JP3470945B2 - スクリーン装置 - Google Patents

スクリーン装置

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JP3470945B2
JP3470945B2 JP09200198A JP9200198A JP3470945B2 JP 3470945 B2 JP3470945 B2 JP 3470945B2 JP 09200198 A JP09200198 A JP 09200198A JP 9200198 A JP9200198 A JP 9200198A JP 3470945 B2 JP3470945 B2 JP 3470945B2
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sheets
strip
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成強 松山
浩一 近藤
厚二 中島
和生 竹野
憲昭 岩瀬
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Bunka Shutter Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はスクリーン装置に係
り、たとえば、建物、特に工場等の出入口を遮蔽して工
場内等への風及び塵埃等の侵入を防止する仕切り用スク
リーン、建物内の温度を保持する仕切り用スクリーン、
または、建物内の所定の位置を防火区画として遮蔽し火
災時に煙りの拡散と延焼を防止する耐火用スクリーンに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のスクリーン装置、たとえ
ば、火災時に煙りの拡散と延焼を防止する耐火スクリー
ン装置としては、たとえば、特開平8−164218号
公報に記載されているように、被遮蔽部の上端部に巻取
軸を水平状に設け、この巻取軸に相互が接して隣り合う
ように一端が巻き付けられ前記被遮蔽部の遮蔽時に巻き
戻されて下方に垂れ下がる多数の帯状シートと、この多
数の帯状シートの下端部にそれぞれ個別に取り付けられ
た各帯状シートの幅とほぼ同じ長さの棒状錘と、を有
し、火災時等の非常時に被遮蔽部を遮蔽した多数の帯状
シートを押し広げることにより帯状シート間から脱出す
ることを可能にした構成が知られている。
【0003】しかし、この公報に記載の構成では、多数
の帯状シートは幅方向の両側端部の相互が接して隣り合
う状態で垂れ下がるものであるため、これら多数の帯状
シートが火災時等の熱風等の風圧によって煽られた際に
は隣設する帯状シートの接して隣り合う側端部間が離間
され、これらの間に熱風等が流出する隙間が簡単に形成
され易く、また、両側端部に位置する帯状シートの外側
端部と被遮蔽部の側壁との間も同様に熱風等が流出する
隙間が簡単に形成され易く、したがって、全体的には気
密性が簡単に損なわれ易い、という問題がある。
【0004】そこで、被遮蔽部の遮蔽時の気密性と火災
時等の非常時の脱出の容易性から被遮蔽部を遮蔽する耐
火シート体は、被遮蔽部の上部を遮蔽する一枚仕立ての
耐火シートと、この耐火シートの下端部に固定された中
桟部材と、この中桟部材に上端部がそれぞれ固定され幅
方向の両側端部を重ね代として互いに重なり合う状態に
並設された複数枚の帯状シートと、この複数枚の帯状シ
ートの下端部に固定され前記被遮蔽部の床面に着床する
重錘体と、により形成する構成が採られたものがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記耐火シー
ト体の構成では、複数枚の帯状シートは上端部が中桟部
材に下端部が重錘体にそれぞれ固定されているため、隣
設する帯状シートの重ね代の相互が縦方向に同一寸法で
重なり合う状態にその上下端部がそれぞれ固定されてい
ないと、火災時等の熱風等の風圧によって煽られた際に
は隣設する帯状シートの重ね代の相互間に熱風等が流出
する隙間が簡単に形成され、また、両側端部に位置する
帯状シートの外側端部に皺が形成されてこの帯状シート
の外側端部を挿入するガイドレールとの間に熱風等が流
出する隙間が簡単に形成され易く、さらに、隣設する帯
状シートの重ね代の相互が縦方向に同一寸法で重なり合
う状態にその上下端部がそれぞれ固定されている場合で
あっても、熱風等により加熱されると帯状シートが縮む
傾向があるため、隣設する帯状シートの重ね代の相互間
に熱風等が流出する隙間が形成されることがあるととも
に、この帯状シートが縮むことにより重錘体が持ち上げ
られ、床面との間に熱風等が流出する隙間が形成される
ことがあり、したがって、全体的に気密性が簡単に損な
われ易い、という問題がある。
【0006】本発明は、このような課題に鑑みてなされ
たもので、全体的に気密性が高スクリーン装置を提供
することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のスクリー
ン装置は、上下方向に沿って昇降自在に設けられ被遮蔽
部を遮蔽するシート体を具備し、このシート体は、幅方
向の側端部を互いに離間して隙間を開けて並設された複
数枚の帯状シートと、この複数枚の帯状シートの下端部
この下端部に沿って取り付けられ、前記被遮蔽部の床
面に着床する一本の重錘体と、前記隣設する帯状シート
の両側端部の少なくとも一方面に沿って配置され、幅方
向の側端部を前記隣設する帯状シートの側端部に所定の
幅で重なり合う重ね代として形成され、下端部が前記重
錘体に接離自在に当接して前記隣設する帯状シートの両
側端部間の隙間を閉塞する隙間閉塞シートと、この隙間
閉塞シートの下端部に設けられた補強材とを有し、前記
隙間閉塞シートが前記隣設する帯状シートから引き離さ
れることにより前記隣設する帯状シートの両側端部間の
隙間が開口され、前記補強材の重量により前記隙間閉塞
シートが前記隣設する帯状シートの両側端部間の隙間を
閉塞する方向に向かって戻り、この隙間閉塞シートにて
この隣設する帯状シートの両側端部間の隙間が閉塞され
るものである。
【0008】そして、被遮蔽部を遮蔽する場合には、複
数枚の帯状シート及び隣設する帯状シートの両側端部の
少なくとも一方面に沿って配置された隙間閉塞シートが
それぞれ同時に下降されるまた、重錘体が被遮蔽部の
床面に着床されることにより、この複数枚の帯状シート
及び隣設する帯状シートの両側端部の少なくとも一方面
に沿って配置された隙間閉塞シートからなるシート体に
て被遮蔽部が遮蔽されるが、この際、隙間閉塞シートは
隣設する帯状シートの両側端部の少なくとも一方面に沿
って配置されていることにより、この隙間閉塞シートに
て隣設する帯状シートの両側端部間の隙間が確実に閉塞
される。
【0009】そして、シート体が隙間閉塞シートを配置
した一方面から風圧等の圧力によって押圧されると、そ
の複数枚の帯状シート及び隙間閉塞シートがそれぞれ押
圧方向に向かって多少撓むことになるが、この際、この
隙間閉塞シートが隣設する帯状シートの両側端部の一方
面に密接され、この隙間閉塞シートにて隣設する帯状シ
ートの両側端部間の隙間が確実に気密に閉塞され、隣設
する帯状シートの両側端部間から風等が流出することが
防止される。
【0010】したがって、シート体にて被遮蔽部が全面
的に確実に遮蔽され、このシート体が風圧によって煽ら
れた際も隙間閉塞シートにて隣設する帯状シートの両側
端部間に風等が流出する隙間が形成されることなくこれ
らの間が確実に気密に閉塞され、かつ、この隙間の閉塞
状態が維持される。
【0011】また、火災時等の脱出時には隙間閉塞シー
トを隣設する帯状シートの両側端部間から引き離すこと
により、隣設する帯状シートの両側端部間の隙間が開口
され、この隙間を脱出口として容易に脱出することがで
きる。
【0012】請求項2記載のスクリーン装置は、請求項
1記載のスクリーン装置において、シート体は、隙間閉
塞シートの幅方向の補強材を有するものである。
【0013】求項記載のスクリーン装置は、請求項
記載のスクリーン装置において、補強材は、隙間閉塞
シートの幅方向の両側端部に両端部を有するものであ
る。
【0014】そして、被遮蔽部を遮蔽したときは、補強
材の重量により隙間閉塞シートが隣設する帯状シートの
両側端部に沿って垂れ下がり、この隙間閉塞シートにて
隣設する帯状シートの両側端部間の隙間が確実に閉塞さ
れるが、このとき、補強材の両端部にて隙間閉塞シート
の幅方向の両側端部が隣設する帯状シートの両側端部に
確実に接合され、隣設する帯状シートの両側端部間から
風等が流出することが防止される。
【0015】また、被遮蔽部を遮蔽した状態で、シート
体が隙間閉塞シートを配置した一方面から風圧等の圧力
によって押圧されたときは、補強材の両端部が隣設する
帯状シートの両側端部に接合されていることにより、こ
の補強材にて隙間閉塞シートが隣設する帯状シートの両
側端部間から押圧方向に向かって抜け出すことを防止さ
れる。
【0016】求項記載のスクリーン装置は、請求項
1記載のスクリーン装置において、隙間閉塞シートは、
この隙間閉塞シートの両側端部に隣設する帯状シートの
両側端部をそれぞれ両面から挟持する挟持片部を有す
のである。
【0017】そして、シート体が隙間閉塞シートを配置
した一方面または他方面から風圧等の圧力によって押圧
されると、その複数枚の帯状シート及び隙間閉塞シート
がそれぞれ押圧方向に向かって多少撓むことになるが、
この際、隙間閉塞シートの両側端部の挟持片部にて隣設
する帯状シートの両側端部がそれぞれ挟持されているこ
とにより、この隙間閉塞シートにて隣設する帯状シート
の両側端部間の隙間が確実に気密に閉塞され、隣設する
帯状シートの両側端部間から風等が流出することが防止
される。また、その圧力に変動があっても隙間閉塞シー
トにて隣設する帯状シートの両側端部間の隙間が確実に
気密に閉塞され、隣設する帯状シートの両側端部間から
風等が流出することが防止される。
【0018】請求項記載のスクリーン装置は、請求項
1記載のスクリーン装置において、隙間閉塞シートは、
幅方向の略中間部を固着した略同形状の2枚の隙間閉塞
シートにて形成され、この2枚の隙間閉塞シートの両側
端部にて隣設する帯状シートの両側端部をそれぞれ両面
から挟持する挟持片部が形成されているものである。
【0019】そして、シート体が隙間閉塞シートを配置
した一方面または他方面から風圧等の圧力によって押圧
されると、その複数枚の帯状シート及び隙間閉塞シート
がそれぞれ押圧方向に向かって多少撓むことになるが、
この際、2枚の隙間閉塞シートは幅方向の略中間部が固
着されていることにより、この2枚の隙間閉塞シートが
一方面または他方面のいずれの方向から風圧等の圧力を
受けても、また、その圧力の方向が逆になっても、この
2枚の隙間閉塞シートにて隣設する帯状シートの両側端
部間の隙間が確実に気密に閉塞され、隣設する帯状シー
トの両側端部間から風等が流出することが防止される。
【0020】また、風圧等の圧力を受ける一方の隙間閉
塞シートが押圧方向に向かって撓む際にこの一方の隙間
