JPH09203281A - 防火又は防煙防火シャッター - Google Patents

防火又は防煙防火シャッター

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JPH09203281A
JPH09203281A JP8035518A JP3551896A JPH09203281A JP H09203281 A JPH09203281 A JP H09203281A JP 8035518 A JP8035518 A JP 8035518A JP 3551896 A JP3551896 A JP 3551896A JP H09203281 A JPH09203281 A JP H09203281A
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光男 山本
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秀文 鈴木
Makoto Tsuruta
鶴田  誠
Noboru Doi
昇 土井
Hitoshi Aritsu
均 有津
Tsukasa Nakasu
司 中洲
Katsumi Maeda
克己 前田
Hideki Hayashi
秀樹 林
Masahiko Tsunetani
雅彦 常谷
Hirotoshi Fushinuki
博利 伏貫
Ryutaro Yokoyama
隆太郎 横山
Hisafumi Onuki
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    • E06DOORS, WINDOWS, SHUTTERS, OR ROLLER BLINDS IN GENERAL; LADDERS
    • E06BFIXED OR MOVABLE CLOSURES FOR OPENINGS IN BUILDINGS, VEHICLES, FENCES OR LIKE ENCLOSURES IN GENERAL, e.g. DOORS, WINDOWS, BLINDS, GATES
    • E06B5/00Doors, windows, or like closures for special purposes; Border constructions therefor
    • E06B5/10Doors, windows, or like closures for special purposes; Border constructions therefor for protection against air-raid or other war-like action; for other protective purposes
    • E06B5/16Fireproof doors or similar closures; Adaptations of fixed constructions therefor
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E06DOORS, WINDOWS, SHUTTERS, OR ROLLER BLINDS IN GENERAL; LADDERS
    • E06BFIXED OR MOVABLE CLOSURES FOR OPENINGS IN BUILDINGS, VEHICLES, FENCES OR LIKE ENCLOSURES IN GENERAL, e.g. DOORS, WINDOWS, BLINDS, GATES
    • E06B3/00Window sashes, door leaves, or like elements for closing wall or like openings; Layout of fixed or moving closures, e.g. windows in wall or like openings; Features of rigidly-mounted outer frames relating to the mounting of wing frames
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Abstract

(57)【要約】 【課題】出火時の風圧等に充分に耐えて、煙や炎の漏出
を確実に防止でき、軽量で構造が簡単な防火又は防煙防
火シャッターを提供すること。 【解決手段】耐火クロースからなる遮蔽幕13の上側、
