JPH09231714A - テープカートリッジ - Google Patents

テープカートリッジ

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JPH09231714A
JPH09231714A JP8032517A JP3251796A JPH09231714A JP H09231714 A JPH09231714 A JP H09231714A JP 8032517 A JP8032517 A JP 8032517A JP 3251796 A JP3251796 A JP 3251796A JP H09231714 A JPH09231714 A JP H09231714A
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cartridge
arm
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lid
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    • G11B23/00Record carriers not specific to the method of recording or reproducing; Accessories, e.g. containers, specially adapted for co-operation with the recording or reproducing apparatus ; Intermediate mediums; Apparatus or processes specially adapted for their manufacture
    • G11B23/02Containers; Storing means both adapted to cooperate with the recording or reproducing means
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
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    • G11B23/02Containers; Storing means both adapted to cooperate with the recording or reproducing means
    • G11B23/04Magazines; Cassettes for webs or filaments
    • G11B23/08Magazines; Cassettes for webs or filaments for housing webs or filaments having two distinct ends
    • G11B23/087Magazines; Cassettes for webs or filaments for housing webs or filaments having two distinct ends using two different reels or cores
    • G11B23/08707Details
    • G11B23/08785Envelopes

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  • Automatic Tape Cassette Changers (AREA)
  • Studio Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録再生装置からの引き出し動作をチェンジ
ャ装置によって確実に行わせるとともに、摩耗粉の発生
を防止し、フローマークが目立つのを防止する。 【解決手段】 外周壁11、31が一体に立ち上がり形
成されたカートリッジ本体2と、このカートリッジ本体
2の内部に回動自在に配設される一対のテープリール9
と、一方のテープリール9Aから繰り出されて、他方の
テープリール9Aに巻取られる磁気テープ8とを備え
る。カートリッジ本体2の外周壁11、31には、チェ
ンジャ装置102側のアーム103に係合されるアーム
係合凹部81、85が設けられるとともに、先端部が鋭
利に形成された複数個の凸部95a、97aからなるア
ーム引き出し凹凸部95、97が設けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気テープを巻回
した一対のテープリールをカートリッジ本体の内部に回
転自在に収納したテープカートリッジに関する。
【0002】
【従来の技術】テープカートリッジは、一般に一対のハ
ーフを組み合わせて構成したカートリッジ本体の内部
に、磁気テープ等のテープ状記録媒体を巻回した一対の
テープリールが回転自在に収納されている。例えば、ビ
デオテープレコーダ用テープカートリッジ、データ記録
用テープカートリッジ或いはDAT用テープカートリッ
ジ等においては、ビデオテープレコーダ等の記録再生装
置に装填されることにより、カートリッジ本体から磁気
テープが記録再生部へと引き出されるテープローディン
グ動作が行われる。
【0003】従来のこれらのテープカートリッジ200
は、図19に示すように、前面部がそれぞれ開放された
矩形略浅皿状の下ハーフ202と上ハーフ203とを組
み合わせてカートリッジ本体201が構成される。この
カートリッジ本体201には、図示しないが、磁気テー
プを巻回した一対のテープリールが回転自在に収納され
るとともに、開放された前面部にローディング空間部が
構成されている。ローディング空間部には、テープカー
トリッジ200が記録再生装置に装填されると、この記
録再生装置側のテープローディング手段が進入する。ロ
ーディング空間部は、カートリッジ本体201に回動自
在に支持されたリッド204によって開閉される。
【0004】カートリッジ本体201を構成する下ハー
フ202には、図示しないが、ローディング空間部の両
側に位置して一対のテープガイドが設けられている。磁
気テープは、一方のテープリールから繰り出されてカー
トリッジ本体201の前面部に導かれ、ローディング空
間部を横切るようにテープガイド間に掛け合わされて他
方のテープリールに巻取られている。
【0005】テープカートリッジ200は、記録再生装
置に装填されると、ローディング空間部に進入するテー
プローディング手段により、上述したように磁気テープ
がカートリッジ本体201の内部から記録再生部へと引
き出されてローディング動作が行われる。
【0006】また、上述したテープカートリッジ200
は、両側面部の後方側に位置して、複数個の略凹凸状の
滑り止め凹凸部205が設けられている。ユーザーは、
このテープカートリッジ200に設けられた滑り止め凹
凸部205を把持することにより、記録再生装置に対す
るテープカートリッジ200の差し込み動作或いは取り
出し動作を行う。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したテ
ープカートリッジ200は、滑り止め凹凸部205の後
方側に位置して、アーム係合凹部206が設けられてい