閉塞シートに起因する風圧等により煽られて他方の隙間
閉塞シートが一方の隙間閉塞シートから離間して浮き上
がることを防止される。
【0021】求項記載のスクリーン装置は、請求項
1記載のスクリーン装置において、重錘体は、被遮蔽部
の遮蔽時にこの被遮蔽部の床面に着床しこの床面との間
の隙間を閉塞する床面隙間閉塞シートを有するものであ
る。
【0022】そして、重錘体が被遮蔽部の床面に着床さ
れることにより、この複数枚の帯状シート及び隣設する
帯状シートの両側端部の少なくとも一方面に沿って配置
された隙間閉塞シートからなるシート体にて被遮蔽部が
遮蔽されるが、このとき、重錘体は床面との間の隙間を
閉塞する床面隙間閉塞シートを有することにより、この
床面隙間閉塞シートにて被遮蔽部の床面との間の隙間が
確実に閉塞される。
【0023】また、シート体が床面隙間閉塞シートを配
置した一方面から風圧等の圧力によって押圧されると、
その複数枚の帯状シート、隙間閉塞シート及び床面隙間
閉塞シートがそれぞれ押圧方向に向かって多少撓むこと
になるが、このとき、この床面隙間閉塞シートが被遮蔽
部の床面に密接され、この床面隙間閉塞シートにて被遮
蔽部の床面との間が確実に気密に閉塞される。
【0024】請求項記載のスクリーン装置は、請求項
記載のスクリーン装置において、床面隙間閉塞シート
は、重錘体から相対して下方に向かって突出され互いに
反対方向に離反して床面との間の隙間を両面から閉塞す
るものである。
【0025】そして、重錘体が被遮蔽部の床面に着床さ
れることにより、この複数枚の帯状シート及び隣設する
帯状シートの両側端部の少なくとも一方面に沿って配置
された隙間閉塞シートからなるシート体にて被遮蔽部が
遮蔽されるが、このとき、重錘体は床面との間を両面か
ら閉塞する床面隙間閉塞シートを有することにより、こ
の床面隙間閉塞シートにて被遮蔽部の床面との間が両面
から更に確実に閉塞される。
【0026】また、シート体が床面隙間閉塞シートを配
置した一方面から風圧等の圧力によって押圧されると、
その複数枚の帯状シート、隙間閉塞シート及び一方の床
面隙間閉塞シートがそれぞれ押圧方向に向かって多少撓
むことになるが、このとき、一方の床面隙間閉塞シート
が他方の床面隙間閉塞シートに向かって近付くように床
面に沿って摺動して撓み、この一方の床面隙間閉塞シー
トが被遮蔽部の床面に密接され、この床面隙間閉塞シー
トにて被遮蔽部の床面との間が確実に気密に閉塞され
る。
【0027】また、シート体が床面隙間閉塞シートを配
置した他方面から風圧等の圧力によって押圧された場合
には、他方の床面隙間閉塞シートが一方の床面隙間閉塞
シートに向かって近付くように床面に沿って摺動して撓
み、この他方の床面隙間閉塞シートが被遮蔽部の床面に
密接され、この床面隙間閉塞シートにて被遮蔽部の床面
との間が確実に気密に閉塞される。
【0028】したがって、シート体がいずれの方向から
風圧等の圧力によって押圧された場合であっても、床面
閉塞シートにて被遮蔽部の床面との間が確実に気密に閉
塞される。
【0029】請求項8記載のスクリーン装置は、請求項
1乃至7のいずれかに記載のスクリーン装置において、
シート体は、被遮蔽部の上部を遮蔽する一枚仕立てのシ
ート及びこのシートの下端部に沿って固定された中桟部
材をそれぞれ有し、前記中桟部材に複数枚の帯状シート
及び隙間閉塞シートの上端部をそれぞれ固定するもので
ある。
【0030】請求項9記載のスクリーン装置は、請求項
1乃至8のいずれかに記載のスクリーン装置において、
複数枚の帯状シート、隙間閉塞シート及び重錘体は、そ
れぞれ不燃性部材にて形成されているものである。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面を参照して説明する。
【0032】図1及び図2において、1は被遮蔽部2の
相対する両側壁部にそれぞれ相対して垂直状に固定され
た上下方向の左右のガイドレールで、この左右のガイド
レール1は互いに対向して開口した上下方向の挿入口3
を有して断面略コ字形状に形成され、この対向する挿入
口3は相対して平行状に設けられた前後の上下方向の案
内片3a,3bにてそれぞれ形成されている。前記被遮蔽部
2とは出入口、非常口、通路等の開口部及び防火・防煙
上の防火区画として遮蔽する必要がある箇所の開口部を
意味している。
【0033】また、前記被遮蔽部2の上端部の上框体等
の上側壁部4には前記左右のガイドレール1の上端部を
それぞれ挿入したスクリーンボックス5が固定され、こ
のスクリーンボックス5は下端部に前記左右のガイドレ
ール1の挿入口3にそれぞれ連通して開口した左右方向
の案内口6が形成されている。
【0034】また、前記スクリーンボックス5内には左
右方向の巻取ドラム7を有する巻取軸8が回転自在に軸
架され、この巻取軸8の一端部にはこの巻取軸8を回転
駆動する回転輪9が固着されている。また、前記スクリ
ーンボックス5内には正逆転可能なモータ10が固定さ
れ、このモータ10の出力軸11には前記回転輪9に対向す
る位置に駆動輪12が固着され、この駆動輪12と前記回転
輪9との間には無端回行体13が回行自在に懸架されてい
る。
【0035】前記モータ10は図示しない制御手段からの
火災信号等の出力信号により作動され、このモータ10の
出力は減速されて前記巻取軸8に伝達されるようになっ
ている。また、前記モータ10は後述する重錘体が前記被
遮蔽部2の床面14に着床する着床位置に合わせて設定さ
れた所定の回転数の回転で自動的に停止されるようにな
っている。また、前記モータ10は後述する重錘体が前記
被遮蔽部2の床面14に着床することにより検知手段にて
検知される検知手段から検知信号を入力した前記制御手
段からの停止信号により作動が停止されるようにしても
よい。
【0036】さらに、図示しない制御手段からの火災信
号等の出力信号によりモータ10のブレーキを解除し、後
述する重錘体等を含むシート体の自重によりシート体を
下降させるようにしてもよい。この場合も、モータ10は
重錘体が前記被遮蔽部2の床面14に着床する着床位置に
合わせて設定された所定の回転数の回転で自動的に停止
されるようになっている。しかして、本実施の形態で
は、モータ10は後述する重錘体が前記被遮蔽部2の床面
14に着床する着床位置に合わせて設定された所定の回転
数の回転で自動的に停止される構成として説明する。
【0037】つぎに、前記巻取ドラム7には前記被遮蔽
部2を遮蔽する昇降自在のシート体15の上端部が固着さ
れて巻回され、このシート体15は前記巻取ドラム7の巻
き戻しにより前記左右のガイドレール1の挿入口3に幅
方向の両側端部を挿入した状態で下降され前記被遮蔽部
2を遮蔽するようになっている。
【0038】前記シート体15は、図1及び図3に示すよ
うに、前記被遮蔽部2の上部を遮蔽する一枚仕立てのシ
ート16と、このシート16の下端部に沿って固定されたシ
ート16の幅方向の長さを有する中桟部材17と、を有して
いる。前記シート16は、幅方向の両側端部に前記左右の
ガイドレール1の挿入口3に上下動自在に挿入した挿入
端部18を有する不燃性部材にて形成されている。また、
前記中桟部材17は、両端部に前記左右のガイドレール1
の挿入口3に上下動自在に挿入した挿入端部19を有する
不燃性部材にて形成されている。
【0039】また、前記シート体15は、図1及び図3に
示すように、前記中桟部材17に上端部がそれぞれ固定さ
れ幅方向の側端部20を互いに離間して隙間25を開けて並
設された上下方向の複数枚の帯状シート21と、この複数
枚の帯状シート21の下端部に沿って取り付け固定された
複数枚の帯状シート21の幅方向の長さを有する一本の重
錘体22と、を有している。前記複数枚の帯状シート21
は、不燃性部材にて形成されている。また、前記一本の
重錘体22は、両端部に前記左右のガイドレール1の挿入
口3に上下動自在に挿入した挿入端部23を有する不燃性
部材にて形成されている。
【0040】さらに、前記シート体15は、図1及び図3
に示すように、前記中桟部材17に上端部がそれぞれ固定
され下端部を自由端部24として前記隣設する帯状シート
21の両側端部20の前後方向の両面に沿ってそれぞれ配置
されこの隣設する帯状シート21の両側端部20間の所定の
大きさの隙間25を前後方向の両面から閉塞する上下方向
の複数枚の隙間閉塞シート26を有している。前記各隙間
閉塞シート26は、前記隙間25を閉塞する所定の幅でそれ
ぞれ上下方向に長い略同一の幅の長方形状または正方形
状等の矩形状に形成されている。
【0041】前記複数枚の帯状シート21及び前記複数枚
の隙間閉塞シート26は、被遮蔽部2の開口幅に応じて必
要な枚数を用いて帯状シート21と隙間閉塞シート26とを
交互に前記中桟部材17に沿って配置され、かつ、これら
の上端部が前記条件下で前記中桟部材17にそれぞれ固定
されている。
【0042】また、前記隣設する帯状シート21の両側端
部20間の隙間25は、隙間閉塞シート26にて閉塞した際の
気密性のみを考慮した場合には図示のように比較的狭い
間隔で形成することもあるが、非常時等の脱出時に隙間
閉塞シート26を隣設する帯状シート21の両側端部20間か
ら引き離して脱出する脱出口を考慮した場合には可能な
限り広い間隔で形成するとよく、したがって、隣設する
帯状シート21の両側端部20間の隙間25は、隙間閉塞シー
ト26による気密性と脱出口としての間隔を考慮して所定
の大きさの間隔にて形成されている。なお、この隙間25
を脱出口としての間隔を考慮した大きさに形成しても、
その隙間25に応じて隙間閉塞シート26の幅を大きくする
ことにより、その隙間25を閉塞した際の気密性は十分に
確保される。
【0043】また、前記シート体15は、図3及び図4に
示すように、前記中桟部材17の両端部に上端部がそれぞ
れ固定され下端部を自由端部27として前記両側部に位置
する帯状シート21の外側端部28の前後方向の両面に沿っ
てそれぞれ配置されこの帯状シート21の外側端部28と前
記左右のガイドレール1の挿入口3との間の隙間29を前
後方向の両面から閉塞する上下方向の側端隙間閉塞シー
ト30をそれぞれ有している。この各側端隙間閉塞シート
30は前記隙間29を閉塞する所定の幅でそれぞれ上下方向
に長い略同一の幅の長方形状に形成されている。
【0044】前記複数枚の隙間閉塞シート26は、不燃性
部材にて形成されている。また、前記両端部の側端隙間
閉塞シート30は、外側端部に前記左右のガイドレール1
の挿入口3に上下動自在に挿入した挿入端部31を有する
不燃性部材にて形成されている。
【0045】また、前記重錘体22は、図1及び図3に示
すように、この重錘体22から相対して下方に向かって突
出され互いに反対方向に離反して前記被遮蔽部2の床面
14に着床する着床部32を形成し重錘体22と床面14との間
を前後方向の両面から閉塞する床面隙間閉塞シート33を
それぞれ有している。
【0046】前記前後の床面隙間閉塞シート33は、両端
部に前記左右のガイドレール1の挿入口3に挿入せずに
左右のガイドレール1の内端面に接する切欠部36を有
し、全体として復元可能な可撓性を有する不燃性部材に
