JPS6336269B2 - - Google Patents

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JPS6336269B2
JPS6336269B2 JP56049296A JP4929681A JPS6336269B2 JP S6336269 B2 JPS6336269 B2 JP S6336269B2 JP 56049296 A JP56049296 A JP 56049296A JP 4929681 A JP4929681 A JP 4929681A JP S6336269 B2 JPS6336269 B2 JP S6336269B2
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JP
Japan
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gutter
ball
panel
outlet
prize ball
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Application number
JP56049296A
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English (en)
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JPS57166185A (en
Inventor
Kichihei Niiyama
Koji Ito
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Sophia Co Ltd
Original Assignee
Sophia Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS6336269B2 publication Critical patent/JPS6336269B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は、入賞球制御器、賞球排出装置、賞球
排出樋、オーバーフロー樋、球導出樋等を設けた
機構盤を開閉可能に設け、裏機構部品の保守点検
や修理のとき等の機構盤を開閉する際に前面枠側
の球通路と機構盤側の球通路等の連係が円滑に行
われるようにしたパチンコ機に関するものであ
る。
<従来の技術> 従来、入賞球制御器、賞球排出装置、賞球排出
樋等を機構盤に設け、該機構盤を遊技盤の裏側に
設けたパチンコ機が、例えば特公昭55−7267号公
報等に記載されている。
<発明が解決しようとする問題点> しかしながら、従来のパチンコ機における機構
盤は、遊技盤の裏側に固定されており機構盤内側
を簡単に開放することができないので、入賞球制
御器や賞球排出装置等の裏機構部品の保守、点
検、修理等を行う場合に作業性が悪い。また、機
構盤を単に開閉可能に取付けただけでは、賞球排
出樋と前面枠前面に位置する供給皿との球通路の
連通やパネル側に設けた打止装置と機構盤に設け
た該打止装置の駆動部分との係脱を円滑に行うこ
とができない。
<問題点を解決するための手段> 本発明は上記に鑑み提案されたもので、窓部を
有する額縁状前面枠の下方前面に受皿を設けると
ともに、前面枠の裏面には受皿に連通する案内樋
を突設して該案内樋の入口を上向きに開口し、上
記窓部にはガラス枠とパネルとを開閉可能に上下
に装着し、該パネルの前面には供給皿を設け、パ
ネルの裏側には供給皿に連通する連通樋を後向き
に突設し、前面枠の裏側には上記窓部を塞ぐよう
にして遊技盤を取付け、該遊技盤の裏側に一側に
配設したヒンジを介して機構盤を開閉可能に設
け、該機構盤には入賞球回収樋が回収した入賞球
を1個宛流下制御する入賞球制御器と、入賞球制
御器が流下した入賞球により所定数の賞球を流下
せしめる賞球排出装置と、賞球排出装置が流下し
た賞球を案内流下する賞球排出樋とを設けて該賞
球排出樋の出口を前面枠の前面に向けて突出形成
するとともに、賞球排出樋から分岐したオーバー
フロー樋の出口を下向きに開口し、上記連絡樋の
