JPH11182159A - シャッター装置 - Google Patents

シャッター装置

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JPH11182159A
JPH11182159A JP9357334A JP35733497A JPH11182159A JP H11182159 A JPH11182159 A JP H11182159A JP 9357334 A JP9357334 A JP 9357334A JP 35733497 A JP35733497 A JP 35733497A JP H11182159 A JPH11182159 A JP H11182159A
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JP
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closing
closing body
pair
guide
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JP9357334A
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Koji Nakajima
厚二 中島
Kensho Iwase
憲昭 岩瀬
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Bunka Shutter Co Ltd
Original Assignee
Bunka Shutter Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 開閉体45にて被遮蔽部2を遮断した際に熱風
等が両側部のガイドレール1間から上方に流出すること
を確実に防止できる気密性の高いスクリーン装置を提供
する。 【解決手段】 被遮蔽部2の両側部に相対して固定し互
いに対向して挿入口3を上下方向に形成したガイドレー
ル1と、両側部のガイドレール1の挿入口3に幅方向の
両側端部を挿入した状態で下降し被遮蔽部2を遮断する
開閉体45と、両ガイドレール1の上端部間に架け渡し上
面部に開閉体45を挿通する挿通口13を開口したまぐさ体
8と、このまぐさ体8に設け開閉体45の下降を案内する
開閉体案内部18を有しこの開閉体案内部18から下降して
被遮蔽部2を遮断した開閉体45を介して挿通口13を閉塞
する挿通口閉塞体14と、を具備する。挿通口閉塞体14は
一対の閉塞片15にて形成する。両側部のガイドレール1
は挿入口閉塞体25を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はシャッター装置に係
り、たとえば、建物内の所定の位置を防火区画として遮
断し火災時に煙りの拡散と延焼を防止したり、また、建
物内の所定の位置を遮断して建物内への風及び塵埃等の
侵入を防止するものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のシャッター装置として
は、たとえば、建物内の所定の位置を防火区画として遮
断する耐火シャッター装置が提案されている。この耐火
シャッター装置は、たとえば、建物内の被遮蔽部の両側
部に相対して固定され互いに対向して上端部に上方に向
かって拡開した開口部を有する挿入口を上下方向に形成
したガイドレールと、この両側部のガイドレール間の上
方に回転自在に設けられた巻取ドラムと、この巻取ドラ
ムに巻き戻し自在に巻回され巻き戻し時に前記両側部の
ガイドレールの挿入口に幅方向の両側端部をそれぞれ挿
入した状態で下降され前記被遮蔽部を遮断する不燃性シ
ート体と、この不燃性シート体の下端部に取り付けられ
この不燃性シート体にて前記被遮蔽部を遮断する際にこ
の被遮蔽部の床面に着床する重錘体と、を具備した構成
が提案されている。
【0003】また、被遮蔽部を遮蔽して建物内への風及
び塵埃等の侵入を防止するシャッター装置としては、前
記耐火シャッター装置に比べて被遮蔽部を遮断するシー
ト体が不燃性を有しない点を除けば、前記耐火シャッタ
ー装置と略同一構成が採られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記耐火シャッター装
置では、不燃性シート体にて被遮蔽部を遮断した火災時
に、熱風等により不燃性シート体が煽られて押圧される
と、その圧力により不燃性シート体の両側端部が両側部
のガイドレールの挿入口の一方側の開口縁部に密着され
るため、不燃性シート体の両側端部と両側部のガイドレ
ールとの間から熱風等が漏れ難いが、しかし、両側部の
ガイドレール間の上方は開口されているため、不燃性シ
ート体に沿って上昇する熱風等は両側部のガイドレール
間の開口部から上方に流出するおそれがある。
【0005】また、両側部のガイドレールに形成された
挿入口の上端部は上方に向かって拡開した開口部として
形成されているため、熱風等により不燃性シート体が煽
られて押圧されても、不燃性シート体の両側端部の上端
部が挿入口の拡開した開口部の一方側の開口縁部に密着
されることがないので、不燃性シート体に沿って上昇す
る熱風等は挿入口の拡開した開口部において不燃性シー
ト体の両側端部の上端部の一方面からガイドレールの内
壁を通って他方面に回り込んで流出するおそれがある。
【0006】したがって、不燃性シート体にて被遮蔽部
を遮断した火災時において、被遮蔽部を防火区画として
遮断しても十分な気密性が得られないおそれがある為、
煙り等の拡散と延焼を防止する上で解決しなければなら
ない課題となっている。
【0007】また、スクリーン装置では、不燃性を有し
ないシート体が外気等により煽られて押圧された際には
前記耐火シャッター装置の場合と同様にシート体に沿っ
て上昇する外気等は両側部のガイドレール間の開口部か
ら上方に流出し易く、挿入口の拡開した開口部において
シート体の両側端部の上端部の一方面からガイドレール
の内壁を通って他方面に回り込んで流出するおそれがあ
り、したがって、シート体にて建物内の所定の位置を遮
断しても十分な気密性が得られず、建物内への風及び塵
埃の侵入を防止する上で解決しなければならない課題と
なっている。
【0008】本発明は、このような課題に鑑みてなされ
たもので、開閉体にて被遮蔽部を遮断した際にこの開閉
体に沿って上昇する熱風または外気等が両側部のガイド
レール間から上方に流出することを確実に防止でき、ま
た、この熱風または外気等が開閉体の両側端部の上端部
の一方面からガイドレールの内壁を通って他方面に回り
込んで流出することを更に確実に防止できる気密性の高
いシャッター装置を提供することを目的とするものであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のシャッタ
ー装置は、被遮蔽部の両側部に相対して固定され互いに
対向して挿入口を上下方向に形成したガイドレールと、
この両側部のガイドレールの挿入口に幅方向の両側端部
をそれぞれ挿入した状態で下降され前記被遮蔽部を遮断
する昇降自在の開閉体と、前記両側部のガイドレールの
上端部間に架け渡され上面部に前記開閉体を挿通する挿
通口を開口したまぐさ体と、このまぐさ体に設けられ前
記開閉体の下降を案内する開閉体案内部を有しこの開閉
体案内部から下降して前記被遮蔽部を遮蔽した前記開閉
体を介して前記挿通口を閉塞する挿通口閉塞体と、を具
備した、ものである。
【0010】そして、開閉体が下降されることにより、
この開閉体はまぐさ体に設けた挿通口閉塞体の開閉体案
内部から下降されるとともに幅方向の両側端部が両側部
のガイドレールの挿入口に沿って下降される。
【0011】また、この開閉体の下端部が被遮蔽部の床
面に着床されることにより、この開閉体にて被遮蔽部が
確実に遮蔽されるとともに、この被遮蔽部を遮蔽した開
閉体を介して挿通口閉塞体にてまぐさ体に開口した開閉
体の挿通口が確実に気密に閉塞される。
【0012】つぎに、たとえば、開閉体にて被遮蔽部を
遮断した火災時に、熱風等により開閉体が煽られて押圧
されると、その圧力により開閉体の両側端部の挿入部が
両側部のガイドレールの挿入口の一方側の開口縁部に気
密に密着され、この開閉体の両側端部の挿入部と両側部
のガイドレールとの間から熱風等が漏れることを防止さ
れる。
【0013】また、被遮蔽部を遮断した開閉体を介して
挿通口閉塞体にてまぐさ体に開口した開閉体の挿通口が
気密に閉塞されているため、この開閉体に沿って上昇す
る熱風等は両側部のガイドレール間に架け渡したまぐさ
体から上方に漏れて流出することを防止される。
【0014】したがって、開閉体にて被遮蔽部を遮断し
た火災時において、被遮蔽部を防火区画として遮断する
ことにより被遮蔽部が十分に気密に遮断され、煙り等の
拡散と延焼を防止することが可能になる。
【0015】また、開閉体にて被遮蔽部を遮断した状態