てそれぞれ形成されている。そして、前記前後の床面隙
間閉塞シート33は両端部に切欠部36をそれぞれ有するこ
とにより、床面14に着床時に左右のガイドレール1によ
って阻害されることなく前後の床面隙間閉塞シート33が
床面14に着床して容易に互いに反対方向に向かって摺動
して撓むようになっている。
【0047】しかして、前記隙間閉塞シート26は、幅方
向の両側端部を隣設する帯状シート21の側端部20に所定
の幅で重なり合う重ね代34として形成され、この重ね代
34は隣設する帯状シート21が温風、冷風及び熱風等の気
体の風圧を受けて撓んだ際もこの隣設する帯状シート21
の側端部20に重なり合った状態を維持するようになって
いる。
【0048】また、前記側端隙間閉塞シート30は、内側
端部を両端部に位置する帯状シート21の外側端部28に所
定の幅で重なり合う重ね代35として形成され、この重ね
代35は両端部に位置する帯状シート21が温風、冷風及び
熱風等の気体の風圧を受けて撓んだときもこの帯状シー
ト21の外側端部28に重なり合った状態を維持するように
なっている。
【0049】また、前記シート16、帯状シート21、隙間
閉塞シート26、側端隙間閉塞シート30及び床面隙間閉塞
シート33は、本スクリーン装置の設置箇所または用途に
応じて選択されるが、たとえば、防火区画として遮蔽す
る必要がある箇所等で防火・防煙の用途として使用する
場合は、ガラスクロス、シリカクロス等の不燃性生地等
が用いられ、また、防火・防煙の用途以外の箇所、たと
えば、保冷庫、工場等の出入口等で気密保持の用途とし
て使用する場合は、たとえば、塩化ビニール、ポリエス
テル等の合成樹脂製シート、不燃性を有しない生地等が
用いられ、それぞれに応じた所定の幅で形成されてい
る。
【0050】つぎに、前記実施の形態の作用を説明す
る。
【0051】被遮蔽部2を遮蔽する際、たとえば、被遮
蔽部2を遮蔽する火災時に火災信号によりモータ10が作
動されると、このモータ10からの出力により巻取軸8が
シート体15を巻き戻す方向に駆動回転され、この巻取軸
8の巻取ドラム7にてシート体15が順次巻き戻されると
ともに、このシート体15のシート16の挿入端部18、中桟
部材17の両端部の挿入端部19、両端部に位置する側端隙
間閉塞シート30の挿入端部31、重錘体22の両端部の挿入
端部23及び床面隙間閉塞シート33の切欠部36が左右のガ
イドレール1の挿入口3にそれぞれ案内されて下降さ
れ、かつ、これらの部材からなるシート体15は中桟部材
17及び重錘体22の重量によりスムーズに迅速に下降され
る。
【0052】そして、重錘体22の前後の床面隙間閉塞シ
ート33の着床部32が被遮蔽部2の床面14に着床して所定
の着床位置まで下降されるとともに、モータ10が設定さ
れた所定の回転数を回転して停止する。このとき、前後
の床面隙間閉塞シート33は両端部に左右のガイドレール
1の挿入口3に挿入せずに左右のガイドレール1の内端
面に接する切欠部36をそれぞれ有することにより、この
前後の床面隙間閉塞シート33の着床部32の下端部が床面
14に着床するとともに、この着床部32が互いに反対方向
に離反して床面14に着床される。
【0053】また、重錘体22の前後の床面隙間閉塞シー
ト33の着床部32が被遮蔽部2の床面14に着床してモータ
10の作動が停止されることにより、シート体15のシート
16、複数枚の帯状シート21、隣設する帯状シート21の両
側端部20の両面に沿ってそれぞれ配置された隙間閉塞シ
ート26、両端部に位置する前後の側端隙間閉塞シート30
及び重錘体22の前後の床面隙間閉塞シート33にて被遮蔽
部2が遮蔽される。
【0054】このとき、上端部が固定され下端部を自由
端部27とした隙間閉塞シート26は、隣設する帯状シート
21の両側端部20の前後の両面に沿ってそれぞれ配置され
ていることにより、この前後の隙間閉塞シート26にて隣
設する帯状シート21の両側端部20間の隙間25が前後の両
面から確実に閉塞される。
【0055】また、上端部が固定され下端部を自由端部
27とした側端隙間閉塞シート30は、両端部に位置する帯
状シート21の外側端部28の前後の両面に沿ってそれぞれ
配置されていることにより、この前後の側端隙間閉塞シ
ート30にて両端部に位置する帯状シート21の外側端部28
と左右のガイドレール1の挿入口3との間の隙間29が前
後の両面から確実に閉塞される。
【0056】さらに、重錘体22が床面14に近接する位置
に下降されこの重錘体22の前後の床面隙間閉塞シート33
の着床部32が床面14に着床して上方から押圧されること
により、図5の(a) に示すように、この前後の床面隙間
閉塞シート33の着床部32が床面14に着床した状態で床面
14に沿って互いに反対方向に向かって離反され、この前
後の床面隙間閉塞シート33にて重錘体22と床面14との間
の隙間37が前後の両面から確実に閉塞される。
【0057】したがって、シート体15の下降時にはこの
シート体15のシート16、複数枚の帯状シート21、隣設す
る帯状シート21の両側端部20の両面に沿ってそれぞれ配
置された隙間閉塞シート26、両端部に位置する前後の側
端隙間閉塞シート30及び重錘体22の前後の床面隙間閉塞
シート33にて被遮蔽部2が全面的に確実に気密に閉塞さ
れて遮蔽される。
【0058】つぎに、シート体15が前後方向の一方面か
ら風圧等の圧力によって押圧されると、このシート体15
の複数枚の帯状シート21、前後の隙間閉塞シート26の一
方、前後の側端隙間閉塞シート30の一方及び重錘体22の
前後の床面隙間閉塞シート33の一方が、図5の(b) また
は図5の(c) に示すように、それぞれ風圧等の圧力によ
る押圧方向に向かって多少撓むことになる。
【0059】このとき、一方の隙間閉塞シート26が風圧
等の圧力により隣設する帯状シート21の両側端部20の一
方面に密接され、この一方の隙間閉塞シート26にて隣設
する帯状シート21の両側端部20間の隙間25が確実に気密
に閉塞され、隣設する帯状シート21の両側端部20間から
風等が流出することが防止される。
【0060】また、一方の側端隙間閉塞シート30が風圧
等の圧力によりガイドレール1の挿入口3の開口縁部の
一方すなわち一方の案内片3aまたは案内片3bの開口縁部
に密接され、この一方の側端隙間閉塞シート30にてガイ
ドレール1の挿入口3と両端部に位置する帯状シート21
の外側端部28との間の隙間29が確実に気密に閉塞され、
このガイドレール1の挿入口3と両端部に位置する帯状
シート21の外側端部28との間から風等が流出することが
防止される。
【0061】このとき、両端部に位置する帯状シート21
の外側端部28を直接ガイドレール1の挿入口3に挿入し
た場合のようにこの帯状シート21が撓むことによりその
外側端部28に風等が流出する皺が形成されることがな
く、側端隙間閉塞シート30にてガイドレール1の挿入口
3と両端部に位置する帯状シート21の外側端部28との間
の隙間29が確実に気密に閉塞される。
【0062】さらに、一方の床面隙間閉塞シート33が風
圧等の圧力により他方の床面隙間閉塞シート33に向かっ
て近付くように床面14に沿って摺動して撓み、この一方
の床面隙間閉塞シート33が被遮蔽部2の床面14に密接さ
れ、この一方の床面隙間閉塞シート33にて重錘体22と被
遮蔽部2の床面14との間の隙間37が確実に気密に閉塞さ
れ、この重錘体22と被遮蔽部2の床面14との間から風等
が流出することが防止される。
【0063】つぎに、シート体15が前後方向の他方面か
ら風圧等の圧力によって押圧されると、このシート体15
の複数枚の帯状シート21、前後の隙間閉塞シート26の他
方、前後の側端隙間閉塞シート30の他方及び重錘体22の
前後の床面隙間閉塞シート33の他方が、図5の(b) また
は図5の(c) に示すように、それぞれ風圧等の圧力によ
る押圧方向に向かって多少撓むとともに、この他方の隙
間閉塞シート26、他方の側端隙間閉塞シート30及び他方
の床面隙間閉塞シート33がそれぞれ作動され、前記一方
の隙間閉塞シート26、一方の側端隙間閉塞シート30及び
一方の床面隙間閉塞シート33の場合と同様に、それぞれ
の隙間25、隙間29及び隙間37が確実に気密に閉塞され、
これらの間から風等が流出することが防止される。
【0064】また、シート体15が前後方向の一方面また
は他方面から風圧等の圧力によって押圧された場合にお
いて、このシート体15は両端部を左右のガイドレール1
の挿入口3に挿入端部19を挿入した中桟部材17及び両端
部を左右のガイドレール1の挿入口3に挿入端部23を挿
入した重錘体22を有することにより、この中桟部材17及
び重錘体22にてシート体15が前後方向の一方面または他
方面から風圧等の圧力によって押圧されても大きく撓ん
だり、左右のガイドレール1の挿入口3から簡単に外れ
ることが防止される。
【0065】したがって、シート体15にて被遮蔽部2が
全面的に確実に遮蔽され、このシート体15が風圧によっ
て煽られた際も前後の隙間閉塞シート26にて隣設する帯
状シート21の両側端部20間に風等が流出する隙間25が形
成されることなくこれらの間が確実に気密に閉塞され、
前後の側端隙間閉塞シート30にてガドレール1の挿入口
3との間に風等が流出する隙間29が形成されることなく
これらの間が確実に気密に閉塞され、前後の床面隙間閉
塞シート33と床面14との間に風等が流出する隙間37が形
成されることなくこれらの間が確実に気密に閉塞され、
かつ、これらの隙間25,29,37の閉塞状態が維持され
る。
【0066】そして、シート体15を前後方向の一方面ま
たは他方面から押圧する圧力が火災時の熱風等による場
合は、その熱風等の押圧方向に位置する前後の隙間閉塞
シート26、前後の側端隙間閉塞シート30及び前後の床面
隙間閉塞シート33がそれぞれ前記風圧等の圧力により押
動される場合と同様に作動してそれぞれの隙間25、隙間
29及び隙間37が確実に気密に閉塞され、これらの間から
熱風等が流出することが防止され、かつ、これらの隙間
25,29,37の閉塞状態が維持される。
【0067】したがって、火災時にはシート体15にて被
遮蔽部2が確実に気密に遮蔽され、このシート体15にて
被遮蔽部2の前後方向の一方側から他方側に向かっての
煙りの拡散と延焼が防止される。
【0068】また、前後の隙間閉塞シート26及び前後の
側端隙間閉塞シート30は、上端部がそれぞれ固定され下
端部がそれぞれ自由端部24,27として形成されているこ
とにより、中桟部材17と重錘体22との間に上下端部が固
定された隣設する帯状シート21が縦方向に長さが異なる
場合、または、火災時の加熱により中桟部材17と重錘体
22との間に上下端部が固定された隣設する帯状シート21
が縦方向に収縮した場合であっても、これらの隙間25は
前後の隙間閉塞シート26にて確実に閉塞される。また、
両端部に位置する帯状シート21の外側端部28とガイドレ
ール1の挿入口3との間の隙間29も前後の側端隙間閉塞
シート30にて確実に閉塞される。
【0069】さらに、前後の隙間閉塞シート26及び前後
