JPH09222824A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JPH09222824A
JPH09222824A JP8030429A JP3042996A JPH09222824A JP H09222824 A JPH09222824 A JP H09222824A JP 8030429 A JP8030429 A JP 8030429A JP 3042996 A JP3042996 A JP 3042996A JP H09222824 A JPH09222824 A JP H09222824A
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JP
Japan
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image
processed
forming
unit
images
Prior art date
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Pending
Application number
JP8030429A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroki Sugano
浩樹 菅野
Gururajiyu Rao
ラオ・グルラジュ
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Priority to US08/800,508 priority patent/US6084988A/en
Priority to EP97102366A priority patent/EP0790735A3/en
Priority to CN97102473.1A priority patent/CN1102316C/zh
Publication of JPH09222824A publication Critical patent/JPH09222824A/ja
Priority to US09/393,316 priority patent/US6263118B1/en
Pending legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/387Composing, repositioning or otherwise geometrically modifying originals
    • H04N1/3877Image rotation
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/387Composing, repositioning or otherwise geometrically modifying originals

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
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  • Editing Of Facsimile Originals (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Image Processing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は、ユーザがどの様な向きの原稿を
用いても、さらにどの様な向きに原稿をセットしても、
希望通りのコピー出力が得られる。 【解決手段】 この発明は、原稿画像を読み取ってこの
画像の複製画像を用紙にコピーするものおいて、原稿画
像における注目画素の画像信号を2値化し、この2値化
された画像信号の黒画素を膨脹し、この黒画素が膨脹さ
れて得られた複数の黒画素領域を連結し、この連結され
た領域の外接矩形を抽出し、この抽出された外接矩形の
位置およびサイズの特徴と、外接矩形内の文字の方向と
を基に、画像の向きが縦向きか横向きか上向きか下向き
かを判断し、この判断結果に応じて複数の原稿画像の用
紙における配置を決定し、この決定された配置で、複数
の原稿を1つの合成画像に合成するようにしたものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は例えば複写機等の
OA(オフィス オートメーション)機器で複数枚の原
稿を1枚の用紙の片面に記録する様な複製画像を出力し
たり、あるいは1枚の用紙の両面に記録する様な複製画
像を出力する画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年のオフィスではPC(パーソナル
コンピュータ)やプリンタが普及しコピー文書と共に紙
文書が増加している。
【0003】一方、環境問題対策により紙の使用量を減
少しようという努力がなされ、再生紙の使用、裏紙の使
用、複数枚の原稿を縮小して一枚の用紙に合成出力する
等の工夫がなされており、近年の複写機には複数枚の原
稿を縮小して一枚の用紙に合成出力する機能が搭載され
ている。
【0004】しかしながら、この複数枚の原稿を縮小し
て一枚の用紙に合成する機能を有する従来の複写機で
は、縦原稿か横原稿か(ランドスケープ/ポートレイ
ト)によったり、原稿をセットする向きを誤ると縮小画
像において希望する順序で画像が配置されず、原稿をセ
ットし直して再度コピーをすることが必要となる。
【0005】例えば、図21(a)に示す様に「A」、
「B」、「C」、「D」と書かれた4枚の原稿を前記複
数枚の原稿を縮小して一枚の用紙に合成出力する機能に
より合成し出力すると図21(b)に示す様に4枚の原
稿が縮小されて出力される。この機能は読み取られた原
稿を1/4に縮小し、図21(b)のA、B、C、Dの
順番に配置することにより実現している。
【0006】ところが、コピーしたい原稿が縦原稿か横
原稿か(ランドスケープ/ポートレイ卜)によってこの
状況は一転する。
【0007】例えば、図24(a)に示す様な横向き原
稿で「A」、「B」、「C」、「D」と書かれた4枚の
原稿を前記複数枚の原稿を縮小して一枚の用紙に合成出
力する機能により合成し出力する場合では、これらは縮
小され単純に図24(b)のA、B、C、Dの順番に配
置されるため、出力画像は図24(b)の様に全く順序
がでたらめで予想しない順番に配置された画像が得られ
る。
【0008】つまり、この機能は原稿が縦向きであれば
適切に配置され希望どおりのコピー画像が得られるが、
原稿が横向きの場合は原稿が横向きであることを指定し
て原稿を配置する順序を適切に変更する等の機能付加が
必要となる。
【0009】ここでは、複数枚の原稿を縮小して一枚に
合成出力する機能が適切に動作しない例として (1)原稿が縦向き/横向きの場合をあげたが、この他
にも (2)原稿をセットする上下向き (3)原稿が縦書きか横書きか (4)原稿の縦向き横向き混在 (5)原稿の上下向き混在 (6)用紙カセットが縦向きか横向きか といったケースで適切に機能しない場合があり、これら
を誤りなく利用するにはユーザがこの機能を熟知し適切
に原稿をセットするか原稿順序をこの機能に合わせて直
したり、再度コピーし直す等が必要である。しかしなが
ら上記(4)、(5)の様に混在の場合はユーザが原稿
の向きを揃え直す以外に方策はない。
【0010】さらに、複数枚の原稿を出力用紙の両面に
コピーする場合 (7)両面コピー時の原稿の向き も同様に原稿の向きによっては希望通りのコピーが得ら
れない場合がある。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の複
写機で複数枚の原稿を縮小して一枚の用紙に合成出力す
る機能や両面出力機能を使用する場合、原稿の縦横向き
や上下向き、さらには用紙カセットの向き等に依り希望
通りのコピーが得られない場合が多々あり、コピーの見
易さを向上するだけでなく、本来コピー用紙の使用量を
減らす目的でもある本機能の誤動作により、かえってユ
ーザが不便したり、再コピーにより紙の使用量が増加し
たりといった問題が生ずる。
【0012】そこで、この発明では、複数枚の原稿を縮
小して一枚の用紙に合成出力する機能や両面出力機能を
使用する場合、ユーザがどの様な向きの原稿を用いて
も、さらにどの様な向きに原稿をセットしても、希望通
りのコピー出力が得られる画像処理装置を提供すること
を目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】この発明の画像処理装置
は、処理対象画像を読み取ってこの画像の複製画像を被
画像形成媒体に形成するものにおいて、複数の処理対象
画像を1枚の被画像形成媒体に形成する際に、各処理対
象画像の画像の向きを検知する検知手段、およびこの検
知手段の検知結果に応じて複数の処理対象画像を1つの
合成画像に合成する画像合成手段から構成されている。
【0014】この発明の画像処理装置は、処理対象画像
を読み取ってこの画像の複製画像を被画像形成媒体に形
成するものにおいて、複数の処理対象画像を1枚の被画
像形成媒体に形成する際に、各処理対象画像の画像の向
きを検知する検知手段、この検知手段の検知結果に応じ
て複数の処理対象画像を1つの合成画像に合成する画像
合成手段、および上記複数の処理対象画像に対する上記
検知手段の検知結果により画像の向きが異なっていた際
に、処理対象画像の向きの違いを報知する報知手段から
構成されている。
【0015】この発明の画像処理装置は、処理対象画像
を読み取ってこの画像の複製画像を被画像形成媒体に形
成するものにおいて、複数の処理対象画像を1枚の被画
像形成媒体に形成する際に、各処理対象画像の画像の向
きを検知する検知手段と、この検知手段の検知結果に応
じて複数の処理対象画像を1つの合成画像に合成する画
像合成手段、上記複数の処理対象画像に対する上記検知
手段の検知結果が異なっていた際に、複製画像の形成の
中止を判断する判断手段、およびこの判断手段により複
製画像の形成の中止が判断された際に、その複製画像の
形成の中止を報知する報知手段から構成されている。
【0016】この発明の画像処理装置は、処理対象画像
を読み取ってこの画像の複製画像を被画像形成媒体に形
成するものにおいて、複数の処理対象画像を1枚の被画
像形成媒体に形成する際に、各処理対象画像の画像の向
きを検知する検知手段、この検知手段の検知結果に応じ
て複数の処理対象画像の被画像形成媒体における配置を
決定する決定手段、およびこの決定手段により決定され
た配置で、複数の処理対象画像を1つの合成画像に合成
する画像合成手段から構成されている。
【0017】この発明の画像処理装置は、2つの処理対
象画像を読み取ってこれらの画像の複製画像を被画像形
成媒体の両面に形成するものにおいて、第1、第2の2
つの処理対象画像を1枚の被画像形成媒体の両面に形成
する際に、各処理対象画像の長手方向が上下方向に沿う
か左右方向に沿うかを検知する検知手段、この検知手段
の検知の結果、各処理対象画像の長手方向が上下方向に
沿う場合、第1の処理対象画像の複製画像を被画像形成
媒体の第1の面に形成し、第2の処理対象画像の複製画
像を被画像形成媒体の第2の面に形成する第1の画像形
成手段、および上記検知手段の検知の結果、各処理対象
画像の長手方向が左右方向に沿う場合、第1の処理対象
画像の複製画像を被画像形成媒体の第1の面に形成し、
第2の処理対象画像を180度回転した複製画像を被画
像形成媒体の第2の面に形成する第2の画像形成手段か
ら構成されている。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施例につい
