JP3867007B2 - スクリーン装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はスクリーン装置に係り、たとえば、建物、特に工場等の出入口を遮蔽して工場内等への風及び塵埃等の侵入を防止する仕切り用スクリーン、建物内の温度を保持する仕切り用スクリーン、または、建物内の所定の位置を防火区画として遮蔽し火災時に煙りの拡散と延焼を防止する耐火用スクリーンに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のスクリーン装置、たとえば、火災時に煙りの拡散と延焼を防止する耐火スクリーン装置としては、たとえば、特開平8−164218号公報に記載されているように、被遮蔽部の上端部に巻取軸を水平状に設け、この巻取軸に相互が接して隣り合うように一端が巻き付けられ前記被遮蔽部の遮蔽時に巻き戻されて下方に垂れ下がる多数の帯状シートと、この多数の帯状シートの下端部にそれぞれ個別に取り付けられた各帯状シートの幅とほぼ同じ長さの棒状錘と、を有し、火災時等の非常時に被遮蔽部を遮蔽した多数の帯状シートを押し広げることにより帯状シート間から脱出することを可能にした構成が知られている。
【0003】
しかし、この公報に記載の構成では、多数の帯状シートは幅方向の両側端部の相互が接して隣り合う状態で垂れ下がるものであるため、これら多数の帯状シートが火災時等の熱風等の風圧によって煽られた際には隣設する帯状シートの接して隣り合う側端部間が離間され、これらの間に熱風等が流出する隙間が簡単に形成され易く、また、両側端部に位置する帯状シートの外側端部と被遮蔽部の側壁との間も同様に熱風等が流出する隙間が簡単に形成され易く、したがって、全体的には気密性が簡単に損なわれ易い、という問題がある。
【0004】
そこで、被遮蔽部の遮蔽時の気密性と火災時等の非常時の脱出の容易性から被遮蔽部を遮蔽する耐火シート体は、被遮蔽部の上部を遮蔽する一枚仕立ての耐火シートと、この耐火シートの下端部に固定された中桟部材と、この中桟部材に上端部がそれぞれ固定され幅方向の両側端部を重ね代として互いに重なり合う状態に並設された複数枚の帯状シートと、この複数枚の帯状シートの下端部に固定され前記被遮蔽部の床面に着床する重錘体と、により形成する構成が採られたものがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、前記耐火シート体の構成では、複数枚の帯状シートは上端部が中桟部材に下端部が重錘体にそれぞれ固定されているため、隣設する帯状シートの重ね代の相互が縦方向に同一寸法で重なり合う状態にその上下端部がそれぞれ固定されていないと、火災時等の熱風等の風圧によって煽られた際には隣設する帯状シートの重ね代の相互間に熱風等が流出する隙間が簡単に形成され、また、両側端部に位置する帯状シートの外側端部に皺が形成されてこの帯状シートの外側端部を挿入するガイドレールとの間に熱風等が流出する隙間が簡単に形成され易く、さらに、隣設する帯状シートの重ね代の相互が縦方向に同一寸法で重なり合う状態にその上下端部がそれぞれ固定されている場合であっても、熱風等により加熱されると帯状シートが縮む傾向があるため、隣設する帯状シートの重ね代の相互間に熱風等が流出する隙間が形成されることがあるとともに、この帯状シートが縮むことにより重錘体が持ち上げられ、床面との間に熱風等が流出する隙間が形成されることがあり、したがって、全体的に気密性が簡単に損なわれ易い、という問題がある。
【0006】
本発明は、このような課題に鑑みてなされたもので、全体的に気密性が高いスクリーン装置を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載のスクリーン装置は、上下方向に沿って昇降自在に設けられ被遮蔽部を遮蔽するシート体を具備し、このシート体は、隙間を閉塞する隙間閉塞シートと、帯状シートと、この帯状シートの下端部に取り付けられ前記被遮蔽部の床面に着床する重錘体とを有し、前記隙間閉塞シートは、側端部が隣設する前記帯状シートの側端部に所定の幅で重なり合う重ね代として形成され、下端部が前記重錘体に接離自在に当接する自由端部として形成され、隣設する前記帯状シートの側端部の前後方向の両面に沿って配置され、この 隣設する帯状シートの側端部の隙間を閉塞するものである。
【0008】
請求項2記載のスクリーン装置は、請求項1記載のスクリーン装置において、隙間閉塞シートは、この隙間閉塞シートの幅方向の補強材を有するものである。
【0009】
請求項3記載のスクリーン装置は、請求項1記載のスクリーン装置において、隙間閉塞シートは、この隙間閉塞シートの側縁部に上下方向に所定の間隔をおいて形成された隙間閉塞シートの幅方向の多数のスリットをそれぞれ有するものである。
【0010】
請求項4のスクリーン装置は、請求項1記載のスクリーン装置において、重錘体は、被遮蔽部の遮蔽時にこの被遮蔽部の床面に着床しこの床面との間の隙間を閉塞する床面隙間閉塞シートを有するものである。
【0011】
請求項5のスクリーン装置は、請求項4記載のスクリーン装置において、床面隙間閉塞シートは、重錘体から相対して下方に向かって突出され互いに反対方向に離反して床面との間の隙間を両方面から閉塞するものである。