左側及び右側の少なくとも一方の側の面に対応する部分
に耐火クロースからなるシール片22cを取付け、その
自由端側の縁部22c1を遮蔽幕13に接触させ、遮蔽
幕13の上側、左側及び右側をシールする。また、遮蔽
幕13の案内装置の案内棒23の上部に対応する溝形縦
部材21内に、案内棒23に作用する内向きの力を遮蔽
幕13を介して受け止める支え具24a,24aを設け
る。 【効果】支え具があるから遮蔽幕に風圧等の力が作用し
ても案内棒が内側に曲がることがなく、また、シール片
があるから遮蔽幕の周囲からの煙や炎の漏出を防止でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、遮蔽幕を用いた
防火又は防煙防火シャッターに関する。
【0002】
【従来の技術】防火又は防煙防火シャッターには、例え
ば、次の(i)及び(ii)のようなものが提案されている。 (i)耐火遮熱クロースからなる遮蔽幕の一方の端に重錘
を取付け、その他方の端を金属製の巻き軸に取付け、遮
蔽幕を巻き軸に巻き付け、この巻き軸を建物の天井又は
開口部の上端等に回動可能に取付け、前記重錘を可燃性
又は熱溶融性の支持具で支持し、この支持具が出火時に
燃え又は溶け、下端に重錘の付いた遮蔽幕が降下して、
建物の開口部等を遮蔽幕で閉塞するようにした防火シャ
ッター(例えば、特開昭48−7553号公報参照)。 (ii)防火シャッターの多数のスラットを連結してなる遮
蔽体を巻いた巻取シャフトを建物の天井に取付け、前記
巻取シャフトの取付部の近くに折り畳んだ防煙垂幕を収
容したケースを取付け、天井面の適所に自動閉鎖を始動
させる熱感知器及び防煙垂幕の垂下を可能にする煙感知
器を設け、出火による発煙時には、熱感知器よりも煙感
知器の方が低い温度で始動するようにして、前記防煙垂
幕を先に自動垂下させた後、防火シャッターの遮蔽体を
自動垂下させるようにした防煙垂幕を備えた防火シャッ
ター(例えば、特開昭47−15951号公報参照)。
巻き上げ式スクリーンには、例えば、次のようなものが
提案されている。 (iii)巻き取り方向に弾発付勢され、上枠内に収容され
た巻き取り部に上端部を取付け、下端側に上記上枠から
出し入れ自在としかつ側部を1対の縦枠の相対向面に設
けられたガイド用縦開口部に上下動自在に嵌合したスク
リーンの下端部に手掛け及びストッパーとなる横材を取
付けた巻き上げ式スクリーンにおいて、各ガイド用縦開
口部内に、適当な可撓性を有する材料からなるガイド棒
をそれぞれ立設し、スクリーンの両側部に形成した袋状
部の下方の部分に筒状体を取付け、ガイド棒に前記筒状
体を嵌め、スクリーンの袋状部をガイド棒に嵌合しやす
くした巻き上げ式スクリーン(例えば、実公平4−50
398号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記(i)の防火シャッ
ターは、耐火遮熱クロース製の遮蔽幕を使うため、軽量
で安価であり、そのうえ取付等が簡単であり、出火時に
遮蔽幕にて室、廊下等を遮蔽しても、遮蔽幕を持ち上げ
て逃げることができる長所を有している。しかし、遮蔽
幕と建物との隙間をなくする手段を備えていないため、
煙や炎を完全に遮断できない欠点がある。前記(ii)の防
火シャッターは、多数の金属製のスラットを連結してな
る防火シャッターと防煙垂幕とを併用するため、防煙垂
幕を設ける分だけ費用が嵩んでしまう欠点があり、折り
畳んだ防煙垂幕を単に垂下させるだけでは、防煙垂幕と
建物との隙間を塞ぐことができず煙を完全に遮断できな
い欠点がある。前記(iii)の巻き上げ式スクリーンは、
薄手の布帛を使うため、スクリーンの両側の側縁の袋状
部の下部に筒状体を取付ける必要があり、ガイド棒を太
くしてその下端を強固に固着しないと、スクリーンに強
風が当たった際に、ガイド棒が内側に曲がってしまう怖
れがある。この発明の解決しようとする課題は、上記
(i)〜(iii)の従来技術の上記のような欠点を有しない防
火又は防煙防火シャッターを提供すること、換言する
と、出火時の風圧等に充分に耐えて、煙や炎の漏出を確
実に防止でき、軽量で構造が簡単な防火又は防煙防火シ
ャッターを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、前記課題を
解決するために、次の構成を採用するものである。この
発明の構成は、建物の天井又は開口部の上端等に巻取シ
ャフトが設けられ、遮蔽幕の上側の部分が巻取シャフト
に取付けられ、遮蔽幕が非遮蔽時に巻取シャフトに巻き