入口と賞球排出樋の出口、及び案内樋の入口とオ
ーバーフロー樋の出口とが上記パネル及び機構盤
の閉止状態で連通するように配置し、上記パネル
の裏側には被駆動部材の状態変換により供給皿か
らの打球をパネルに開設した球通過孔において流
下制御する打止装置を設け、機構盤には貯留タン
クから延設した球導出樋に臨ませた踏板レバーに
より作動して踏板レバー上に停留する球の自重に
より状態変換する駆動部材を設け、機構盤の閉止
状態では駆動部材上に被駆動部材が載る状態で係
合する一方、開放状態では被駆動部材が駆動部材
から外れて打止装置を打止状態とするように駆動
部材と被駆動部材を係脱可能に配置したものであ
る。
<作用> 機構盤を開くと、賞球排出樋の出口が連絡樋の
入口から離脱するとともに、オーバーフロー樋の
出口が案内樋の入口から離脱し、また駆動部材が
被駆動部材から離脱して打止装置が自動的に打止
状態に変換する。そして、機構盤を閉じると、前
方に向けて開口する賞球排出樋の出口が連絡樋の
入口に連通されるとともに、上向きに開口する案
内樋の入口にオーバーフロー樋の出口が連通さ
れ、更に駆動部材が被駆動部材に上下に係合して
打止装置の打止状態を自動的に解除する。
<実施例> 以下、本発明の実施例を図面にもとづいて説明
する。
パチンコ機1は、第1図に示すように、前後面
が開放している機枠2の前面開口部に額縁状の前
面枠3を一側部の前面枠用ヒンジ4によつて開閉
自在に装着し、該前面枠3の裏側には該前面枠3
に開設した窓部5を後方から塞ぐようにして遊技
盤6を装着し、該遊技盤6の裏面には機構盤7を
機構盤用ヒンジ8によつて開閉且つ着脱可能に設
けて前面枠3、遊技盤6、機構盤7を前後方向に
重ね合せた構造とする。
前面枠3は、大きな窓部5を開設した額縁状の
板材であり、前面の下方部には球を貯留しておく
受皿9と、打球の発射操作を行う打球発射操作部
10を設け、裏面の下方部には受皿9に連通して
賞球を案内する案内樋11を後向きに延設すると
ともに、打球発射操作部10の操作により球を弾
発する打球発射装置12を設ける。また、前面枠
3の窓部5にはガラス枠13とパネル14とを上
下二段に設けることにより窓部5の前側開口部を
塞ぐ。ガラス枠13は、金属製のフレーム13a
内に透明ガラス13bを二重にして収納したもの
で、一側部に設けたガラス枠用ヒンジ15によつ
て窓部5に対して開閉自在に装着し、自由端を前
面枠3に押圧すると係止片16,16が前面枠3
の施錠装置17に施錠して閉じる。また、このガ
ラス枠13は、前面枠3の前面の一側に設けた鍵
穴18に鍵(図示せず)を差し込み、この鍵を例
えば左回動すると施錠装置17が解錠するので、
手動によつて前方に開放することができる。した
がつて、遊技盤面上で打球が障害釘にひつかかつ
て止まつてしまつたときなどはこのガラス枠13
を開放することにより該球を容易に取り除くこと
ができ、また障害釘の調整も容易に行うことがで
きる。
パネル14は、金属板をプレス成形したもの
で、前面には供給皿19を設け、裏面には供給皿
19内の球をガイドレート20始端の発射位置2
1に1個宛供給する球供給装置22と、パチンコ
機1が打止状態になつたときに遊技者に打止状態
を可視表示するとともに、供給皿19から球供給
装置22に球が流下しないように阻止する打止装
置23を設ける。また、このパネル14は一側部
にパネル用ヒンジ24を有し、該ヒンジ24によ
つて窓部5の下方部分に開閉且つ着脱可能に装着
されている。したがつて、パネル14の自由端を
前面枠3に押圧すると、自由端裏面に設けた係止
装置25が第4図で示すように前面枠3の係止片
25′に施錠する。また、前記ガラス枠13を開
放してから該係止装置25を手動操作して解錠す
ると、パネル14を手動で開放することができ
る。なお、このパネル14を前面枠3から取り外
すときは、パネル14を開放した後にヒンジピン
24′を上昇すればよい。
前記供給皿19は、第5図で示すように、底部
19′が一側端に向つて下り傾斜する横長な皿状
であり、傾斜下端付近には球を流下しながら一列
に整列する整列樋部26を形成し、該整列樋部2
6の途中には供給皿19内の球を受皿9に流下さ