【0012】
請求項6のスクリーン装置は、請求項1乃至5のいずれかに記載のスクリーン装置において、シート体は、両側端部をガイドレールの挿入口に挿入した被遮蔽部の上部を遮蔽する一枚仕立てのシート及びこのシートの下端部に沿って固定された中桟部材をそれぞれ有し、前記中桟部材に帯状シートの上端部及び隙間閉塞シートの上端部をそれぞれ固定するものである。
【0013】
請求項7のスクリーン装置は、請求項4記載のスクリーン装置において、シート体、帯状シート、隙間閉塞シート及び床面隙間閉塞シート並びに重錘体はそれぞれ不燃性部材にて形成されているものである。
【0014】
請求項8のスクリーン装置は、請求項1記載のスクリーン装置において、2枚の隙間閉塞シートが上下方向に亘って固着手段にて一体に固着されているものである。
【0015】
請求項9のスクリーン装置は、請求項1記載のスクリーン装置において、2枚の隙間閉塞シートの幅方向の側端部が、隣設する帯状シートの側端部を前後方向の両面から挟持する挟持片部として形成されているものである。
【0016】
請求項10のスクリーン装置は、請求項1記載のスクリーン装置において、前後の隙間閉塞シートの中の一方の隙間閉塞シートを引き離して隣設する帯状シートとの隙間を開口し、他方の隙間閉塞シートを押動することによりその隙間を脱出口とすることが可能となっているものである。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態を図面を参照して説明する。
【0018】
図1及び図2において、1は被遮蔽部2の相対する両側壁部にそれぞれ相対して垂直状に固定された上下方向の左右のガイドレールで、この左右のガイドレール1は互いに対向して開口した上下方向の挿入口3を有して断面略コ字形状に形成され、この対向する挿入口3は相対して平行状に設けられた前後の上下方向の案内片3a,3bにてそれぞれ形成されている。前記被遮蔽部2とは出入口、非常口、通路等の開口部及び防火・防煙上の防火区画として遮蔽する必要がある箇所の開口部を意味している。
【0019】
また、前記被遮蔽部2の上端部の上框体等の上側壁部4には前記左右のガイドレール1の上端部をそれぞれ挿入したスクリーンボックス5が固定され、このスクリーンボックス5は下端部に前記左右のガイドレール1の挿入口3にそれぞれ連通して開口した左右方向の案内口6が形成されている。
【0020】
また、前記スクリーンボックス5内には左右方向の巻取ドラム7を有する巻取軸8が回転自在に軸架され、この巻取軸8の一端部にはこの巻取軸8を回転駆動する回転輪9が固着されている。また、前記スクリーンボックス5内には正逆転可能なモータ10が固定され、このモータ10の出力軸11には前記回転輪9に対向する位置に駆動輪12が固着され、この駆動輪12と前記回転輪9との間には無端回行体13が回行自在に懸架されている。
【0021】
前記モータ10は図示しない制御手段からの火災信号等の出力信号により作動され、このモータ10の出力は減速されて前記巻取軸8に伝達されるようになっている。また、前記モータ10は後述する重錘体が前記被遮蔽部2の床面14に着床する着床位置に合わせて設定された所定の回転数の回転で自動的に停止されるようになっている。また、前記モータ10は後述する重錘体が前記被遮蔽部2の床面14に着床することにより検知手段にて検知される検知手段から検知信号を入力した前記制御手段からの停止信号により作動が停止されるようにしてもよい。
【0022】
さらに、図示しない制御手段からの火災信号等の出力信号によりモータ10のブレーキを解除し、後述する重錘体等を含むシート体の自重によりシート体を下降させるようにしてもよい。この場合も、モータ10は重錘体が前記被遮蔽部2の床面14に着床する着床位置に合わせて設定された所定の回転数の回転で自動的に停止されるようになっている。しかして、本実施の形態では、モータ10は後述する重錘体が前記被遮蔽部2の床面14に着床する着床位置に合わせて設定された所定の回転数の回転で自動的に停止される構成として説明する。
【0023】
つぎに、前記巻取ドラム7には前記被遮蔽部2を遮蔽する昇降自在のシート体15の上端部が固着されて巻回され、このシート体15は前記巻取ドラム7の巻き戻しにより前記左右のガイドレール1の挿入口3に幅方向の両側端部を挿入した状態で下降され前記被遮蔽部2を遮蔽するようになっている。
【0024】
前記シート体15は、図1及び図3に示すように、前記被遮蔽部2の上部を遮蔽する一枚仕立てのシート16と、このシート16の下端部に沿って固定されたシート16の幅方向の長さを有する中桟部材17と、を有している。前記シート16は、幅方向の両側端部に前記左右のガイドレール1の挿入口3に上下動自在に挿入した挿入端部18を有する不燃性部材にて形成されている。また、前記中桟部材17は、両端部に前記左右のガイドレール1の挿入口3に上下動自在に挿入した挿入端部19を有する不燃性部材にて形成されている。
【0025】
