JPH09242023A - 合成床版における片持ち部の施工方法 - Google Patents
合成床版における片持ち部の施工方法Info
- Publication number
- JPH09242023A JPH09242023A JP8080875A JP8087596A JPH09242023A JP H09242023 A JPH09242023 A JP H09242023A JP 8080875 A JP8080875 A JP 8080875A JP 8087596 A JP8087596 A JP 8087596A JP H09242023 A JPH09242023 A JP H09242023A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- synthetic floor
- cantilever
- main body
- floor slab
- integrally
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 7
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 claims abstract description 18
- 239000010959 steel Substances 0.000 claims abstract description 18
- 239000002131 composite material Substances 0.000 claims description 4
- 238000003466 welding Methods 0.000 abstract description 2
- 238000009434 installation Methods 0.000 abstract 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 abstract 1
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 abstract 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 8
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 3
- 238000009415 formwork Methods 0.000 description 1
- 238000011065 in-situ storage Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Bridges Or Land Bridges (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】合成床版における片持ち部の施工作業が、従来
に比べて簡単、安全かつ、迅速に行え、工事費の低減を
はかる合成床版における片持ち部の施工方法を開発する
ことにある。 【解決手段】 合成床版において、該合成床版本体のう
ち、支持桁（Ｘ）に載置する部分を鉄骨（１）だけで形
成し、端部の片持ち部（２）と中央部の本体部（３）と
を合成床版と一体に形成しておき、片持ち部（２）と本
体部（３）とを現場打ちコンクリートで支持桁と一体に
施工するものである。
に比べて簡単、安全かつ、迅速に行え、工事費の低減を
はかる合成床版における片持ち部の施工方法を開発する
ことにある。 【解決手段】 合成床版において、該合成床版本体のう
ち、支持桁（Ｘ）に載置する部分を鉄骨（１）だけで形
成し、端部の片持ち部（２）と中央部の本体部（３）と
を合成床版と一体に形成しておき、片持ち部（２）と本
体部（３）とを現場打ちコンクリートで支持桁と一体に
施工するものである。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は合成床版における片
持ち部の施工方法に関するものである。
持ち部の施工方法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】合成床版は、床版底部に設け、その上に
鉄筋を組み立て、場所打ちコンクリートを打設し、床版
完成後は、床版の一部として外力に抵抗するものであ
り、例えば、高速道路を構成する橋桁の上に順次敷設
し、現場打ちのコンクリートで橋桁と一体に施工される
ものであるが、該合成床版の片持ち部は、ＰＣ桁に適用
する場合には図４に示すように、耳桁より型枠を突出さ
せ、張出し支持工にて支持し、現場打ちのコンクリート
で施工しており、また、鋼桁に適用する場合には図５に
示すように、耳桁にあらかじめ取付けられた鋼製ブラケ
ットの上にストリンガーを渡しこれにＰＣ板を支持させ
るものであり、これらの作業は煩雑であるとともに、余
計な工期を要し、コスト高になるとの欠点がある。
鉄筋を組み立て、場所打ちコンクリートを打設し、床版
完成後は、床版の一部として外力に抵抗するものであ
り、例えば、高速道路を構成する橋桁の上に順次敷設
し、現場打ちのコンクリートで橋桁と一体に施工される
ものであるが、該合成床版の片持ち部は、ＰＣ桁に適用
する場合には図４に示すように、耳桁より型枠を突出さ
せ、張出し支持工にて支持し、現場打ちのコンクリート
で施工しており、また、鋼桁に適用する場合には図５に
示すように、耳桁にあらかじめ取付けられた鋼製ブラケ
ットの上にストリンガーを渡しこれにＰＣ板を支持させ
るものであり、これらの作業は煩雑であるとともに、余