せることができる操作部27を設ける。また、整
列樋部26の下端が位置するパネル14には裏側
の球供給装置22に通じる球通過孔28を開設
し、底部19′の傾斜上端付近に位置するパネル
14には賞球排出口29を開設する。そして、パ
ネル14の裏面には該供給皿19に連通する連絡
樋30を賞球排出口29から後向きに延設する。
球供給装置22は、第6図で示すように、前面
が開放した球供給ケース31の一側端をパネル1
4の裏面に回動可能に軸着し、該球供給ケース3
1内に供給数制御樋32を揺動可能に軸着すると
ともに、該供給数制御器32の流下端に球場送部
材33を軸着して成り、球供給ケース31の自由
端をパネル14の裏面に押圧するとパネル14の
下端部から後向きに延設した爪片34が球供給ケ
ース31の下面に係止して該球供給ケース31を
閉じた状態で止める。球供給ケース31を閉じる
と、供給数制御樋32の入口32′に位置する案
内片35がパネル14の球通過孔28に位置する
ので、供給皿19内の球が該球通過孔28から案
内片35上に流下する。案内片35上に流下した
球は、供給数制御樋32が揺動する度に1個宛供
給数制御樋32上に載り、その後流下して球場送
部材33上に載る。そして、打球発射装置12が
作動して球場送部材33が傾動すると、該球が上
昇してガイドレール20の発射位置21に供給さ
れる。
次に、上記した打止装置23としては種々の構
造のものが考えられるが、ここでは供給皿19か
ら球供給装置22への打球の流入を規制して、例
えば球導出樋49内に球が無くなつた打止め状態
では、球供給装置22に通じる球通過孔28を閉
塞して、球供給装置22に打球が流入しないよう
にして、打球の発射を不能としている。即ち、打
止装置23を第7図で示す実施例により説明する
と、球通過孔28を開閉するスライド部36と、
該スライド部36の移動に連動して遊技者に打止
状態を可視表示する表示板37と、スライド部3
6を左右に移動させる移動杆38とをパネル14
の前面に形成した窪部39内に設けてなり、移動
杆38が機構盤7前面の打止作動部40に係脱自
在に接続されている。スライド部36は、長さの
ほぼ中央が隆起し、該隆起部41の一側部から延
設したシヤツター片42が球通過孔28に臨ん
で、隆起部41内に植設した移動ピン43が表示
板37の長孔44内に遊嵌し、隆起部41の他側
部に設けた溝部45内に移動杆38の腕46の下
端が嵌合する。表示板37は、基端がパネル14
に回動可能に軸着され、自由端に形成した表示部
47の表面には打止表示、例えば「STOP」の文
字を記す。また、移動杆38は、基端がパネル1
4に回動可能に軸着され、該基端から延出した腕
46がスライド部36の溝部45内に係合してい
る。そして、移動杆38にはパネル14の裏側に
突出して横方向に屈曲してなる被駆動部材48を
有し、該被駆動部材48を打止作動部40に係脱
自在に接続する。打止作動部40は、後述する球
導出樋49内の球の有無により打止装置23を作
動するもので、機構盤7の前面に回動杆50の基
端を軸着するとともに、該回動杆50の自由端を
球導出樋49の踏板バー51にリンクレバー5
2、連結ロツド53を介して接続する。そして、
回動杆50のほぼ中央前面からは駆動部材54の
遊技盤6の表面から突出するようにして設け、該
駆動部材54を打止装置23の被駆動部材48に
下方から当接する。なお、駆動部材54は、被駆
動部材48と係脱し易いように先端部分を僅かに
下り傾斜させてある。したがつて、球導出樋49
内に停留する球が無くなり「打止め」の状態にな
ると、踏板レバー51が上昇し、リンクレバー5
2、連結ロツド53を介して回動杆50が下り傾
動し、駆動部材54が下降する。駆動部材54が
下降すると、移動杆38が重錘55の付勢により
軸38′を中心にして回動するので、腕46がス
ライド部36を第7図Aのように右方向に移動す
る。スライド部36が右方向に移動すると、シヤ
ツター片42が球通過孔28を閉塞して球が供給
皿19から球供給装置22に流入しないように停
止するとともに、移動ピン43が長孔44内を移
動して表示板37を回動させ、表示部47をパネ
ル14前面の窓部56に臨ませる(第7図Aの状
