JP2002334550A - テープカートリッジ - Google Patents

テープカートリッジ

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JP2002334550A
JP2002334550A JP2001142395A JP2001142395A JP2002334550A JP 2002334550 A JP2002334550 A JP 2002334550A JP 2001142395 A JP2001142395 A JP 2001142395A JP 2001142395 A JP2001142395 A JP 2001142395A JP 2002334550 A JP2002334550 A JP 2002334550A
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cartridge
tape
tape cartridge
door
door lock
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JP2001142395A
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Kazuo Sasaki
一雄 佐々木
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Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 標準とする第1のテープカートリッジ用に開
発された第1の記録再生装置に対して、当該第1のテー
プカートリッジとは非互換とされる第2のテープカート
リッジが誤って装填されないようにすること。 【解決手段】 第2のテープカートリッジC2の開閉ド
ア118をロックするロック部材28の切欠き端部33
aの高さ位置H3を、第1の記録再生装置D1の内部の
ドアロック解除部142の高さ位置H2以上とすること
により、ドアロックが解除していない状態でドア開放部
143の当接面143aに対し、開閉ドア118の基端
部118aを当接させ、これ以上のテープカートリッジ
C2の進入を阻止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばコンピュー
タ等のバックアップとして使用されるデータストレージ
用のテープカートリッジに関し、更に詳しくは、異種の
ドライブ装置への誤挿入を防止する手段を講じたテープ
カートリッジに関する。
【0002】
【発明の背景】例えば、コンピュータ等のバックアップ
として使用されるデータストレージ用のテープカートリ
ッジとして、図5に示す構成のものがある。この種のテ
ープカートリッジ(以下、第1のテープカートリッジと
いう。)C1は、上ハーフ101と下ハーフ102とか
らなるカートリッジケース103内に、円盤状の上フラ
ンジ104及び下フランジ105を有する単一のテープ
リール107が、コイルバネからなるリールスプリング
108により下ハーフ102側へ常時付勢されて収納さ
れている。テープリール107は、上フランジ104に
設けられたハブに、リーダーテープ109が接続された
磁気テープ106を巻装するようになっている。なお、
図5においてはテープカートリッジC1の上下を反転し
て示している。
【0003】この第1のテープカートリッジC1は、記
録再生装置(以下、ドライブ装置という。)に装着され
ない非使用時では、トーションバネ110,111によ
って付勢された一対のブレーキ部材112,113によ
り、テープリール107が回転不可能とされている。す
なわち、テープリール107は、上フランジ104の外
周縁部に形成された歯車部114に、各ブレーキ部材1
12,113に形成された噛合部115,116が噛み
合うことによって、回転不可能とされる。
【0004】また、この非使用時においては、磁気テー
プ106が完全にテープリール107に巻かれた状態に
あり、リーダーテープ109が、カートリッジケース1
03の前面100a寄りに設けられたフック117に係
止されるようになっている。また、磁気テープ106を
カートリッジケース103の外部へと引き出すための開
口部134は、カートリッジケース103に対して回動
自在に取り付けられた開閉ドア118によって閉塞され
た状態とされている。