る。また、このテープカートリッジ200は、アーム係
合凹部206の後方側が平坦面207とされている。こ
のテープカートリッジ200は、チェンジャ装置側の一
対のアーム210によって記録再生装置に差し込み動作
或いは取り出し動作が行われる。
【0008】まず、このテープカートリッジ200は、
図示しない記録再生装置から排出されると、図20に示
すように、チェンジャ装置側の一対のアーム210によ
って平坦面207が把持されて取り出し位置まで引き出
される。そして、このテープカートリッジ200は、チ
ェンジャ装置側の一対のアーム210によってこのアー
ム係合凹部206が係合され、上下方向の振れを規制し
た状態で、記録再生装置から取り出される。
【0009】ところが、テープカートリッジ200は、
図20に示すように、上記取り出し位置まで引き出され
る際に、チェンジャ装置側の一対のアーム210によっ
て平坦面207が把持されるだけなので、チェンジャ装
置側の一対のアーム210から滑ってしまうことがあ
る。このため、従来のテープカートリッジ200では、
アーム係合凹部206に確実に係合することができず、
記録再生装置から取り出すことができないといった問題
点があった。
【0010】また、このテープカートリッジ200は、
図21に示すように、ケース本体とこのケース本体に開
閉自在に支持された蓋体とからなるカートリッジ収納ケ
ース211に収納される。カートリッジ収納ケース21
1は、蓋体の内側面に、テープカートリッジ200の側
面を位置決めするリブ212が一体に立ち上がり成形さ
れている。このリブ212は、テープカートリッジ20
0の平坦面207に対応して形成されている。テープカ
ートリッジ200は、ケース本体に挿入されて蓋体によ
って閉塞されると、リブ212により側面がガタツキが
防止される。
【0011】ところが、テープカートリッジ200は、
カートリッジ収納ケース211に収納された際に、外部
から与えられる振動により上下方向のガタツキが発生す
る。そして、テープカートリッジ200は、図21に示
すように、平坦面207がカートリッジ収納ケース21
1のリブ212との間で面接触して摩耗し、摩耗粉が発
生する。このため、テープカートリッジ200は、内部
に摩耗粉が進入し、磁気テープに記録した情報信号の読
み取りや正確な情報信号の記録が不能となるといった問
題点があった。
【0012】さらに、このテープカートリッジ200
は、上記アーム係合凹部206に位置したゲートから合
成樹脂材料等が流し込まれて形成される。そして、テー
プカートリッジ200は、アーム係合凹部206の表面
でゲートが切り放される。このとき、テープカートリッ
ジ200は、図19に示すように、アーム係合凹部20
6のゲートが切り放された位置に、ゲート跡208が残
り、このゲート跡208の周囲にフローマーク209が
形成される。このため、従来のデータカートリッジ20
0では、これらゲート跡208、フローマーク209が
目立つといった問題点があった。
【0013】したがって、本発明は、記録再生装置から
の引き出し動作をチェンジャ装置によって確実に行わせ
るとともに、摩耗粉の発生を防止し、フローマークが目
立つのを防止したテープカートリッジを提供することを
目的に提案されたものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】この目的を達成した本発
明に係るテープカートリッジは、外周壁が一体に立ち上
がり形成されたカートリッジ本体と、このカートリッジ
本体の内部に回動自在に配設される一対のテープリール
と、一方のテープリールから繰り出されて、他方のテー
プリールに巻取られる磁気テープとを備える。カートリ
ッジ本体の外周壁には、チェンジャ装置側のアームに係
合されるアーム係合凹部が設けられるとともに、先端部
が鋭利に形成された複数個の凸部からなるアーム引き出
し凹凸部が設けられる。
【0015】以上のように構成された本発明に係るテー
プカートリッジによれば、記録再生装置から排出される
と、チェンジャ装置側の一対のアームによって引き出し
凹凸部が把持されて、取り出し位置まで引き出される。
そして、テープカートリッジは、記録再生装置から取り
出し位置まで引き出されると、チェンジャ装置側の一対
のアームによってこのアーム係合凹部が係合されて、記
録再生装置から取り出される。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の具体的な実施の形
態について、図面を参照して詳細に説明する。図1乃至
図18に本発明の実施の形態として示したテープカート
リッジ1は、データ記録用のテープカートリッジであっ
て、横長矩形の略浅皿状に形成された下ハーフ3と上ハ
ーフ4とを互いに突き合わせて結合することによって薄
箱状のカートリッジ本体2が構成される。テープカート
リッジ1は、カートリッジ本体2に、ローディング空間
部10を開閉するフロントリッド6及びバックリッド7
を組み合わすとともに、内部に磁気テープ8を巻回した
一対のテープリール9A、9Bが回転自在に収納されて
いる。
【0017】なお、本明細書においては、図1に示した
テープカートリッジ1の状態において、フロントリッド
6が配設される手前側を「前」として、これを基準とし
てそれぞれ「前後」、「左右」及び「上下」の方向性を
示すものとする。また、上述したテープリール9A、9
Bのように、一対で構成される部材については、説明の
便宜上、最初に、テープリール9(9A、9B)と表記
して、以下特に一方側を説明する場合以外は、単にテー
プリール9と表記するものとする。
【0018】下ハーフ3は、金属製のベースプレート5
に合成樹脂材料等でインサート等の射出成形を施すこと
により形成されている。このベースプレート5は、図3
に示すように、アルミ板や合金板等の金属材料により横
長矩形状に形成されている。
【0019】また、ベースプレート5は、テープカート
リッジ1に対して、所定の重量を付与するとともにねじ
りや曲げに対する機械的剛性を保持させる作用を奏す
る。ベースプレート5は、両面の全面に亘って多数個の
反り修正凹部5Aが設けられている。これによって、ベ
ースプレート5は、この上下方向への反りが防止され
る。
【0020】また、ベースプレート5には、テープリー
ル収納部13の中央部に位置し円形のリール穴14(1
4A、14B)がそれぞれ開設されている。このリール
穴14の外周部は、後述するテープリール9の下フラン
ジ部64(64A、64B)によって摩耗されることを
防止する平坦面5Bとされている。
【0021】下ハーフ3は、図3に示すように、前面部
15を除く他の外周部に外周壁11が一体に立ち上り形
成されるとともに、底面部3Aが中央から左右の2つの
領域に区分されて構成されている。底面部3Aには、区
分された左右の領域部に、テープリール9がそれぞれ回
転自在に収納されるテープリール収納部13(13A、
13B)を構成する円弧状のテープリール収納壁12
(12A、12B)が同一円周上に位置して一体に立設
されている。
【0022】下ハーフ3は、開放された前面部15の中
央領域部に、中央部が底面部3Aのやや内側に位置させ
た略矩形に切り欠かれた切欠き部16が設けられてい
る。下ハーフ3には、この切欠き部16の立上り両側面