の側端隙間閉塞シート30は、上端部がそれぞれ固定され
下端部がそれぞれ自由端部24,27として形成されている
ことにより、火災発生等の非常脱出時には、前後の隙間
閉塞シート26の中の一方の隙間閉塞シート26を引き離し
て隣設する帯状シート21の両側端部20間の隙間25を開口
し、この隙間25を脱出口として他方の隙間閉塞シート26
を押動することにより、これらの間から簡単に脱出する
ことができる。また、両端部に位置する帯状シート21の
外側端部28を押し開くことにより、それらの間から簡単
に脱出することができる。
【0070】つぎに、前記実施の形態では、隙間閉塞シ
ート26は隣設する帯状シート21の両側端部20の前後面の
両面に沿ってそれぞれ配置し、側端隙間閉塞シート30は
両端部に位置する帯状シート21の外側端部28の前後面の
両面に沿ってそれぞれ配置し、床面隙間閉塞シート33は
重錘体22の前後に互いに反対方向に離反して突出する場
合について説明したが、これに限らず、隙間閉塞シート
26は隣設する帯状シート21の両側端部20の前後面の一方
面に沿って配置し、側端隙間閉塞シート30は両端部に位
置する帯状シート21の外側端部28の前後面の一方面に沿
ってそれぞれ配置し、床面隙間閉塞シート33は重錘体22
の前後面の一方面または重錘体22の下面から突出するよ
うにしてもよい。
【0071】そして、前記隙間閉塞シート26にて隣設す
る帯状シート21の両側端部20間の隙間25を風圧を受ける
一方面から閉塞し、側端隙間閉塞シート30にて両端部に
位置する帯状シート21の外側端部28とガイドレール1の
挿入口3との間の隙間29を風圧を受ける一方面から閉塞
し、床面隙間閉塞シート33にて重錘体22の下端部と床面
14との間の隙間37を閉塞することができる。
【0072】つぎに、前記実施の形態では、複数枚の帯
状シート21は幅方向の側端部20を互いに離間して隙間25
を開けて並設する場合について説明したが、これに限ら
ず、図6に示すように、複数枚の帯状シート21は幅方向
の側端部20を互いに近接してこの側端部20間に僅かな隙
間38を形成して並設し、この隣設する帯状シート21の幅
方向の側端部20間の隙間38を前後方向の一方面または両
面から隙間閉塞シート26にて閉塞するようにしてもよ
い。
【0073】その他の構成については前記実施の形態の
場合と同様であるから前記実施の形態と同一構成につい
ては前記実施の形態の説明に用いた符号を記入して説明
を省略する。
【0074】このように構成することにより、複数枚の
帯状シート21が風圧等の圧力を受けて撓むことにより、
隣設する帯状シート21の幅方向の側端部20間の隙間38が
離間して広がっても、この隙間38は隙間閉塞シート26に
て一方面または両面から確実に気密に閉塞される。
【0075】つぎに、前記各実施の形態では、複数枚の
帯状シート21は幅方向の側端部20を互いに離間して隙間
25を開けて並設するか、または、複数枚の帯状シート21
は幅方向の側端部20間を互いに近接して僅かな隙間38を
開けて並設する場合について説明したが、これに限ら
ず、図7及び図8の(a) 及び(b) に示すように、複数枚
の帯状シート21は幅方向の側端部20を互いに重ね代39と
して重ね合わせる状態に近接して並設し、この隣設する
帯状シート21の幅方向の側端部20の重ね代39を前後方向
の一方面または両面から隙間閉塞シート26にて閉塞する
ようにしてもよい。
【0076】その他の構成については前記実施の形態の
場合と同様であるから前記実施の形態と同一構成につい
ては前記実施の形態の説明に用いた符号を記入して説明
を省略する。
【0077】このように構成することにより、複数枚の
帯状シート21が風圧等の圧力を受けて撓むことにより、
隣設する帯状シート21の幅方向の側端部20の重ね代39が
離間して隙間25,38が形成されても、この隙間25,38は
隙間閉塞シート26にて一方面または両面から確実に気密
に閉塞される。また、火災時に隣設する帯状シート21が
加熱されることにより隣設する帯状シート21が縦方向に
収縮し、隣設する帯状シート21の幅方向の側端部20の重
ね代39が離間して隙間25,38が形成されても、この隙間
25,38は隙間閉塞シート26にて一方面または両面から確
実に気密に閉塞される。
【0078】つぎに、前記各実施の形態では、側端隙間
閉塞シート30は上下方向に略同一の幅の長方形状に形成
する場合について説明したが、これに限らず、図9に示
すように、両端部に位置する帯状シート21の外側端部28
に重なり合う側端隙間閉塞シート30の重ね代35は、内側
に向かって円弧状に突出した円弧状突出部40を有する形
状に形成してもよく、また、図10に示すように、内側
に向かって矩形状に突出した矩形状突出部41を有する形
状に形成してもよく、さらに、図11に示すように、内
側に向かって段階的に小さくなる矩形状に突出した山形
状突出部42を有する形状に形成してもよい。
【0079】その他の構成については前記各実施の形態
の場合と同様であるから前記各実施の形態と同一構成に
ついては前記各実施の形態の説明に用いた符号を記入し
て説明を省略する。
【0080】このように構成することにより、両端部に
位置する帯状シート21が風圧等の圧力を受けて撓むこと
により、この帯状シート21に沿って側端隙間閉塞シート
30の円弧状突出部40、矩形状突出部41及び山形状突出部
42を有する重ね代35がそれぞれ撓んで気密に重なり合
い、この側端隙間閉塞シート30にて両端部に位置する帯
状シート21の外側端部28と左右のガイドレール1の挿入
口3との間の隙間29が確実に気密に閉塞される。
【0081】つぎに、前記各実施の形態では、各隙間閉
塞シート26及び各側端隙間閉塞シート30は上下方向に略
同一の幅の矩形状に形成し、床面隙間閉塞シート33はシ
ート体15の幅方向(左右方向)に長い略同一の幅の長方
形状に形成する場合について説明したが、これに限ら
ず、図12に示すように、各隙間閉塞シート26は、前記
上下方向に長い長方形状等の矩形状において、その両側
端部に上下方向に所定の間隔をおいてこの隙間閉塞シー
ト26の幅方向の多数のスリット43をそれぞれ形成し、ま
た、各側端隙間閉塞シート30は、前記上下方向に長い長
方形状等の矩形状において、その両側端部に上下方向に
所定の間隔をおいてこの側端隙間閉塞シート30の幅方向
の多数のスリット44をそれぞれ形成し、さらに、床面隙
間閉塞シート33は、前記左右方向に長い長方形状におい
て、その下端部に左右方向に所定の間隔をおいて上下方
向の多数のスリット45をそれぞれ形成してもよい。
【0082】その他の構成については前記各実施の形態
の場合と同様であるから前記各実施の形態と同一構成に
ついては前記各実施の形態の説明に用いた符号を記入し
て説明を省略する。
【0083】このように構成することにより、シート体
15が隙間閉塞シート26を配置した一方面から風圧等の圧
力によって押圧されると、上端部が固定され下端部を自
由端部24とした隙間閉塞シート26は隣設する帯状シート
21の両側端部20の撓んだ一方面に沿って撓むとともに、
上下方向に所定の間隔をおいて形成した隙間閉塞シート
26の幅方向の多数のスリット43により隙間閉塞シート26
の両側縁部の重ね代34が隣設する帯状シート21の両側端
部20に確実に密接され、この隙間閉塞シート26にて隣設
する帯状シート21の両側端部20間の隙間25,38が更に確
実に気密に閉塞され、隣設する帯状シート21の両側端部
20間から風等が流出することが防止される。
【0084】また、シート体15が側端隙間閉塞シート30
を配置した一方面から風圧等の圧力によって押圧される
と、上端部が固定され下端部を自由端部27とした側端隙
間閉塞シート30は隣設する帯状シート21の撓んだ一方面
に沿って撓むとともに、上下方向に所定の間隔をおいて
形成した側端隙間閉塞シート30の幅方向の多数のスリッ
ト44により側端隙間閉塞シート30の両側縁部の挿入端部
31がガイドレール1の挿入口3の開口縁部の一方側に密
接され、この側端隙間閉塞シート30にてガイドレール1
の挿入口3との間の隙間29が確実に気密に閉塞される。
【0085】さらに、シート体15が床面隙間閉塞シート
33を配置した一方面から風圧等の圧力によって押圧され
ると、一方の床面隙間閉塞シート33が他方の床面隙間閉
塞シート33に向かって近付くように床面14に沿って摺動
して撓み、この一方の床面隙間閉塞シート33が床面14に
密接され、この床面隙間閉塞シート33にて重錘体22と床
面14との間の隙間37が確実に気密に閉塞される。
【0086】この際、床面隙間閉塞シート33は左右方向
に所定の間隔をおいて上下方向の多数のスリット45を有
するので、この床面隙間閉塞シート33が部分的に盛り上
がって風等の流出口が開口されることがなく、多数のス
リット45にて床面隙間閉塞シート33の下端部が容易に変
形しながら床面14に密着される。
【0087】したがって、シート体15がいずれの方向か
ら風圧等の圧力によって押圧された場合であっても、床
面隙間閉塞シート33にて重錘体22と床面14との間の隙間
37が確実に気密に閉塞される。
【0088】また、前記各実施の形態において、床面隙
間閉塞シート33は重錘体22から相対して下方に向かって
突出され互いに反対方向に彎曲して離反して床面14に密
接されることにより、シート体15が風圧等の圧力によっ
て前後方向の一方側に撓んだり、シート16または複数枚
の帯状シート21の一方またはその両方が火災時の熱によ
り加熱されて上方に収縮して重錘体22が持ち上げられる
ようなことがあっても、床面隙間閉塞シート33にて重錘
体22と床面14との間の隙間37が確実に気密に閉塞され
る。
【0089】つぎに、前記各実施の形態では、シート16
の下端部の中桟部材17に複数枚の帯状シート21を幅方向
の側端部を互いに近接して並設し、これら隣設する帯状
シート21の両側端部の少なくとも一方面に沿って隙間閉
塞シート26を配置し、この隙間閉塞シート26にて隣設す
る帯状シート21の両側端部20間の隙間25を閉塞する場合
について説明したが、これに限らず、隙間閉塞シート26
を用いることなく複数枚の帯状シート21の幅方向の側端
部を互いに重ね合わせてこれら隣設する帯状シート21の
両側端部20間の隙間25を閉塞するようにしてもよい。
【0090】この場合は、たとえば、図13及び図14
に示すように、中桟部材17に上下方向の複数枚の帯状シ
ート46をそれぞれの幅方向の側端部を重ね代47として互
いに重なり合う状態に並設し、この複数枚の帯状シート
46の下端部に重錘体22を取り付け、前記隣設する帯状シ
ート46の互いに重なり合う一方の重ね代47に上下方向に
所定の間隔をおいて重ね代47の幅方向のスリット48をそ
れぞれ形成する。
【0091】その他の構成については前記各実施の形態
の場合と同様であるから前記各実施の形態と同一構成に
ついては前記各実施の形態の説明に用いた符号を記入し
て説明を省略する。
【0092】このように構成することにより、被遮蔽部
2を遮蔽する場合には、複数枚の帯状シート46がそれぞ
