JP3046753B2 - パチンコ機 - Google Patents
パチンコ機Info
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- JP3046753B2 JP3046753B2 JP7245429A JP24542995A JP3046753B2 JP 3046753 B2 JP3046753 B2 JP 3046753B2 JP 7245429 A JP7245429 A JP 7245429A JP 24542995 A JP24542995 A JP 24542995A JP 3046753 B2 JP3046753 B2 JP 3046753B2
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、前面枠の前面側に
設けられる打球供給皿のパチンコ球を下部貯留皿に抜き
取る際に、打球供給装置内にパチンコ球が残らないよう
にすることができるようなパチンコ機に関するものであ
る。
設けられる打球供給皿のパチンコ球を下部貯留皿に抜き
取る際に、打球供給装置内にパチンコ球が残らないよう
にすることができるようなパチンコ機に関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】従来のパチンコ機においては、前面枠の
前面側に打球供給皿と下部貯留皿とを設け、打球供給皿
のパチンコ球を前面枠の裏面側に設けられた打球供給装
置に導いて１個ずつ発射レールの発射部に供給するよう
にされている。一方、打球供給皿の底部には球抜孔が設
けられると共に、該球抜孔にスライド板が配設されてお
り、該スライド板を移動させて球抜孔を開放することに
より打球供給皿のパチンコ球を下部貯留皿に抜き取るこ
とができるようになっている。
前面側に打球供給皿と下部貯留皿とを設け、打球供給皿
のパチンコ球を前面枠の裏面側に設けられた打球供給装
置に導いて１個ずつ発射レールの発射部に供給するよう
にされている。一方、打球供給皿の底部には球抜孔が設
けられると共に、該球抜孔にスライド板が配設されてお
り、該スライド板を移動させて球抜孔を開放することに
より打球供給皿のパチンコ球を下部貯留皿に抜き取るこ
とができるようになっている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところで上記したパチ
ンコ機にあっては、打球供給皿のパチンコ球を該打球供
給皿の底部の球抜孔から直接に下部貯留皿へ抜き出すよ
うにしているため、打球供給装置に導かれたパチンコ球
は抜き取られないでそのまゝ残されてしまうという問題
点があった。
ンコ機にあっては、打球供給皿のパチンコ球を該打球供
給皿の底部の球抜孔から直接に下部貯留皿へ抜き出すよ
うにしているため、打球供給装置に導かれたパチンコ球
は抜き取られないでそのまゝ残されてしまうという問題
点があった。
【０００４】そして、打球供給装置に残されたパチンコ
球を抜き取るためには、例えばその残されたパチンコ球
を弱い弾発力で発射してファール口から下部貯留皿に戻
して回収する等遊技者に面倒な操作を行わせる必要があ
った。
球を抜き取るためには、例えばその残されたパチンコ球
を弱い弾発力で発射してファール口から下部貯留皿に戻
して回収する等遊技者に面倒な操作を行わせる必要があ
った。
【０００５】そこで、本発明は、打球供給皿の球抜き操
作によって打球供給装置に残されているパチンコ球も下
部貯留皿へ回収することができるようなパチンコ機を提
供することを目的としている。
作によって打球供給装置に残されているパチンコ球も下
部貯留皿へ回収することができるようなパチンコ機を提
供することを目的としている。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、前面枠の前面側に打球供給皿と下部貯留
皿とを設けると共に、前面枠の裏面側に打球供給皿のパ
チンコ球を整列して導き出す供給通路部と該供給通路部
のパチンコ球を１個ずつ発射レールの発射部に供給する
打球供給装置と下部貯留皿に連通する球抜通路部とを設
けている。