壁を構成するようにして、一対の側面ガイドリブ17
(17A、17B)が互いに相対向して底面部3Aに一
体に立設されている。これら側面ガイドリブ17は、カ
ートリッジ本体2の内部空間の高さ寸法よりもやや大と
された高さ寸法を有しており、先端部の外側面にテープ
ガイド18(18A、18B)がそれぞれ形成されてい
る。
【0023】テープガイド18は、外周面が平滑な円弧
面を呈して、側面ガイドリブ17の先端部の外側面に一
体に膨出形成されている。また、これらテープガイド1
8は、外側の周面が前面部15に対して後述するフロン
トリッド6の厚み寸法よりもやや内側に位置されてい
る。
【0024】なお、実施の形態テープカートリッジ1に
おいては、上述したようにテープガイド18を、側面ガ
イドリブ17の先端部の外側面に断面円弧状に一体に形
成して構成したが、かかる構成に限定されるものでは無
い。テープガイドは、例えば下ハーフ3の底面部3A
に、切欠き部16の両側に位置して一体に突設された一
対の軸状凸部によって構成してもよい。また、テープガ
イドは、例えば下ハーフ3の底面部3Aに、切欠き部1
6の両側に位置して一体に突設された一対の支軸と、こ
の支軸にそれぞれ組み合わされたスリーブによって構成
してもよい。
【0025】側面ガイドリブ17には、相対する内面に
同一形状のリッドガイド溝19(19A、19B)がそ
れぞれ凹設されている。これらリッドガイド溝19は、
側面ガイドリブ17の内側の先端部を起点として外側面
の終端まで、高さ方向及び前後方向のほぼ全域に亘って
前下がりのカム溝として凹設されている。また、これら
リッドガイド溝19は、凸字状の円弧溝と凹字状の円弧
溝とが組み合わされた全体が略々S字状を呈している。
【0026】下ハーフ3には、切欠き部16の内側の立
上り周壁を構成するようにして外周リブ20が底面部3
Aに一体に立設されている。この外周リブ20は、側面
ガイドリブ17の高さ寸法に対して略1/2の高さ寸法
を有しており、図3に示すように、両端がそれぞれ側面
ガイドリブ17の内側縁と一体に連結されている。この
外周リブ20には、中央部の内側に位置してテープ終端
検出用光源進入部21が一体に形成されている。
【0027】このテープ終端検出用光源進入部21は、
外周リブ20の中央部に突設された内側に向いたコ字状
の立壁と、この立壁と相対する円弧状の立壁と、下ハー
フ3の底面部3Aを貫通する光源進入穴とから構成され
ている。テープ終端検出用光源進入部21は、コ字状の
立壁と円弧状の立壁との間に、後述するテープ終端検出
用光源69の検出光の出射開口となる開口部がそれぞれ
側方に位置して構成されている。また、外周リブ20に
は、内面側に位置して、円弧状のテープリール収納壁2
2(22A、22B)が一端部を連結されて一体に形成
されている。したがって、テープ終端検出用光源進入部
21は、外周リブ20とテープリール収納壁22に包絡
された略正三角形の空間部に位置して設けられている。
【0028】リール収納壁22は、上述したテープリー
ル収納壁12と同一円周上に位置して下ハーフ3の底面
部3Aに一体に突設されており、互いに協動して下ハー
フ3側のテープリール収納部13を構成している。な
お、テープリール収納壁22の他端部には、嵌合筒部3
0の1個が一体に形成されている。また、下ハーフ3に
は、底面部3Aの適宜の箇所に、それぞれ筒状の嵌合筒
部30が一体に突設されている。
【0029】下ハーフ3には、両側面部の前方側に位置
して、テープ終端検出穴23(23A、23B)がそれ
ぞれ開設されている。これらテープ終端検出穴23は、
外周リブ20の内面に沿ったテープ終端検出用の光源6
9の光路の延長線上に位置して外周壁11にそれぞれ開
設されている。
【0030】テープ終端検出用光源進入部21は、上述
したように全体として筒状を呈して構成されており、そ
の上端開放部分に断面コ字状を呈する光源カバー70が
固定される。光源カバー70は、後述するようにテープ
カートリッジ1が記録再生装置101に装填された状態
において、この記録再生装置101側に配設されてテー
プ終端検出用光源進入部21に進入されたテープ終端検
出用の光源69から出射される検出光の拡散を防止する
とともにテープカートリッジ1内への塵埃等の進入を防
止する。
【0031】下ハーフ3には、右側面部に、外周壁11
の一部をコ字状に折り返して内側壁11Aと外側壁11
Bとの間に前面部15側に開口する前後方向のリッド開
放ガイド溝24が設けられている。リッド開放ガイド溝
24には、テープカートリッジ1が記録再生装置101
に装填されると、この記録再生装置101側のリッド駆
動部材が進入して後述するリッド構体をロック状態に保
持するリッドロック機構を駆動する。
【0032】リッドロック機構は、リッドロックレバー
71から構成され、リッド開放ガイド溝24に沿って下
ハーフ3側に配設されている。すなわち、これらリッド
開放ガイド溝24を構成する外周壁11には、上縁部に
リッドロックレバー取付部25が一体に形成されてい
る。
【0033】リッドロックレバー71は、詳細を省略す
るが、図2に示すように、それぞれリッド開放ガイド溝
24の幅とほぼ等しい厚みを有する全体略楔状に形成さ
れている。これらリッドロックレバー71は、上端部に
軸状の支点部が形成されるとともに、前方側面部にカム
部が一体に突設されている。リッドロックレバー71
は、支点部をリッドロックレバー取付部25に相対係合
させることによって下端部がリッド開放ガイド溝24に
臨ませられて下ハーフ3側に揺動自在に支持される。
【0034】下ハーフ3には、図3に示すように、外周
リブ20と対向する後方側のテープリール収納部13
A、13Bとの間に構成される略正三角形の空間部に位
置して、リールロック取付部27が設けられている。リ
ールロック取付部27は、互いに前後方向に平行に対峙
して底面部3Aに一体に立設された一対のガイド壁によ
って構成されており、後述するリールロック機構が配設
される。リールロック取付部27を構成するガイド壁間
には、リールロック機構を駆動する記録再生装置101
側のリールロック解除部材が進入するロック解除ガイド
溝28が開設されている。
【0035】リールロック機構は、図2に示すように、
リールロック部材73と、一対のリールロックレバー7
4(74A、74B)と、ロックスプリング75等の部
材によって構成されている。リールロック部材73は、
リールロック取付部27のガイド壁間にスライド自在に
組み込まれ、底面部にロック解除ガイド溝28に臨む係
合凹部が設けられている。リールロック部材73は、立
上り周壁11との間に介挿されたロックスプリング75
の弾性力によって前面側へと付勢されている。
【0036】リールロックレバー74は、可撓性を有し
ており、一端部がそれぞれリールロック部材73の前面
部にヒンジ部を介して回動自在に設けられている。これ
らリールロックレバー74は、先端部に係合爪が一体に
形成されており、左右方向へ付勢されている。
【0037】リールロック機構は、リールロック部材7
3がロックスプリング75の弾性力により前方側に移動
された状態において、リールロックレバー74の係合爪
がロックレバースプリング75の弾性力によって後述す
るテープリール9の下フランジ部64の外周歯65(6