【0005】一方、ドライブ装置にテープカートリッジ
C1が装着された使用時においては、ドライブ装置側の
リール台が上昇することによりテープリール107がリ
ールスプリング108の付勢力に抗してカートリッジケ
ース103の中央位置へ持ち上げられると共に、ドライ
ブ装置側のリールロック解除プラグがリールロック解除
孔135A,135Bへ挿入されることによりブレーキ
部材112,113のロックが解除されて、テープリー
ル107が回転可能な状態とされる。更に、開閉ドア1
18は、ドライブ装置側に設けられるドア開閉手段によ
って開いた状態とされる。そして更に、ドライブ装置側
に設けられたテープ引出手段によって、磁気テープ10
6がカートリッジケース103より外部へ引き出された
状態とされる。
【0006】なお、このテープカートリッジC1におい
ては、磁気テープ106への誤記録、誤消去を防止する
ための誤消去防止部材119が設けられている。この誤
消去防止部材119は、開閉ドア118とは反対側のカ
ートリッジケース103の背面にスライド自在に設けら
れている。
【0007】ところで、開閉ドア118は、図6〜図8
に示すように、上ハーフ101の内面101aに形成さ
れた円柱形状をなす支持軸120に、トーションバネか
らなるドアスプリング121と共に取り付けられてい
る。ドアスプリング121は、コイル部121aを支持
軸120に装着させ、一方の腕部121bを隔壁123
に係止させると共に、他方の腕部121cを開閉ドア1
18のバネ係止部124に係止させることによって、開
閉ドア118を図6中矢印Xで示すように開口部134
を閉塞する方向に常時付勢している。
【0008】開閉ドア118は一対の回転支持部12
5,126を有し、これら回転支持部125,126に
設けられた軸の取付孔127に支持軸120を挿通させ
ることにより、支持軸120に対して回転自在に取り付
けられている。そして、この開閉ドア118には、ドラ
イブ装置に装着されない非使用時において、不用意に開
閉ドア118が開かないようにするためのドアロック部
材128が設けられている。
【0009】ドアロック部材128は、開閉ドア118
の基端部118aに設けられるドアロック収容部129
にコイルバネ130と共に収容され、このコイルバネ1
30によって図8中矢印Y方向にガイド部150のガイ
ド作用を受けて上下動するように構成されている。ま
た、ドアロック部材128は、図8に示したように一側
面に設けた突起131をドアロック収容部129に設け
られた位置決め面132に係合させることで、ドアロッ
ク収容部129から抜け出ないようにされている。この
突起131が上記位置決め面132に係合した状態にお
いては、上記ドアロック部材128の先端部128a
は、ドアロック収容部129より突出した状態にある。
ドアロック部材128の先端部128aは、非使用時に
おいて下ハーフ102の内面に形成された凹部122
(図8)に係合して、開閉ドア118の回動を阻止する
ように構成されている。
【0010】開閉ドア118の基端部118aには幅広
の溝118bが形成されており、この溝118b内にお
いてドアロック部材128の切欠部133が位置してい
る。ドアロック部材128は、この切欠部133により
形成される当接部としての切欠き端部(請求項2記載の
「端部」に対応。)133aと、後述するドライブ装置
内のドアロック解除部との当接により図8において下方
側へ引き下げられる。すると、ドアロック部材128の
先端部128aと下ハーフ102側の凹部122との係
合が解除され、開閉ドア118が回動可能となる。
【0011】そして、この種の第1のテープカートリッ
ジC1を記録、再生するドライブ装置(第1の記録再生
装置)としては、図9に示すように、第1のテープカー
トリッジC1を開閉ドア118が設けられる前面100
a側から矢印a方向に挿入する前面挿入タイプのドライ
ブ装置D1が広く用いられている。この前面挿入タイプ
のドライブ装置D1は、フロントパネル137に形成さ
れたカートリッジ挿入口138内にカートリッジ挿入部
(空間)139を画成する挿入口本体136を備え、そ
の一方の側壁140aには、開閉ドア118を開放する
ドア開放ブロック141が一体形成されている。
【0012】ドア開放ブロック141は、図10及び図
11に示すように、ドアロック部材128の切欠き端部
133aと当接してドアロック部材128を上ハーフ1