に、本発明は、前面枠の前面側に打球供給皿と下部貯留
皿とを設けると共に、前面枠の裏面側に打球供給皿のパ
チンコ球を整列して導き出す供給通路部と該供給通路部
のパチンコ球を１個ずつ発射レールの発射部に供給する
打球供給装置と下部貯留皿に連通する球抜通路部とを設
けている。
【０００７】前記打球供給装置は、供給通路部の終端の
パチンコ球を上面で受け止める球止部と、上方に回動さ
れたとき球止部から落下するパチンコ球を受け入れて保
持し、かつ下方に回動されたときそのパチンコ球を発射
レールの発射部に送り出す球受部とを一体に有する供給
制御部材を備える。このため、打球供給皿のパチンコ球
は供給通路部を流下してその終端のパチンコ球が供給制
御部材の球止部上面に受け止められる。そして、打球杆
の発射動作に関連して供給制御部材が上下に回動するこ
とによって供給通路部の終端のパチンコ球が１個ずつ発
射レールの発射部に供給される。
パチンコ球を上面で受け止める球止部と、上方に回動さ
れたとき球止部から落下するパチンコ球を受け入れて保
持し、かつ下方に回動されたときそのパチンコ球を発射
レールの発射部に送り出す球受部とを一体に有する供給
制御部材を備える。このため、打球供給皿のパチンコ球
は供給通路部を流下してその終端のパチンコ球が供給制
御部材の球止部上面に受け止められる。そして、打球杆
の発射動作に関連して供給制御部材が上下に回動するこ
とによって供給通路部の終端のパチンコ球が１個ずつ発
射レールの発射部に供給される。
【０００８】一方、前記供給通路部の終端と打球供給装
置との間に球抜通路部と連通する球抜口を設け、該球抜
口に可動底板を配設している。この可動底板は例えばス
プリング等の付勢手段によって常に球抜口を閉じる位置
と球抜口を開放する位置とに往復移動自在に設けられて
いる。また、前記打球供給装置の供給制御部材の球止部
上面は球抜口に向けて傾斜する傾斜面として形成されて
いる。
置との間に球抜通路部と連通する球抜口を設け、該球抜
口に可動底板を配設している。この可動底板は例えばス
プリング等の付勢手段によって常に球抜口を閉じる位置
と球抜口を開放する位置とに往復移動自在に設けられて
いる。また、前記打球供給装置の供給制御部材の球止部
上面は球抜口に向けて傾斜する傾斜面として形成されて
いる。
【０００９】このため、球抜き操作によって可動底板を
付勢に抗して球抜口を開放する位置に移動させると、打
球供給皿のパチンコ球は供給通路部を流下して球抜口か
ら球抜通路部に落下し下部貯留皿に抜き取られる。この
際に打球供給装置の供給制御部材の球止部上面に受け止
められて該打球供給装置内に残されたまゝのパチンコ球
はその球止部上面の傾斜によって球抜通路部に転がり落
ちて下部貯留皿に回収されることになる。
付勢に抗して球抜口を開放する位置に移動させると、打
球供給皿のパチンコ球は供給通路部を流下して球抜口か
ら球抜通路部に落下し下部貯留皿に抜き取られる。この
際に打球供給装置の供給制御部材の球止部上面に受け止
められて該打球供給装置内に残されたまゝのパチンコ球
はその球止部上面の傾斜によって球抜通路部に転がり落
ちて下部貯留皿に回収されることになる。
【００１０】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を図面に
従い説明する。図１は本発明に係るパチンコ機の正面
図、図２はガラス枠及び前面板を開放して示すパチンコ
機の下部部分の斜視図である。図において、１はパチン
コ機の前面枠、２は前面枠１の後面に着脱自在に装着さ
れる遊技盤であって、該遊技盤２の右下側に発射レール
３が装着されている。４は発射レール３の発射部５に先
端が臨む打球杆、６は発射レール３の前面を覆う前面板
であって、遊技盤２の上方部を覆うガラス扉枠７と共に
前面枠１の一側に開閉自在に装着されている。前記前面
板６の表面には打球供給皿８が設けられている。また、
前面枠１の下部前面には打球供給皿８の余剰球を貯留す
る下部貯留皿９と操作ハンドル１０が設けられている。
従い説明する。図１は本発明に係るパチンコ機の正面
図、図２はガラス枠及び前面板を開放して示すパチンコ
