JPH09248367A - パチンコ機 - Google Patents

パチンコ機

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JPH09248367A
JPH09248367A JP8763496A JP8763496A JPH09248367A JP H09248367 A JPH09248367 A JP H09248367A JP 8763496 A JP8763496 A JP 8763496A JP 8763496 A JP8763496 A JP 8763496A JP H09248367 A JPH09248367 A JP H09248367A
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満 大山
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久芳 佐藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 打球供給皿のパチンコ球を打球供給装置の中
に1個も残さずに下部貯留皿へ抜取り回収する。 【解決手段】 打球供給装置20は打球供給皿8の上部
通孔17に合致する流入口22に連通して垂直に形成し
た誘導路24と発射レール3の発射部5に対応する供給
口25とフリッカー部材26とを備え、前面板6は打球
供給皿8の整流部16に沿った箇所に球抜口37を開設
し、誘導路24の一方側の側面に球抜路41を設け、摺
動側板38と側片部46を有する摺動軸部45を常に付
勢されて摺動側板38と側片部46が球抜口37と球抜
路41を閉じる位置と球抜口37と球抜路41を解放す
る位置とに移動自在に配設し、摺動軸部45と側片部4
6が球抜口37と球抜路41を閉じる位置にあるときは
誘導路24から離れ、球抜口37と球抜路41を解放す
る位置にあるときには誘導路24に入り込んでフリッカ
ー部材26の球止部29にあるパチンコ球を球抜路41
へ押し出す押片部47を設けてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、前面枠の前面に打
球供給皿と下部貯留皿とを設けると共に、前面板の裏面
側に打球供給皿のパチンコ球を1個づつ発射レールの発
射部に供給する打球供給装置を設けてなるパチンコ機に
関し、特に、打球供給皿のパチンコ球を下部貯留皿に球
抜きする際に打球供給装置内にパチンコ球が残らないよ
うにすることができるようなパチンコ機に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来のパチンコ機においては、前面枠の
前面側に打球供給皿と下部貯留皿とを設け、打球供給皿
のパチンコ球を前面板の裏面側に設けられた打球供給装
置に導いて1個づづ発射レールの発射部に供給するよう
にされている。一方、打球供給皿の底部には球抜孔が設
けられると共に、該球抜孔にスライド板が配置されてお
り、該スライド板を移動させて球抜孔を解放することに
より打球供給皿のパチンコ球を下部貯留皿に抜き取るこ
とができるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記したパ
チンコ機にあっては、打球供給皿のパチンコ球を底部の
球抜孔から直接に下部貯留皿へ抜き出すようにしている
ため、打球供給装置に導かれたパチンコ球は抜き取られ
ないでそのまま残されてしまうという問題点があった。
そして、打球供給装置内に残されたパチンコ球を抜き取
るためには、例えばその残されたパチンコ球を遊技盤面
に打ち込まないように弱い弾発力で発射して発射レール
のフアール口から下部貯留皿に戻して回収する等遊技者
に面倒な操作を行わせる必要があった。
【0004】そこで本発明は、打球供給皿のパチンコ球
を下部貯留皿に抜き取る際に打球供給装置内に残された
パチンコ球を同時に下部貯留皿へ回収することができる
ようにしたパチンコ機を提供することを目的としてい
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明にかかるパチンコ機は、前面枠の前面側に打
球供給皿と下部貯留皿とを設けると共に、前面板の裏面
側に打球供給皿から導き出したパチンコ球を一個ずつ発
射レールの発射部に供給する打球供給装置とを設け、前