01側へ移動させるテーパ状のガイド面142aを備え
たドアロック解除部142と、開閉ドア118の基端部
118aと当接する当接面143aを有しドアロックが
解除された開閉ドア118を開放するドアロック開放部
143とから構成されている。
【0013】ここで図13Aに示すように、第1ブロッ
ク部142の高さ位置H2は、第1のテープカートリッ
ジC1の底面(下ハーフ102上面)からドアロック部
材128の切欠き端部133aまでの高さ位置H1より
も高く形成される。なお、ガイド面142aの前端部1
48は、上記H1よりも低く形成されているものとす
る。本例では、H1が約11mm、H2が12.8mm
とされる。
【0014】この構成により、図12,図13A及び図
14Aに示したように、第1のテープカートリッジC1
の前面100aを前方に向けて、当該テープカートリッ
ジC1をドライブ装置D1のカートリッジ挿入口138
に挿入すると、先ず、ドアロック解除部142のガイド
面142aに対し、このテープカートリッジC1のドア
ロック部材128の当接部である切欠き端部133aが
当接する。切欠き端部133aはガイド面142aの傾
斜に沿って上方へ移動し、これによりドアロック部材1
28の先端部128aと下ハーフ102側の凹部122
との係合が解除されてドアロックがはずれる。その後、
ドア開放部143の当接面143aに対し、テープカー
トリッジC1の開閉ドア118の基端部118aが当接
する(図13B及び図14B)。
【0015】この状態でテープカートリッジC1が更に
押動されると、当接面143aに当接する基端部118
aを作用点として当該開閉ドア118が支持軸120の
周りに回動することにより、前方へ開放される(図13
C及び図14C)。なおテープカートリッジC1は、そ
の前面100aが挿入口本体136のストッパ壁140
cに当接して、前進移動が規制されると共に位置決めさ
れる(図15)。
【0016】カートリッジ挿入部139内へのテープカ
ートリッジC1の装填が完了した後、ドライブ装置D1
のレバー144を押し下げる(レバー144を支持する
回動軸の周りに回動させる)ことによって、リール台
(図示略)が挿入口本体136の底部に穿設された孔1
36a(図10)を介してせり上がり、テープリール1
07のギヤ部107a(図5)に嵌合される。これと同
時に、リールロック解除プラグ(図示略)がリールロッ
ク解除孔135A,135B(図5)へ挿入されて、ブ
レーキ部材112,113によるテープリール107の
回転規制が解除される。
【0017】そして、ドライブ装置D1のテイクアップ
リーダーテープ(図示略)により、テープカートリッジ
C1のリーダーテープ109がテイクアップリール14
5に巻き取られ、磁気テープ106が磁気ヘッド146
に摺接される。磁気テープ106は、約4m/sec.
の速度で走行され、磁気ヘッド146によってデータが
記録、再生される。
【0018】ところで、この種のテープカートリッジと
しては、1種類のカートリッジが規格されており、例え
ば磁気テープ106のテープ長L1が557±5mに規
格統一されていた。因みに、図9に示すように、この種
の第1のテープカートリッジC1の左右方向の幅X、前
後方向の奥行きY及び厚さZの各寸法は、X=105.
6mm、Y=105.4mm、Z=25.4mmに規格
統一されていた。
【0019】このように、標準とされる第1のテープカ
ートリッジC1は、例えば磁気テープ106のテープ長
L1が557mであったために、磁気テープ106の記
録容量が小さいという問題がある。そこで、第1のテー
プカートリッジC1の幅X、奥行きY及び厚さZの外形
寸法を殆ど変更することなく、磁気テープ106のテー
プ長L1を例えば562m以上に長くして、磁気テープ
106の記録容量を拡大することが考えられる。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この場
合、短いテープ長L1の磁気テープを使用している第1
のテープカートリッジ(以下、標準のテープカートリッ
ジともいう。)を記録再生するために使用されているド
ライブ装置D1に対し、当該第1のテープカートリッジ
とは互換性のない、長尺のテープ長L2の磁気テープを
使用した第2のテープカートリッジを誤って装填した場
合、ドライブ装置D1側で磁気テープ長を認識できず記
