JP4073516B2 - 弾球遊技機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パチンコ機、アレンジボール機等の弾球遊技機に関し、払い出し手段から払い出される遊技球を下皿に案内するようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】
パチンコ機等の弾球遊技機では、弾球遊技機本体の前枠の前面側に上皿と下皿とを上下に配置し、発射手段の発射動作に連動して作動する球送り手段により上皿から発射部位に遊技球を1個づつ供給する一方、ゲーム中に上皿内の遊技球が満杯状態となった場合、又はゲームを終了する場合に、操作体を開放方向に操作して抜き取り孔を開放し上皿内の遊技球を下皿側に抜き取るようにしている。
また上皿の遊技球が満杯状態になった場合には、払い出し手段から払い出される遊技球を前枠の裏側で上皿通路の入口側の溢流部から案内通路側に溢流させて、この案内通路を経て前枠の裏側から下皿に案内するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来の弾球遊技機では、例えば大当たりの発生等によって払い出し手段から大量の遊技球が払い出される場合に、遊技者が抜き取り孔を開放しなければ、上皿が直ちに満杯状態になり、払い出し手段から払い出される後続の遊技球は、上皿通路の入口側の溢流部から溢流し案内通路を経て下皿側へと流れて行く。
しかし、払い出し手段から払い出された遊技球は、一旦、上皿通路の入口側に入った後、溢流部を経由して案内通路へと流れて行くため、後続の遊技球の重量が上皿内の遊技球にかかり、上皿の整列部の近傍で球詰まりが発生する等の問題がある。
【0004】
一方、遊技者が抜き取り下皿を開放すれば、払い出し手段から上皿、抜き取り孔を経由して下皿へと遊技球が流れることになるので、上皿内での球詰まり等の恐れは生じない。しかし、この場合には、上皿通路の溢流部から後続の遊技球が溢流しなくなるため、遊技者は、払い出し手段による遊技球の払い出しが続く限り、抜き取り孔を開放状態に操作しておく必要がある。
従って、大当たりの発生等によって大量の遊技球が払い出される場合には、遊技者は上皿での球詰まりが生じないように、操作体の操作時期等に注意を払いながらゲームを行わなければならず、ゲームに集中できない等の問題がある。
本発明は、かかる従来の課題に鑑み、大当たりの発生等によって大量の遊技球が払い出し手段から払い出される場合等に、必要に応じて溢流部を経由せずに払い出し手段からの遊技球を直接溢流通路に案内できる弾球遊技機を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
発明は、発射用の遊技球を貯留する上皿12と、入賞時に遊技球を上皿12側に払い出す払い出し手段33とを備えた弾球遊技機において、払い出し手段33に連通する払い出し通路 54 と、この払い出し通路 54 からの遊技球を上皿 12 側に案内する上皿通路 55 と、この上皿通路 55 に設けられ且つ上皿 12 内の遊技球の満杯時に遊技球を溢流させる溢流部 61 と、溢流部 61 から溢流する遊技球を案内する溢流通路 56 とを備え、払い出し通路 54 からの遊技球を上皿通路 55 と溢流通路 56とに切り換える切り換え手段36を設けたものである。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳述する。
図1乃至図10は本発明の第1の実施形態を例示する。図1乃至図3において、1 は外枠、2 は前枠で、これらにより弾球遊技機本体3 が構成されている。4 はガラス扉、5 は前面板で、これらは前枠2 の窓孔8 に対応して上下に配置されている。
前面板5 は板金製であって、ガラス扉4 と共に左端側のヒンジ6 により開閉自在に枢着され、前枠2 の前面側に沿って閉じた状態で右端側の施錠手段によりロック可能である。
【0008】