機の下部部分の斜視図である。図において、１はパチン
コ機の前面枠、２は前面枠１の後面に着脱自在に装着さ
れる遊技盤であって、該遊技盤２の右下側に発射レール
３が装着されている。４は発射レール３の発射部５に先
端が臨む打球杆、６は発射レール３の前面を覆う前面板
であって、遊技盤２の上方部を覆うガラス扉枠７と共に
前面枠１の一側に開閉自在に装着されている。前記前面
板６の表面には打球供給皿８が設けられている。また、
前面枠１の下部前面には打球供給皿８の余剰球を貯留す
る下部貯留皿９と操作ハンドル１０が設けられている。
【００１１】前記打球供給皿８は図３に示すように本体
部１１と該本体部１１の前面外側を覆うカバー部材１２
とから構成されている。本体部１１はパチンコ球を貯留
する皿部１３と該皿部１３の上縁部分を囲う飾板部１４
及び皿部１３の下方に延出する側板部１５とを有する。
前記皿部１３は底部が一方に緩るやかに下り傾斜しその
傾斜下部にパチンコ球が一列に整列される整流部１６が
形成されており、該整流部１６の下流端が位置する前面
板６には皿部１３のパチンコ球を前面板６の裏側に流出
させる上部通孔１７が開設されている。また、前面板６
には後述する可動底板３１を臨ませるためのガイド長孔
１８と側板部１５に設けられた出口シュート部１９に連
通する下部通孔２０が開設されている。
部１１と該本体部１１の前面外側を覆うカバー部材１２
とから構成されている。本体部１１はパチンコ球を貯留
する皿部１３と該皿部１３の上縁部分を囲う飾板部１４
及び皿部１３の下方に延出する側板部１５とを有する。
前記皿部１３は底部が一方に緩るやかに下り傾斜しその
傾斜下部にパチンコ球が一列に整列される整流部１６が
形成されており、該整流部１６の下流端が位置する前面
板６には皿部１３のパチンコ球を前面板６の裏側に流出
させる上部通孔１７が開設されている。また、前面板６
には後述する可動底板３１を臨ませるためのガイド長孔
１８と側板部１５に設けられた出口シュート部１９に連
通する下部通孔２０が開設されている。
【００１２】一方、前面板６の裏側には打球供給装置２
１が組み込まれたケース体２２が配設される。このケー
ス体２２は図４に示すように前面板６に開設された上部
通孔１７に合致する流入口２３と下部通孔２０に合致す
る流出口２４及びガイド長孔１８に合致する長溝２５が
設けられた板状の後本体部２６と、該後本体部２６の流
入口２３に連通する供給通路部２７及び流出口２４に連
通する球抜通路部２８を上下に設けた箱状の前本体部２
９との二部材で構成されている。また、ケース体２２内
には供給通路部２７の終端と打球供給装置２１との間に
球抜通路部２８と連通する球抜口３０が形成されてお
り、該球抜口３０に可動底板３１が設けられている。
１が組み込まれたケース体２２が配設される。このケー
ス体２２は図４に示すように前面板６に開設された上部
通孔１７に合致する流入口２３と下部通孔２０に合致す
る流出口２４及びガイド長孔１８に合致する長溝２５が
設けられた板状の後本体部２６と、該後本体部２６の流
入口２３に連通する供給通路部２７及び流出口２４に連
通する球抜通路部２８を上下に設けた箱状の前本体部２
９との二部材で構成されている。また、ケース体２２内
には供給通路部２７の終端と打球供給装置２１との間に
球抜通路部２８と連通する球抜口３０が形成されてお
り、該球抜口３０に可動底板３１が設けられている。
【００１３】この可動底板３１は前記打球供給皿８の側
板部１５に設けた箱状のガイド枠３２に左右方向へ往復
移動自在に支持されており、その前側部分を前面板６の
ガイド長孔１８及び後本体部２６の長溝２５からケース
体２２内に臨ませて供給通路部２７の一部を構成してい
る。
板部１５に設けた箱状のガイド枠３２に左右方向へ往復
移動自在に支持されており、その前側部分を前面板６の
ガイド長孔１８及び後本体部２６の長溝２５からケース
体２２内に臨ませて供給通路部２７の一部を構成してい
る。
【００１４】一方、打球供給皿８の側板部１５前面には
図３及び図９に示すようにＬ字形をなすレバー部材３３
が軸３４により揺動自在に軸支されると共に、操作部材