態)。
したがつて、遊技者は窓部56に現われた表示
部47を見ることにより「打止め」を視認し、打
球の発射が停止されることとなる。また、遊技者
が打止表示を見落して打球発射操作部10を操作
したとしても球の供給が停止されているので、打
球が発射されることはない。一方、「打止め」が
解除されて、球導出樋49内に球が補充される
と、球の自重により踏板レバー51を下降する。
踏板レバー51が下降すると、リンクレバー5
2、連結ロツド53を介して回動杆50が戻り回
動し、駆動部材54が被駆動部材48を上昇させ
る。被駆動部材48が上昇すると、移動杆38が
回動し、腕46がスライド部36を左方向に移動
する。スライド部36が左に移動すると、シヤツ
ター片42が球通過孔28を開放して球を球供給
装置22に流下させるとともに、移動ピン43が
表示板37を戻り回動して表示部47を窓部56
から外す。したがつて、遊技盤は打球発射操作部
10を操作して打球を発射し、遊技することがで
きる。また、打止作動部40と打止装置23との
接続は、先に説明したように先端が下り傾斜した
駆動部材54を被駆動部材48の下側に係合する
ように構成しているので、打止作動部40を打止
装置23とを水平方向に離隔した場合、即ちパネ
ル14を開放したり、或は機構盤7を開放した場
合には、駆動部材54と被駆動部材48とが円滑
に係脱係合することとなる。両者が係脱すると、
移動杆38が重錘55により回動して球通過孔2
8を閉塞し、自動的に打止装置23が打止状態に
変換する。このため、打止状態においてはパネル
14に開設された球通過孔28がシヤツター片4
2によつて確実に閉塞されることとなる。又、反
対に打止作動部40と打止装置23とを近接する
と、即ちパネル14や機構盤7を閉じると、駆動
部材54の傾斜面により被駆動部材48を上昇さ
せるようにして両者が係合するので、スライド部
36が左側に移動し、球通過孔28を開放する。
したがつて、機構盤7に設けた球導出樋49に臨
ませた踏板レバー51により作動する駆動部材5
4と、供給皿19からの打球の流入を規制する打
止装置23の被駆動部材48とは、球導出樋49
の上流側に停留する球がなくなつた打止状態、も
しくは機構盤7などが開放した状態で、打止装置
23が球通過孔28を閉塞して打球の流下を阻止
するように相互に係合している。
遊技盤6は、表面にガイドレール20で囲んだ
遊技部57を有し、該遊技部57内に無数の障害
釘と、入賞口58等を設けてあり、前面枠3の窓
部5に遊技部57が臨むようにして装着すると、
ガイドレール20の始端の発射位置21が前記球
供給装置22の球揚送部材33に臨む。
一方、機構盤7は、例えば透明なプラスチツク
部材などで成形され、中央部には遊技盤6の裏面
に取付けた入賞球回収樋59が嵌まり込む貫通部
を有し、その下方には入賞球制御器60が傾動可
能に軸着されている。上記遊技盤6の入賞球回収
樋59は、遊技盤6の裏側に流出する入賞球を回
収するものであり、内部を入賞球が流下できる程
度の前後幅を有し、遊技盤6に合せて左右幅を広
く設定している。また、この入賞球回収樋59は
底面が開放した底抜け構造となつており、第8図
で示すように、機構盤7が開放した場合には機構
盤7から分離するようにしてある。そして、機構
盤7には、機構盤7の閉止状態において、入賞球
回収樋59の開放底面に臨む僅かに下り傾斜した
底部61を形成し、その傾斜下端に開口部61′
を開設する。そして、この開口部61′には入賞
球を1個宛受け入れて流下させる入賞球制御器6
0の入口を臨ませ、その下方には第9図で示すよ
うに、入賞球制御器60が流下した入賞球を賞球
排出作動部62へ案内する作動樋63の入口6
3′が開口している。
したがつて、遊技者が発射した打球が遊技部5
7内を流下する途中で入賞口58に入ると、該打
球は遊技盤6の裏側に流出し、入賞球回収樋59
によつて入賞球として回収される。そして、入賞
球回収樋59で回収された入賞球は、その開放底
面から流下して機構盤7の底部61で受け止めら
れ、底部61の下り斜面により開口部61′に向
つて転動する。また、開口部61′から流下した
入賞球は入賞球制御器60内に流入し、入賞球の