れ同時に下降されるが、この際、中桟部材17の両挿入端
部19、両側部に位置する帯状シート46の両外側縁部49及
び重錘体22の両挿入端部23がそれぞれ両側部のガイドレ
ール1の挿入口3に沿って、かつ、中桟部材17及び重錘
体22の重量により複数枚の帯状シート46がスムーズに下
降される。
【0093】また、重錘体22が被遮蔽部2の床面14に着
床されることにより、この複数枚の帯状シート46を有す
るシート体15にて被遮蔽部2が遮蔽されるが、この際、
複数枚の帯状シート46は幅方向の両側端部を重ね代47と
して互いに重なり合う状態に並設され、これらの下端部
に重錘体22が取り付けられていることにより、複数枚の
帯状シート46が幅方向の両側端部の重ね代47を互いに重
ね合わせた状態で重錘体22と相俟って被遮蔽部2が確実
に遮蔽される。
【0094】また、図14に示すように、シート体15が
前後方向の一方面から風圧等の圧力によって押圧される
と、その複数枚の帯状シート46が押圧方向に向かって多
少撓むことになるが、この際、複数枚の帯状シート46は
上下方向に所定の間隔をおいて形成した重ね代47の幅方
向の多数のスリット48を有する一方の重ね代47を他方の
重ね代47に互いに重ね合わせた状態となっていることに
より、他方の重ね代47が押圧方向に向かって撓むととも
に、この他方の重ね代47に沿って一方の重ね代47が多数
のスリット48にてスムーズに撓んで他方の重ね代47に確
実に密接され、この多数のスリット48を有する重ね代47
と他方の重ね代47との間が確実に気密に閉塞される。
【0095】したがって、全体的にシート体15にて被遮
蔽部2が気密に閉塞され、隣設する帯状シート46の両側
端部の互いに重なり合った重ね代47の間から風等が流出
することが防止される。
【0096】つぎに、前記各実施の形態では、シート体
15は巻取ドラム7に巻き戻し自在に巻回されたシート16
及びこのシート16の下端部に固定した中桟部材17を有す
る場合について説明したが、これに限らず、シート体15
はシート16及び中桟部材17を用いることなく構成するよ
うにしてもよい。
【0097】この場合は、たとえば、図15に示すよう
に、巻取ドラム7に上下方向の複数枚の帯状シート50の
上端部をそれぞれの幅方向の両側端部51を互いに離間し
て並設した状態に固着し、これら複数枚の帯状シート50
を巻取ドラム7にそれぞれ巻き戻し自在に巻回し、この
複数枚の帯状シート50の下端部に左右方向の重錘体52を
取り付ける。
【0098】また、前記巻取ドラム7に前記隣設する帯
状シート50の両側端部51の前後方向の両面に沿って配置
する上下方向の隙間閉塞シート53の上端部をそれぞれ固
着し、これら隙間閉塞シート53を巻取ドラム7にそれぞ
れ巻き戻し自在に巻回し、これら前後の隙間閉塞シート
53の下端部をそれぞれ自由端部54とし、これら前後の隙
間閉塞シート53にて前記隣設する帯状シート50の両側端
部51を互いに離間して形成された隙間55を前後方向の両
面から閉塞するようになっている。
【0099】さらに、前記巻取ドラム7の両側部に前記
両端部に位置する帯状シート50の両面に沿って配置する
上下方向の側端隙間閉塞シート56の上端部をそれぞれ固
着し、これら前後の側端隙間閉塞シート56の下端部をそ
れぞれ自由端部57とし、これら前後の側端隙間閉塞シー
ト56にて前記両端部に位置する帯状シート50の外側端部
58と左右のガイドレール1の挿入口3との間に形成され
る隙間59を前後方向の両面から閉塞するようになってい
る。
【0100】また、前記重錘体52には前記各実施の形態
の場合と同様にこの重錘体52と床面14との間の隙間60を
前後方向の両面から閉塞する床面隙間閉塞シート61をそ
れぞれ取り付ける。しかして、前記各帯状シート50、各
隙間閉塞シート53及び各側端隙間閉塞シート56は前記床
面隙間閉塞シート61を有する重錘体52が床面14に着床し
た際に被遮蔽部2を遮蔽する長さにそれぞれ形成されて
いる。
【0101】その他の構成については前記各実施の形態
の場合と同様であるから前記各実施の形態と同一構成に
ついては前記各実施の形態の説明に用いた符号を記入し
て説明を省略する。
【0102】このように構成することにより、各帯状シ
ート50と、各隙間閉塞シート53と、各側端隙間閉塞シー
ト56と、床面隙間閉塞シート61を有する重錘体52と、に
より被遮蔽部2を遮蔽するシート体15が構成され、この
シート体15にて被遮蔽部2を遮蔽した際はこのシート体
15にて前記各実施の形態の場合と同様に被遮蔽部2が確
実に気密に遮蔽される。
【0103】また、シート体15が前後方向の一方面から
風圧等の圧力によって押圧された際は各隙間閉塞シート
53、各側端隙間閉塞シート56及び床面隙間閉塞シート61
にて前記各実施の形態の場合と同様にそれらの間の隙間
55,59,60がそれぞれ確実に気密に閉塞され、したがっ
て、全体としてシート体15にて前記各実施の形態の場合
と同様に被遮蔽部2が確実に気密に遮蔽され、これらの
間の気密性が損なわれることを防止される。
【0104】つぎに、前記図15に示す実施の形態にお
いて、隙間閉塞シート53及び側端隙間閉塞シート56は必
ずしも帯状シート50の両側端部の前後方向の両面に沿っ
て配置する必要がなく、この隙間閉塞シート53及び側端
隙間閉塞シート56は帯状シート50の両側端部の少なくと
も一方面に沿って配置するようにしてもよい。この場
合、隙間閉塞シート53及び側端隙間閉塞シート56は同一
面にそれぞれ配置するようにする。また、床面隙間閉塞
シート61は必ずしも相対して2枚を設ける必要がなく1
枚であってもよい。
【0105】つぎに、前記各実施の形態では、隣設する
帯状シート21,50の両側端部20,51間にて形成される隙
間25,55は、この隣設する帯状シート21,50の両側端部
20,51の前後面に沿って配置する前後の隙間閉塞シート
26,53にて前後の両面から閉塞する場合について説明し
たが、これに限らず、隣設する帯状シート21,50の両側
端部20,51を隙間閉塞シート26,53の両側端部を挟持し
て隙間25,55を閉塞する一方、火災時等の脱出時には更
に脱出し易いようにシート体15を構成するとよい。
【0106】この場合は、たとえば、図16乃至図24
に示すように、巻取ドラム7に上下方向の複数枚の帯状
シート65の上端部をそれぞれの幅方向の両側端部66を互
いに脱出を考慮して比較的大きい間隔を開けて離間して
並設した状態に固着し、これら複数枚の帯状シート65を
巻取ドラム7にそれぞれ巻き戻し自在に巻回し、この複
数枚の帯状シート65の下端部に左右方向の板状の重錘体
67を取り付ける。
【0107】また、前記巻取ドラム7に前記隣設する帯
状シート65の両側端部66にてこれらを離間して形成され
た比較的大きい間隔の脱出用の隙間68を閉塞する上下方
向の隙間閉塞シート69の上端部をそれぞれ固着し、これ
ら隙間閉塞シート69を巻取ドラム7にそれぞれ巻き戻し
自在に巻回し、これらの隙間閉塞シート69の下端部をそ
れぞれ自由端部70a として前記重錘体67の前後面に沿設
するように形成する。
【0108】前記隙間閉塞シート69は、図20に示すよ
うに、前記隙間68を形成した前記隣設する帯状シート65
の両側端部66間の間隔より大きい幅で形成された比較的
厚みの薄い略同形状の2枚の隙間閉塞シート70にて形成
され、この2枚の隙間閉塞シート70の幅方向の中間部が
直接接合された状態で上下方向に亘って不燃性の接着材
や縫着糸等の固着手段71にて一体に固着され、この2枚
の隙間閉塞シート70の幅方向の両側端部を前記隣設する
帯状シート65の両側端部66を両面から挟持する挟持片部
72としてそれぞれ形成されている。
【0109】また、前記2枚の隙間閉塞シート70が比較
的厚みの厚い場合には、その幅方向の中間部間に図22
に示すように、不燃性のスペーサ73を介在した状態でこ
の2枚の隙間閉塞シート70の中間部及びスペーサ73を上
下方向に亘って不燃性の接着材や縫着糸等の固着手段71
にて一体に固着されている。前記スペーサ73は前記隣設
する帯状シート65の両側端部66の厚さと略同じ厚さに形
成されている。
【0110】そして、前記スペーサ73を介して前記2枚
の隙間閉塞シート70の中間部を固着手段71にて固着する
ことにより、この2枚の隙間閉塞シート70の幅方向の両
側端部の挟持片部72の先端部が隣設する帯状シート65の
両側端部66から浮き上がることなく接合するようになっ
ている。
【0111】さらに、前記巻取ドラム7の両側部に前記
両端部に位置する帯状シート65の両面に沿って配置する
上下方向の図示しない側端隙間閉塞シートの上端部をそ
れぞれ固着し、これら前後の側端隙間閉塞シートの下端
部をそれぞれ自由端部とし、これら前後の側端隙間閉塞
シートにて前記両端部に位置する帯状シート65の両側端
部66と左右のガイドレール1の挿入口3との間を前後方
向の両面から閉塞するようになっている。
【0112】また、前記重錘体67には前記各実施の形態
の場合と同様にこの重錘体67と床面14との間を前後方向
の両面から閉塞する床面隙間閉塞シート33,61をそれぞ
れ取り付ける。しかして、前記各帯状シート65、各隙間
閉塞シート69及び図示しない各側端隙間閉塞シートは、
図示しない床面隙間閉塞シートを有する前記重錘体67が
床面14に着床した際に被遮蔽部2を遮蔽する長さにそれ
ぞれ形成されている。
【0113】そして、前記各帯状シート65と、この各帯
状シート65の隣設する帯状シート65の両側端部66を挟持
片部72にて挟持した各隙間閉塞シート69と、図示しない
各側端隙間閉塞シートと、図示しない床面隙間閉塞シー
トを有する重錘体67と、により被遮蔽部2を遮蔽するシ
ート体15が構成され、このシート体15にて被遮蔽部2を
遮蔽した際はこのシート体15にて前記各実施の形態の場
合と同様に被遮蔽部2が確実に気密に遮蔽されるように
なっている。
【0114】その他の構成は、前記各実施の形態の場合
と同様であるから同一構成については各実施の形態に用
いた符号を記入して説明を省略する。
【0115】このように構成することにより、前記各実
施の形態の場合と同様に巻取ドラム7の巻き戻し方向の
回転により、この巻取ドラム7からシート体15が巻き戻
されて下降され、このシート体15の下端部の床面隙間閉
塞シート33,61を有する重錘体67が床面14に着床される
ことにより、このシート体15にて被遮蔽部2が確実に気
密に遮蔽される。
【0116】そして、シート体15が各隙間閉塞シート69
を配置した一方面または他方面から風圧等の圧力によっ
て押圧されると、その複数枚の帯状シート65及び各隙間
閉塞シート69がそれぞれ押圧方向に向かって多少撓むこ
とになるが、このとき、各隙間閉塞シート69の両側端部
の挟持片部72にて隣設する帯状シート65の両側端部66が
それぞれ挟持されていることにより、この各隙間閉塞シ
ート69にて隣設する帯状シート65の両側端部66間に形成
された比較的大きい間隔の隙間68が確実に気密に閉塞さ
れ、隣設する帯状シート65の両側端部66間から風等が流