３５が軸３６により上下方向へ押圧自在に軸支されてい
る。前記レバー部材３３は軸３４より下方に長孔３７が
形成されており、該長孔３７に可動底板３１の前側面に
突設した突起３８を臨ませている。また、レバー部材３
３にはコイルばね３９が連結されており、常に可動底板
３１を図９実線で示す球抜口３０を閉じる位置に付勢し
ている。前記操作部材３５はレバー部材３３に接触状に
位置して打球供給皿８の飾板部１４に開放した透孔５４
から上方に突出されており、該操作部材３５を押圧して
レバー部材３３を図９鎖線のように回動させることによ
り可動底板３１を球抜口３０を開放する位置に移動させ
ることができるようになっている。
図３及び図９に示すようにＬ字形をなすレバー部材３３
が軸３４により揺動自在に軸支されると共に、操作部材
３５が軸３６により上下方向へ押圧自在に軸支されてい
る。前記レバー部材３３は軸３４より下方に長孔３７が
形成されており、該長孔３７に可動底板３１の前側面に
突設した突起３８を臨ませている。また、レバー部材３
３にはコイルばね３９が連結されており、常に可動底板
３１を図９実線で示す球抜口３０を閉じる位置に付勢し
ている。前記操作部材３５はレバー部材３３に接触状に
位置して打球供給皿８の飾板部１４に開放した透孔５４
から上方に突出されており、該操作部材３５を押圧して
レバー部材３３を図９鎖線のように回動させることによ
り可動底板３１を球抜口３０を開放する位置に移動させ
ることができるようになっている。
【００１５】前記打球供給装置２１は、図４ないし図６
（イ）に示すようにケース体２２の前本体部２９に発射
レール３の発射部５に対応する開口部４０を設け、該開
口部４０に供給制御部材４１を設けている。この供給制
御部材４１は、両側部に発射レール３と平行な回動支軸
４２，４２が一体に突設されており、該回動支軸４２，
４２を開口部４０に形成された軸受凹部４３，４３に嵌
めて上下に回動自在に支持され、かつ自然状態では下方
に回動するように重心が置かれている。また、供給制御
部材４１は供給通路部２７の終端のパチンコ球を上面で
受け止める球止部４４と、上方に回動されたとき球止部
４４から落下するパチンコ球を受け入れて保持し、かつ
下方に回動されたときそのパチンコ球を開口部４０から
発射レール３の発射部５に送り出す半円状の球受部４５
と、回動支軸４２，４２と平行であり、かつケース体２
２の外方へ突出する係合ピン４６とを一体に備えてい
る。そして、球止部４４の上面は供給通路部２７の終端
すなわち可動底板３１の先端よりも若干低く、しかもパ
チンコ球が球抜口３０に向かって転がるように傾斜４４
ａされており、通常は、該球止部４４で受け止められた
パチンコ球を可動底板３１の先端に当接させて球抜口３
０への落下を阻止するように構成されている。
（イ）に示すようにケース体２２の前本体部２９に発射
レール３の発射部５に対応する開口部４０を設け、該開
口部４０に供給制御部材４１を設けている。この供給制
御部材４１は、両側部に発射レール３と平行な回動支軸
４２，４２が一体に突設されており、該回動支軸４２，
４２を開口部４０に形成された軸受凹部４３，４３に嵌
めて上下に回動自在に支持され、かつ自然状態では下方
に回動するように重心が置かれている。また、供給制御
部材４１は供給通路部２７の終端のパチンコ球を上面で
受け止める球止部４４と、上方に回動されたとき球止部
４４から落下するパチンコ球を受け入れて保持し、かつ
下方に回動されたときそのパチンコ球を開口部４０から
発射レール３の発射部５に送り出す半円状の球受部４５
と、回動支軸４２，４２と平行であり、かつケース体２
２の外方へ突出する係合ピン４６とを一体に備えてい
る。そして、球止部４４の上面は供給通路部２７の終端
すなわち可動底板３１の先端よりも若干低く、しかもパ
チンコ球が球抜口３０に向かって転がるように傾斜４４
ａされており、通常は、該球止部４４で受け止められた
パチンコ球を可動底板３１の先端に当接させて球抜口３
０への落下を阻止するように構成されている。
【００１６】なお、前記係合ピン４６は図５に示すよう
に発射レール３の下方であり、かつ遊技盤２の前面側に