録/再生モードに入れない(すなわちドライブ側の駆動
ソフトウェアと適合せずに装填直後にエラーが表示され
たままカートリッジが排出されないなど)、あるいは、
たとえドライブ装置が駆動しても途中で停止する(テー
プ長の途中で停止)など、カートリッジとして使用でき
ないという致命的な問題となってしまうことが、当然に
考えられる。また、磁気テープ長の相違からリール重量
が変化するので、これがテープ走行張力に影響を与えて
記録再生動作を適正に行えなくなる虞がある。更に別の
観点から、ドライブ装置のスペックを超えるカートリッ
ジが間違って装填された場合に、当該カートリッジの特
性を生かし切れない事態も生じ得るが、このような場合
は当該ドライブ装置に適合しないカートリッジは当初か
ら装填できないようにすることが好ましい。
【0021】本発明は上述の問題に鑑みてなされ、標準
とする第1のテープカートリッジ用に開発されたドライ
ブ装置に対して、例えば標準のテープ長よりも長尺の磁
気テープが用いられる第2のテープカートリッジが誤っ
て装填されることがないように、誤挿入防止手段を講じ
たテープカートリッジを提供することを課題とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するに
当たり本発明においては、第1のテープカートリッジに
おけるドアロック部材には、第1の記録再生装置のカー
トリッジ挿入部に設けられたドアロック解除部に当接し
て開閉ドアのロック状態を解除する当接部が設けられ、
ドアロック解除部に連設されるドア開放部との当接によ
り開閉ドアが開放されるのに対し、第2のテープカート
リッジにおけるドアロック部材は、第1の記録再生装置
のカートリッジ挿入部に設けられたドアロック解除部と
は非当接とされ、ドア開放部に当接してカートリッジ挿
入部への誤挿入が阻止されるようにしている。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0024】図1は、本発明の実施の形態によるテープ
カートリッジの全体を示している。本実施の形態による
テープカートリッジC2は、標準とする第1のテープカ
ートリッジC1とは非互換とされ、第1のテープカート
リッジC1よりも長尺(562m以上)の磁気テープを
使用しており、以下、第2のテープカートリッジC2と
称して第1のテープカートリッジC1と区別する。な
お、第1のテープカートリッジC1と対応する構成部分
については特に断らない限り同一の符号を付し、その詳
細な説明は省略するものとする。
【0025】第2のテープカートリッジC2は、左右方
向の幅X、前後方向の奥行きY及び厚さZの各寸法は、
X=105.6mm、Y=105.4mm、Z=25.
4mmとなっており、第1のテープカートリッジの各寸
法と同一に構成されている。
【0026】第2のテープカートリッジC2では、図2
に示すように、テープ引出し用の開口部134を開閉す
る開閉ドア118を閉位置へロックするドアロック部材
28の構成が、第1のテープカートリッジC1のそれと
異なっている。つまり、切欠部33によって形成される
切欠き端部(請求項2記載の「端部」に対応。)33a
が、第1のテープカートリッジ用のドライブ装置(第1
の記録再生装置)D1のカートリッジ挿入部139の一
側壁140aに設けられたドアロック解除部142と当
接しない位置に形成されている。
【0027】具体的には、ドアロック部材28の切欠き
端部33aのカートリッジケース103下面からの距離
(高さ)H3が、ドライブ装置D1のドアロック解除部
142の高さ位置H2(=12.8mm。なお、H2は
カートリッジの厚さ寸法Zの略1/2の大きさとなって
いる。)以上とされている。
【0028】この構成により、第2のテープカートリッ
ジC2が第1のテープカートリッジC1用のドライブ装
置D1のカートリッジ挿入部139に誤って挿入された
場合、図3Aに示すようにドアロック部材28の切欠き
端部33aの高さH3がドアロック解除部142の高さ
H2以上であるので、切欠き端部33aはドアロック解
除部142のガイド面142aに当接することなく前進
する。したがって、ドアロック部材28の先端部28a
と下ハーフ102側の凹部122との係合は解除され
ず、開閉ドア118のドアロックは解除されることはな
いので、その後開閉ドア118の基端部118aが、ド
アロック解除部142に連設されるドア開放部143の
