JPH0432147Y2 - - Google Patents

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JPH0432147Y2
JPH0432147Y2 JP1986091882U JP9188286U JPH0432147Y2 JP H0432147 Y2 JPH0432147 Y2 JP H0432147Y2 JP 1986091882 U JP1986091882 U JP 1986091882U JP 9188286 U JP9188286 U JP 9188286U JP H0432147 Y2 JPH0432147 Y2 JP H0432147Y2
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gutter
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> この考案は、パチンコ機の球抜機構に関し、特
に打球供給機構内の球を迅速且つ円滑に抜取れる
様にしたものである。
<従来の技術> 発射レールの発射位置へ球を1個宛に送り込む
打球供給機構内に球を残すことなく上皿に貯留し
た球を下皿へ抜き取る様にした球抜取機構は、例
えば実開昭55−45388号公報で知られている。こ
の球抜取機構は、球が一列状に流通する誘導樋に
おいて供給室直前の底部から下皿に通じる排出樋
を形成し、排出樋の排出口にスライド自在な底板
を装設し、この底板を任意に開閉できるように抜
取操作手に連結してなる。
<考案が解決しようとする課題> しかし、上記した従来の球抜取機構では、排出
口や排出樋の径をパチンコ球の直径より適宜大き
く設定してあるだけなので、結局、上皿内の球を
一列状にしか抜取ることができない。このため、
球の抜取り時間が長く掛かるばかりでなく、抜取
る際に、球の流下方向が切替えられるために排出
口の周辺で球が互いに干渉して球止りが発生し易
く、円滑な球抜きができず実用性に欠けるもので
あつた。本考案は、これを解決するもので、上皿
内の球の抜取り時間の短縮と排出口周辺の球止ま
り解消を図つたものである。
<課題を解決するための手段> そこで本考案は前記した問題点を解決するもの
であつて、パチンコ球を貯留するパチンコ機前面
の上皿5と、この上皿に連通する打球の球取込口
22と、この球取込口から流入する打球を一列に
導く下り傾斜した球取込樋24と、この球取込樋
の終端部24′に臨んで打球を一個宛受け入れる
ことができ、受け入れた打球を発射レール13の
発射位置に一個宛送り込む球送り装置26とを備
えてなるパチンコ機1において、上記球取込樋の
長さ途中には、下皿7に連通する球誘導樋32の
球抜取口32′を開設し、この球抜取口には球取
込樋の傾斜底面に沿つて常時は球抜取口を閉鎖
し、外部操作により球抜取口を開放する移動蓋3
3を設け、上記球抜取口と球送り装置との間の球
取込樋終端部の長さをパチンコ球の半径以下に設
定すると共に、その球抜取口の長さをパチンコ球
の直径の二倍以上に設定して、移動蓋が開放した
直後では、球取込樋内において球抜取口にあるパ
チンコ球を二個同時に球誘導樋内の内部に落下で
きる様にしたことを特徴とするものである。
<作用> 従つて、常時は球誘導樋の球抜取口が移動蓋に
より閉鎖されているので、上皿から球取込口を通
つて流下する球は、球取込樋の傾斜底面を一列に
転動し、移動蓋の上面を通過して球送り装置の球
供給部材に達し、該球供給部材の球載置部への転
入を待機する。
一方、外部操作により移動蓋を開放すると、球
抜取口が開放されて移動蓋の上面に現に載つてい
る最先球及び二番目の球が2個ほゞ同時に球誘導
樋内に落下する。そして、上皿から球取込樋を通
つて順次流下する球が球抜取口から球誘導樋に落
下し、この球誘導樋を流下して下皿内に抜取られ
る。
<実施例> 以下に本考案を図面に示した一実施例に基づき
説明する。
第2図中、1はパチンコ機を示し、このパチン
コ機1は、その機枠2の一側に額縁状の前面枠3
を開閉且つ着脱可能に螺着して成る。上記前面枠
3は、その窓部前面にガラス枠4と、上皿5を備
えた開閉パネル6とを上下に夫々開閉可能に蝶着
し、この下部表面には下皿7と打球の発射ハンド
ル8を配設すると共に、窓部裏面より該窓部を塞
ぐ様にして遊技盤9を装着する。この遊技盤9