て図面を参照して説明する。
【0019】図2はこの発明の画像形成装置の一例とし
ての外部機器(パーソナルコンピュータ等)からのプリ
ントデータをプリントする機能を有するデジタル複写機
の内部構造を示す概略構成図である。
【0020】図2に示すように、デジタル複写機は装置
本体10を備え、この装置本体10内には、後述する読
み取り手段(画像入力部)として機能するスキャナ部
4、および画像形成手段(画像記録部)として機能する
プリンタ部6が設けられている。
【0021】装置本体10の上面には、読取対象物、つ
まり処理対象画像を有する原稿Dが載置される透明なガ
ラスからなる原稿載置台12が設けられている。また、
装置本体10の上面には、原稿載置台12上に原稿を自
動的に送る自動原稿送り装置7(以下、ADFと称す
る)が配設されている。このADF7は、原稿載置台1
2に対して開閉可能に配設され、原稿載置台に載置され
た原稿Dを原稿載置台12に密着させる原稿押さえとし
ても機能する。
【0022】ADF7は、原稿Dがセットされる原稿ト
レイ8、原稿の有無を検出するエンプティセンサ9、原
稿トレイ8から原稿を一枚づつ取り出すピックアップロ
ーラ14、取り出された原稿を搬送する給紙ローラ1
5、原稿の先端を整位するアライニングローラ対16、
原稿Dのサイズを検知するサイズセンサ17、原稿載置
台12のほぼ全体を覆うように配設された搬送ベルト1
8を備えている。そして、原稿トレイ8に上向きにセッ
トされた複数枚の原稿は、一番上の原稿から順に取り出
され、アライニングローラ対16により整位された後、
搬送ベルト18によって原稿載置台12の所定位置へ搬
送される。
【0023】ADF7において、搬送ベルト18を挟ん
でアライニングローラ対16と反対側の端部には、反転
ローラ20、非反転センサ21、フラッパ22、排紙ロ
ーラ23が配設されている。後述するスキャナ部4によ
り画像情報の読み取られた原稿Dは、搬送ベルト18に
より原稿載置台12上から送り出され、反転ローラ2
0、フラッパ21、および排紙ローラ22を介してAD
F7上面の原稿排紙部24上に排出される。原稿Dの裏
面を読み取る場合、フラッパ22を切換えることによ
り、搬送ベルト18によって搬送されてきた原稿Dは、
反転ローラ20によって反転された後、再度搬送ベルト
18により原稿載置台12上の所定位置に送られる。
【0024】装置本体10内に配設されたスキャナ部4
は、原稿載置台12に載置された原稿Dを照明する光源
としての露光ランプ25、および原稿Dからの反射光を
所定の方向に偏向する第1のミラー26を有し、これら
の露光ランプ25および第1のミラー26は、原稿載置
台12の下方に配設された第1のキャリッジ27に取り
付けられている。
【0025】第1のキャリッジ27は、原稿載置台12
と平行に移動可能に配置され、図示しない歯付きベルト
等を介して駆動モータにより、原稿載置台12の下方を
往復移動される。
【0026】また、原稿載置台12の下方には、原稿載
置台12と平行に移動可能な第2のキャリッジ28が配
設されている。第2のキャリッジ28には、第1のミラ
ー26により偏向された原稿Dからの反射光を順に偏向
する第2および第3のミラー30、31が互いに直角に
取り付けられている。第2のキャリッジ28は、第1の
キャリッジ27を駆動する歯付きベルト等により、第1
のキャリッジ27に対して従動されるとともに、第1の
キャリッジに対して、1/2の速度で原稿載置台12に
沿って平行に移動される。
【0027】また、原稿載置台12の下方には、第2の
キャリッジ28上の第3のミラー31からの反射光を集
束する結像レンズ32と、結像レンズにより集束された
反射光を受光して光電変換するCCDセンサ34とが配
設されている。結像レンズ32は、第3のミラー31に
より偏向された光の光軸を含む面内に、駆動機構を介し
て移動可能に配設され、自身が移動することで反射光を
所望の倍率で結像する。そして、CCDセンサ34は、
入射した反射光を光電変換し、読み取った原稿Dに対応
する電気信号を出力する。すなわち、CCDセンサ34
は、原稿となる文書画像を縦横に分割した単位画素毎に
原稿に照射された光源からの反射光を電気信号に変換
し、各画素毎に8ビットのディジタルデータを出力す
る。
【0028】一方、プリンタ部6は、潜像形成手段とし
て作用するレーザ露光部40を備えている。レーザ露光
部40は、光源としての半導体レーザ41と、半導体レ
ーザ41から出射されたレーザ光を連続的に偏向する走
査部材としてのポリゴンミラー36と、ポリゴンミラー
36を後述する所定の回転数で回転駆動する走査モータ
としてもポリゴンモータ37と、ポリゴンミラーからの
レーザ光を偏向して後述する感光体ドラム44へ導く光
学系42とを備えている。このような構成のレーザ露光
部40は、装置本体10の図示しない支持フレームに固
定支持されている。
【0029】半導体レーザ41は、スキャナ部4により
読み取られた原稿Dの画像情報、あるいはファクシミリ
送受信文書情報等に応じてオン・オフ制御され、このレ
ーザ光はポリゴンミラー36および光学系42を介して
感光体ドラム44へ向けられ、感光体ドラム44周面を
走査することにより感光体ドラム44周面上に静電潜像
を形成する。
【0030】また、プリンタ部6は、装置本体10のほ
ぼ中央に配設された像担持体としての回転自在な感光体
ドラム44を有し、感光体ドラム44周面は、レーザ露
光部40からのレーザ光により露光され、所望の静電潜
像が形成される。感光体ドラム44の周囲には、ドラム
周面を所定の電荷に帯電させる帯電チャージャ45、感
光体ドラム44周面上に形成された静電潜像に現像剤と
してのトナーを供給して所望の画像濃度で現像する現像
器46、後述する用紙カセットから給紙された被転写
材、つまり、コピー用紙Pを感光体ドラム44から分離
させるための剥離チャージャ47を一体に有し、感光体
ドラム44に形成されたトナー像を用紙Pに転写させる
転写チャージャ48、感光体ドラム44周面からコピー
用紙Pを剥離する剥離爪49、感光体ドラム44周面に
残留したトナーを清掃する清掃部50、および、感光体
ドラム44周面の除電する除電器51が順に配置されて
いる。
【0031】装置本体10内の下部には、それぞれ装置
本体から引出し可能な上段カセット52、中段カセット
53、下段カセット54が互いに積層状態に配設され、
各カセット内にはサイズの異なるコピー用紙が装填され
ている。これらのカセットの側方には大容量フィーダ5
5が設けられ、この大容量フィーダ55には、使用頻度
の高いサイズのコピー用紙P、例えば、A4サイズのコ
ピー用紙Pが約3000枚収納されている。また、大容
量フィーダ55の上方には、手差しトレイ56を兼ねた
給紙カセット57が脱着自在に装着されている。
【0032】装置本体10内には、各カセットおよび大
容量フィーダ55から感光体ドラム44と転写チャージ
ャ48との間に位置した転写部を通って延びる搬送路5
8が形成され、搬送路58の終端には定着器60が設け
られている。定着器60に対向した装置本体10の側壁
には排出口61が形成され、排出口には排紙トレイ62
が装着されている。
【0033】上段カセット52、中段カセット53、下
段カセット54、給紙カセット57の近傍および大容量
フィーダ55の近傍には、カセットあるいは大容量フィ
ーダから用紙Pを一枚づつ取り出すピックアップローラ
63がそれぞれ設けられている。また、搬送路58に
は、ピックアップローラ63により取り出されたコピー
用紙Pを搬送路58を通して搬送する多数の給紙ローラ
対64が設けられている。
【0034】搬送路58において感光体ドラム44の上
流側にはレジストローラ対65が設けられている。レジ
ストローラ対65は、取り出されたコピー用紙Pの傾き
を補正するとともに、感光体ドラム44上のトナー像の
先端とコピー用紙Pの先端とを整合させ、感光体ドラム
44周面の移動速度と同じ速度でコピー用紙Pを転写部
へ給紙する。レジストローラ対65の手前、つまり、給
紙ローラ64側には、コピー用紙Pの到達を検出するア
ライニング前センサ66が設けられている。
【0035】ピックアップローラ63により各カセット
あるいは大容量フィーダ55から1枚づつ取り出された
コピー用紙Pは、給紙ローラ対64によりレジストロー
ラ対65へ送られる。そして、コピー用紙Pは、レジス
トローラ対65により先端が整位された後、転写部に送
られる。
【0036】転写部において、感光体ドラム44上に形
成された現像剤像、つまり、トナー像が、転写チャージ
ャ48により用紙P上に転写される。トナー像の転写さ
れたコピー用紙Pは、剥離チャージャ47および剥離爪
49の作用により感光体ドラム44周面から剥離され、
搬送路52の一部を構成する搬送ベルト67を介して定
着器60に搬送される。そして、定着器60によって現
像剤像がコピー用紙Pに溶融定着さた後、コピー用紙P
は、給紙ローラ対68および排紙ローラ対69により排
出口61を通して排紙トレイ62上へ排出される。
【0037】搬送路58の下方には、定着器60を通過
したコピー用紙Pを反転して再びレジストローラ対65
へ送る自動両面装置70が設けられている。自動両面装
置70は、コピー用紙Pを一時的に集積する一時集積部
71と、搬送路58から分岐し、定着器60を通過した
コピー用紙Pを反転して一時集積部71に導く反転路7
2と、一時集積部に集積されたコピー用紙Pを一枚づつ
取り出すピックアップローラ73と、取り出された用紙
を搬送路74を通してレジストローラ対65へ給紙する
給紙ローラ75とを備えている。また、搬送路58と反
転路72との分岐部には、コピー用紙Pを排出口61あ
るいは反転路72に選択的に振り分ける振り分けゲート
76が設けられている。
【0038】両面コピーを行う場合、定着器60を通過
したコピー用紙Pは、振り分けゲート76により反転路
72に導かれ、反転された状態で一時集積部71に一時
的に集積された後、ピックアップローラ73および給紙
ローラ対75により、搬送路74を通してレジストロー
ラ対65へ送られる。そして、コピー用紙Pはレジスト
ローラ対65により整位された後、再び転写部に送ら
れ、コピー用紙Pの裏面にトナー像が転写される。その
後、コピー用紙Pは、搬送路58、定着器60および排
紙ローラ69を介して排紙トレイ62上に排紙される。
【0039】デジタル複写機は、さらに、図1に示され
ている操作パネル80、および主制御部90を含んでい
る。
【0040】操作パネル80は、複写開始を指示するプ
リントキー81、デジタル複写機における画像出力のた
めの条件、例えば、複写あるいは印字枚数および倍率、
あるいは、部分複写の指定やその領域の座標を入力する
ための、例えば、複数の押しボタンスイッチあるいはカ
ラーブラウン管あるいは液晶の画面上に透明なタッチセ
ンサパネルが設けられている入力部82、操作パネル8
0を制御するパネルCPU83、複写枚数および複写倍
率の設定に利用されるテンキー84を含んでいる。
【0041】入力部82は、デジタル複写機に関する操
作手順あるいは入力すべき条件に応じて配置され、例え
ば、絵記号、数字、文字あるいは文字列がなどが表示さ
れている複数の入力キーとしてのタッチセンサを有して
いる。たとえば、合成モードキー、ソートキーとなって
いる。また、入力部82は、操作案内等や入力内容が表
示される表示部82aを有している。合成モードキーと
しては、4枚の原稿を1枚の用紙Pにコピーする4in
1モードキーや4枚の原稿を1枚の用紙Pにコピーする
2in1モードキーや2枚の原稿を1枚の用紙Pの表裏
にコピーする両面モードキーが設けられている。
【0042】表示部82aでは、複写枚数、複写倍率、