5A、65B)にそれぞれ相対係合される。したがっ
て、リールロック機構は、通常の状態で、一方のテープ
リール9Aを時計方向に対してロック状態に保持し、ま
た他方のテープリール9Bを反時計方向に対してロツク
状態に保持する。
【0038】また、リールロック機構は、テープカート
リッジ1が記録再生装置101に装填されることによ
り、ロック解除ガイド溝28に進入する記録再生装置1
01側のリールロック解除部材によって駆動される。リ
ールロック機構は、リールロック解除部材によりリール
ロック部材73がロックスプリング75の弾性力に抗し
て後方側へと移動動作され、上述したリールロックレバ
ー74によるテープリール9のロック状態を解除する。
【0039】下ハーフ3は、後方側の底面部3Aに、図
4に示すように、テープ仕様識別穴77(77A、77
B、77C)、誤消去防止穴78、位置決め穴79等が
設けられている。このテープ仕様識別穴77は、記録再
生装置101側の仕様識別機構によって、カートリッジ
本体2に収納された磁気テープ8の信号フォーマット、
記録密度等のテープ仕様を識別させる。誤消去防止穴7
8は、目視や記録再生装置101側の仕様識別機構によ
って、記録された内容の消去の良否を識別させる。ま
た、位置決め穴79は、記録再生装置101側の位置決
め部材が進入することによって、テープカートリッジ1
を所定の位置に確実に装填させる。
【0040】また、下ハーフ3には、図5に示すよう
に、後方側の右コーナ部に位置して、配線基板取付部9
0が設けられている。この配線基板取付部90は、内周
面に亘って差込み溝が設けられている。この配線基板取
付部90には、図2に示すように、補助記憶装置91が
取り付けられている。
【0041】補助記憶装置91は、図2に示すように、
少なくとも配線基板92と、この配線基板92に実装さ
れたメモリIC93と、このメモリIC93の入出力端
子となる配線基板92に印刷形成された複数の接点端子
94とから構成されている。メモリIC93には、例え
ば磁気テープ2に記録された情報信号の内容、磁気テー
プ仕様或いは使用状況等の識別情報が記録されている。
接点端子94は、図5に示すように、配線基板取付部9
0に開設された接点端子開口部90Aから外方に望ませ
ている。
【0042】この補助記憶装置91は、メモリIC93
に記録された識別情報が、記録再生装置101に設けら
れた補助記録再生装置101或いは別装置である補助記
録再生装置によって読み取られ、さらに更新された識別
情報がメモリIC93に記録される。
【0043】また、下ハーフ3には、図5に示すよう
に、後方側の左コーナ部に位置して、誤消去防止部材取
付開口部29が設けられている。この誤消去防止部材取
付開口部29には、誤消去防止部材76が移動自在に組
み付けられている。誤消去防止部材76は、下ハーフ5
に開設された誤消去検出穴を開放する第1の位置29A
と、閉塞する第2の位置29Bとに移動操作される。
【0044】テープカートリッジ1は、誤消去防止部材
76が誤消去検出穴78を開放した第1の位置29Aに
設定された状態で記録再生装置101に装填されると、
記録再生装置101側の誤消去検出機構が誤消去検出穴
78を検出することによって磁気テープ8への情報信号
の記録が禁止される。これによって、テープカートリッ
ジ1は、磁気テープ8に記録された情報信号が誤って消
去されることが防止される。
【0045】また、テープカートリッジ1は、誤消去防
止部材76が誤消去検出穴78を閉塞した第2の位置2
9Bに設定された状態で記録再生装置101に装填され
ると、誤消去検出機構による誤消去検出穴78の検出が
行われないため、磁気テープ8への情報信号の記録が許
可される。
【0046】下ハーフ3は、図6及び図7に示すよう
に、テープ仕様識別穴77Aの近傍の外周壁11に位置
して、チェンジャ装置102の一対のアーム103(1
03A、103B)が把持する一対のアーム係合凹部8
1(81A、81B)が設けられている。一対のアーム
係合凹部81は、外周壁11の基端部を起点として外周
壁11の先端部まで略凹字状の係合溝が形成されてい
る。また、一対のアーム係合凹部81は、図8に示すよ
うに、溝底部81c側の内形寸法より開口部側の内形寸
法が大とされるように前方傾斜面81a及び後方傾斜面
81bがそれぞれ設けられている。後方傾斜面81bに
は、図6及び図7に示すように、合成樹脂材料等を流し
込んで下ハーフ3を形成するゲートが切り放された位置
に、ゲート跡99が残っている。
【0047】テープカートリッジ1は、チェンジャ装置
102に装填されると、チェンジャ装置102側の一対
のアーム103によってこの一対のアーム係合凹部81
が係合されることによって、記録再生装置101に対し
て差し込み動作或いは取り出し動作が行われる。
【0048】また、下ハーフ3は、図6及び図7に示す
ように、両側面部に設けられた一対のアーム係合凹部8
1の後方側に位置して、複数個の略凹凸状の一対のアー
ム引き出し凹凸部95(95A、95B)が設けられて
いる。一対のアーム引き出し凹凸部95は、図8に示す
ように、各先端部が鋭利に形成された凸部95aから構
成されている。
【0049】これら凸部95aから凸部95aまでの長
さ寸法αは、一対のアーム係合凹部81の溝底部81c
の長さ寸法βより小とされている。また、下ハーフ3の
外周壁は、一対のアーム引き出し凹凸部95の近傍の平
坦面96の長さ寸法γが、一対のアーム係合凹部81の
溝底部81cの長さ寸法βより小とされている。このた
め、一対のアーム引き出し凹凸部95は、凸部95aが
チェンジャ装置102側の一対のアーム103によって
確実に接触される。
【0050】ゲート跡99の周囲には、フローマーク1
00が形成される。しかしながら、一対のアーム引き出
し凹凸部95は、図6及び図7に示すように、複数個の
凸部95aによって、このフローマーク100を目立た
ないようにしている。
【0051】下ハーフ3は、図8に示すように、両側面
部に設けられた一対のアーム係合凹部81の前方側に位
置して、複数個の略凹凸状の滑り止め凹凸部84(84
A、84B)が設けられている。テープカートリッジ1
は、ユーザーが滑り止め凹凸部84を把持することによ
り、記録再生装置101に対して差し込み動作或いは取
り出し動作が行われる。
【0052】上ハーフ4は、図9に示すように、前面部
36を除く他の外周部に外周壁31が一体に立ち上り形
成されるとともに、底面部4Aが中央から左右の2つの
領域に区分されて構成されている。底面部4Aの内面に
は、区分された左右の領域に、上述した下ハーフ3のテ
ープリール収納部13と協動してテープリール9をそれ
ぞれ回転自在に収納する上ハーフ4側のリール収納部3
3(33A、33B)を構成する複数の円弧状のテープ
リール収納壁32(32A、32B)が同一円周上に位
置して一体に立設されている。底面部4Aには、テープ
リール収納部33の一部の領域を透視可能とする略横長
矩形のウインド34が設けられている。
【0053】上ハーフ4は、開放された前面部36の中
央領域部に、中央部を底面部4Aに略矩形の切欠き部3
7が設けられるとともに、この切欠き部37の両側部分
の前端部35(35A、35B)が庇状に突出されて構
成されている。
【0054】上ハーフ4には、切欠き部37の内側の立