で、開閉体が外気等により煽られて押圧された際も、開
閉体の両側端部の挿入部が両側部のガイドレールの挿入
口の一方側の開口縁部に気密に密着され、この開閉体の
両側端部の挿入部と両側部のガイドレールとの間から外
気等が漏れることを防止される。また、開閉体に沿って
上昇する外気等は両側部のガイドレール間に架け渡した
まぐさ体から上方に漏れて流出することを防止される。
【0016】したがって、開閉体にて建物内の所定の位
置を遮断することにより被遮蔽部が十分に気密に遮断さ
れ、建物内への風及び塵埃の侵入を防止することが可能
になる。
【0017】請求項2記載のシャッター装置は、請求項
1記載のシャッター装置において、挿通口閉塞体は、ま
ぐさ体の挿通口の相対する開口縁部に沿ってそれぞれ固
定された変形可能な一対の閉塞片にて形成され、この一
対の閉塞片の対向する内端部にて開閉体案内部が形成さ
れている、ものである。
【0018】そして、開閉体は一対の閉塞片の対向する
内端部にて形成された開閉体案内部から下降されるが、
この際、開閉体の下降方向に一対の閉塞片が変形しなが
ら下降される。
【0019】また、この開閉体の下端部が被遮蔽部の床
面に着床されることにより、この開閉体にて被遮蔽部が
確実に遮断されるとともに、この被遮蔽部を遮断した開
閉体の両面に一対の閉塞片の内端部が変形して当接さ
れ、この一対の閉塞片にて開閉体を介してまぐさ体に開
口した開閉体の挿通口が確実に気密に閉塞される。
【0020】請求項3記載のシャッター装置は、請求項
1記載のシャッター装置において、両側部のガイドレー
ルは、上端部に開閉体の両側端部の下降を案内する開閉
体側端案内部を有しこの開閉体側端案内部から下降して
前記被遮蔽部を遮断した前記開閉体の両側端部を介して
挿入口の上端部を閉塞する挿入口閉塞体を有する、もの
である。
【0021】そして、開閉体が下降されることにより、
この開閉体はまぐさ体に設けた挿通口閉塞体の開閉体案
内部から下降されるとともに幅方向の両側端部が両側部
のガイドレールの挿入口閉塞体の開閉体側端案内部から
下降され、かつ、両側部のガイドレールの挿入口に沿っ
て下降される。
【0022】また、この開閉体の下端部が被遮蔽部の床
面に着床されることにより、この開閉体にて被遮蔽部が
確実に遮断されるとともに、この被遮蔽部を遮断した開
閉体の両側端部を介して両側部のガイドレールの挿入口
閉塞体にて両側部のガイドレールの挿入口の上端部が確
実に気密に閉塞される。
【0023】つぎに、たとえば、開閉体にて被遮蔽部を
遮断した火災時に、挿入口閉塞体にて両側部のガイドレ
ールの挿入口の上端部が気密に閉塞されていることによ
り、この開閉体に沿って上昇する熱風等は開閉体の一方
面からガイドレールの内壁を通って他方面に回り込んで
流出することを防止される。
【0024】請求項4記載のシャッター装置は、請求項
1または3記載のシャッター装置において、挿入口閉塞
体は、相対する方向から挿入口の上端部に向かって突設
された一対の閉塞突片にて形成され、この一対の閉塞突
片の対向する内端部にて開閉体側端案内部が形成されて
いるとともに、この一対の閉塞突片の上面部が挿通口閉
塞体の下面部に当接されている、ものである。
【0025】そして、開閉体の両側端部は一対の閉塞突
片の対向する内端部にて形成された開閉体側端案内部か
ら下降されるとともに、両側部のガイドレールの挿入口
に沿って下降される。
【0026】また、この開閉体の下端部が被遮蔽部の床
面に着床されることにより、この開閉体にて被遮蔽部が
確実に遮断されるとともに、この被遮蔽部を遮断した開
閉体の両側端部の両面に一対の閉塞突片の内端部がそれ
ぞれ当接され、この一対の閉塞突片にて開閉体の両側端
部を介して両側部のガイドレールの挿入口の上端部が確
実に気密に閉塞される。
【0027】この際、一対の閉塞突片の上面部が挿通口
閉塞体の下面部に当接されていることにより、この一対
の閉塞突片にて両側部のガイドレールの挿入口の上端部
及び挿通口閉塞体の下面部との間が確実に気密に閉塞さ
れる。
【0028】つぎに、たとえば、開閉体にて被遮蔽部を
遮断した火災時に、挿入口閉塞体にて両側部のガイドレ
ールの挿入口の上端部及び挿通口閉塞体の下面部との間
が気密に閉塞されていることにより、この開閉体に沿っ
て上昇する熱風等は開閉体の一方面からガイドレールの
内壁を通って他方面に回り込んで流出することを防止さ
れる。
【0029】したがって、開閉体にて被遮蔽部を遮断し
た火災時において、被遮蔽部を防火区画として遮断する
ことにより被遮蔽部が十分に気密に遮断され、煙り等の
拡散と延焼を防止することが可能になる。また、開閉体
にて建物内の所定の位置を遮断することにより被遮蔽部
が十分に気密に遮断され、建物内への風及び塵埃等の侵
入を防止することが可能になる。
【0030】請求項5記載のシャッター装置は、請求項
1記載のシャッター装置において、両側部のガイドレー
ルは、上端部に開閉体の両側端部の下降を案内する開閉
体側端案内部を有しこの開閉体側端案内部から下降して
前記被遮蔽部を遮断した前記開閉体の両側端部を介して
ガイドレール内を閉塞するレール内閉塞体を有する、も
のである。
【0031】そして、開閉体が下降されることにより、
この開閉体はまぐさ体に設けた挿通口閉塞体の開閉体案
内部から下降されるとともに幅方向の両側端部が両側部
のガイドレールのレール内閉塞体の開閉体側端案内部か
ら下降され、かつ、両側部のガイドレールの挿入口に沿
って下降される。
【0032】また、この開閉体の下端部が被遮蔽部の床
面に着床されることにより、この開閉体にて被遮蔽部が
確実に遮断されるとともに、この被遮蔽部を遮断した開
閉体の両側端部を介して両側部のガイドレールのレール
内閉塞体にて両側部のガイドレール内の上端部が確実に
気密に閉塞される。
【0033】つぎに、たとえば、開閉体にて被遮蔽部を
遮断した火災時に、レール内閉塞体にて両側部のガイド
レール内の上端部が気密に閉塞されていることにより、
この開閉体に沿って上昇する熱風等は開閉体の一方面か
らガイドレールの内壁を通って他方面に回り込んで流出
することを防止される。
【0034】請求項6記載のシャッター装置は、請求項
1または5記載のシャッター装置において、レール内閉
塞体は、相対する方向から開閉体の両側端部に向かって
突設された一対の側端閉塞片にて形成され、この一対の
側端閉塞片の対向する内端部にて開閉体側端案内部が形
成されているとともに、この一対の側端閉塞片の上面部
が挿通口閉塞体の下面部に当接されている、ものであ
る。
【0035】そして、開閉体の両側端部は一対の側端閉
塞片の対向する内端部にて形成された開閉体側端案内部
から下降されるとともに、両側部のガイドレールの挿入
口に沿って下降される。
【0036】また、この開閉体の下端部が被遮蔽部の床
面に着床されることにより、この開閉体にて被遮蔽部が
確実に遮断されるとともに、この被遮蔽部を遮断した開
閉体の両側端部の両面に一対の側端閉塞片の内端部がそ
れぞれ当接され、この一対の側端閉塞片にて開閉体の両
側端部を介して両側部のガイドレール内の上端部が確実
に気密に閉塞される。
【0037】この際、一対の側端閉塞片の上面部が挿通
口閉塞体の下面部に当接されていることにより、この一
対の側端閉塞片にて両側部のガイドレール内の上端部及
び挿通口閉塞体の下面部との間が確実に気密に閉塞され
る。
【0038】つぎに、たとえば、開閉体にて被遮蔽部を
遮断した火災時に、レール内閉塞体にて両側部のガイド
レール内の上端部及び挿通口閉塞体の下面部との間が気
密に閉塞されていることにより、この開閉体に沿って上
昇する熱風等は開閉体の一方面からガイドレールの内壁
を通って他方面に回り込んで流出することを防止され
る。
【0039】したがって、開閉体にて被遮蔽部を遮断し
た火災時において、被遮蔽部を防火区画として遮断する
ことにより被遮蔽部が十分に気密に遮断され、煙り等の
拡散と延焼を防止することが可能になる。また、開閉体
にて建物内の所定の位置を遮断することにより被遮蔽部
が十分に気密に遮断され、建物内への風及び塵埃等の侵
入を防止することが可能になる。
【0040】請求項7記載のシャッター装置は、請求項
1記載のシャッター装置において、まぐさ体の挿通口の
相対する開口縁部に沿って固定され開閉体案内部を有す
る変形可能な閉塞板にて形成され、この閉塞板の前記開
閉体案内部は、この閉塞板の両側端部を残したスリット
にて形成する、ものである。
【0041】そして、開閉体は閉塞板のスリットに案内
されて下降されるが、この際、開閉体の下降方向にスリ
ットの開口縁部が多少変形しながら下降される。
【0042】また、開閉体の下端部が被遮蔽部の床面に
着床されることにより、この開閉体にて被遮蔽部が確実
に遮蔽されるとともに、この被遮蔽部を遮蔽した開閉体
の両面にスリットの開口縁部が変形して当接され、この
閉塞板にて開閉体を介してまぐさ体に開口した開閉体の
挿通口が確実に気密に閉塞される。
