
フッ素樹脂との密着性は良好であるが、加工性が不良で
あり、折り曲げ加工時に加工部にクラックが入り易く、
さらにクラック部より錆が発生するため、加工部も含め
て長期保証の面で問題がある。また、エポキシ樹脂は耐
候性が不良であるため、スクラッチなどのキズが発生し
た部位が屋外に放置すると上塗りがはがれ、花咲き状態
になる場合があるなどの問題がある。
【0004】また、特開平2−240159号公報では
マクロモノマーによるアクリルグラフトしたポリエステ
ル樹脂を提案している。この樹脂はアクリル変性してい
るため、通常アクリル樹脂を20〜30重量%配合して
使用されるポリフッ化ビニリデン系塗料を上塗りに用い
た場合は良好な上塗りとの密着性が得られ、加工性も良
好であるが、母材である金属板との密着性が不充分であ
るためスクラッチ性に劣り、また耐食性、耐沸水性も不
充分であり、実用化されていない。
【0005】また、プレコートプライマー用樹脂組成物
としては特公昭62−5467号公報、特開昭60−1
41768号公報、特開平6−256712号公報など
のビスフェノールAのアルキレンオキサイド付加物を共
重合したポリエステル樹脂が知られている。これらの塗
料用樹脂組成物は通常使用されるポリエステル樹脂系上
塗り塗料には優れた性能を示すが、上塗りにフッ素樹脂
系塗料を用いた場合は、上塗りとの密着性に問題があ
り、とくに耐沸水性試験後の密着性が不良で、ブリスタ
ー発生が著しく、フッ素樹脂上塗り用のプライマーとし
ては使用されていない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このようにフッ素樹脂
系塗料用プライマーとしては満足なものはなく、母材の
金属板とフッ素樹脂系上塗りと双方に優れた密着性を付
与し、さらには加工性、耐スクラッチ性、耐食性、耐沸
水性などを両立させることは従来非常に困難であった。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らはこうした問
題に鑑み、フッ素樹脂系上塗りに対する優れた密着性を
有し、さらに加工性と耐食性、耐薬品性を合わせもつ塗
装金属板について鋭意検討した結果、驚くべきことに、
酸成分が芳香族ジカルボン酸を主成分とし、グリコール
成分が脂環族グリコールとビスフェノールAおよび/ま
たはビスフェノールFのアルキレンオキサイド付加物を
主成分とするポリエステル樹脂とこれと反応し得る硬化
剤、防錆顔料を主成分とするプライマー層を塗布するこ
とにより、著しく母材の金属板および上塗りのフッ素樹
脂系塗料との密着性に優れ、さらには加工性、耐食性、
耐沸水性に優れた塗装金属板を得ることを見い出し本発
明に到達した。
【0008】すなわち本発明は、少なくとも片面が化成
処理された金属板上に、膜厚1〜15μmのポリエステ
ル樹脂(A)とエポキシ樹脂(B)、該(A)および/
または(B)と反応する硬化剤(C)および防錆顔料を
主成分とするプライマー層、さらに上塗り塗膜としてフ
ッ素樹脂を主成分樹脂とする10〜100μmの塗膜を
有する塗装金属板であり、かつプライマー層中のポリエ
ステル樹脂(A)がガラス転移温度0℃以上、還元粘度
0.20dl/g以上で、かつ酸成分が芳香族ジカルボ
ン酸50〜100モル%、その他のジカルボン酸が0〜
50モル%、グリコール成分が脂環族グリコールが20
〜85モル%、下記一般式(I)で示されるビスフェノ
ールAおよび/またはビスフェノールFのアルキレンオ
キサイド付加物80〜15モル%、その他のグリコール
が50モル%以下であり、前記(A)、(B)および
(C)の配合比が、(A)/(B)=100/0〜60
/40(重量比)、((A)+(B))/(C)=99
/1〜50/50(重量比)であることを特徴とする塗
装金属板である。
【化2】 (式中、R1 ,R2 ,R3 は水素またはメチル基であ
り、m、nはそれぞれ1以上の数であると同時に2≦m
+n≦14である。)
【0009】
【発明の実施の形態】本発明のプライマー層に使用する