は、遊技盤載置台10により下から支持され、遊
技盤9の表面にはガイドレール11を渦巻き状に
止着すると共に、遊技盤載置台10の表面にはガ
イドレール11の下端部に臨むフアール球受枠1
2と、このフアール球受枠12を挟んでガイドレ
ール11の下端部に連続する発射レール13とを
止着し、この発射レール13の発射位置には打球
発射ハンドル8の操作により作動する打球発射装
置(図示せず)の発射杆14が臨む。
前記開閉パネル6の前面には、第3図に示す様
に、上皿5を形成する上皿本体15と、この上皿
本体15の前面上部を覆う上部装飾枠16と、そ
の縁を覆う縁装飾枠17と、上皿本体15の前面
下部を覆う下部装飾枠18を積層状に組付けて上
皿5を補強をしている。上皿5は、第4図及び第
5図に示す様に、その一端部に開閉パネル6に開
設した賞球排出口19が臨み、他端部に向つてそ
の底面が緩く下り傾斜すると共に、その前後幅を
次第に狭めている。そして、上皿5の長さ途中に
は、その前縁に球の流下方向に対して斜めに傾斜
した球圧受部20を形成すると共に、この球圧受
部20を境に球が一列に流下する球整列路21を
形成し、この球整列路21の端部には開閉パネル
6に開設した打球の球取込口22が臨む。
又、開閉パネル6の裏面には、第6図に示す様
に、打球供給機構を構成するユニツト化された供
給ケース23が装着される。この供給ケース23
には、第1図に示す様に、球取込口22から流下
する打球を一列に導く緩く下り傾斜した球取込樋
24を形成すると共に、その開放側面をカバー材
25で塞ぎ、球取込樋24の終端部24′には、
打球を一個宛に受け入れ、受け入れた打球を発射
レール13の発射位置に一個宛に送り込む球送り
装置26を臨ませる。
上記球送り装置26は、第1図に示す様に、球
取込樋24の終端部24′に臨むほゞコ字形断面
の球載置部27を備えて軸28′を支点に回動可
能な球供給部材28と、この球供給部材28を昇
降する昇降部材29を備えて成り、昇降部材29
は、その軸29′を中心にL字形に屈曲し、その
上片が球供給部材28の下面に、下片が発射杆1
4から横向きに延びた作動ピン30に臨む。尚、
カバー材25には、発射レール13の発射位置に
臨む球供給口31を開設する。
又、前記球取込樋24の長さ途中には、下皿7
に連通する球誘導樋32の球抜取口32′を開設
し、この球抜取口32′には、球取込樋24の傾
斜底面に沿つて常時球は抜取口32′を閉鎖し、
外部操作により球抜取口32′を開閉するスライ
ド式の移動蓋33を設ける。そして、移動蓋33
の先端から球載置部27迄の間に位置する球取込
樋24の終端部24′の長さlをパチンコ球の半
径以下に設定し、移動蓋33が開いたときに終端
部24′で支えられる球が球抜取口32′から球誘
導樋32内に落下する様にする。又、上記球誘導
樋32及びその球抜取口32′の直径をパチンコ
球の直径の二倍以上に設定し、移動蓋33が開い
たときに球抜取口32′及び球誘導樋32を通し
て二個以上の球を同時に抜取ることができる様に
する。尚、球誘導樋32の下端は、第7図に示す
様に、前記遊技盤載置台10に設けた球抜樋34
を介して下皿7に連通する。
前記移動蓋33は、第8図から第10図に示す
様に、スライド部材35の先端一側から横向きに
張出し、このスライド部材35には移動蓋33と
反対向きにスライドピン36を突設する。スライ
ド部材35は、上皿本体15の前面に設けたスラ
イドボツクス37内に収納され、スライドボツク
ス37及び開閉パネル6の側面に夫々開設した両
スライド溝38,39を介して移動蓋33を球抜
取口32′に臨ませる。又、上皿本体15の前面
には、スライド部材35をスライドする作動レバ
ー40を軸支し、その下端にスライドピン36に
係合するコ字形のピン受部40aを形成すると共
に、その上端に上部装飾枠16に軸支した球抜釦
41により上方から押圧される押圧部40bを形
成する。尚、スライド部材35にはコイルスプリ
ング42を接続し、このスプリング42の付勢力
によりそのピン受部40a及びスライドピン36
を介して移動蓋33を閉方向に常に付勢すると共
に、その押圧部40bを介して球抜釦41を上方
に付勢する。
一方、球取込樋24の上部には、第11図に示
す様に、球供給停止レバー43の一端から円弧状
に延びた阻止片43aが臨み、この阻止片43a
を球取込樋24内に出没させることにより、球取