7 は遊技盤で、窓孔8 を取り囲むように前枠2 の裏側に固定された門形状の装着枠9 と、この装着枠9 の下端部間で前枠2 の裏側に固定された固定板10とを介して前枠2 の裏側に着脱自在に装着され、裏機構板11により前枠2 側に押圧されて固定されている。固定板10は、窓孔8 の下部側に位置し、前面板5 と前後に相対応して配置されている。
12は発射用の遊技球を貯留する上皿で、図3に示すように、前面板5 の前側に装着され且つ上皿カバー13により覆われている。上皿12は、前側に張り出し状に形成された貯留部14と、この貯留部14からの遊技球を横一列状に案内する整列部15とを備えている。上皿12には、その貯留部14の下側から整列部15の側方に亘って支持板16が一体に形成されている。
【0009】
17は下皿で、上皿12から溢流し又は抜き取った遊技球を受けるように、前面板5 の下側で下皿カバー18と共に前枠2 の前面に装着されている。19は発射手段で、前枠2 の前側に装着された発射ハンドル20と、発射レール22上の遊技球を打撃する打撃槌21とを備え、発射ハンドル20を操作した時に、打撃槌21が作動して発射レール22上の遊技球を打撃し、遊技球を1個づつ遊技盤7 のガイドレール側に発射させるようになっている。なお、発射レール22は、固定板10の前側に装着されている。
【0010】
23は球送り手段で、発射手段19の発射動作に連動して上皿12内の遊技球を1個づつ発射レール22上の発射位置に供給するようになっており、前面板5 の裏側に装着されている。24は上皿12の球抜き取り用の開閉手段で、上皿12の整列部15側に形成された抜き取り孔25を開閉する開閉板26を備えている。
27 はこの開閉手段24の開閉操作用の操作手段で、遊技者が操作する操作体28と、この操作体28と開閉板26とを連動させる揺動アーム29とを備え、操作体28を開放側に操作した時に、開閉手段24の開閉板26が抜き取り孔25を開放するようになっている。
なお、抜き取り孔25は、上皿12内の遊技球を上皿カバー13の抜き取り通路30から下皿カバー18の抜き取り通路31を経由して下皿17に連通されている。
【0011】
裏機構板11には、図2に示すように、賞球としての遊技球を貯留する賞球タンク32と、入賞時に遊技球を払い出す払い出し手段33と、賞球タンク32からの遊技球を払い出し手段33側に案内する賞球タンクレール34と、払い出し手段33からの遊技球を上皿12、下皿17及び島側に夫々案内する通路ユニット35と、払い出し手段33からの遊技球を上皿12側と下皿17側とに切り換える切り換え手段36とが設けられている。
【0012】
開閉板26は、図4に示すように、整列部15と反対側に突出する連動杆39を一体に備え、抜き取り孔25を開閉すべく摺動案内部37,38 により開放位置Oと閉鎖位置Cとの間で左右摺動自在に保持されると共に、その連動杆39の先端側に係合ピン40が設けられている。摺動案内部37,38 は、抜き取り孔25の左右両側で整列部15の下側に沿って支持板16に形成されている。
【0013】
操作手段27は、図5乃至図10に示すように、上皿カバー13の右上部に位置する操作体28と、上皿カバー13内で操作体28と連動杆39とを連結する揺動アーム29と、開閉板26を開放位置O及び閉鎖位置Cに夫々切り換え付勢する付勢バネ41とを備えている。操作体28は、摺動板42に一体に形成されると共に、上皿カバー13の左右方向の操作孔43から前側に突出されており、上皿カバー13の前側から左右方向に操作可能である。
【0014】
摺動板42は、図5乃至図7に示すように、後側に突出する左右一対の案内突起44を有し、上皿カバー13と支持案内板45との間に左右摺動自在に介在されている。案内突起44は支持案内板45の案内孔46に左右摺動自在に嵌合されて前面板5 の裏側に突設されている。支持案内板45は、図5及び図6に示すように、上部側が上皿カバー13に、下部側が支持板16に左右一対の位置決め部47等を介して裏側から着脱自在に固定されている。
【0015】