【0043】請求項8記載のシャッター装置は、請求項
1乃至7のいずれかに記載のシャッター装置において、
開閉体は、シート体にて形成されている、ものである。
【0044】そして、被遮蔽部を遮断する昇降自在のシ
ート体を有するシートシャッター装置が構成される。し
たがって、シート体にて被遮蔽部を遮断した火災時にお
いて、被遮蔽部を防火区画として遮断することにより被
遮蔽部が十分に気密に遮断され、煙り等の拡散と延焼を
防止することが可能になる。
【0045】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面を参照して説明する。
【0046】本発明の一実施の形態を、建物内の所定の
位置を防火区画として遮断する出入口、非常口及び通路
等の開口部を被遮蔽部として遮断する耐火シャッター装
置について説明する。
【0047】図1乃至図7に示す第1の実施の形態にお
いて、1は被遮蔽部2の相対する両側壁部にそれぞれ相
対して垂直状に固定された上下方向の左右のガイドレー
ルで、この左右のガイドレール1は互いに対向して上下
方向の挿入口3を開口して断面略コ字形状に形成されて
いる。すなわち、左右のガイドレール1は、前後の側板
部4と、この前後の側板部4の外側端部間の外側板部5
と、前記前後の側板部4の内側端部間の内側板部6と、
を有して断面略コ字形状に形成されている。
【0048】また、前記内側板部6は、前後の内側片6
a,6bにて形成され、この前後の内側片6a,6bの対向す
る対向縁部に形成された相対する上下方向の案内片6cに
て後述する開閉体の両側端部が昇降する前記挿入口3が
開口形成されている。また、前記前後の内側片6a,6bは
上端部に前記挿入口3に向かってそれぞれ下降傾斜して
形成された案内縁部6dを有し、この前後の案内縁部6dに
て前記挿入口3の上端部は上方に向かって拡開した案内
口7が形成されている。
【0049】8は前記左右のガイドレール1の上端部間
に架け渡されこの左右のガイドレール1を支持した左右
方向のまぐさ体で、このまぐさ体8は前記左右のガイド
レール1に両端部を取り付ける一対のまぐさ部材9にて
形成されている。
【0050】前記一対のまぐさ部材9は、前記左右のガ
イドレール1の前後の側板部4にそれぞれ当接する垂直
板部10と、この垂直板部10の上端部に形成され前記前後
の側板部4の上端部にそれぞれ当接する上端水平板部11
と、前記垂直板部10の下端部に形成され前記上端水平板
部11と反対側に向かってそれぞれ突出された下端水平板
部12と、を有して形成されている。
【0051】そして、一対のまぐさ部材9は、その垂直
板部10の両端部を前後の側板部4にそれぞれ当接すると
ともに、その上端水平板部11の両端部を前後の側板部4
の上端部にそれぞれ当接してこれらを固定することによ
り、左右のガイドレール1の上端部間に架け渡したまぐ
さ体8が構成され、このまぐさ体8の上面部に一対のま
ぐさ部材9の相対する上端水平板部11にて後述するシー
ト体を挿通する挿通口13がまぐさ体8の全長に亘って開
口形成されている。
【0052】14は前記まぐさ体8の挿通口13を閉塞する
挿通口閉塞体で、この挿通口閉塞体14は前記一対のまぐ
さ部材9の相対する上端水平板部11に沿ってそれぞれ取
り付ける弾性変形可能な一対の閉塞片15にて形成されて
いる。前記一対の閉塞片15は、弾性特性を有する弾性変
形可能な一対の不燃性閉塞片16にて形成されている。
【0053】以下、一対の閉塞片15は一対の不燃性閉塞
片16として説明する。
【0054】前記一対の不燃性閉塞片16は、前記一対の
まぐさ部材9の上端水平板部11に沿った長さを有して細
長板状にそれぞれ形成され、その幅方向の一端部に前記
上端水平板部11の下面部に取り付ける取付部17を有する
とともに、その幅方向の他端部の互いに対向して開閉体
案内部18を形成する内端部19を有している。
【0055】そして、前記一対のまぐさ部材9の上端水
平板部11の下面部に前記一対の不燃性閉塞片16の取付部
17をそれぞれ当接し、これら取付部17の下面部に沿って
前記一対のまぐさ部材9の垂直板部10に係合した垂直状
の係合片20a を有する水平状の挟持片20をそれぞれ当接
し、これら挟持片20から前記一対の不燃性閉塞片16の取
付部17及び前記一対のまぐさ部材9の上端水平板部11に
所定の間隔をおいて複数の固定ねじ21をねじ込んで締着
する。
【0056】これにより、一対のまぐさ部材9の上端水
平板部11に一対の不燃性閉塞片16の取付部17がそれぞれ
挟持されて固定され、この一対の不燃性閉塞片16がそれ
ぞれ水平状に取り付けられるとともに、この一対の不燃
性閉塞片16の対向した自由端部の両内端部19にて前記開
閉体案内部18が形成されている。前記垂直状の係合片20
a 及び水平状の挟持片20を有する挟持体20b は断面略L
字形状に形成されている。
【0057】前記開閉体案内部18は、後述する開閉体の
下降を案内するもので、その開閉体の下降時は開閉体の
下降に伴って両内端部19が開閉体の下降方向に弾性変形
して開閉体の下降を案内し、その開閉体の下端部が前記
被遮蔽部2の床面2aに着床して下降が停止された際は両
内端部19が開閉体の両面に弾性変形して当接するように
なっている。
【0058】したがって、この開閉体案内部18を有する
一対の不燃性閉塞片16は、この開閉体案内部18から下降
して前記被遮蔽部2を遮蔽した開閉体を介して前記まぐ
さ体8の挿通口13を気密に閉塞するようになっている。
また、前記開閉体案内部18は前記左右のガイドレール1
の挿入口3及び左右のガイドレール1内にそれぞれ連通
するようにこれらの上方に位置して形成されている。
【0059】22は前記左右のガイドレール1の挿入口3
の上端部より内方に位置して前記一対のまぐさ部材9の
垂直板部10にそれぞれ固着された一対のブラケットで、
この一対のブラケット22は前記垂直板部10に固着された
上下方向の細幅板状の基板部23と、この基板部23の幅方
向の一端部に折り曲げ形成された上下方向の細幅板状の
取付板部24と、を有してそれぞれ略L字形状に形成され
ている。
【0060】25は後述する開閉体の両側端部を介して前
記左右のガイドレール1の挿入口3の上端部をそれぞれ
閉塞する挿入口閉塞体で、この左右の挿入口閉塞体25は
前記一対のブラケット22の取付板部24に沿ってそれぞれ
取り付ける弾性変形可能な上下方向の一対の閉塞突片26
にて形成されている。前記一対の閉塞突片26は、弾性特
性を有する弾性変形可能な一対の不燃性閉塞突片27にて
形成されている。以下、一対の閉塞突片26は一対の不燃
性閉塞突片27として説明する。
【0061】前記一対の不燃性閉塞突片27は、前記一対
のブラケット22の取付板部24に沿った長さを有して細長
板状にそれぞれ形成され、その幅方向の一端部に前記取
付板部24に取り付ける取付部28を有するとともに、その
幅方向の他端部の互いに対向して開閉体側端案内部29を
形成する内端部30を有している。
【0062】そして、前記一対のブラケット22の取付板
部24に前記一対の不燃性閉塞突片27の取付部28をそれぞ
れ当接し、これら取付部28に沿って挟持片31をそれぞれ
当接し、これら挟持片31から前記一対の不燃性閉塞突片
27の取付部28及び前記一対のブラケット22の取付板部24
に所定の間隔をおいて複数の固定ねじ32をねじ込んで締
着することにより、一対のブラケット22の取付板部24に
一対の不燃性閉塞突片27の取付部28がそれぞれ垂直状に
取り付けられ、この一対の不燃性閉塞突片27は前記挿入
口3の上端部の中心に向かって所定の傾斜角度に傾斜し
て突出され、この挿入口3内に位置した前記一対の不燃
性閉塞突片27の対向した自由端部の両内端部30にて前記
開閉体側端案内部29が形成されている。
【0063】また、前記一対のブラケット22の取付板部
24に一対の不燃性閉塞突片27の取付部28がそれぞれ垂直
状に取り付けられることにより、前記一対の不燃性閉塞
突片27の上面部すなわち上端面33が前記挿通口閉塞体14
の一対の閉塞片15の下面部に気密に当接されている。
【0064】前記開閉体側端案内部29は、後述する開閉
体の両側端部の下降を案内するもので、その開閉体の下
降時は開閉体の下降に伴って両内端部30が開閉体の下降
方向に弾性変形して開閉体の両側端部の摺動下降を案内
し、その開閉体の下端部が前記被遮蔽部2の床面2aに着
床して下降が停止された際は両内端部30が開閉体の両側
端部の両面に弾性変形して当接するようになっている。
【0065】したがって、この開閉体側端案内部29を有
する一対の不燃性閉塞突片27は、この開閉体側端案内部
29から下降して前記被遮蔽部2を遮断した開閉体の両側
端部を介して前記両側部のガイドレール1の挿入口3の
上端部が気密に閉塞されるとともに、この挿入口3の上
端面と前記挿通口閉塞体14の一対の閉塞片15の下面部と
の間が気密に閉塞されるようになっている。