軸４７で回動自在に軸支された連動レバー４８の押上げ
部４９に当接可能なようになっている。また、連動レバ
ー４８は押上げ部４９の一端から下方に垂下するレバー
部５０を一体に備え、このレバー部５０が打球杆４に固
着された引掛杆５１と係合可能なように位置されてい
る。
に発射レール３の下方であり、かつ遊技盤２の前面側に
軸４７で回動自在に軸支された連動レバー４８の押上げ
部４９に当接可能なようになっている。また、連動レバ
ー４８は押上げ部４９の一端から下方に垂下するレバー
部５０を一体に備え、このレバー部５０が打球杆４に固
着された引掛杆５１と係合可能なように位置されてい
る。
【００１７】前記下部貯留皿９には図２および図７に示
すように上端が開口し下端が下部貯留皿９の皿部５２に
連通する筒状の球抜通路５３が一体に形成されており、
前面板６を閉止することによって該球抜通路５３の上端
と前記打球供給皿８の出口シュート部１９の下端とが連
通するようになっている。
すように上端が開口し下端が下部貯留皿９の皿部５２に
連通する筒状の球抜通路５３が一体に形成されており、
前面板６を閉止することによって該球抜通路５３の上端
と前記打球供給皿８の出口シュート部１９の下端とが連
通するようになっている。
【００１８】次に、このように構成したパチンコ機の作
用を説明する。打球供給皿８に貯留されるパチンコ球
は、整流部１６によって一列に整列されながら前面板６
の上部通孔１７及び前面板６裏側のケース体２２の流入
口２３を通って供給通路部２７に流入する。そして、供
給通路部２７の終端のパチンコ球は打球供給装置２１に
導かれて供給制御部材４１の球止部４４上面で受け止め
られる。なお、この際に図８（イ）に示すように球止部
４４上のパチンコ球は可動底板３１の先端に当接して球
抜口３０への落下が阻止される。
用を説明する。打球供給皿８に貯留されるパチンコ球
は、整流部１６によって一列に整列されながら前面板６
の上部通孔１７及び前面板６裏側のケース体２２の流入
口２３を通って供給通路部２７に流入する。そして、供
給通路部２７の終端のパチンコ球は打球供給装置２１に
導かれて供給制御部材４１の球止部４４上面で受け止め
られる。なお、この際に図８（イ）に示すように球止部
４４上のパチンコ球は可動底板３１の先端に当接して球
抜口３０への落下が阻止される。
【００１９】一方、この状態で打球杆４が図５鎖線のよ
うに発射準備位置に回動されると引掛杆５１によって連
動しバー４８のレバー部５０が引寄せられて該連動レバ
ー４８が軸４７を支点として上方へ回動し、これの押上
げ部４９が供給制御部材４１の係合ピン４６を上方へ押
上げる。このため、供給制御部材４１が回動支軸４２，
４２を支点として図６（ロ）のように上方へ回動し、球
止部４４で受け止められていたパチンコ球は下方に落下
して球受部４５に受けられる。そして、この状態で打球
杆４が図５実線のように発射動作位置に回動すると供給
制御部材４１は連動レバー４８による係合ピン４６の押
上げが解除されて自重とパチンコ球の重量で図６（ロ）
鎖線のように下方に回動し、球受部４５のパチンコ球を
開口部４０から発射レール３の発射部５に送り出す。同
時に後続する供給通路部２７の終端のパチンコ球を球止
部４４で受け止めるもので、その後は打球杆４の往復回
動ごとに供給通路部２７の終端のパチンコ球が１個ずつ
確実に発射レール３の発射部５に供給される。
うに発射準備位置に回動されると引掛杆５１によって連
動しバー４８のレバー部５０が引寄せられて該連動レバ
ー４８が軸４７を支点として上方へ回動し、これの押上
げ部４９が供給制御部材４１の係合ピン４６を上方へ押
上げる。このため、供給制御部材４１が回動支軸４２，
４２を支点として図６（ロ）のように上方へ回動し、球
止部４４で受け止められていたパチンコ球は下方に落下
して球受部４５に受けられる。そして、この状態で打球
杆４が図５実線のように発射動作位置に回動すると供給
制御部材４１は連動レバー４８による係合ピン４６の押
上げが解除されて自重とパチンコ球の重量で図６（ロ）
鎖線のように下方に回動し、球受部４５のパチンコ球を
開口部４０から発射レール３の発射部５に送り出す。同
