JPH11303540A - 耐火スクリーン装置 - Google Patents

耐火スクリーン装置

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JPH11303540A
JPH11303540A JP10106153A JP10615398A JPH11303540A JP H11303540 A JPH11303540 A JP H11303540A JP 10106153 A JP10106153 A JP 10106153A JP 10615398 A JP10615398 A JP 10615398A JP H11303540 A JPH11303540 A JP H11303540A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被遮蔽部2の遮蔽時に不燃性シート体18が火
災時の圧力で撓んだり熱収縮しても、不燃性シート体18
の下端部と床面16との間を確実に閉塞でき、被遮蔽部2
の気密性及び耐火性を向上できる耐火スクリーン装置を
提供する。 【解決手段】 被遮蔽部2の両ガイドレール1の挿入口
3に両側端部を挿入した昇降自在の不燃性シート体18
と、不燃性シート体18の下端部の不燃性重錘体19とを具
備する。不燃性重錘体19は第1の重錘部材26と、第1の
重錘部材26に上下動自在の第2の重錘部材27とを有す
る。第1の重錘部材26は第2の重錘部材27を挿通する挿
通口30を有し、第2の重錘部材27は挿通口30に上下動自
在に挿通し両側端部に両ガイドレール1の挿入口3に昇
降自在の挿入部50を有する可動板部51と、可動板部51の
上端部に形成し挿通口30の内側縁部に当接する抜止め板
部52と、可動板部51の下端部に形成し床面16に着床する
着床板部53とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は耐火スクリーン装置
に係り、たとえば、火災時に煙りの拡散と延焼を防止す
るものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の耐火スクリーン装置とし
ては、たとえば、両側部に相対して固定され互いに対向
して挿入口を上下方向に形成したガイドレールと、この
両側部のガイドレールの挿入口に幅方向の両側端部をそ
れぞれ挿入して昇降自在に設けられ前記両ガイドレール
間の被遮蔽部を遮蔽する不燃性シート体と、この不燃性
シート体の下端部に設けられ前記被遮蔽部の床面に着床
する不燃性重錘体と、を具備し、前記不燃性重錘体の下
端部に前記被遮蔽部の床面に着床時に変形して床面との
間を閉塞する変形可能な中空筒状の床面閉塞体を固定す
る構成が提案されている。
【0003】そして、火災時に不燃性シート体及び不燃
性重錘体を下降しこの不燃性重錘体の床面閉塞体を床面
との接触面が大きくなるように偏平状に変形させて着床
し、被遮蔽部を遮蔽するものであるが、このとき、不燃
性シート体が火災時の熱風により煽られる圧力を受けて
撓んだり、火災熱により上方に熱収縮した場合は、不燃
性シート体の撓み量及び熱収縮量に応じてこの不燃性シ
ート体にて不燃性重錘体及び床面閉塞体が引き上げられ
ても、上方に変形して床面との接触面が多少小さくなる
床面閉塞体にて床面との間を閉塞するようにしたもので
ある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記耐火スク
リーン装置では、床面閉塞体は不燃性重錘体の下端部に
固定されているため、不燃性シート体の撓み量及び/ま
たは熱収縮量が大きいときは不燃性重錘体及び床面閉塞
体が更に引き上げられ、この床面閉塞体と床面との接触
面が小さくなり過ぎて床面閉塞体と床面との間に隙間が
生じ易くなることも考えられ、また、被遮蔽部の遮蔽時
に不燃性重錘体の両端部がロックされている状態で、不
燃性シート体が火災時の熱風により煽られて強い圧力を
受けたときは、この不燃性シート体の中心部に圧力が集
中して不燃性シート体が大きく撓むとともに不燃性重錘
体及び床面閉塞体が引き上げられて床面閉塞体と床面と
の間の中間部に隙間が生じ易くなることも考えられ、し
たがって、被遮蔽部を気密に遮蔽する気密性及び被遮蔽
部を火炎の流出を防止して遮蔽する耐火性が低下するこ
とも考えられる。
【0005】そこで、不燃性重錘体の重量を重くして持
ち上がりを防止するとともに、不燃性重錘体の厚みを大
きくして反り返りを防止するようにすると、その不燃性
重錘体は被遮蔽部の開口部の左右方向の長さに応じて重
くなり過ぎるとともに、この不燃性重錘体の両側端部の
厚みに応じてこの不燃性重錘体の両側端部を挿入するガ
イドレールの挿入口を大きく開口しなければならなくな
る。しかし、このガイドレールの挿入口を大きく開口す
ると、この挿入口と不燃性シート体の両側端部との間に
比較的大きな隙間が形成され、この隙間から熱風等が流
出し易くなる、という問題がある。
【0006】本発明は、このような課題に鑑みてなされ
たもので、不燃性シート体が火災時の熱風により煽られ
る圧力を受けて撓んだり、火災熱により上方に熱収縮し
ても、不燃性シート体の下端部と被遮蔽部の床面との間
に隙間が生じることを確実に防止でき、したがって、被
遮蔽部を気密に遮蔽する気密性及び被遮蔽部を火炎の流
出を防止して遮蔽する耐火性を向上することができる耐
火スクリーン装置を提供することを目的とするものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の耐火スク
リーン装置は、被遮蔽部の両側部に相対して固定され互
いに対向して挿入口を上下方向に形成したガイドレール
と、この両側部のガイドレールの挿入口に幅方向の両側
端部をそれぞれ挿入して昇降自在に設けられ前記被遮蔽
部を遮蔽する不燃性シート体と、この不燃性シート体の
下端部に設けられ前記被遮蔽部の床面に着床する不燃性
重錘体と、を具備し、前記不燃性重錘体は、前記不燃性
シート体の下端部に沿って固定された第1の重錘部材
と、この第1の重錘部材に上下動自在に設けられた第2
の重錘部材と、を有し、前記第1の重錘部材は、この第
1の重錘部材の下端部に沿って開口され前記第2の重錘
部材を上下動自在に挿通する挿通口を有し、前記第2の
重錘部材は、第1の重錘部材の挿通口に上下動自在に挿
通され両側端部に前記両側部のガイドレールの挿入口に
それぞれ昇降自在に挿入した挿入部を有する可動板部
と、この可動板部の上端部に形成され前記挿通口の内側
縁部に当接して抜止めされる抜止め板部と、前記可動板