上り周壁を構成するようにして外周リブ39が底面部4
Aに一体に立設されている。この外周リブ39は、外周
壁31とほぼ等しい高さ寸法を有しているが、中央部分
が下ハーフ3側に形成したテープ終端検出用光源進入部
21に対応してやや低い高さとされている。
【0055】外周リブ39は、後述するように上ハーフ
4を下ハーフ3に組み合わせた状態において、下ハーフ
3側の側面ガイドリブ17の内側に対応位置される。し
たがって、これら外周リブ39の両端部と側面ガイドリ
ブ17とは、下ハーフ3と上ハーフ4とを組み合わせる
に際して、最初に衝合される。そして、外周リブ39
は、下ハーフ3と上ハーフ4とを組み合わせた状態にお
いて、側面ガイドリブ17の内側縁と近接して対向位置
される。
【0056】外周リブ39には、中央部の内側に位置し
て下ハーフ3側のテープ終端検出用光源進入部21に対
応して光源カバー押さえ部41が一体に形成されてい
る。この光源カバー押さえ部41は、上ハーフ4を下ハ
ーフ3に組み合わせた状態において、テープ終端検出用
光源進入部21に組み合わされた光源カバー70を係止
する。光源カバー押さえ部41の内側には、嵌合筒部4
7の1個が一体に形成されている。また、上ハーフ4に
は、底面部4Aの適宜の箇所に、それぞれ筒状の嵌合筒
部47が一体に突設されている。
【0057】上ハーフ4には、両側面の外周壁31の前
方部に、互いに軸線が一致されて断面U字状のフロント
リッド係合凹部44(44A、44B)がそれぞれ設け
られている。
【0058】さらに、上ハーフ4には、フロントリッド
係合凹部44Bの後方側に位置して前後方向のリッドロ
ックガイド凹部45が凹設されている。これらリッドロ
ックガイド凹部45は、上ハーフ4を下ハーフ3に組み
合わせた状態において、この下ハーフ3側の上述したリ
ッドロックレバー取付部25にそれぞれ対応位置する。
【0059】上ハーフ4には、底面部4Aの内面にリー
ル押さえバネ取付部46(46A、46B)が設けられ
ている。これらリール押さえバネ取付部46は、ウイン
ド34の前方側でかつリール収納部33の中心線上に位
置して形成されている。リール押さえバネ取付部46に
は、一端部を熱溶着等することによって固定されたリー
ル押さえバネ68(68A、68B)がそれぞれ固定さ
れている。これらリール押さえバネ68は、先端部がそ
れぞれテープリール9に当接して下ハーフ3側へと押し
付けることにより、カートリッジ本体2の内部において
これらテープリール9の高さ方向の遊動を防止してい
る。
【0060】上ハーフ4は、図6及び図7に示すよう
に、下ハーフ3の一対のアーム係合凹部81に対応し
て、チェンジャ装置102の一対のアーム103が把持
する一対のアーム係合凹部85(85A、85B)が設
けられている。一対のアーム係合凹部85は、外周壁1
1の基端部を起点として外周壁11の先端部まで略凹字
状の係合溝が形成されている。また、一対のアーム係合
凹部85は、10に示すように、溝底部85c側の内形
寸法より開口部側の内形寸法が大とされるように前方傾
斜面85a及び後方傾斜面85bがそれぞれ設けられて
いる。
【0061】後方傾斜面81bには、図6及び図7に示
すように、合成樹脂材料等を流し込んで上ハーフ4を形
成するゲートが切り放された位置に、ゲート跡99が残
っている。テープカートリッジ1は、チェンジャ装置1
02に装填されると、チェンジャ装置102側の一対の
アーム103によってこの一対のアーム係合凹部85が
係合されることによって、記録再生装置101に対して
差し込み動作或いは取り出し動作が行われる。
【0062】また、上ハーフ4は、図6及び図7に示す
ように、両側面部に設けられた一対のアーム係合凹部8
5の後方側に位置して、複数個の略凹凸状の一対のアー
ム引き出し凹凸部97(97A、97B)が設けられて
いる。一対のアーム引き出し凹凸部97は、図10に示
すように、各先端部が鋭利に形成された凸部97aから
構成されている。
【0063】これら凸部97aから凸部97aまでの長
さ寸法αは、一対のアーム係合凹部85の溝底部85c
の長さ寸法βより小とされている。また、上ハーフ4の
外周壁は、一対のアーム引き出し凹凸部97の近傍の平
坦面98の長さ寸法γが、一対のアーム係合凹部85の
溝底部85cの長さ寸法βより小とされている。このた
め、一対のアーム引き出し凹凸部97は、この先端部が
チェンジャ装置102側の一対のアーム103によって
確実に接触される。
【0064】ゲート跡99の周囲には、フローマーク1
00が形成される。しかしながら、一対のアーム引き出
し凹凸部95は、図6及び図7に示すように、複数個の
凸部95aによって、このフローマーク100を目立た
ないようにしている。
【0065】上ハーフ4は、図10に示すように、両側
面部に設けられた一対のアーム係合凹部85の前方側に
位置して、複数個の略凹凸状の滑り止め凹凸部86(8
6A、86B)が設けられている。テープカートリッジ
1は、ユーザーが滑り止め凹凸部86を把持することに
より、記録再生装置101に対して差し込み動作或いは
取り出し動作が行われる。
【0066】これら上ハーフ4と下ハーフ3とは、図2
に示すように、それぞれ相対向する外周壁11と外周壁
31、テープリール収納壁12とリール収納壁32、外
周リブ20と外周リブ39及び嵌合筒部30と嵌合筒部
47とをそれぞれ突き合わせて組み合わされた状態で、
嵌合筒部30と嵌合筒部47とにねじ込んだ止めねじに
よって一体に結合されて、上述した薄箱状のカートリッ
ジ本体2を構成する。
【0067】カートリッジ本体2は、図1に示すよう
に、外周壁11と外周壁31、外周リブ20と外周リブ
39とによって、前面部を除く外周部が閉塞され、内部
には下ハーフ3側のテープリール収納部13A、13B
と上ハーフ4側のテープリール収納部33A、33Bと
が協動して、長手方向に隣り合った2つの円形空間であ
るテープリール収納部が構成される。
【0068】以上のように構成されたカートリッジ本体
2には、図2に示すように、開放された前面部にフロン
トリッド6及びバックリッド7からなるリッド構体が組
み合わされる。フロントリッド6は、図2に示すよう
に、カートリッジ本体2の前面部を閉塞するに足る長さ
及び高さを有する矩形板状の主面部48と、この主面部
48の両端部にそれぞれ後方側に向かって一体に突設さ
れた側面部49(49A、49B)とからなり、断面略
々コ字状を呈して構成されている。フロントリッド6
は、主面部48の内面に、それぞれ突出されて後述する
バックリッド7との連結を行うための連結部50(50
A、50B)が一体に形成されている。
【0069】また、フロントリッド6は、側面部49の
内面に互いに軸線を一致させて支軸部51(51A、5
1B)がそれぞれ一体に突設されている。また、一方側
面部49Aには、先端部の内面側に軸状のカム凸部52
が一体に突設されている。一方支軸部51Bには、トー
ションスプリングからなるフロントリッドスプリング5
3が装着されている。
【0070】バックリッド7は、カートリッジ本体2の
ローディング空間部10を閉塞するに足る長さ及び高さ
を有する矩形板状の第1の主面部54と、上ハーフ4の
前端部35とほぼ等しい長さ及び幅を有する矩形板状の
第2の主面部57とを一体に形成して構成されている。