時に後続する供給通路部２７の終端のパチンコ球を球止
部４４で受け止めるもので、その後は打球杆４の往復回
動ごとに供給通路部２７の終端のパチンコ球が１個ずつ
確実に発射レール３の発射部５に供給される。
【００２０】しかして、打球供給皿８内のパチンコ球を
下部貯留皿９に抜き取るには操作部材３５を図９鎖線の
ように押圧してレバー部材３３をコイルばね３９の付勢
に抗して回動させる。これによって、可動底板３１がレ
バー部材３３の縦長孔３７に係合する突起３８を介して
同図矢印方向に移動し球抜口３０を開放する（図８
（ロ）参照）。このため、打球供給皿８内のパチンコ球
は供給通路部２７を通過して球抜口３０から球抜通路部
２８に落下し、さらに打球供給皿８の出口シュート部１
９から下部貯留皿９の球抜通路５３に流入して皿部５２
に排出される。また、打球供給装置２１に導かれて供給
制御部材４１の球止部４４上面に残っているパチンコ球
は可動底板３１の先端による支持から解放されてその傾
斜４４ａにより球抜口３０に落下し打球供給皿８内のパ
チンコ球と同じように下部貯留皿９に排出される。
下部貯留皿９に抜き取るには操作部材３５を図９鎖線の
ように押圧してレバー部材３３をコイルばね３９の付勢
に抗して回動させる。これによって、可動底板３１がレ
バー部材３３の縦長孔３７に係合する突起３８を介して
同図矢印方向に移動し球抜口３０を開放する（図８
（ロ）参照）。このため、打球供給皿８内のパチンコ球
は供給通路部２７を通過して球抜口３０から球抜通路部
２８に落下し、さらに打球供給皿８の出口シュート部１
９から下部貯留皿９の球抜通路５３に流入して皿部５２
に排出される。また、打球供給装置２１に導かれて供給
制御部材４１の球止部４４上面に残っているパチンコ球
は可動底板３１の先端による支持から解放されてその傾
斜４４ａにより球抜口３０に落下し打球供給皿８内のパ
チンコ球と同じように下部貯留皿９に排出される。
【００２１】そして、打球供給皿８内のパチンコ球を下
部貯留皿９に抜き取った後、操作部材３５の押圧を解除
すると、コイルばね３９の付勢によってレバー部材３３
が元の状態に復帰し、同時に可動底板３１も図８（イ）
に示す位置に移動して球抜口３０を閉じる。なお、球抜
口３０を閉じた状態において、可動底板３１の先端と打
球供給装置２１の供給制御部材４１との間には常にパチ
ンコ球１個分のスペースが存在するため、球抜きを途中
で停止するようなことがあっても、可動底板３１の先端
と球抜口３０との間でパチンコ球が挟み込まれるような
事態が起こらず球抜口３０を確実に閉じることができ
る。
部貯留皿９に抜き取った後、操作部材３５の押圧を解除
すると、コイルばね３９の付勢によってレバー部材３３
が元の状態に復帰し、同時に可動底板３１も図８（イ）
に示す位置に移動して球抜口３０を閉じる。なお、球抜
口３０を閉じた状態において、可動底板３１の先端と打
球供給装置２１の供給制御部材４１との間には常にパチ
ンコ球１個分のスペースが存在するため、球抜きを途中
で停止するようなことがあっても、可動底板３１の先端
と球抜口３０との間でパチンコ球が挟み込まれるような
事態が起こらず球抜口３０を確実に閉じることができ
る。
【００２２】
【発明の効果】以上、説明したところから明らかなよう
に、本発明に係るパチンコ機によれば、打球供給皿のパ
チンコ球を下部貯留皿に抜き取る際に打球供給装置内に
残留するパチンコ球を同時に抜き取り可能としたもので
あるから、従来のように打球供給装置に残されたパチン
コ球を下部貯留皿に回収するための面倒な操作を不要て
することができ、遊技者のサービスの向上を図れる。
に、本発明に係るパチンコ機によれば、打球供給皿のパ
チンコ球を下部貯留皿に抜き取る際に打球供給装置内に
残留するパチンコ球を同時に抜き取り可能としたもので
あるから、従来のように打球供給装置に残されたパチン
コ球を下部貯留皿に回収するための面倒な操作を不要て
することができ、遊技者のサービスの向上を図れる。
【図１】本発明に係るパチンコ機の正面図である。
【図２】ガラス枠及び前面板を解放した状態を示すパチ
ンコ機の下部斜視図である。
ンコ機の下部斜視図である。