部の下端部に形成され前記床面に着床する着床板部と、
を有する、ものである。
【0008】そして、被遮蔽部を遮蔽する場合は不燃性
シート体を下降することにより、この不燃性シート体は
幅方向の両側端部が両側部のガイドレールの対向した挿
入口に沿って、かつ、不燃性重錘体は第2の重錘部材の
可動板部の両側端部の挿入部が両側部のガイドレールの
対向した挿入口に沿ってこの不燃性重錘体の重量により
スムーズに下降される。
【0009】この不燃性重錘体が下降するとき、この不
燃性重錘体の第2の重錘部材は自重により第1の重錘部
材から下方に突出して吊持された状態で下降される。す
なわち、第2の重錘部材は自重により第1の重錘部材か
ら下降され、その可動板部の上端部の抜止め板部が不燃
性シート体の下端部に固定された第1の重錘部材の挿通
口の内側縁部に当接して抜止めされた状態で第1の重錘
部材から下方に突出して吊持された状態で下降される。
【0010】また、不燃性シート体の下降で不燃性重錘
体の第2の重錘部材の着床板部が被遮蔽部の床面に着床
され、この不燃性シート体が更に所定量下降されると、
不燃性重錘体の第1の重錘部材がこの第1の重錘部材の
挿通口及びこの挿通口に挿通した第2の重錘部材の可動
板部をガイドとして所定量下降される。
【0011】そして、不燃性シート体の下降が停止され
ることにより、この不燃性重錘体の第1の重錘部材の下
降が停止され、この第1の重錘部材の挿通口の内側縁部
から外れた第2の重錘部材の抜止め板部及びこの抜止め
板部を上端部に有する第2の重錘部材の可動板部がそれ
ぞれ第1の重錘部材の挿通口の上方に突出される。
【0012】したがって、第2の重錘部材の自重により
この第2の重錘部材の着床板部が被遮蔽部の床面上に気
密に着床され、この着床板部を有する第2の重錘部材及
び第2の重錘部材の可動板部に沿って下降した第1の重
錘部材にて不燃性シート体の下端部と被遮蔽部の床面と
の間が確実に気密に閉塞され、かつ、この不燃性重錘体
及び不燃性シート体にて被遮蔽部の両側部のガイドレー
ルとの間が確実に遮蔽される。
【0013】また、両側部のガイドレールの挿入口は不
燃性シート体の幅方向の両側端部及び不燃性重錘体の第
2の重錘部材の可動板部の両側端部の挿入部を昇降自在
に挿入した比較的狭い間隔で開口されることにより、被
遮蔽部が遮蔽された状態では両側部のガイドレールの挿
入口と不燃性シート体の幅方向の両側端部及び不燃性重
錘体の第2の重錘部材の可動板部の両挿入端部との間に
は熱風等が流出し易くなるような大きな隙間が形成され
ることがなく、これらの間の気密性が向上される。
【0014】このように、被遮蔽部が遮蔽された状態で
は不燃性シート体及び不燃性重錘体にて全体として被遮
蔽部の気密性及び耐火性が向上され、この被遮蔽部の一
方側から他方側に向かって熱風等の流出が防止され、熱
風等の煙りの拡散と延焼が防止される。
【0015】つぎに、不燃性シート体及び不燃性重錘体
にて被遮蔽部を遮蔽した状態で、不燃性シート体が火災
時の熱風により煽られる圧力を受けて撓んだり、火災熱
により上方に熱収縮するようなことがあった場合は、不
燃性シート体の撓み量及び熱収縮量に応じてこの不燃性
シート体にて不燃性重錘体の第1の重錘部材が引き上げ
られる。
【0016】このとき、第1の重錘部材は、この第1の
重錘部材の挿通口及びこの挿通口に挿通した第2の重錘
部材の可動板部をガイドとして引き上げられるが、第2
の重錘部材は第1の重錘部材によって引き上げられるこ
とがなく、この第2の重錘部材の可動板部の下端部の着
床板部が被遮蔽部の床面上に引き続き気密に着床され続
け、これらの間から熱風等が流出することを確実に防止
される。
【0017】そして、不燃性シート体の撓み量及び/ま
たは熱収縮量が大きいときに、第1の重錘部材が第2の
重錘部材から更に引き上げられても、この第2の重錘部
材の可動板部の下端部の着床板部が被遮蔽部の床面上に
引き続き気密に着床され続け、これらの間から熱風等が
流出することを確実に防止される。
【0018】また、被遮蔽部の遮蔽時に不燃性重錘体の
両端部がロックされている状態で、不燃性シート体が火
災時の熱風により煽られて強い圧力を受けたときも、第
2の重錘部材は第1の重錘部材によって引き上げられる
ことがなく、この第2の重錘部材の可動板部の下端部の
着床板部が被遮蔽部の床面上に引き続き気密に着床され
続け、この第2の重錘部材と床面との間の中間部に隙間
が生じることを防止される。
【0019】したがって、不燃性シート体及び不燃性重
錘体にて被遮蔽部を遮蔽した状態で、不燃性シート体が
火災時の熱風により煽られる圧力を受けて撓んだり、火
災熱により上方に熱収縮するようなことがあっても、被
遮蔽部を気密に遮蔽する気密性及び被遮蔽部を火炎の流
出を防止して遮蔽する耐火性が向上される。
【0020】請求項2記載の耐火スクリーン装置は、請
求項1記載の耐火スクリーン装置において、第1の重錘
部材の挿通口は、この第1の重錘部材に相対して着脱自
在に取付けられた一対の底板部の対向する端部にて形成
されている、ものである。
【0021】そして、第1の重錘部材に相対して一対の
底板部を取付けることにより、この一対の底板部の対向
する端部にて挿通口が簡単に形成されるが、このとき、
第1の重錘部材の一方側に一方の底板部を取付けるとと
もに、この一方の底板部の端部に沿って第2の重錘部材
の可動板部を配置した状態で、第1の重錘部材の他方側
に他方の底板部を取付けることにより、この他方の底板
部の端部と一方の底板部の端部とにより形成される挿通
口に第2の重錘部材の可動板部が簡単に昇降自在に組み
込まれる。
【0022】請求項3記載の耐火スクリーン装置は、請
求項1または2記載の耐火スクリーン装置において、第
1の重錘部材は、両側端部に両側部のガイドレールの挿
入口にそれぞれ昇降自在に挿入しこの第1の重錘部材の
両側端部とガイドレールとの間を閉塞する閉塞カバー体
を有する、ものである。
【0023】そして、閉塞カバー体にて第1の重錘部材
の両側端部とガイドレールとの間が閉塞され、被遮蔽部
の遮蔽時に第1の重錘部材の両側端部とガイドレールと
の間から熱風等が流出することを防止して気密性が向上
される。
【0024】請求項4記載の耐火スクリーン装置は、請
求項1乃至3のいずれかに記載の耐火スクリーン装置に
おいて、第1の重錘部材は、この第1の重錘部材の両面
部から下方に向かってそれぞれ突出され床面に着床時に
第2の重錘部材を介して互いに反対方向に離反して着床
する一対の不燃性エンドシートを有する、ものである。
