JP4412682B2 - パチンコ機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、前面板の前側に設けられる打球供給皿のパチンコ球を下部貯留皿に抜き取る際に打球供給装置内にパチンコ球が残らないようにすることができるようにしたパチンコ機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のパチンコ機においては、前面板の前側に打球供給皿を装着し、また前面枠の前面下部に下部球受皿を装着し、打球供給皿のパチンコ球を前面板の裏面に設けられた打球供給装置に導いて1個づつ発射レ−ルの発射位置に供給するようになっている。一方、打球供給皿の底部には球抜孔が設けられると共に、該球抜孔にスライド板が配設されており、該スライド板を移動させて球抜孔を解放することにより打球供給皿のパチンコ球を下部球受皿に抜き取るようにしていた。
【0003】
上記した従来のパチンコ機にあっては、打球供給皿のパチンコ球を底部の球抜孔から直接に下部球受皿へ抜き出すようにしているため、打球供給装置に導かれたパチンコ球は抜き取られないで打球供給装置内にそのまま残されてしまうという問題があった。
【0004】
そこで、上記のような問題点を解決するために、打球供給皿のパチンコ球を打球供給装置へ導く供給通路の底面に球抜取口を設け、該球抜取口を可動底板のスライド操作によって開閉するようにしたもの、或いは打球供給装置の終端から流出するパチンコ球を球抜取口側に転動させ得る状態で支持する受け部材と、該受け部材に支持されたパチンコ球が球抜取口に落下するのを阻止する球抜部材とを設け、該球抜部材を受け部材から離れる方向に変位させるようにして、打球供給装置内にパチンコ球を残すことなく打球供給皿のパチンコ球を下部球受皿に抜き取るようにしたものが知られている(例えば実公平4−32147号公報、実公平6−3648号公報参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来の技術で述べたもののうち前者においては、供給通路を流下するパチンコ球の重量に抗して可動底板をスライド操作させなければならず、大きな操作力を必要として円滑な球抜き操作が望めないという問題点を有している。
【0006】
また、後者においては球抜き操作を行う際にパチンコ球が常に受け部材に当たりながら球抜きされるため、受け部材が破損したり、ガタついたりして本来の役割である発射装置への球供給に支障をきたすという問題点を有している。
【0007】
本発明は、従来技術の有するこのような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、球抜取口を解放したときにパチンコ球の自重で球抜取口から転出させるようにし、球抜き時に直接球供給部材に負担を掛けることなく打球供給装置内にパチンコ球を残さずに打球供給皿の総てのパチンコ球を抜き取ることができるパチンコ機を提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明にかかるパチンコ機は、打球供給皿が装着される前面板の裏側に、打球供給皿からパチンコ球が流入する球入口と発射レ−ルの発射部にパチンコ球を送り出す供給口とが形成された球通路を設け、該球通路の終端部の側壁に球抜通路に通ずる球抜取口を開設すると共に、該球抜取口を開閉自在にする球止壁板を設け、球通路の終端部には供給口と連通し、かつ前記球抜取口側へ下傾する球受棚を設け、該球受棚の下部に軸支されて上下に回動する球供給部材を配設し、前記球供給部材は一端に球通路内へ進退して球受棚に待機するパチンコ球を供給口へ押し出す球押出部と他方端には前記球押出部の球通路内への進退に対応して供給口を開閉する球止部とを一体に有してなり、前記球止壁板をスライドさせて球受棚上面に載るパチンコ球を球抜通路に落下させるようにした。
【0009】