【図３】打球供給皿部分の分解斜視図である。
【図４】打球供給装置の分解斜視図である。
【図５】打球供給装置部分の断面正面図である。
【図６】（イ），（ロ）は打球供給装置の作用を説明す
る縦断側面図である。
る縦断側面図である。
【図７】球抜通路部と下部貯留皿との関連構成を示す要
部の縦断側面図である。
部の縦断側面図である。
【図８】（イ），（ロ）は球抜き状態を示す断面正面図
である。
である。
【図９】球抜き操作部部分の要部正面図である。
１ 前面枠 ３ 発射レール ４ 打球杆 ５ 発射部 ８ 打球供給皿 ９ 下部貯留皿 ２１ 打球供給装置 ２７ 供給通路部 ２８ 球抜通路部 ３０ 球抜口 ３１ 可動底板 ４１ 供給制御部材 ４４ 球止部 ４４ａ 傾斜 ４５ 球受部
Claims (1)
- 【請求項１】 前面枠の前面側に打球供給皿と下部貯留
皿とを設けると共に、前面枠の裏面側に打球供給皿のパ
チンコ球を整列して導き出す供給通路部と該供給通路部
のパチンコ球を１個ずつ発射レールの発射部に供給する
打球供給装置と下部貯留皿に連通する球抜通路部とを設
け、 前記供給通路部の終端と打球供給装置との間に球抜通路
部と連通する球抜口を設けると共に、該球抜口には常に
付勢されて球抜口を閉じる位置と球抜き操作によつて球
抜口を開放する位置とに往復移動自在な可動底板を配設
し、 前記打球供給装置は、打球杆の発射動作に関連して上下
に回動する供給制御部材を備え、該供給制御部材は、供
給通路部の終端のパチンコ球を上面で受け止める球止部
と、上方に回動されたとき球止部から落下するパチンコ
球を受け入れて保持し、かつ下方に回動されたときその
パチンコ球を発射レールの発射部に送り出す球受部とを
一体に有し、前記球止部の上面を球抜口に向けて傾斜さ
せた ことを特徴とするパチンコ機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7245429A JP3046753B2 (ja) | 1995-08-29 | 1995-08-29 | パチンコ機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7245429A JP3046753B2 (ja) | 1995-08-29 | 1995-08-29 | パチンコ機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0956879A JPH0956879A (ja) | 1997-03-04 |
| JP3046753B2 true JP3046753B2 (ja) | 2000-05-29 |
Family
ID=17133533
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7245429A Expired - Lifetime JP3046753B2 (ja) | 1995-08-29 | 1995-08-29 | パチンコ機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3046753B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4855127B2 (ja) * | 2006-04-12 | 2012-01-18 | マルホン工業株式会社 | パチンコ機 |
| JP5004323B2 (ja) * | 2006-06-06 | 2012-08-22 | マルホン工業株式会社 | パチンコ機 |
-
1995
- 1995-08-29 JP JP7245429A patent/JP3046753B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0956879A (ja) | 1997-03-04 |
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Legal Events
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