【0025】そして、第2の重錘部材の着床板部が被遮
蔽部の床面に着床され、不燃性シート体が更に下降され
ると、第1の重錘部材がこの第1の重錘部材の挿通口及
びこの挿通口に挿通した第2の重錘部材の可動板部をガ
イドとして所定量下降されるとともに、この第1の重錘
部材にて一対の不燃性エンドシートの下端部が床面に着
床される。
【0026】また、この第1の重錘部材が更に所定量下
降されると、この第1の重錘部材にて一対の不燃性エン
ドシートが第2の重錘部材を介して互いに反対方向に離
反して拡開した状態に変形して着床される。そして、不
燃性シート体の下降が停止されることにより、この不燃
性重錘体の第1の重錘部材の下降が停止され、この第1
の重錘部材の挿通口の内側縁部から外れた第2の重錘部
材の抜止め板部及びこの抜止め板部を上端部に有する第
2の重錘部材の可動板部がそれぞれ第1の重錘部材の挿
通口の上方に突出される。
【0027】したがって、第2の重錘部材の自重により
この第2の重錘部材の着床板部が被遮蔽部の床面上に気
密に着床され、この着床板部を有する第2の重錘部材及
び第2の重錘部材の可動板部に沿って下降し第2の重錘
部材を介して床面上に気密に着床された第1の重錘部材
の一対の不燃性エンドシートにて不燃性シート体の下端
部と被遮蔽部の床面との間が更に確実に気密に閉塞され
る。
【0028】そして、第2の重錘部材を介して床面上に
第1の重錘部材の一対の不燃性エンドシートが気密に着
床されることにより、この一対の不燃性エンドシートに
て第2の重錘部材の可動板部を挿通した第1の重錘部材
の挿通口に熱風等が流出することが防止される。
【0029】つぎに、不燃性シート体及び不燃性重錘体
にて被遮蔽部が遮蔽された状態で、不燃性シート体が火
災時の熱風により煽られる圧力を受けて撓んだり、火災
熱により上方に熱収縮するようなことがあった場合は、
不燃性シート体の撓み量及び熱収縮量に応じてこの不燃
性シート体にて不燃性重錘体の第1の重錘部材が引き上
げられるとともに、この第1の重錘部材の一対の不燃性
エンドシートが床面に着床した状態のままで第2の重錘
部材の着床板部に向かって床面に沿って摺動しながら引
き上げられる。
【0030】このとき、第1の重錘部材は、この第1の
重錘部材の挿通口及びこの挿通口に挿通した第2の重錘
部材の可動板部をガイドとして引き上げられるが、第2
の重錘部材は第1の重錘部材によって引き上げられるこ
とがなく、この第2の重錘部材の可動板部の下端部の着
床板部が被遮蔽部の床面上に引き続き気密に着床され続
けるとともに、第1の重錘部材の一対の不燃性エンドシ
ートが床面上に引き続き気密に着床され続け、この第2
の重錘部材及び一対の不燃性エンドシートにて不燃性シ
ート体の下端部と床面との間から熱風等が流出すること
を確実に防止される。
【0031】したがって、不燃性シート体及び不燃性重
錘体にて被遮蔽部を遮蔽した状態で、不燃性シート体が
火災時の熱風により煽られる圧力を受けて撓んだり、火
災熱により上方に熱収縮するようなことがあっても、一
対の不燃性エンドシートが床面に着床した状態で摺動さ
れ、この一対の不燃性エンドシートにて第2の重錘部材
と床面との間を閉塞した第2の重錘部材の気密性が補完
される。
【0032】そして、全体として第2の重錘部材及び一
対の不燃性エンドシートを有する第1の重錘部材にて不
燃性シート体の下端部と床面との間が更に確実に気密に
閉塞され、被遮蔽部を気密に遮蔽する気密性及び被遮蔽
部を火炎の流出を防止して遮蔽する耐火性が向上され
る。
【0033】請求項5記載の耐火スクリーン装置は、請
求項1記載の耐火スクリーン装置において、第2の重錘
部材の着床板部は、可動板部を中心に互いに反対方向に
向かって突出した突出板部にて水平状に形成されてい
る、ものである。
【0034】そして、第2の重錘部材の着床板部が床面
に着床したときは、この着床板部が可動板部を中心に互
いに反対方向に向かって突出した突出板部にて水平状に
形成されていることにより、着床板部がバランスよく安
定して床面に着床され、この着床板部上の可動板部が第
1の重錘部材の引上げ時にガイドし易いように垂直状に
保持される。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面を参照して説明する。
【0036】1は被遮蔽部2の相対する両側壁部にそれ
ぞれ相対して垂直状に固定された上下方向の左右のガイ
ドレールで、この左右のガイドレール1は互いに対向し
て上下方向の挿入口3を開口して断面略コ字形状に形成
されている。前記挿入口3は、前記ガイドレール1の内
側板部4にそれぞれ形成され、その開口縁部に相対して
形成された上下方向の案内片5をそれぞれ有している。
前記被遮蔽部2は出入口、非常口及び通路等の開口部を
意味している。
【0037】また、前記被遮蔽部2の上框体等の天井壁
部6に前記左右のガイドレール1の上端部をそれぞれ挿
入したスクリーンボックス7が固定され、このスクリー
ンボックス7は下端部に前記左右のガイドレール1の挿
入口3にそれぞれ連通して開口した左右方向の案内口8
を有している。
【0038】また、前記スクリーンボックス7内には左
右方向の巻取ドラム9を有する巻取軸10が回転自在に軸
架され、この巻取軸10の一端部にはこの巻取軸10を駆動
回転する回転輪11が固着されている。また、前記スクリ
ーンボックス7内に正逆転可能なモータ12が固定され、
このモータ12の出力軸13に前記回転輪11に対向する位置
に駆動輪14が固着され、この駆動輪14と前記回転輪11と
の間には無端回行体15が回行自在に懸架されている。
【0039】前記モータ12は図示しない制御手段からの
火災信号等の出力信号により作動され、このモータ12の
出力は減速されて前記巻取軸10に伝達されるようになっ
ている。また、前記モータ12は後述する不燃性重錘体が
前記被遮蔽部2の床面16に着床する着床位置に合わせて
設定された所定の回転数の回転で自動的に停止されるよ
うになっている。また、前記モータ12は後述する不燃性
重錘体が前記被遮蔽部2の床面16に着床することにより
検知される検知信号を入力した前記制御手段からの停止
信号により作動が停止されるようにしてもよい。
【0040】つぎに、前記スクリーンボックス7に前記
被遮蔽部2を遮蔽する耐火スクリーン17が巻き戻し下降
自在に設けられている。前記耐火スクリーン17は、前記
被遮蔽部2を遮蔽する昇降自在の不燃性シート体18と、
この不燃性シート体18の下端部に設けられ前記被遮蔽部
2の床面16に下降して着床する不燃性重錘体19と、を有