コピー可、ソート時のメモリ容量やこのメモリ容量に対
応する読取り可能な原稿枚数(目安)等が表示されるよ
うになっている。
【0043】また、表示部82aでは、後述する複製判
定手段161での判定結果により、画像の向きの確認あ
るいは動作を続行するか否かの判断をユーザに促すメッ
セージが表示されるようになっている。
【0044】このメッセージに対して、入力部82によ
り動作を続行するか否か等がキー入力されるようになっ
ている。
【0045】図1には、図2におけるデジタル複写機の
電気的接続および制御のための信号の流れを概略的に表
わすブロック図が示されている。図1によれば、デジタ
ル複写機において、主制御部90内のメインCPU91
とスキャナ部4のスキャナCPU100とプリンタ部6
のプリンタCPU110の3つのCPUで構成される。
メインCPU91は、プリンタCPU110と共有RA
M95を介して双方向通信を行うものであり、メインC
PU91は動作指示をだし、プリンタCPU110は状
態ステータスを返すようになっている。プリンタCPU
110とスキャナCPU100はシリアル通信を行い、
プリンタCPU110は動作指示をだし、スキャナCP
U100は状態ステータスを返すようになっている。
【0046】操作パネル80は、メインCPU91に接
続されている。
【0047】主制御部90は、メインCPU91、RO
M92、RAM93、NVM94、共有RAM95、画
像処理部96、ページメモリ制御部97、ページメモリ
98、プリンタコントローラ99、およびプリンタフォ
ントROM151によって構成されている。
【0048】メインCPU91は、主制御部90の全体
を制御するものである。ROM92は、制御プログラム
が記憶されているものである。RAM93は、一時的に
データを記憶するものである。
【0049】NVM(持久ランダムアクセスメモリ:n
onvolatile RAM)94は、バッテリ(図
示しない)にバックアップされた不揮発性のメモリであ
り、電源を切った時NVM94上のデータを保持するよ
うになっている。
【0050】共有RAM95は、メインCPU91とプ
リンタCPU110との間で、双方向通信を行うために
用いるものである。
【0051】メインCPU91は、合成(プリント)モ
ード時、原稿サイズと用紙サイズとどの合成モードかに
より、縮小(拡大)率を判断し、この縮小(拡大)率で
スキャナ部4から読取った画像データを縮小(拡大)し
てページメモリ98のバッファ用メモリ領域98aに記
憶するようになっている。
【0052】メインCPU91は、サイズセンサ17の
出力に応じて原稿が縦長か横長きかを判定するようにな
っている。この判定結果は、画像方向検知手段160へ
出力されるようになっている。
【0053】画像処理部96は、図3に示すように、画
像中のノイズを除去するローパスフィルタ部96a、画
像の下地濃度を補正する下地除去部96b、画像のエッ
ジ強調を行うハイパスフィルタ部96c、プリンタ部6
の記録濃度特性を補正するγ補正部96d、および8ビ
ットの入力信号を階調性や文字の階調性を保存しつつ2
値化を行い1ビットの信号に変換する階調処理部96e
によって構成されている。
【0054】ページメモリ制御部97は、ページメモリ
98に画像データを記憶したり、読出したりするもので
ある。ページメモリ98は、複数ページ分の画像データ
を記憶できる領域を有し、スキャナ部4からの画像デー
タを1ページ分ごとに記憶可能なバッファ用メモリ領域
98aと合成された合成画像データが記憶可能な画像合
成領域98bにより形成されている。ページメモリ制御
部97には、合成モード時に用いる画像合成処理部97
aが設けられている。
【0055】バッファ用メモリ領域98aには、たとえ
ば合成モードとしての4in1モード時、図4に示すよ
うに、各原稿ごとの1走査ラインごとの画像データが順
次記憶される。画像合成領域98bには、たとえば合成
モードとしての4in1モード時で、かつ原稿がすべて
縦向き、上向き、横書きの場合、図5に示すように、バ
ッファ用メモリ領域98aに記憶されている画像データ
を1/4に縮小した状態で、1頁目の画像データを左
上、2頁目の画像データを右上、3頁目の画像データを
左下、4頁目の画像データを左下に記憶される。この画
像合成領域98bに記憶された合成画像データは、1頁
目の画像データの1ライン目、2頁目の画像データの1
ライン目、1頁目の画像データの2ライン目、2頁目の
画像データの2ライン目、…の順に読出されて画像デー
タバス150を介してプリンタ部6に出力されるように
なっている。
【0056】プリンタフォントROM151には、プリ
ントデータに対応するフォントデータが記憶されてい
る。
【0057】プリンタコントローラ99は、パーソナル
コンピュータ等の外部機器130からのプリントデータ
をそのプリントデータに付与されている解像度を示すデ
ータに応じた解像度でプリンタフォントROM151に
記憶されているフォントデータを用いて画像データに展
開するものである。
【0058】スキャナ部4は、スキャナ部4の全体を制
御するスキャナCPU100、制御プログラム等が記憶
されているROM101、データ記憶用のRAM10
2、CCDセンサ34を駆動するCCDドライバ10
3、露光ランプ25およびミラー26、27、28等を
移動するモータの回転を制御するスキャンモータドライ
バ104、CCDセンサ34からのアナログ信号をディ
ジタル信号に変換するA/D変換回路とCCDセンサ3
4のばらつきあるいは周囲の温度変化などに起因するC
CDセンサ34からの出力信号に対するスレッショルド
レベルの変動を補正するためのシェーディング補正回路
とシェーディング補正回路からのシェーディング補正さ
れたディジタル信号を一旦記憶するラインメモリからな
る画像補正部105によって構成されている。
【0059】プリンタ部6は、プリンタ部6の全体を制
御するプリンタCPU110、制御プログラム等が記憶
されているROM111、データ記憶用のRAM11
2、半導体レーザ41による発光をオン/オフするレー
ザドライバ113、レーザユニット40のポリゴンモー
タ37の回転を制御するポリゴンモータドライバ11
4、搬送路58による用紙Pの搬送を制御する紙搬送部
115、帯電チャージャ45、現像器46、転写チャー
ジャ48を用いて帯電、現像、転写を行う現像プロセス
部116、定着器60を制御する定着制御部117、お
よびオプション部118によって構成されている。
【0060】また、画像処理部96、ページメモリ制御
部97、ページメモリ98、プリンタコントローラ9
9、画像補正部105、レーザドライバ113は、画像
データバス150によって接続されている。
【0061】画像合成処理部97aは、図6に示すよう
に、画像方向検知手段160、複製判定手段161、画
像配置決定手段162、および画像サイズ変換/画像回
転手段163により構成されている。
【0062】画像方向検知手段160は、スキャナ部4
の画像補正装置105から画像データバス150を介し
て供給される1ページ分の画像データを基に原稿が縦書
きか横書きかとメインCPU91からの原稿の方向とか
ら画像の向きが横向きか縦向きかを判定し、さらに画像
の向きが上向きか下向きかを判定するものである。
【0063】複製判定手段161は、画像方向検知手段
160からの複数枚の原稿の向きの検知結果から複数枚
の原稿の向きが異なる場合には画像の複製を中止するか
否かの判断を行うものである。
【0064】画像配置決定手段162は、原稿の方向と
画像方向検知手段160での検知結果を基に変換すべき
画像のサイズや回転すべき角度さらには画像の配置位置
を決定するものである。
【0065】画像サイズ変換/画像回転手段163は、
画像配置決定手段162の結果とメインCPU91から
の複写形態信号とを基にページメモリ98に対して画像
メモリアドレスを出力するものであり、画像の合成時に
バッファ用メモリ領域98aに対する読込みアドレスと
画像合成領域98bに対する書込みアドレスを出力する
ものである。
【0066】画像方向検知部160は、図7に示すよう
に、2値化手段121、ラン膨張手段122、ラベリン
グ手段123、外接矩形抽出手段124、文字方向判定
手段125、および原稿方向判定手段126によって構
成される。
【0067】すなわち、まずS0は入力された画像信号
である。入力画像信号S0(f)は2値化手段121で
所定の閾値Thと比較し2値化処理を行い、2値化画像
信号S1(g)を出力する。2値化手段121は、閾値
Thを記憶する閾値メモリと入力画像信号S0(f)と
閾値Thを比較する比較器とで構成される。入力画像信
号S0が2値化閾値Thより小さければ2値化画像信号
S1(g)として”0”を出力し、大きければ”1”を
出力する。比較処理は(1)式に示す。
【0068】g=0:f<Th g=1:f≧Th・・・(1) 図8に2値化手段121の構成を示す。2値化手段12
1は8ビットの比較器で構成される。8ビットの入力画
像信号1と予め設定した8ビットの閾値Thが比較さ
れ、(1)式に示す条件で2値化画像信号S1がラン膨
張手段122および文字方向判定手段125に出力され
る。
【0069】以上の各種2値化手段121により2値化
された画像信号はラン膨張手段122により主走査方向
に黒画素の膨張処理が行われる。ラン膨張手段122で
は、2値化画像信号S1をもとに画像の膨張処理を行
う。
【0070】ラン膨張処理は注目画素(黒画素)を主走
査方向の所定の画素数範囲内に黒画素がある場合、その
注目画素とその画素までの間の画素をすべて黒画素に置
き換える処理である。
【0071】次に、図9を参照してラン膨張処理方法を
説明する。ここでは簡単のため前記画素数範囲を「4」
として説明する。図9において、2値化画像の画素の位
置をΧ方向、y方向にそれぞれ座標(1,j)で表すこ
とにする。
【0072】まず図9の(a)において、座標(2,
1)から、主走査方向に(5,1)まで黒画素が連続
し、2画素おいて、座標(8,1)から主走査方向に座
標(12,1)まで黒画素が連続している場合、座標
(2,1)から座標(12,1)の全ての画素を黒画素
に置き換え、図9の(b)に示すように、ランL1を得
る。次に、図9の(a)の座標(1,2)の画素につい
て見ると、主走査方向に座標(3,2)まで黒画素が連
続しているが、それより右には4画素以内に黒画素が存
在しない。従って、これらの画素には変更を加えず、そ
のまま、図9の(b)に示すように、ランL2とする。
【0073】同様に、図9の(a)の座標(9,2)か
ら座標(11,2)まで連続する黒画素と、座標(1
3,2)から座標(16,2)まで連続する黒画素につ
いて、座標(9,2)から座標(16,2)までを全て
黒画素に置き換え、図9の(b)に示すように、ランL
3を得る。
【0074】このように、主走査方向に4画素の範囲内
に黒画素がある場合は、これら黒画素の間を全て黒画素
に置き換える。
【0075】図10はラン膨張処理を実行するための具
体的な回路構成例を示したものである。なお、図10で
は、膨張の範囲、すなわち、画素数範囲を「8」とした
場合を示している。また、2値化画素信号S1の値、す
なわち、2値化画素値は、その画素が黒画素のとき
「1」、白画素のとき「0」とする。
【0076】図10において、ラッチ回路10aには2
値化画素信号S1が入力され、ラッチ回路130b〜1
20gは、それぞれの前段にあるラッチ回路130a〜
130fの出力が入力されている。すなわち、ラッチ回
路130aに、画像クロックとともに1画素目の2値化
画像信号S1(2値化画素値)が入力されて、その値が
画像クロックのタイミングに従って、FF回路130a