また、前記シート体15は、図1及び図3に示すように、前記中桟部材17に上端部がそれぞれ固定され幅方向の側端部20を互いに離間して隙間25を開けて並設された上下方向の複数枚の帯状シート21と、この複数枚の帯状シート21の下端部に沿って取り付け固定された複数枚の帯状シート21の幅方向の長さを有する一本の重錘体22と、を有している。前記複数枚の帯状シート21は、不燃性部材にて形成されている。また、前記一本の重錘体22は、両端部に前記左右のガイドレール1の挿入口3に上下動自在に挿入した挿入端部23を有する不燃性部材にて形成されている。
【0026】
さらに、前記シート体15は、図1及び図3に示すように、前記中桟部材17に上端部がそれぞれ固定され下端部を自由端部24として前記隣設する帯状シート21の両側端部20の前後方向の両面に沿ってそれぞれ配置されこの隣設する帯状シート21の両側端部20間の所定の大きさの隙間25を前後方向の両面から閉塞する上下方向の複数枚の隙間閉塞シート26を有している。前記各隙間閉塞シート26は、前記隙間25を閉塞する所定の幅でそれぞれ上下方向に長い略同一の幅の長方形状または正方形状等の矩形状に形成されている。
【0027】
前記複数枚の帯状シート21及び前記複数枚の隙間閉塞シート26は、被遮蔽部2の開口幅に応じて必要な枚数を用いて帯状シート21と隙間閉塞シート26とを交互に前記中桟部材17に沿って配置され、かつ、これらの上端部が前記条件下で前記中桟部材17にそれぞれ固定されている。
【0028】
また、前記隣設する帯状シート21の両側端部20間の隙間25は、隙間閉塞シート26にて閉塞した際の気密性のみを考慮した場合には図示のように比較的狭い間隔で形成することもあるが、非常時等の脱出時に隙間閉塞シート26を隣設する帯状シート21の両側端部20間から引き離して脱出する脱出口を考慮した場合には可能な限り広い間隔で形成するとよく、したがって、隣設する帯状シート21の両側端部20間の隙間25は、隙間閉塞シート26による気密性と脱出口としての間隔を考慮して所定の大きさの間隔にて形成されている。なお、この隙間25を脱出口としての間隔を考慮した大きさに形成しても、その隙間25に応じて隙間閉塞シート26の幅を大きくすることにより、その隙間25を閉塞した際の気密性は十分に確保される。
【0029】
また、前記シート体15は、図3及び図4に示すように、前記中桟部材17の両端部に上端部がそれぞれ固定され下端部を自由端部27として前記両側部に位置する帯状シート21の外側端部28の前後方向の両面に沿ってそれぞれ配置されこの帯状シート21の外側端部28と前記左右のガイドレール1の挿入口3との間の隙間29を前後方向の両面から閉塞する上下方向の側端隙間閉塞シート30をそれぞれ有している。この各側端隙間閉塞シート30は前記隙間29をを閉塞する所定の幅でそれぞれ上下方向に長い略同一の幅の長方形状に形成されている。
【0030】
前記複数枚の隙間閉塞シート26は、不燃性部材にて形成されている。また、前記両端部の側端隙間閉塞シート30は、外側端部に前記左右のガイドレール1の挿入口3に上下動自在に挿入した挿入端部31を有する不燃性部材にて形成されている。
【0031】
また、前記重錘体22は、図1及び図3に示すように、この重錘体22から相対して下方に向かって突出され互いに反対方向に離反して前記被遮蔽部2の床面14に着床する着床部32を形成し重錘体22と床面14との間を前後方向の両面から閉塞する床面隙間閉塞シート33をそれぞれ有している。
【0032】
前記前後の床面隙間閉塞シート33は、両端部に前記左右のガイドレール1の挿入口3に挿入せずに左右のガイドレール1の内端面に接する切欠部36を有し、全体として復元可能な可撓性を有する不燃性部材にてそれぞれ形成されている。そして、前記前後の床面隙間閉塞シート33は両端部に切欠部36をそれぞれ有することにより、床面14に着床時に左右のガイドレール1によって阻害されることなく前後の床面隙間閉塞シート33が床面14に着床して容易に互いに反対方向に向かって摺動して撓むようになっている。
【0033】
しかして、前記隙間閉塞シート26は、幅方向の両側端部を隣設する帯状シート21の側端部20に所定の幅で重なり合う重ね代34として形成され、この重ね代34は隣設する帯状シート21が温風、冷風及び熱風等の気体の風圧を受けて撓んだ際もこの隣設する帯状シート21の側端部20に重なり合った状態を維持するようになっている。
【0034】
また、前記側端隙間閉塞シート30は、内側端部を両端部に位置する帯状シート21の外側端部28に所定の幅で重なり合う重ね代35として形成され、この重ね代35は両端部に位置する帯状シート21が温風、冷風及び熱風等の気体の風圧を受けて撓んだときもこの帯状シート21の外側端部28に重なり合った状態を維持するようになっている。
【0035】
また、前記シート16、帯状シート21、隙間閉塞シート26、側端隙間閉塞シート30及び床面隙間閉塞シート33は、本スクリーン装置の設置箇所または用途に応じて選択されるが、たとえば、防火区画として遮蔽する必要がある箇所等で防火・防煙の用途として使用する場合は、ガラスクロス、シリカクロス等の不燃性生地等が用いられ、また、防火・防煙の用途以外の箇所、たとえば、保冷庫、工場等の出入口等で気密保持の用途として使用する場合は、たとえば、塩化ビニール、ポリエステル等の合成樹脂製シート、不燃性を有しない生地等が用いられ、それぞれに応じた所定の幅で形成されている。