揺動アーム29はトグル機構を構成するもので、図4及び図5に示すように、支持板16と支持案内板45との間に上下方向に配置され、上下方向の中央よりも若干上側において、支持板16と支持案内板45との間に支架された枢軸48により左右揺動自在に枢支されている。
揺動アーム29には、図4に示すように下端部側に長孔49が、上端側に連動ピン49a が夫々設けられ、その長孔49に連動杆39の係合ピン40が摺動自在に係合している。連動ピン49a は、摺動板42の下部に形成された係合凹部50に係合しており、操作体28を左右に操作した時に、揺動アーム29を介して開閉板26を左右に摺動させるようになっている。
【0016】
付勢バネ41はつる巻きバネにより構成され、連動アーム29の下端部と支持板16のバネ掛け部51a との間に介在されている。付勢バネ41は、開閉板26をその摺動範囲の中間点を境として閉位置C側では閉方向に、開放位置O側では開方向に夫々付勢するためのものである。
払い出し手段33は、図2に示すように、賞球タンクレール34の下側に連通する払い出しケース51と、この払い出しケース51内で回転して遊技球を繰り出す繰り出し体52と、この繰り出し体52を駆動する払い出しモータ53とを備え、払い出しケース51の側部に払い出しモータ53が固定されている。
【0017】
通路ユニット35は、図2、図8乃至図10に示すように、払い出し手段33からの遊技球を下側に案内する払い出し通路54と、この払い出し通路54からの遊技球を上皿12側に案内する上皿通路55と、上皿12側の遊技球の満杯時に上皿通路55の溢流部から溢流する遊技球を下皿17側に案内する溢流通路56と、賞球タンク32及び払い出し手段33内の遊技球を島側に回収する回収通路57とを備えている。
【0018】
払い出し通路54と回収通路57は上部側が前後に重合した状態で払い出しケース51に連通しており、また払い出し通路54の下部側には回収通路57の幅分だけ左右方向の内側に屈曲する屈曲部54a が設けられている。上皿通路55は払い出し通路54の屈曲部54a の前側で裏機構板11に一体に形成され、その上部側が払い出しケース51の屈曲部54a に、下部側が溢流通路56の上部側に夫々連通している。上皿通路55は接続通路58と流入通路59とを介して上皿12側に接続されている。
【0019】
接続通路58は固定板10に一体に形成され、流入通路59は前面板5 の裏側に固定されている。溢流通路56の上部側は上皿通路55の後側で払い出し通路54の屈曲部54a の下側に配置され、下部側は回収通路57と前後に重合して左右方向の中央側に向かって斜め下方に傾斜して下皿17に接続されている。溢流通路56は前枠2 の裏側に固定された下皿通路83を介して下皿17に接続されている。
【0020】
切り換え手段36は、図8乃至図10に示す如く、上皿通路55の後部開口側を上下の受入れ口60と溢流部61とに区画するように、その上下中央部に配置された切り換え板62を有し、抜き取り孔25の開放時に遊技球を受入れ口60から上皿12側に案内し、閉鎖時に遊技球を下皿17側に案内するように、その切り換え板62が連動手段63を介して操作手段27に連動連結されている。
【0021】
切り換え板62は、上皿通路55の左右側壁64間に挿支された横軸65に前端側が固定され、払い出し通路54からの遊技球を上皿通路55側に案内する倒伏位置D(図8の実線状態)と、溢流通路56側に案内する起立位置U(図8の仮想線状態)との間で横軸65により回動起伏自在に枢支されている。横軸65の一端側は上皿通路55の一方の側壁64を貫通して外方に突出し、その突出端側にカム板66が固定されている。切り換え板62は、倒伏位置Dでは後端側が溢流通路56の上端側の後壁板67に形成された段部68上に当接されている。また倒伏位置Dの切り換え板62の上側には、払い出し通路54の屈曲部54a に対応するように後壁板67に膨らみ部69が形成されている。
【0022】