ポリエステル樹脂(A)において、共重合する酸成分は
芳香族ジカルボン酸50〜100モル%、好ましくは8
0〜100モル%、その他のジカルボン酸が0〜50モ
ル%、好ましくは0〜20モル%である。芳香族ジカル
ボン酸が50モル%未満では沸水後のフッ素樹脂系上塗
り塗料との密着が著しく不良となり、また、スクラッチ
性、耐酸性、耐食性も不良となる。芳香族ジカルボン酸
としては、具体的にはテレフタル酸、イソフタル酸、オ
ルソフタル酸、2,6−ナフタレンジカルボン酸などが
挙げられる。
【0010】本発明のポリエステル樹脂(A)に共重合
するその他のジカルボン酸としては、1,2−シクロヘ
キサンジカルボン酸、1,3−シクロヘキサンジカルボ
ン酸、1,4−シクロヘキサンジカルボン酸、4−メチ
ルヘキサヒドロ無水フタル酸、3−メチルヘキサヒドロ
無水フタル酸、2−メチルヘキサヒドロ無水フタル酸、
ジカルボキシ水素添加ビスフェノールA、水素添加ダイ
マー酸、水素添加ナフタレンジカルボン酸、トリシクロ
デカンジカルボン酸などの脂環族ジカルボン酸、コハク
酸、グルタル酸、アジピン酸、セバシン酸、ドデカンジ
オン酸、アゼライン酸、ダイマー酸などの脂肪族ジカル
ボン酸が挙げられる。このうち、加工性と経済性より
1,4−シクロヘキサンジカルボン酸、1,2−シクロ
ヘキサンジカルボン酸、アジピン酸、セバシン酸が好ま
しい。
【0011】本発明のポリエステル樹脂(A)におい
て、グリコール成分は脂環族グリコールが20〜85モ
ル%、好ましくは30〜80モル%、さらに好ましくは
40〜75モル%である。脂環族グリコールが20モル
%未満あるいは85モル%を越えると耐沸水性が低下
し、沸水処理後のフッ素樹脂系上塗りとの密着性が低下
し、ブリスターが発生し易くなる。また、加工性、スク
ラッチ性も低下する。本発明で用いられる脂環族グリコ
ールは具体的には、1,4−シクロヘキサンジメタノー
ル、1,3−シクロヘキサンジメタノール、1,2−シ
クロヘキサンジメタノール、水素添加ビスフェノール
A、トリシクロデカン(TCD)グリコールなどが挙げ
られる。このうち、1,4−シクロヘキサンジメタノー
ルが加工性、上塗りとの密着性の面より最も好ましい。
【0012】さらにグリコール成分としては前記の一般
式(I)で示されるビスフェノールAおよび/またはビ
スフェノールFのアルキレンオキサイド付加物が80〜
15モル%、好ましくは70〜20モル%、さらに好ま
しくは60〜25モル%を共重合することが必要であ
る。一般式(I)で示されるビスフェノールAおよび/
またはビスフェノールFのアルキレンオキサイド付加物
が80モル%を越えると耐沸水性が低下し、沸水後のフ
ッ素樹脂系上塗りとの密着性が低下し、ブリスターが発
生し易くなる。また、加工性、スクラッチ性も低下す
る。20モル%未満では耐食性が低下する。また、一般
式(I)においてアルキレンオキサイドの付加モル数は
m+n=2〜14、好ましくは2〜5である。14を越
えると硬度、耐食性、耐沸水性、スクラッチ性が不良と
なる。
【0013】このように、本発明のポリエステル樹脂
(A)においては脂環族グリコールと一般式(I)で示
されるビスフェノールAおよび/またはFのアルキレン
オキサイドが共存することが必須であり、驚くべきこと
に、両者が共存する場合にのみフッ素樹脂系上塗り塗料
との密着性が向上し、特に沸水試験後の密着性が著しく
向上する。その他のグリコール成分は50モル%以下、
好ましくは30モル%以下、さらに好ましくは20モル
%以下である。50モル%を越えると耐沸水性が低下
し、沸水後のフッ素樹脂系上塗りとの密着性が低下し、
ブリスターが発生し易くなる。また、加工性、スクラッ
チ性、耐食性、耐薬品性が不良となる。その他のグリコ
ールは具体的には炭素数2〜10のアルキレングリコー
ルであり、具体的にはエチレングリコール、ジエチレン
グリコール、ネオペンチルグリコール、プロピレングリ
コール、1,3−プロパンジオール、2−メチル−1,