バックリッド7は、この第1の主面部54の両側上縁部
に、軸状の支点部55(55A、55B)がそれぞれ一
体に突設され、第1の主面部54の両側下縁部に、軸状
のカム凸部56(56A、56B)がそれぞれ一体に突
設されている。バックリッド7は、第1の主面部54の
下方部が次第に前面側へと傾斜する傾斜面として構成さ
れている。
【0071】フロントリッド6は、連結部50がバック
リッド7の支点部55にそれぞれ相対係合されることに
よって、図2に示すように、バックリッド7の前方部に
回動自在に組み合わされる。このようにして、フロント
リッド6及びバックリッド7は、互いに組み合わされて
リッド構体を構成する。リッド構体は、カートリッジ本
体2に組み合わされた状態において、所定の間隔を以っ
て互いに平行に対峙するフロントリッド6とバックリッ
ド7との間に磁気テープ8が延在させる。
【0072】リッド構体は、カム凸部56がそれぞれ下
ハーフ3側の側面ガイドリブ17に形成されたリッドガ
イド溝19に相対係合することにより、バックリッド7
がカートリッジ本体2に組み合わされる。バックリッド
7は、フロントリッド6の内側に位置しかつローディン
グ空間部10の前方部を閉塞する。リッド構体は、支軸
部51を上ハーフ4側のフロントリッド係合凹部44に
係合されることにより、フロントリッド6がカートリッ
ジ本体2に組み合わされる。
【0073】フロントリッド6は、カートリッジ本体2
に組み合わされた状態において、開放された前面部を全
域に亘って閉塞する。フロントリッド6の支軸部51
は、上ハーフ4の外周壁31に突き合わされる下ハーフ
3側の両外周壁11によって、フロントリッド係合凹部
44内で回動自在な状態で係止保持される。フロントリ
ッド6は、一方支軸部51Bに装着したフロントリッド
スプリング53の弾性力により、カートリッジ本体2の
前面部を閉塞する方向に付勢されている。
【0074】また、フロントリッド6は、カートリッジ
本体2に組み合わされた状態において、ロックカム部5
2がそれぞれ下ハーフ3側のリッド開放ガイド溝24に
それぞれ臨ませられる。ロックカム部52は、上述した
ように、リッド開放ガイド溝24に臨ませられて下ハー
フ3側に組み付けられたリッドロック機構を構成するリ
ッドロックレバー71のカム部とそれぞれ相対係合され
ることにより、カートリッジ本体2の前面部を閉塞した
状態に保持される。
【0075】磁気テープ8は、図2に示すように、先端
部にそれぞれ透明なリーディングテープ61がセンシン
グテープを介して接続されている。磁気テープ8は、両
端のリーディングテープ61がテープリール9にそれぞ
れ固定されて巻回される。テープリール9は、左右同一
に構成されており、以下、一方のテープリール9Aの構
成について代表して説明する。
【0076】テープリール9は、図2に示すように、外
周部に磁気テープ8が巻回されるとともに中心に記録再
生装置101側のリール駆動軸が嵌合されるリール駆動
軸嵌合穴63(63A、63B)が設けられた筒状のコ
ア部62(62A、62B)と、このコア部62の下側
面の外周部に一体に形成された下フランジ部64と、コ
ア部62に結合される上フランジ部材66及び磁気テー
プ8を固定するためのクランパー67とから構成されて
いる。コア部62は、詳細を省略するが、中心コアと、
複数の放射状リブを介して同心に連設されて外周部に磁
気テープ8が巻回される外周コアとから構成されてい
る。リール駆動軸嵌合穴63は、これら中心コアと外周
コアとで構成されるとともに放射状リブによって区割り
された環状空間部によって構成されている。
【0077】コア部62には、中心コアの上端面に、上
フランジ部材66が組み合わされる際の位置決めダボが
設けられている。コア部62は、クランパー67を嵌合
するために、外周コアの一部が軸方向に切り欠かれてい
る。放射状リブは、リール駆動軸嵌合穴63に嵌合され
る記録再生装置101側のリール駆動軸の外周部に形成
された回止めリブと相対係合することにより、テープリ
ール9が回転方向に対して一体化されるように作用す
る。
【0078】上述したコア部62と一体に形成された下
フランジ部64は、カートリッジ本体2のリール収納部
の内径に対してやや小径とされ、外周面の全周に亘って
上述したリールロック機構のリールロックレバー74が
相対係合する外周歯65が一体に形成されている。外周
歯65は、例えば一方向性のラチェット歯等によって構
成されており、相対係合されたリールロックレバー74
によってテープリール9を磁気テープ8の繰り出し方向
に対してロック状態とする。
【0079】上フランジ部材66は、中心に形成した位
置決め穴が位置決めダボに相対係合されて位置合わせさ
れた状態でコア部62の上面側に組み合わされる。コア
部62と上フランジ部材66は、互いに組み合わされた
状態で、超音波溶着処理等を施すことによって一体化さ
れる。上フランジ部材66は、例えば透明な合成樹脂材
料によって成形されることにより、コア部62に巻回さ
れた磁気テープ8の状態を上ハーフ4のウインド34か
ら透視可能としている。
【0080】以上のように構成されたテープリール9
は、リール駆動軸嵌合穴63を下ハーフ3のリール穴1
4ら臨ませて、それぞれカートリッジ本体2のテープリ
ール収納部内に回転自在に収納される。テープリール9
は、上述したようにリールロック機構によって磁気テー
プ8の繰り出し方向の回転が規制されている。テープリ
ール9は、上述したようにリール押さえバネ68によっ
て高さ方向の遊動が規制される。
【0081】磁気テープ8は、右側テープリール9Aの
外周壁11側から繰り出されて右側テープガイド18A
に掛け合わされる。磁気テープ8は、カートリッジ本体
2の前面部に沿って導かれてローディング空間部10を
横断して左側テープガイド18Bに掛け合わされ、外周
壁11側から左側テープリール18Bに巻き取られる。
磁気テープ8は、ローディング空間部10を横断する部
分が、フロントリッド6とバックリッド7との間に延在
されることによって、保護されている。
【0082】以上のように構成された実施の形態テープ
カートリッジ1は、記録再生装置101の挿入口から差
し込まれると、この記録再生装置101の装填部へと装
填される。テープカートリッジ1は、記録再生装置10
1に装填されると、カートリッジ本体2のリール穴14
から記録再生装置101側のリール駆動軸がそれぞれ進
入してテープリール9のリール駆動軸嵌合穴63にそれ
ぞれ係合される。
【0083】テープカートリッジ1は、記録再生装置1
01側のリッドロック解除部材がリッド開放ガイド溝2
4に進入してリッドロック機構を駆動する。リッドロッ
ク機構を構成するリッドロックレバー71は、リッドロ
ック解除部材によって回動動作されて、リッド構体を構
成するフロントリッド6のロック状態を解除する。
【0084】リッド構体は、フロントリッド6が、上述
したリッドロック機構によるロック状態が解除された状
態で、リッド開放ガイド溝24に進入するリッド駆動部
材によってフロントリッドスプリング53の弾性力に抗
して回動動作される。フロントリッド6は、支軸部51
を支点として、図1において反時計方向へと回動動作す
るとともに、連結部50を介してバックリッド7を駆動
する。