前記球受棚の上面は、所定の曲率半径の円弧面に形成し、円弧面の周方向を球供給部材を軸支する横軸と直行させて設置し、球抜取口側へ所定の勾配で下り傾斜させて設置するのが好ましい。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は本発明に係るパチンコ機の正面図、図2はガラス枠及び前面枠を解放して示すパチンコ機の下部部分の斜視図を示し、1はパチンコ機の前面枠、2は前面枠1の後面に着脱自在に装着される遊技盤であって、該遊技盤2の右下側に発射レ−ル3が装着されている。4は発射レ−ル3の発射部5に先端が臨む打球槌、6は発射レ−ル3の前面を覆う前面板であって、遊技盤2の上方部を覆うガラス扉枠7と共に前面枠1の一側に開閉自在に装着されている。前記前面板6の表面にはパチンコ球払出装置(図示せず)から払い出されたパチンコ球を貯留し、そのパチンコ球を後述する打球供給装置18に供給する打球供給皿8が装着されている。また、前面枠1の下部前面には打球供給皿8の余剰球を貯留する下部貯留皿9と操作ハンドル10が設けられている。
【0011】
前記打球供給皿8は、図3に示すように、本体部8aと該本体部8aの前面外側を覆うカバ−部材8bとから構成されている。本体部8aはパチンコ球を貯留する皿部11と該皿部11の上縁部分を囲う飾板部12及び皿部11の下方に延出する側板部13とを有する。前記皿部11は底部が一方に緩やかに下り傾斜し、その傾斜下部にパチンコ球が一列に整列する球流下通路14が形成されており、該球流下通路14の下流端が位置する前面板6には皿部11のパチンコ球を前面板6の裏側に導く上部通孔15が開設されている。また、球流下通路14の下流端には球抜孔16が開設されて側板部13に形成された球抜通路17に連通されている。そして、前面板6の裏面に打球供給装置18が設けられる。
【0012】
前記打球供給装置18は、図4に示すように、箱状のケ−ス体19と球供給部材20と、該球供給部材20を作動させる電気的駆動手段である電磁石21とから大略構成される。ケ−ス体19は台板部19aと本体部19bとに分割して形成され、これらを合体して一体化される。前記ケ−ス体19は、上部通孔15に合致する球入口22と、該球入口22と連通し且つパチンコ球一個が通過可能な垂直な球通路23と、発射レ−ル3の発射部5に臨む供給口24とを有し、球通路23の終端部の前記供給口24に連通させる位置に球受棚25が設けられる。そして、打球供給皿8のパチンコ球は、球入口22から球通路23に流入して最先端のパチンコ球B1が球受棚25に受け止められて待機すると共に複数のパチンコ球が球通路23に連続して流入するようになっている、また、該球受棚25の下面下方に発射レ−ル3に対して平行に設置する横軸26に球供給部材20が上下方向に回動自在に軸支されている。すなわち、球供給部材20は、発射レール3の取り付けられている平面と平行な横軸26によって軸支されている。
【0013】
前記球供給部材20は、球入口22側に位置する揺動部27の一方端に球押出部28と供給口24側に位置する他方端に球止部29とを一体に有してC字形状に形成する。この球供給部材20は揺動部27の球止部29寄り位置で横軸26に軸支して該横軸26を支点に球押出部28を上下方向へ回動自在に設置する。そして、揺動部27が下向回動したとき、球押出部28の先端が球通路23から退くと共に球止部29が供給口24を閉じ、揺動部27が上向回動したときは、球押出部28の先端が球通路23に入り込むと共に球止部29は供給口24を開放するように形成される。また、前記揺動部27の球押出部28側寄り位置に前記横軸26と平行して前記電磁石21に係合する係合ピン30が突設されている。
【0014】
前記電磁石21はケ−ス体19の本体部19bの球通路23の一方側に延設された収納空間31の中に納められて台板部19aに取り着けられ、圧縮コイルバネ32により下方へ突出するように付勢されたプランジャ−33の下端の係止部材34に備える係合孔35に前記係合ピン30が連結される。そこで、電磁石21が消磁しているときは、圧縮コイルバネ32の付勢によりプランジャ−33が下方へ突出して球供給部材20の球押出部28が横軸26を支点として押し下げられて球通路23の外部へ退くと共に球止部29が供給口24を塞ぐ位置となる。そして、電磁石21が励磁すると、圧縮コイルバネ32の付勢に抗してプランジャ−33が上方へ吸引され球供給部材20の球押出部28が横軸26を支点として押し上げられて球通路23内に入り込むと共に球止部29が供給口24を開放する。
【0015】
前記打球供給装置18は、前記球通路23の終端の側壁に球抜取り用の球抜取口36が開設されており、ケ−ス体19の他方側には球抜取口36を介して球通路23と連通する球抜通路37が延設形成されている。また、ケ−ス体19の台板部19aには、前面板6の下部通孔38に合致する球導口39が開設され、球抜通路37を側板部13に配設される球抜樋17と連通させている。