記打球供給装置は、打球供給皿の上部通孔に合致する流
入口に連通して垂直に形成した誘導路と、発射レールの
発射部位置に対応する供給口と、上下方向に回動するフ
リッカー部材とを備え、前記前面板に打球供給皿の皿部
の整流部に沿った箇所に球抜口を開設し、打球供給装置
の誘導路の終端部分の側壁を一部切欠して球抜路を設
け、前記球抜口を開閉自在にする摺動側板と前記球抜路
を開閉自在にする側片部を有する摺動軸部を常に付勢さ
れて摺動側板と側片部が球抜口と球抜路を閉じる位置と
球抜操作によって球抜口と球抜路を解放する位置とに移
動自在に配設すると共に前記摺動軸部の他端側には摺動
側板とが球抜口と球抜路を閉じる位置にあるときは誘導
路から離れ、球抜操作によって球抜口と球抜路を解放す
る位置にあるときには誘導路に入り込んでフリッカー部
材の上部の球止部にあるパチンコ球を球抜路へ押し出す
ための押片部を設けて構成する。
【0006】前記前面板に打球供給皿の皿部の整流部に
沿った箇所に球抜口を開設し、打球供給装置の誘導路の
一方の側面を開放して球抜路を設け、前記球抜口を開閉
自在にする摺動側板と前記球抜路を開閉自在にする側片
部を有する摺動軸部を常に付勢されて摺動側板と側片部
が球抜口と球通路を閉じる位置と球抜操作によって球抜
口と球抜路を解放する位置とに移動自在に配設すると共
に前記摺動軸部の他端側には摺動側板と側片部が球抜口
と球抜路を閉じる位置にあるときは誘導路から離れ球抜
操作によって球抜口と球抜路を解放する位置にあるとき
には誘導路に入り込んでフリッカー部材の上部の球止部
にあるパチンコ球を球抜路へ押し出すための押片部を設
けて構成するのが好ましい。
【0007】一方、前記打球供給装置は、誘導路と発射
レールの発射部に対応する供給口と上下方向に回動する
フリッカー部材とを備える。このフリッカー部材は上方
に回動されたとき流入口から流入するパチンコ球を上面
で受け止めて待機させる球止部から落下するパチンコ球
を受け入れて保持し、かつ下方に回動されたときそのパ
チンコ球を発射レールの発射部に供給する球受部とを一
体に有する。このため、打球供給皿のパチンコ球は整流
部を流下してその最先端部のパチンコ球が流入口からフ
リッカー部材の球止部上面に流入し、該球止部上面で受
け止められて待機する。そして、この状態で打球杆の発
射動作に関連してフリッカー部材が上下に回動すること
によって球止部上面で受け止められるパチンコ球が1個
ずつ発射レールの発射部に供給される。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
いて説明する。図1は本発明に係るパチンコ機の正面
図、図2はガラス枠及び前面枠を解放して示すパチンコ
機の下部部分の斜視図を示し、1はパチンコ機の前面
枠、2は前面枠1の後面に着脱自在に装着された遊技盤
であって、該遊技盤2の右下側に発射レール3が装着さ
れている。4は発射レール3の発射部5に先端が臨む打
球杆、6は発射レール3の前面を覆う前面板であって、
遊技盤2の上方部を覆うガラス扉枠7と共に前面枠1の
一側に開閉自在に装着されている。前記前面板6の表面
には打球供給皿8が設けられている。また、前面枠1の
下部前面には打球供給皿8の余剰球を貯留する下部貯留
皿9と操作ハンドル10が設けられている。
【0009】前記打球供給皿8は、図3に示すように、
本体部11と該本体部11の前面外側を覆うカバー部材
12とから構成されている。本体部11はパチンコ球を
貯留する皿部13と該皿部13の上縁部分を囲う飾板部
14及び皿部13の下方に延出する側板部15とを有す
る。前記皿部13は底部が一方に緩やかに下り傾斜しそ
の傾斜下部にパチンコ球が一列に整列する整流部16が
形成されており、該整流部16の下流端が位置する前面
板6には皿部13のパチンコ球を前面板6の裏側に流出
させる上部通孔17が開設されている。また、前面板6
には側板部15に形成された球抜通路18に連通する下
部通孔19が開設されている。
【0010】一方、前面板6の裏面には打球供給装置2
0を構成する通路構成枠21が配設される。この通路構
成枠21は、図4に示すように、前面板6に開設された
上部通孔17に合致する流入口22が設けられた板状体
23aと、前面が開口して前記流入口22と連通するパ
チンコ球の直径と略同等の垂直な誘導路24を形成した