にラッチ(一時保持)され、そのとき、後段のラッチ回
路130bに1画素目の2値化画素値が出力される。ラ
ッチ回路130bでは、2画素目の画像クロックのタイ
ミングで1画素目の2値化画素値をラッチし、このと
き、ラッチ回路130aでは、2画素目の2値化画素値
がラッチされ、以下、同様に、画素クロックのタイミン
グに従って前段のラッチ回路でラッチされた2値化画素
値を後段のラッチ回路でラッチして、さらに後段のラッ
チ回路で出力するような構成になっている。
【0077】ラッチ回路130a〜130gの出力はオ
ア回路134に入力され、さらに、オア回路134に
は、ラッチ回路130aに入力される2値化画素信号S
1の値も入力され、これらの論理和を求め、その結果を
信号FLAG1としてアンド回路132に出力する。
【0078】ラッチ回路130hの出力である2値化画
素値はオア回路133に入力されるとともに、その2値
化画素値を論理反転してアンド回路132にも入力され
る。ここで、ラッチ回路130hでラッチされている2
値化画素値BINを注目画素とすると、ラッチ回路13
0a〜130gにラッチされている2値化画素値および
ラッチ回路130aに入力される2値化画素値は、注目
画素の次の画素から8番目の画素のものであり、オア回
路131では、それらの画素の中に黒画素が1つでも存
在すれば信号FLAG1として「1」を出力し、全て白
画素のときは信号FLAG1として「0」を出力する。
すなわち、信号FLAG1により、注目画素から8画素
の範囲内に黒画素があるかどうかが判断できる。
【0079】アンド回路132には、注目画素の2値化
画素値BIN、信号FLAG1、後述する注目画素の1
画素前の膨張画像信号EX0が入力され、ラッチ回路1
30hにラッチされている注目画素が白画素の場合に、
その画素が8画素の範囲内の2つの黒画素の間に位置す
るかどうかを判定し、その判定結果として信号FLAG
2を出力するものである。その際の判定条件は、信号B
IN=「0」かつ信号FLAG1=「1」かつ信号EΧ
0=「1」のとき 信号FLAG2=「1」 上記条件以外のとき 信号FLAG2=「0」 となる。
【0080】オア回路133には、注目画素の2値化画
素値BINとアンド回路132からの出力信号FLAG
2が入力されて、これらの値から以下の判定条件に基づ
きラン膨張信号S2を出力するものである。その際の判
定条件は、信号BIN=「1」または信号FLAG2=
「1」のとき ラン膨張信号S2=「1」 信号BIN=「0」かつ信号FLAG2=「0」のとき ラン膨張信号S2=「0」 となる。
【0081】前述の注目画素の1画素前のラン膨張信号
EΧ0は、オア回路133の出力であるラン膨張信号S
2をラッチ回路134において、画像クロックにより1
画素分遅延させたものである。
【0082】このようにして、2値化画像から抽出され
たラン(黒画素部)の情報として出力されるラン膨張信
号S2をもとに、抽出された1つのラン毎にそのランの
始点座標、終点座標、そのランの長さが得られる。
【0083】次に、第2図のラベリング手段123につ
いて説明する。ここでは、ラン膨張手段122で出力さ
れたラン膨張信号S2をもとに連結するランを1つの領
域として統合(ラべリング)する処理を行う。
【0084】図11の(a)は、ラン膨張手段122に
より抽出されたランの具体例を示し、図11の(b)
は、図11の(a)に示したランについて、ラン膨張信
号S2から得られるラン情報の記憶例である。
【0085】図11の(b)において、抽出された各ラ
ン毎に、番号を付して、それぞれのランの始点座標、終
点座標、ランの長さが記憶されている。ラベリング手段
123では、このようなラン情報を基に、ラベリングを
行う。なお、このような情報は、本実施例の画像合成処
理部97aに具備された所定のメモリ領域に記憶するよ
うにしても良い。
【0086】図11の(a)において、ラン番号が
「1」のランL10は、ラン番号が「2」のランL11
と連結している。さらに、ラン番号が「1」のランL1
0は、ラン番号が「3」のランL12とも連結してい
る。つまり、ランL10〜L12は、すべて連結してい
る。このようにラベリング手段123では連結している
ランを1つの領域として統合(ラベリング)する。
【0087】図12は、図11の(a)に示したランに
対してラベリングした結果、その統合された領域に関す
る情報の記憶例を示したものである。図12において、
その統合された領域には、ラベル「A」が付されて、そ
の領域の特徴を示す情報としてその領域に連結されたラ
ンの番号「1」、「2」、「3」が記憶されている。図
12に示したような情報は、信号S3として外接矩形抽
出手段124に出力される。
【0088】次に、外接矩形抽出手段124について説
明する。ここでは、ラベリング手段124でラベリング
されたそれぞれの領域に外接する矩形の位置および大き
さを求める。
【0089】まず、図13を参照して外接矩形の抽出方
法の原理について説明する。
【0090】図13の(a)は、外接矩形を抽出する対
象となる統合領域の具体例を示したもので、図10で説
明したものと同一のラベル「A」と付された領域であ
る。すなわち、図13の(a)に示した領域には、ラン
番号「1」、「2」、「3」のランが統合されている。
この統合領域の大きさを判定するには、注目ラインとそ
の前ラインとの2本のライン単位に、左から右に向かっ
て、その2ライン上のランの開始点、終了点、長さなど
を比較する。
【0091】まず、図13の(a)において、ランL1
1およびその前ラインのランL10に注目すると、ラン
L11の始点はランL10より前方に位置するので、そ
れらに外接する矩形領域の始点は、ランL11の始点上
にあり、また、ランL10の終点は、ランL11の終点
より後方に位置するので、外接する矩形領域の終点はラ
ンL10の終点上にあることになる。従って、ランL1
0、L11に外接する矩形は、図13の(b)に太線で
示したようなものとなる。
【0092】次に、図13の(b)において、ランL1
2とランL10に注目すると、ランL10の始点はラン
L12より前方に位置するので、それらに外接する矩形
領域の始点は、ランL10の始点上にあり、また、ラン
L12の終点は、ランL10の終点より後方に位置する
ので、外接する矩形領域の終点はランL12の終点上に
あることになる。さらに、図13の(b)に太線で示し
たような外接矩形を考慮して、結局、ランL10、L1
1、L12に外接する矩形は、図13の(c)に太線で
示したようなものとなる。
【0093】このように、図13の(a)に示したラン
L10、L11、L12が統合されたラべル「A」と付
された領域について、外接矩形抽出手段24では、これ
らのランの始点(x1,y1)、(x2,y2)、(x
3,y3)のうち最も小さいX座標および最も小さいy
座標を外接矩形の始点(Xs,Ys)として求める。つ
まり、対象ラベルに含まれるn個のランの始点をそれぞ
れ(Χ1,y1)、(x2,y2)・・・(Χn,y
n)としたとき、外接矩形の始点(xs,ys)は、 xs=min(x1,x2,…xn) ys=min(y1,y2,…yn) と求めることができる。
【0094】また、始点の算出と同様に、外接矩形の終
点(xe,ye)は、 xn=max(x1,Χ2,…xn) yn=max(y1,y2,…yn) と求めることができる。
【0095】さらに、外接矩形の大きさ、すなわち、X
方向およびy方向の長さ(x1,y1)は、 x1=xe−xs+1 y1=ye−ys+1 と求めることができる。
【0096】以上の手順で図10の(b)に示したラン
情報をもとに算出した外接矩形抽出情報S4は、例え
ば、図14に示すように記憶される。図14に示した外
接矩形抽出情報の記憶例では、図13の(c)に示した
ラベル「A」と付された外接矩形について、その始点の
座標(xs<ys)と、大きさ(x1,y1)が記憶さ
れている。
【0097】ここで、外接矩形の大きさを判定するため
の判定条件を図15を参照して説明する。
【0098】図15において、第1ライン目のランL2
0のラン情報として、ラン開始位置のX座標Χ0,.y
座標Y0、ラン長M0をまとめて(Χ0,Y0,Μ0)
と表し、第2ライン目のランL21のラン情報として、
ラン開始位置のX座標Χ1、y座標Y1、ラン長M1を
まとめて(Χ1,y1,M1)と表す。また、判定の結
果得られる外接矩形の始点を(x方向の座標、y方向の
座標)と、外接矩形の大きさを(x方向の長さ、y方向
の長さ)と表す。
【0099】外接矩形の大きさを判断する際、第1ライ
ン目ランL20と第2ライン目のランL21の位置関係
が判断基準となるが、その対象となる位置関係として
は、図15の(a)〜(f)に示す様な6つの場合が考
えられる。
【0100】図15の(a)は、第1の判定条件の対象
を示したもので、ランL20とランL21との位置関係
が、第2ライン目のランL21は、第1ライン目のラン
L20より前方にあり、かつ、互いに連結されていない
場合である。すなわち、Χ0>Χ1+M1のとき、L2
0とランL21は非連結であると判断され、その結果、
得られる外接矩形の始点は(Χ1,Y1)、大きさは
(M1,Y−Y1+1)となる。ここで、Yは処理中の
ライン番号を表し、図15の場合、Y=Y1である。
【0101】図15の(b)は、第2の判定条件の対象
を示したもので、ランL20とランL21との位置関係
が、第2ライン目のランL21の終点は、第1ライン目
のランL20の終点より前方にあり、互いに連結されて
いる場合である。すなわち、X0>Χ1、Χ0≦Χ1+
Μ1、Χ0+M0>Χ1+M1のとき、判定される外接
矩形の始点は(Χ0,Y0)、大きさは(Χ0+M0−
Χ1+1,Y−Y0+1)となる。
【0102】図15の(c)は、第3の判定条件の対象
を示したもので、ランL20とランL21との位置関係
が、第2ライン目のランL21の始点は、第1ライン目
のランL20の始点より前方にあり、かつ、第2ライン
目のランL21の終点は第1ライン目のランL20の終
点より後方にあり、互いに連結されている場合である。
すなわち、X0>X1、X0≦Χ1+M1、Χ0+M0
≦X1+Μ1のとき、判定される外接矩形の始点は(X
1,Y0)、大きさは(Μ1,Y−Y0+1)となる。
【0103】図15の(d)は、第4の判定条件の対象
を示したもので、ランL20とランL21との位置関係
が、第2ライン目のランL21の始点は、第1ライン目
のランL20の始点より後方にあり、かつ、第2ライン
目のランL21の終点は第1ライン目のランL20の終
点より前方にあり、互いに連結されている場合である。
すなわち、X0≦Χ1、Χ0+Μ0≧Χ1、Χ0+M0
>X1+Μ1のとき、判定される外接矩形の始点は(Χ
0,Y0)、大きさは(M0,Y−Y0+1)となる。
【0104】図15の(e)は、第5の判定条件の対象
を示したもので、ランL20とランL21との位置関係
が、第2ライン目のランL21の始点は、第1ライン目
のランL20の始点より後方にあり、かつ、第2ライン
目のランL21の終点は第1ライン目のランL20の終
点より後方にあり、互いに連結されている場合である。
すなわち、Χ0≦X1、Χ0+Μ0≧Χ1、Χ0+M0
>Χ1+Μ1のとき、判定される外接矩形の始点は(Χ
0,Y0)、大きさは(Χ1+M1−Χ0+1,Y−Y
0+1)となる。
【0105】図15の(f)は、第6の判定条件の対象
を示したもので、ランL20とランL21との位置関係
が、第2ライン目のランL21は、第1ライン目のラン
L20より後方にあり、かつ、互いに連結されていない
場合である。すなわち、Χ0+M0<Χ1のとき、判定
される外接矩形の始点は(ΧΟ,Y0)、大きさは(Μ