3−プロパンジオール、1,4−ブタンジオール、1,
5−ペンタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、2
−ブチル−2−エチル−プロパンジオール、1,10−
デカンジオールなどが挙げられる。その他のグリコール
は経済性、塗膜物性から適宜選択されるが、エチレング
リコール、1,3−プロパンジオール、2−メチル−
1,3−プロパンジオールが特に好ましい。
【0014】また、発明の内容を損なわない範囲で、ト
リメリット酸、ピロメリット酸などの多価カルボン酸ま
たはトリメチロールエタン、トリメチロールプロパン、
グリセリン、ペンタエリスリトールなどの多価ポリオー
ルを併用しても良い。このような3価以上のポリカルボ
ン酸またはポリオールを適量共重合することにより、さ
らに耐薬品性を向上できる。
【0015】また、本発明のポリエステル樹脂(A)に
おいて、重合後に無水トリメリット酸、無水フタル酸、
無水ピロメリット酸、無水コハク酸、無水1,8−ナフ
タル酸、無水1,2−シクロヘキサンジカルボン酸、無
水3,3,4,4−ベンゾフェノンテトラカルボン酸な
どの酸無水物を付加させて、酸価を付与しても良い。酸
価を付与することによりスクラッチ性をさらに向上させ
ることができる。好ましい酸価は50〜300当量/1
6 gである。
【0016】また、本発明のポリエステル樹脂(A)に
おいて、スルホン酸金属塩基を含むジカルボン酸やグリ
コールを5モル%以下の範囲で使用しても良い。スルホ
ン酸金属塩基を含むジカルボン酸としては、スルホテレ
フタル酸、5−スルホイソフタル酸、4−スルホナフタ
レン−2,7−ジカルボン酸、5〔4−スルホフェノキ
シ〕イソフタル酸などの金属塩を挙げることができる。
スルホン酸金属塩基を含むグリコールとしては2−スル
ホ−1,4−ブタンジオール、2,5−ジメチル−3−
スルホ−2,5−ヘキサンジオールなどの金属塩が挙げ
られる。金属塩としてはLi、Na、K、Mg、Ca、
Cu、Feなどの塩が挙げられる。
【0017】本発明のポリエステル樹脂(A)はそのガ
ラス転移点温度が0℃以上、好ましくは20℃以上、さ
らに好ましくは40℃以上である。ガラス転移点温度が
0℃未満では耐沸水性が低下し、沸水処理後のフッ素樹
脂系上塗りとの密着性が著しく低下し、ブリスターが発
生する。また、スクラッチ性、耐食性、耐薬品性が不良
となる。また、本発明のポリエステル樹脂(A)は還元
粘度が0.20dl/g以上、好ましくは0.30dl
/g以上、さらに好ましくは0.40dl/g以上であ
る。還元粘度が0.20dl/g未満では良好な加工性
が得られない。
【0018】本発明のプライマー層に使用する樹脂組成
物はポリエステル樹脂(A)単独またはエポキシ樹脂
(B)とブレンドあるいは特開昭60−141768号
公報などの公知の方法で変性して用いることができる。
エポキシ樹脂の好ましい配合比は(A)/(B)=10
0/0〜80/20(重量比)である。エポキシ樹脂の
配合量が多すぎると加工性が低下する。エポキシ樹脂の
種類は限定しないがビスフェノールAまたはビスフェノ
ールFエポキシ樹脂が特に好ましい。これらのエポキシ
樹脂の好ましいエポキシ当量は900以上である。エポ
キシ樹脂を配合またはエポキシ変性することによりフッ
素樹脂系上塗り塗料との密着性がさらに向上し、耐沸水
性も向上する。(A)/(B)=100/0〜60/4
0(重量比)、好ましくは100/0〜75/25(重
量比)である。(A)が60(A)/40(重量比)未
満では加工性が低下する。
【0019】本発明のプライマー層に使用する樹脂組成
物は前記の(A)および/または(B)の樹脂と反応し
得る硬化剤(C)を((A)+(B))/(C)=99
/1〜50/50(重量比)、好ましくは90/10〜
80/20(重量比)の割合で配合して使用する。硬化
剤(C)が上記配合量より少ないと耐沸水性が低下し、
沸水処理後のフッ素樹脂系上塗りとの密着性が著しく低
下し、ブリスターが発生する。また、加工性、スクラッ