中空状の箱状体23bとに二分割して形成し、これら板
状体23aと箱状体23bとを互いに合体してビス止め
することにより一体化される。
【0011】前記打球供給装置20は、図4乃至図6に
示すように、前記通路構成枠21と発射レール3の発射
部5に対応する供給口25と上下方向に回動するフリッ
カー部材26とを備える。このフリッカー部材26は両
側部に発射レール3と平行な回動支軸27,27が一体
に突設されており、該回動支軸27,27を供給口25
に形成された軸受凹部28,28に嵌めて上下に回動自
在に支持され、かつ自然状態では図6(イ)実線のよう
に下方に回動するように重心が置かれている。
【0012】前記フリッカー部材26は、図6(イ)に
示す下向き回動時、流入口22から誘導路24に導かれ
た先頭のパチンコ球Bを上面に受けて落下を阻止する球
止部29と、図6(ロ)に示す上向き回動時に誘導路2
4から落下するパチンコ球Bを受け入れて保持し且つ下
方へ回動することによりパチンコ球Bを供給口25から
発射レール3の発射部5へ送り出す半円状の球受部30
と、前記回動支持軸27,27と平行であり且つ通路構
成枠21の外方へ突出する係合ピン31とを一体に有し
て構成される。
【0013】なお、前記係合ピン31は、図5に示すよ
うに、発射レール3の下方であり、且つ遊技盤2の前面
側に軸32で回動自在に軸支された連動レバー33の押
上部34に当接可能なようになっている。また、連動レ
バー33は押上部34の一端から下方に垂下するレバー
部35を一体に備え、このレバー部35が打球杆4に固
着された引掛杆36と係合可能なように位置されてい
る。
【0014】
【実施例1】本発明において、前面板6は、図3に示す
ように、上部通孔17に一連的に穿設されて前記打球供
給皿8の本体部11に備える皿部13の整流部16の下
付部分に沿った位置に球抜口37が開設され、該球抜口
37を開閉する摺動側板38が設けられ、前記球抜口3
7の両側には前記摺動側板38を摺動案内する横一文字
状のガイド孔39a,39bが一連的に設けられる。一
方、前記通路構成枠21は、図4に示すように、板状体
23aの一方側に流入口22へ連通する切欠部40aが
設けられると共に他方側に前記前面板6のガイド孔39
bに合致して貫通するガイド長孔40bが設けられ、箱
状体23bの誘導路24の一方の側壁の下部を一部切欠
して1個のパチンコ球が通過し得る球抜路41を設ける
と共に前記切欠部40aと球抜路41を覆う樋部42を
延長形成し、他方の側壁の前には前記ガイド長孔40b
に合致して前記誘導路24と連通する中空のガイド溝4
3を設けている。前面板6の裏側には箱状体23bの樋
部42に連通するように接続すると共に前記球抜口37
から落下するパチンコ球を下部通孔19へ流下させる通
路樋44が設けられる。
【0015】前記摺動側板38は、図3に示すように、
摺動軸部45を一体に備えており、この摺動軸部45は
打球供給皿8の側板部15に形成された箱状のガイド部
45aに左右方向へ往復移動自在に支持される。摺動軸
部45の左右移動により、摺動側板38が前面板6に形
成されたガイド孔39a,39bを左右方向へ往復移動
して球抜口37を開閉自在に支持される。前記摺動軸部
45の中央部に球抜路41を開閉する側片部46が設け
られ、該側片部46を前面板6の前記ガイド孔39a及
び板状体23aの切欠部40aから箱状体23bの誘導
路24の側壁下部に開設する球抜路41へ臨ませて設置
し、摺動軸部45の左右移動により、該球抜口41を開
閉自在にする。
【0016】また、前記摺動軸部45には打球供給装置
20のフリッカー部材26の球止部29上方に出入り自
由な押片部47が一体に設けられている。この押片部4
7は前面板6に開設されたガイド長孔39b及び板状体
23aのガイド長孔40bから箱状体23bのガイド溝
43の中に臨ませて、図10(イ)に示すように、摺動
軸部45が球抜口37を閉じる位置に付勢されていると
きは打球供給装置20の側方に位置し、摺動軸部45が
球抜口37を解放する位置に移動すると、図10(ロ)
に示すように、誘導路24内に突入してフリッカー部材
26の球止部29上面に待機するパチンコ球を誘導路2
4から球抜口37へ押し出して通路樋44へ落下させる
ようになっている。
【0017】一方、打球供給皿8の側板部15の前面に