して構成されている。
【0041】前記不燃性シート体18は、前記巻取ドラム
9にこの不燃性シート体18の一端部(上端部)が固着さ
れて巻き戻し下降自在に巻回され、この不燃性シート体
18は幅方向の両側端部を前記左右のガイドレール1の挿
入口3に挿入して昇降自在に設けられた挿入部20として
それぞれ形成され、さらに、この不燃性シート体18は、
下端部に沿って前記不燃性重錘体19を固定する偏平板状
の板状固定部21が形成されている。
【0042】前記板状固定部21は、前記不燃性シート体
18の下端部を折り返した折返し片部22の上端部を不燃性
シート体18に一体に固定して両側端部を開口して形成さ
れた中空の収容部23と、この収容部23内にこの収容部23
の一端部の開口部から挿入して収容された不燃性の偏平
板状体24と、を有して形成されている。
【0043】また、前記偏平板状体24は、両側端部に前
記不燃性シート体18の両挿入部20より外方に向かってそ
れぞれ突出され前記左右のガイドレール1の挿入口3に
昇降自在に挿入する挿入突部25をそれぞれ有している。
【0044】前記不燃性重錘体19は、前記不燃性シート
体18の下端部に形成された板状固定部21に沿って固定さ
れた第1の重錘部材26と、この第1の重錘部材26に上下
動自在に設けられた第2の重錘部材27と、を有して構成
されている。
【0045】前記第1の重錘部材26は、一方の重錘板28
と、この一方の重錘板28と同形状に形成された他方の重
錘板29と、前記第2の重錘部材27を上下動自在に挿通す
る挿通口30を形成する一対の底板部31と、を有して構成
されている。
【0046】前記一方の重錘板28及び他方の重錘板29
は、前記不燃性シート体18の両側端部を残してそれぞれ
形成され、すなわち、前記不燃性シート体18の幅より僅
かに短い長さにそれぞれ形成されている。また、前記一
方の重錘板28及び他方の重錘板29は、垂直板部32と、こ
の垂直板部32の上端部に略直角状に折り曲げられた水平
板部33と、この水平板部33の突出端部が上方に向かって
略直角状に折り曲げられ前記板状固定部21を挟持する垂
直状の挟持板部34と、を有してそれぞれ形成されてい
る。
【0047】そして、前記一方の重錘板28及び他方の重
錘板29の挟持板部34を前記板状固定部21の両面部にそれ
ぞれ当接するとともに、この一方の挟持板部34から板状
固定部21を介して他方の挟持板部34に所定の間隔をおい
て複数の固定ボルト35をそれぞれ挿通し、これら各固定
ボルト35に他方の挟持板部34側に位置してナット36をそ
れぞれ締め付けることにより、両挟持板部34にて板状固
定部21を挟持した状態でこの板状固定部21に一方の重錘
板28及び他方の重錘板29が固定される。
【0048】また、板状固定部21に一方の重錘板28及び
他方の重錘板29が固定されることにより、この一方の重
錘板28及び他方の重錘板29の垂直板部32がそれぞれ対向
され、この対向する垂直板部32及びこの垂直板部32の上
端部の水平板部33にて前記一対の底板部31の上方部に前
記第2の重錘部材27が上下動自在に出入りする収容空間
部37が形成される。
【0049】また、前記一方の重錘板28及び他方の重錘
板29は、両側端部に前記左右のガイドレール1の挿入口
3にそれぞれ昇降自在に挿入しこの一方の重錘板28及び
他方の重錘板29の両側端部と前記左右のガイドレール1
との間を閉塞する閉塞カバー体38をそれぞれ有してい
る。
【0050】前記閉塞カバー体38は、前記両重錘板28,
29の両側端部に当接してこの両重錘板28,29の両側端部
に複数の固定ねじ39にて固定された取付け板部40と、こ
の取付け板部40に一体に形成され両重錘板28,29の垂直
板部32及び水平板部33の両側端部に当接してこれらの間
の空間を閉塞する取付け板部40と直交方向の閉塞板部41
と、この閉塞板部41に外方に向かって一体に突出され前
記左右のガイドレール1の挿入口3にそれぞれ昇降自在
に挿入した挿入板部42と、を有して形成されている。
【0051】そして、前記両側端部の相対する挿入板部
42は互いに近接して前記板状固定部21の両側端部の下端
部に沿って配置され、かつ、この板状固定部21の外端部
と略同じ外端位置に突出されている。
【0052】また、前記挿通口30を形成する一対の底板
部31は、同一平面に対向して配置され、外端部に前記両
重錘板28,29の垂直板部32の下端部に沿って当接されこ
の垂直板部32に複数の固定ねじ43にて固定された上下方
向の取付片44をそれぞれ有し、この一対の底板部31の対
向する端部としての内端部にて前記第2の重水部材27の
後述する可動板部を上下動自在に挿通する所定の間隔の
前記挿通口30が形成されている。
【0053】さらに、前記第1の重錘部材26は、この第
1の重錘部材26の両面部から下方に向かってそれぞれ突
出され前記床面16に着床時に前記第2の重錘部材27を介
して互いに反対方向に離間して着床する一対の不燃性エ
ンドシート45をそれぞれ有し、この一対の不燃性エンド
シート45は、この一対の不燃性エンドシート45の上端部
が前記両重錘板28,29の垂直板部32の下端部と前記一対
の底板部31の取付片44との間に挟持された状態で前記複
数の固定ねじ43にて固定され、この一対の不燃性エンド
シート45の下端部が前記床面16に着床する着床板部46と
してそれぞれ形成されている。
【0054】前記一対の不燃性エンドシート45は、不燃
性部材にて前記床面16に着床時に互いに反対方向に向か
って変形して離間し前記床面16上に引き上げられたとき
に互いに接近方向に向かって復元する方向に変形可能で
それぞれ同形状で横長矩形状に形成されている。また、
この一対の不燃性エンドシート45は前記両重錘板28,29
に沿ってこの両重錘板28,29と略同じ長さに形成されて
いる。
【0055】しかして、前記一対の不燃性エンドシート
45及び前記不燃性シート体18は、たとえば、ガラスクロ
ス、シリカクロス等の不燃性布地にて形成されている。
【0056】また、前記一対の底板部31の下面部に沿っ
て前記一対の不燃性エンドシート45を常時下方に向かっ
て拡開した状態に支持する支持突部47を外端部に有する
エンドシート押え板48がそれぞれ固定されている。この
一対のエンドシート押え板48の内端部にて前記挿通口30
に連通する連通挿通口49が形成されている。
【0057】つぎに、前記前記第2の重錘部材27は、前
記第1の重錘部材26の挿通口30及び前記一対のエンドシ
ート押え板48の連通挿通口49に上下動自在に挿通され両