自重により入賞球制御器60を傾動した後、作動
樋63内を流下する。なお、傾動した入賞球制御
器60は、作動樋63に連通した状態で停止する
が、この状態では入口の上方に設けた停止片6
0′が開口部61′を塞ぐので、複数の入賞球が連
続して流下しても、入賞球を1個宛確実に作動樋
63に流下させることができる。作動樋63は、
機構壁7の前面に設けた案内部63aと、後面に
縦方向に設けた作動部63bとからなり、案内部
63aと作動部63bとは機構盤7を貫通して連
通し、作動部63b内には賞球排出装置64を作
動する賞球排出作動部62の作動レバー65が臨
んでいる。したがつて、作動樋63内に入賞球が
流入すると、該入賞球は機構盤7の前面において
は案内部63a内を流下し、機構盤7を貫通した
後においては作動部63b内に流入し、作動レバ
ー65の球載部65′上に載る。入賞球が球載部
65′上に載ると、入賞球の自重により作動レバ
ー65が傾動し、連結杆66等を介して賞球排出
装置64が作動する。なお、作動レバー65を傾
動させながら下降した入賞球は、作動部63bの
下方部において賞球排出が行われるまで阻止片6
7によつて流下を阻止され、停止する。
一方、機構盤7の裏面には、第9図で示すよう
に、賞球を貯留するための貯留タンク68を上方
部に配設し、該貯留タンク68の底部に開設した
球導出口68′の下方には球を二列に整列しなが
ら導出する球導出樋49の入口49aを位置さ
せ、該球導出樋49の出口49bを賞球排出装置
64に連通する。また、球導出樋49の傾斜上端
付近の底部には前記踏板レバー51を枢着すると
ともに、該踏板レバー51により作動する球不足
検出器69を設ける。したがつて、貯留タンク6
8内に球が不足すると、踏板レバー51が回動し
上昇することにより打止装置23が作動して打止
状態に変換するとともに、球不足検出器69がオ
ンになつてパチンコ機上方の球補給装置から貯留
タンク68に球を補給することができる。また、
球導出樋49の屈曲部70には球抜き機構71を
設けるとともに、該球抜き機構71から下方に向
けて球抜き樋72を延設し、球抜き機構71を開
くことによつて貯留タンク68内の球を抜き出せ
るようにする。
この球抜き機構71は、第10図で示すよう
に、球導出樋49の屈曲部70の外側に開設した
球抜出口73と、機構壁7の裏面に回動可能に枢
着した蓋体74と、基端を機構盤7に枢着して途
中にスプリング75を接続した球抜杆76とから
なる。蓋体74の上端の突起74aを球抜杆76
の段部73aに係止すると、下端の蓋部74bが
球抜出口73を閉塞する。したがつて、この状態
においては、球導出樋49内を流下する球が屈曲
部70内を通つて賞球排出装置64に流入する。
また、球抜杆76の上方には、第11図で示すよ
うに、前面枠3の裏面に軸着した球抜きレバー7
7が臨んでいる。球抜きレバー77は基端に設け
たスプリング78によつて上方に向けて付勢され
ているので、常には球抜杆76から離隔して停止
する。前面枠3に開設したピン孔79に球抜きピ
ン80を挿通し、球抜きレバー77の基端に設け
た回動盤81を押圧すると、該球抜きレバー77
が第11図矢印方向に回動して球抜杆76の先端
の受けピン76bに当接し、これにより球抜杆7
6を第10図鎖線で示すように下降する。球抜杆
76が下降すると、蓋体74の突起74aが段部
76aから外れるので、該蓋体74は回動可能な
状態になり、蓋部74bが球導出樋49内の球の
圧力により回動する。したがつて、球抜出口73
が開放され、球が該球抜出口73から流出して球
抜き樋72に流入し、下端の出口からパチンコ機
の下方に排出される。
なお、上記球抜き機構71は、前面枠3に軸着
した球抜きレバー77が常にはスプリング78の
付勢により球抜杆76の上方に離隔して停止して
いるので、前面枠3と機構盤7とが離隔するよう
に機構盤7を開放しても球抜きレバー77が球抜
杆76から容易に離隔する。また、機構盤7を閉
じると、球抜きレバー77が球抜杆76に近接し
て正規の位置に停止する。
賞球排出装置64は、打球が入賞口58に入つ
てその入賞球により作動してパチンコ機前面の供
給皿19又は受皿9に所定数の賞球を排出するも