【0066】つぎに、前記被遮蔽部2の上框体等の上壁
部34にシャッターボックス35が固定され、このシャッタ
ーボックス35の底板36に開口された左右方向の案内口37
の両端部内に前記左右のガイドレール1の上端部がそれ
ぞれ挿入固定され、この左右のガイドレール1の上端部
に架け渡した前記まぐさ体8の一対のまぐさ部材9の下
端水平板部12が前記案内口37の開口縁部上にそれぞれ固
定されている。そして、前記シャッターボックス35の案
内口37は前記まぐさ体8の挿通口13に設けられた前記挿
通口閉塞体14の開閉体案内部18に対向して開口されてい
る。
【0067】また、前記シャッターボックス35内には左
右方向の巻取ドラム38を有する巻取軸39が回転自在に軸
架され、この巻取軸39の一端部にはこの巻取軸39を駆動
回転する回転輪40が固着されている。また、前記シャッ
ターボック35内に正逆転可能なモータ41が固定され、こ
のモータ41の出力軸42に前記回転輪40に対向する位置に
駆動輪43が固着され、この駆動輪43と前記回転輪40との
間には無端回行体44が回行自在に懸架されている。
【0068】前記モータ41は図示しない制御手段からの
火災信号等の出力信号により作動され、このモータ41の
出力は減速されて前記巻取軸39に伝達されるようになっ
ている。また、前記モータ41は後述する重錘体が前記被
遮蔽部2の床面2aに着床する着床位置に合わせて設定さ
れた所定の回転数の回転で自動的に停止されるようにな
っている。また、前記モータ41は後述する重錘体が前記
被遮蔽部2の床面2aに着床することにより検知される検
知信号を入力した前記制御手段からの停止信号により作
動が停止されるようにしてもよい。
【0069】つぎに、前記巻取ドラム38に前記被遮蔽部
2を遮蔽する昇降自在の開閉体45の上端部が固着されて
巻き付けられ、この開閉体45は幅方向の両側端部を前記
挿通口閉塞体14の開閉体案内部18及び前記左右の挿入口
閉塞体25の開閉体側端案内部29から前記左右のガイドレ
ール1の挿入口3に昇降自在に挿入した挿入部46として
それぞれ形成されている。前記開閉体45はシート体とし
ての不燃性シート体47にて形成されている。以下開閉体
45を不燃性シート体47として説明する。
【0070】また、前記不燃性シート体47の下端部に両
端部を前記左右のガイドレール1の挿入口3に昇降自在
に挿入した挿入部48としてそれぞれ形成された重錘体49
が設けられている。この重錘体49は不燃性重錘体50にて
形成されている。以下重錘体49は不燃性重錘体50として
説明する。
【0071】前記不燃性重錘体50は、前記不燃性シート
体47の下端部を折り返して両側端部を開口して形成され
た中空の袋状体51と、この袋状体51内にこの袋状体51の
一端部の開口部から挿入して収容された不燃性の偏平板
状体52と、を有して構成されている。
【0072】そして、前記袋状体51内に前記偏平板状体
52を収容することにより、不燃性重錘体50は比較的厚み
の薄い偏平板状に形成され、この不燃性重錘体50の両端
部の挿入部48を挿入する前記左右のガイドレール1の挿
入口3は、前記偏平板状の挿入部48の厚みに応じて比較
的狭い間隔に開口形成されている。
【0073】また、前記袋状体51を下端部に形成した前
記開閉体45(不燃性シート体47)、前記一対の閉塞片15
(不燃性閉塞片16)及び前記一対の閉塞突片26(不燃性
閉塞突片27)は、たとえば、弾性特性を有するガラスク
ロス、弾性特性を有するシリカクロス等からなる不燃性
布地等にて形成されている。
【0074】つぎに、前記第1の実施の形態の作用を説
明する。
【0075】被遮蔽部2を遮断する際、たとえば、被遮
蔽部2を遮断する火災時に火災信号によりモータ41が作
動されると、このモータ41からの出力により巻取軸39が
不燃性シート体47を巻き戻す方向に駆動回転され、この
巻取軸39の巻取ドラム38から不燃性シート体47が順次巻
き戻される。
【0076】そして、不燃性シート体47が下降されるこ
とにより、この不燃性シート体47はまぐさ体8の一対の
まぐさ部材9の挿通口13に設けた挿通口閉塞体14の開閉
体案内部18から下降されるとともに幅方向の両側端部の
挿入部46が両側部のガイドレール1の挿入口3の上端部
に設けた挿入口閉塞体25の開閉体側端案内部29から下降
され、かつ、不燃性重錘体50の重量により両側部のガイ
ドレール1の挿入口3に沿ってスムーズに下降される。
【0077】また、この不燃性シート体47の下端部の不
燃性重錘体50が被遮蔽部2の床面2aに着床したところ
で、モータ41があらかじめ設定された所定の回転数を回
転して停止され、この不燃性重錘体50及び不燃性シート
体47にて被遮蔽部2が確実に遮断される。
【0078】そして、この被遮蔽部2を遮蔽した不燃性
シート体47を介して挿通口閉塞体25にてまぐさ体8に開
口した不燃性シート体47の挿通口13が確実に気密に閉塞
され、かつ、この被遮蔽部2を遮蔽した不燃性シート体
47の両側端部の挿入部46を介して両側部のガイドレール
1の挿入口閉塞体25にて両側部のガイドレール1の挿入
口3の上端部すなわち挿入口3の上方に向かって拡開し
た案内口7を含む挿入口3の上端部が確実に気密に閉塞
される。
【0079】この際、挿通口閉塞体14は、まぐさ体8の
一対のまぐさ部材9の上端水平板部11にて形成された挿
通口13の相対する開口縁部に沿ってそれぞれ固定された
変形可能な一対の不燃性閉塞片16にて形成され、この一
対の不燃性閉塞片16の対向する内端部19にて開閉体案内
部18が形成されていることにより、この開閉体案内部18
から下降する不燃性シート体47の下降時にはこの不燃性
シート体47にて一対の不燃性閉塞片16をこの不燃性シー
ト体47の下降方向に弾性変形しながらこの不燃性シート
体47が下降される。
【0080】また、この不燃性シート体47の下端部の不
燃性重錘体50が被遮蔽部2の床面2aに着床されることに
より、この被遮蔽部2を遮蔽した不燃性シート体47の両
面に一対の不燃性閉塞片16の内端部19が弾性変形して当
接され、この一対の不燃性閉塞片16にて不燃性シート体
47を介してまぐさ体8に開口した不燃性シート体47の挿
通口13が確実に気密に閉塞される。
【0081】また、挿入口閉塞体25は、相対する方向か
ら傾斜して左右のガイドレール1の挿入口3の上端部に
向かって突設された一対の不燃性閉塞突片27にて形成さ
れ、この一対の不燃性閉塞突片27の対向する内端部30に
て開閉体側端案内部29が形成されているとともに、この
一対の不燃性閉塞突片27の上面部33が挿通口閉塞体14の
一対の不燃性閉塞片16の下面部にそれぞれ当接されてい
ることにより、被遮蔽部2を遮蔽した不燃性シート体47
の両側端部の挿入部46の両面に一対の不燃性閉塞突片27
の内端部30が当接され、この不燃性シート体47の両側端
部の挿入部46を介して一対の不燃性閉塞突片27にて両側
部のガイドレール1の挿入口3の上端部が確実に気密に
閉塞される。
【0082】また、一対の不燃性閉塞突片27の上面部33
が挿通口閉塞体14の一対の不燃性閉塞片16の下面部にそ
れぞれ当接されていることにより、この一対の不燃性閉
塞突片27にて両側部のガイドレール1の挿入口3の上端
部及び挿通口閉塞体14の一対の不燃性閉塞片16の下面部
との間が確実に気密に閉塞される。
【0083】つぎに、たとえば、不燃性シート体47及び
不燃性重錘体50にて被遮蔽部2を遮断した火災時に、熱
風等により不燃性シート体47が煽られて押圧されると、
その圧力により不燃性シート体47の両側端部の挿入部46
が両側部のガイドレール1の挿入口3の一方側の開口縁
部に気密に密着され、この不燃性シート体47の両側端部
の挿入部46と両側部のガイドレール1との間から熱風等
が漏れることを防止される。
【0084】また、挿入口閉塞体25の一対の不燃性閉塞
突片27にて両側部のガイドレール1の挿入口3の上端部
及び挿通口閉塞体14の一対の不燃性閉塞片16の下面部と
の間が気密に閉塞されていることにより、この不燃性シ
ート体47に沿って上昇する熱風等は不燃性シート体47の
一方面からガイドレール1の内壁を通って不燃性シート
体47の他方面に回り込んで流出することを防止される。
【0085】また、被遮蔽部2を遮蔽した不燃性シート
体47を介して挿通口閉塞体14の一対の不燃性閉塞片16に
て一対のまぐさ部材9の相対する上端水平板部11にて開
口形成された不燃性シート体47の挿通口13が気密に閉塞
されていることにより、この不燃性シート体47に沿って
上昇する熱風等は両側部のガイドレール1間に架け渡し
たまぐさ体8から上方に漏れて流出することを防止され
る。
【0086】したがって、不燃性シート体47にて被遮蔽
部2を遮断した火災時において、被遮蔽部2を防火区画
として遮断することにより被遮蔽部2が十分に気密に遮
断され、煙り等の拡散と延焼を防止することができ、十
分な気密性能及び耐火性能が得られる。