側端部に前記左右のガイドレール1の挿入口3にそれぞ
れ昇降自在に挿入した挿入部50を有する上下方向の可動
板部51と、この可動板部51の上端部に形成され前記挿通
口30の内側縁部に上方から当接して抜止めされる抜止め
板部52と、前記可動板部51の下端部に形成され前記床面
16に着床する着床板部53と、を有して構成されている。
【0058】前記抜止め板部52は、前記可動板部51を中
心に互いに反対方向に向かって水平状に突出して形成さ
れた上端部の突出片部54にて形成され、前記着床板部53
は、前記可動板部51を中心に互いに反対方向に向かって
水平状に突出された下端部の突出板部55にて形成され、
この着床板部53は、前記抜止め板部52の突出片部54より
幅広い形状の突出板部55にて床面16との接触面の大きい
水平状の着床面56を有して形成されている。
【0059】しかして、前記可動板部51は、1枚の板状
部材にて形成してもよく、また2枚の板状部材を重ね合
わせて一体に形成してもよい。また、前記抜止め板部52
は、1枚の板状部材にて形成してもよく、また、2枚の
突出片部54を前記可動板部51を中心に互いに反対方向に
向かって水平状に突出して形成してもよい。さらに、着
床板部53は、1枚の板状部材にて形成してもよく、ま
た、2枚の突出板部55を前記可動板部51を中心に互いに
反対方向に向かって水平状に突出して形成してもよい。
【0060】そして、第1の重錘部材26に第2の重錘部
材27を取付けるときは、第1の重錘部材26の一方側の重
錘板28に一方の底板部31を取付けるとともに、この一方
の底板部31の端部に沿って第2の重錘部材27の可動板部
51を配置した状態で、第1の重錘部材26の他方側の重錘
板29に他方の底板部31を取付けることにより、第1の重
錘部材26に第2の重錘部材27が簡単に取付けられ、この
他方の底板部31の端部と一方の底板部31の端部とにより
挿通口30及び連通挿通口49が簡単に形成され、かつ、こ
の挿通口30及び連通挿通口49に第2の重錘部材27の可動
板部51が簡単に昇降自在に組み込まれる。
【0061】つぎに、前記実施の形態の作用を説明す
る。
【0062】被遮蔽部2の開放時は、巻取ドラム9に不
燃性シート体18が巻回されていることにより、この不燃
性シート体18の下端部に固定された不燃性重錘体19の第
2の重錘部材27の着床板部53にてスクリーンボックス7
の案内口8が閉塞され、そして、このスクリーンボック
ス7が被遮蔽部2の天井部に埋設され、このスクリーン
ボックス7の案内口8が天井部の下面に開口されている
ときは、この第2の重錘部材27の着床板部53にてスクリ
ーンボックス7の案内口8及び天井部の開口部が閉塞さ
れている。
【0063】つぎに、被遮蔽部2を遮蔽する際、たとえ
ば、被遮蔽部2を遮蔽する火災時に火災信号によりモー
タ12が作動されると、このモータ12からの出力により巻
取軸10が不燃性シート体18を巻き戻す方向に駆動回転さ
れ、この巻取軸10の巻取ドラム9から不燃性シート体18
が順次巻き戻される。
【0064】そして、この不燃性シート体18が下降する
ことにより、この不燃性シート体18は幅方向の両側端部
の挿入部20が左右のガイドレール1の対向した挿入口3
に沿って、かつ、不燃性重錘体19は第2の重錘部材27の
可動板部51の両側端部の挿入部50が左右のガイドレール
1の対向した挿入口3に沿ってこの不燃性重錘体19の重
量によりスムーズに下降される。
【0065】この不燃性重錘体19が下降するとき、この
不燃性重錘体19の第2の重錘部材27は自重により第1の
重錘部材26から下方に突出して吊持された状態で下降さ
れる。すなわち、第2の重錘部材27は自重により第1の
重錘部材26から下降され、その可動板部51の上端部の抜
止め板部52が不燃性シート体18の下端部に固定された第
1の重錘部材26の挿通口30の内側縁部に上方から当接し
て抜止めされた状態で第1の重錘部材26から下方に突出
して吊持された状態で下降される。
【0066】そして、第2の重錘部材27の着床板部53が
被遮蔽部2の床面16に着床され、不燃性シート体18が更
に下降されると、第1の重錘部材26がこの第1の重錘部
材26の挿通口30及び連通挿通口49並びにこの挿通口30及
び連通挿通口49に挿通した第2の重錘部材27の可動板部
51をガイドとして所定量下降されるとともに、この第1
の重錘部材26にて一対の不燃性エンドシート45の下端部
の着床板部46が床面16にそれぞれ着床される。
【0067】このとき、第2の重錘部材27の着床板部53
は、可動板部51を中心に互いに反対方向に向かって突出
した突出板部55にて水平状に形成されているとともに、
この突出板部55の下面部に接触面の大きい着床面56を有
することにより、第2の重錘部材27の着床板部53が床面
16に着床したときは、この着床板部53が着床面56にて床
面16に気密に着床されるとともに、この着床板部53がバ
ランスよく安定して床面16に着床され、この着床板部53
上の可動板部51が第1の重錘部材26の引上げ時にガイド
し易いように垂直状に保持される。
【0068】また、この第1の重錘部材26が更に所定量
下降されると、この第1の重錘部材26にて一対の不燃性
エンドシート45の着床板部46が第2の重錘部材27を介し
て互いに反対方向に離反して拡開した状態に変形して着
床される。そして、モータ12が設定された所定の回転数
を回転して停止されるとともに、不燃性シート体18の下
降が停止されることにより、この不燃性重錘体19の第1
の重錘部材26の下降が停止され、この第1の重錘部材26
の挿通口30の内側縁部から外れた第2の重錘部材27の抜
止め板部52及びこの抜止め板部52を上端部に有する第2
の重錘部材27の可動板部51がそれぞれ第1の重錘部材26
の挿通口30の上方の収容空間部37内に突出して収容され
る。
【0069】このとき、モータ12は、被遮蔽部2の床面
16に着床した第2の重錘部材27の着床板部53上に対し
て、第1の重錘部材26の一対のエンドシート押え板48が
近接位置に下降した時点で回転を停止させるように回転
数が設定され、また、被遮蔽部2の床面16に着床した第
2の重錘部材27の着床板部53上に対して、第1の重錘部
材26の一対のエンドシート押え板48が所定の間隔をおい
て離間する高さ位置に下降した時点で回転を停止させる
ように回転数が設定されている。
【0070】このため、モータ12が設定された所定の回
転数を回転して停止されるとともに、不燃性シート体18
の下降が停止されることにより、第1の重錘部材26の挿