出することが防止される。また、その圧力に変動があっ
ても隙間閉塞シート69にて隣設する帯状シート65の両側
端部66間の隙間68が確実に気密に閉塞され、隣設する帯
状シート65の両側端部66間から風等が流出することが防
止される。
【0117】すなわち、各隙間閉塞シート69は、幅方向
の略中間部を固着手段71にて固着した略同形状の2枚の
隙間閉塞シート70にて形成され、この2枚の隙間閉塞シ
ート70の両側端部の挟持片部72にて隣設する帯状シート
65の両側端部66がそれぞれ両方面から挟持されているこ
とにより、2枚の隙間閉塞シート70が一方面または他方
面のいずれの方向から風圧等の圧力を受けても、また、
その圧力の方向が逆になっても、この2枚の隙間閉塞シ
ート70にて隣設する帯状シート65の両側端部66間にて形
成された比較的大きい間隔の隙間68が確実に気密に閉塞
され、隣設する帯状シート65の両側端部66間から風等が
流出することが防止される。
【0118】また、2枚の隙間閉塞シート70の中で、そ
の一方の隙間閉塞シート70が風圧等の圧力を受けて押圧
方向に向かって撓むときに、この一方の隙間閉塞シート
70に起因する風圧等により煽られて他方の隙間閉塞シー
ト70が一方の隙間閉塞シート70から離間して浮き上がる
ことが防止される。また、その圧力の方向が逆になって
も、他方の隙間閉塞シート70が風圧等の圧力を受けて押
圧方向に向かって撓むときに、この他方の隙間閉塞シー
ト70に起因する風圧等により煽られて一方の隙間閉塞シ
ート70が他方の隙間閉塞シート70から離間して浮き上が
ることが防止される。
【0119】また、火災発生等の非常時の脱出時には、
2枚の隙間閉塞シート70の中で、脱出する方向の手前側
の隙間閉塞シート70の挟持片部72を手前側にめくり上げ
る等により、この挟持片部72と隣設する帯状シート65の
側端部66との間を開放するとともに、この隣設する帯状
シート65の側端部66と反対側の隙間閉塞シート70の挟持
片部72との間を押し開いて開放することにより、2枚の
隙間閉塞シート70の挟持片部72と隣設する帯状シート65
の側端部66との間の比較的大きい間隔の隙間68が簡単に
開口され、この開口部を脱出口として容易に脱出でき
る。
【0120】前記実施の形態では、各隙間閉塞シート69
は、幅方向の略中間部を固着手段71にて固着した2枚の
隙間閉塞シート70にて形成し、この2枚の隙間閉塞シー
ト70の両側端部をそれぞれ挟持片部72として形成する場
合について説明したが、これに限らず、一枚の隙間閉塞
シート69の両側端部に隣設する帯状シート65の両側端部
66を挟持する挟持片部72をそれぞれ形成するようにして
もよい。
【0121】つぎに、前記隙間閉塞シート26,53,69を
用いる前記各実施の形態では、それぞれ別体に形成され
た一枚の前記隙間閉塞シート26,53を各帯状シート21,
46,65の両側端部の両方面に沿ってそれぞれ配置する場
合について説明したが、これに限らず、この隙間閉塞シ
ート26,53,69は、たとえば、図25に示すように、各
帯状シート21,46,65の両側端部の両方面に沿ってそれ
ぞれ配置する長さを有する一枚の隙間閉塞シート体74、
すなわち、前記一枚の隙間閉塞シート26,53,69の上下
方向の長さの略倍大の長さを有する一枚の隙間閉塞シー
ト体74を、この隙間閉塞シート体74の上下方向の中間部
で折り曲げ、この折曲部75を中桟部材17に固定する固定
部76とするとともに、この固定部76に連続して対向する
両シート部77をそれぞれ各帯状シート21,46,65の両側
端部の両方面に沿ってそれぞれ配置する隙間閉塞シート
78とするようにしてもよい。
【0122】その他の構成は前記各実施の形態の場合と
同様であるから前記各実施の形態と同一構成については
前記各実施の形態の説明に用いた符号を記入してそれら
の説明を省略するが、各帯状シート21,46,65に関して
は図25に前記第1の実施の形態に用いた符号のみを記
入し、その他の実施の形態に用いた符号の記入を省略す
る。
【0123】このように構成することにより、各帯状シ
ート21,46,65の両側端部の両方面に沿ってそれぞれ配
置する隙間閉塞シート78にて隣設する帯状シート21,4
6,65の両側端部間の隙間25,29,37,55を閉塞してこ
れら隙間25,29,37,55の気密性を高めるとともに、こ
れらの隙間25,29,37,55を脱出口として脱出する容易
性は前記各実施の形態の場合と同様である。
【0124】しかし、各帯状シート21,46,65の両側端
部の両方面に沿ってそれぞれ配置する隙間閉塞シート78
は、一枚の隙間閉塞シート26,53,69の上下方向の長さ
の略倍大の長さを有する一枚の隙間閉塞シート体74を折
り曲げて形成し、その折曲部75を中桟部材17に固定する
固定部76とすることにより、この隙間閉塞シート78は別
体の二枚の隙間閉塞シート26,53,69をそれぞれ中桟部
材17に固定するものに比べ中桟部材17に簡単に固定する
ことができ、全体としてシート体15を構成する作業性の
向上に寄与できる。
【0125】つぎに、前記各実施の形態では、隙間閉塞
シート26,53,69,78はそれぞれの隙間25,29,37,55
を閉塞する大きさのシート材のみについて形成する場合
について説明したが、これに限らず、隙間閉塞シート2
6,53,69,78にはこれら隙間閉塞シート26,53,69,7
8の幅方向の補強材79を設けるようにするとよい。
【0126】この場合は、たとえば、図26乃至図28
に示すように、補強材79は、隙間閉塞シート26,53,6
9,78の下部すなわち、これら隙間閉塞シート26,53,6
9,78の上下方向の略中間部から下端部における下部に
上下方向(被遮蔽部2の高さ方向)に所定の間隔をおい
て複数本が並設され、これら各補強材79は、隣設する帯
状シート21,46,65の両側端部に当接する隙間閉塞シー
ト26,53,69,78の幅方向の両側端部に両端部80を有す
る長さに形成され、すなわち、各補強材79は隙間閉塞シ
ート26,53,69,78の幅方向の長さと略同じ長さに形成
されている。
【0127】また、前記各補強材79は、たとえば、丸
棒、フラットバー及びワイヤ等にて形成されている。そ
して、本実施の形態では、各補強材79は隙間閉塞シート
26,53,69,78の上下方向の略中間部、下端部及びこれ
らの間に位置して所定の間隔をおいて3本が並設されて
いる。
【0128】また、前記各補強材79の中で、隙間閉塞シ
ート26,53,69,78の上下方向の略中間部及びこの略中
間部より下方に位置して設けられた各補強材79は、たと
えば、図29に示すように、隙間閉塞シート26,53,6
9,78の前記各補強材79を設ける位置にこれら隙間閉塞
シート26,53,69,78と略同じ幅のシート片81の上端部
及び下端部をそれぞれ固着して形成された中空の補強材
挿入部82内に挿入して設けられている。
【0129】また、前記隙間閉塞シート26,53,69,78
の下端部に設けられた補強材79は、たとえば、図30に
示すように、隙間閉塞シート26,53,69,78の下端部を
折り返した折返片83をそれぞれの隙間閉塞シート26,5
3,69,78に固着して形成された中空の補強材挿入部84
内に挿入して設けられている。前記シート片81及び折返
片83は接着剤または縫着等の手段によって固着されてい
る。前記各補強材挿入部82,84内に挿入された補強材79
はそれぞれの補強材挿入部82,84内から簡単に抜け出さ
ない状態に挿入されている。
【0130】また、本実施の形態の隙間閉塞シート26,
53,69,78は、隣設する帯状シート21,46,65の両側端
部の両方面に沿ってそれぞれ配置する二枚のものであっ
ても、前記図25に示す実施の形態の一枚の隙間閉塞シ
ート78にて形成したものであってもよい。
【0131】そして、前記各補強材79は、隣設する帯状
シート21,46,65の両側端部の一方面に沿ってそれぞれ
配置する一方面側の隙間閉塞シート26,53,69,78に設
けてもよく、隣設する帯状シート21,46,65の両側端部
の両方面に沿ってそれぞれ配置する両方面側の隙間閉塞
シート26,53,69,78のそれぞれに設けてもよい。ま
た、一方面側の隙間閉塞シート26,53,69,78にのみ各
補強材79を設ける場合は、各補強材79は、本スクリーン
装置の設置箇所の状況によって風圧等の圧力を受ける片
面側に配置する隙間閉塞シート26,53,69,78に設ける
ようにするとよく、また、風圧等の圧力を受ける側面が
両方面側からの場合は本実施の形態のように両方面側の
隙間閉塞シート26,53,69,78のそれぞれに設けるよう
にするとよい。
【0132】なお、前記各補強材79を有する前記隙間閉
塞シート26,53,69,78の下端部が接離自在に当接し、
かつ、各帯状シート21,46,65の下端部に取り付けられ
た重錘体22は、図30に示すように、各帯状シート21,
46,65の下端部を折り返した折返片85をそれぞれの帯状
シート21,46,65に固着して形成された中空の収容部86
と、この収容部86内に収容されたフラットバー87と、こ
のフラットバー87の両面部に前記収容部86の両面部を介
してボルト・ナット88にて固着された一対の略L字形状
の着床板89と、を有して構成されている。
【0133】また、前記一対の着床板89は前記フラット
バー87に取り付けられた垂直状の取付板部90及び前記被
遮蔽部2の床面14に着床される水平状の着床部91をそれ
ぞれ有して形成され、この着床部91と前記フラットバー
87の下端部とは同一平面に配置されてそれぞれ一体に固
定されている。
【0134】その他の構成は前記各実施の形態の場合と
同様であるから前記各実施の形態と同一構成については
前記各実施の形態の説明に用いた符号を記入してそれら
の説明を省略するが、各隙間閉塞シート26,53,69,78
に関しては図26乃至図30に前記第1の実施の形態に
用いた符号のみを記入し、その他の実施の形態に用いた
符号の記入を省略する。
【0135】このように構成することにより、各帯状シ
ート21,46,65の両側端部の両方面に沿ってそれぞれ配
置する隙間閉塞シート26,53,69,78にて隣設する帯状
シート21,46,65の両側端部間の隙間25,29,37,55を
閉塞してこれら隙間25,29,37,55の気密性を高めると
ともに、これらの隙間25,29,37,55を脱出口として脱
出する容易性は前記各実施の形態の場合と同様である。
【0136】このとき、隙間閉塞シート26,53,69,78
は、この隙間閉塞シート26,53,69,78の下部に位置し
てこの隙間閉塞シート26,53,69,78の幅方向の複数本
の補強材79を有することにより、被遮蔽部2を遮蔽した
ときは、各補強材79の重量により隙間閉塞シート26,5
3,69,78が隣設する帯状シート21,46,65の両側端部
に沿って垂れ下がり、この隙間閉塞シート26,53,69,
78にて隣設する帯状シート21,46,65の両側端部間の隙
間25,29,37,55が確実に閉塞される。