チ性、耐食性、耐薬品性が不良となる。硬化剤(C)が
上記配合量より多いと加工性が低下する。
【0020】ポリエステル樹脂(A)およびエポキシ樹
脂(B)と反応し得る硬化剤としては、アルキルエーテ
ル化アミノホルムアルデヒド樹脂、イソシアネート化合
物などが挙げられる。このうち、アルキルエーテル化ア
ミノホルムアルデヒド樹脂が耐沸水性の面から最も好ま
しい。
【0021】アルキルエーテル化アミノホルムアルデヒ
ド樹脂とは、たとえばメタノール、エタノール、n−プ
ロパノール、イソプロパノール、n−ブタノールなどの
炭素原子数1〜4のアルコールによってアルキルエーテ
ル化されたホルムアルデヒドあるいはパラホルムアルデ
ヒドなどと尿素、N,N−エチレン尿素、ジシアンジア
ミド、アミノトリアジン等との縮合生成物であり、メト
キシ化メチロール−N,N−エチレン尿素、メトキシ化
メチロールジシアンジアミド、メトキシ化メチロールベ
ンゾグアナミン、ブトキシ化メチロールベンゾグアナミ
ン、メトキシ化メチロールメラミン、ブトキシ化メチロ
ールメラミン、メトキシ化/ブトキシ化混合型メチロー
ルメラミン、ブトキシ化メチロールベンゾグアナミンな
どが挙げられるが、加工性の面から好ましいのは、メト
キシ化メチロールメラミン、ブトキシ化メチロールメラ
ミン、またはメトキシ化/ブトキシ化混合型メチロール
メラミンであり、それぞれ単独、または併用して使用す
ることができる。
【0022】さらにイソシアネート化合物としては芳香
族、脂肪族のジイソシアネート、3価以上のポリイソシ
アネートがあり、低分子化合物、高分子化合物のいずれ
でもよい。たとえば、テトラメチレンジイソシアネー
ト、ヘキサメチレンジイソシアネート、トルエンジイソ
シアネート、ジフェニルメタンジイソシアネート、水素
化ジフェニルメタンジイソシアネート、キシリレンジイ
ソシアネート、水素化キシリレンジイソシアネート、イ
ソホロンジイソシアネートあるいはこれらのイソシアネ
ート化合物の3量体、およびこれらのイソシアネート化
合物の過剰量と、たとえばエチレングリコール、プロピ
レングリコール、トリメチロールプロパン、グリセリ
ン、ソルビトール、エチレンジアミン、モノエタノール
アミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミンな
どの低分子活性水素化合物または各種ポリエステルポリ
オール類、ポリエーテルポリオール類、ポリアミド類の
高分子活性水素化合物などとを反応させて得られる末端
イソシアネート基含有化合物が挙げられる。
【0023】イソシアネート化合物としてはブロック化
イソシアネートであってもよい。イソシアネートブロッ
ク化剤としては、例えばフェノール、チオフェノール、
メチルチオフェノール、エチルチオフェノール、クレゾ
ール、キシレノール、レゾルシノール、ニトロフェノー
ル、クロロフェノールなどのフェノール類、アセトキシ
ム、メチルエチルケトオキシム、シクロヘキサノンオキ
シムなそのオキシム類、メタノール、エタノール、プロ
パノール、ブタノールなどのアルコール類、エチレンク
ロルヒドリン、1,3−ジクロロ−2−プロパノールな
どのハロゲン置換アルコール類、t−ブタノール、t−
ペンタノール、などの第3級アルコール類、ε−カプロ
ラクタム、δ−バレロラクタム、γ−ブチロラクタム、
β−プロピロラクタムなどのラクタム類が挙げられ、そ
の他にも芳香族アミン類、イミド類、アセチルアセト
ン、アセト酢酸エステル、マロン酸エチルエステルなど
の活性メチレン化合物、メルカプタン類、イミン類、尿
素類、ジアリール化合物類重亜硫酸ソーダなども挙げら
れる。ブロック化イソシアネートは上記イソシアネート
化合物とイソシアネートブロック化剤とを従来公知の適
宜の方法より付加反応させて得られる。これらの架橋剤
には、その種類に応じて選択された公知の硬化剤あるい
は促進剤を併用することもできる。
【0024】本発明のプライマー層には防錆顔料を配合
する必要がある。防錆顔料としてはジンククロメート、