当接面143aに当接しても、開閉ドア118が開放さ
れることなく、よって、第2のテープカートリッジC2
のそれ以上の前進が規制される(図3B)。
【0029】したがって、ドライブ装置D1に対して第
2のテープカートリッジC2が誤って挿入されたとして
も、ドライブ装置D1内のドア開放ブロック141(更
に詳しくはドア開放部143)の位置で当該第2のテー
プカートリッジC2の前進が阻止されるので、装填を行
うことが不可能となる。これにより、当該ドライブ装置
D1に対して異種のテープカートリッジを挿入したこと
をユーザーに認識させることができる。
【0030】特に本実施の形態では、第2のテープカー
トリッジC2におけるドアロック部材28の切欠き端部
33aの高さ位置(H3)を、第1のテープカートリッ
ジC1におけるドアロック部材128の切欠き端部13
3aの高さ位置(H1)よりも大きく形成しただけであ
るので、カートリッジ全体に大幅な設計変更を要するこ
となく容易かつ低コストに実施することができる。
【0031】以上、本発明の実施の形態について説明し
たが、勿論、本発明はこれに限定されることなく、本発
明の技術的思想に基づいて種々の変形が可能である。
【0032】例えば以上の実施の形態では、ドライブ装
置D1内に誤挿入された第2のテープカートリッジC2
は、その開閉ドア118の基端部118aをドライブ装
置D1側のドア開放部143の当接面143aに当接す
るようにしたが、これに代えて例えば図4に示すテープ
カートリッジC2’のように、開閉ドア118の溝11
8bを幅広とすることによって、誤挿入時にドアロック
部材28を上記当接面143aに当接させ、テープカー
トリッジC2’の前進を規制するようにしてもよい。
【0033】また、以上の実施の形態では、標準の第1
のテープカートリッジC1の磁気テープ長よりも長尺に
形成された磁気テープが用いられる第2のテープカート
リッジC2について説明したが、当該第2のテープカー
トリッジC2の磁気テープが、第1のテープカートリッ
ジC1の磁気テープよりもテープ長が短い場合は勿論、
テープ幅が広い(又は狭い)、テープ厚が厚い(又は薄
い)、記録密度が高い(又は低い)等といったテープの
種類が異なる場合にも本発明は適用可能である。更に、
記録方式やフォーマットが第1のテープカートリッジC
1のそれと異なる第2のテープカートリッジにも本発明
は適用可能である。
【0034】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、標
準とする第1のテープカートリッジとは互換性のない第
2のテープカートリッジが、第1のテープカートリッジ
用のドライブ装置(第1の記録再生装置)に対して誤っ
て装填されることを防止することができる。
【0035】請求項2の発明によれば、カートリッジ全
体に対して大幅な変更を要することなく容易に誤挿入防
止手段を講じることができる。
【0036】請求項3の発明によれば、第1のテープカ
ートリッジ用に開発された記録再生装置に対して、第1
のテープカートリッジの磁気テープよりも長尺の磁気テ
ープを用いた第2のテープカートリッジが、誤って装填
されることを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態による第2のテープカート
リッジの全体を示す斜視図である。
【図2】本発明の実施の形態による第2のテープカート
リッジのドアロック部材と、第1の記録再生装置の内部
に設けられるドアロック解除部との高さ位置関係を示す
正面図である。
【図3】第1の記録再生装置に対して第2のテープカー
トリッジが挿入された時の作用を示す要部の側断面図で
あり、Aは挿入直後の状態を示し、Bは第2のテープカ
ートリッジの開閉ドアがドアロックを解除されずにドア
開放部に当接した状態を示している。
【図4】本発明の実施の形態の変形例を示す第1の記録
再生装置内部における第2のテープカートリッジの側面
図である。
【図5】第1のテープカートリッジの構成を示す分解斜
視図である。
【図6】第1のテープカートリッジの要部の構成を示す
分解斜視図である。
【図7】第1のテープカートリッジの要部の構成を示す
平面図である。
【図8】第1のテープカートリッジの要部の構成を示す
側断面図である。
【図9】第1のテープカートリッジと第1の記録再生装
置とを示す斜視図である。
【図10】第1の記録再生装置の要部の構成を示す部分