ので、第12図に示すように、所定数の球を内部
に収納することができる傾動樋64′の入口6
4′aを球導出樋49の出口49bに、該傾動樋
64′の出口64′bを賞球排出樋82の入口82
bに臨ませ、連結杆66を介して前記賞球排出作
動部62に接続してなる。賞球排出樋82は、賞
球排出装置64が流下した賞球を供給皿19又は
受皿9に案内するもので、途中の底面には流下す
る賞球によつて前記入賞球制御器60を復帰させ
ることができる踏板83を傾動可能に軸着し、パ
チンコ機前面に向けて屈曲した屈曲部には賞球排
出効果音を発生するベル84を設けてある。そし
て、前記機構盤7の閉止状態において遊技盤6を
貫通して前面枠3前面に向けて開口する賞球排出
樋82の出口82bを、供給皿19に連通する上
記連絡樋30の後端に連通させ、供給皿19に接
続できるようにしている。また、該賞球排出樋8
2の屈曲部の上流側底面には切換弁85を設け、
賞球排出樋82の切換弁85の部分から分岐して
延設したオーバーフロー樋86の下向き出口8
6′を前記機構盤7の閉止状態において、案内樋
11の上向き入口11′に対向させ、受皿9に連
通させるようにしている。したがつて、貯留タン
ク68内に球を一定量供給すると、該球が球導出
口68′から球導出樋49内に流下し、流下する
途中で整列して賞球排出装置64の傾動樋64′
内に流入する。傾動樋64′内に流入した最先の
球は、傾動樋64′の出口64′bに位置するスト
ツパ87に当つて停止し、該傾動樋64′内には
一定数、例えば15個の球が貯留する。そして、打
球が入賞し、前記賞球排出作動部62の作動レバ
ー65が傾動すると、連結杆66を介して傾動樋
64′が傾動する。傾動樋64′が第12図鎖線で
示すように傾動すると、該傾動樋64′内の最先
の球がストツパ87から外れるので、樋内で貯留
していた球が賞球排出樋82内に流下する。賞球
排出樋82内に流下した賞球は流下する途中で踏
板83を流下勢によつて押圧することにより入賞
球制御器60を復帰させ、その後ベル84に当つ
て賞球排出効果音を発生し、出口82bから連絡
樋30を介して供給皿19に排出される。なお、
供給皿19に貯留する球が充満して切換弁85が
開いた状態においては、賞球排出装置64から流
下した賞球はオーバーフロー樋86内を流下し、
案内樋11を介して受皿9に排出される。また、
いずれの場合においても流下した賞球が踏板83
を傾動すると、阻止片67が伝動片67′を介し
て上昇し、作動部63bの下端部で停止していた
入賞球を流下させ、パチンコ機1の外部に排出さ
せる。なお、傾動樋64′は、第12図で示すよ
うに、球導出樋49の底部に検出板88を軸着す
るとともに、傾動樋64′の下方に鉤杆89を軸
着し、球導出樋49内の球が不足したときには検
出板88が傾動することにより鉤杆89が傾動樋
64′に係止し、傾動樋64′が傾動できないよう
にしてある。
入賞球制御器60、賞球排出装置64等の裏機
構を具備する機構盤7は、第13図で示すように
一側部に設けたヒンジ8,8によつて遊技盤6の
裏側に開閉且つ着脱可能に装着されている。ヒン
ジ8は、上向きの軸90を有する固定片8aと、
該軸90に係合する軸孔91を有する可動片8b
とからなり、固定片8aを遊技盤6の裏側にネジ
92で固定し、可動片8bを機構盤7の一側部に
ネジ92によつて取付けてある。この機構盤7を
遊技盤6の裏側に対して閉止するには、機構盤7
の裏面の適宜な位置に配設したロツク機構93を
ロツクする。該ロツク機構93は、第14図及び
第15図で示すように、遊技盤6の裏側に後向き
のロツク突起94を設け、該ロツク突起94に対
応させて機構盤7にロツク孔95を開設し、該ロ
ツク孔95付近にロツク片96を枢着する。機構
盤7を閉止状態にロツクするには、機構盤7の自
由端を遊技盤6の裏側に押圧してロツク突起94
をロツク孔95に通し、先端の溝部94′を機構
盤7の裏側に突出させ、ロツク片96を手動によ
つて回動し、ロツク片96の切欠部ロツク片9
6′をロツク突起94の溝部94′に係合して機構
盤7を閉止状態にロツクする。機構盤7が遊技盤
6の裏側に閉止状態でロツクされると、前記賞球
排出樋82の前面枠3の前面に向けて突出形成さ