ストロンチウムクロメート、カルシウムクロメート、鉛
丹、シアナミド鉛、亜酸価鉛、塩基性クロム酸鉛、塩基
性硫酸鉛、鉛酸カルシウム、亜鉛末、アルミニウム粉、
亜鉛華、べんがらなどが使用できる。このうちジンクク
ロメート、ストロンチウムクロメート、カルシウムクロ
メートを単独または2種類以上組み合わせて使用するこ
とが最も好ましい。防錆顔料以外に酸価チタン、シリ
カ、コロイダルシリカ、クレー、タルクなどの顔料を配
合しても良い。通常酸化チタンを防錆顔料と組み合わせ
て使用する。また、コロイダルシリカを少量配合すると
耐食性が向上する。プライマー塗料組成物の製造にはサ
ンドミル、ダイノミル、ロール練り機、ボールミル、ブ
レンダーなどの混合機が用いられる。
【0025】本発明の塗装金属板は冷延鋼板、溶融亜鉛
めっき鋼板、電気亜鉛めっき鋼板、合金化溶融亜鉛めっ
き鋼板、アルミ/亜鉛合金溶融めっき鋼板、ニッケル/
亜鉛合金電気めっき鋼板、アルミめっき鋼板、ステンレ
ス、アルミ合金めっき鋼板、アルミなどの金属板に少な
くとも片面に塗布型クロメート、電解クロメート、りん
酸亜鉛、りん酸鉄、クロミウムクロメート、りん酸クロ
メートなどの化成処理の内好適なものを施したものを母
材として用いる。このうち金属板としては溶融亜鉛めっ
き鋼板が一般的で、この場合の化成処理としては塗布型
クロメートが最も好ましい。クロム付着量としては10
〜100mg/m2 が好ましい。これらの母材に上記の
プライマー塗料組成物を乾燥膜厚で1〜15μm、好ま
しくは3〜8μm塗布、乾燥硬化する。硬化条件は到達
温度で200〜230℃で50〜90秒が好ましい。つ
いで、フッ素樹脂系上塗り塗料を乾燥膜厚で10〜10
0μm、好ましくは15〜25μm塗布、乾燥硬化して
本発明の塗装金属板を得る。フッ素樹脂系塗料としては
ポリフッ化ビニリデン系のものとポリエチレン−三フッ
化一塩化エチレンに代表されるいわゆるルミフロンタイ
プおよび四フッ化エチレンを主体としたものがあり、ど
ちらのタイプも使用できる。前者のポリフッ化ビニリデ
ン系上塗りを使用する場合はポリフッ化ビニリデン樹脂
のディスパージョンに通常アクリル樹脂を20〜30重
量%配合して使用し、通常到達温度240〜260℃で
60〜90秒硬化させる。後者のタイプについては熱可
塑でも使用できるが、通常イソシアネート化合物かアル
キルエーテル化アミノホルムアルデヒド樹脂を硬化剤と
して配合して使用する。
【0026】塗装に当たってはロールコート、フローコ
ート、スプレー塗装、ディップコート、静電塗装などが
適時選択されるが、通常、ロールコートまたはスプレー
塗装される。
【0027】本発明の塗装金属板に使用する塗料組成物
は有機溶媒に溶解した形で使用されるものである。有機
溶媒としては、例えばトルエン、キシレン、ソルベッソ
100、ソルベッソ150、酢酸エチル、酢酸ブチル、
メチルセロソルブ、エチルセロソルブ、ブチルセロソル
ブ、エチルカルビトール、ブチルカルビトール、メチル
セロソルブアセテート、エチルセロソルブアセテート、
ブチルセロソルブアセテート、メチルカルビトールアセ
テート、ブチルカルビトールアセテート、メチルエチル
ケトン、シクロヘキサノン、イソホロン、N−メチルピ
ロリドン等から溶解性、蒸発速度を考慮して適宜選択さ
れる。
【0028】
【実施例】以下本発明を実施例を用いて説明する。実施
例中、単に部とあるのは重量部を示す。また、各測定項
目は以下の方法に従った。
【0029】1.還元粘度ηsp/c(dl/g) ポリエステル樹脂0.10gをフェノール/テトラクロ
ロエタン(重量比6/4)の混合溶媒25ccに溶か
し、30℃で測定した。
【0030】2.ガラス転移点温度 示差走査熱量計(DSC)を用いて、20℃/分の昇温
速度で測定した。サンプルは試料5mgをアルミニウム
押え蓋型容器に入れ、クリンプして用いた。
【0031】3.酸価 試料0.2gを精秤し20mlのクロロホルムに溶解し
た。ついで、0.01Nの水酸化カリウム(エタノール