連動手段63は、図5、図6、図7、図9及び図10に示すように、横軸65に固定されたカム板66と、操作手段27の操作体28に対応して固定板10の前側に配置された連動アーム71と、この連動アーム71とカム板66とを連結する連結ロッド70とを備えている。カム板66は横軸65を中心とする円弧状であって、斜め方向に傾斜するカム溝72が形成され、リブ部73を介して横軸65に固定されている。カム板66には、切り換え板62を倒伏位置D側に付勢する戻しバネ74が連結されている。
【0023】
連動アーム71は図5乃至図7に示すように固定板10の前側に沿って上下方向に配置され、その上下方向の中央部で前後方向の支軸75により左右揺動自在に枢支されている。連動アーム71の上端側には、摺動板42の案内突起44側に突出する係合突起76が設けられ、この操作体28を開放方向に操作した時に案内突起44が係合突起76に係合して連動アーム71を回動させるようになっている。従って、操作手段27と連動手段63は、前面板5 の開閉時に案内突起44と係合突起76とが係脱するように、案内突起44と係合突起76とを介して係脱自在に係合されている。
【0024】
連結ロッド70は、固定板10の裏側に左右方向に形成された上下一対の補強リブ77間で固定板10の裏面に沿って左右方向に配置され、その一端側は図6及び図7に示す如く固定板10の通孔78を前側に貫通して連動アーム71の下端部に連結されている。連結ロッド70の他端側は、図8乃至図10に示すように、カム板66側の近傍で補強リブ77間の案内体78a により摺動自在に案内されると共に、この案内体78a よりもカム板66側に起立部79を介してカムピン80が設けられ、このカムピン80がカム板66のカム溝72に摺動自在に係合されている。
【0025】
上記構成の弾球遊技機において、図4に実線で示すように操作体28を操作孔43の左端側に位置させれば、開閉板26が閉鎖位置Cで抜き取り孔25を閉鎖する。この時、付勢バネ41のバネ力が揺動アーム29、連動杆39を介して開閉板26に閉方向に作用し、開閉板26を閉鎖位置Cに付勢し保持する。従って、遊技者が操作体28を開方向に操作しない限り、この開閉板26が開方向に移動することはない。
この時、切り換え手段36の切り換え板62は、図8に実線で示すように戻しバネ74により倒伏位置Dに保持され、その後端が段部68上に当接した状態になっている。
【0026】
ゲームに際して、上皿12の貯留部14側に多数の遊技球を入れると、その貯留部14内の遊技球は整列部15で一列状に案内されて下流側へと移動し球送り手段23側に案内されて行く。そして、遊技者が発射手段19の発射ハンドル20を操作すると、発射手段19が作動して発射レール22上の遊技球を1個づつ遊技盤7 側に発射すると共に、この発射動作に連動して球送り手段23が作動し、発射レール22上に次の遊技球を供給して行く。
【0027】
遊技盤7 側に発射した遊技球が入賞手段等に入賞するか、又は大当たり等が発生すると、払い出し手段33の払い出しモータ53が繰り出し体52を回転して、払い出し手段33が賞球タンク32から賞球タンクレール34を経由して供給される遊技球を順次規定個数づつ払い出す。
この払い出し手段33により払い出された遊技球は、払い出しケース51から払い出し通路54の屈曲部54a 側へと移動して行く。そして、切り換え手段36の切り換え板62は倒伏位置Dに保持されているので、遊技球は払い出し通路54の屈曲部54a から切り換え板62上を経由して上皿通路55の受入口60側に案内された後、上皿通路55から接続通路58、流入通路59を経て上皿12内へと流入し、この上皿12内に貯留されて行く。
【0028】
上皿12内の遊技球が満杯状態になれば、上皿12から流入通路59及び接続通路58側に遊技球が充満するので、切り換え板62から上皿通路55の受入口60に案内される遊技球は溢流部61から溢流通路56側に溢流して、この溢流通路56から下皿17側へと案内される。
上皿12内の遊技球が満杯状態に近づいた場合、或いはゲームを終了する場合には、上皿12内の遊技球を下皿17側に抜き取るが、この遊技球の抜き取りに際しては、遊技者が操作体28を開方向(図4のa矢示方向)に操作する。
