JP2001145758A - パチンコ機における打球供給皿の球抜き装置 - Google Patents

パチンコ機における打球供給皿の球抜き装置

Info

Publication number
JP2001145758A
JP2001145758A JP32889099A JP32889099A JP2001145758A JP 2001145758 A JP2001145758 A JP 2001145758A JP 32889099 A JP32889099 A JP 32889099A JP 32889099 A JP32889099 A JP 32889099A JP 2001145758 A JP2001145758 A JP 2001145758A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ball
pachinko
passage
extract
supply tray
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP32889099A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisayoshi Sato
久芳 佐藤
Masahiro Ohashi
昌弘 大橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Adachi Light Inc
Original Assignee
Adachi Light Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Adachi Light Inc filed Critical Adachi Light Inc
Priority to JP32889099A priority Critical patent/JP2001145758A/ja
Publication of JP2001145758A publication Critical patent/JP2001145758A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 発射装置への球供給を確実なものとし、球抜
き時に球抜部材に負担を掛けることなく打球供給装置内
にパチンコ球を残さずに抜き取る。 【解決手段】 前面枠の前面側に前板を介して設けられ
た打球供給皿のパチンコ球を前板の裏面側に導く球通路
24と、パチンコ球を発射レールの発射位置に供給する
球送り部材とからなる打球供給装置20を備えたパチン
コ機であって、前記球通路の終端底部に球抜口31を開
設すると共に、球抜きしたパチンコ球を前面枠の前面側
に設けられた下部球皿に導く球抜通路33を設け、前記
球抜口には、常に付勢されて球抜口を閉鎖し、球抜き操
作により球抜通路と直交方向に移動して球抜口を開放す
る球抜部材35を設けると共に、前記球送り部材の球支
持部28上面を球抜口に向けて下傾する傾斜面28aと
して形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ機の前面
枠の前面側に設けられた打球供給皿のパチンコ球を1個
ずつ発射レールの発射位置に供給する打球供給装置を備
えたパチンコ機において、打球供給皿のパチンコ球を打
球供給装置内に残すことなくすべて下部球皿に抜き取る
ことができるようにしたパチンコ機における打球供給皿
の球抜装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のパチンコ機においては、前板の前
側に打球供給皿を装着し、また前面枠の前面下部に下部
球受皿を装着し、打球供給皿のパチンコ球を前板の裏面
に設けられた打球供給装置に導いて1個づつ発射レ−ル
の発射位置に供給するようになっている。一方、打球供
給皿の底部には球抜孔が設けられると共に、該球抜孔に
スライド板が配設されており、該スライド板を移動させ
て球抜孔を解放することにより打球供給皿のパチンコ球
を下部球受皿に抜き取るようにしていた。
【0003】上記した従来のパチンコ機にあっては、打
球供給皿のパチンコ球を底部の球抜孔から直接に下部球
受皿へ抜き出すようにしているため、打球供給装置に導
かれたパチンコ球は抜き取られないで打球供給装置内に
そのまま残されてしまうという問題があった。
【0004】そこで、上記のような問題点を解決するた
めに、打球供給皿のパチンコ球を打球供給装置へ導く供
給通路の底面に球抜取口を設け、該球抜取口を可動底板
の球送り部材から離れる方向にスライドすることによっ
て球抜きするようにしたもの、あるいは垂直下方に誘導
する球通路の最先のパチンコ球を、球通路側面に設けた