0,Y−Y0+1)となる。
【0106】図16は、ラベリング手段123および外
接矩形抽出手段124の回路構成の具体例を示したもの
である。図16において、ラン膨張手段122からのラ
ン膨張信号S2について、まず第1ライン目のランのラ
ン情報(ラン開始位置のX座標、Y座標、ラン長)がセ
レクタ140を介してメモリ141に記憶される。メモ
リ141に記憶されたラン情報はセレクタ142を介
し、比較器143a〜143eに供給され、第2ライン
目のランのラン情報とが比較されるようになっている。
さらに、メモリ141に記憶されたラン情報はセレクタ
142を介し、加減算器144にも供給され、第2ライ
ン目のランと第1ライン目のランが連結している場合等
に、これらのラン情報に対し加減算を行い、結合したラ
ンの始点座標、大きさなどを算出するようになってい
る。
【0107】比較器143aでは、第1ライン目の第1
番目のランの始点座標Χ0と第2ライン目の第1番目の
ランの始点座標Χ1を比較する。このとき、Χ0>Χ1
であれば比較信号S30として「1」をそれ以外では
「0」を出力する。
【0108】比較器143bでは、第1ライン目の第1
番目のランの始点座標Χ0と第2ライン目の第1番目の
ランの終点座標X1+M1を比較する。このとき、 Χ0>Χ1+M1 であれば比較信号S31として「1」をそれ以外では
「0」を出力する。
【0109】比較器143cでは、第1ライン目の第1
番目のランの終点座標Χ0+M0と第2ライン目の第1
番目のランの終点座標Χ1+M1を比較する。このと
き、 Χ0+M0>Χ1+Μ1 であれば比較信号S32として「1」をそれ以外では
「0」を出力する。
【0110】比較器143dでは、第1ライン目の第1
番目のランの終点座標Χ0+M0と第2ライン目の第1
番目のランの始点座標Χ1を比較する。このとき、 Χ0+M0>X1 であれば比較信号S33として「1」をそれ以外では
「0」を出力する。
【0111】比較器143eでは、第1ライン目の第1
番目のランのy方向の始点座標Y0と第2ライン目の第
1番目のランのy方向の始点座標Y1を比較する。この
とき 、 Y0>Y1 であれば比較信号S34として「1」をそれ以外では
「0」を出力する。
【0112】加減算器144では、ランが終結した場合
に統合したランの大きさ(長さ)として、 Χ0+M0−Χ1+1 または Χ1+M1−Χ0+1 を演算し、その演算結果等を含む信号S35として、Χ
0、Y0、Χ1、YLM0、M1、Χ0+M0−Χ1+
1、X1+Μ1−Χ0+1をセレクタ146に出力す
る。
【0113】判定テーブル145では比較信号S30、
S31、S32、S33、S34を基に、第1ライン目
のランと第2ライン目のランとの位置関係を前述したよ
うに判定し、第1〜第6の判定条件に対応してセレクタ
142、146、メモリ147、148に対する選択信
号S36、S37、および、ラン選択信号S38を出力
するようになっている。
【0114】選択信号S37は4ビットの信号で下位3
ビットは、前述の第1〜第6の判定条件に対応して決定
されるもので、上位1ビットは比較信号S34がそのま
ま出力される。
【0115】判定テーブル145で、第1の判定条件が
満たされたとき、すなわち、比較信号S31が「1」の
とき、図15の(a)に示すように、第2ライン目のラ
ンは第1ライン目のランと連結していない。このとき、
選択信号S36として「0」を、選択信号S37の下位
3ビットとして「000」を、ラン選択信号S38とし
て「1」を出力する。
【0116】判定テーブル145で、第2の判定条件が
満たされたとき、すなわち、比較信号S30が「1」、
比較信号S31が「0」、比較信号S32が「1」のと
き、図15の(b)に示すように、第2ライン目のラン
は第1ライン目のランと連結している。このとき、選択
信号S36として「0」を、選択信号S37の下位3ビ
ットとして「000」を、ラン選択信号S38として
「1」を出力する。
【0117】判定テーブル145で、第3の判定条件が
満たされたとき、すなわち、比較信号S30が「1」、
比較信号S31が「0」、比較信号S32が「0」のと
き、図15の(c)に示すように、第2ライン目のラン
は第1ライン目のランと連結している。このとき、選択
信号S36として「0」を、選択信号S37の下位3ビ
ットとして「010」を、ラン選択信号S38として
「0」を出力する。
【0118】判定テーブル145で、第4の判定条件が
満たされたとき、すなわち、比較信号S30が「0」、
比較信号S31が「0」、比較信号S32が「1」のと
き、図15の(d)に示すように、第2ライン目のラン
は第1ライン目のランと連結している。このとき、選択
信号S36として「0」を、選択信号S37の下位3ビ
ットとして「011」を、ラン選択信号S38として
「1」を出力する。
【0119】判定テーブル145で、第5の判定条件が
満たされたとき、すなわち、比較信号S30が「0」、
比較信号S31が「0」、比較信号S32が「0」のと
き、図15の(e)に示すように、第2ライン目のラン
は第1ライン目のランと連結している。このとき、選択
信号S36として「0」を、選択信号S37の下位3ビ
ットとして「100」を、ラン選択信号S38として
「0」を出力する。
【0120】判定テーブル145で、第6の判定条件が
満たされたとき、すなわち、比較信号S33が「0」の
とき、図15の(f)に示すように、第1ライン目のラ
ンとの連結が完了したことになる。このとき、選択信号
S36として「1」を、選択信号S37の下位3ビット
として「101」を、ラン選択信号S38として「0」
を出力する。
【0121】加減算器144の出力はセレクタ146に
入力され、セレクタ146では、選択信号S37の下位
3ビットに応じたラベル情報を出力するようになってい
る。なお、ここで、ラベルとは、第1ライン目のランと
第2ライン目のランとを統合した領域のことをいい、ラ
ベル情報とは、そのラベルの始点、大きさ等を表す。選
択信号S37の下位3ビットが「000」のとき、セレ
クタ146は、ラベルの始点座標として(X1,Y
1)、ラベルの大きさとして(M1,Y−Y1+1)を
出力する(図15の(a)参照)。
【0122】選択信号S37の下位3ビットが「00
1」のとき、比較器143a〜143eでの比較結果か
ら座標値Y0とY1のうち小さい方の値をYpとする
と、セレクタ146は、ラベルの始点座標として(Χ
1,Yp)、ラベルの大きさとして(Χ0+Μ0−Χ1
+1,Y−Yp+1)を出力する(図15の(b)参
照)。選択信号S37の下位3ビットが「010」のと
き、セレクタ146は、ラベルの始点座標として(Χ
1,Yp)、ラベルの大きさとして(Μ1,Y−Yp+
1)を出力する(図15の(c)参照)。
【0123】選択信号S37の下位3ビットが「01
1」のとき、セレクタ146は、ラベルの始点座標とし
て(X0,Yp)、ラベルの大きさとして(M0,Y−
Yp+1)を出力する(図15の(d)参照)。
【0124】選択信号S37の下位3ビットが「10
0」のとき、セレクタ146は、ラベルの始点座標とし
て(Χ0,Yp)、ラベルの大きさとして(Χ1+Μ1
−Χ0+1,Y−Yp+1)を出力する(図15の
(e)参照)。
【0125】選択信号S37の下位3ビットが「10
1」のとき、セレクタ146は、ラベルの始点座標とし
て(Χ0,Y0)、ラベルの大きさとして(Μ0,Y−
Y0+1)を出力する(図15の(f)参照)。
【0126】選択信号S36は、セレクタ146から出
力されたラベル情報の記憶先として、内部演算用のメモ
リ147、ラベリング結果出力用のバッファメモリ14
8のいずれか一方を選択するものである。すなわち、判
定テーブル145で第6の判定条件が満たされて、ラン
の連結が終了したとき(図15の(f)参照)のみ、選
択信号S36は「1」となり、そのとき、セレクタ14
6から出力されたラベル情報(信号S42)を、抽出さ
れた1つのラベルの外接矩形の情報としてメモリ148
に記憶するようになっている。選択信号S36が「0」
のとき、セレクタ146から出力されたラベル情報(信
号S42)は、メモリ24lに記憶されるようになって
いる。
【0127】メモリ147は、セレクタ146から信号
S42として出力されるラベル情報、すなわち、判定テ
ーブル145で、例えば、第1ライン目と第2ライン目
のランを判定した結果、得られたランの連結された領域
の始点座標、大きさ等を含む、1ライン分のランの情報
を記憶するメモリで、例えば、比較器143a〜143
eで、第1ライン目と第2ライン目のランに対して比較
処理を行っている場合、図15を参照して説明したよう
な、それらのランの連結された領域の始点座標、大き
さ、第1ライン目のランと連結されなかった第2ライン
目のランの情報等が第2ライン目のラン情報として記憶
されている。
【0128】メモリ148には、1ページ分のランを基
に、判定テーブル145で判定した結果得られたラベル
の情報、すなわち、複数のランが統合された結果得られ
たラベルの外接矩形の情報、すなわち、複数のランが統
合された結果得られたラベルの外接矩形の情報が記憶さ
れるようになっていて、判定テーブル145で非連結と
判定されたとき、1つの統合されたラベルが抽出された
として、その外接矩形の始点座標と大きさが図14に示
したように記憶されるようになっている。
【0129】ラン選択信号S38は、比較器143a〜
143eにおける比較対象および加算減算器144の演
算対象を更新する際、第1ライン目のラン情報(メモリ
24bに記憶されているラン情報で信号S41として出
力される)、第2ライン目のラン情報(ラン膨張信号S
2)のどちらにするかを選択するためのものである。す
なわち、ラン選択信号S38が「0」の場合(判定テー
ブル145で第3、第5、第6の判定条件のいずれかを
満たした場合)、第1ライン目のラン情報(信号S4
1)を比較対象および演算対象の次のランとして更新す
るようになっている。
【0130】セレクタ142では、選択信号S36が
「1」で、ランの連結が終了したと判定されたとき、メ
モリ141に記憶された第1ライン目のラン情報(信号
S41)を出力し、「0」のとき、セレクタ146から
の出力であるラベル情報(信号S42)を出力するよう
になっていて、セレクタ142からの出力により比較器
143a〜143eでの比較対象および加減算器144
での演算対象を更新するようになっている。
【0131】以上の処理を1ライン終了まで繰り返す。
【0132】第1ラインの処理が終了すると、メモリ1
47に記憶された第2ライン目のラン情報(信号S4
2)はセレクタ140を介してメモリ141に記憶さ
れ、その後、第2ライン目のラン情報S41と第3ライ
ン目のラン情報(ラン膨張信号S2)とにより前述の演
算が行われる。以上を1ページ終了まで行う。
【0133】以上説明した処理の結果、メモリ148に
は、1ページ内に抽出されたラベルの情報、すなわち、
複数のランが統合された結果得られたラベルの外接矩形
の情報として、その外接矩形の始点座標と大きさが図1
4に示したように記憶される。
【0134】次に文字方向判定手段125について説明
する。文字方向判定手段125では、外接矩形算出手段
124で求めた外接矩形の1つに対応する2値化手段1
21により2値化された画像信号を1文字毎に分離し、
各文字ごとに図示しない辞書の基準文字パターンと比較
することにより、縦方向で認識できるか横方向で認識で
きるかを判断し、文字の向き(方向)が縦か横かを判定
するものである。少なくとも外接矩形内の数文字につい
て行えば良い。文字方向判定手段125による文字方向
の判定結果は原稿方向判定手段126に出力される。