通口30の上方の収容空間部37内には第2の重錘部材27の
抜止め板部52及びこの抜止め板部52を上端部に有する第
2の重錘部材27の可動板部51が所定の突出量だけ突出し
て収容され、かつ、床面16に着床した第2の重錘部材27
の着床板部53上に対して、第1の重錘部材26の一対のエ
ンドシート押え板48が近接位置した状態、または一対の
エンドシート押え板48が所定の間隔をおいて離間する高
さ位置に下降した状態で第1の重錘部材26の下降が停止
される。
【0071】したがって、第2の重錘部材27の自重によ
りこの第2の重錘部材27の着床板部53が被遮蔽部2の床
面16上に気密に着床され、この着床板部53を有する第2
の重錘部材27及び第2の重錘部材27の可動板部51に沿っ
て下降し第2の重錘部材27を介して床面16上に気密に着
床された第1の重錘部材26、並びにこの第1の重錘部材
26の一対の不燃性エンドシート45にて不燃性シート体18
の下端部と被遮蔽部2の床面16との間が更に確実に気密
に閉塞され、かつ、この不燃性重錘体19及び一対の不燃
性シート体18にて被遮蔽部2の左右のガイドレール1と
の間が確実に遮蔽される。
【0072】そして、第2の重錘部材27を介して床面16
上に第1の重錘部材26の一対の不燃性エンドシート45が
気密に着床されることにより、この一対の不燃性エンド
シート45にて第2の重錘部材27の可動板部51を挿通した
第1の重錘部材26の挿通口30及び連通挿通口49に熱風等
が流出入することが防止される。
【0073】また、第1の重錘部材26は、両側端部に左
右のガイドレール1の挿入口3にそれぞれ昇降自在に挿
入しこの第1の重錘部材26の両側端部とガイドレール1
との間を閉塞する閉塞カバー体38を有することにより、
この両側端部の閉塞カバー体38の閉塞板部41及び挿入板
部42にて第1の重錘部材26の両側端部とガイドレール1
との間が閉塞され、被遮蔽部2の遮蔽時に第1の重錘部
材26の両側端部とガイドレール1との間から熱風等が流
出入することが防止される。
【0074】また、左右のガイドレール1の挿入口3は
不燃性シート体18の幅方向の両側端部の挿入部20及び不
燃性重錘体19の第2の重錘部材27の可動板部51の両側端
部の挿入部50を昇降自在に挿入した比較的狭い間隔で開
口されることにより、被遮蔽部2が遮蔽された状態では
左右のガイドレール1の挿入口3と不燃性シート体18の
幅方向の両側端部の挿入部20及び不燃性重錘体19の第2
の重錘部材27の可動板部51の両挿入部50との間には熱風
等が流出し易くなるような大きな隙間が形成されること
がなく、これらの間の気密性が向上される。
【0075】このように、被遮蔽部2が遮蔽された状態
では不燃性シート体18及び不燃性重錘体19にて全体とし
て被遮蔽部2の気密性及び耐火性が向上され、この被遮
蔽部2の一方側から他方側に向かって熱風等の流出入が
防止され、熱風等の煙りの拡散と延焼が防止される。
【0076】つぎに、不燃性シート体18及び不燃性重錘
体19にて被遮蔽部2が遮蔽された状態で、不燃性シート
体18が火災時の熱風により煽られる圧力を受けて撓んだ
り、火災熱により上方に熱収縮するようなことがあった
場合は、不燃性シート体18の撓み量及び熱収縮量に応じ
てこの不燃性シート体18にて不燃性重錘体19の第1の重
錘部材26が引き上げられるとともに、この第1の重錘部
材26の一対の不燃性エンドシート45が床面16に着床した
状態のままで第2の重錘部材27の着床板部53に向かって
床面16に沿って摺動しながら引き上げられる。
【0077】このとき、第1の重錘部材26は、この第1
の重錘部材26の挿通口30及び連通挿通口49並びにこれら
挿通口30及び連通挿通口49に挿通した第2の重錘部材27
の可動板部51をガイドとして引き上げられるが、第2の
重錘部材27は第1の重錘部材26によって引き上げられる
ことがなく、この第2の重錘部材27の可動板部51の下端
部の着床板部53が被遮蔽部2の床面16上に引き続き気密
に着床され続けるとともに、第1の重錘部材26の一対の
不燃性エンドシート45の着床板部46が床面16上に引き続
き気密に着床され続け、この第2の重錘部材27及び一対
の不燃性エンドシート45にて不燃性シート体18の下端部
と床面16との間から熱風等が流出入することを確実に防
止される。
【0078】すなわち、たとえば、不燃性シート体18及
び一対の不燃性エンドシート45が熱風等の圧力を受けて
前後方向の一方から他方に向かって押圧されたときは、
不燃性シート体18が押圧方向に向かって多少撓むととも
に、この一対の不燃性エンドシート45の中で押圧される
一方の不燃性エンドシート45の着床板部46が床面16に着
床した状態のままで第2の重錘部材27の着床板部53に向
かって撓みながら床面16に沿って摺動される。
【0079】また、他方の不燃性エンドシート45が熱風
等の圧力を受けて押圧されたときも同様に他方の不燃性
エンドシート45の着床板部46が床面16に着床した状態の
ままで第2の重錘部材27の着床板部53に向かって撓みな
がら床面16に沿って摺動される。
【0080】そして、不燃性シート体18の撓み量及び/
または熱収縮量が大きいときに、第1の重錘部材26が第
2の重錘部材27から更に引き上げられても、この第2の
重錘部材27の可動板部51の下端部の着床板部53及び一対
の不燃性エンドシート45の着床板部46が被遮蔽部2の床
面16上に引き続き気密に着床され続け、これらの間から
熱風等が流出入することを確実に防止される。
【0081】このように、不燃性シート体18及び一対の
不燃性エンドシート45が前後方向のいずれの方向から熱
風等の圧力を受けても、一対の不燃性エンドシート45が
床面16に着床した状態で摺動され、この一対の不燃性エ
ンドシート45にて第2の重錘部材27と床面16との間の気
密性が補完される。
【0082】また、被遮蔽部2の遮蔽時に不燃性重錘体
19の両端部がロックされている状態で、不燃性シート体
18が火災時の熱風により煽られて強い圧力を受けたとき
も、第2の重錘部材27は第1の重錘部材26によって引き
上げられることがなく、この第2の重錘部材27の可動板
部51の下端部の着床板部53及び一対の不燃性エンドシー
ト45の着床板部46が被遮蔽部2の床面16上に引き続き気
密に着床され続け、この第2の重錘部材27と床面16との
間の中間部に隙間が生じることを確実に防止される。
【0083】したがって、不燃性シート体18及び不燃性
重錘体19にて被遮蔽部2を遮蔽した状態で、不燃性シー