球抜取口側に転動させ得る状態で支持する球送り部材
と、該球送り部材に支持されたパチンコ球が球抜取口に
落下するのを阻止する開閉板とを設け、該開閉板を球抜
通路と直交方向に移動させるようにして、打球供給装置
内にパチンコ球を残すことなく打球供給皿のパチンコ球
を下部球受皿に抜き取るようにしたものが知られている
(例えば実公平4−32147号公報、特開平10−2
69号公報参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
技術で述べたもののうち前者においては、供給通路を流
下する方向に抗して可動底板をスライド操作するため、
遊技中に誤って球抜き操作部材に触って可動底板をスラ
イドさせると、パチンコ球が戻る動きをして、例え球抜
きされなかったとしても、パチンコ球間に隙間ができて
本来の役割である発射装置への球供給に支障をきたすと
いう問題点を有している。
【0006】また、後者においてはパチンコ球の球圧が
常に球送り部材および球抜部材に掛かっているため、球
送り部材の負担が大きく正常に球送りができなくなった
り、球抜きをする際に打球供給皿に貯留されるパチンコ
球の過大な球圧に抗して球抜きをしなければならず、大
きな操作力を必要として円滑な球抜き操作が望めないと
いう問題点を有している。
【0007】本発明は、従来技術の有するこのような問
題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするとこ
ろは、発射装置への球供給を確実なものとし、球抜き時
に球抜部材に負担を掛けることなく打球供給装置内にパ
チンコ球を残さずに打球供給皿の総てのパチンコ球を抜
き取ることができるパチンコ機における打球供給皿の球
抜装置を提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、前面枠の前面側に前板を介して設けられ
た打球供給皿のパチンコ球を前板の裏面側に導く球通路
と、上下方向へ回動自在に軸支され、下方に回動した状
態のとき球通路の先頭に位置するパチンコ球を球支持部
の上面で受けて待機させると共に、上方に回動すること
により球支持部で待機するパチンコ球を球受凹部に受け
入れ、かつ下方への回動によって球受凹部のパチンコ球
を発射レールの発射位置に供給する球送り部材とからな
る打球供給装置を備えたパチンコ機であって、前記球通
路の終端底部に球抜口を開設すると共に、球抜きしたパ
チンコ球を前面枠の前面側に設けられた下部球皿に導く
球抜通路を設け、前記球抜口には、常に付勢されて球抜
口を閉鎖し、球抜き操作により球抜通路と直交方向に移
動して球抜口を開放する球抜部材を設けると共に、前記
球送り部材の球支持部上面を球抜口に向けて下傾する傾
斜面として形成したことを特徴とする。
【0009】上記のように構成されたパチンコ機におけ
る打球供給皿の球抜装置は、球抜き操作によって球抜部
材を球抜口を開放する位置に移動させると、球送り部材
の球支持部の上面で待機する球通路の先頭のパチンコ球
がその傾斜面によって球抜口から球抜通路に流出し、後
続する打球供給皿のパチンコ球も球抜部材の支持を失い
球抜口から球抜通路に連続して流出しすべて下部球皿に
抜き取られる。
【0010】前記球抜部材の大きさをパチンコ球2個以
上支持する大きさが好ましく、球抜き時に球支持部上の
パチンコ球と後続のパチンコ球による球詰りが起らない
ようにするのがよい。
【0011】なお、本発明のパチンコ機における打球供
給装置の球抜装置は、打球供給装置を前面枠側に設ける
ようにしたものにも適用可能である。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、本発明の一実施の形態を図
面に従い説明する。図1は本発明に係るパチンコ機の正
面図、図2はガラス扉枠及び前板を開放して示すパチン
コ機の下部部分の斜視図である。図において、1はパチ
ンコ機の前面枠、2は前面枠1の後面に遊技盤取付枠3
を介して着脱自在に装着される遊技盤であって、該遊技
盤2の右下側に発射レール4が装着されている。5は発
射レール4の発射部6に先端が臨む打球杆、7は発射レ
ール4の前面を覆う前板であって、遊技盤2の上方部を
覆うガラス扉枠8と一緒に前面枠1の一側に開閉自在に
装着されている。前記前板7の表面には打球供給皿9が
設けられている。また、前面枠1の下部前面には打球供
給皿9の余剰球を貯留する下部球皿10と打球発射用の
操作ハンドル11が設けられている。
【0013】前記打球供給皿9は、図3に示すように本
体部12と該本体部12の前面外側を覆うカバー部材1
3とから構成されている。本体部12はパチンコ球を貯
留する皿部14と該皿部14の上縁部分を囲う飾板部1
5および皿部14の下方に延出する側板部16とを有す