溶液)で滴定して求めた。指示薬には、フェノールフタ
レインを用いた。
【0032】4.分子量 GPCを用いてポリスチレン換算の数平均分子量を測定
した。溶媒にはTHFを用いた。
【0033】5.加工性 塗装鋼板を180度折り曲げ、屈曲部に発生する割れを
10倍のルーペで観察し判定した。3Tとは折り曲げ部
に同じ板厚のものを3枚挟んだ場合をさし、0Tは板を
挟まなくて180度折り曲げた場合をさす。
【0034】6.耐アルカリ性 塗装鋼板を5%NaOH中に48時間浸漬し、塗面のブ
リスタ−の発生状態をASTM D714−56に準じ
て評価した。異常のない場合は10とした。
【0035】7.耐酸性 塗装鋼板を5%HCl中に48時間浸漬し、塗面のブリ
スタ−の発生状態をASTM D714−56に準じて
評価した。異常のない場合は10とした。
【0036】8.耐食性 塗装鋼板を所定時間35℃で5%NaCl塩水噴霧試験
を実施し、ブリスターの発生状況を目視判定した。耐食
性はクロスカット部、端面(切断部)、2T加工部につ
いて実施した。尚、塩水噴霧時間はクロスカット部およ
び2T加工部が1000時間、端面は500時間で評価
した。評価基準を以下に示す。 クロスカット部および加工部 ◎:異常なし ○:ほとんどブリスターなし △:
ブリスター発生 ×:ブリスター多数発生 端面(ブリスター幅) ◎:5mm以下 ○:5〜10mm △:10〜20m
m ×:20mm以上
【0037】9.沸水2次密着性 塗装鋼板に碁盤目カットを入れ、さらにをエリクセン5
mm押し出した後、沸騰水中に96時間浸漬した。沸水
処理後取り出し、室温まで冷却してからセロテープ剥離
した。
【0038】10.耐沸水性(ブリスター) 塗装鋼板を沸騰水中に96時間浸漬した。沸水処理後の
ブリスターの発生状態をASTM D714−56に準
じて評価した。異常のない場合は10とした。
【0039】11.上塗り塗料(I)の作製および塗装
方法 ポリフッ化ビニリデン微粉末であるカイナー(エルフア
トケム社製)とMMAコポリマーとしてのパラロイドB
−44(大日本インキ化学工業(株)製)を70/30
(重量部)の比率で仕込み、イソホロン中に固形分濃度
40%になるように分散、溶解した。ついで、上記樹脂
100固形部に対し50部の酸化チタンを配合し、ガラ
スビーズ型高速振とう機で5時間分散して上塗り塗料を
得た。この上塗り塗料はプライマーを塗装した鋼板に乾
燥膜厚が約20μmになるように塗装し、250℃で1
分焼き付け、その後ただちに水中に浸漬、急冷して塗装
鋼板を得た。 12.上塗り塗料(II)の作製および塗装方法 フッ素樹脂ワニスであるゼッフルGK−510(ダイキ
ン化学工業(株)製)100固形部に対し酸化チタン1
00部を配合し、ガラスビーズ型高速振とう機で5時間
分散して上塗り塗料(II)を得た。この上塗り塗料10
0固形部にイソシアネート系硬化剤としてコロネートH
X(日本ポリウレタン工業(株)製)を25固形部配合
して使用し、乾燥膜厚が約20μmになるように塗装
し、100℃で30分乾燥、硬化して塗装鋼板を得た。
【0040】合成例(A) 攪拌機、コンデンサー、温度計を具備した反応容器にジ
メチルテレフタル酸200部、ジメチルイソフタル酸2
00部、1,4−シクロヘキサンジメタノール134
部、ビスフェノールAエチレンオキサイド2.2モル付
加ブツ331部、エチレングリコール144部、テトラ
ブチルチタネート0.26部を仕込み、160℃から2
50℃まで4時間かけてエステル化反応を行った。次い
で系内を徐々に減圧していき、50分かけて5mmHg
まで減圧し、さらに0.3mmHg以下の真空下、26
0℃にて60分間重縮合反応を行った。得られた共重合
ポリエステル(A)はNMR等の組成分析の結果、酸成
分がモル比でテレフタル酸/イソフタル酸=50/50
であり、グリコール成分がモル比で1,4−シクロヘキ
サンジメタノール/ビスフェノールAエチレンオキサイ
ド2.2付加物/エチレングリコール=45/50/5