【0087】つぎに、不燃性を有しない開閉体45すなわ
ちシート体47にて被遮蔽部2を遮断した状態において、
そのシート体47が外気等により煽られて押圧された際
も、そのシート体47の両側端部の挿入部46が両側部のガ
イドレール1の挿入口3の一方側の開口縁部に気密に密
着され、そのシート体47の両側端部の挿入部46と両側部
のガイドレール1との間から外気等が漏れることを防止
される。
【0088】また、不燃性を有しないシート体47に沿っ
て上昇する外気等は挿入口遮蔽体25にてシート体47の一
方面からガイドレール1の内壁を通ってシート体47の他
方面に回り込んで流出することを防止される。また、シ
ート体47に沿って上昇する外気等は挿通口閉塞体14にて
両側部のガイドレール1間に架け渡されたまぐさ体8の
挿通口13から上方に漏れて流出することを防止される。
【0089】したがって、スクリーンシャッターとして
不燃性を有しないシート体47にて建物内の所定の位置を
遮断することにより、被遮蔽部2が十分に気密に遮断さ
れ、建物内への風及び塵埃等の侵入を防止することがで
き、十分な気密性能が得られる。
【0090】つぎに、前記第1の実施の形態では、挿入
口閉塞体25の一対の閉塞突片26(一対の不燃性閉塞突片
27)は、一対のまぐさ部材9の垂直板部10に固着した相
対するブラケット22に左右のガイドレール1の挿入口3
の上端部に向かって所定の傾斜角度に傾斜して突設し、
その対向する内端部30にて形成された開閉体側端案内部
29を挿入口3内に臨ませて配置する場合について説明し
たが、これに限るものではない。
【0091】たとえば、図8に示す第2の実施の形態の
ように、挿入口閉塞体25の一対の閉塞突片26(一対の不
燃性閉塞突片27)は、相対するブラケット22に左右のガ
イドレール1の内側板部6すなわち、前後の内側片6a,
6bに沿ってそれぞれ挿入口3の上端部に向かって水平状
に突設し、その対向する内端部30にて形成された開閉体
側端案内部29を挿入口3内に臨ませて配置するようにし
てもよい。
【0092】その他の構成については前記第1の実施の
形態の場合と同様であるから第1の実施の形態と同一構
成については第1の実施の形態に用いた符号を記入して
説明を省略する。
【0093】このように構成することにより、一対の閉
塞突片26(一対の不燃性閉塞突片27)は、前後の内側片
6a,6bに支えられた状態で、その開閉体側端案内部29か
ら開閉体45(不燃性シート体47)が下降される。また、
被遮蔽部2を遮断した開閉体45(不燃性シート体47)を
介して一対の閉塞突片26(一対の不燃性閉塞突片27)に
て左右のガイドレール1の挿入口3の上端部が確実に気
密に閉塞される。
【0094】つぎに、前記第1の実施の形態及び第2の
実施の形態では、挿入口閉塞体25の一対の閉塞突片26
(一対の不燃性閉塞突片27)は、左右のガイドレール1
の内側板部6に対向して左右のガイドレール1の挿入口
3の上端部に向かって突設し、この挿入口閉塞体25にて
左右のガイドレール1の挿入口3の上端部を閉塞する場
合について説明したが、これに限らず、一対の閉塞突片
26(一対の不燃性閉塞突片27)にて構成した挿入口閉塞
体25をレール内閉塞体53として用い、このレール内閉塞
体53にて被遮蔽部2を遮蔽した開閉体45(不燃性シート
体47)の両側端部の挿入部46を介して左右のガイドレー
ル1内の上端部を閉塞するようにしてもよい。
【0095】この場合は、たとえば、図9に示す第3の
実施の形態のように、左右のガイドレール1の前後の側
板部4の上端部にブラケット22の基板部23をそれぞれ固
定し、この前後のブラケット22の同一平面で対向する取
付板部24にレール内閉塞体53の一対の閉塞突片26(一対
の不燃性閉塞突片27)すなわち、この一対の閉塞突片26
(一対の不燃性閉塞突片27)を一対の側端閉塞片54とし
て、その取付部28をそれぞれ固定ねじ32にて固定し、こ
の一対の側端閉塞片54の対向する内端部30にて開閉体45
(不燃性シート体47)の両側端部の挿入部46をそれぞれ
案内する開閉体側端案内部29を形成する。
【0096】その他の構成については前記第1の実施の
形態の場合と同様であるから第1の実施の形態と同一構
成については第1の実施の形態に用いた符号を記入して
説明を省略する。
【0097】また、たとえば、図10に示す第4の実施
の形態のように、左右のガイドレール1の前後の側板部
4の上端部にブラケット22の基板部23をそれぞれ固定
し、この前後のブラケット22の外方すなわち、ガイドレ
ール1の外側板部5に向かってそれぞれ所定の同一傾斜
角度に傾斜した対向する取付板部24にレール内閉塞体53
の一対の側端閉塞片54の取付部28をそれぞれ固定ねじ32
にて固定し、この一対の側端閉塞片54の対向する内端部
30にて開閉体45(不燃性シート体47)の両側端部の挿入
部46をそれぞれ案内する開閉体側端案内部29を形成する
ようにしてもよい。
【0098】その他の構成については前記第1の実施の
形態の場合と同様であるから第1の実施の形態と同一構
成については第1の実施の形態に用いた符号を記入して
説明を省略する。
【0099】さらに、たとえば、図11に示す第5の実
施の形態のように、左右のガイドレール1の前後の側板
部4の上端部にブラケット22の基板部23をそれぞれ固定
し、この前後のブラケット22の内方すなわち、ガイドレ
ール1の内側板部6に向かってそれぞれ所定の同一傾斜
角度に傾斜した対向する取付板部24にレール内閉塞体53
の一対の側端閉塞片54の取付部28をそれぞれ固定ねじ32
にて固定し、この一対の側端閉塞片54の対向する内端部
30にて開閉体45(不燃性シート体47)の両側端部の挿入
部46をそれぞれ案内する開閉体側端案内部29を形成する
ようにしてもよい。
【0100】その他の構成については前記第1の実施の
形態の場合と同様であるから第1の実施の形態と同一構
成については第1の実施の形態に用いた符号を記入して
説明を省略する。
【0101】このように、図9乃至図11に示す前記第
3乃至第5の実施の形態のように構成することにより、
レール内閉塞体53の開閉体側端案内部29から下降して被
遮蔽部2を遮断した開閉体45(不燃性シート体47)の両
側端部の挿入部46を介してレール内閉塞体53の一対の側
端閉塞片54にて左右のガイドレール1内の上端部が確実
に気密に閉塞される。
【0102】また、一対の側端閉塞片54にて構成された
レール内閉塞体53を左右のガイドレール1内の上端部に
それぞれ設けることにより、左右のガイドレール1内に
一対の側端閉塞片54にて構成されたレール内閉塞体53が
それぞれ収容され、このレール内閉塞体53が左右のガイ
ドレール1にて被覆され、左右のガイドレール1の表面
に露出することが防止される。また、火災時にはガイド
レール1にてレール内閉塞体53が熱風等から確実に保護
される。
【0103】つぎに、前記各実施の形態において、まぐ
さ体8にこのまぐさ体8の挿通口13を閉塞する挿通口閉
塞体14のみを設け、この挿通口閉塞体14にて被遮蔽部2
を遮断した開閉体45(不燃性シート体47)を介して挿通
口13を閉塞し、この挿通口13から熱風等が上方に漏れる
ことを防止するようにしてもよい。
【0104】また、まぐさ体8にこのまぐさ体8の挿通
口13を閉塞する挿通口閉塞体14及び左右のガイドレール
1の挿入口3の上端部を閉塞する挿入口閉塞体25をそれ
ぞれ設け、挿通口閉塞体14にて被遮蔽部2を遮断した開
閉体45(不燃性シート体47)を介して挿通口13を閉塞
し、この挿通口13から熱風等が上方に漏れることを防止
するとともに、挿入口閉塞体25にて被遮蔽部2を遮断し
た開閉体45(不燃性シート体47)の両側端部の挿入部48
を介して挿入口3の上端部を閉塞し、この挿入口3の上
端部から熱風等が開閉体45(不燃性シート体47)の一方
面から他方面に回り込んで漏れることを防止するように
してもよい。
【0105】この場合、左右のガイドレール1内の上端
部を閉塞する部材として、左右のガイドレール1の内側
板部6の内側に対向して設ける挿入口閉塞体25、また
は、レール内閉塞体53の一方を用いる。
【0106】つぎに、前記各実施の形態では、挿通口閉
塞体14の一対の閉塞片15(不燃性閉塞片16)は、一対の
まぐさ部材9の上端水平板部11の下面部にそれぞれ当接
し、この一対の閉塞片15(不燃性閉塞片16)の下面部に
略L字形成に形成された挟持体20b の挟持片20をそれぞ
れ当接し、この挟持片20から前記一対の閉塞片15(不燃
性閉塞片16)の取付部17を介して前記上端水平板部11に
複数の固定ねじ21をねじ込んで、前記上端水平板部11に
一対の閉塞片15(不燃性閉塞片16)を挟持して固定する
場合について説明したが、これに限るものではなく、挿
通口閉塞体14の一対の閉塞片15(不燃性閉塞片16)は、
一対のまぐさ部材9の上端水平板部11の上面部に固定す
るようにしてもよい。