る。前記皿部14は底部が一方に緩やかに下り傾斜して
その傾斜下部にパチンコ球が一列に整列される整流部1
7が形成されており、該整流部17の下流端が位置する
前板7には皿部14のパチンコ球を前板7の裏側に流出
させる球出口18が開設されている。また、前板7には
後述する球抜部材34を臨ませるためのガイド用の横長
孔19が開設されている。
【0014】一方、前板7の裏側には打球供給装置20
が設けられている。この打球供給装置20は、打球供給
皿9に貯留されるパチンコ球を前板7の球出口18から
1個ずつ発射レール4の発射位置6に供給するためのも
ので、ケース部材21と球送り部材22とにより構成さ
れている。
【0015】前記ケース体21は図4に示されるように
本体部21aとカバー部21bとの二部材で構成されて
いる。本体部21aには前板7の球出口18を連通する
流入口23と、該流入口23から流入するパチンコ球を
一列に整列させて導く下り傾斜の球通路24が形成され
ており、該球通路24の終端に前記球送り部材22が配
設されている。また、その開放側面をカバー部21bで
塞ぐようにしており、その下部前面に発射レール4の発
射位置6に対応する供給口25が形成されている。
【0016】前記球送り部材22は、両側部に発射レー
ル4と平行な回動支軸26が一体に突設されており、該
回動支軸26を供給口25に対応して形成された軸受凹
部27,27に嵌めて上下方向へ回動自在に支持されて
いる。この球送り部材22は、自然状態では下方に回動
するように重心が設けられている。また、球送り部材2
2は下方に回動した状態(図5実線参照)のとき球通路
24の先頭に位置するパチンコ球を上面で受け止めて支
持する球支持部28と、上方に回動(図5鎖線参照)す
ることにより球支持部28から落下するパチンコ球を受
け入れて保持し、かつ下方に回動されたときそのパチン
コ球を供給口25から発射レール4の発射位置6に送り
出す半円状の球受凹部29と、ケース部材21外方へ突
出する係合ピン30とが一体に設けられている。
【0017】しかして、前記球通路24の終端底部に球
抜口31が開設されると共に、該球抜口31の下方に位
置して、該球抜口31から流出するパチンコ球を遊技盤
2の下方のファール球回収シュート32を介して下部球
皿10に導く球抜通路33が形成されている。また、本
体部21aの側壁には前記ガイド用の横長孔19に対応
するように細幅状の横長溝34が開設されており、その
横長溝34から前記球抜口31に対し開閉自在にスライ
ドする球抜部材35が配置されている。なお、球抜口3
1の大きさは、パチンコ球1.5個分以上の大きさが望
ましい。
【0018】前記球抜部材35は図3および図7に示す
ように後側部分が打球供給皿9の側板部16に設けられ
たガイド部36に前後方向、すなわち球抜通路33と直
交する方向に往復移動自在に支持されて、かつ板状に形
成された前側部分を前板7の横長孔19から球抜口31
に出入自在に臨ませており、球抜部材35上にパチンコ
球2個以上が支持される。
【0019】一方、打球供給皿9の側板部16の前面側
には図7に示すように球抜部材35を球抜き操作するた
めの逆L字形をなすレバー部材37と操作部材38とが
設けられている。レバー部材37は、軸39により揺動
自在に軸支されており、該軸37より下方に形成された
下向き二股状の係止部40に球抜部材35の後端に設け
られた横軸41を臨ませている。また、レバー部材37
には復帰用のコイルばね42が連結されており、該コイ
ルばね42によって球抜部材35を球抜口31を閉じる
位置に付勢している。
【0020】また、前記操作部材38は、軸43によっ
て上下方向へ回動自在に軸支されると共に、レバー部材
37に接触状に位置して飾板部15の透孔44から上方
に突出されており、該操作部材38を押圧してレバー部
材37を図7鎖線のように回動させることによって球抜
部材35を球抜口31を開放する位置に移動させること
ができるようになっている。
【0021】前記球送り部材22の球支持部28の上面
は図6に示すように球抜口31に向けて下り傾斜する傾
斜面28aとして形成され、球通路24のパチンコ球の
流下方向と異なっている。また、球送り部材22の係合
ピン30は、発射レール4の下方であり、かつ遊技盤取
付枠3の前面側に軸45で回動自在に軸支された連動レ
バー46の押上部47に当接可能なようになっている。
また、連動レバー46は軸45より下方に垂下するレバ
ー部49を一体に備え、該レバー部49が打球杆5に固
着された引掛杆50と係合可能なように位置されてい
る。
【0022】本発明は、上記のような構成からなるもの
で、次にその作用について説明する。図6および図8に