は、図3及び図11に示すように、レバー部材48が軸
49により揺動自在に軸支され、該レバー部材48には
長孔50が穿設されて該長孔50に摺動軸部45の前側
面に突設した突起51を臨ませている。また、レバー部
材48にはコイルばね52が連結されており、常に摺動
軸部45を図11実線のように摺動側板38と側片部4
6とで球抜口37及び球抜路41を閉じる位置に付勢し
ている。前記操作ボタン53はレバー部材48の上部に
横向きに突設する頭部54に当接するように軸53aに
枢着し、打球供給皿8の飾板部14に開設した透孔55
から上方に突き出させて設置し、該操作ボタン53の自
由端側を押圧することにより摺動軸部45の摺動側板3
8と側片部46を球抜口37と球抜路41を解放する位
置に移動させることができるようになっている。
【0018】次に、このように構成したパチンコ機の作
用を説明する。打球供給皿8に貯留されるパチンコ球は
整流部16によって一列に整流されながら前面板6の上
部通孔17から流入口22を経て通路構成枠21内の誘
導路24に流入する。そして、図5,図6(イ)及び図
11に示すように、誘導路24の最先端部のパチンコ球
Bはフリッカー部材26の球止部29上面で受け止めら
れて待機する。
【0019】この状態で打球杆4が図5鎖線のように発
射準備位置に回動されると引掛杆36によって連動レバ
ー33のレバー部35が引寄せられて該連動レバー33
が軸32を支点として上方へ回動し、これの押上部34
がフリッカー部材26の係合ピン31を上方へ押し上げ
る。このため、フリッカー部材26が回動支軸27,2
7を支点として図6(ロ)のように上方へ回動してフリ
ッカー部材26の球止部29上面で待機していたパチン
コ球Bは下方へ落下して球受部30に受け入れられる。
そして、打球杆4が図5実線のように発射動作位置に回
動するとフリッカー部材26は連動レバー33による係
合ピン31の押し上げ解除されて自重とパチンコ球Bの
重量で図6(ロ)鎖線のように下方に回動し、球受部3
0のパチンコ球Bを供給口25から発射レール3の発射
部5に送り出す。同時に後続する誘導路24の最先端部
のパチンコ球B1 をフリッカー部材26の球止部29上
面で受け止めて待機させる。その後は打球杆4の往復回
動毎に誘導路24の最先端部のパチンコ球が一個ずつ確
実に発射レール3の発射部5に供給される。
【0020】しかして、打球供給皿8内のパチンコ球を
下部貯留皿9へ抜き取るには、操作ボタン53の自由端
側を図12鎖線のように押圧してレバー部材48をコイ
ルばね52の付勢に抗して回動させる。これによって、
摺動軸部45がレバー部材48の長孔50に係合する突
起51を介して同図矢印方向に移動し図8及び図10
(ロ)に示すように球抜口37及び球抜路41を解放す
る。このため、打球供給皿8内のパチンコ球は打球供給
皿8の整流部16の途中で球抜口37から通路樋44を
流下して前面板6の下部通孔19を経て球抜通路18に
流出し、さらに前面板6に開設した流出口56から遊技
盤前面のシュート57を通って下部貯留皿9に排出され
る。また、打球供給装置20に導かれてフリッカー部材
26の球止部29上面に残されているパチンコ球Bは、
図10(ロ)に示すように、摺動軸部45の押片部47
によって誘導路24から球抜路41に押し出されて落下
し、打球供給皿8内のパチンコ球と同じように下部貯留
皿9に排出される。
【0021】そして、打球供給皿8内のパチンコ球を下
部貯留皿9に抜き取った後、操作ボタン53の押圧を解
除すると、コイルばね52の付勢によってレバー部材4
8が元の状態に復帰し、同時に摺動軸部45も図10
(イ)に示す位置に移動して球抜口37及び球抜路41
を閉じる。
【0022】
【実施例2】この実施例において、前面板6は、図13
に示すように、上部通孔17に一連的に穿設されて前記
打球供給皿8の本体部11に備える皿部13の整流部1
6の下方部分に沿った位置に球抜口137が開設され、
該球抜口137を開閉する摺動側板138が設けられ、
前記球抜口137の両側には前記摺動側板138を摺動
案内する横一文字状のガイド孔139a,139bが一
連的に設けられる。一方、前記通路構成枠121は、図
14に示すように、板状体123aの一方側に流入口1
22へ連通する切欠部140aが設けられると共に他方
側に前記前面板6のガイド孔139bに合致して貫通す