【0029】
即ち、操作体28は、摺動板42、揺動アーム29等を介して開閉板26に連動しているため、開閉板26が抜き取り孔25を閉鎖する閉鎖位置Cにある時には、図4に示すように操作孔43の左端側にある。そこで、操作体28を操作孔43に沿ってa矢示方向に操作すれば、操作体28と一体に摺動板42がa矢示方向に摺動し、その係合凹部50に係合する連動ピン49a を介して揺動アーム29が図4のb矢示方向に回動するため、長孔49、係合ピン40を介して開閉板26が開放方向に摺動する。
【0030】
この時、開閉板26の摺動範囲の中間点、即ち、付勢バネ41と揺動アーム29との連結部が、枢軸48とバネ掛け部51a とを結ぶ線分上に達するまでは、この付勢バネ41が開閉板26を閉方向に付勢しているため、開閉板26は付勢バネ41のバネ力に抗しながらc矢示方向に摺動し、途中で操作体28の操作力を解除すれば、付勢バネ41のバネ力により開閉板26が閉鎖位置Cに自動的に復帰する。
【0031】
しかし、開閉板26が中間点よりも開放位置O側に移動し、前記連結部が枢軸48とバネ掛け部51a とを結ぶ線分上を越えると、付勢バネ41の開閉板26に対する付勢方向が切り換わり、付勢バネ41が開閉板26を開方向に付勢する。従って、開閉板26が開放位置Oへと摺動して抜き取り孔25を開放し、上皿12内の遊技球を抜き取り孔25、抜き取り通路30,31 を経て下皿17側へと抜き取ることができる。
【0032】
また開閉板26が中間点を開放位置O側に越えれば、付勢バネ41が開閉板26を開方向に付勢するので、付勢バネ41のバネ力により開閉板26を開放位置Oに保持でき、その後に操作体28に対する操作力を解除しても、開閉板26が閉鎖位置Cに戻ることはない。このため、ゲーム中に上皿12内の遊技球を抜き取る必要が生じた場合等でも、操作体28を開方向に操作した後は、ゲームに専念でき非常に便利である。
【0033】
一方、操作体28を開放方向(図4のa矢示方向)に操作すると、操作手段27側の案内突起44が連動手段63側の連動アーム71の係合突起76に当接するので、操作体28の操作に連動して連動手段63が支軸75廻りに図7のd矢示方向に回動し、その下端部に連結された連結ロッド70が固定板10に沿って図6、図10のe矢示方向に移動する。そして、この連結ロッド70と一体のカムピン80がe矢示方向に移動し、カム板66のカム溝72内を摺動するので、この時のカム板66のカム作用により、カム板66と横軸65とが戻しバネ74に抗しながら図5のf矢示方向に回動して、切り換え板62が倒伏位置Dから起立位置Uへと横軸65廻りに回動して起立する。
【0034】
切り換え板62が図8に仮想線で示すように起立位置Uに起立すると、上皿通路55の受入口60が切り換え板62によって閉鎖されると共に、溢流通路56の上端側が払い出し通路54の屈曲部54a の下側に連通するので、払い出し手段33により払い出された遊技球は、払い出し通路54の屈曲部54a から溢流通路56内へと直接落下し、この溢流通路56を経て上皿12へと直接案内されて行く。
また上皿12の遊技球の抜き取り中は、付勢バネ41のバネ力によって開閉板26が開放位置Oにあり、操作体28が復帰しないので、切り換え板62は起立位置Uに保持されたままである。
【0035】
開閉板26を閉鎖位置Cに戻して抜き取り孔25を閉じる場合には、開閉板26が中間点を越えるまで操作体28を反a矢示方向に操作する。この場合、開閉板26が中間点に到達するまでは、付勢バネ41のバネ力が開放方向に作用し、また中間点を越えれば、付勢バネ41のバネ力が閉鎖方向に作用する。
また操作体28が反a矢示方向に戻ると、カム板66が戻しバネ74によって横軸65廻りに反f矢示方向に回動して倒伏位置Dに倒伏する。この時、カム板66のカム溝72、カムピン80を介して連結ロッド70が反e矢示方向に戻り、連動アーム71が支軸75廻りに反d矢示方向に回動する。従って、操作体28を反a矢示方向に操作すると、これに連動して切り換え板62が上皿通路55側へと切り換わり、その後に払い出し手段33から払い出される遊技球を全て上皿通路55側へと案内する。