付けられ、室又は開口部の左側及び右側の部分にそれぞ
れ案内装置が取付けられ、遮蔽幕の左側及び右側の端縁
よりの部分が左側及び右側の案内装置の溝形縦部材内に
通され、各溝形縦部材内に遮蔽幕の左側及び右側の縁部
の内側への変位を規制する規制部材が設けられ、検出装
置が煙や火炎を検出したときに、遮蔽幕を巻取シャフト
から解舒して降下させ、この遮蔽幕にて室又は開口部を
遮蔽するようにしたシャッターにおいて、耐火クロース
からなる遮蔽幕の少なくとも一方の側の面に対応する天
井又はまぐさに上側の耐火クロースからなるシール片を
取付け、この上側のシール片を遮蔽幕の前記面に接触さ
せ、かつ遮蔽幕の少なくとも一方の側の面に対応する左
側及び右側の案内装置の溝形縦部材内に左側及び右側の
耐火クロースからなるシール片を取付け、この左側及び
右側のシール片を遮蔽時の遮蔽幕の前記面に接触させ、
煙や炎の漏出を防止するようにしたことを特徴とする防
火又は防煙防火シャッターにある。遮蔽幕又はシール片
となる耐火クロースとして、例えば、厚手のシリカクロ
ース、アルミナクロース、セラミッククロース等の耐熱
性無機繊維布をシリコン樹脂、クロロスルホン化ポリエ
チレン、塩化ビニリデン等のコーティング剤にて処理し
て通気性をなくした不燃性布を使うが、他の耐火クロー
スを使ってもよい。
【0005】好ましい実施形態としては、遮蔽幕の下側
の部分に重錘を設け、検出装置が煙や火炎を検出したと
きに、前記重錘に作用する重力により遮蔽幕を巻取シャ
フトから解舒して降下させ得るようにする。例えば、遮
蔽幕の下側の縁部に沿って形成した袋状部に重錘を挿入
する。なお、火災時に何らかの原因(例えば、高温によ
る遮蔽幕の収縮)により、遮蔽幕の下端が床面から浮き
上がる恐れのある場合には、例えば、遮蔽幕の下側の縁
部に沿って小さい袋状部を形成し、この小さい袋状部の
外側に大きい袋状部を形成し、小さい袋状部に重錘を挿
入するようにする。好適な実施形態においては、遮蔽幕
の左側及び右側の縁部の内側への変位を規制する規制手
段として、各溝形縦部材内に案内棒をそれぞれ配し、遮
蔽幕の降下時に各案内棒が遮蔽幕の左側及び右側の端縁
に形成した袋状部内に挿入されるように、各案内棒の下
端を支持し、各案内棒の上部に対応する溝形縦部材内
に、各案内棒に作用する内向きの力を遮蔽幕を介して受
ける支え具を設けたものを使う。前記支え具としては、
1対の支え転子(ローラ)からなるものを使ってもよい
し、または1対の支えシューからなるものを使ってもよ
いが、その他のものを使うこともできる。遮蔽幕の案内
棒又は支え具と接触する左側及び右側の端縁に形成した
袋状部は、必要に応じて、耐熱性及び耐摩耗性のある補
強クロースで補強する。この発明の防火又は防煙防火シ
ャッターは、例えば、出火時における建物の廊下等の遮
蔽、室と室の間の開口部の遮蔽、広い室を複数の区画に
仕切る場合の仕切等に使用する。
【0006】
【実施例】実施例は、図1〜図9に示され、この出願の
発明の防火又は防煙防火シャッターを出火時に建物の開
口部を遮蔽する防煙防火シャッターに適用した例であ
る。防煙防火シャッター01は、閉鎖装置10、案内装
置20、閉鎖制御装置30等で構成されている。建物の
防煙防火シャッター01で遮蔽すべき開口部1は、例え
ば、図3及び図4に示すように、垂れ壁2の下縁部2
a、床3の上面3a、壁4の右側の縁部4a及び壁5の
左側の縁部5aにより画成されている。防煙防火シャッ
ターの閉鎖装置10の巻取シャフト11等は、図2〜図
4及び図7に示すように、垂れ壁2の下縁部2aに沿っ
て、垂れ壁2に取付けられ、案内装置20の溝形縦部材
21は、壁4の左側の縁部4a及び壁5の右側の縁部5
aに沿って、壁4,5に取付けられている。
【0007】図3、図4及び図7に示すように、開口部
1の左側及び右側の上隅に対応する垂れ壁2の部分に植
え込みボルトb1及びナットn1にて山形鋼からなる支持
部材12aがそれぞれ固定され、これらの支持部材12
aにボルトb2及びナットn2にてブラケット12,14
が位置調整可能に固着され、各ブラケット12,14に
取付けた軸受にて、巻取シャフト11の支持軸11aが
回動自在に支持されている。巻取シャフト11の周面に
耐火クロースからなる遮蔽幕13の一端(上端)が適宜
の手段で固着され、遮蔽幕13が非遮蔽時に巻取シャフ
ト11に巻き付け得るようになっている。巻取シャフト
11の支持軸11aの一方の端よりの部分にチェーンホ
ィール11bが固着されている。一方の支持部材12a
に固着されたブラケット14に開閉機15が取付けら