るガイド長孔140bが設けられ、箱状体123bの誘
導路124の一方の側面を解放した球抜路141を設け
ると共に前記切欠部140aと球抜路141を覆う樋部
142を形成し、他方の側壁の側には前記ガイド長孔1
40bに合致して前記誘導路124と連通する中空のガ
イド溝143を設けている。前面板6の裏側には箱状体
123bの樋部142に連通するように接続すると共に
前記球抜口137から落下するパチンコ球を下部通孔1
9へ流下させさる通路樋144が設けられる。
【0023】前記摺動側板138は、図13に示すよう
に、摺動軸部145を一体に備えており、この摺動軸部
145は打球供給皿8の側板部15に形成された箱状の
ガイド部145aに左右方向へ往復移動自在に支持され
る。摺動軸部145の左右移動により、摺動側板138
が前面板6に形成されたガイド孔139a,139bを
左右方向へ往復移動して球抜口137を開閉自在に支持
される。また、前記摺動軸部145は流入口122の側
の端部に直角に曲折した側片部146が一体に設けられ
る。この側片部146は摺動側板138の球抜口137
の開閉作動に伴って球抜路141を開閉自在にする。
【0024】また、前記摺動軸部145には打球供給装
置120のフリッカー部材126の球止部129上方に
出入り自由な押片部147が一体に設けられている。こ
の押片部147は前面板6に開設されたガイド長孔13
9b及び板状体123aのガイド長孔140bから箱状
体123bのガイド溝143の中に臨ませて、図15及
び図18(イ)に示すように、摺動軸部145が球抜口
137を閉じる位置に付勢されているときは打球供給装
置120の側方に位置し、摺動軸部145が球抜口13
7を解放する位置に移動すると、図16及び図18
(ロ)に示すように、誘導路124内に突入してフリッ
カー部材126の球止部129上面に待機するパチンコ
球Bを誘導路124から球抜口137を押し出して通路
樋144へ落下させるようになっている。この実施例に
おける球抜操作は実施例1と同様の操作手順により行わ
れる。
【0025】
【発明の効果】本発明は上記のような構成であるから、
打球供給皿のパチンコ球は該打球供給皿の整流部に設け
た球抜口から抜き取るようにし、しかも、フリッカー部
材の上面の球止部に待機するパチンコ球は、摺動軸部を
移動させて球抜路を解放したときに、同時に球抜路へ押
し出すことにより、打球供給装置にパチンコ球を一球も
残さずに全てのパチンコ球を抜き取って下部貯留皿へ排
出することができる。
【0026】従って、本発明において打球供給皿のパチ
ンコ球を抜き取った後には打球供給装置内にはパチンコ
球が残留することがないので、従来のパチンコ機のよう
に打球供給装置内に残留するパチンコ球を下部貯留皿に
回収するための面倒な操作を不要とすることができ、遊
技者のサービス向上を図れる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるパチンコ機の正面図である。
【図2】ガラス枠及び前面板を解放した状態を示すパチ
ンコ機の下部斜視図である。
【図3】第1実施例に係る打球供給皿の分解斜視図であ
る。
【図4】第1実施例に係る打球供給装置の分解斜視図で
ある。
【図5】第1実施例に係る打球供給装置を一部断面にし
て作用を説明する正面図である。
【図6】第1実施例に係る打球供給装置の作用を説明す
る断面側面図で、(イ)はフリッカーが下向き回動した
状態を示し、(ロ)はフリッカーが上向回動した状態の
断面図である。
【図7】第1実施例に係る球抜口と球抜路とが閉状態位
置にある打球供給装置の斜視図である。
【図8】第1実施例に係る球抜口と球抜路とが開状態位
置にある打球供給装置の斜視図である。
【図9】第1実施例に係る打球供給皿の整流部に開設し
た球抜口と打球供給装置と発射部との関係を示す要部平
面断面図である。
【図10】第1実施例に係る打球供給装置の正面断面図
で、(イ)は球抜口を閉鎖して示し、(ロ)は球抜口を
解放した状態を示す断面図である。
【図11】第1実施例に係る球抜口と下部貯留皿との関
連構成を示す要部の断面側面図である。
【図12】第1実施例に係る球抜き操作部部分の作用を
示す要部正面図である。
【図13】第2実施例に係る打球供給皿の分解斜視図で
ある。
【図14】第2実施例に係る打球供給装置の分解斜視図
である。