【0036】
つぎに、前記実施の形態の作用を説明する。
【0037】
被遮蔽部2を遮蔽する際、たとえば、被遮蔽部2を遮蔽する火災時に火災信号によりモータ10が作動されると、このモータ10からの出力により巻取軸8がシート体15を巻き戻す方向に駆動回転され、この巻取軸8の巻取ドラム7にてシート体15が順次巻き戻されるとともに、このシート体15のシート16の挿入端部18、中桟部材17の両端部の挿入端部19、両端部に位置する側端隙間閉塞シート30の挿入端部31、重錘体22の両端部の挿入端部23及び床面隙間閉塞シート33の切欠部36が左右のガイドレール1の挿入口3にそれぞれ案内されて下降され、かつ、これらの部材からなるシート体15は中桟部材17及び重錘体22の重量によりスムーズに迅速に下降される。
【0038】
そして、重錘体22の前後の床面隙間閉塞シート33の着床部32が被遮蔽部2の床面14に着床して所定の着床位置まで下降されるとともに、モータ10が設定された所定の回転数を回転して停止する。このとき、前後の床面隙間閉塞シート33は両端部に左右のガイドレール1の挿入口3に挿入せずに左右のガイドレール1の内端面に接する切欠部36をそれぞれ有することにより、この前後の床面隙間閉塞シート33の着床部32の下端部が床面14に着床するとともに、この着床部32が互いに反対方向に離反して床面14に着床される。
【0039】
また、重錘体22の前後の床面隙間閉塞シート33の着床部32が被遮蔽部2の床面14に着床してモータ10の作動が停止されることにより、シート体15のシート16、複数枚の帯状シート21、隣設する帯状シート21の両側端部20の両面に沿ってそれぞれ配置された隙間閉塞シート26、両端部に位置する前後の側端隙間閉塞シート30及び重錘体22の前後の床面隙間閉塞シート33にて被遮蔽部2が遮蔽される。
【0040】
このとき、上端部が固定され下端部を自由端部27とした隙間閉塞シート26は、隣設する帯状シート21の両側端部20の前後の両面に沿ってそれぞれ配置されていることにより、この前後の隙間閉塞シート26にて隣設する帯状シート21の両側端部20間の隙間25が前後の両面から確実に閉塞される。
【0041】
また、上端部が固定され下端部を自由端部27とした側端隙間閉塞シート30は、両端部に位置する帯状シート21の外側端部28の前後の両面に沿ってそれぞれ配置されていることにより、この前後の側端隙間閉塞シート30にて両端部に位置する帯状シート21の外側端部28と左右のガイドレール1の挿入口3との間の隙間29が前後の両面から確実に閉塞される。
【0042】
さらに、重錘体22が床面14に近接する位置に下降されこの重錘体22の前後の床面隙間閉塞シート33の着床部32が床面14に着床して上方から押圧されることにより、図5の(a) に示すように、この前後の床面隙間閉塞シート33の着床部32が床面14に着床した状態で床面14に沿って互いに反対方向に向かって離反され、この前後の床面隙間閉塞シート33にて重錘体22と床面14との間の隙間37が前後の両面から確実に閉塞される。
【0043】
したがって、シート体15の下降時にはこのシート体15のシート16、複数枚の帯状シート21、隣設する帯状シート21の両側端部20の両面に沿ってそれぞれ配置された隙間閉塞シート26、両端部に位置する前後の側端隙間閉塞シート30及び重錘体22の前後の床面隙間閉塞シート33にて被遮蔽部2が全面的に確実に気密に閉塞されて遮蔽される。
【0044】
つぎに、シート体15が前後方向の一方面から風圧等の圧力によって押圧されると、このシート体15の複数枚の帯状シート21、前後の隙間閉塞シート26の一方、前後の側端隙間閉塞シート30の一方及び重錘体22の前後の床面隙間閉塞シート33の一方が、図5の(b) または図5の(c) に示すように、それぞれ風圧等の圧力による押圧方向に向かって多少撓むことになる。
【0045】
このとき、一方の隙間閉塞シート26が風圧等の圧力により隣設する帯状シート21の両側端部20の一方面に密接され、この一方の隙間閉塞シート26にて隣設する帯状シート21の両側端部20間の隙間25が確実に気密に閉塞され、隣設する帯状シート21の両側端部20間から風等が流出することが防止される。
【0046】
また、一方の側端隙間閉塞シート30が風圧等の圧力によりガイドレール1の挿入口3の開口縁部の一方すなわち一方の案内片3aまたは案内片3bの開口縁部に密接され、この一方の側端隙間閉塞シート30にてガイドレール1の挿入口3と両端部に位置する帯状シート21の外側端部28との間の隙間29が確実に気密に閉塞され、このガイドレール1の挿入口3と両端部に位置する帯状シート21の外側端部28との間から風等が流出することが防止される。
【0047】
このとき、両端部に位置する帯状シート21の外側端部28を直接ガイドレール1の挿入口3に挿入した場合のようにこの帯状シート21が撓むことによりその外側端部28に風等が流出する皺が形成されることがなく、側端隙間閉塞シート30にてガイドレール1の挿入口3と両端部に位置する帯状シート21の外側端部28との間の隙間29が確実に気密に閉塞される。
【0048】