れ、開閉機15は、図3及び図4に示すように、チェー
ン15a1を手で引き下げることにより回転する駆動機
構15a、変速機構15b及び自動閉鎖機構15c等で
構成されている。なお、巻取シャフト11、支持軸11
a等はカバー16で覆われている。
【0008】遮蔽幕13をつくる耐火クロースとして
は、例えば、厚手のシリカクロース、アルミナクロー
ス、セラミッククロース等の耐熱性無機繊維布をシリコ
ン樹脂、クロロスルホン化ポリエチレン[例えば、パイ
パロンゴム(商品名)]、塩化ビニリデン[例えば、サラ
ン樹脂]等のコーティング剤で処理して、通気性をなく
した不燃性布を使う。なお、シリカクロースを用いる場
合は、例えば、SiO2が96%以上のものを使う。適宜の
幅の長い耐火クロースを所定長さに切断して単位シート
13a1をつくり、複数の単位シート13a1をSUS(ステ
ンレススチール)線の縫目St1にて縫合し、開口部1の
縦横寸法に所定寸法を加えた大きさのシート13aと
し、このシート13aで遮蔽幕13をつくる。図5及び
図3に示すように、前記シート13aの左側の辺の近傍
部分、右側の辺の近傍部分及び下側の辺の近傍部分を折
り曲げて、その辺に沿ってSUS線の縫目St2,St3
て縫合し、左側及び右側の辺に沿って袋状部13bを形
成するとともに、下側の辺に沿って袋状部13cを形成
する。図6に示すように、遮蔽幕13の左側及び右側の
袋状部13bに対応するシート13aの部分の内側及び
外側に、ポリアミド繊維クロース、芳香族ポリアミド繊
維クロース等の耐熱性及び耐摩耗性のある材料からなる
補強クロース13d1,13d2を当て、SUS線の縫目S
2にて縫合して袋状部13bを形成すると、遮蔽幕1
3を繰り返し使用(頻繁に開閉)しても、袋状部13b
の案内棒23に接する内面及び支え具24に接する外面
が擦り切れることがない。
【0009】遮蔽幕13の下側の袋状部13cには、開
口部1の横方向の長さに略等しい長さの丸鋼棒からなる
一つの重錘又は所定長さに分割された丸鋼棒からなる複
数の重錘17を挿入し、遮蔽幕13の上側の部分を巻取
シャフト11の外周に適宜の手段で固着する。なお、袋
に砂や鉄粉を詰めたものを重錘として袋状部13cに挿
入するようにしてもよいし、袋状部13cに砂や鉄粉を
そのまま詰めて重錘としてもよい。1対のまぐさ6,7
は、金属板を曲げて製作され、建物の開口部1の上縁部
を構成する垂れ壁2に沿って間隔をおいて取付けられて
いる。一方のまぐさ6の内側に遮蔽幕13を摺接させる
平らな垂直面18a1のある部材18aが固着され、他
方のまぐさ7の内側にシール片18cを取付ける水平面
18b1のある部材18bが固着されている。シール片
18cは遮蔽幕13をつくる耐火クロースと同じ耐火ク
ロースを細長く切断して製作され、このシール片18c
の長手方向の一方の辺部分を部材18bの水平面18b
1上に載せ、その上に抑え板18dを当て、抑え板18
d及びシール片18cを部材18bにボルトb3止めし
て、上側のシール装置18が形成されている。このシー
ル装置18は、そのシール片18cの自由端側の縁部1
8c1を、突条部18aの垂直面18a1に摺接させた遮
蔽幕13に当てて、遮蔽幕13の上側をシールする。な
お、平らな垂直面18a1のある部材18aの代わり
に、まぐさ6の内側にシール片を取付ける水平面のある
部材を固着し、この部材にシール片を抑え板及びボルト
にて取付け、まぐさ6に取付けたシール片の自由端側の
縁部とまぐさ7に取付けたシール片18cの自由端側の
縁部とで遮蔽幕13を挾み、遮蔽幕13の上側をシール
するようにしてもよい。
【0010】遮蔽幕13の案内装置20は、溝形縦部材
21、シール装置22、案内棒23及び支え具24で構
成されている。溝形縦部材21は、図5に示すように、
細長い矩形の金属板を横断面が矩形状になるように曲げ
て形成され、開口部1に面する右側及び左側の壁4,5
の縁部に沿って取付けられ、この溝形縦部材21の開口
部1に面する対の辺部分21b,21c間に上下方向に
伸びる溝21aが設けられている。辺部分21bには内
側に曲げらた垂直面22a1のある辺部分22aが形成
され、この垂直面22a1に遮蔽幕13を摺接させるよ
うになっている。他方の辺部分21cの内側には横断面
U字形の長い部材22bが固着され、長い部材22bの
垂直面22b1に前記シール片18cと同じシール片2
2cを当て、その内側に抑え板22dを当て、抑え板2
2d及びシール片22cを部材22bにボルトb4止め
して、左側及び右側のシール装置22が形成される。こ