【0085】バックリッド7は、支点部55がフロント
リッド6の連結部50に回動自在に支持されながら、ガ
イドカム59が係合するリッドガイド溝19の前方部か
ら後方部へと移動することによって、上ハーフ4の後方
側へとやや回動しながらスライド動作する。
【0086】バックリッド7は、フロントリッド6に対
向した状態から、バックリッド7に重ね合わされるよう
にして回動動作する。なお、フロントリッド6は、カー
トリッジ本体2の前面部を開放した状態において、側面
部49に設けられたテープ終端検出穴49a、49bが
カートリッジ本体2のテープ終端検出穴23にそれぞれ
対向位置する。
【0087】テープカートリッジ1は、上述したリッド
構体の動作によって、フロントリッド6によるカートリ
ッジ本体2の前面部の閉塞状態及びバックリッド7によ
るローディング空間部10の閉塞状態がそれぞれ開放状
態へと移行される。開放されたローディング空間部10
には、磁気テープ8が横断した状態で露呈される。
【0088】テープカートリッジ1は、記録再生装置1
01側のリールロック解除部材によってロック解除ガイ
ド溝28に進入されてリールロック機構が駆動される。
リールロック解除部材は、ロックレバースプリング75
の弾性力に抗してリールロック部材73を後方側へと移
動動作させる。リールロックレバー74は、このリール
ロック部材73の動作によって、テープリール9の外周
歯65との係合状態が解除されてテープリール9を回転
可能な状態とする。
【0089】記録再生装置101側のローディング機構
は、開放されたローディング空間部10に進入し、テー
プリール9から磁気テープ8を引き出して記録再生部へ
とローディングさせる。テープカートリッジ1には、記
録再生装置101側のテープ終端検出用の光源69がテ
ープ終端検出用光源進入部21に進入する。
【0090】テープカートリッジ1は、記録操作、再生
操作或いは早送り操作、巻戻し操作等が行われることに
より、リール駆動軸が駆動されてテープリール9が回転
駆動される。テープ終端検出用の光源69は、磁気テー
プ8の駆動動作によって電源が供給されて検出光を出射
する。検出光は、下ハーフ3の外周リブ20及び上ハー
フ4の外周リブ39に沿ってテープ走行路を横切って外
周壁11に設けられたテープ終端検出穴23へと導かれ
る。
【0091】検出光は、テープ走行路に磁気テープ8が
存在する場合には、この磁気テープ8に反射されてテー
プ終端検出穴23からカートリッジ本体2の外方へと露
光されない。一方、検出光は、テープ走行路に透明なリ
ーダテープ61が存在する場合には、このリーダテープ
61を透過してテープ終端検出穴23からカートリッジ
本体2の外方へと露光されて記録再生装置101側のテ
ープ終端検出センサによって検出される。記録再生装置
101は、このテープ終端検出センサの出力によってリ
ール駆動軸を停止させて、磁気テープ8の送り動作を停
止させる。
【0092】テープカートリッジ1は、記録操作、再生
操作或いは早送り操作、巻戻し操作等が終了すると、記
録再生装置101側のリールロック解除部材がロック解
除ガイド溝28から退出することによって、ロックレバ
ースプリング75の弾性力によりリールロック部材73
が前方側へと移動動作される。リールロックレバー74
は、このリールロック部材73の動作によって、テープ
リール9の外周歯65と再び係合してテープリール9を
磁気テープ8の繰り出し方向に対してロック状態とす
る。
【0093】テープカートリッジ1は、リッド開放ガイ
ド溝24から記録再生装置101側のリッド駆動部材及
びリッドロック解除部材が退出することによって、リッ
ド構体が初期状態へと復帰動作する。リッド構体は、フ
ロントリッドスプリング53の弾性力により、フロント
リッド6が支軸部51を支点として、図1において時計
方向へと回動動作してカートリッジ本体2の前面部を閉
塞する方向に復帰回動する。フロントリッド6は、連結
部50を介してバックリッド7を復帰動作させる。
【0094】バックリッド7は、ガイドカム59が係合
するリッドガイド溝19の後方部から前方部へと移動す
ることにより、上ハーフ4に沿って前方側へとスライド
動作するとともに、バックリッド7を駆動する。バック
リッド7は、カム凸部56が係合する側面ガイドリブ1
7のリッドガイド溝19の上方部から下方部へと移動す
ることによって、ローディング空間部10を閉塞する初
期位置へと復帰動作する。
【0095】リッドロック機構は、上述した動作によっ
て初期位置へと復帰したフロントリッド6のロックカム
部52にリッドロックレバー71のカム部が相対係合す
ることによって、リッド構体をロック状態に保持する。
テープカートリッジ1は、リッド構体によってカートリ
ッジ本体2の前面部及びローディング空間部10が閉塞
された状態で、リール穴14から記録再生装置101側
のリール駆動軸が退出し、記録再生装置101の挿入口
から排出される。
【0096】テープカートリッジ1は、記録再生装置1
01の挿入口から排出されると、図11に示すように、
チェンジャ装置102側の一対のアーム103によって
引き出し凹凸部95、97が把持されて記録再生装置1
01の取り出し位置104まで引き出される。このと
き、一対のアーム引き出し凹凸部95は、図12に示す
ように、チェンジャ装置102側の一対のアーム103
によって平坦面96、98が把持されてもこの凸部95
aが確実に接触される。
【0097】テープカートリッジ1は、図13に示すよ
うに、記録再生装置101の取り出し位置104まで引
き出されると、チェンジャ装置102側の一対のアーム
103によって記録再生装置101から取り出される。
このとき、この一対のアーム係合凹部81、85は、図
14に示すように、チェンジャ装置102側の一対のア
ーム103によって確実に係合される。
【0098】また、このテープカートリッジ1は、図1
5に示すように、ケース本体111とこのケース本体1
11に開閉自在に支持された蓋体112とからなるカー
トリッジ収納ケース110に収納される。
【0099】このケース本体111は、透明な合成樹脂
材料によって形成されている。ケース本体111は、こ
の略矩形板状の一方主面の一側部にポケット状の収納部
113が設けられるとともに、この収納部113の両側
面に互いに軸線を一致させて軸穴114が設けられてい
る。
【0100】また、蓋体112は、透明な合成樹脂材料
によって一方主面の外周縁に沿って外側壁部が立設され
た略角浅皿状に形成されて、この外側壁部の一辺部が開
放されている。また、蓋体112には、この外側壁部の
一辺部が開放されている開放部を挟んだ両外側壁部の内
面に、ケース本体111の軸穴に対応して互いに軸線を
一致させてダボが突設されている。さらに、蓋体112
には、開放部と対向する側の両外側壁部の内面に、テー
プカートリッジ1の側面を位置決めするリブ115が一
体に立ち上がり成形されている。このリブ115は、テ
ープカートリッジ1の一対のアーム引き出し凹凸部9
5、97に対応して形成されている。
【0101】カートリッジ収納ケース110は、蓋体1
12の開放部側の両外側壁部を広げた状態で蓋体112
をケース本体111に組み合わせるとともに、ダボが軸
穴114に嵌合することによって、ケース本体111に
蓋体112が開閉自在に取り付けられて完成される。