【0016】
前記球受棚25は、長手方向を球抜取口36の側へ所定の勾配で下り傾斜させて設置する。また球受棚25の上面は図6に示すように、最先端のパチンコ球B1の真上に位置するパチンコ球B2の球心を中心点Oとする曲率半径rの円弧面25aとしている。これにより、球供給部材20の軸支部分の遊びや電磁石21のプランジャー33のストローク等の要因によって、球供給部材20が過回動を生じて図6鎖線に示すようにパチンコ球B1が後ろに戻されても後続のパチンコ球B2を上動するような逆流現象が起らず、球止部29にも負荷が掛からず球供給部材20の破損が防止される。
【0017】
前記打球供給皿8に貯留されているパチンコ球を球抜きするための球抜き部材Aは、図3に示すように、打球供給皿8の皿部11の球流下通路14の球抜孔16を塞ぐ底壁板41と、打球供給装置18の球通路23に備える球抜取口36を塞ぐ球止壁板42とを摺動軸部43に一体に設けて形成される。そして、前記摺動軸部43を打球供給皿8の側板部13に形成された箱状のガイド部44に左右方向へ往復移動自在に支持し、底壁板41を球抜孔16を塞ぐ位置に配設すると共に、球止壁板42を、前面板6のガイド長孔45と台板部19aの貫通長孔46から球抜通路37へ臨ませて前記球通路23の球抜取口36を塞ぐ位置に配設し、摺動軸部43の左右往復動に伴って球抜孔16と球抜取口36とを同時に開閉するようにしている。
【0018】
前記球抜き部材Aは、図9、図10に示すように、打球供給皿8の側板部13の軸47に揺動自在に軸支されたレバ−部材48に備える長孔49に摺動部材43の突起50を臨ませて連接すると共に該レバ−部材48にはコイルばね51が連結されており、球抜き部材Aを常に図5、図8実線のように打球供給皿8の球流下通路14の終端に開設する球抜孔16及び打球供給装置18の球抜取口36を閉じる位置に付勢している。前記レバ−部材48の上部に横向きに突設する頭部52と軸54に枢着した操作部材53の自由端と接触位置し、該操作部材53を打球供給皿8の飾板部12に開設した透孔55から上方へ突き出させて設置し、該操作ボタン53の自由端側を押圧することにより球抜き部材Aが球抜孔16及び球抜取口36を開放する位置に移動させることができるようになっている。
【0019】
次に、このように構成したパチンコ機の作用を説明する。打球供給皿8に貯留されるパチンコ球は皿部11の球流下通路14を一列に整列されながら前面板6の流出口15から打球供給装置18の球入口22を経てケ−ス体19の球通路23に流入する。そして、図6、に示すように、球通路23に連続して流入した最先端部のパチンコ球B1は球受棚25の上に待機する。
【0020】
この状態で打球槌4が図5鎖線のように発射準備位置に回動されると、これに伴って電磁石21に通電されて該電磁石21のプランジャ−33が圧縮コイルばね32の付勢に抗して上方へ吸引され、球供給部材20の揺動部27が横軸26を支点として上向上動される。これによって、図7に示すように、球押出部28が球通路23へ入り込むと共に球止部29が供給口24を開放する。このときに、球押出部28は球受棚25のパチンコ球B1の真上に位置するパチンコ球B2を球押出部28の上面で受け止めながら球受棚25上に位置するパチンコ球B1のみを球押出部28で押して供給口24から発射レ−ル3の発射部5へ送り出す。この状態において、パチンコ球B1の真上に位置していたパチンコ球B2は球押出部28の上に位置して、球押出部28が球通路23内にある間はパチンコ球B2の球受棚25への落下が阻止されている。
【0021】
次に、この状態から打球槌4が図5実線で示す発射位置に回動すると、電磁石21への通電が遮断され、電磁石21のプランジャ−33が圧縮コイルばね32の付勢により下方へ突出し、球供給部材20の揺動部27が横軸26を支点として下向回動させる。これによって、図6に示すように、球押出部28が球通路23の外へ退き、同時に球止部29が供給口24を塞ぐ位置に上向回動する。この状態では、球押出部28の上に受け止められていたパチンコ球B2が球受棚25に落下し、球止部29に受け止められて球受棚25上に待機位置する。その後は、打球槌4の往復回動動作と同期する電磁石21の励・消磁ごとに打球供給皿8から打球供給装置18の球通路23に流入したパチンコ球が1個ずつ確実に発射レ−ル3の発射位置5に送り出される。