【0036】
この実施形態のように構成すれば、払い出し手段33から払い出される遊技球を切り換え手段36により必要に応じて上皿12側と下皿17側とに切り換えて案内できるので、大当たりの発生等によって大量の遊技球が払い出される場合に、その遊技球を直接下皿17に案内することができる。
また操作手段27により開閉手段24を開放方向に操作した時に、その操作手段27に連動して切り換え手段36が下皿17側に案内方向を切り換えるため、上皿12内の遊技球を抜き取り孔25、抜き取り通路30,31 を経由して下皿17に抜き取ると同時に、払い出し手段33から払い出される後続の遊技球を直接下皿17に案内でき、従来に比較して遊技球を下皿17側に容易且つ迅速に能率良く抜き取ることができる。
【0037】
特に大当たりの発生等で払い出し手段33が多数の遊技球を連続的に払い出す場合でも、上皿12を経由せずに払い出し手段33から払い出し通路54、溢流通路56を経て遊技球を直接下皿17側に案内できるので、上皿通路55の溢流部61から溢流させながら下皿17に案内する時のように、後続の遊技球の重量等によって上皿12の整列部15側に球詰まり等が発生する恐れもなく、そのため遊技者はゲームに集中することが可能である。
【0038】
切り換え手段36は、切り換え板62の前端側を横軸65に固定し、倒伏位置Dと起立位置Uとの間で切り換え板62を横軸65廻りに回動させるようにしているため、切り換え手段36の構造が簡単であると共に、円滑な作動を維持でき耐久性を確保できる。
また切り換え板62は前端側の横軸65を支点として倒伏位置Dと起立位置Uとの間で回動するため、遊技球の払い出し中に切り換え板62を起立位置U側に回動させる場合には、切り換え板62の上側に落下する遊技球を上皿通路55の受入口60側に案内しながら切り換え板62が回動するので、切り換え板62に過大な付加が加わったり、切り換え板62の上側に大量の遊技球が詰まる等の問題もなく、切り換え板62を容易且つ円滑に回動させることができる。
【0039】
操作手段27と切り換え手段36とを連動させる連動手段63は、連動アーム71、連結ロッド70、カム板66及び戻しバネ74等によって構成しているため、その構造を簡単にできる。また連結ロッド70を使用しているが、この連結ロッド70は上下の補強リブ77間で固定板10に沿って配置しているため、全体をコンパクトに配置できると共に、連結ロッド70が他の部材に干渉する等の問題もなく、操作手段27と切り換え手段36とを円滑に連動させることができる。
【0040】
カム板66は横軸65を中心とする円弧状に構成し、このカム板66に斜め方向に形成したカム溝72にカムピン80を摺動自在に挿入しているため、カムピン80のカム板66に対する当接部位が一定し、切り換え手段36を横軸65廻りに回動させることができる。
球送り手段23を点検する時には、前面板5 をヒンジ廻りに開閉するが、操作手段27と連動手段63とが案内突起44と係合突起76とを介して係脱自在になっているので、連動手段63を介して操作手段27と切り換え手段36とを連動させているにも拘わらず、連動手段63に関係なく前面板5 を従来と同様に容易に開閉できる。
【0041】
図11乃至図13は本発明の第2の実施形態を例示する。この実施形態では、切り換え手段36の切り換え板62が後壁板67の裏側に横軸65で枢支され、この切り換え手段36と操作手段27とを連動させる連動手段63がスイッチ84とソレノイド85とにより構成されている。
切り換え板62は横軸65を中心とする円弧状で、後壁板67に形成されたスリット86に後側から出退自在に嵌合され、遊技球を上皿通路55側に案内する突出位置Fと、遊技球を溢流通路56側に案内する退避位置Bとの間で横軸65廻りに出退自在となっている。切り換え板62は後壁板67の裏側で下方に延びる一対の支持アーム87を介して横軸65に固定されている。横軸65は左右一対のブラケットにより回動自在に枢支され、また横軸65の中央にアーム88が固定されている。