であった。また、還元粘度を測定したところ0.45d
l/g、酸価15当量/106 gであり、ガラス転移点
温度69℃であった。結果を表1に示す。
【0041】合成例(G) 合成例のポリエステル樹脂(B)100部、エピコート
1004(油化シェルエポキシ(株)製)10部をシク
ロヘキサノン110部に溶解した後、トリフェニルホス
フィン0.25部を加え、攪拌しながら130℃で6時
間反応を行った。さらに、シクロヘキサノンを加えて固
形分30%で取り出した。得られたエポキシ変性ポリエ
ステルの特性を表2に示す。
【0042】以下、上記合成例に準じた方法により、表
1〜表4に示す組成のポリエステル樹脂(B)〜(Q)
を合成した。表3、表4の(I)〜(Q)は比較ポリエ
ステル樹脂である。また、合成例(H)、比較合成例
(P)はエポキシ変性ポリエステル樹脂で、比較合成例
(Q)はアクリル変性ポリエステルである。 実施例1 ポリエステル樹脂(A)100部をシクロヘキサノン1
50部に80℃攪拌下投入し、約3時間かけて溶解し
た。得られた溶液中の固形分100部に対し、酸化チタ
ン50部、ストロンチウムクロメート50部、スミマー
ルM40S(住友化学工業(株)製)20固形部、p−
トルエンスルホン酸0.25部を加え、ガラスビース型
高速振とう機で5時間分散しプライマー用塗料組成物を
得た。板厚が0.7mmで亜鉛目付量が270g/m2
(両面)の亜鉛めっき鋼板に塗布型クロメート処理をク
ロム換算で25mg/m2 施したものを母材とし、この
上に上記のプライマー用塗料組成物を乾燥膜厚が約5μ
mになるように塗布し、230℃で1分焼き付けた。つ
いで、前述したフッ化ビニリデン系上塗り塗料(I)を
乾燥膜厚が約20μmになるように塗布、乾燥硬化して
塗装鋼板板を得た。この塗装鋼板の加工性は0Tであっ
た。また、碁盤目カット、エリクセン加工後に沸水96
時間処理し、セロテープはくり試験を行ったが剥離は認
められず、また、ブリスターの発生も認められなかっ
た。さらには、耐食性、耐薬品性も良好であった。結果
を表5に示す。
【0043】以下同様にして、実施例2〜14、比較例
15〜24の塗装鋼板を作製した。得られた塗装鋼板の
試験結果を表5〜表8に示す。ただし、塗料の配合比は
固形分換算で表示した。
【0044】
【表1】
【0045】
【表2】
【0046】
【表3】
【0047】
【表4】
【0048】
【表5】
【0049】
【表6】
【0050】
【表7】
【0051】
【表8】
【0052】
【発明の効果】本発明の塗装金属板はフッ素樹脂系上塗
り塗料を塗布したものであり、卓越した密着性、耐沸水
性と耐食性、耐薬品性、耐汚染性、耐候性を有し、さら
に驚くべきことには、従来技術では得られなかった優れ
た加工性を合わせ持っており、屋根材、壁材、窓枠、ド
アー材などの建材分野、物置、ラジエターユニットなど
の屋外器物、エアコン室外機などの屋外用途を含む家電
製品等の分野における高い要求品質にこたえることがで
きる。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年5月23日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【化1】 (式中、R1 ,R2 ,R3 は水素またはメチル基であ
り、m、nはそれぞれ1以上の数であると同時に2≦m
+n≦8である。)
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】すなわち本発明は、少なくとも片面が化成
処理された金属板上に、膜厚1〜15μmのポリエステ
ル樹脂(A)とエポキシ樹脂(B)、ポリエステル樹脂
(A)および/またはエポキシ樹脂(B)と反応する硬
化剤(C)および防錆顔料を主成分とするプライマー
層、さらに上塗り塗膜としてフッ素樹脂を主成分樹脂と
する10〜100μmの塗膜を有する塗装金属板であ
り、かつプライマー層中のポリエステル樹脂(A)がガ
ラス転移温度0℃以上、還元粘度0.20dl/g以上