示すように打球供給皿9に貯留されるパチンコ球は、整
流部17によって一列に整列されながら前板7の球出口
18から流入口23を経て球通路24に連続して流入
し、その先頭に位置するパチンコ球が下方に回動した状
態に置かれている球送り部材22の球支持部28上面側
方から流入し、傾斜面28aに支持されて待機する。な
お、この際に球支持部28上のパチンコ球は図6に示す
ように傾斜面28aにより側部が球抜部材35の先端に
当接して球抜取口31への流出が阻止されているが、球
通路24のパチンコ球の流動圧により緩和され、球抜部
材35にかかる負荷が大幅に軽減される。
【0023】一方、この状態で打球杆5が図6鎖線のよ
うに発射準備位置に回動されると引掛杆50によって連
動レバー46のレバー部49が引寄せられて該連動レバ
ー46が軸45を支点として上方(時計廻り方向)へ回
動し、これの押上部47が球送り部材22の係合ピン3
0を上方へ押上げる。このため、球送り部材22が回動
支軸26を支点として図5鎖線のように上方(反時計廻
り方向)へ回動し、球支持部28で支持されていたパチ
ンコ球が球受凹部29に落下して保持される。
【0024】そして、打球杆5が図6実線で示す発射位
置に回動すると、球送り部材22は連動レバー46の押
上部47による押し上げが解除されて自重とパチンコ球
の重量で図5実線のように下方(時計廻り方向)に回動
し、球受凹部29のパチンコ球を供給口25から発射レ
ール4の発射位置6に供給する。同時に後続するパチン
コ球を球支持部28で支持するもので、その後は打球杆
5の往復回動ごとに球通路24のパチンコ球が1個ずつ
発射位置6に供給されることになる。
【0025】しかして、打球供給皿9のパチンコ球を下
部球皿10に抜き取るには操作部材38を図7鎖線のよ
うに押圧してレバー部材37をコイルばね42の復帰勢
力に抗して回動させる。これによって、球抜部材35が
レバー部材37の係止部40に係合する横軸41を介し
て同図矢印に示す球通路24に対して直交する方向に移
動し、打球供給装置20の球通路24から後退して図8
鎖線に示すように球抜口31を開放する。
【0026】このため、球送り部材22の球支持部28
の傾斜面28aで受けられて球通路24で待機する先頭
のパチンコ球がその傾斜面28aによって球抜口31か
ら球抜通路33に流出し、次いで後続する打球供給皿9
のパチンコ球も球抜部材35の支持を失い球抜口31か
ら球抜通路33へ連続して流出し、ファール球回収シュ
ート32を介してすべて下部球皿10に抜き取られる。
この際、球抜部材35が前後方向に移動するので、球通
路24のパチンコ球が球支持部28上のパチンコ球を押
しながら抜く球抜部材35を左右方向に移動するのと違
い、球通路24のパチンコ球と球支持部28上のパチン
コ球が噛み合って球抜通路33で球詰りを起すことはな
い。
【0027】そして、打球供給皿9のパチンコ球を下部
球皿10に抜き取った後、操作部材38の押圧を解除す
ると、コイルばね42の復帰勢力によってレバー部材3
7が図7実線で示す元の位置に復帰し、同時に球抜部材
35も図8実線に示す位置に移動して球抜口31を閉鎖
する。
【0028】また、誤って操作部材に触って球抜部材3
5が多少移動したとしても、球通路24に対して直交し
て移動するため、球通路24のパチンコ球はその位置を
動くことはなく、パチンコ球間に隙間があいて球供給に
支障をきたすことがないため、発射位置6に確実に打球
を供給することができる。
【0029】次に、図9ないし図11を参照して第2実
施の形態について説明する。この第2実施の形態では、
打球供給装置20を前面枠1側に設けるようにしたもの
である。なお図9および図10において前記第1実施の
形態と同じ構造のものには同一符号を付して示してい
る。これについて説明すると、図9に示すように打球供
給皿9の整流部17の球出口18に位置して球止め装置
51が設けられている。また、打球供給装置20の球通
路24と一体に設けられた球抜通路33は、前面枠1に
設けられた球抜樋52を介して下部球皿10に連通され
ている。
【0030】前記球止め装置51は、前板7の裏面であ
り球出口18の上方に位置してコ字状の支持枠53が設
けられ、該支持枠53に作動レバー54が横軸55に枢
着されており、該作動レバー54に弾性を有する開閉弁
56が下向きU字状に固着されている。57は作動レバ
ー54先端に設けられたローラである。
【0031】一方、レバー部材37の係止部40aは、
前記球抜部材35の横軸41の径よりやや狭く形成され
た嵌込開口58を有するC字型に形成しており、前板7
を閉じることにより、該係止部40aの嵌込開口58が
前記球抜部材35の横軸41に嵌合連繋するようになっ
ている。その他の構成は第1実施の形態と同じである。