【0102】テープカートリッジ1は、図16に示すよ
うに、この一側部がケース本体111の収納部113に
挿入され、蓋体112に閉塞されて、カートリッジ収納
ケース110に収納される。このとき、テープカートリ
ッジ1は、図17に示すように、一対のアーム引き出し
凹凸部95、97がリブ115により支持されてガタツ
キが防止される。一対のアーム引き出し凹凸部95、9
7は、図18に示すように、凸部95a、97aが蓋体
112のリブ115に線接触している。
【0103】上述した実施の形態テープカートリッジ1
においては、カートリッジ本体2の外周壁11、31
に、先端部が鋭利に形成された複数個の凸部95a、9
7aからなる一対のアーム引き出し凹凸部95、97が
設けられたことにより、記録再生装置101から排出さ
れると、チェンジャ装置102側の一対のアーム103
によって引き出し凹凸部95、97が把持されて、記録
再生装置101からの引き出し動作をチェンジャ装置1
02によって確実に行わせることができる。
【0104】また、このテープカートリッジ1は、カー
トリッジ収納ケース110に収納されると、一対のアー
ム引き出し凹凸部95、97がカートリッジ収納ケース
110の内面に立ち上がり形成されたリブ115により
支持されてガタツキが防止される。このとき、テープカ
ートリッジ1は、一対のアーム引き出し凹凸部95、9
7の複数個の凸部95a、97aがリブ115に線接触
しているので、摩耗を防止して摩耗粉の発生を防止し、
磁気テープ8の保護が図られる。
【0105】さらに、このテープカートリッジ1は、ゲ
ート跡99の周囲に形成されるフローマーク100に位
置して一対のアーム引き出し凹凸部95、97が形成さ
れているので、複数個の凸部95a、97aによって、
このフローマーク100が目立つのを防止している。
【0106】なお、本発明は、リッド構体を、フロント
リッド6と、バックリッド7の2つのリッドによって構
成した実施の形態テープカートリッジ1以外に、例えば
バックリッド7が二分されて連結され、側面ガイドリブ
17に形成したリッドガイド溝19に規制されて動作す
るように構成したテープカートリッジにも適用される。
【0107】また、本発明は、データ記録用のテープカ
ートリッジ1以外に、リッド構体の無いテープカートリ
ッジや、8mm幅や1/4インチ幅等の多様なテープ幅
の磁気テープが収納されたテープカートリッジにも適用
される。
【0108】
【発明の効果】上述したように、本発明に係るテープカ
ートリッジによれば、カートリッジ本体の外周壁に、先
端部が鋭利に形成された複数個の凸部からなるアーム引
き出し凹凸部が設けられたことにより、記録再生装置か
ら排出されると、チェンジャ装置側の一対のアームによ
って引き出し凹凸部が把持されて、記録再生装置からの
引き出し動作をチェンジャ装置によって確実に行わせる
ことができる。
【0109】また、このテープカートリッジは、カート
リッジ収納ケースに収納されると、アーム引き出し凹凸
部がカートリッジ収納ケースの内面に立ち上がり形成さ
れたリブにより支持されてガタツキが防止される。この
とき、テープカートリッジは、アーム引き出し凹凸部の
複数個の凸部がリブに線接触しているので、摩耗を防止
して摩耗粉の発生を防止し、磁気テープの保護が図られ
る。
【0110】さらに、このテープカートリッジは、ゲー
ト跡の周囲に形成されるフローマークに位置してアーム
引き出し凹凸部が形成されているので、複数個の凸部に
よって、このフローマークが目立つのを防止している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る実施の形態テープカートリッジを
示す斜視図である。
【図2】同テープカートリッジを示す分解斜視図であ
る。
【図3】同テープカートリッジの下ハーフを示す平面図
である。
【図4】同テープカートリッジの下ハーフを示す底面図
である。
【図5】同テープカートリッジを示す背面図である。
【図6】同テープカートリッジを示す右側面図である。
【図7】同テープカートリッジを示す左側面図である。
【図8】上記下ハーフのアーム係合凹部、アーム引き出
し凹凸部を示す拡大平面図である。
【図9】上記テープカートリッジの上ハーフを示す底面
図である。
【図10】上記上ハーフのアーム係合凹部、アーム引き
出し凹凸部を示す拡大平面図である。
【図11】チェンジャ装置のアームに引き出される上記
テープカートリッジを示す底面図である。
【図12】上記チェンジャ装置のアームに把持された上
記アーム引き出し凹凸部を示す拡大底面図である。
【図13】上記チェンジャ装置のアームに取り出される
上記テープカートリッジを示す底面図である。
【図14】上記チェンジャ装置のアームに係合された上
記アーム係合凹部を示す拡大底面図である。
【図15】上記テープカートリッジが収納されるカート
リッジ収納ケースを示す縦断面図である。
【図16】上記カートリッジ収納ケースに収納された上
記テープカートリッジを示す右側面図である。
【図17】上記カートリッジ収納ケースに収納された上
記テープカートリッジを示す底面図である。
【図18】上記カートリッジ収納ケースのリブに線接触
された上記アーム引き出し凹凸部を示す拡大底面図であ
る。
【図19】従来のテープカートリッジを示す側面図であ
る。
【図20】チェンジャ装置のアームに引き出される従来
のテープカートリッジを示す拡大底面図である。
【図21】カートリッジ収納ケースに収納された従来の
テープカートリッジを示す拡大底面図である。
【符号の説明】
11,31 外周壁、 2 カートリッジ本体、 9
A,9B テープリール、 8 磁気テープ、 102
チェンジャ装置、 103 アーム、 81,85
アーム係合凹部、 95a,97a 凸部、 95,9
7 アーム引き出し凹凸部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外周壁が一体に立ち上がり形成されたカ
    ートリッジ本体と、 このカートリッジ本体の内部に回動自在に配設される一
    対のテープリールと、一方のテープリールから繰り出さ
    れて、他方のテープリールに巻取られる磁気テープとを
    備え、 カートリッジ本体の外周壁には、チェンジャ装置側のア
    ームに係合されるアーム係合凹部が設けられるととも
    に、このアーム係合凹部の近傍に先端部が鋭利に形成さ
    れた複数個の凸部からなるアーム引き出し凹凸部が設け
    られ、 このアーム引き出し凹凸部は、チェンジ装置側のアーム
    によって把持されることを特徴とするテープカートリッ
    ジ。
  2. 【請求項2】 アーム引き出し凹凸部は、これら凸部か
    ら凸部までの長さ寸法が、アーム係合凹部の溝底部の長
    さ寸法より小とされることを特徴とする請求項1に記載
    のテープカートリッジ。
  3. 【請求項3】 カートリッジ本体の外周壁は、アーム引
    き出し凹凸部の近傍の平坦面の長さ寸法が、アーム係合
    凹部の溝底部の長さ寸法より小とされることを特徴とす
    る請求項1に記載のテープカートリッジ。
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