【0137】また、火災時等の脱出時には隙間閉塞シー
ト26,53,69,78を隣設する帯状シート21,46,65の両
側端部間から引き離すことにより、隣設する帯状シート
21,46,65の両側端部間の隙間25,29,37,55が開口さ
れ、この隙間25,29,37,55を脱出口として容易に脱出
することができるが、この脱出後は各補強材79の重量に
より隙間閉塞シート26,53,69,78が隣設する帯状シー
ト21,46,65の両側端部間の隙間25,29,37,55を閉塞
する方向に向かって自動的に戻り、この隙間閉塞シート
26,53,69,78にて隣設する帯状シート21,46,65の両
側端部間の隙間25,29,37,55が確実に気密に閉塞さ
れ、隣設する帯状シート21,46,65の両側端部間から風
等が流出することが防止される。
【0138】また、各補強材79は、隣設する帯状シート
21,46,65の両側端部に当接する隙間閉塞シート26,5
3,69,78の幅方向の両側端部に両端部80を有すること
により、被遮蔽部2を遮蔽したときは、各補強材79の重
量により隙間閉塞シート26,53,69,78が隣設する帯状
シート21,46,65の両側端部に沿って垂れ下がり、この
隙間閉塞シート26,53,69,78にて隣設する帯状シート
21,46,65の両側端部間の隙間25,29,37,55が確実に
閉塞されるが、このとき、各補強材79の両端部80にて隙
間閉塞シート26,53,69,78の幅方向の両側端部が隣設
する帯状シート21,46,65の両側端部に確実に接合さ
れ、隣設する帯状シート21,46,65の両側端部間から風
等が流出することが防止される。
【0139】また、被遮蔽部2を遮蔽した状態で、シー
ト体15が隙間閉塞シート26,53,69,78を配置した一方
面から風圧等の圧力によって押圧されたときは、各補強
材79の両端部80が隣設する帯状シート21,46,65の両側
端部に接合されていることにより、この各補強材79にて
隙間閉塞シート26,53,69,78が隣設する帯状シート2
1,46,65の両側端部間から押圧方向に向かって抜け出
すことを防止される。
【0140】このとき、各補強材79は、それぞれの隙間
閉塞シート26,53,69,78が風圧等の圧力を受けた場合
に、それぞれの隙間閉塞シート26,53,69,78が撓み易
く抜け易い部分、すなわち、これらの隙間閉塞シート2
6,53,69,78の上下方向の略中間部から下方部分に設
けられていることにより、各補強材79にてそれぞれの隙
間閉塞シート26,53,69,78が風圧等の圧力を受けて
も、これらの隙間閉塞シート26,53,69,78が隣設する
帯状シート21,46,65の両側端部間から押圧方向に向か
って抜け出すことを確実に防止される。
【0141】つぎに、前記実施の形態では前記下端部の
補強材79を除く各補強材79は、各隙間閉塞シート26,5
3,69,78にシート片81をそれぞれ固定して形成された
補強材挿入部82に挿入する場合について説明したが、こ
れに限らず、下端部の補強材79を除く各補強材79を挿入
する各補強材79は、たとえば、図31に示すように、各
隙間閉塞シート26,53,69,78を補強材79の取付け位置
で分離した複数枚の短冊状シート片92の接続端部93の相
互を重ね合わせて一連に接続形成した重合部94により中
空に形成された補強材挿入部82に挿入してもよく、ま
た、図32に示すように、各隙間閉塞シート26,53,6
9,78の補強材79の取付け位置に固定された袋状体95に
て中空に形成された補強材挿入部82に挿入してもよい。
【0142】また、各補強材79は、図33に示すよう
に、各隙間閉塞シート26,53,69,78の補強材79を取付
ける位置おいて、これら各隙間閉塞シート26,53,69,
78自体を複数折り返して重ね合わせた折返し重合部96を
縫着糸97にて一体に縫着して形成するようにしてもよ
い。
【0143】さらに、前記各実施の形態では、各隙間閉
塞シート26,53,69,78の下部にこれら各隙間閉塞シー
ト26,53,69,78の幅方向の複数本の補強材79のみを並
設する場合について説明したが、これに限らず、複数本
の補強材79は、たとえば、図34に示すように、各隙間
閉塞シート26,53,69,78の上下方向の略中間部と下端
部にそれぞれ設け、この略中間部の補強材79と下端部の
補強材79との間に対角線方向の互いに交差した補強材79
を設けるようにしてもよい。
【0144】また、前記対角線方向の互いに交差した補
強材79は、巻取ドラム7に巻回及び巻取ドラム7から巻
き戻し可能な可撓性部材にて形成されている。また、前
記各隙間閉塞シート26,53,69,78の略中間部の補強材
79、下端部の補強材79及び対角線方向の互いに交差した
補強材79は、隣設する帯状シート21,46,65の両側端部
に当接する各隙間閉塞シート26,53,69,78の幅方向の
両側端部に両端部80をそれぞれ有して形成されている。
【0145】また、前記各補強材79は、前記図29乃至
図33に示す各実施の形態のいずれかの実施の形態によ
って各隙間閉塞シート26,53,69,78に設けられてい
る。なお、その他の構成は前記各実施の形態の場合と同
様であるからこれらの構成の説明は省略する。
【0146】そして、前記図31乃至図34に示す実施
の形態では、前記図26乃至図29に示す実施の形態の
場合と同様な作用効果が得られる。
【0147】また、前記図26乃至図34に示す実施の
形態では、各隙間閉塞シート26,53,69,78の下部に複
数本の補強材79を並設する場合について説明したが、こ
れに限らず、補強材79は各隙間閉塞シート26,53,69,
78の上部にも所定の本数を並設するようにしてもよく、
また、補強材79は各隙間閉塞シート26,53,69,78の下
部に複数本を設ける場合に限らず、各隙間閉塞シート2
6,53,69,78の上下方向の所定位置に少なくとも1本
を設けるようにしてもよく、補強材79は、各隙間閉塞シ
ート26,53,69,78の大きさ、すなわち隙間閉塞シート
26,53,69,78の上下方向の長さと左右方向の幅、また
は隙間閉塞シート26,53,69,78を設置する箇所等に応
じて配置する位置及び本数を任意に定めるようにする。
【0148】また、複数本の補強材79を有する隙間閉塞
シート26,53,69,78を、隣設する帯状シート21,46,
65の両側端部の両方面すなわち被遮蔽部1を正面からみ
て前後方向の両方面に沿って配置する場合において、そ
の一方面側の隙間閉塞シート26,53,69,78に設ける複
数本の補強材79と、その他方面側の隙間閉塞シート26,
53,69,78に設ける複数本の補強材79とは、それぞれ上
下方向に位置をずらして、すなわち、隣設する帯状シー
ト21,46,65の両側端部を挟んで前後方向の両方面側で
各補強材79が干渉しないように、たとえば、互い違いに
位置する状態に配置するようにするとよい。
【0149】このように構成することにより、両方面側
の各補強材79にて更に気密性を向上することができる。
【0150】つぎに、前記実施の形態では、図26に示
すように、各隙間閉塞シート26,53,69,78にこれら各
隙間閉塞シート26,53,69,78の幅方向の補強材79を、
任意の位置にかつ位置の本数を上下方向に平行状に設け
る場合、及び図34に示すように、各隙間閉塞シート2
6,53,69,78にこれら各隙間閉塞シート26,53,69,7
8の対角線方向に互いに交差した補強材79を設ける場合
について説明したが、これに限らず、補強材79は、たと
えば、図35に示すように、各隙間閉塞シート26,53,
69,78の幅方向の両側端部に両端部80を有し、かつ、各
隙間閉塞シート26,53,69,78の幅方向の一側端部から
他側端部に向かって所定の傾斜角度に傾斜して上下方向
にジグザグ状に配置するようにしてもよい。
【0151】この場合、ジグザグ状に配置した各補強材
79は、巻取ドラム7に巻回及び巻取ドラム7から巻き戻
し可能な可撓性部材にて形成されている。また、各補強
材79は、前記図29乃至図33に示す各実施の形態のい
ずれかの実施の形態によって各隙間閉塞シート26,53,
69,78に設けられている。なお、その他の構成について
は前記各実施の形態の場合と同様であるからこれらの構
成の説明は省略する。
【0152】そして、図35に示す実施の形態では、前
記図26乃至図29及び図31乃至図34に示す実施の
形態の場合と同様な作用効果が得られる。
【0153】つぎに、前記図34及び図35に示す実施
の形態では、各補強材79は巻取ドラム7に巻回及び巻取
ドラム7から巻き戻し可能な可撓性部材にて形成する場
合について説明したが、これに限らず、たとえば、スク
リーンボックス5を収納する被遮蔽部2の天井部の収納
空間の寸法に余裕がある場合等では、各補強材79を有す
る各隙間閉塞シート26,53,69,78は必ずしも巻取ドラ
ム7に巻回する必要がなく、このようなときは、各補強
材79は可撓性部材にて形成することなく隙間閉塞シート
26,53,69,78が隣設する帯状シート21,46,65の両側
端部間から押圧方向に向かって抜け出すことを防止でき
る剛性を有する部材にて形成するようにしてもよい。
【0154】前記各実施の形態において、設置する箇所
等の状況に応じてスクリーンボックスは設けなくてもよ
い。この場合、巻取軸支持は、たとえば、建物構造躯体
の梁等に設けたブラケットに支持させるようにするとよ
い。
【0155】さらに、前記各補強材79及びこの各補強材
79を挿入する補強材挿入部82,84を形成する部材等は不
燃性材料にて形成するようにするとよい。
【0156】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、隙間閉塞シー
トにて隣設する帯状シートの側端部間の隙間を確実に閉
塞することができ、熱風等の風圧によって煽られた際も
隣設する帯状シートの側端部間に熱風等が流出する隙間
が簡単に形成されることがなく、帯状シートが縮むこと
があっても隣設する帯状シートの側端部間に熱風等が流
出する隙間が簡単に形成されることがなく、床面との間
に熱風等が流出する隙間が形成されることがなく、した
がって、全体的に気密性の高いスクリーン装置を提供す
ることができる。
【0157】求項の発明によれば、補強材は隙間閉
塞シートの幅方向の両側端部に両端部を有するので、被
遮蔽部を遮蔽したときは補強材の両端部にて隙間閉塞シ
ートの幅方向の両側端部を隣設する帯状シートの両側端
部に確実に接合でき、隣設する帯状シートの両側端部間
から風等が流出することを防止できる。また、被遮蔽部
を遮蔽した状態で、シート体が隙間閉塞シートを配置し
た一方面から風圧等の圧力によって押圧されたときは、
補強材の両端部が隣設する帯状シートの両側端部にそれ
ぞれ受け止められ、この補強材にて隙間閉塞シートが隣
設する帯状シートの両側端部間から押圧方向に向かって
抜け出すことを確実に防止できる。
【0158】求項の発明によれば、隙間閉塞シート
の両側端部の挟持片部にて隣設する帯状シートの両側端