で、かつ酸成分が芳香族ジカルボン酸50〜100モル
%、その他のジカルボン酸が0〜50モル%、グリコー
ル成分が脂環族グリコールが20〜85モル%、下記一
般式(I)で示されるビスフェノールAおよび/または
ビスフェノールFのアルキレンオキサイド付加物80〜
15モル%、その他のグリコールが50モル%以下であ
り、前記(A)、(B)および(C)の配合比が、
(A)/(B)=100/0〜60/40(重量比)、
((A)+(B))/(C)=99/1〜50/50
(重量比)であることを特徴とする塗装金属板である。
【化2】 (式中、R1 ,R2 ,R3 は水素またはメチル基であ
り、m、nはそれぞれ1以上の数であると同時に2≦m
+n≦14である。)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C09D 175/04 PHP C09D 175/04 PHP // C08G 63/668 NNG C08G 63/668 NNG

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも片面が化成処理された金属板
    上に、膜厚1〜15μmのポリエステル樹脂(A)とエ
    ポキシ樹脂(B)、該(A)および/または(B)と反
    応する硬化剤(C)および防錆顔料を主成分とするプラ
    イマー層、さらに上塗り塗膜としてフッ素樹脂を主成分
    樹脂とする10〜100μmの塗膜を有する塗装金属板
    であり、かつプライマー層中のポリエステル樹脂(A)
    がガラス転移温度0℃以上、還元粘度0.20dl/g
    以上で、かつ酸成分が芳香族ジカルボン酸50〜100
    モル%、その他のジカルボン酸が0〜50モル%、グリ
    コール成分が脂環族グリコールが20〜85モル%、下
    記一般式(I)で示されるビスフェノールAおよび/ま
    たはビスフェノールFのアルキレンオキサイド付加物8
    0〜15モル%、その他のグリコールが50モル%以
    下、であり、前記(A)、(B)および(C)の配合比
    が、(A)/(B)=100/0〜60/40(重量
    比)、((A)+(B))/ (C)=99/1〜50/
    50(重量比)であることを特徴とする塗装金属板。 【化1】 (式中、R1 ,R2 ,R3 は水素またはメチル基であ
    り、m、nはそれぞれ1以上の数であると同時に2≦m
    +n≦8である。)
  2. 【請求項2】 上塗り塗膜がポリフッ化ビニリデン樹脂
    を主体とすることを特徴とする請求項1の塗装金属板
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000070843A (ja) * 1998-06-18 2000-03-07 Nkk Corp 成形加工性に優れた1コ―トプレコ―ト鋼板及びその製造方法
JP2001009368A (ja) * 1999-06-29 2001-01-16 Nkk Corp 成形加工性に優れた1コートプレコート鋼板及びその製造方法
WO2003033173A1 (fr) * 2001-10-17 2003-04-24 Kansai Paint Co., Ltd. Processus de revetement de corps metalliques et compositions d'appret a utiliser dans ce processus
JP2012135917A (ja) * 2010-12-25 2012-07-19 Furukawa-Sky Aluminum Corp プレコートアルミニウム材及びその製造方法
JP2017036458A (ja) * 2015-08-07 2017-02-16 ダイキン工業株式会社 組成物、塗膜、含フッ素塗膜及び積層体

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