【0107】この場合は、たとえば、図12に示すよう
に、一対のまぐさ部材9の上端水平板部11の上面部に挿
通口閉塞体14の一対の閉塞片15(不燃性閉塞片16)の取
付部17をそれぞれ当接し、この一対の閉塞片15(不燃性
閉塞片16)の取付部17の上面部に挟持体20b の挟持片20
をそれぞれ当接するとともに、この挟持体20b の係合片
20a を一対のまぐさ部材9の垂直板部10の外側部にそれ
ぞれ当接し、この挟持片20から一対の閉塞片15(不燃性
閉塞片16)の取付部17を介して上端水平板部11に複数の
固定ねじ21をねじ込んで、前記上端水平板部11に一対の
閉塞片15(不燃性閉塞片16)を挟持して固定する。
【0108】このように構成することにより、複数の固
定ねじ21の先端が上端水平板部11の下面側となることに
より、施工時に開閉体45(不燃性シート体47)を開閉体
案内部18に挿入する際に複数の固定ねじ21の先端に開閉
体45(不燃性シート体47)が引っ掛かって開閉体45(不
燃性シート体47)を破く等、開閉体45(不燃性シート体
47)を損傷することを防止できる。
【0109】つぎに、前記各実施の形態では、開閉体45
として被遮蔽部2の上框体等の上壁部34に固定されたシ
ャッターボックス35内の巻取ドラム38に巻き戻し自在に
巻回された不燃性シート体47を巻き戻し下降してこの不
燃性シート体47にて被遮蔽部2を遮断する場合について
説明したが、これに限らず、開閉体45は、たとえば、左
右のガイドレール1間の上方の収納部から下降させる、
薄い小幅の金属製の多数のスラットをすだれ状に連繋し
て構成したスラットシャッター、鋼製形式またはガラス
を嵌め込んだ形式のパネルシャッター及びスクリーンシ
ャッター等にて構成するようにしてもよく、これらのシ
ャッターは、送り込み形式、折り畳み形式及び送り重ね
形式のものであってもよい。
【0110】つぎに、前記各実施の形態では、左右の一
対の閉塞突片26(不燃性閉塞突片27)の上面部すなわ
ち、上端面33を挿通口閉塞体14の一対の閉塞片15の両端
部の下面部にそれぞれ当接する場合について説明した
が、これに限らず、一対の閉塞突片26の上面部は一対の
閉塞片15の両端部の下面部に沿ってそれぞれ当接して重
ね合せるようにしてもよい。
【0111】この場合は、たとえば、図13及び図14
に示すように、一対の閉塞突片26は上端部に彎曲部55を
介して一対の閉塞片15の両端部の下面部に沿ってそれぞ
れ当接して重ね合せる上面部としての重合片部56をそれ
ぞれ略水平状に一体に形成する。
【0112】また、相対する一対の挟持体20b にはこの
挟持体20b の水平状の挟持片20の両端部に前記一対の閉
塞突片26の彎曲部55をそれぞれ挿通する凹窪状の挿通溝
57をそれぞれ切欠して形成する。
【0113】その他の構成については前記各実施の形態
の場合と同様であるから前記各実施の形態と同一構成に
ついては前記各実施の形態に用いた符号を記入して説明
を省略する。
【0114】このように構成することにより、一対の挟
持体20b の挟持片20に形成された挿通溝57に一対の閉塞
突片26の彎曲部55をそれぞれ挿通するとともに、この一
対の閉塞突片26の重合片部56を一対の閉塞片15の両端部
の下面部に沿ってそれぞれ当接して重ね合せる。そし
て、この一対の閉塞片15の両端部及び一対の閉塞突片26
の重合片部56をそれぞれ上下からまぐさ部材9の相対す
る上端水平板部11と一対の挟持体20b の挟持片20とによ
り挟持し、これら挟持部を前記各実施の形態の場合と同
様に複数の固定ねじ21にてそれぞれ固定する。
【0115】そして、一対の閉塞片15の両端部に左右の
一対の閉塞突片26の重合片部56がそれぞれ重ね合せた状
態で固定される。また、開閉体45(不燃性シート体47)
の両側端部が一対の閉塞片15の開閉体案内部18及び一対
の閉塞突片26の開閉体側端案内部29に案内されて下降さ
れる。
【0116】なお、前記一対の閉塞突片26の上端部に形
成した水平状の重合片部56の長さはガイドレール1の相
対する外側板部5と内側板部6との間の間隔により適宜
選択して定める。
【0117】つぎに、前記各実施の形態では、一対の閉
塞片15の開閉体案内部18は、この一対の閉塞片15の対向
した自由端部の両内端部19を接合して形成し、また、一
対の閉塞突片26の開閉体側端案内部29は、この一対の閉
塞突片26の対向した自由端部の両内端部30を接合して形
成する場合について説明したが、これに限らず、一対の
閉塞片15の開閉体案内部18は両内端部19を互いに重ね合
せて形成し、また、一対の閉塞突片26の開閉体側端案内
部29は両内端部30を互いに重ね合せて形成するようにし
てもよい。
【0118】この場合は、たとえば、図15に示すよう
に、一対の閉塞片15の開閉体案内部18は、両内端部19の
中で一方の内端部19に他方の内端部19を僅かに重ね合せ
て形成する。また、一対の閉塞突片26の開閉体側端案内
部29は、両内端部30の中で一方の内端部30に他方の内端
部30を僅かに重ね合せて形成する。
【0119】その他の構成については前記各実施の形態
の場合と同様であるから前記各実施の形態と同一構成に
ついては前記各実施の形態に用いた符号を記入して説明
を省略する。
【0120】このように構成することにより、開閉体45
(不燃性シート体47)が一対の閉塞片15の開閉体案内部
18及び一対の閉塞突片26の開閉体側端案内部29をそれぞ
れ変形しながらこれらの開閉体案内部18及び開閉体側端
案内部29に案内されて下降される。
【0121】そして、この開閉体45(不燃性シート体4
7)の下端部が床面2aの着床されることにより、この開
閉体45(不燃性シート体47)にて被遮蔽部2が遮蔽され
るとともに、この開閉体45(不燃性シート体47)の両面
部に開閉体案内部18の両内端部19がそれぞれ変形して気
密に当接され、かつ、開閉体側端案内部29の両内端部30
がそれぞれ変形して気密に当接される。したがって、こ
の開閉体45(不燃性シート体47)にて被遮蔽部2が気密
に閉塞される。
【0122】つぎに、前記図15に示す実施の形態にお
いて、一対の閉塞片15の開閉体案内部18を形成した両内
端部19及び一対の閉塞突片26の開閉体側端案内部29を形
成した両内端部30には、図16に示すように、それぞれ
の両内端部19,30に沿って所定の間隔をおいて、内端縁
部を切り離した多数のスリット58をそれぞれ形成したも
のである。
【0123】その他の構成については前記各実施の形態
の場合と同様であるから前記各実施の形態と同一構成に
ついては前記各実施の形態に用いた符号を記入して説明
を省略する。
【0124】このように構成することにより、開閉体45
(不燃性シート体47)が一対の閉塞片15の開閉体案内部
18及び一対の閉塞突片26の開閉体側端案内部29をそれぞ
れ変形しながらこれらの開閉体案内部18及び開閉体側端
案内部29に案内されてスムーズに下降される。
【0125】そして、この開閉体45(不燃性シート体4
7)の下端部が床面2aの着床されることにより、この開
閉体45(不燃性シート体47)にて被遮蔽部2が遮蔽され
るとともに、この開閉体45(不燃性シート体47)の両面
部に開閉体案内部18の各スリット58にて分離された両内
端部19がそれぞれ変形して気密に当接され、かつ、開閉
体側端案内部29の各スリット58にて分離された両内端部
30がそれぞれ変形して気密に当接される。したがって、
この開閉体45(不燃性シート体47)にて被遮蔽部2が気
密に閉塞される。
【0126】つぎに、前記各実施の形態では、まぐさ体
8の挿通口13は閉塞する挿通口閉塞体14は一対の閉塞片
15(不燃性閉塞片16)にて形成し、また、左右のガイド
レール1の挿入口3の上端部をそれぞれ閉塞する挿入口
閉塞体25は一対の閉塞突片26(不燃性閉塞突片27)にて
形成する場合について説明したが、これに限らず、挿通
口閉塞体14は変形可能な不燃性の閉塞板59にて形成し、
挿入口閉塞体25は変形可能な不燃性の閉塞側板60にて形
成するようにしてもよい。
【0127】この場合は、たとえば、図17に示すよう
に、閉塞板59は、幅方向の両側縁部をまぐさ体8の挿通
口13の相対する開口縁部の上端水平板部11に沿って取り
付けられる取付部61として細長板状に形成され、その幅
方向の略中間部に位置して長さ方向に両側端部の連続部
62を残して開閉体45(不燃性シート体47)を案内するス
リット63を形成する。
【0128】また、閉塞側板60は、幅方向の両側縁部を
相対するブラケット22に沿って取り付ける取付部64とし
て上下方向の細長板状に形成され、その上端部に彎曲部
65を介して重合片部66を形成し、その幅方向の略中間部
に位置して長さ方向に前記重合片部66の先端部の連続部
67を残して前記開閉体45(不燃性シート体47)の両側端
部の挿入部46を案内するスリット68を形成する。
【0129】その他の構成については前記各実施の形態