【0032】この実施の形態において、図9および図1
0鎖線に示す前板7が開放状態のとき、球抜部材35と
レバー部材37の連繋が解除され、図10に示すように
前記球止め装置51の作動レバー54が遊技盤取付枠3
の押圧から解放され、開閉弁56が弾性復帰して打球供
給皿9のパチンコ球を零すことなく球出口18を閉塞す
る。そして、前板7を閉じると球抜部材35とレバー部
材37が上述のように連繋すると共に、作動レバー54
が遊技盤取付枠3により押圧され、同時に開閉弁56が
弾性により押し上げられ、球出口18を開放して打球供
給皿9のパチンコ球を打球供給装置20に供給する。
【0033】しかして、球抜きをするには、操作部材3
8を図11鎖線のように押圧してレバー部材37をコイ
ルばね42の復帰勢力に抗して回動させると球抜部材3
5がレバー部材37との連繋により同図鎖線のように移
動し、球通路24の球抜口31を開放すると、打球供給
装置20の球通路24に導かれたパチンコ球は、前記実
施の形態と同様に、球送り部材22の球支持部28上の
パチンコ球は、その球支持部28の傾斜面28aによっ
て球抜口31から球抜通路33に流出し、後続のパチン
コ球も球抜部材35の支持を失い球抜口31から球抜通
路33に流出し、さらに下方に位置する球抜樋52に流
出して、前面枠1の後方に流出することなく下部球皿1
0に抜き取られる。
【0034】
【発明の効果】以上、説明したところから明らかなよう
に、本発明に係るパチンコ機における打球供給皿の球抜
装置によれば、常に確実な球供給ができると共に、打球
供給皿のパチンコ球を下部球皿に抜き取る際に打球供給
装置内に残留するパチンコ球を同時に抜き取ることがで
きるようにしたものであるから、従来のように打球供給
装置に残されたパチンコ球を下部貯留皿に回収するため
の面倒な操作を不要とすることができ、遊技者のサービ
ス向上を図れる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るパチンコ機の正面図である。
【図2】ガラス扉枠及び前板を開放した状態を示すパチ
ンコ機の下部部分の斜視図である。
【図3】打球供給皿部分の分解斜視図である。
【図4】打球供給装置の分解斜視図である。
【図5】打球供給装置の作用を説明する側面断面図であ
る。
【図6】打球供給装置部分の正面断面図である。
【図7】打球供給皿と下部球皿との関連構成を示す要部
の側面断面図である。
【図8】打球供給装置部分の平面断面図である。
【図9】第2実施の形態に係る前板を開放した状態を示
すパチンコ機の下部部分の斜視図である。
【図10】第2実施の形態に係る打球供給皿と下部球皿
との関連構成を示す要部の側面断面図である。
【図11】第2実施の形態に係る球抜きの作用を示す要
部の側面断面図である。
【符号の説明】
1 前面枠 4 発射レール 6 発射位置 7 前板 9 打球供給皿 10 下部球皿 20 打球供給装置 22 球送り部材 24 球通路 28 球支持部 28a 傾斜面 29 球受凹部 31 球抜口 33 球抜通路 35 球抜部材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前面枠の前面側に前板を介して設けられ
    た打球供給皿のパチンコ球を前板の裏面側に導く球通路
    と、上下方向へ回動自在に軸支され、下方に回動した状
    態のとき球通路の先頭に位置するパチンコ球を球支持部
    の上面で受けて待機させると共に、上方に回動すること
    により球支持部で待機するパチンコ球を球受凹部に受け
    入れ、かつ下方への回動によって球受凹部のパチンコ球
    を発射レールの発射位置に供給する球送り部材とからな
    る打球供給装置を備えたパチンコ機であって、 前記球通路の終端底部に球抜口を開設すると共に、球抜
    きしたパチンコ球を前面枠の前面側に設けられた下部球
    皿に導く球抜通路を設け、 前記球抜口には、常に付勢されて球抜口を閉鎖し、球抜
    き操作により球抜通路と直交方向に移動して球抜口を開
    放する球抜部材を設けると共に、前記球送り部材の球支
    持部上面を球抜口に向けて下傾する傾斜面として形成し
    たことを特徴とするパチンコ機における打球供給皿の球
    抜装置。