込樋24から球載置部27への球の流入を制御す
る。上記球供給停止レバー43は、他端が供給ケ
ース23の内側面に軸支され、その長さの途中に
は連結杆44の下端を軸支し、この連結杆44の
上端を球供給停止レバー43の上方に位置する揺
動部材45に軸支する。この揺動部材45は、球
供給停止レバー43と同様にその一端が供給ケー
ス23の内側面に軸支され、他端側面よりL字形
に延びた係脱ピン46を横向きに突出し、この係
脱ピン46を供給ケース23に開設した上下に長
い円弧状の長孔47を介して供給ケース23の裏
側に突出させる。尚、球供給停止レバー43の他
端には後向きに細長く延びた係止片43bを突出
し、この係止片43bには供給ケース23の外側
面よりねじ込むネジ48の先端が臨み、係脱ピン
46を上方に引上げた状態で、ネジ48を深くね
じ込むと、ネジ48が係止片43bに上から係合
して阻止片43aの下降を阻止できる。
又、賞球タンク49から延びる賞球導出樋50
の底面には、第12図に示す様に、その賞球導出
樋50を流下する球の自重により傾動する踏板レ
バー51が臨み、その自由端に連結レバー52を
接続し、連結レバー52の下端を中央の軸53′
を支点に揺動する揺動レバー53の一端に接続す
る。この揺動レバー53は、遊技盤載置台10の
裏側に軸支され、その他端部から係脱ピン46に
下から臨む係合片54を横向きに突出する。尚、
連結レバー52の長さ途中には、連結レバー52
を上方に付勢するスプリング55を接続し、この
スプリング55により連結レバー52を介して踏
板レバー51の自由端を常に上昇させておく。
尚、図面に示した実施例では踏板レバー51を賞
球導出樋50の底面に設けたが、これに限らずに
賞球タンク49の底面に直接設けてもよい。
一方、第6図中、56は効果音を発生するスピ
ーカを示し、このスピーカ56は開閉パネル6の
裏面に取付けられ、スピーカ56から発生した効
果音は、開閉パネル6及び下部装飾枠18に開設
した各通孔57,58を通じて上皿5の下部前面
より放出される。又、第3図中、59は遊技の進
行状況に応じて点灯する表示ランプを示し、この
表示ランプ59は上部装飾枠16の表示窓60内
に装着され、この表示窓60には透明な表示カバ
ー61が装着される。更に、賞球排出口19に
は、その前面に縁カバー62を、裏面に賞球受枠
63を装着している。
次ぎに、本考案の作用を説明する。
まず、遊技者が上皿5に打球を投入すると、投
入された打球は上皿5の底面の下り傾斜によりそ
の球整列路21に向つて流下する。そして、その
流下途中で次第に整列され、球圧受部20を境に
一列に整列されて球整列路21を通つて球取込口
22から球取込樋24内に流下する。尚、球圧受
部20が上皿5内に斜めに突出するため、球が一
列に整列する際に球圧受部20により斜めに受け
止められ、その流下圧が軽減され、球整列路21
内を流下する球にはその上流側の球圧が直接掛か
らない。
そして、球取込樋24内を流下する球は、常時
は球抜取口32′が移動蓋33により閉鎖されて
いるので、その上面を更に転動し、球取込樋24
の終端部24′に達し、球載置部27の上縁部2
7′に当つて停止する(第1図)。
次いで、遊技者がパチンコ機1の前面の打球発
射ハンドル8を操作すると、打球発射装置(図示
せず)が作動してその発射杆14が後傾する。発
射杆14が後傾すると、昇降部材29の下片が発
射杆14の作動ピン30に押圧されてその軸2
9′を支点に回動し、昇降部材29の上片より球
供給部材28の下面を押し上げる。このため、球
供給部材28がその軸28′を支点に上方に回動
し、その球載置部27が球取込樋24の終端部2
4′に臨み、この球載置部27内に終端部24′か
ら転動する球を一個だけ受け入れる。次ぎに、発
射杆14が弾発された際に、球供給部材28は受
け入れた球の自重により下方に回動し、球載置部
27の底面の傾斜により受け入れた球をカバー材
25に開設した球供給口31を介して発射レール
13の発射位置に送り出す。尚、球供給部材28
が下降した際には、その球載置部27の上縁部2
7′により次ぎの球の流入を阻止する。そして、
発射レール13の発射位置に供給された打球は、
発射杆14により弾発され、発射レール13から
ガイドレール11を通つて遊技部内に一個宛発射
される。
一方、遊技者が球抜釦41を押すと、球抜釦4