計な工期を要し、コスト高になるとの欠点がある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】そこで、この発明は、
合成床版における片持ち部の施工作業が、従来に比べて
簡単、安全かつ、迅速に行え、工事費の低減をはかる合
成床版における片持ち部の施工方法を開発することにあ
る。
合成床版における片持ち部の施工作業が、従来に比べて
簡単、安全かつ、迅速に行え、工事費の低減をはかる合
成床版における片持ち部の施工方法を開発することにあ
る。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、合成床版において、該合成床版本体のうち、支持桁
に載置する部分を鉄骨だけで形成し、端部の片持ち部と
中央部の本体部とを合成床版と一体に形成しておき、片
持ち部と本体部とを現場打ちコンクリートで支持桁と一
体に施工することを特徴とする合成床版における片持ち
部の施工方法からなるものである。
に、合成床版において、該合成床版本体のうち、支持桁
に載置する部分を鉄骨だけで形成し、端部の片持ち部と
中央部の本体部とを合成床版と一体に形成しておき、片
持ち部と本体部とを現場打ちコンクリートで支持桁と一
体に施工することを特徴とする合成床版における片持ち
部の施工方法からなるものである。
【０００５】
【発明の実施の形態】以下、図面とともに本発明による
合成床版における片持ち部の施工方法について詳細に説
明する。図１は本発明による合成床版の全体構成図であ
り、合成床版において、該合成床版本体のうち、支持桁
（Ｘ）に載置する部分を鉄骨（１）だけで形成し、端部
の片持ち部（２）と中央部の本体部（３）とを合成床版
と一体に形成しておき、片持ち部（２）と本体部（３）
とを現場打ちコンクリート（４）で支持桁（Ｘ）と一体
に施工することを特徴とするプレキャスト合成床版にお
ける片持ち部の施工方法から構成されるものである。
合成床版における片持ち部の施工方法について詳細に説
明する。図１は本発明による合成床版の全体構成図であ
り、合成床版において、該合成床版本体のうち、支持桁
（Ｘ）に載置する部分を鉄骨（１）だけで形成し、端部
の片持ち部（２）と中央部の本体部（３）とを合成床版
と一体に形成しておき、片持ち部（２）と本体部（３）
とを現場打ちコンクリート（４）で支持桁（Ｘ）と一体
に施工することを特徴とするプレキャスト合成床版にお
ける片持ち部の施工方法から構成されるものである。
【０００６】また、鉄骨（１）は、溝形鋼を使用したも
のを図示したが、他の素材、例えばＩ（あい）形鋼であ
ってもよく、図面では４本を用いたものを図示したが、
これは一例であってこれに限定されるものでなく、各鉄
骨（１）は、それぞれが、支持桁（Ｘ）の鉄筋（Ｙ）の
間に位置するよう配置されていることが望ましい。
のを図示したが、他の素材、例えばＩ（あい）形鋼であ
ってもよく、図面では４本を用いたものを図示したが、
これは一例であってこれに限定されるものでなく、各鉄
骨（１）は、それぞれが、支持桁（Ｘ）の鉄筋（Ｙ）の
間に位置するよう配置されていることが望ましい。
【０００７】さらに、底板は溶接金網（５）を敷設し、
鉄骨（１）とボルト（６）で連結されており、ＰＣコン
クリート板を形成している。
鉄骨（１）とボルト（６）で連結されており、ＰＣコン
クリート板を形成している。
【０００８】また、片持ち部（２）の底板をＲＣパネル
で形成し、該パネルと鉄骨（１）とをボルト（６）にて
連結し、ＲＣパネルの一端を支持桁（Ｘ）に係止するよ
う該ボルトを調節して吊るように構成してもよいもので
ある。
で形成し、該パネルと鉄骨（１）とをボルト（６）にて
連結し、ＲＣパネルの一端を支持桁（Ｘ）に係止するよ
う該ボルトを調節して吊るように構成してもよいもので
ある。
【０００９】
【発明の効果】本発明によると、片持ち部を合成床版本
体と一体に形成することにより、別個に片持ち部を形成
する従来の施工方法に比べて、施工作業を一体に行うた
め、作業が簡単、安全、迅速に行える結果、工期の短縮
を図ることにより工事費の低減がはかれる等極めて有益
なる効果を奏する。
体と一体に形成することにより、別個に片持ち部を形成
する従来の施工方法に比べて、施工作業を一体に行うた
め、作業が簡単、安全、迅速に行える結果、工期の短縮
を図ることにより工事費の低減がはかれる等極めて有益
なる効果を奏する。
【図１】本発明に使用する合成床版の平面図である。
【図２】本発明に使用する合成床版の断面をあらわす説
明図である。
明図である。
【図３】本発明の合成床版の側面図である。
【図４】従来例の説明図である。
【図５】従来例の説明図である。
１ 鉄骨 ２ 片持ち部 ３ 本体部 ４ 現場打ちコンクリート ５ 溶接金網 ６ ボルト Ｘ 支持桁 Ｙ 鉄筋
Claims (2)
- 【請求項１】 合成床版において、該合成床版本体のう
ち、支持桁に載置する部分を鉄骨だけで形成し、端部の
片持ち部と中央部の本体部とを合成床版と一体に形成し
ておき、片持ち部と本体部とを現場打ちコンクリートで
支持桁と一体に施工することを特徴とする合成床版にお
ける片持ち部の施工方法。 - 【請求項２】 片持ち部の底板をＲＣパネルで形成し、
該パネルと鉄骨本体とをボルトにて連結して吊るように
構成したことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の