れた出口82bが後向きに開口している連絡樋3
0の入口に当接して賞球排出樋82が供給皿19
に連通するとともに、オーバーフロー樋86の下
向き出口86′が上向きに開口している案内樋1
1の入口11′に接合してオーバーフロー樋86
が受皿9に連通する。また、ロツク片96を手動
によつて回動してロツク突起94から外すと、機
構盤7がヒンジ8の軸90を中心にして回動可能
になるので、自由端を手動によつて回動すること
により容易に開放することができる。機構盤7を
開放すると、賞球排出樋82の出口82bが連絡
樋30の入口から離隔するとともに、オーバーフ
ロー樋86の出口86′が案内樋11の入口1
1′から離隔する。
<発明の効果> 以上説明したように本発明によれば、窓部を有
する額縁状前面枠の下方前面に受皿を設けるとと
もに、前面枠の裏面には受皿に連通する案内樋を
突設して該案内樋の入口を上向きに開口し、上記
窓部にはガラス枠とパネルとを開閉可能に上下に
装着し、該パネルの前面には供給皿を設け、パネ
ルの裏側には供給皿に連通する連絡樋を後向きに
突設し、前面枠の裏側には上記窓部を塞ぐように
して遊技盤を取付け、該遊技盤の裏側に一側に配
設したヒンジを介して機構盤を開閉可能に設け、
該機構盤には入賞球回収樋が回収した入賞球を1
個宛流下制御する入賞球制御器と、入賞球制御器
が流下した入賞球により所定数の賞球を流下せし
める賞球排出装置と、賞球排出装置が流下した賞
球を案内流下する賞球排出樋とを設けて該賞球排
出樋の出口を前面枠の前面に向けて突出形成する
とともに、賞球排出樋から分岐したオーバーフロ
ー樋の出口を下向きに開口し、上記連絡樋の入口
と賞球排出樋の出口、及び案内樋の入口とオーバ
ーフロー樋の出口とが上記パネル及び機構盤の閉
止状態で連通するように配設し、上記パネルの裏
側には被駆動部材の状態変換により供給皿からの
打球をパネルに開設した球通過孔において流下制
御する打止装置を設け、機構盤には貯留タンクか
ら延設した球導出樋に臨ませた踏板レバーにより
作動して踏板レバー上に停留する球の自重により
状態変換する駆動部材を設け、機構盤の閉止状態
では駆動部材上に被駆動部材が載る状態で係合す
る一方、開放状態では被駆動部材が駆動部材から
外れて打止装置を打止状態とするように駆動部材
と被駆動部材を係脱可能に配置したものであるの
で、機構盤を簡単に開放して、機構盤に設けた入
賞球制御器や賞球排出装置等の裏機構部品の保
守、点検、修理作業を迅速に行うことができて作
業性が著しく向上する。そして、作業が終了して
機構盤を閉じる際に、連絡樋の入口と賞球排出樋
の出口、及び案内樋の入口とオーバーフロー樋の
出口とが自動的に且つ円滑に接続されるので、従
来のように作業者の手を介して、両面枠側の球通
路と機構盤側の球通路との連通状態を調整する煩
わしい作業をなくすことができ、実用的なものと
なる。
また、本発明によれば、パネルを開放したとき
に打式装置が自動的に打止状態に変換される。し
たがつて、供給皿に球が入つている遊技途中に球
詰まり等が発生してパネルを開放しても供給皿内
の球が球通過孔から流入されることがなく、例え
ば球供給装置の球揚送部材を誤つて作動しても連
続した供給皿に貯留する多量の球が流出するおそ
れがない。このため、打球発射装置や球供給装置
に関するトラブルが発生した場合でも、作業者は
パネルを開放して安心して且つ迅速に処理するこ
とができる。そして、パネルを閉じると、作業者
の手を煩わせることもなく、この打止装置の打止
状態が自動的に解除され、遊技者は直ちに遊技を
開始することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図
は分解斜視図、第2図は背面図、第3図は縦断側
面図、第4図はガラス枠とパネルを開いた状態に
おける一部欠截斜視図、第5図はパネルの斜視
図、第6図は球供給ケースを開いた状態における
パネルの裏側の斜視図、第7図Aは打止装置の打
止状態を示す斜視図、第7図Bは打止装置の開放
状態を示す一部の斜視図、第8図は機構盤を開い
た状態における斜視図、第9図は機構盤の一部欠
截背面図、第10図は球抜き機構の正面図、第1