さらに、一方の床面隙間閉塞シート33が風圧等の圧力により他方の床面隙間閉塞シート33に向かって近付くように床面14に沿って摺動して撓み、この一方の床面隙間閉塞シート33が被遮蔽部2の床面14に密接され、この一方の床面隙間閉塞シート33にて重錘体22と被遮蔽部2の床面14との間の隙間37が確実に気密に閉塞され、この重錘体22と被遮蔽部2の床面14との間から風等が流出することが防止される。
【0049】
つぎに、シート体15が前後方向の他方面から風圧等の圧力によって押圧されると、このシート体15の複数枚の帯状シート21、前後の隙間閉塞シート26の他方、前後の側端隙間閉塞シート30の他方及び重錘体22の前後の床面隙間閉塞シート33の他方が、図5の(b) または図5の(c) に示すように、それぞれ風圧等の圧力による押圧方向に向かって多少撓むとともに、この他方の隙間閉塞シート26、他方の側端隙間閉塞シート30及び他方の床面隙間閉塞シート33がそれぞれ作動され、前記一方の隙間閉塞シート26、一方の側端隙間閉塞シート30及び一方の床面隙間閉塞シート33の場合と同様に、それぞれの隙間25、隙間29及び隙間37が確実に気密に閉塞され、これらの間から風等が流出することが防止される。
【0050】
また、シート体15が前後方向の一方面または他方面から風圧等の圧力によって押圧された場合において、このシート体15は両端部を左右のガイドレール1の挿入口3に挿入端部19を挿入した中桟部材17及び両端部を左右のガイドレール1の挿入口3に挿入端部23を挿入した重錘体22を有することにより、この中桟部材17及び重錘体22にてシート体15が前後方向の一方面または他方面から風圧等の圧力によって押圧されても大きく撓んだり、左右のガイドレール1の挿入口3から簡単に外れることが防止される。
【0051】
したがって、シート体15にて被遮蔽部2が全面的に確実に遮蔽され、このシート体15が風圧によって煽られた際も前後の隙間閉塞シート26にて隣設する帯状シート21の両側端部20間に風等が流出する隙間25が形成されることなくこれらの間が確実に気密に閉塞され、前後の側端隙間閉塞シート30にてガドレール1の挿入口3との間に風等が流出する隙間29が形成されることなくこれらの間が確実に気密に閉塞され、前後の床面隙間閉塞シート33と床面14との間に風等が流出する隙間37が形成されることなくこれらの間が確実に気密に閉塞され、かつ、これらの隙間25,29,37の閉塞状態が維持される。
【0052】
そして、シート体15を前後方向の一方面または他方面から押圧する圧力が火災時の熱風等による場合は、その熱風等の押圧方向に位置する前後の隙間閉塞シート26、前後の側端隙間閉塞シート30及び前後の床面隙間閉塞シート33がそれぞれ前記風圧等の圧力により押動される場合と同様に作動してそれぞれの隙間25、隙間29及び隙間37が確実に気密に閉塞され、これらの間から熱風等が流出することが防止され、かつ、これらの隙間25,29,37の閉塞状態が維持される。
【0053】
したがって、火災時にはシート体15にて被遮蔽部2が確実に気密に遮蔽され、このシート体15にて被遮蔽部2の前後方向の一方側から他方側に向かっての煙りの拡散と延焼が防止される。
【0054】
また、前後の隙間閉塞シート26及び前後の側端隙間閉塞シート30は、上端部がそれぞれ固定され下端部がそれぞれ自由端部24,27として形成されていることにより、中桟部材17と重錘体22との間に上下端部が固定された隣設する帯状シート21が縦方向に長さが異なる場合、または、火災時の加熱により中桟部材17と重錘体22との間に上下端部が固定された隣設する帯状シート21が縦方向に収縮した場合であっても、これらの隙間25は前後の隙間閉塞シート26にて確実に閉塞される。また、両端部に位置する帯状シート21の外側端部28とガイドレール1の挿入口3との間の隙間29も前後の側端隙間閉塞シート30にて確実に閉塞される。
【0055】
さらに、前後の隙間閉塞シート26及び前後の側端隙間閉塞シート30は、上端部がそれぞれ固定され下端部がそれぞれ自由端部24,27として形成されていることにより、火災発生等の非常脱出時には、前後の隙間閉塞シート26の中の一方の隙間閉塞シート26を引き離して隣設する帯状シート21の両側端部20間の隙間25を開口し、この隙間25を脱出口として他方の隙間閉塞シート26を押動することにより、これらの間から簡単に脱出することができる。また、両端部に位置する帯状シート21の外側端部28を押し開くことにより、それらの間から簡単に脱出することができる。
【0056】
つぎに、前記実施の形態では、隙間閉塞シート26は隣設する帯状シート21の両側端部20の前後面の両面に沿ってそれぞれ配置し、側端隙間閉塞シート30は両端部に位置する帯状シート21の外側端部28の前後面の両面に沿ってそれぞれ配置し、床面隙間閉塞シート33は重錘体22の前後に互いに反対方向に離反して突出する場合について説明したが、これに限らず、隙間閉塞シート26は隣設する帯状シート21の両側端部20の前後面の一方面に沿って配置し、側端隙間閉塞シート30は両端部に位置する帯状シート21の外側端部28の前後面の一方面に沿ってそれぞれ配置し、床面隙間閉塞シート33は重錘体22の前後面の一方面または重錘体22の下面から突出するようにしてもよい。