のシール装置22は、そのシール片22cの自由端側の
縁部22c1を、辺部分22aの垂直面22a1に摺接さ
せた遮蔽幕13に当てて、遮蔽幕13の左側及び右側を
シールする。なお、辺部分21bの内側に垂直面22a
1のある辺部分22aを形成する代わりに、図6に示す
ように、辺部分21bの内側に垂直面のある長い部材2
2eを固着し、この長い部材22eにシール片22f及
び抑え板22gをボルトb5止めして、辺部分21bに
固着した長い部材22eに取付けたシール片22fの自
由端側の縁部22f1と辺部分21cに固着した長い部
材22bに取付けたシール片22cの自由端側の縁部2
2c1とで遮蔽幕13を挾み、遮蔽幕13の左側及び右
側をシールするようにしてもよい。
【0011】案内装置20の溝形縦部材21は、その上
方の部分が1対のまぐさ6,7間に位置し、その下端が
少なくとも床3の上面3aと面一になるようになって
る。溝形縦部材21内には上下方向に延びる鋼管からな
る案内棒23が立てられ、この案内棒23の下端が溝形
部材21の下端に固着した基盤21fに固着されてい
る。この案内棒23は、溝形縦部材21の上端の近傍ま
で延び、その上部に先細部23aが形成されている。案
内棒23の上部に対応する溝形縦部材21の辺部分21
d,21eの内側に、それぞれブラケット24b,24
bが固着され、各ブラケット24b,24bにそれぞれ
支えローラ24a,24aが支軸24c,24cにて回
動自在に取付けられ、支え具24が構成されている。そ
して、支え具24の二つの支えローラ24a,24aの
外周面が遮蔽幕13を介して案内棒23の溝21a側の
部分を支え得るようになっている。なお、案内棒23の
上部は、遮蔽幕13の開放(上昇)時にも、その左側又
は右側の袋状部13bの下部に挿入されている。
【0012】遮蔽幕13は、各案内棒23が遮蔽幕13
の左側及び右側の端縁に形成した袋状部13b,13b
内に順次挿入されながら降下して、左右方向(横方向)
に張られた状態になる。そして、この張られた状態の遮
蔽幕13に風圧等の外力が作用すると、案内棒23にこ
れを開口部1側に曲げようとする力、すなわち、内向き
の力が作用する。ところが、溝21a側に設けられた1
対の支えローラ24a,24aが案内棒23の中心より
溝21a側にある遮蔽幕13に接触して、前記力を受け
止めるから、開口部1に張られた遮蔽幕13に風圧等の
力が作用しても、案内棒23が曲がる怖れがなく、遮蔽
幕13を円滑に降下又は上昇させることができる。上記
の1対の支えローラ24a,24aの代わりに、1対の
支えシュー24d,24dを用いることもできる。1対
の支えシュー24d,24dは、図6に示すように、案
内棒23の上部に対応する溝形縦部材21の内側に固着
したブラケット24b,24bに支片24e,24eに
てそれぞれ固着し、各支えシュー24d,24dの袋状
部13bの補強クロース13d2の表面と接触する面2
4d1,24d1は、遮蔽幕13を円滑に降下又は上昇さ
せ得る凸状の曲面にする。
【0013】防煙防火シャツター01の閉鎖制御装置3
0は、図2に示すように、煙感知器31、制御盤32、
手動閉鎖装置33等で構成されている。建物の開口部1
のある室8,9の天井8a,9aの端がまぐさ6,7の
下端の受け部で支持され、天井8aの適所に煙感知器3
1が設けられ、室8の壁の適所に制御盤32が設けら
れ、制御盤32の制御回路がバッテリー等からなる電源
に連結され、煙感知器31が煙を感知し、その感知信号
を制御盤32の制御回路に送ると、制御盤32の制御回
路から開閉機15の自動閉鎖機構15cに向けて閉鎖信
号が送られ、この閉鎖信号に基づいて自動閉鎖機構15
cのソレノイドが作動して、開閉機15のブレーキが解
放され、遮蔽幕13の下側に取付けた重錘17に作用す
る重力により、遮蔽幕13を巻き付けた巻取シャフト1
1が回転し、遮蔽幕13が降下する。そして、重錘17
が床面3aに達すると巻取シャフト11の回転が止ま
る。なお、通常は、遮蔽幕13が降下し始めると、何ら
かの方法で開閉機15のブレーキを再作動させないがき
り、重錘17が床面3aに達するまで止まらない。
【0014】感知器31が出火を感知する以前に、例え
ば、人が出火を発見したような場合には、手動閉鎖装置
33を操作して開閉機15のブレーキを解放し、遮蔽幕
13を降下させる。例えば、手動閉鎖装置33の操作レ
バーを引くと、操作レバーに連結したワイヤーにて開閉
機15のブレーキを解放し、操作レバーを元の位置に戻
すと、開閉機15のブレーキを再作動させ得るようにす