【0022】
このように、打球槌4が発射準備位置に回動されたとき、発射レール3の発射位置5には必ずパチンコ球が存することになるので、始め空打ちするようなことがなく連続して安定した球打ちが可能となる。また、球通路23内に流入した最先端のパチンコ球は球受棚25上に受けられることから、打球供給皿8内に貯留されるパチンコ球の球圧が球供給部材20にほとんど加わることがないので、球供給部材20は極めて円滑に回動動作し、しかも、電磁石21に余分な抵抗が加わらないことから、故障の原因になるようなこともない。
【0023】
一方、打球供給皿8内のパチンコ球を下部球受皿9に抜き取る場合は、操作部材53を図10鎖線のように下方へ押圧してレバー部材48をコイルばね51の付勢に抗して回動させる。これによって球抜き部材Aが図8及び図9に示すようにレバー部材48の長孔49に臨む突起50を介してスライドし、底壁板41と球止壁板42とが図8及び図9鎖線のように移動して球抜孔16及び球抜取口36を解放させる。
【0024】
これによって、図9に示すように底壁板41で受け止められていたパチンコ球はその支持を失い球抜孔16から球抜通路17へ落下する。同時に図8に示すように球通路23内の球止壁板42で受け止められていたパチンコ球も図8鎖線に示すようにその支持を失い球抜取口36を介して球抜通路37へ落下し、前面板6の下部開口38を通り球抜通路17に流出する。そして、これらパチンコ球は図11に示されるように前面板6に設けられた球導口55へ排出され、更に球抜きシュート40を通って下部球受皿9に排出される。このようにして打球供給皿8と打球供給装置18内のパチンコ球を残すことなくすべて抜き取ることができる。
【0025】
打球供給皿8内のパチンコ球を下部球受皿9に抜き取った後、操作部材53の押圧を解除すると、コイルばね51の付勢によってレバー部材48が図10実線位置に復帰し、同時に球抜き部材Aを図10実線位置に移動させ球抜孔16を底壁板41、また球抜取口36を球止壁板42でそれぞれ塞ぎ、球入口22から流入するパチンコ球を球通路23内に連続して待機させる。
【0026】
次に図12及び図13において、球抜き部材Bが示されている。そして、該球抜き部材Bが設けられる打球供給皿108は、図3に示すような球抜きをするための球抜孔16が球流下通路114の流下端部に開設していない状態に形成される。しかし、前面板106の裏面には前記打球供給皿108のパチンコ球を発射レ−ル3の発射部5へ供給するために、図3に示す球抜き部材Aを装着した場合とまったく同一の打球供給装置118が装着される。
【0027】
即ち、図12に示す打球供給装置118は打球供給皿108からパチンコ球が流入する球入口122と発射レ−ル3の発射部5にパチンコ球を送り出す供給口124とが形成された垂直な球通路123を有し、、前記球通路123の終端部パチンコ球を受け止めて待機させる球受棚125を有し、該球受棚125の下部には、球通路123内へ進入退出して球受棚125に待機するパチンコ球を供給口124へ押し出し自在にする球押出部128と前記球押出部128の球通路123内への進退に対応して供給口124を開閉する球止部129とを一体に有する球供給部材120が上下に回動自在に軸支され、そして、前記球通路123の終端部分の側壁に球受棚125に連通する球抜取口136を開設して形成されている。
【0028】
そして、図12に示す球抜き部材Bは、前記球抜取口136を塞ぐ球止壁板142を摺動軸部143に一体に設けて形成される。該球抜き部材Bは、摺動軸部143を打球供給皿108の側板部113に形成されたガイド部144に左右方向へ摺動自在に支持し、球止壁板142が球抜取口136を閉じる位置と解放する位置に左右往復動自在に配設される。
【0029】
また、前記球抜き部材Bは、打球供給皿108の側板部113の軸147に揺動自在に軸支されたレバ−部材148に備える長孔149に摺動部材143の突起150を臨ませて連接すると共に該レバ−部材148に連結されたコイルばね151により、球抜き部材Bを常に図13実線のように球抜取口136を閉じる位置に付勢し、そして、軸154に枢着した操作部材153とレバ−部材148の頭部152と接触位置させ、操作部材153の自由端側を押圧することにより球抜き部材Bが球抜取口136を解放する位置に移動させることができるようになっている。