【0042】
ソレノイド85は切り換え板62を出退駆動するためのもので、横軸65の下側で後壁板67に固定され、このソレノイド85の可動鉄心89の上端がアーム88に連結されている。なお、可動鉄心89には、切り換え板62を突出方向に付勢する付勢バネ41が設けられている。
スイッチ84は、操作手段27の操作体28の開放方向への操作を検出してソレノイド85に通電するためのもので、操作手段27の案内突起44に対応して固定板10の前面側に固定されている。
【0043】
この場合には、開閉手段24の開閉板26が抜き取り孔25を閉鎖する閉鎖位置Cにある時には、切り換え板62がソレノイド85の付勢バネ41により突出位置Fに付勢されており、払い出し通路54から落下する遊技球を上皿通路55側に案内する。
上皿12内の遊技球を抜き取るべく操作手段27の操作体28を開放方向に操作すると、開閉手段24の開閉板26が開放位置Oへと摺動して抜き取り孔25を開放する。そして、開閉板26が抜き取り孔25を開放すると同時に、操作体28と一体に移動する案内突起44によりスイッチ84が作動してソレノイド85が励磁するので、ソレノイド85の可動鉄心89が付勢バネ41に抗して下降する。
【0044】
ソレノイド85の可動鉄心89が下降すると、アーム88、横軸65、支持アーム87等を介して切り換え板62が横軸65廻りに図12のg矢示方向に回動し、出退位置から退避位置Bへと退避する。これによって払い出し通路54と溢流通路56とが上下に連通し、払い出し通路54からの遊技球は全て溢流通路56へと直接落下して、溢流通路56を介して下皿17側へと案内されて行く。
操作体28を閉鎖方向に操作すれば、スイッチ84がオフしてソレノイド85が消磁し、切り換え板62が突出位置Fへと突出する。
従って、この実施形態の場合にも、第1の実施形態と同様の効果を得ることが可能である。
【0045】
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、第1の実施形態では、付勢バネ41により開閉手段24を閉鎖位置Cと開放位置Oとに付勢するトグル式のものを例示しているが、付勢バネ41で開閉手段24を常時、閉鎖位置C側に付勢するように構成しても良い。
また各実施形態では、切り換え板62を横軸65廻りに回動させるようにしているが、直線的に出退動作するように摺動自在に設けても良い。
【0046】
更に第1の実施形態において、操作手段27の一対の案内突起44間に連動アーム71の係合突起76を係脱自在に係合させて、操作体28を開閉方向に操作した時に、切り換え板62が倒伏位置Dと起立位置Uとの間で両方向に回動するようにしても良い。
また各実施形態では、開閉手段24を操作するための操作手段27に連動してき切り換え手段36が作動するようにしているが、切り換え手段36専用の操作手段27を設け、開閉手段24とは独立して切り換え手段36が作動するようにしても良い。
パチンコ機以外の弾球遊技機、例えばアレンジボール機等でも同様に実施可能であることは言うまでもない。
【0047】
【発明の効果】
発明によれば、発射用の遊技球を貯留する上皿12と、入賞時に遊技球を上皿12側に払い出す払い出し手段33とを備えた弾球遊技機において、払い出し手段33に連通する払い出し通路 54 と、この払い出し通路 54 からの遊技球を上皿 12 側に案内する上皿通路 55 と、この上皿通路 55 に設けられ且つ上皿 12 内の遊技球の満杯時に遊技球を溢流させる溢流部 61 と、溢流部 61 から溢流する遊技球を案内する溢流通路 56 とを備え、払い出し通路 54 からの遊技球を上皿通路 55 と溢流通路 56とに切り換える切り換え手段36を設けているので、大当たりの発生等によって大量の遊技球が払い出し手段33から払い出される場合等に、必要に応じて溢流部61を経由せずに払い出し手段33からの遊技球を直接溢流通路56に案内できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す弾球遊技機の正面図である。