の場合と同様であるから前記各実施の形態と同一構成に
ついては前記各実施の形態に用いた符号を記入して説明
を省略する。
【0130】このように構成することにより、開閉体45
(不燃性シート体47)は閉塞板59のスリット63に案内さ
れて下降されるが、この際、開閉体45の下降方向にスリ
ット63の開口縁部が多少変形しながら下降される。ま
た、開閉体45の下端部が被遮蔽部2の床面2aに着床され
ることにより、この開閉体45にて被遮蔽部2が確実に遮
蔽されるとともに、この被遮蔽部2を遮蔽した開閉体45
の両面部にスリット63の開口縁部が変形して当接され、
この閉塞板59にて開閉体45を介してまぐさ体8に開口し
た開閉体45の挿通口13が確実に気密に閉塞される。
【0131】また、開閉体45(不燃性シート体47)の両
側端部の挿入部46は閉塞側板60のスリット68に案内され
て下降されるが、この際、開閉体45の下降方向にスリッ
ト68の開口縁部が多少変形しながら下降される。また、
開閉体45の下端部が被遮蔽部2の床面2aに着床されるこ
とにより、この開閉体45にて被遮蔽部2が確実に遮蔽さ
れるとともに、この被遮蔽部2を遮蔽した開閉体45の両
面部にスリット68の開口縁部が変形して当接され、この
閉塞側板60にて開閉体45を介して左右のガイドレール1
の挿入口3の上端部が確実に気密に閉塞される。
【0132】また、閉塞板59はスリット63を有するが、
その両端部が連続部62にて連続して一体に形成されてい
るため、この閉塞板59はまぐさ体8の挿通口13の相対す
る開口縁部の上端水平板部11に簡単に取り付けることが
できる。また、閉塞側板60はスリット68を有するが、そ
の重合片部66の先端部の連続部67にて連続して一体に形
成されているため、この閉塞側板60は相対するブラケッ
ト22に簡単に取り付けることができる。
【0133】なお、左右方向にスリット63を有する閉塞
板59と上下方向にスリット68を有する閉塞側板60とは必
ずしも常に一組として用いる必要がなく、左右方向にス
リット63を有する閉塞板59と前記各実施の形態の一対の
閉塞突片26との組み合わせであってもよい。
【0134】つぎに、前記第1の実施の形態では、開閉
体側端案内部29は一対の閉塞突片26(不燃性閉塞突片2
7)の互いに対向した内端部30にて形成する場合につい
て説明したが、これに限らず、この開閉体側端案内部29
は、前記図15に示す実施の形態のように、一対の閉塞
突片26の内端部30の中で一方の内端部30に他方の内端部
30を僅かに重ね合せて形成するようにしてもよい。
【0135】この場合、一対の閉塞突片26の内端部30に
は、前記図16に示す実施の形態のように、それぞれの
内端部30に沿って所定の間隔をおいて、内端縁部を切り
離した多数のスリット58をそれぞれ形成するようにして
もよい。
【0136】そして、開閉体45(不燃性シート体47)が
下降され、この開閉体45(不燃性シート体47)下端部が
床面2aに着床されることにより、この開閉体45(不燃性
シート体47)にて被遮蔽部2が遮蔽されるとともに、こ
の開閉体45(不燃性シート体47)の両面部に開閉体側端
案内部29の両内端部30がそれぞれ変形して気密に当接さ
れる。
【0137】また、前記各実施の形態において、一対の
閉塞片15及び一対の閉塞突片26は一枚で一対であっても
よく、重ね合せた複数枚を一対としてもよい。
【0138】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、両側部のガイ
ドレールの上端部間に上面部に開閉体を挿通する挿通口
を開口したまぐさ体を架け渡し、このまぐさ体に前記開
閉体の下降を案内する開閉体案内部を有しこの開閉体案
内部から下降して被遮蔽部を遮断した前記開閉体を介し
て前記挿通口を閉塞する挿通口閉塞体を設けたので、こ
の開閉体にて被遮蔽部を確実に遮断できるとともに、こ
の被遮蔽部を遮断した開閉体を介して挿通口閉塞体にて
まぐさ体に開口した開閉体の挿通口を確実に気密に閉塞
することができる。
【0139】また、被遮蔽部を遮断した開閉体を介して
挿通口閉塞体にてまぐさ体に開口した開閉体の挿通口を
気密に閉塞できるため、この開閉体に沿って上昇する熱
風または外気等が両側部のガイドレール間に架け渡した
まぐさ体に開口した開閉体の挿通口から上方に漏れて流
出することを確実に防止できる。
【0140】また、両側部のガイドレールの上端部間に
まぐさ体を架け渡したので、このまぐさ体にて両側部の
ガイドレールの上端部間の間隔を確実に保持することが
でき、この両側部のガイドレールの挿入口に沿って開閉
体をスムーズに下降させることができる。
【0141】したがって、気密性の高いシャッター装置
を提供することができ、たとえば、開閉体が耐火性を有
する場合は開閉体にて被遮蔽部を遮断した火災時におい
て、被遮蔽部を防火区画として遮断することにより被遮
蔽部を十分に気密に遮断して煙り等の拡散と延焼を確実
に防止できる耐火シャッター装置を提供することがで
き、また、開閉体が非耐火性の場合は建物内の所定の位
置を遮断することにより被遮蔽部を十分に気密に遮断し
て建物内への風及び塵埃等の侵入を確実に防止できる非
耐火性のシャッター装置を提供することができる。
【0142】請求項2の発明によれば、請求項1の発明
の効果に加え、挿通口閉塞体は、まぐさ体の挿通口の相
対する開口縁部に沿ってそれぞれ固定された変形可能な
一対の閉塞片にて形成され、この一対の閉塞片の対向す
る内端部にて開閉体案内部が形成されているので、開閉
体は開閉体案内部から下降されるが、この際、開閉体の
下降方向に一対の閉塞片を変形しながら下降し、この開
閉体の下端部が被遮蔽部の床面に着床してこの開閉体に
て被遮蔽部を遮断した際には一対の閉塞片にて開閉体を
介してまぐさ体に開口した開閉体の挿通口を確実に気密
に閉塞することができる。
【0143】請求項3の発明によれば、請求項1の発明
の効果に加え、両側部のガイドレールは、上端部に開閉
体の両側端部の下降を案内する開閉体側端案内部を有し
この開閉体側端案内部から下降して前記被遮蔽部を遮断
した前記開閉体の両側端部を介して挿入口の上端部を閉
塞する挿入口閉塞体を有するので、この開閉体はまぐさ
体に設けた挿通口閉塞体の開閉体案内部から下降される
とともに幅方向の両側端部が両側部のガイドレールの挿
入口閉塞体の開閉体側端案内部から下降され、この開閉
体にて被遮蔽部を遮断した際にはこの被遮蔽部を遮断し
た開閉体の両側端部を介して両側部のガイドレールの挿
入口閉塞体にて両側部のガイドレールの挿入口の上端部
を確実に気密に閉塞することができる。
【0144】このため、たとえば、開閉体にて被遮蔽部
を遮断した際には、この開閉体に沿って上昇する熱風ま
たは外気等が開閉体の一方面からガイドレールの内壁を
通って他方面に回り込んで流出することを確実に防止で
きる。
【0145】したがって、開閉体に沿って上昇する熱風
または外気等が、両側部のガイドレール間に架け渡した
まぐさ体に開口した開閉体の挿通口から上方に漏れて流
出することを確実に防止できるとともに、開閉体の一方
面からガイドレールの内壁を通って他方面に回り込んで
流出することを確実に防止でき、全体として被遮蔽部を
確実に気密に遮断することができる。
【0146】請求項4の発明によれば、請求項1または
3の発明の効果に加え、挿入口閉塞体は、相対する方向
から挿入口の上端部に向かって突設された一対の閉塞突
片にて形成され、この一対の閉塞突片の対向する内端部
にて開閉体側端案内部が形成されているとともに、この
一対の閉塞突片の上面部が挿通口閉塞体の下面部に当接
されているので、開閉体にて被遮蔽部を遮断した際にこ
の開閉体の両側端部の両面に一対の閉塞突片の内端部が
それぞれ当接し、この一対の閉塞突片にて開閉体の両側
端部を介して両側部のガイドレールの挿入口の上端部を
確実に気密に閉塞できるが、この際、一対の閉塞突片の
上面部が挿通口閉塞体の下面部に当接されることによ
り、この一対の閉塞突片にて両側部のガイドレールの挿
入口の上端部及び挿通口閉塞体の下面部との間を確実に
気密に閉塞することができる。
【0147】このため、たとえば、開閉体にて被遮蔽部
を遮断した際には、この開閉体に沿って上昇する熱風ま
たは外気等が開閉体の一方面からガイドレールの内壁を
通って他方面に回り込んで流出することを更に確実に防
止することができる。
【0148】したがって、開閉体にて被遮蔽部を遮断し
た火災時において、被遮蔽部を防火区画として遮断する
ことにより被遮蔽部を十分に気密に遮断して煙り等の拡
散と延焼を更に確実に防止でき、また、開閉体にて建物
内の所定の位置を遮断することにより被遮蔽部を十分に
気密に遮断して建物内への風及び塵埃等の侵入を更に確
実に防止できる。
【0149】請求項5の発明によれば、請求項1の発明
の効果に加え、両側部のガイドレールは、上端部に開閉
体の両側端部の下降を案内する開閉体側端案内部を有し