る。このようにすると、遮蔽幕13の降下中にその降下
を止めることができる。開閉機15の駆動機構15aの
チェーン15a1を手で引き下げることにより、閉鎖機
15のブレーキが再作動し、駆動機構15aを回転させ
ることができる。そして、駆動機構15aの回転が変速
機構15bで変速され、変速機構15bの出力軸15b
1が回転し、この出力軸15b1の回転がこの軸に取付け
たチェーンホイール15d、チェーン15e及び支持軸
11aに固着したチェーンホィール11b等を介して巻
取シャフト11に伝達され、遮蔽幕13が巻取シャフト
11に巻き付けられ、降下した遮蔽幕13を巻き上げる
ことができる。
【0015】実施例の防煙防火シャッター01は、遮蔽
幕13をつくる耐火クロースとして、厚手のシリカクロ
ース、アルミナクロース、セラミッククロース等の耐熱
性無機繊維布を、シリコン樹脂、クロロスルホン化ポリ
エチレン、塩化ビニリデン等のコーティング剤で処理し
て、通気性をなくした不燃性布を使うから、防煙性及び
防火性がよく、遮蔽体として金属からなるスラットを使
うものに比べて、非常に軽量であり、かつ遮蔽幕13の
降下時の騒音を小さくすることができる。実施例の防煙
防火シャッター01は、案内棒23の上部に対応させて
1対の支えローラ24a,24a又は支えシュー24
d,24dからなる支え具24を設けたから、降下した
遮蔽幕13に風圧等の力が作用しても、案内棒23が開
口部1側に曲がることがなく、遮蔽幕13の周囲に隙間
があき、そこから煙や炎が漏れ出ることがない。実施例
の防煙防火シャッター01は、遮蔽幕13を1対のまぐ
さ6,7間に通し、まぐさ6,7間にシール装置18を
設け、そのシール片18cの自由端側の縁部18c1
その部材18aの垂直面18a1に摺接させた遮蔽幕1
3に当てて、遮蔽幕13の上側の部分をシールするか
ら、出火時に遮蔽幕13の上側の部分から、煙や炎が漏
れ出ることがない。
【0016】実施例の防煙防火シャッター01は、左側
及び右側の案内装置20の各溝形縦部材21内にシール
装置22を設け、そのシール片22cの自由端側の縁部
22c1を、その辺部分22aの垂直面22a1に摺接さ
せた遮蔽幕13に当てて、遮蔽幕13の左側及び右側の
部分をシールするようになっているから、出火時に遮蔽
幕13の左側及び右側の部分から、煙や炎が漏れ出るこ
とがない。実施例の防煙防火シャッター01は、その遮
蔽幕13の下側の袋状部13cに重錘17を挿入したか
ら、遮蔽幕13への重錘17の取付が容易になり、この
重錘17に作用する重力により遮蔽幕13を容易に降下
させることができる。そして、重錘17が床面3aに達
して止まると、遮蔽幕13の袋状部13cの下側の部分
が重錘17により床面3aに圧接され、遮蔽幕13の下
側をシールするから、出火時に遮蔽幕13の下側から煙
や炎が漏れ出ることがない。なお、火災時に遮蔽幕13
が何らかの原因(例えば、高温による遮蔽幕13の収
縮)により、遮蔽幕13の下端が床面から浮き上がる恐
れのある場合には、例えば、図8に示すように、遮蔽幕
13の下縁部に遮蔽幕13と同じ耐火クロースからなる
袋状部13cを縫い付け、この袋状部13cの外側に遮
蔽幕13と同じ耐火クロースからなる長い覆布13Aa
を配し、長い覆布13Aaの長手方向の両側の縁部13
Aa1を遮蔽幕13の下部にSUS線の縫目St4にて縫い
付けて、大きい袋状部13Aを形成し、内側の小さい袋
状部13c内に丸鋼棒からなる重錘17を挿入する。こ
のようにすると、図9に示すように、火災時に遮蔽幕1
3の重錘17を挿入した袋状部13cが浮き上がって
も、大きい袋状部13Aの下部が床面3aに当たってい
るから、遮蔽幕13の下側と床面3aとの間に隙間がで
きることがなく、遮蔽幕13の下側からの煙や炎の漏出
を完全に防止することができる。
【0017】
【発明の作用効果】この発明は、特許請求の範囲の欄に
記載した構成を備えることにより、次の(イ)〜(ヘ)
の作用効果を奏する。 (イ)請求項1記載の防火又は防煙防火シャッターは、
耐火クロースからなる遮蔽幕の少なくとも一方の側の面
に対応する天井又はまぐさに上側の耐火クロースからな
るシール片を取付け、この上側のシール片を遮蔽幕の前
記面に接触させ、かつ遮蔽幕の少なくとも一方の側の面
に対応する左側及び右側の案内装置の溝形縦部材内に左
側及び右側の耐火クロースからなるシール片を取付け、
この左側及び右側のシール片を遮蔽時の遮蔽幕の前記面
に接触させ、煙や炎の漏出を防止するようにしたから、
出火時に、遮蔽幕の周囲からの煙や炎の漏出を完全に防