部がそれぞれ挟持されていることにより、この隙間閉塞
シートにて隣設する帯状シートの両側端部間の隙間を確
実に気密に閉塞でき、この隙間閉塞シートの挟持片部が
隣設する帯状シートの両側端部から簡単に外れることが
なく、隣設する帯状シートの両側端部間から風等が流出
することを防止できる。また、その圧力に変動があって
も隙間閉塞シートにて隣設する帯状シートの両側端部間
の隙間を確実に気密に閉塞でき、隣設する帯状シートの
両側端部間から風等が流出することを防止できる。
【0159】請求項の発明によれば、2枚の隙間閉塞
シートは幅方向の略中間部が固着されていることによ
り、この2枚の隙間閉塞シートが一方面または他方面の
いずれの方向から風圧等の圧力を受けても、また、その
圧力の方向が逆になっても、この2枚の隙間閉塞シート
にて隣設する帯状シートの両側端部間の隙間を確実に気
密に閉塞でき、隣設する帯状シートの両側端部間から風
等が流出することを防止できる。また、風圧等の圧力を
受ける一方の隙間閉塞シートが押圧方向に向かって撓む
ときに、この一方の隙間閉塞シートに起因する風圧等に
より煽られて他方の隙間閉塞シートが一方の隙間閉塞シ
ートから離間して浮き上がることを確実に防止できる。
さらに、火災発生等の非常時の脱出時には、2枚の隙間
閉塞シートの中で、脱出する方向の手前側の隙間閉塞シ
ートの挟持片部を手前側にめくり上げる等により、この
挟持片部と隣設する帯状シートの側端部との間を開放す
るとともに、この隣設する帯状シートの側端部と反対側
の隙間閉塞シートの挟持片部との間を押し開いて開放す
ることにより、2枚の隙間閉塞シートの挟持片部と隣設
する帯状シートの側端部との間の隙間が簡単に開口で
き、この開口部を脱出口として容易に脱出することがで
きる。
【0160】求項の発明によれば、重錘体は、被遮
蔽部の遮蔽時にこの被遮蔽部の床面に着床しこの床面と
の間の隙間を閉塞する床面隙間閉塞シートを有するの
で、重錘体が被遮蔽部の床面に着床することにより、こ
の床面隙間閉塞シートにて重錘体と被遮蔽部の床面との
間の隙間を確実に閉塞することができる。また、シート
体が床面隙間閉塞シートを配置した一方面から風圧等の
圧力によって押圧されると、この床面隙間閉塞シートが
被遮蔽部の床面に密接し、この床面隙間閉塞シートにて
重錘体と被遮蔽部の床面との間の隙間を確実に気密に閉
塞することができる。
【0161】請求項の発明によれば、床面隙間閉塞シ
ートは、重錘体から相対して下方に向かって突出され互
いに反対方向に離反して床面との間の隙間を両面から閉
塞するので、この床面隙間閉塞シートにて重錘体と被遮
蔽部の床面との間の隙間を両面から更に確実に閉塞する
ことができる。また、床面隙間閉塞シートは互いに反対
方向に離反して床面との間の隙間を両面から閉塞するの
で、シート体が前後方向のいずれの方向から風圧等の圧
力によって押圧された場合であっても、床面閉塞シート
にて重錘体と被遮蔽部の床面との間の隙間を確実に気密
に閉塞することができる
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示すスクリーン装置の
正面図である。
【図2】同上断面図である。
【図3】同上シート体の一部を示す斜視図である。
【図4】同上ガイドレールにシート体の挿入端部を挿入
した状態の断面図である。
【図5】同上シート体の作動を示す説明図で、その(a)
は被遮蔽部を遮蔽したシート体の一部の端面図、その
(b) は一方から風圧を受けた場合の隙間閉塞状態を示す
シート体の一部の端面図、その(c) は他方から風圧を受
けた場合の隙間閉塞状態を示すシート体の一部の端面図
である。
【図6】他の実施の形態を示すシート体の一部の斜視図
である。
【図7】更に他の実施の形態を示すシート体の一部の斜
視図である。
【図8】(a) は帯状シートの一方面に隙間閉塞シートを
配置したシート体の一部の端面図、その(b) は帯状シー
トの両方面に隙間閉塞シートを配置したシート体の一部
の端面図である。
【図9】更に他の実施の形態を示すシート体の一部の斜
視図である。
【図10】更に他の実施の形態を示すシート体の一部の
斜視図である。
【図11】更に他の実施の形態を示すシート体の一部の
斜視図である。
【図12】更に他の実施の形態を示すシート体の一部の
斜視図である。
【図13】更に他の実施の形態を示すシート体の一部の
斜視図である。
【図14】同上撓んだ状態のシート体の一部の斜視図で
ある。
【図15】更に他の実施の形態を示すシート体の一部の
斜視図である。
【図16】更に他の実施の形態を示すスクリーン装置の
正面図である。
【図17】同上側面図である。
【図18】同上シート体の斜視図である。
【図19】同上シート体の横断面図である。
【図20】同上帯状シートの側端部を挟持した状態を示
す隙間閉塞シートの拡大横断面図である。
【図21】同上隙間を開口した状態の隙間閉塞シートの
拡大横断面図である。
【図22】同上帯状シートの側端部を挟持した状態を示
す他の隙間閉塞シートの拡大横断面図である。
【図23】同上重錘体の取り付け部分の側面図である。
【図24】同上シート体が煽られて撓んだ状態を示す側
面図である。
【図25】更に他の実施の形態を示すシート体の分解斜
視図である。
【図26】更に他の実施の形態を示すスクリーン装置の
正面図である。
【図27】同上断面図である。
【図28】同上隙間閉塞シートの拡大正面図である。
【図29】同上中間部の補強材を示す拡大端面図であ
る。
【図30】同上下端部の補強材を示す拡大端面図であ
る。
【図31】他の実施の形態を示す中間部の補強材を示す
拡大端面図である。
【図32】更に他の実施の形態を示す中間部の補強材を
示す拡大端面図である。
【図33】更に他の実施の形態を示す中間部の補強材を
示す拡大端面図である。
【図34】更に他の実施の形態を示す隙間閉塞シートの
拡大正面図である。
【図35】更に他の実施の形態を示す隙間閉塞シートの
拡大正面図である。
【符号の説明】
1 ガイドレール 2 被遮蔽部 3 挿入口 14 床面 15 シート体 16 シート 17 中桟部材 20,51,66 側端部 21,46,50,65 帯状シート 22,52,67 重錘体 24,27,54,57,70a 自由端部 25,29,37,38,55,59,60,68 隙間 26,53,69,70,78 隙間閉塞シート 28,58 外側端部 30,56 側端隙間閉塞シート 33,61 床面隙間閉塞シート 34,35,39,47 重ね代 43,44,45,48 スリット 72 挟持片部 79 補強材 80 両端部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI E06B 9/17 R (72)発明者 竹野 和生 東京都板橋区志村三丁目26番4号 文化 シヤッター株式会社内 (72)発明者 岩瀬 憲昭 東京都板橋区志村三丁目26番4号 文化 シヤッター株式会社内 (56)参考文献 実開 昭62−163296(JP,U) 実開 昭54−116952(JP,U) 実開 平5−52192(JP,U) 実開 昭55−125348(JP,U) 実開 昭61−79186(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E06B 9/13 E06B 9/02 E06B 9/17 A62C 2/06 507 A62C 2/10

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下方向に沿って昇降自在に設けられ被
    遮蔽部を遮蔽するシート体を具備し、 このシート体は、幅方向の側端部を互いに離間して隙間
    を開けて並設された複数枚の帯状シートと、 この複数枚の帯状シートの下端部にこの下端部に沿って
    取り付けられ、前記被遮蔽部の床面に着床する一本の
    錘体と、 前記隣設する帯状シートの両側端部の少なくとも一方面
    に沿って配置され、幅方向の側端部を前記隣設する帯状
    シートの側端部に所定の幅で重なり合う重ね代として形
    成され、下端部が前記重錘体に接離自在に当接して前記
    隣設する帯状シートの両側端部間の隙間を閉塞する隙間
    閉塞シートと、 この隙間閉塞シートの下端部に設けられた補強材とを有
    し、 前記隙間閉塞シートが前記隣設する帯状シートから引き
    離されることにより前記隣設する帯状シートの両側端部
    間の隙間が開口され、前記補強材の重量により前記隙間
    閉塞シートが前記隣設する帯状シートの両側端部間の隙
    間を閉塞する方向に向かって戻り、この隙間閉塞シート
    にてこの隣設する帯状シートの両側端部間の隙間が閉塞
    されることを特徴とするスクリーン装置。
  2. 【請求項2】 シート体は、隙間閉塞シートの幅方向の
    補強材を有することを特徴とする請求項1記載のスクリ
    ーン装置。
  3. 【請求項3】 補強材は、隙間閉塞シートの幅方向の両
    側端部に両端部を有することを特徴とする請求項2記載
    のスクリーン装置。
  4. 【請求項4】 隙間閉塞シートは、この隙間閉塞シート
    の両側端部に隣設する帯状シートの両側端部をそれぞれ
    両面から挟持する挟持片部を有することを特徴とする請
    求項1記載のスクリーン装置。
  5. 【請求項5】 隙間閉塞シートは、幅方向の略中間部を
    固着した略同形状の2枚の隙間閉塞シートにて形成さ
    れ、この2枚の隙間閉塞シートの両側端部にて隣設する
    帯状シートの両側端部をそれぞれ両面から挟持する挟持
    片部が形成されていることを特徴とする請求項1記載の
    スクリーン装置。
  6. 【請求項6】 重錘体は、被遮蔽部の遮蔽時にこの被遮
    蔽部の床面に着床しこの床面との間の隙間を閉塞する床
    面隙間閉塞シートを有することを特徴とする請求項1記
    載のスクリーン装置。
  7. 【請求項7】 床面隙間閉塞シートは、重錘体から相対
    して下方に向かって突出され互いに反対方向に離反して
    床面との間の隙間を両方面から閉塞することを特徴とす
    る請求項6記載のスクリーン装置。
  8. 【請求項8】 シート体は、被遮蔽部の上部を遮蔽する
    一枚仕立てのシート及びこのシートの下端部に沿って固
    定された中桟部材をそれぞれ有し、前記中桟部材に複数
    枚の帯状シート及び隙間閉塞シートの上端部をそれぞれ
    固定することを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに
    記載のスクリーン装置。
  9. 【請求項9】 複数枚の帯状シート、隙間閉塞シート及
    び重錘体は、それぞれ不燃性部材にて形成されているこ
    とを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載のスク
    リーン装置。
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