ト体18が火災時の熱風により煽られる圧力を受けて撓ん
だり、火災熱により上方に熱収縮するようなことがあっ
ても、一対の不燃性エンドシート45の着床板部46が床面
16に着床した状態で摺動され、この一対の不燃性エンド
シート45にて第2の重錘部材27と床面16との間を閉塞し
た第2の重錘部材27の気密性が確実に補完される。
【0084】そして、全体として第2の重錘部材27及び
一対の不燃性エンドシート45を有する第1の重錘部材26
にて不燃性シート体18の下端部と床面16との間が更に確
実に気密に閉塞され、被遮蔽部2を気密に遮蔽する気密
性及び被遮蔽部2を火炎の流出入を防止して遮蔽する耐
火性が向上され、火災時に煙りの拡散と延焼が防止され
る。
【0085】つぎに、前記実施の形態では、不燃性重錘
体19は、第1の重錘部材26の両面部に第2の重錘部材27
を介して互いに反対方向に離反して着床する一対の不燃
性エンドシート45を設ける場合について説明したが、こ
れに限らず、不燃性重錘体19は一対の不燃性エンドシー
ト45を有しない第1の重錘部材26と、この第1の重錘部
材26に上下動自在に設けられた第2の重錘部材27と、を
有して構成するようにしてもよい。
【0086】このように構成することにより、不燃性シ
ート体18及び不燃性重錘体19にて被遮蔽部2を遮蔽した
状態で、不燃性シート体18が火災時の熱風により煽られ
る圧力を受けて撓んだり、火災熱により上方に熱収縮す
るようなことがあっても、第1の重錘部材26は、この第
1の重錘部材26の挿通口30及び連通挿通口49並びにこれ
ら挿通口30及び連通挿通口49に挿通した第2の重錘部材
27の可動板部51をガイドとして引き上げられるが、第2
の重錘部材27は第1の重錘部材26によって引き上げられ
ることがなく、この第2の重錘部材27の可動板部51の下
端部の着床板部53が被遮蔽部2の床面16上に引き続き気
密に着床され続け、この第2の重錘部材27及び第1の重
錘部材26にて不燃性シート体18の下端部と床面16との間
から熱風等が流出入することを確実に防止される。
【0087】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、不燃性重錘体
は第1の重錘部材と、この第1の重錘部材に上下動自在
に設けられた第2の重錘部材とを有し、第2の重錘部材
は、第1の重錘部材の挿通口に上下動自在に挿通され両
側端部に両側部のガイドレールの挿入口にそれぞれ昇降
自在に挿入した挿入部を有する可動板部と、この可動板
部の上端部に形成され前記挿通口の内側縁部に当接して
抜止めされる抜止め板部と、前記可動板部の下端部に形
成され床面に着床する着床板部とを有するので、被遮蔽
部の遮蔽時には、第2の重錘部材の自重によりこの第2
の重錘部材の着床板部が被遮蔽部の床面上に気密に着床
でき、この着床板部を有する第2の重錘部材及び第2の
重錘部材の可動板部に沿って下降した第1の重錘部材に
て不燃性シート体の下端部と被遮蔽部の床面との間を確
実に気密に閉塞でき、かつ、この不燃性重錘体及び不燃
性シート体にて被遮蔽部の両側部のガイドレールとの間
を確実に遮蔽できる。
【0088】また、両側部のガイドレールの挿入口は不
燃性シート体の幅方向の両側端部及び第2の重錘部材の
可動板部の両側端部の挿入部を昇降自在に挿入した比較
的狭い間隔で開口でき、被遮蔽部が遮蔽された状態では
両側部のガイドレールの挿入口と不燃性シート体の幅方
向の両側端部及び第2の重錘部材の可動板部の両挿入端
部との間には熱風等が流出入し易くなるような大きな隙
間が形成されることがなくこれらの間の気密性を向上で
きる。
【0089】したがって、被遮蔽部の遮蔽時では不燃性
シート体及び不燃性重錘体にて全体として被遮蔽部の気
密性及び耐火性を向上でき、この被遮蔽部の一方側から
他方側に向かって熱風等の流出入を確実に防止でき、熱
風等の煙りの拡散と延焼を防止できる。
【0090】また、不燃性シート体及び不燃性重錘体に
て被遮蔽部を遮蔽した状態で、不燃性シート体が火災時
の熱風により煽られる圧力を受けて撓んだり、火災熱に
より上方に熱収縮するようなことがあった場合は、不燃
性シート体の撓み量及び熱収縮量に応じてこの不燃性シ
ート体にて不燃性重錘体の第1の重錘部材が引き上げら
れるが、このとき、第1の重錘部材は、この第1の重錘
部材の挿通口及びこの挿通口に挿通した第2の重錘部材
の可動板部をガイドとして引き上げられても、第2の重
錘部材は第1の重錘部材によって引き上げられることが
なく、この第2の重錘部材の可動板部の下端部の着床板
部が被遮蔽部の床面上に引き続き気密に着床され続け、
これらの間から熱風等が流出入することを確実に防止で
きる。
【0091】また、被遮蔽部の遮蔽時に不燃性重錘体の
両端部がロックされている状態で、不燃性シート体が火
災時の熱風により煽られて強い圧力を受けたときも、第
2の重錘部材は第1の重錘部材によって引き上げられる
ことがなく、この第2の重錘部材の可動板部の下端部の
着床板部が被遮蔽部の床面上に引き続き気密に着床され
続け、この第2の重錘部材と床面との間の中間部に隙間
が生じることを確実に防止できる。
【0092】したがって、不燃性シート体及び不燃性重
錘体にて被遮蔽部を遮蔽した状態で、不燃性シート体が
火災時の熱風により煽られる圧力を受けて撓んだり、火
災熱により上方に熱収縮するようなことがあっても、被
遮蔽部を気密に遮蔽する気密性及び被遮蔽部を火炎の流
出入を防止して遮蔽する耐火性を向上できる。
【0093】請求項2の発明によれば、請求項1の発明
の効果に加え、第1の重錘部材の挿通口は、この第1の
重錘部材に相対して着脱自在に取付けられた一対の底板
部の対向する端部にて形成したので、この一対の底板部
の対向する端部にて挿通口を簡単に形成できるが、この
とき、第1の重錘部材の一方側に一方の底板部を取付け
るとともに、この一方の底板部の端部に沿って第2の重
錘部材の可動板部を配置した状態で、第1の重錘部材の
他方側に他方の底板部を取付けることにより、この他方
の底板部の端部と一方の底板部の端部とにより形成され
る挿通口に第2の重錘部材の可動板部を簡単に昇降自在
に組み込むことができる。
【0094】請求項3の発明によれば、請求項1または
2の発明の効果に加え、第1の重錘部材は、両側端部に
両側部のガイドレールの挿入口にそれぞれ昇降自在に挿
入しこの第1の重錘部材の両側端部とガイドレールとの
間を閉塞する閉塞カバー体を有するので、閉塞カバー体
にて第1の重錘部材の両側端部とガイドレールとの間を