1はその軸41′を支点に下向きに傾動して作動
レバー40の押圧部40bを下向きに押す(第1
0図b)。押圧部40bが下向きに押されると、
作動レバー40がコイルスプリング42の付勢力
に抗してその軸40′を支点に回動し、そのピン
受部40aを介してスライド部材35のスライド
ピン36を水平方向に移動する。このため、スラ
イド部材35がスライドボツクス37内でスライ
ドし、その移動蓋33が球抜取口32′の上面か
ら引つ込んで、球抜取口32′を開放する(第1
3図)。
従つて、球抜取口32′が開放すると、移動蓋
33の上面に現に載つている球、図面で示した実
施例では二個の球がそのまゝ球抜取口32′に
ほゞ同時に落下し、球誘導樋32及び球抜樋34
を通つて下皿7に流下する。そして、上皿5内の
球は、球取込樋24を流下する途中で球抜取口3
2′から順次落下し、球誘導樋32及び球抜樋3
4を通して下皿7内に抜取られる。尚、移動蓋3
3がスライドして球抜取口32′を開放すると、
球取込樋24の終端部24′に位置する球は、終
端部24′の長さlをパチンコ球の半径以下に設
定しているために支えを失つて球誘導樋32内に
落下する。従つて、球取込樋24内の球が全て抜
取られる。
その後、遊技者が球抜釦41の押圧を止める
と、コイルスプリング42の付勢力により作動レ
バー40が戻り回動し、スライド部材35の移動
蓋33により球抜取口32′を閉鎖すると共に、
球抜釦41が水平に復元する(第10図a)。
次ぎに、遊技中に賞球タンク49内の賞球が不
足した際や、遊技中に開閉パネル6が開放された
際には、球供給停止レバー43の阻止片43aが
球取込樋24内に上方から進入し、球取込樋24
から球載置部27への球の流入を阻止する(第1
4図)。
即ち、常時は、賞球タンク49内に賞球が貯留
されているので、第12図中に鎖線で示す様に、
踏板レバー51上に載つている球の重みにより踏
板レバー51の自由端が下降している。このた
め、連結レバー52及び揺動レバー53を介し
て、揺動レバー53の係合片54により係脱ピン
46を下から押し上げ、揺動部材45及び連結杆
44を介して球供給停止レバー43の阻止片43
aを球取込樋24から上昇させている。(第1
図)。
これに対して、賞球タンク49内の賞球が不足
し、賞球導出樋50内にも賞球が不足すると、踏
板レバー51上に球がなくなるので、第12図中
に実線で示す様に、連結レバー52に作用するス
プリング55の付勢力により踏板レバー51の自
由端が上昇する。このため、揺動レバー53の係
合片54が下降して係脱ピン46より離れ、揺動
部材45、連結杆44及び球供給停止レバー43
の自重が作用し、球供給停止レバー43がその軸
43′を支点に下向きに傾動し、その阻止片43
aを球取込樋24内に上方から進入する(第14
図)。従つて、球取込樋24を流下する球は阻止
片43aに当接し、球載置部27への流入が阻止
されるので、発射レール13の発射位置には打球
が供給されなくなり、パチンコ機1が打止状態に
変換する。
その後、賞球タンク49内に補給機構(図示せ
ず)より賞球が補強されと、踏板レバー51が球
の重みにより下降するので、上記打止動作と逆の
動きをなし、球供給停止レバー43の阻止片43
aが球取込樋24内から上昇し、球取込樋24内
の球の流下を許容する(第1図)。従つて、賞球
タンク49内に賞球が補強されゝば、打止状態か
ら通常の遊技状態に自動的に復帰する。
又、遊技中に開閉パネル6が開放された場合に
も、上記打止状態に変換する。即ち、開閉パネル
6を開放すると、係脱ピン46が揺動レバー53
の係合片54から係脱し、揺動部材45、連結杆
44及び球供給停止レバー43の自重が作用し
て、球供給停止レバー43が下降して、その阻止
片43aが球取込樋24内に上方から進入し、球
取込樋24内の球の流下を阻止する。従つて、上
皿5内に球が貯留されている場合であつても、そ
の球が球取込樋24及び球送り装置26を通つて
外部にこぼれ落ちることがない。
一方、開閉パネル6を閉じると、係脱ピン46
が揺動レバー53の係合片54に係合し、賞球タ
ンク49内に賞球が貯留されていれば、打止状態
から通常の遊技状態に自動的に復帰する。
<考案の効果> 以上説明した様に本考案によれば、球取込樋の
長さ途中には、下皿に連通する球誘導樋の球抜取
口を開設し、この球抜取口には球取込樋の傾斜底