【0135】次に原稿方向判定手段126について説明
する。原稿方向判定手段126では外接矩形算出手段1
24で求めた外接矩形の始点座標と大きさと、文字方向
判定手段125からの文字方向の判定結果とを基に原稿
の画像の向きを判定する。
【0136】原稿方向判定手段126は例えばCPUで
構成され、原稿の画像の向きが縦向き、横向き判定、お
よび原稿の画像の上向き、下向きの判定を行う。
【0137】まず、外接矩形内の文字が縦方向の場合に
おける、原稿の縦書き、横書きの判定方法について説明
する。この判定は、外接矩形算出手段124で求めた外
接矩形の大きさを基に行う。例えば横書き原稿では、外
接矩形つまり文字列の大きさを考えると、横に細長く縦
に短い。このことを利用し、i個の外接矩形の大きさを
各ラベル1,2,3・・・iに対し(x11,y1
1),(x12,y12),(x13,y13)・・・
(x1i,y1i)としたとき、 を算出する。このxa 、ya はそれぞれ全外接矩形の横
方向の大きさおよび縦方向の大きさの平均値となる。こ
こで xa ≧ya であれば、横書き、それ以外のときは縦書きと判定す
る。
【0138】また、外接矩形内の文字が横方向の場合、
a ≧ya であれば、縦書き、それ以外のときは横書き
と判定する。
【0139】この横書きと横書きの判定結果と、メイン
CPU91から供給される原稿の方向とから原稿の画像
の向きを判定することができる。
【0140】たとえば、原稿の方向が縦長で文字が縦方
向で横書き(縦書き)の場合、画像が縦向きと判定し、
原稿の方向が縦長で文字が横方向で横書き(縦書き)の
場合、画像が横向きと判定し、原稿の方向が横長で文字
が縦方向で横書き(縦書き)の場合、画像が縦向きと判
定し、原稿の方向が横長で文字が横方向で横書き(縦書
き)の場合、画像が横向きと判定するようになってい
る。
【0141】次に原稿の上/下向きの判定方法につい
て、図17、図18を用いて説明する。
【0142】この判定は外接矩形の位置を基に判定す
る。つまり外接矩形内の文字が縦方向の横書き原稿であ
れば、原稿が上向きの場合、図17の(a)(b)に示
すように、外接矩形(文字列)の左側は文章の書き出し
開始となるため揃っている。一方、右側は文章の終端で
あるためその位置は揃っていない。この様な文書の特性
を用いれば以下の式にて原稿の上/下向きの判定が可能
である。
【0143】 ここで、xb は外接矩形の開始位置の平均値となり、d
1は開始位置の平均値に対する全外接矩形の誤差の平均
値である。
【0144】一方、d2は終端位置の平均値に対する全
外接矩形の誤差の平均値である。このd1、d2の大小
により原稿の画像の上下が判定できる。つまり、 d1≧d2 であれば、原稿の画像の向きは逆さであり(図18の
(a)(b)参照)、それ以外では原稿の画像の向きは
正方向(上向き)と判定できる。原稿方向判定手段12
6では以上の手順で原稿の画像の上下方向を判定する。
【0145】また、外接矩形内の文字が横方向の縦書き
原稿の場合も、同様に原稿の画像の上下方向を判定する
ことができる。
【0146】以上の手順で画像方向が判定されるが、複
製判定手段161では前ページの画像の向きと入力され
た原稿の画像の向きが異なる場合、画像の複製を中止す
る判定を行う。
【0147】この複製判定手段161による判定結果が
メインCPU91へ出力されることにより、メインCP
U91は複製を中止し、表示部82aでセットした画像
の向きに誤りがある等のメッセージを表示して画像の複
製を中止したことをユーザに知らせるとともに複写を継
続するか否かの入力部82によるキー入力を要求する。
【0148】ユーザが継続を指定すれば複製は継続され
るが、中止を指定して複製を中止することができる。そ
の場合はユーザは再度原稿の画像の向きの確認を行い原
稿をセットし直して複写を行う。
【0149】ここでは、複製判定手段161、表示部8
2a、入力部82を有する場合の一実施例を示したが、
もちろん複製判定手段161、表示部82a、入力部8
2が無い装置構成も考えられ、この場合には判定された
画像の向きに応じて自動的に適切な画像回転がなされ複
製画像が得られる。
【0150】一方、複製判定手段161、表示部82
a、入力部82を有する場合の実施例として次の様な場
合も考えられる。
【0151】複製判定手段161で、前ページの画像の
向きと入力された原稿の画像の向きが異なると判定され
た場合、画像の回転を行い複写を継続するか否かのメッ
セージを表示部82aに表示し、入力部82による複写
継続判断をユーザに促す場合である。
【0152】このように、複製判定手段161、表示部
82a、入力部82を有する場合はこれらの主旨を逸脱
しない範囲で様々な実施例が考えられる。
【0153】画像方向が判定される一方、スキャナ部4
の画像補正部105から画像データバス150を介して
供給される画像データはページメモリ98のバッファ用
メモリ領域98aに蓄積される。
【0154】画像配置決定手段162では、複製の形態
(例えば2枚のA4原稿を縮小して1枚のA4用紙に複
製する、あるいは4枚のA4原稿を縮小して1枚のA4
用紙に複製する等)に応じて、画像の配置位置を決定す
る。つまり、画像方向検知手段160から供給される画
像方向に応じて複数枚の入力原稿に対してそれぞれ画像
を複製する位置を変える必要がある。
【0155】たとえば、図19、図20に示すように、
2枚のA4原稿を縮小して1枚のA4用紙に複製する場
合を考える。
【0156】原稿の画像の向きが、図19の(a)に示
される様に縦向きの場合、この複製画像での2枚の入力
画像の位置は図19の(b)に示す合成画像のようにな
る。つまり2枚の入力画像は下部、上部に配置するのが
一般的である。
【0157】原稿の画像の向きが、図20の(a)に示
される様に横向きの場合、この複製画像での2枚の入力
画像の位置は図20の(b)に示す合成画像のようにな
る。つまり2枚の入力画像は左部、右部に配置するのが
一般的である。
【0158】また、図21、図22に示すように、4枚
のA4原稿を縮小して1枚のA4用紙に複製する場合を
考える。
【0159】原稿の画像の向きが、図21の(a)に示
される様に縦向きの場合、この複製画像での4枚の入力
画像の位置は図21の(b)に示す合成画像の様にな
る。つまり4枚の入力画像は左上から順に右上、左下、
右下に配置するのが一般的である。
【0160】原稿の画像の向きが、図22の(a)に示
される様に横向きの場合、この複製画像での4枚の入力
画像の位置は図22の(b)に示す合成画像の様にな
る。つまり4枚の入力画像は左上から順に右上、左下、
右下に配置するのが一般的である。
【0161】さらには、プリンタ部6にて画像を用紙の
両面に記録する機構を備えている装置では、原稿の縦向
き/横向きの場合により用紙の表と裏に記録する向きが
異なる。たとえば、原稿が縦向きの場合は表と裏とでは
記録すべき画像の向きは同じであるが、横向きの場合は
表と裏で記録すべき画像の向きが異なる、つまり画像を
180度回転する必要がある場合が、記録部の用紙の向
きや、記録用紙の反転機構部の反転する向きによって生
じる。画像配置決定手段162はこのような場合には回
転すべき角度を出力する。
【0162】以上の様に画像の配置位置を出力する画像
配置決定手段162は例えばCPUにて構成され、配置
する画像位置を例えば左上…0、右上…1、左下…2、
右下…3といった信号、さらには回転角度を出力する。
【0163】画像サイズ変換/画像回転手段163で
は、画像複製の形態に応じて、画像の縮小/回転を行
う。例えば2枚のA4原稿を縮小して1枚のA4用紙に
複製する場合では、画像の90度回転および約71%
(A4を1/2に変換する倍率)の縮小が必要である。
一方、4枚のA4原稿を縮小して1枚のA4用紙に複製
する場合では、画像の回転は不要であるが、50%(A
4を1/4に変換する倍率)の縮小が必要となる。
【0164】一方、図20(a)に示すような横向きの
原稿に対して縦向きと同様の順で入力画像を配置すると
図20(b)に示される合成画像のように不適切な画像
配置となってしまう。この場合では4枚の原稿を右上、
右下、左上、左下の順に配置することが必要となる。つ
まり原稿の向きに応じて配置位置を変えることが必要で
ある。
【0165】このように画像サイズ変換/画像回転手段
163では、複製の形態さらには画像配置決定手段16
2の決定した配置位置に応じてバッファ用メモリ領域9
8aの画像を読み出すメモリアドレスを画像の回転/縮
小に応じて生成し画像を読み出し、さらに展開用の画像
合成領域98bに書き込むメモリアドレスを生成して画
像を書き込むものである。
【0166】この画像サイズ変換/画像回転手段163
は、図23に示すように構成される。すなわち、メイン
CPU91から供給される複写形態信号に応じてページ
メモリ98のバッファ用メモリ領域98aの画像の読み
出しアドレスを生成する画像の読み出しアドレス生成手
段163aおよび画像配置決定手段162からの画像配
置信号に応じてページメモリ98の画像合成領域98b
への画像の書き込みアドレスを生成する画像書き込みア
ドレス生成手段163b、さらに画像読み込み/書き込
みのタイミングをとるための画像バッファ163cによ
り構成される。以下、A4縦向き原稿を4in1にて複
写する場合の動作例について説明する。
【0167】すなわち、ユーザは原稿トレイ8上に4枚
の原稿Dを置き、4in1モードとコピーする用紙を指
定し、プリントキー81を押下する。すると、原稿トレ
イ8の上の1枚目の原稿DはADF7により、原稿載置
台12に載置され、スキャナ部4のCCDセンサ34に
て読み取られる。このCCDセンサ34により読み取ら
れた8ビットの画像データはCCDドライバ103を介
して画像補正部105に供給され、この画像補正部10
5により画像補正が施された後、画像データバス150
を介して画像処理部96に供給される。
【0168】画像処理部96で、画像データ中のノイズ
を除去したり、画像の下地濃度を補正したり、画像のエ
ッジ強調を行ったり、プリンタ部6の記録濃度特性を補
正したり、階調性や文字の階調性を保存しつつ2値化を
行い1ビットの信号に変換した後、画像データバス15
0を介してページメモリ制御部97における画像合成処
理部97a内の画像方向検知手段160とページメモリ
98のバッファ用メモリ領域98aに供給される。これ
らの各処理を経た画像データはページメモリ制御部97
の制御によりページメモリ98のバッファ用メモリ領域
98aに記憶される。
【0169】他の原稿についても同様にその画像データ
はページメモリ制御部97における画像合成処理部97
a内の画像方向検知手段160とページメモリ98のバ
ッファ用メモリ領域98aに供給される。
【0170】上記ページメモリ98のバッファ用メモリ
領域98aは400dpiのA4原稿が4枚分記憶でき
る容量である約8Mバイトのメモリで構成される。順次
読取られる各A4サイズの原稿は400dpiでは33
07×4477画素となり、画像処理部96での画像処
理後のデータ量は15,466,839(=3307×
4477)ビットとなる。順次読取られる画像は、図4
に示されるページメモリ98ののバッファ用メモリ領域
98aに、1枚目はアドレス0から記憶され、2枚目は
アドレス15,466,839、3枚目はアドレス3
0,933,678、4枚目はアドレス46,400,
517にそれぞれ記憶される。読み取られる各原稿の各
画素と記憶されるアドレスとの関係は例えば1枚目の原
稿については図4の様になつており、最も左上の画素が
アドレス0、第1ライン目の最右画素はアドレス3,3
06、第2ライン目の最左画素はアドレス3,307、