閉塞でき、被遮蔽部の遮蔽時に第1の重錘部材の両側端
部とガイドレールとの間から熱風等が流出入することを
防止してこれらの間の気密性を向上できる。
【0095】請求項4の発明によれば、請求項1乃至3
のいずれかの発明の効果に加え、第1の重錘部材は、こ
の第1の重錘部材の両面部から下方に向かってそれぞれ
突出され床面に着床時に第2の重錘部材を介して互いに
反対方向に離反して着床する一対の不燃性エンドシート
を有するので、被遮蔽部の遮蔽時には、一対の不燃性エ
ンドシートが第2の重錘部材を介して互いに反対方向に
離反して拡開した状態に変形して着床し、この一対の不
燃性エンドシートにて不燃性シート体の下端部と被遮蔽
部の床面との間を閉塞した第2の重錘部材を補完して第
2の重錘部材を介して不燃性シート体の下端部と被遮蔽
部の床面との間を更に確実に気密に閉塞できる。
【0096】また、第2の重錘部材を介して床面上に一
対の不燃性エンドシートが気密に着床されることによ
り、この一対の不燃性エンドシートにて第2の重錘部材
の可動板部を挿通した第1の重錘部材の挿通口に熱風等
が流出入することを確実に防止できる。
【0097】また、不燃性シート体及び不燃性重錘体に
て被遮蔽部が遮蔽された状態で、不燃性シート体が火災
時の熱風により煽られる圧力を受けて撓んだり、火災熱
により上方に熱収縮するようなことがあったときは、第
1の重錘部材は第2の重錘部材の可動板部をガイドとし
て引き上げられるが、第2の重錘部材は第1の重錘部材
によって引き上げられることがなく、この第2の重錘部
材の着床板部が被遮蔽部の床面上に引き続き気密に着床
され続けるとともに、一対の不燃性エンドシートが床面
上に引き続き気密に着床され続け、この第2の重錘部材
及び一対の不燃性エンドシートにて不燃性シート体の下
端部と床面との間から熱風等が流出入することを確実に
防止できる。
【0098】したがって、不燃性シート体及び不燃性重
錘体にて被遮蔽部を遮蔽した状態で、不燃性シート体が
火災時の熱風により煽られる圧力を受けて撓んだり、火
災熱により上方に熱収縮するようなことがあっても、一
対の不燃性エンドシートが床面に着床した状態で第2の
重錘部材と床面との間を閉塞した第2の重錘部材の気密
性を確実に補完でき、全体として第2の重錘部材及び第
1の重錘部材の一対の不燃性エンドシートにて不燃性シ
ート体の下端部と床面との間を更に確実に気密に閉塞で
き、被遮蔽部を気密に遮蔽する気密性及び被遮蔽部を火
炎の流出入を防止して遮蔽する耐火性を向上できる。
【0099】請求項5の発明によれば、請求項1の発明
の効果に加え、第2の重錘部材の着床板部は、可動板部
を中心に互いに反対方向に向かって突出した突出板部に
て水平状に形成したので、第2の重錘部材の着床板部が
床面に着床したときは、着床板部をバランスよく安定し
て床面に着床でき、この着床板部上の可動板部を第1の
重錘部材の引上げ時にガイドし易いように垂直状に保持
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す耐火スクリーン装
置の一部の分解斜視図である。
【図2】同上耐火スクリーン装置の正面図である。
【図3】同上側面図である。
【図4】同上一部の横断平面図である。
【図5】同上一部の正面図である。
【図6】同上斜視図である。
【図7】同上不燃性シート体の下降時の端面図である。
【図8】同上不燃性重錘体の着床時の端面図である。
【図9】同上不燃性重錘体の引上げ時の端面図である。
【符号の説明】
1 ガイドレール 2 被遮蔽部 3 挿入口 16 床面 18 不燃性シート体 19 不燃性重錘体 26 第1の重錘部材 27 第2の重錘部材 30 挿通口 31 底板部 38 閉塞カバー体 45 不燃性エンドシート 50 挿入部 51 可動板部 52 抜止め板部 53 着床板部 55 突出板部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被遮蔽部の両側部に相対して固定され互
    いに対向して挿入口を上下方向に形成したガイドレール
    と、この両側部のガイドレールの挿入口に幅方向の両側
    端部をそれぞれ挿入して昇降自在に設けられ前記被遮蔽
    部を遮蔽する不燃性シート体と、この不燃性シート体の
    下端部に設けられ前記被遮蔽部の床面に着床する不燃性
    重錘体と、を具備し、 前記不燃性重錘体は、前記不燃性シート体の下端部に沿
    って固定された第1の重錘部材と、この第1の重錘部材
    に上下動自在に設けられた第2の重錘部材と、を有し、 前記第1の重錘部材は、この第1の重錘部材の下端部に
    沿って開口され前記第2の重錘部材を上下動自在に挿通
    する挿通口を有し、 前記第2の重錘部材は、第1の重錘部材の挿通口に上下
    動自在に挿通され両側端部に前記両側部のガイドレール
    の挿入口にそれぞれ昇降自在に挿入した挿入部を有する
    可動板部と、この可動板部の上端部に形成され前記挿通
    口の内側縁部に当接して抜止めされる抜止め板部と、前
    記可動板部の下端部に形成され前記床面に着床する着床
    板部と、を有する、 ことを特徴とする耐火スクリーン装置。
  2. 【請求項2】 第1の重錘部材の挿通口は、この第1の
    重錘部材に相対して着脱自在に取付けられた一対の底板
    部の対向する端部にて形成されている、 ことを特徴とする請求項1記載の耐火スクリーン装置。
  3. 【請求項3】 第1の重錘部材は、両側端部に両側部の
    ガイドレールの挿入口にそれぞれ昇降自在に挿入しこの
    第1の重錘部材の両側端部とガイドレールとの間を閉塞
    する閉塞カバー体を有する、 ことを特徴とする請求項1または2記載の耐火スクリー
    ン装置。
  4. 【請求項4】 第1の重錘部材は、この第1の重錘部材
    の両面部から下方に向かってそれぞれ突出され床面に着
    床時に第2の重錘部材を介して互いに反対方向に離反し
    て着床する一対の不燃性エンドシートを有する、 ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の耐
    火スクリーン装置。
  5. 【請求項5】 第2の重錘部材の着床板部は、可動板部
    を中心に互いに反対方向に向かって突出した突出板部に
    て水平状に形成されている、 ことを特徴とする請求項1記載の耐火スクリーン装置。
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