面に沿つて常時は球抜取口を閉鎖し、外部操作に
より球抜取口を開放する移動蓋を設け、球抜取口
と球送り装置との間の球取込樋終端部の長さをパ
チンコ球の半径以下に設定すると共に、その球抜
取口の径をパチンコ球の直径の二倍以上に設定し
ているので、球取込樋内の球抜取口にある流下先
端球は移動蓋が移動された直後では、この先端球
の後方二番目に停留するパチンコ球ともども球誘
導樋の内部に落下する。従つて、外部操作により
移動蓋が移動し、球抜取口が開放されてパチンコ
球の流下方向が切替えられたときに発生し易い球
抜取口の周辺や球誘導樋の内部での球止りや球詰
まりを確実に解消できる。
この考案により、パチンコ機の製造工程や遊技
店の開店前に行なわれるパチンコ球の試し打ちに
際しても、上皿からのパチンコ球の抜取りが確実
に且つ迅速に行なえるので、その試し打ち検査時
間を大幅に短縮でき、能率化が図れる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は
打球供給機構の正面図、第2図はガラス枠と開閉
パネルを開放した状態のパチンコ機の正面図、第
3図は開閉パネル前面の分解斜視図、第4図は上
皿の斜視図、第5図は上皿の一部平面図、第6図
は開閉パネル裏面の分解斜視図、第7図は遊技盤
下部の拡大正面図、第8図はスライド部材とその
作動部材の分解斜視図、第9図は同上の係合状態
の斜視図、第10図a及びbは同上の動作説明
図、第11図は球供給停止レバー周辺の概略斜視
図、第12図は踏板レバーと球供給停止レバーの
連動状態を示す概略斜視図、第13図は第1図に
示す移動蓋を開放した状態の正面図、第14図は
第1図に示す打球供給機構を打止状態に変換した
正面図である。 図中、1はパチンコ機、5は上皿、7は下皿、
13は発射レール、22は球取込口、24は球取
込樋、24′はその終端部、26は球送り装置、
32は球誘導樋、32′はその球抜取口、33は
移動蓋、41は球抜釦を夫々示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 パチンコ球を貯留するパチンコ機前面の上皿
    と、この上皿に連通する打球の球取込口と、この
    球取込口から流入する打球を一列に導く下り傾斜
    した球取込樋と、この球取込樋の終端部に臨んで
    打球を一個宛受け入れることができ、受け入れた
    打球を発射レールの発射位置に一個宛送り込む球
    送り装置とを備えてなるパチンコ機において、 上記球取込樋の長さ途中には、下皿に連通する
    球誘導樋の球抜取口を開設し、この球抜取口には
    球取込樋の傾斜底面に沿つて常時は球抜取口を閉
    鎖し、外部操作により球抜取口を開放する移動蓋
    を設け、上記球抜取口と球送り装置との間の球取
    込樋終端部の長さをパチンコ球の半径以下に設定
    すると共に、その球抜取口の長さをパチンコ球の
    直径の二倍以上に設定して、移動蓋が開放した直
    後では、球取込樋内において球抜取口にあるパチ
    ンコ球を二個同時に球誘導樋の内部に落下できる
    様にしたことを特徴とするパチンコ機の球抜機
    構。
JP1986091882U 1986-06-18 1986-06-18 Expired JPH0432147Y2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08107970A (ja) * 1994-10-07 1996-04-30 Sankyo Kk 弾球遊技機

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JPS5285585U (ja) * 1975-12-20 1977-06-25

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08107970A (ja) * 1994-10-07 1996-04-30 Sankyo Kk 弾球遊技機

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JPS62202881U (ja) 1987-12-24

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