【0057】
そして、前記隙間閉塞シート26にて隣設する帯状シート21の両側端部20間の隙間25を風圧を受ける一方面から閉塞し、側端隙間閉塞シート30にて両端部に位置する帯状シート21の外側端部28とガイドレール1の挿入口3との間の隙間29を風圧を受ける一方面から閉塞し、床面隙間閉塞シート33にて重錘体22の下端部と床面14との間の隙間37を閉塞することができる。
【0058】
つぎに、前記実施の形態では、複数枚の帯状シート21は幅方向の側端部20を互いに離間して隙間25を開けて並設する場合について説明したが、これに限らず、図6に示すように、複数枚の帯状シート21は幅方向の側端部20を互いに近接してこの側端部20間に僅かな隙間38を形成して並設し、この隣設する帯状シート21の幅方向の側端部20間の隙間38を前後方向の一方面または両面から隙間閉塞シート26にて閉塞するようにしてもよい。
【0059】
その他の構成については前記実施の形態の場合と同様であるから前記実施の形態と同一構成については前記実施の形態の説明に用いた符号を記入して説明を省略する。
【0060】
このように構成することにより、複数枚の帯状シート21が風圧等の圧力を受けて撓むことにより、隣設する帯状シート21の幅方向の側端部20間の隙間38が離間して広がっても、この隙間38は隙間閉塞シート26にて一方面または両面から確実に気密に閉塞される。
【0061】
つぎに、前記各実施の形態では、複数枚の帯状シート21は幅方向の側端部20を互いに離間して隙間25を開けて並設するか、または、複数枚の帯状シート21は幅方向の側端部20間を互いに近接して僅かな隙間38を開けて並設する場合について説明したが、これに限らず、図7及び図8の(a) 及び(b) に示すように、複数枚の帯状シート21は幅方向の側端部20を互いに重ね代39として重ね合わせる状態に近接して並設し、この隣設する帯状シート21の幅方向の側端部20の重ね代39を前後方向の一方面または両面から隙間閉塞シート26にて閉塞するようにしてもよい。
【0062】
その他の構成については前記実施の形態の場合と同様であるから前記実施の形態と同一構成については前記実施の形態の説明に用いた符号を記入して説明を省略する。
【0063】
このように構成することにより、複数枚の帯状シート21が風圧等の圧力を受けて撓むことにより、隣設する帯状シート21の幅方向の側端部20の重ね代39が離間して隙間25,38が形成されても、この隙間25,38は隙間閉塞シート26にて一方面または両面から確実に気密に閉塞される。また、火災時に隣設する帯状シート21が加熱されることにより隣設する帯状シート21が縦方向に収縮し、隣設する帯状シート21の幅方向の側端部20の重ね代39が離間して隙間25,38が形成されても、この隙間25,38は隙間閉塞シート26にて一方面または両面から確実に気密に閉塞される。
【0064】
つぎに、前記各実施の形態では、側端隙間閉塞シート30は上下方向に略同一の幅の長方形状に形成する場合について説明したが、これに限らず、図9に示すように、両端部に位置する帯状シート21の外側端部28に重なり合う側端隙間閉塞シート30の重ね代35は、内側に向かって円弧状に突出した円弧状突出部40を有する形状に形成してもよく、また、図10に示すように、内側に向かって矩形状に突出した矩形状突出部41を有する形状に形成してもよく、さらに、図11に示すように、内側に向かって段階的に小さくなる矩形状に突出した山形状突出部42を有する形状に形成してもよい。
【0065】
その他の構成については前記各実施の形態の場合と同様であるから前記各実施の形態と同一構成については前記各実施の形態の説明に用いた符号を記入して説明を省略する。
【0066】
このように構成することにより、両端部に位置する帯状シート21が風圧等の圧力を受けて撓むことにより、この帯状シート21に沿って側端隙間閉塞シート30の円弧状突出部40、矩形状突出部41及び山形状突出部42を有する重ね代35がそれぞれ撓んで気密に重なり合い、この側端隙間閉塞シート30にて両端部に位置する帯状シート21の外側端部28と左右のガイドレール1の挿入口3との間の隙間29が確実に気密に閉塞される。
【0067】
つぎに、前記各実施の形態では、各隙間閉塞シート26及び各側端隙間閉塞シート30は上下方向に略同一の幅の矩形状に形成し、床面隙間閉塞シート33はシート体15の幅方向(左右方向)に長い略同一の幅の長方形状に形成する場合について説明したが、これに限らず、図12に示すように、各隙間閉塞シート26は、前記上下方向に長い長方形状等の矩形状において、その両側端部に上下方向に所定の間隔をおいてこの隙間閉塞シート26の幅方向の多数のスリット43をそれぞれ形成し、また、各側端隙間閉塞シート30は、前記上下方向に長い長方形状等の矩形状において、その両側端部に上下方向に所定の間隔をおいてこの側端隙間閉塞シート30の幅方向の多数のスリット44をそれぞれ形成し、さらに、床面隙間閉塞シート33は、前記左右方向に長い長方形状において、その下端部に左右方向に所定の間隔をおいて上下方向の多数のスリット45をそれぞれ形成してもよい。
【0068】
その他の構成については前記各実施の形態の場合と同様であるから前記各実施の形態と同一構成については前記各実施の形態の説明に用いた符号を記入して説明を省略する。