【図2】本発明の第1の実施形態を示す弾球遊技機の背面図である。
【図3】本発明の第1の実施形態を示す上皿側の横断平面図である。
【図4】本発明の第1の実施形態を示す開閉手段及び操作手段の正面断面図である。
【図5】本発明の第1の実施形態を示す開閉手段及び操作手段の側面断面図である。
【図6】本発明の第1の実施形態を示す操作手段の平面断面図である。
【図7】本発明の第1の実施形態を示す連動部の背面図である。
【図8】本発明の第1の実施形態を示す通路部分の側面断面図である。
【図9】本発明の第1の実施形態を示す通路部分の平面断面図である。
【図10】本発明の第1の実施形態を示す通路部分の背面断面図である。
【図11】本発明の第2の実施形態を示す切り換え手段の側面断面図である。
【図12】本発明の第2の実施形態を示す切り換え手段の背面断面図である。
【図13】本発明の第2の実施形態を示す操作手段の背面図である。
【符合の説明】
3 弾球遊技機本体
5 前面板
10 固定板
12 上皿
17 下皿
24 開閉手段
25 抜き取り孔
27 操作手段
33 払い出し手段
36 切り換え手段
54 払い出し通路
55 上皿通路
56 溢流通路
61 溢流部
62 切り換え板
63 連動手段
65 横軸
B 退避位置
D 倒伏位置
F 突出位置
U 起立位置

Claims (5)

  1. 発射用の遊技球を貯留する上皿(12)と、入賞時に遊技球を上皿(12)側に払い出す払い出し手段(33)とを備えた弾球遊技機において、払い出し手段(33)に連通する払い出し通路 (54) と、この払い出し通路 (54) からの遊技球を上皿 (12) 側に案内する上皿通路 (55) と、この上皿通路 (55) に設けられ且つ上皿 (12) 内の遊技球の満杯時に遊技球を溢流させる溢流部 (61) と、溢流部 (61) から溢流する遊技球を案内する溢流通路 (56) とを備え、払い出し通路 (54) からの遊技球を上皿通路 (55) と溢流通路 (56)とに切り換える切り換え手段(36)を設けたことを特徴とする弾球遊技機。
  2. 上皿(12)の抜き取り孔(25)を開閉する開閉手段(24)と、この開閉手段(24)を操作する操作手段(27)と、切り換え手段(36)が抜き取り孔(25)の開放時に遊技球を下皿(17)側に案内し且つ抜き取り孔(25)の閉鎖時に遊技球を上皿(12)側に案内するように、操作手段(27)に切り換え手段(36)を連動させる連動手段(63)とを設けたことを特徴とする請求項1に記載の弾球遊技機。
  3. 払い出し通路 (54) の下端部に切り換え手段(36)を設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載の弾球遊技機。
  4. 切り換え手段(36)に切り換え板(62)を備え、この切り換え板(62)を、払い出し通路(54)からの遊技球を上皿通路(55)側に案内する位置(D)(F)と、溢流通路(56)側に案内する位置(U)(B)との間で横軸(65)廻りに回動自在に設けたことを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の弾球遊技機。
  5. 弾球遊技機本体(3) に開閉自在に枢着された前面板(5) に、上皿(12)と開閉手段(24)と操作手段(27)とを設け、前面板(5) に対応して弾球遊技機本体(3) に固定された固定板(10)側に連動手段(63)を設け、前面板(5) の開閉時に操作手段(27)と連動手段(63)とが係脱するように操作手段(27)と連動手段(63)とを係脱自在に係合させたことを特徴とする請求項に記載の弾球遊技機。
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