JP32889099A 1999-11-18 1999-11-18 パチンコ機における打球供給皿の球抜き装置 Pending JP2001145758A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32889099A JP2001145758A (ja) 1999-11-18 1999-11-18 パチンコ機における打球供給皿の球抜き装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32889099A JP2001145758A (ja) 1999-11-18 1999-11-18 パチンコ機における打球供給皿の球抜き装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001145758A true JP2001145758A (ja) 2001-05-29

Family

ID=18215248

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32889099A Pending JP2001145758A (ja) 1999-11-18 1999-11-18 パチンコ機における打球供給皿の球抜き装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001145758A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010264146A (ja) * 2009-05-17 2010-11-25 Daito Giken:Kk 遊技台
JP2012183440A (ja) * 2012-07-05 2012-09-27 Daito Giken:Kk 遊技台
JP2014144299A (ja) * 2014-01-09 2014-08-14 Daito Giken:Kk 遊技台
JP2022016196A (ja) * 2020-07-10 2022-01-21 株式会社平和 遊技機

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010264146A (ja) * 2009-05-17 2010-11-25 Daito Giken:Kk 遊技台
JP2012183440A (ja) * 2012-07-05 2012-09-27 Daito Giken:Kk 遊技台
JP2014144299A (ja) * 2014-01-09 2014-08-14 Daito Giken:Kk 遊技台
JP2022016196A (ja) * 2020-07-10 2022-01-21 株式会社平和 遊技機
JP7174740B2 (ja) 2020-07-10 2022-11-17 株式会社平和 遊技機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2001145758A (ja) パチンコ機における打球供給皿の球抜き装置
JP4014674B2 (ja) パチンコ機における打球供給皿の球抜き装置
JP3935228B2 (ja) パチンコ機における打球供給皿の球抜き装置
JP4139458B2 (ja) パチンコ機
JPH10269A (ja) パチンコ機における打球供給皿の球抜き装置
JP3320969B2 (ja) パチンコ機
JPH1057547A (ja) パチンコ機
JP3046753B2 (ja) パチンコ機
JP3869732B2 (ja) パチンコ機
JP4038252B2 (ja) パチンコ機における打球供給皿の球抜き装置
JP3935229B2 (ja) パチンコ機における打球供給皿の球抜き装置
JP3935225B2 (ja) パチンコ機
JP4070830B2 (ja) パチンコ機
JP2000070450A (ja) パチンコ機における打球供給皿の球抜装置
JP3978245B2 (ja) パチンコ機
JP3911042B2 (ja) パチンコ機における打球供給皿の球抜き機構
JP3921256B2 (ja) パチンコ機
JP2911812B2 (ja) パチンコ機の球抜機構
JP4130851B2 (ja) パチンコ機の打球供給皿
JP3263606B2 (ja) パチンコ機における打球供給皿の球抜き装置
JPH09225095A (ja) パチンコ機の球抜機構
JP4412682B2 (ja) パチンコ機
JP4014675B2 (ja) パチンコ機
JP2001054664A (ja) パチンコ機
JPH09248367A (ja) パチンコ機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061031

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091007

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091013

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100302