【0069】
このように構成することにより、シート体15が隙間閉塞シート26を配置した一方面から風圧等の圧力によって押圧されると、上端部が固定され下端部を自由端部24とした隙間閉塞シート26は隣設する帯状シート21の両側端部20の撓んだ一方面に沿って撓むとともに、上下方向に所定の間隔をおいて形成した隙間閉塞シート26の幅方向の多数のスリット43により隙間閉塞シート26の両側縁部の重ね代34が隣設する帯状シート21の両側端部20に確実に密接され、この隙間閉塞シート26にて隣設する帯状シート21の両側端部20間の隙間25,38が更に確実に気密に閉塞され、隣設する帯状シート21の両側端部20間から風等が流出することが防止される。
【0070】
また、シート体15が側端隙間閉塞シート30を配置した一方面から風圧等の圧力によって押圧されると、上端部が固定され下端部を自由端部27とした側端隙間閉塞シート30は隣設する帯状シート21の撓んだ一方面に沿って撓むとともに、上下方向に所定の間隔をおいて形成した側端隙間閉塞シート30の幅方向の多数のスリット44により側端隙間閉塞シート30の両側縁部の挿入端部31がガイドレール1の挿入口3の開口縁部の一方側に密接され、この側端隙間閉塞シート30にてガイドレール1の挿入口3との間の隙間29が確実に気密に閉塞される。
【0071】
さらに、シート体15が床面隙間閉塞シート33を配置した一方面から風圧等の圧力によって押圧されると、一方の床面隙間閉塞シート33が他方の床面隙間閉塞シート33に向かって近付くように床面14に沿って摺動して撓み、この一方の床面隙間閉塞シート33が床面14に密接され、この床面隙間閉塞シート33にて重錘体22と床面14との間の隙間37が確実に気密に閉塞される。
【0072】
この際、床面隙間閉塞シート33は左右方向に所定の間隔をおいて上下方向の多数のスリット45を有するので、この床面隙間閉塞シート33が部分的に盛り上がって風等の流出口が開口されることがなく、多数のスリット45にて床面隙間閉塞シート33の下端部が容易に変形しながら床面14に密着される。
【0073】
したがって、シート体15がいずれの方向から風圧等の圧力によって押圧された場合であっても、床面隙間閉塞シート33にて重錘体22と床面14との間の隙間37が確実に気密に閉塞される。
【0074】
また、前記各実施の形態において、床面隙間閉塞シート33は重錘体22から相対して下方に向かって突出され互いに反対方向に彎曲して離反して床面14に密接されることにより、シート体15が風圧等の圧力によって前後方向の一方側に撓んだり、シート16または複数枚の帯状シート21の一方またはその両方が火災時の熱により加熱されて上方に収縮して重錘体22が持ち上げられるようなことがあっても、床面隙間閉塞シート33にて重錘体22と床面14との間の隙間37が確実に気密に閉塞される。
【0075】
つぎに、前記各実施の形態では、シート16の下端部の中桟部材17に複数枚の帯状シート21を幅方向の側端部を互いに近接して並設し、これら隣設する帯状シート21の両側端部の少なくとも一方面に沿って隙間閉塞シート26を配置し、この隙間閉塞シート26にて隣設する帯状シート21の両側端部20間の隙間25を閉塞する場合について説明したが、これに限らず、隙間閉塞シート26を用いることなく複数枚の帯状シート21の幅方向の側端部を互いに重ね合わせてこれら隣設する帯状シート21の両側端部20間の隙間25を閉塞するようにしてもよい。
【0076】
この場合は、たとえば、図13及び図14に示すように、中桟部材17に上下方向の複数枚の帯状シート46をそれぞれの幅方向の側端部を重ね代47として互いに重なり合う状態に並設し、この複数枚の帯状シート46の下端部に重錘体22を取り付け、前記隣設する帯状シート46の互いに重なり合う一方の重ね代47に上下方向に所定の間隔をおいて重ね代47の幅方向のスリット48をそれぞれ形成する。
【0077】
その他の構成については前記各実施の形態の場合と同様であるから前記各実施の形態と同一構成については前記各実施の形態の説明に用いた符号を記入して説明を省略する。
【0078】
このように構成することにより、被遮蔽部2を遮蔽する場合には、複数枚の帯状シート46がそれぞれ同時に下降されるが、この際、中桟部材17の両挿入端部19、両側部に位置する帯状シート46の両外側縁部49及び重錘体22の両挿入端部23がそれぞれ両側部のガイドレール1の挿入口3に沿って、かつ、中桟部材17及び重錘体22の重量により複数枚の帯状シート46がスムーズに下降される。
【0079】
また、重錘体22が被遮蔽部2の床面14に着床されることにより、この複数枚の帯状シート46を有するシート体15にて被遮蔽部2が遮蔽されるが、この際、複数枚の帯状シート46は幅方向の両側端部を重ね代47として互いに重なり合う状態に並設され、これらの下端部に重錘体22が取り付けられていることにより、複数枚の帯状シート46が幅方向の両側端部の重ね代47を互いに重ね合わせた状態で重錘体22と相俟って被遮蔽部2が確実に遮蔽される。
【0080】