この開閉体側端案内部から下降して前記被遮蔽部を遮断
した前記開閉体の両側端部を介してガイドレール内を閉
塞するレール内閉塞体を有するので、このレール内閉塞
体にてガイドレール内において被遮蔽部を遮断した開閉
体の両側端部を介してガイドレール内の上端部を確実に
気密に閉塞することができ、この開閉体に沿って上昇す
る熱風または外気等が開閉体の一方面からガイドレール
の内壁を通って他方面に回り込んで流出することを確実
に防止できる。
【0150】また、ガイドレールにこのガイドレール内
を閉塞するレール内閉塞体を設けたので、このレール内
閉塞体をガイドレールの外面に露出することなくガイド
レールに設けることができ、たとえば、火災時にレール
内閉塞体が熱的悪影響を受けることを防止できる。
【0151】請求項6の発明によれば、請求項1または
5の発明の効果に加え、レール内閉塞体は、相対する方
向から開閉体の両側端部に向かって突設された一対の側
端閉塞片にて形成され、この一対の側端閉塞片の対向す
る内端部にて開閉体側端案内部が形成されているととも
に、この一対の側端閉塞片の上面部が挿通口閉塞体の下
面部に当接されているので、開閉体の両側端部は一対の
側端閉塞片の対向する内端部の開閉体側端案内部から下
降されるが、この開閉体にて被遮蔽部を遮断した際には
開閉体の両側端部の両面に一対の側端閉塞片の内端部が
それぞれ当接し、この一対の側端閉塞片にて開閉体の両
側端部を介して両側部のガイドレール内の上端部を確実
に気密に閉塞できるとともに、この一対の側端閉塞片の
上面部が挿通口閉塞体の下面部に当接されていることに
より、この一対の側端閉塞片にて両側部のガイドレール
内の上端部及び挿通口閉塞体の下面部との間を確実に気
密に閉塞できる。
【0152】したがって、開閉体にて被遮蔽部を遮断し
た際には被遮蔽部を防火区画として遮断することにより
被遮蔽部を十分に気密に遮断して煙り等の拡散と延焼を
確実に防止でき、また、開閉体にて建物内の所定の位置
を遮断することにより被遮蔽部を十分に気密に遮断で
き、建物内への風及び塵埃等の侵入を確実に防止するこ
とができる。
【0153】請求項7の発明によれば、請求項1の発明
の効果に加え、まぐさ体の挿通口の相対する開口縁部に
沿って固定され開閉体案内部を有する変形可能な閉塞板
にて形成され、この閉塞板の前記開閉体案内部は、この
閉塞板の両側端部を残したスリットにて形成したので、
開閉体は閉塞板のスリットに案内されて下降されるが、
この際、開閉体の下降方向にスリットの開口縁部を変形
しながら下降し、この開閉体の下端部が被遮蔽部の床面
に着床してこの開閉体にて被遮蔽部を遮蔽した際はこの
開閉体の両面にスリットの開口縁部が当接しこの閉塞板
にて開閉体を介してまぐさ体に開口した開閉体の挿通口
を確実に気密に閉塞することができる。
【0154】また、閉塞板のスリットは閉塞板の両側端
部を残して形成したので、閉塞板を一体として取り扱う
ことができ、保管管理も容易であるのみならず、まぐさ
体の挿通口の相対する開口縁部に沿って容易に固定する
ことができる。
【0155】請求項8記載のシャッター装置は、請求項
1乃至7のいずれかに記載の発明の効果に加え、開閉体
はシート体にて形成されているので、このシート体にて
気密性の高いシャッター装置を提供することができ、た
とえば、シート体が耐火性を有する場合はシート体にて
被遮蔽部を遮断した火災時において、被遮蔽部を防火区
画として遮断することにより被遮蔽部を十分に気密に遮
断して煙り等の拡散と延焼を確実に防止できる耐火シャ
ッター装置を提供することができ、また、シート体が非
耐火性の場合は建物内の所定の位置を遮断することによ
り被遮蔽部を十分に気密に遮断して建物内への風及び塵
埃等の侵入を確実に防止できる非耐火性のシャッター装
置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示すシャッター装置の
要部を示す断面図である。
【図2】同上一部の斜視図である。
【図3】同上分解斜視図である。
【図4】同上開閉体の下降状態を示す平面図である。
【図5】同上横断平面図である。
【図6】同上シャッター装置の正面図である。
【図7】同上側面図である。
【図8】他の実施の形態を示すシャッター装置の一部の
横断平面図である。
【図9】更に他の実施の形態を示すシャッター装置の一
部の横断平面図である。
【図10】更に他の実施の形態を示すシャッター装置の
一部の横断平面図である。
【図11】更に他の実施の形態を示すシャッター装置の
一部の横断平面図である。
【図12】更に他の実施の形態を示すシャッター装置の
一部の縦断側面図である。
【図13】更に他の実施の形態を示すシャッター装置の
一部の分解斜視図である。
【図14】同上組立て状態の側面図である。
【図15】更に他の実施の形態を示すシャッター装置の
一部の分解斜視図である。
【図16】更に他の実施の形態を示すシャッター装置の
一部の分解斜視図である。
【図17】更に他の実施の形態を示すシャッター装置の
一部の分解斜視図である。
【符号の説明】
1 ガイドレール 2 被遮蔽部 3 挿入口 8 まぐさ体 13 挿通口 14 挿通口閉塞体 15 閉塞片 18 開閉体案内部 19,30 内端部 25 挿入口閉塞体 26 閉塞突片 29 開閉体側端案内部 45 開閉体 47 シート体としての不燃性シート体 53 レール内閉塞体 54 側端閉塞片 59 閉塞板 63 スリット

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被遮蔽部の両側部に相対して固定され互
    いに対向して挿入口を上下方向に形成したガイドレール
    と、この両側部のガイドレールの挿入口に幅方向の両側
    端部をそれぞれ挿入した状態で下降され前記被遮蔽部を
    遮断する昇降自在の開閉体と、前記両側部のガイドレー
    ルの上端部間に架け渡され上面部に前記開閉体を挿通す
    る挿通口を開口したまぐさ体と、このまぐさ体に設けら
    れ前記開閉体の下降を案内する開閉体案内部を有しこの
    開閉体案内部から下降して前記被遮蔽部を遮蔽した前記
    開閉体を介して前記挿通口を閉塞する挿通口閉塞体と、
    を具備した、 ことを特徴とするシャッター装置。
  2. 【請求項2】 挿通口閉塞体は、まぐさ体の挿通口の相
    対する開口縁部に沿ってそれぞれ固定された変形可能な
    一対の閉塞片にて形成され、この一対の閉塞片の対向す
    る内端部にて開閉体案内部が形成されている、 ことを特徴とする請求項1記載のシャッター装置。
  3. 【請求項3】 両側部のガイドレールは、上端部に開閉
    体の両側端部の下降を案内する開閉体側端案内部を有し
    この開閉体側端案内部から下降して前記被遮蔽部を遮断
    した前記開閉体の両側端部を介して挿入口の上端部を閉
    塞する挿入口閉塞体を有する、 ことを特徴とする請求項1記載のシャッター装置。
  4. 【請求項4】 挿入口閉塞体は、相対する方向から挿入
    口の上端部に向かって突設された一対の閉塞突片にて形
    成され、この一対の閉塞突片の対向する内端部にて開閉
    体側端案内部が形成されているとともに、この一対の閉
    塞突片の上面部が挿通口閉塞体の下面部に当接されてい
    る、 ことを特徴とする請求項1または3記載のシャッター装
    置。
  5. 【請求項5】 両側部のガイドレールは、上端部に開閉
    体の両側端部の下降を案内する開閉体側端案内部を有し
    この開閉体側端案内部から下降して前記被遮蔽部を遮断
    した前記開閉体の両側端部を介してガイドレール内を閉
    塞するレール内閉塞体を有する、 ことを特徴とする請求項1記載のシャッター装置。
  6. 【請求項6】 レール内閉塞体は、相対する方向から開
    閉体の両側端部に向かって突設された一対の側端閉塞片
    にて形成され、この一対の側端閉塞片の対向する内端部
    にて開閉体側端案内部が形成されているとともに、この
    一対の側端閉塞片の上面部が挿通口閉塞体の下面部に当
    接されている、 ことを特徴とする請求項1または5記載のシャッター装
    置。
  7. 【請求項7】 挿通口閉塞体は、まぐさ体の挿通口の相
    対する開口縁部に沿って固定され開閉体案内部を有する
    変形可能な閉塞板にて形成され、この閉塞板の前記開閉
    体案内部は、この閉塞板の両側端部を残したスリットに
    て形成する、 ことを特徴とする請求項1記載のシャッター装置。
  8. 【請求項8】 開閉体は、シート体にて形成されてい
    る、 ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載のシ
    ャッター装置。
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