合成床版における片持ち部の施工方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8080875A JPH09242023A (ja) | 1996-03-07 | 1996-03-07 | 合成床版における片持ち部の施工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8080875A JPH09242023A (ja) | 1996-03-07 | 1996-03-07 | 合成床版における片持ち部の施工方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09242023A true JPH09242023A (ja) | 1997-09-16 |
Family
ID=13730530
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8080875A Pending JPH09242023A (ja) | 1996-03-07 | 1996-03-07 | 合成床版における片持ち部の施工方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09242023A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100727172B1 (ko) * | 2005-11-21 | 2007-06-13 | 강필규 | 프리캐스트 콘크리트 패널 및 그를 이용한 교량 슬래브캔틸레버부 무지보 시공방법 |
| CN107700648A (zh) * | 2017-10-23 | 2018-02-16 | 浙江展诚建设集团股份有限公司 | 预制件和现浇柱装配整体式混凝土框架结构施工工法 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6221910A (ja) * | 1985-07-22 | 1987-01-30 | 川崎製鉄株式会社 | 道路橋の合成床版 |
| JPH0325104A (ja) * | 1989-06-21 | 1991-02-01 | Kawasaki Steel Corp | 道路橋の合成床版 |
-
1996
- 1996-03-07 JP JP8080875A patent/JPH09242023A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6221910A (ja) * | 1985-07-22 | 1987-01-30 | 川崎製鉄株式会社 | 道路橋の合成床版 |
| JPH0325104A (ja) * | 1989-06-21 | 1991-02-01 | Kawasaki Steel Corp | 道路橋の合成床版 |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100727172B1 (ko) * | 2005-11-21 | 2007-06-13 | 강필규 | 프리캐스트 콘크리트 패널 및 그를 이용한 교량 슬래브캔틸레버부 무지보 시공방법 |
| CN107700648A (zh) * | 2017-10-23 | 2018-02-16 | 浙江展诚建设集团股份有限公司 | 预制件和现浇柱装配整体式混凝土框架结构施工工法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH09242023A (ja) | 合成床版における片持ち部の施工方法 | |
| JPH0790933A (ja) | 構造物の構築方法 | |
| JP2002180420A (ja) | 鋼・コンクリート合成床版及びその施工方法並びに前記合成床版の構成部材及び前記合成床版を用いた橋梁 | |
| JPH04222742A (ja) | 複合梁 | |
| JP2707966B2 (ja) | プレストレストコンクリート板を梁側型枠とする床工法 | |
| JPH07324376A (ja) | 鉄筋コンクリート造構造物の構築方法 | |
| JP2649887B2 (ja) | マットスラブの施工法 | |
| JP4013170B2 (ja) | 大型暗渠の構築方法 | |
| JP2729543B2 (ja) | 斜めメッシュ筋を用いた梁骨組み工法 | |
| JPS5833662A (ja) | スラブ構造体の構築工法 | |
| JPH0777596A (ja) | 原子力施設における大型スラブ及びその構築方法 | |
| JPH047435A (ja) | 鉄骨鉄筋コンクリート造における柱梁接合構造 | |
| JPH05222766A (ja) | 建築工法 | |
| JP2568987B2 (ja) | 鉄筋組立用の支持部材並びにこれを用いた橋梁の施工方法 | |
| JP3465205B2 (ja) | 交差する梁の構築方法 | |
| JPH076252Y2 (ja) | Ｐｃ小梁と大梁との接合構造 | |
| JP2541241B2 (ja) | ボイドスラブ工法 | |
| JPH0833021B2 (ja) | 超高層建物の構築方法 | |
| JP2836462B2 (ja) | 鉄筋コンクリート造スラブの施工方法 | |
| JPH11269824A (ja) | 橋梁用の鉄筋付型枠並びに床版の施工方法 | |
| JPH0432901B2 (ja) | ||
| JPH0649936A (ja) | 半ｐｃ曲面板を用いたジョイストスラブ構法 | |
| JP3069879B2 (ja) | システム型枠 | |
| JPH06185108A (ja) | 小梁の構築方法 | |
| JP2699812B2 (ja) | 中・高層住宅の工業化構造 |