最終ラインの最右画素はアドレス15,466,838
となる。2枚目以降の原稿のアドレスについてはそれぞ
れのアドレスに2枚目は15,466,839を、3枚
目は30,933,678を、4枚目は46,400,
517を加えたものが各画素のページメモリ98のバッ
ファ用メモリ領域98aに記憶されるアドレスとなる。
【0171】以上の動作にて4枚分のA4原稿がページ
メモリ98のバッファ用メモリ領域98aに記憶され
る。
【0172】この後、上記画像配置決定手段162によ
る画像の配置位置の決定に応じて、画像サイズ変換/画
像回転手段163から出力されるアドレス出力により、
バッファ用メモリ領域98aから読出された画像データ
を画像合成領域98bに合成記憶する。
【0173】たとえば、すべての原稿が縦向き原稿で上
向きで横書きで、しかも用紙が縦向きの場合、ページメ
モリ98の画像合成領域98bにおいて、1枚目の画像
データを左上、2枚目の画像データを右上、3枚目の画
像データを左下、4枚目の画像データを右下に記憶する
ことにより合成画像を生成する。
【0174】すなわち、図21の(a)に示すような、
A4縦の原稿で画像の向きがすべて縦向きであり、画像
の配置が、図21の(b)に示すように、決定される。
【0175】これにより、図4のようにページメモリ9
8のバッファ用メモリ領域98aに記憶された各原稿の
画像データは、各原稿については図4に示されるように
第1ライン目(1)から順次第2ライン目(2)、第3
ライン目(3)…最終ライン(18708)といった順
に読み出され、これらは図5に示すように、ページメモ
リ98の画像合成領域98bに記憶される。
【0176】この際、1枚目の第1ラインを読み出した
後、2枚目の第1ライン、以降1枚目の第2ライン、2
枚目の第2ライン…1枚目の最終ライン、2枚目の最終
ライン、さらに3枚目の第1ライン、4枚目の第1ライ
ン、3枚目の第2ラィン、4枚目の第2ライン…4枚目
の最終ライン、4枚目の最終ラインといった順序で、バ
ッファ用メモリ領域98aから読出されて画像合成領域
98bに記憶される。図5にはそれらの画素のページメ
モリ98の画像合成領域98bでのアドレスを示してお
り、1枚目の第1ラインの最左画素はアドレス0、1枚
目の第1ラインの最右画素はアドレス3,307、2枚
目の第1ラインの最左画素はアドレス15,466,8
39、3枚目の第1ラインの最左画素はアドレス30,
933,678となる。
【0177】以上の様にページメモリ制御部97ではア
ドレスの制御を行ってページメモリ98の画像合成領域
98bから合成画像を読み出し、これらの画像データが
画像データバス150を介してプリンタ部6に出力され
ることにより、プリントされる。
【0178】また、すべての原稿が縦向き原稿で上向き
で横書きで、しかも用紙が縦向きの場合、ページメモリ
98の画像合成領域98bにおいて、1枚目の画像デー
タを左上、2枚目の画像データを右上、3枚目の画像デ
ータを左下、4枚目の画像データを右下に記憶すること
により合成画像を生成し、プリンタ部6でプリントされ
る。
【0179】また、すべての原稿が縦向き原稿で下向き
で横書きで、しかも用紙が縦向きの場合、ページメモリ
98の画像合成領域98bにおいて、1枚目の画像デー
タを右下、2枚目の画像データを左下、3枚目の画像デ
ータを右上、4枚目の画像データを左上に記憶すること
により合成画像を生成し、プリンタ部6でプリントされ
る。
【0180】また、すべての原稿が横向き原稿で上向き
で横書きで、しかも用紙が縦向きの場合、ページメモリ
98の画像合成領域98bにおいて、1枚目の画像デー
タを右上、2枚目の画像データを右下、3枚目の画像デ
ータを左上、4枚目の画像データを左下に記憶すること
により合成画像を生成し、プリンタ部6でプリントされ
る。
【0181】また、すべての原稿が横向き原稿で下向き
で横書きで、しかも用紙が縦向きの場合、ページメモリ
98の画像合成領域98bにおいて、1枚目の画像デー
タを左下、2枚目の画像データを左上、3枚目の画像デ
ータを右下、4枚目の画像データを右上に記憶すること
により合成画像を生成し、プリンタ部6でプリントされ
る。
【0182】また、すべての原稿が縦向き原稿で上向き
で縦書きで、しかも用紙が縦向きの場合、ページメモリ
98の画像合成領域98bにおいて、1枚目の画像デー
タを右上、2枚目の画像データを左上、3枚目の画像デ
ータを右下、4枚目の画像データを左下に記憶すること
により合成画像を生成し、プリンタ部6でプリントされ
る。
【0183】また、すべての原稿が縦向き原稿で下向き
で縦書きで、しかも用紙が縦向きの場合、ページメモリ
98の画像合成領域98bにおいて、1枚目の画像デー
タを左下、2枚目の画像データを右下、3枚目の画像デ
ータを左上、4枚目の画像データを右上に記憶すること
により合成画像を生成し、プリンタ部6でプリントされ
る。
【0184】また、すべての原稿が横向き原稿で上向き
で縦書きで、しかも用紙が縦向きの場合、ページメモリ
98の画像合成領域98bにおいて、1枚目の画像デー
タを右下、2枚目の画像データを右上、3枚目の画像デ
ータを左下、4枚目の画像データを左上に記憶すること
により合成画像を生成し、プリンタ部6でプリントされ
る。
【0185】また、すべての原稿が横向き原稿で下向き
で縦書きで、しかも用紙が縦向きの場合、ページメモリ
98の画像合成領域98bにおいて、1枚目の画像デー
タを左上、2枚目の画像データを左下、3枚目の画像デ
ータを右上、4枚目の画像データを右下に記憶すること
により合成画像を生成し、プリンタ部6でプリントされ
る。
【0186】また、縦向きの原稿内に一部横向きの原稿
が混在している場合、混在している旨案内表示し、その
ままプリントするか、最初からやり直すか、方向を揃え
てプリントするかを選択する。
【0187】この結果、方向を揃えてプリントするを選
択した場合、対応する画像データをページメモリ98の
バッファ用メモリ領域98aから読出して、画像処理部
96で90度回転するとともに縮小してページメモリ9
8の画像合成領域98bに記憶することにより合成画像
を生成し、プリンタ部6でプリントされる。
【0188】また、一部下向きの原稿が混在している場
合、対応する画像データをページメモリ98のバッファ
用メモリ領域98aから読出して、画像処理部96で1
80度回転してページメモリ98の画像合成領域98b
に記憶することにより合成画像を生成し、プリンタ部6
でプリントされる。
【0189】また、2in1モードにおいて、縦向き原
稿で上向きで横書きで、しかも用紙が縦向きの場合、ペ
ージメモリ98の画像合成領域98bにおいて、1枚目
の画像データを上部、2枚目の画像データを下部に記憶
することにより合成画像を生成し、プリンタ部6でプリ
ントされる。
【0190】また、2in1モードにおいて、縦向き原
稿で下向きで横書きで、しかも用紙が縦向きの場合、ペ
ージメモリ98の画像合成領域98bにおいて、1枚目
の画像データを下部、2枚目の画像データを上部に記憶
することにより合成画像を生成し、プリンタ部6でプリ
ントされる。
【0191】また、2in1モードにおいて、横向き原
稿で上向きで横書きで、しかも用紙が縦向きの場合、ペ
ージメモリ98の画像合成領域98bにおいて、1枚目
の画像データを上部、2枚目の画像データを下部に記憶
することにより合成画像を生成し、プリンタ部6でプリ
ントされる。
【0192】また、2in1モードにおいて、横向き原
稿で下向きで横書きで、しかも用紙が縦向きの場合、ペ
ージメモリ98の画像合成領域98bにおいて、1枚目
の画像データを下部、2枚目の画像データを上部に記憶
することにより合成画像を生成し、プリンタ部6でプリ
ントされる。
【0193】また、2in1モードにおいて、縦向き原
稿で上向きで縦書きで、しかも用紙が縦向きの場合、ペ
ージメモリ98の画像合成領域98bにおいて、1枚目
の画像データを下部、2枚目の画像データを上部に記憶
することにより合成画像を生成し、プリンタ部6でプリ
ントされる。
【0194】また、2in1モードにおいて、縦向き原
稿で下向きで縦書きで、しかも用紙が縦向きの場合、ペ
ージメモリ98の画像合成領域98bにおいて、1枚目
の画像データを上部、2枚目の画像データを下部に記憶
することにより合成画像を生成し、プリンタ部6でプリ
ントされる。
【0195】また、2in1モードにおいて、縦向きと
横向きの原稿が混在している場合、混在している旨が案
内表示され、そのままプリントするか、最初からやり直
すか、方向を揃えてプリントするかを選択される。
【0196】これにより、方向を揃えてプリントするを
選択した場合、対応する画像データをページメモリ98
のバッファ用メモリ領域98aから読出して、画像処理
部96で90度回転するとともに縮小してページメモリ
98の画像合成領域98bに記憶することにより合成画
像を生成し、プリンタ部6でプリントされる。
【0197】また、2in1モードにおいて、下向きの
原稿が混在している場合、対応する画像データをページ
メモリ98のバッファ用メモリ領域98aから読出し
て、画像処理部で180度回転してページメモリの画像
合成領域に記憶することにより合成画像を生成し、プリ
ンタ部6でプリントされる。
【0198】
【発明の効果】以上詳述したように、従来の複写機で複
数枚の原稿を縮小して一枚に合成出力する機能や両面出
力機能を使用する場合、原稿の縦横向きや上下向き、さ
らには用紙カセットの向き等に依り希望通りのコピーが
得られない場合が多々あり、コピーの見やすさを向上す
るだけでなく、本来コピー用紙の使用量を減らす目的で
もある本機能の誤動作により、却ってユーザが不便した
り、再コピーにより紙の使用量が増加したりといった問
題があったが、この発明では、ユーザがどの様な向きの
原稿を用いても、さらにどの様な向きに原稿をセットし
ても、希望通りのコピー出力が得られる画像処理装置を
提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を説明するためのデジタル
複写機の概略構成を示すブロック図。
【図2】デジタル複写機の構造を示す概略構成図。
【図3】画像処理部の概略構成を示すブロック図。
【図4】バッファ用メモリ領域の画像データの記憶例を
示す図。
【図5】画像合成領域の合成画像データの記憶例を示す
図。
【図6】画像合成処理部の概略構成を示すブロック図。
【図7】画像方向検知部の概略構成を示すブロック図。
【図8】2値化手段の構成例を示す図。
【図9】ラン膨張処理方法を説明するための図。
【図10】ラン膨張処理を実行するための具体的な回路
構成例を示す図。
【図11】ラン膨張処理におけるランの具体例とラン情
報の記憶例を示す図。
【図12】ラベリング情報の記憶例を示す図。
【図13】外接矩形の抽出方法の原理を説明するための
図。
【図14】外接矩形抽出情報の記憶例を示す図。
【図15】外接矩形の大きさを判定するための判定条件
を説明するための図。
【図16】ラベリング手段および外接矩形抽出手段の回
路構成の具体例を示すブロック図。
【図17】原稿の上/下向きの判定方法を説明するため
の図。
【図18】原稿の上/下向きの判定方法を説明するため
の図。
【図19】原稿と合成画像の配置の関係を説明するため
の図。
【図20】原稿と合成画像の配置の関係を説明するため
の図。
【図21】原稿と合成画像の配置の関係を説明するため
の図。
【図22】原稿と合成画像の配置の関係を説明するため
の図。
【図23】画像サイズ変換/画像回転手段の概略構成を
示すブロック図。
【図24】従来の原稿と合成画像の配置の関係を説明す
るための図。
【符号の説明】