止することができる。また、遮蔽体として耐火クロース
からなる遮蔽幕を使うから、遮蔽体として金属からなる
スラットを使うものに比べて、閉鎖音を小さくすること
ができる。そのうえ、大幅に軽量化することができるか
ら、出火時に防火又は防煙防火シャッターが閉じて逃げ
遅れた場合にも、降下した遮蔽幕を人手にて持ち上げて
逃げ出すことができる。 (ロ)請求項2記載の防火又は防煙防火シャッター装置
は、各案内棒の上部に対応する溝形縦部材内に、各案内
棒に作用する内向きの力を遮蔽幕を介して受ける支え具
を設けたから、降下させた遮蔽幕に風圧等の力が作用し
ても、案内棒が内側(開口部側)に曲がることがなく、
煙や炎が漏れ出ることがない。 (ハ)請求項3記載の防火又は防煙防火シャッター装置
は、支え具が一対の転子で構成されているから、各転子
が遮蔽幕の降下又は上昇時に自由に回転して、遮蔽幕の
降下及び上昇の妨げになることがない。
【0018】(ニ)請求項4記載の防火又は防煙防火シ
ャッター装置は、遮蔽幕の下側の縁部に沿って袋状部を
形成し、この袋状部に重錘を挿入したから、遮蔽幕への
重錘の取付が容易になる。また、重錘に作用する重力に
よる遮蔽幕の降下により重錘の挿入されている袋状部の
下側の部分が床面にあたると、重錘によりその袋状部の
下側の部分が床面に圧接されてシールされ、遮蔽幕の下
側からの煙や炎の漏出を容易に防止することができる。 (ホ)請求項5記載の防火又は防煙防火シャッター装置
は、遮蔽幕の下側の縁部に沿って小さい袋状部が形成さ
れ、この小さい袋状部の外側に大きい袋状部が形成さ
れ、小さい袋状部に重錘が挿入されているから、火災時
に何らかの原因により遮蔽幕の重錘を挿入した小さい袋
状部が床面から浮き上がっても、大きい袋状部の下部が
床面に当たっており、遮蔽幕の下端と床面との間に隙間
ができることがなく、遮蔽幕の下側からの煙や炎の漏出
を完全に防止することができる。 (ヘ)請求項6記載の防火又は防煙防火シャッター装置
は、遮蔽幕又はシール片となる耐火クロースが、厚手の
シリカクロース、アルミナクロース、セラミッククロー
ス等の耐熱性無機繊維布を、シリコン樹脂、クロロスル
ホン化ポリエチレン、塩化ビニリデン等のコーティング
剤で処理して、通気性をなくした不燃性布であるから、
防煙性と防火性とを兼備することができ、防煙防火シャ
ッター装置を簡素化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の防煙防火シャッターの要部を縦断した
側面図
【図2】図3に示す防煙防火シャッターをそのB−B線
で縦断した側面図
【図3】実施例の防煙防火シャッターの正面図
【図4】中央部を省いた実施例の防煙防火シャッターの
平面図
【図5】図1に示す防煙防火シャッターの案内装置をそ
のA−A線で横断した平面図
【図6】図5に示すものと異なる防煙防火シャッターの
案内装置等を図1のA−A線と同様の線で横断した平面
【図7】図2に示す防煙防火シャッターの要部を拡大し
た側面図
【図8】図1の遮蔽幕の重錘の取付法と異なる遮蔽幕の
重錘の取付法を示す縦断面図
【図9】図8に示す取付法により重錘を取付けた遮蔽幕
の降下状態を示す縦断面図
【符号の説明】
01 防煙防火シャッター 1 開口部 2 垂れ壁 3 床 4,5 壁 6,7 まぐさ 8,9 室 10 閉鎖装置 11 巻取シャフト 11a 支持軸 11b チェーンホィール 12,14 ブラケット 13 遮蔽幕 13b,13c,13A 袋状部 15 開閉機 15a 駆動機構 15b 変速機構 15c 自動閉鎖機構 16 カバー 17 重錘 18 上側のシール装置 18c 上側のシール片 20 案内装置 21 溝形縦部材 21a 溝 22 左側及び右側のシール装置 22c 左側及び右側のシール片 23 案内棒 24a 支えローラ 24d 支えシュー 30 閉鎖制御装置 31 煙感知器 32 制御盤 33 手動閉鎖装置 St1〜St4 縫い目 b1〜b5 ボルト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 E06B 9/17 G 9/20 B (72)発明者 鈴木 秀文 福岡市中央区天神四丁目2番20号 株式会 社竹中工務店九州支店内 (72)発明者 鶴田 誠 福岡市中央区天神四丁目2番20号 株式会 社竹中工務店九州支店内 (72)発明者 土井 昇 福岡市中央区天神四丁目2番20号 株式会 社竹中工務店九州支店内 (72)発明者 有津 均 福岡市中央区天神四丁目2番20号 株式会 