破断斜視図である。
【図11】第1の記録再生装置の要部の構成を示す正面
図である。
【図12】第1の記録再生装置に対する第1のテープカ
ートリッジの挿入態様を示す斜視図である。
【図13】第1の記録再生装置に対する第1のテープカ
ートリッジの装填作用を説明する要部の側断面図であ
り、Aは挿入開始状態、Bはドアロック解除状態、Cは
開閉ドアの開放状態、をそれぞれ示す。
【図14】第1の記録再生装置に対する第1のテープカ
ートリッジの装填作用を説明する要部の平面図であり、
Aは挿入開始状態、Bはドアロック解除状態、Cは開閉
ドアの開放状態、をそれぞれ示す。
【図15】第1の記録再生装置に対して第1のテープカ
ートリッジの装填作用が完了した状態を示す要部の断面
平面図である。
【符号の説明】
28,128…ドアロック部材、28a,128a…
(ドアロック部材の)先端部、33a…切欠き端部(端
部)、103…カートリッジケース、106…磁気テー
プ、107…テープリール、118…開閉ドア、118
a…基端部、120…支持軸、122…凹部、129…
ドアロック収容部、133a…切欠き端部(当接部)、
134…開口部、141…ドア開放ブロック、142…
ドアロック解除部、143…ドア開放部、C1…第1の
テープカートリッジ、C2…第2のテープカートリッ
ジ、D1…ドライブ装置(第1の記録再生装置)。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気テープを巻装したテープリールと、
    前記テープリールを回転可能に収納するカートリッジケ
    ースと、前記カートリッジケースの側壁に設けられ前記
    磁気テープの一端を引き出すための開口部と、前記カー
    トリッジケースに設けられる支軸に対して回動可能に取
    り付けられ前記開口部を開閉する開閉ドアと、前記開閉
    ドアを閉位置にロックするドアロック部材とを備えたテ
    ープカートリッジであり、標準とする第1のテープカー
    トリッジ用の第1の記録再生装置に対して非互換とされ
    る第2のテープカートリッジであって、 前記第1のテープカートリッジにおける前記ドアロック
    部材には、前記第1の記録再生装置のカートリッジ挿入
    部に設けられたドアロック解除部に当接して前記開閉ド
    アのロック状態を解除する当接部が設けられ、前記ドア
    ロック解除部に連設されるドア開放部との当接により前
    記開閉ドアが開放されるのに対し、 前記第2のテープカートリッジにおける前記ドアロック
    部材は、前記ドアロック解除部とは非当接とされ、前記
    ドア開放部に当接して前記カートリッジ挿入部への誤挿
    入が阻止されることを特徴とするテープカートリッジ。
  2. 【請求項2】 前記ドアロック部材が、前記開閉ドアの
    基端部に形成されるドアロック収容部内に移動可能に収
    容されると共に、その先端部が前記カートリッジケース
    に設けられた凹部に係合して前記開閉ドアを閉位置にロ
    ックする機構を有してなり、 前記ドアロック部材には、前記先端部と前記凹部との係
    合を解除する方向へ前記ドアロック部材を移動させるた
    めの端部が設けられ、 前記第1のテープカートリッジにおける前記ドアロック
    部材では、前記端部が前記当接部として前記ドアロック
    解除部と当接する位置に設けられるのに対し、 前記第2のテープカートリッジにあっては、前記カート
    リッジ挿入部の内部において前記端部が前記ドアロック
    解除部と当接しない位置に設けられることを特徴とする
    請求項1に記載のテープカートリッジ。
  3. 【請求項3】 前記第2のテープカートリッジにおける
    前記磁気テープの長さが、前記第1のテープカートリッ
    ジにおける前記磁気テープの長さよりも長尺とされるこ
    とを特徴とする請求項1に記載のテープカートリッジ。
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JP2000090634A (ja) * 1998-09-14 2000-03-31 Fuji Photo Film Co Ltd 磁気テープカートリッジ

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