【図15】第2実施例に係る球抜口と球抜路とが閉状態
位置にある打球供給装置の斜視図である。
【図16】第2実施例に係る球抜口と球抜路とが開状態
位置にある打球供給装置の斜視図である。
【図17】第2実施例に係る打球供給皿の整流部に開設
した球抜口と打球供給装置と発射部との関係を示す要部
平面断面図である。
【図18】第2実施例に係る打球供給装置の正面断面図
で、(イ)は球抜口を閉鎖して示し、(ロ)は球抜口を
解放した状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 前面枠 3 発射レール 4 打球杆 5 発射部 8 打球供給皿 9 下部貯留皿 17 上部通孔 20 打球供給装置 22 流入口 24 誘導路 25 供給口 26 フリッカー部材 29 球止部 30 球受部 37 球抜口 38 摺動側板 41 球抜路 42 樋部 44 通路樋 45 摺動軸部 46 側片部 47 押片部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前面枠の前面側に打球供給皿と下部貯留
    皿とを設けると共に、前面板の裏面側に打球供給皿から
    導き出したパチンコ球を一個ずつ発射レールの発射部に
    供給する打球供給装置とを設け、 前記打球供給装置は、打球供給皿の上部通孔に合致する
    流入口に連通して垂直に形成した誘導路と、発射レール
    の発射部位置に対応する供給口と、上下方向に回動する
    フリッカー部材とを備え、 前記前面板に打球供給皿の皿部の整流部に沿った箇所に
    球抜口を開設すると共に、打球供給装置の誘導路の終端
    部分の側壁を一部切欠して球抜路を設け、前記球抜口を
    開閉自在にする摺動側板と前記球抜路を開閉自在にする
    側片部を有する摺動軸部を常に付勢されて摺動側板と側
    片部が球抜口と球抜路を閉じる位置と球抜操作によって
    球抜口と球抜路を解放する位置とに移動自在に配設する
    と共に前記摺動軸部の他端側には摺動側板と側片部が球
    抜口と球抜路を閉じる位置にあるときは誘導路から離
    れ、球抜き操作によって球抜口と球抜路を解放する位置
    にあるときには誘導路に入り込んでフリッカー部材の上
    部の球止部にあるパチンコ球を球抜路へ押し出すための
    押片部を設けて構成したことを特徴とするパチンコ機。
  2. 【請求項2】 前面枠の前面側に打球供給皿と下部貯留
    皿とを設けると共に、前面板の裏面側に打球供給皿から
    導き出したパチンコ球を一個ずつ発射レールの発射部に
    供給する打球供給装置とを設け、 前記打球供給装置は、打球供給皿の上部通孔に合致する
    流入口に連通して垂直に形成した誘導路と、発射レール
    の発射部位置に対応する供給口と、上下方向に回動する
    フリッカー部材とを備え、 前記前面板に打球供給皿の皿部の整流部に沿った箇所に
    球抜口を開設すると共に、打球供給装置の誘導路の一方
    の側面を開放して球抜路を設け、前記球抜口を開閉自在
    にする摺動側板と前記球抜路を開閉自在にする側片部を
    有する摺動軸部を常に付勢されて摺動側板と側片部が球
    抜口と球通路を閉じる位置と球抜操作によって球抜口と
    球抜通路を解放する位置とに移動自在に配設すると共に
    前記摺動軸部の他端側には摺動側板と側片部が球抜口と
    球抜路を閉じる位置にあるときは誘導路から離れ、球抜
    操作によって球抜口と球抜路を解放する位置にあるとき
    には誘導路に入り込んでフリッカー部材の上部の球止部
    にあるパチンコ球を球抜路へ押し出すための押片部を設
    けて構成したことを特徴とするパチンコ機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011147472A (ja) * 2010-01-19 2011-08-04 Mrd Co Ltd 遊技機の打球供給皿の構造
JP2012125432A (ja) * 2010-12-16 2012-07-05 Kyoraku Sangyo Kk 球送り装置及びこの球送り装置を備えるパチンコ遊技機

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