社竹中工務店九州支店内 (72)発明者 中洲 司 福岡市中央区天神四丁目2番20号 株式会 社竹中工務店九州支店内 (72)発明者 前田 克己 鯖江市熊田町1の100 東工シャッター株 式会社内 (72)発明者 林 秀樹 鯖江市熊田町1の100 東工シャッター株 式会社内 (72)発明者 常谷 雅彦 東京都港区芝大門一丁目1番26号 ニチア ス株式会社内 (72)発明者 伏貫 博利 福岡市中央区白金一丁目1番15号 ニチア ス株式会社九州支社内 (72)発明者 横山 隆太郎 東京都港区芝大門一丁目1番26号 ニチア ス株式会社内 (72)発明者 大貫 寿文 浜松市新都田一丁目1番1号 ニチアス株 式会社浜松研究所内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】建物の天井又は開口部の上端等に巻取シャ
    フトが設けられ、遮蔽幕の上側の部分が巻取シャフトに
    取付けられ、遮蔽幕が非遮蔽時に巻取シャフトに巻き付
    けられ、室又は開口部の左側及び右側の部分にそれぞれ
    案内装置が取付けられ、遮蔽幕の左側及び右側の端縁よ
    りの部分が左側及び右側の案内装置の溝形縦部材内に通
    され、各溝形縦部材内に遮蔽幕の左側及び右側の縁部の
    内側への変位を規制する規制部材が設けられ、検出装置
    が煙や火炎を検出したときに、遮蔽幕を巻取シャフトか
    ら解舒して降下させ、この遮蔽幕にて室又は開口部を遮
    蔽するようにしたシャッターにおいて、耐火クロースか
    らなる遮蔽幕の少なくとも一方の側の面に対応する天井
    又はまぐさに上側の耐火クロースからなるシール片を取
    付け、この上側のシール片を遮蔽幕の前記面に接触さ
    せ、かつ遮蔽幕の少なくとも一方の側の面に対応する左
    側及び右側の案内装置の溝形縦部材内に左側及び右側の
    耐火クロースからなるシール片を取付け、この左側及び
    右側のシール片を遮蔽時の遮蔽幕の前記面に接触させ、
    煙や炎の漏出を防止するようにしたことを特徴とする防
    火又は防煙防火シャッター。
  2. 【請求項2】建物の天井又は開口部の上端等に巻取シャ
    フトが設けられ、遮蔽幕の上側の部分が巻取シャフトに
    取付けられ、遮蔽幕の下側の部分に重錘が設けられ、遮
    蔽幕が非遮蔽時に巻取シャフトに巻き付けられ、室又は
    開口部の左側及び右側の部分にそれぞれ案内装置が取付
    けられ、遮蔽幕の左側及び右側の端縁よりの部分が左側
    及び右側の案内装置の溝形縦部材内に通され、左側及び
    右側の溝形縦部材内に案内棒がそれぞれ配され、遮蔽幕
    の降下時に各案内棒が遮蔽幕の左側及び右側の端縁に設
    けた袋状部内に挿入されるように、各案内棒の下端が支
    持され、検出装置が煙や火炎を検出したときに、遮蔽幕
    をその下側に取付けた重錘に作用する重力により巻取シ
    ャフトから解舒して降下させ、この遮蔽幕にて室又は開
    口部を遮蔽するようにしたシャッターにおいて、各案内
    棒の上部に対応する溝形縦部材内に、各案内棒に作用す
    る内向きの力を遮蔽幕を介して受ける支え具を設けたこ
    とを特徴とする防火又は防煙防火シャッター。
  3. 【請求項3】支え具が一対の転子で構成されていること
    を特徴とする請求項2記載の防火又は防煙防火シャッタ
    ー。
  4. 【請求項4】遮蔽幕の下側の縁部に沿って袋状部が形成
    され、この袋状部に重錘が挿入されていることを特徴と
    する請求項2又は3記載の防火又は防煙防火シャッタ
    ー。
  5. 【請求項5】遮蔽幕の下側の縁部に沿って小さい袋状部
    が形成され、小さい袋状部の外側に大きい袋状部が形成
    され、小さい袋状部に重錘が挿入されていることを特徴
    とする請求項2、3又は4記載の防火又は防煙防火シャ
    ッター。
  6. 【請求項6】遮蔽幕又はシール片となる耐火クロース
    が、厚手のシリカクロース、アルミナクロース、セラミ
    ッククロース等の耐熱性無機繊維布をシリコン樹脂、ク
    ロロスルホン化ポリエチレン、塩化ビニリデン等のコー
    ティング剤にて処理して通気性をなくした不燃性布であ
    ることを特徴とする請求項1、2、3、4又は5記載の
    防火又は防煙防火シャッター。
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