1図は第10図で示す球抜き機構を作動する球抜
きレバーの正面図、第12図は賞球排出装置の正
面図、第13図は機構盤用ヒンジの斜視図、第1
4図はロツク機構の斜視図、第15図はロツク機
構の断面図である。 図中、1はパチンコ機、3は前面枠、5は窓
部、6は遊技盤、7は機構盤、8は機構盤用ヒン
ジ、9は受皿、11は案内樋、13はガラス枠、
14はパネル、19は供給皿、22は球供給装
置、23は打止装置、28は球通過孔、30は連
絡樋、42はシヤツター片、48は被駆動部材、
54は駆動部材、59は入賞球回収樋、60は入
賞球制御器、64は賞球排出装置、82は賞球排
出樋、86はオーバーフロー樋、93はロツク機
構である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 窓部を有する額縁状前面枠の下方前面に受皿
    を設けるとともに、前面枠の裏面には略々L字状
    で傾斜下端が受皿に連通して上端が上向きに開口
    する案内樋を設け、 上記前面枠の窓部にはガラス枠とパネルとを開
    閉可能に上下に装着してパネルの前面には供給皿
    を設け、 パネルの裏側には前端の傾斜下端が上記供給皿
    に連通する連絡樋を後向きに突設し、 前面枠の裏側には上記窓部を塞ぐようにして遊
    枝盤を臨ませるとともに、該遊技盤の裏側には一
    側に配設したヒンジを介して機構盤を開閉可能に
    設け、 該機構盤には遊技盤の裏側に臨む入賞球回収樋
    が回収した入賞球を1個宛流下制御する入賞球制
    御器と、入賞球制御器を流下した入賞球により所
    定数の賞球を流下せしめる賞球排出装置と、該賞
    球排出装置から下方に延在して賞球排出装置の作
    動により流下した賞球を案内流下する賞球排出樋
    とを設けて、該賞球排出樋の傾斜下端出口を前面
    枠側に向けるとともに前記連絡樋の後端の入口に
    臨ませ、また賞球排出樋の傾斜下端出口の上流側
    から分岐したオーバーフロー樋を下方に延在させ
    て下端の出口を下向きに開口させるとともに前記
    した案内樋の入口に臨ませ、 上記パネル及び機構盤の閉止状態では連絡樋の
    入口と賞球排出樋の出口、及び案内樋の入口とオ
    ーバーフロー樋の出口とが連通するが、パネル及
    び機構盤の開放状態では連絡樋の入口と賞球排出
    樋の出口、及び案内樋の入口とオーバーフロー樋
    の出口とが連通しないように位置させ、 上記パネルの裏面側には、供給皿から流下して
    ガイドレール始端の発射位置に供給される打球を
    流下制御する往復動作が可能なシヤツター片と、
    該シヤツター片を動作させる被駆動部材とを少な
    くとも有する打止装置を設け、 前記機構盤には貯留タンクから延設した球導出
    樋に臨ませた踏板レバーに連絡する回動可能な回
    動杆から突出して踏板レバー上に球が停留する場
    合と停留しない場合とにより状態変換する駆動部
    材を設けて、上記打止装置の被駆動部材に相対さ
    せ、 機構盤の閉止状態であつて踏板レバー上に球が
    停留している状態では、球の自重により駆動部材
    が被駆動部材を作動させることにより打止装置の
    シヤツター片が開動作して前記受皿からの打球を
    発射位置に流下させ、 機構盤が開放して被駆動部材が駆動部材から外
    れた状態、または球導出樋の上流側に停留する球
    がなくなつた打止状態であつて且つ駆動部材が被
    駆動部材を作動解除している状態では、打止装置
    のシヤツター片が前記受皿からの打球を発射位置
    に流下阻止するように構成したことを特徴とする
    パチンコ機。
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JPS5511065A (en) * 1978-07-11 1980-01-25 Unitika Ltd Higher treating method of waste water

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