4…スキャナ部 6…プリンタ部 80…操作パネル 90…主制御部 91…メインCPU 97…ページメモリ制御部 97a…画像合成処理部 98…ページメモリ 98a…バッファ用メモリ領域 98b…画像合成領域 121…2値化手段 122…ラン膨張手段 123…ラベリング手段 124…外接矩形抽出手段 125…文字方向判定手段 126…原稿方向判定手段 160…画像方向検知手段 161…複製判定手段 162…画像配置決定手段 163…画像サイズ変換/画像回転手段

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 処理対象画像を読み取ってこの画像の複
    製画像を被画像形成媒体に形成する画像処理装置におい
    て、 複数の処理対象画像を1枚の被画像形成媒体に形成する
    際に、各処理対象画像の画像の向きを検知する検知手段
    と、 この検知手段の検知結果に応じて複数の処理対象画像を
    1つの合成画像に合成する画像合成手段と、 を具備したことを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 処理対象画像を読み取ってこの画像の複
    製画像を被画像形成媒体に形成する画像処理装置におい
    て、 複数の処理対象画像を1枚の被画像形成媒体に形成する
    際に、各処理対象画像の画像の向きを検知する検知手段
    と、 この検知手段の検知結果に応じて複数の処理対象画像を
    1つの合成画像に合成する画像合成手段と、 上記複数の処理対象画像に対する上記検知手段の検知結
    果により画像の向きが異なっていた際に、処理対象画像
    の向きの違いを報知する報知手段と、 を具備したことを特徴とする画像処理装置。
  3. 【請求項3】 処理対象画像を読み取ってこの画像の複
    製画像を被画像形成媒体に形成する画像処理装置におい
    て、 複数の処理対象画像を1枚の被画像形成媒体に形成する
    際に、各処理対象画像の画像の向きを検知する検知手段
    と、 この検知手段の検知結果に応じて複数の処理対象画像を
    1つの合成画像に合成する画像合成手段と、 上記複数の処理対象画像に対する上記検知手段の検知結
    果により画像の向きが異なっていた際に、複製画像の形
    成の中止を判断する判断手段と、 この判断手段により複製画像の形成の中止が判断された
    際に、その複製画像の形成の中止を報知する報知手段
    と、 を具備したことを特徴とする画像処理装置。
  4. 【請求項4】 処理対象画像を読み取ってこの画像の複
    製画像を被画像形成媒体に形成する画像処理装置におい
    て、 複数の処理対象画像を1枚の被画像形成媒体に形成する
    際に、各処理対象画像の画像の向きを検知する検知手段
    と、 この検知手段の検知結果に応じて複数の処理対象画像の
    被画像形成媒体における配置を決定する決定手段と、 この決定手段により決定された配置で、複数の処理対象
    画像を1つの合成画像に合成する画像合成手段と、 を具備したことを特徴とする画像処理装置。
  5. 【請求項5】 2つの処理対象画像を読み取ってこれら
    の画像の複製画像を被画像形成媒体の両面に形成する画
    像処理装置において、 第1、第2の2つの処理対象画像を1枚の被画像形成媒
    体の両面に形成する際に、各処理対象画像の長手方向が
    上下方向に沿うか左右方向に沿うかを検知する検知手段
    と、 この検知手段の検知の結果、各処理対象画像の長手方向
    が上下方向に沿う場合、第1の処理対象画像の複製画像
    を被画像形成媒体の第1の面に形成し、第2の処理対象
    画像の複製画像を被画像形成媒体の第2の面に形成する
    第1の画像形成手段と、 上記検知手段の検知の結果、各処理対象画像の長手方向
    が左右方向に沿う場合、第1の処理対象画像の複製画像
    を被画像形成媒体の第1の面に形成し、第2の処理対象
    画像を180度回転した複製画像を被画像形成媒体の第
    2の面に形成する第2の画像形成手段と、 を具備したことを特徴とする画像処理装置。
  6. 【請求項6】 処理対象画像を読み取ってこの画像の複
    製画像を被画像形成媒体に形成する画像処理装置におい
    て、 複数の処理対象画像を1枚の被画像形成媒体に形成する
    際に、各処理対象画像の長手方向が上下方向に沿うか左
    右方向に沿うかを検知する検知手段と、 この検知手段の検知結果に応じて複数の処理対象画像を
    1つの合成画像に合成する画像合成手段と、 を具備したことを特徴とする画像処理装置。
  7. 【請求項7】 処理対象画像を読み取ってこの画像の複
    製画像を被画像形成媒体に形成する画像処理装置におい
    て、 複数の処理対象画像を1枚の被画像形成媒体に形成する
    際に、各処理対象画像の長手方向が上下方向に沿うか左
    右方向に沿うかを検知する検知手段と、 この検知手段の検知結果に応じて複数の処理対象画像を
    1つの合成画像に合成する画像合成手段と、 上記複数の処理対象画像に対する上記検知手段の検知結
    果により画像の向きが異なっていた際に、処理対象画像
    の向きの違いを報知する報知手段と、 を具備したことを特徴とする画像処理装置。
  8. 【請求項8】 処理対象画像を読み取ってこの画像の複
    製画像を被画像形成媒体に形成する画像処理装置におい
    て、 複数の処理対象画像を1枚の被画像形成媒体に形成する
    際に、各処理対象画像の長手方向が上下方向に沿うか左
    右方向に沿うかをを検知する検知手段と、 この検知手段の検知結果に応じて複数の処理対象画像を
    1つの合成画像に合成する画像合成手段と、 上記複数の処理対象画像に対する上記検知手段の検知結
    果により画像の向きが異なっていた際に、複製画像の形
    成の中止を判断する判断手段と、 この判断手段により複製画像の形成の中止が判断された
    際に、その複製画像の形成の中止を報知する報知手段
    と、 を具備したことを特徴とする画像処理装置。
  9. 【請求項9】 処理対象画像を読み取ってこの画像の複
    製画像を被画像形成媒体に形成する画像処理装置におい
    て、 複数の処理対象画像を1枚の被画像形成媒体に形成する
    際に、各処理対象画像の長手方向が上下方向に沿うか左
    右方向に沿うかをを検知する検知手段と、 この検知手段の検知結果に応じて複数の処理対象画像の
    被画像形成媒体における配置を決定する決定手段と、 この決定手段により決定された配置で、複数の処理対象
    画像を1つの合成画像に合成する画像合成手段と、 を具備したことを特徴とする画像処理装置。
  10. 【請求項10】 処理対象画像を読み取ってこの画像の
    複製画像を被画像形成媒体に形成する画像処理装置にお
    いて、 複数の処理対象画像を1枚の被画像形成媒体に形成する
    際に、各処理対象画像の長手方向が上下方向に沿うか左
    右方向に沿うかと、各処理対象画像の上下が正常か逆転
    かを検知する検知手段と、 この検知手段の検知結果に応じて複数の処理対象画像を
    1つの合成画像に合成する画像合成手段と、 を具備したことを特徴とする画像処理装置。
  11. 【請求項11】 処理対象画像を読み取ってこの画像の
    複製画像を被画像形成媒体に形成する画像処理装置にお
    いて、 複数の処理対象画像を1枚の被画像形成媒体に形成する
    際に、各処理対象画像の長手方向が上下方向に沿うか左
    右方向に沿うかと、各処理対象画像の上下が正常か逆転
    かを検知する検知手段と、 この検知手段の検知結果に応じて複数の処理対象画像を
    1つの合成画像に合成する画像合成手段と、 上記複数の処理対象画像に対する上記検知手段の検知結
    果が異なっていた際に、処理対象画像の向きの違いを報
    知する報知手段と、 を具備したことを特徴とする画像処理装置。
  12. 【請求項12】 処理対象画像を読み取ってこの画像の
    複製画像を被画像形成媒体に形成する画像処理装置にお
    いて、 複数の処理対象画像を1枚の被画像形成媒体に形成する
    際に、各処理対象画像の長手方向が上下方向に沿うか左
    右方向に沿うかと、各処理対象画像の上下が正常か逆転
    かを検知する検知手段と、 この検知手段の検知結果に応じて複数の処理対象画像を
    1つの合成画像に合成する画像合成手段と、 上記複数の処理対象画像に対する上記検知手段の検知結
    果が異なっていた際に、複製画像の形成の中止を判断す
    る判断手段と、 この判断手段により複製画像の形成の中止が判断された
    際に、その複製画像の形成の中止を報知する報知手段
    と、 を具備したことを特徴とする画像処理装置。
  13. 【請求項13】 処理対象画像を読み取ってこの画像の
    複製画像を被画像形成媒体に形成する画像処理装置にお
    いて、 複数の処理対象画像を1枚の被画像形成媒体に形成する
    際に、各処理対象画像の長手方向が上下方向に沿うか左
    右方向に沿うかと、各処理対象画像の上下が正常か逆転
    かを検知する検知手段と、 この検知手段の検知結果に応じて複数の処理対象画像の
    被画像形成媒体における配置を決定する決定手段と、 この決定手段により決定された配置で、複数の処理対象
    画像を1つの合成画像に合成する画像合成手段と、 を具備したことを特徴とする画像処理装置。
  14. 【請求項14】 処理対象画像を読み取ってこの画像の
    複製画像を被画像形成媒体に形成する画像処理装置にお
    いて、 処理対象画像における注目画素の画像信号を2値化する
    2値化手段と、 この2値化手段により2値化された画像信号の黒画素を
    膨脹させる膨脹手段と、 この膨脹手段で黒画素が膨脹されて得られた複数の黒画
    素領域を連結する連結手段と、 この連結手段で連結された領域の外接矩形を抽出する外
    接矩形抽出手段と、 この外接矩形抽出手段により抽出された外接矩形の位置
    およびサイズの特徴と、外接矩形内の文字の方向とを基
    に、画像の向きを判断する判断手段と、 この判断手段の判断結果に応じて複数の処理対象画像を
    1つの合成画像に合成する画像合成手段と、 を具備したことを特徴とする画像処理装置。
  15. 【請求項15】 処理対象画像を読み取ってこの画像の
    複製画像を被画像形成媒体に形成する画像処理装置にお
    いて、 処理対象画像における注目画素の画像信号を2値化する
    2値化手段と、 この2値化手段により2値化された画像信号の黒画素を
    膨脹させる膨脹手段と、 この膨脹手段で黒画素が膨脹されて得られた複数の黒画
    素領域を連結する連結手段と、 この連結手段で連結された領域の外接矩形を抽出する外
    接矩形抽出手段と、 この外接矩形抽出手段により抽出された外接矩形の位置
    およびサイズの特徴と、外接矩形内の文字の方向とを基
    に、画像の長手方向が上下方向に沿うか左右方向に沿う
    かと、各処理対象画像の上下が正常か逆転かを判断する
    判断手段と、 この判断手段の判断結果に応じて複数の処理対象画像の
    被画像形成媒体における配置を決定する決定手段と、 この決定手段により決定された配置で、複数の処理対象
    画像を1つの合成画像に合成する画像合成手段と、 を具備したことを特徴とする画像処理装置。
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