【0030】
次に打球供給皿108内のパチンコ球を下部球受皿9に抜き取る場合は、球抜き部材Aを装着した場合と同じように操作部材153を下方へ押圧してレバー部材148をコイルばね151の付勢に抗して回動させる。これによって球抜き部材Bがレバー部材148の長孔149に臨む突起150を介してスライドし、球止壁板142が図13鎖線のように移動して球抜取口136を開放させる。
【0031】
これによって球通路123内のパチンコ球は球受棚125の傾斜によって球止壁板142で受け止められていた支持を失い球抜取口136から球抜通路137へ落下し、球導口139,下部開口138,球抜通路117,球導口155,球抜シュート40を通って下部球受皿9に排出される。このようにして、打球供給皿108のすべてのパチンコ球は打球供給装置118の球通路123を通って一球も残すことなくすべて抜き取ることができる。
【0032】
【発明の効果】
本発明は上記したことから明らかなように、打球供給皿のパチンコ球を抜取る場合、球通路の終端部の球受棚が球抜取口側へ下方傾斜していることから、球受棚に乗る最先端のパチンコ球が球止壁板に寄りかかっていることとなり、球止壁板がスライドして球抜取口を解放すると支持を失ってパチンコ球の自重により球抜通路へ落下するので、球通路内のパチンコ球も抜取られることになる。また、打球供給皿の球流下通路の終端に球抜孔が設けられていない場合には、打球供給皿のパチンコ球は、打球供給装置の球通路を必ず通って球抜取口から抜取られることになり、これにより、パチンコ球を打球供給装置内に残すことなく下部球受皿に抜取ることができる。
【0033】
また、球通路の終端部に設けられた球受棚によって、球抜き操作の際に直接パチンコ球が球供給部材に当たることがないので球供給部材を破損することなく球抜きすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されるパチンコ機の正面図である。
【図2】ガラス枠及び前面板を解放した状態を示すパチンコ機の下部斜視図である。
【図3】球抜き部材Aが設けられた打球供給皿部分の分解斜視図である。
【図4】打球供給装置の分解斜視図である。
【図5】打球槌と打球供給装置部分の関係を示す断面図である。
【図6】球供給部材が下向回動したときの打球供給装置の作用を説明する断面側面図である。
【図7】球供給部材が上向回動したときの打球供給装置の作用を説明する断面側面図である。
【図8】打球供給装置と球抜き部材Aの関連構成を示す平面断面図である。
【図9】打球供給装置と球抜き部材Aの関連構成を示す正面断面図である。
【図10】球抜き部材を作動するためのレバ−部材を示す作用図である。
【図11】打球供給皿と下部球受皿の関係を示す断面図である。
【図12】球抜き部材Bが設けられた打球供給皿部分の分解斜視図である。
【図13】打球供給装置と球抜き部材Bの関連構成を示す平面断面図である。
【符号の説明】
1 前面枠
3 発射レ−ル
5 発射部
8 打球供給皿
9 下部球受皿
14 球流下通路
18 打球供給装置
19 ケ−ス体
20 球供給部材
21 電磁石
22 球入口
23 球通路
24 供給口
25 球受棚
26 横軸
27 揺動部
28 球押出部
29 球止部
36 球抜取口
Claims (1)
- 打球供給皿が装着される前面板の裏側に、打球供給皿からパチンコ球が流入する球入口と発射レ−ルの発射部にパチンコ球を送り出す供給口とが形成された球通路を設け、該球通路の終端部の側壁に球抜通路に通ずる球抜取口を開設すると共に、該球抜取口を開閉自在にする球止壁板を設け、球通路の終端部には供給口と連通し、かつ前記球抜取口側へ下傾する球受棚を設け、前記発射レールの取り付けられている平面と平行な横軸によって前記球受棚の下部に軸支されて上下に回動する球供給部材を配設し、前記球供給部材は一端に球通路内へ進退して球受棚に待機するパチンコ球を供給口へ押し出す球押出部と他方端には前記球押出部の球通路内への進退に対応して供給口を開閉する球止部とを一体に有してなり、前記球止壁板をスライドさせて球受棚上面に載るパチンコ球を球抜通路に落下させるようにしたことを特徴とするパチンコ機。
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