また、図14に示すように、シート体15が前後方向の一方面から風圧等の圧力によって押圧されると、その複数枚の帯状シート46が押圧方向に向かって多少撓むことになるが、この際、複数枚の帯状シート46は上下方向に所定の間隔をおいて形成した重ね代47の幅方向の多数のスリット48を有する一方の重ね代47を他方の重ね代47に互いに重ね合わせた状態となっていることにより、他方の重ね代47が押圧方向に向かって撓むとともに、この他方の重ね代47に沿って一方の重ね代47が多数のスリット48にてスムーズに撓んで他方の重ね代47に確実に密接され、この多数のスリット48を有する重ね代47と他方の重ね代47との間が確実に気密に閉塞される。
【0081】
したがって、全体的にシート体15にて被遮蔽部2が気密に閉塞され、隣設する帯状シート46の両側端部の互いに重なり合った重ね代47の間から風等が流出することが防止される。
【0082】
つぎに、前記各実施の形態では、シート体15は巻取ドラム7に巻き戻し自在に巻回されたシート16及びこのシート16の下端部に固定した中桟部材17を有する場合について説明したが、これに限らず、シート体15はシート16及び中桟部材17を用いることなく構成するようにしてもよい。
【0083】
この場合は、たとえば、図15に示すように、巻取ドラム7に上下方向の複数枚の帯状シート50の上端部をそれぞれの幅方向の両側端部51を互いに離間して並設した状態に固着し、これら複数枚の帯状シート50を巻取ドラム7にそれぞれ巻き戻し自在に巻回し、この複数枚の帯状シート50の下端部に左右方向の重錘体52を取り付ける。
【0084】
また、前記巻取ドラム7に前記隣設する帯状シート50の両側端部51の前後方向の両面に沿って配置する上下方向の隙間閉塞シート53の上端部をそれぞれ固着し、これら隙間閉塞シート53を巻取ドラム7にそれぞれ巻き戻し自在に巻回し、これら前後の隙間閉塞シート53の下端部をそれぞれ自由端部54とし、これら前後の隙間閉塞シート53にて前記隣設する帯状シート50の両側端部51を互いに離間して形成された隙間55を前後方向の両面から閉塞するようになっている。
【0085】
さらに、前記巻取ドラム7の両側部に前記両端部に位置する帯状シート50の両面に沿って配置する上下方向の側端隙間閉塞シート56の上端部をそれぞれ固着し、これら前後の側端隙間閉塞シート56の下端部をそれぞれ自由端部57とし、これら前後の側端隙間閉塞シート56にて前記両端部に位置する帯状シート50の外側端部58と左右のガイドレール1の挿入口3との間に形成される隙間59を前後方向の両面から閉塞するようになっている。
【0086】
また、前記重錘体52には前記各実施の形態の場合と同様にこの重錘体52と床面14との間の隙間60を前後方向の両面から閉塞する床面隙間閉塞シート61をそれぞれ取り付ける。しかして、前記各帯状シート50、各隙間閉塞シート53及び各側端隙間閉塞シート56は前記床面隙間閉塞シート61を有する重錘体52が床面14に着床した際に被遮蔽部2を遮蔽する長さにそれぞれ形成されている。
【0087】
その他の構成については前記各実施の形態の場合と同様であるから前記各実施の形態と同一構成については前記各実施の形態の説明に用いた符号を記入して説明を省略する。
【0088】
このように構成することにより、各帯状シート50と、各隙間閉塞シート53と、各側端隙間閉塞シート56と、床面隙間閉塞シート61を有する重錘体52と、により被遮蔽部2を遮蔽するシート体15が構成され、このシート体15にて被遮蔽部2を遮蔽した際はこのシート体15にて前記各実施の形態の場合と同様に被遮蔽部2が確実に気密に遮蔽される。
【0089】
また、シート体15が前後方向の一方面から風圧等の圧力によって押圧された際は各隙間閉塞シート53、各側端隙間閉塞シート56及び床面隙間閉塞シート61にて前記各実施の形態の場合と同様にそれらの間の隙間55,59,60がそれぞれ確実に気密に閉塞され、したがって、全体としてシート体15にて前記各実施の形態の場合と同様に被遮蔽部2が確実に気密に遮蔽され、これらの間の気密性が損なわれることを防止される。
【0090】
つぎに、前記図15に示す実施の形態において、隙間閉塞シート53及び側端隙間閉塞シート56は必ずしも帯状シート50の両側端部の前後方向の両面に沿って配置する必要がなく、この隙間閉塞シート53及び側端隙間閉塞シート56は帯状シート50の両側端部の少なくとも一方面に沿って配置するようにしてもよい。この場合、隙間閉塞シート53及び側端隙間閉塞シート56は同一面にそれぞれ配置するようにする。また、床面隙間閉塞シート61は必ずしも相対して2枚を設ける必要がなく1枚であってもよい。
【0091】
つぎに、前記各実施の形態では、隣設する帯状シート21,50の両側端部20,51間にて形成される隙間25,55は、この隣設する帯状シート21,50の両側端部20,51の前後面に沿って配置する前後の隙間閉塞シート26,53にて前後の両面から閉塞する場合について説明したが、これに限らず、隣設する帯状シート21,50の両側端部20,51を隙間閉塞シート26,53の両側端部を挟持して隙間25,55を閉塞する一方、火災時等の脱出時には更に脱出し易いようにシート体15を構成するとよい。
【0092】
この場合は、たとえば、図16乃至図24に示すように、巻取ドラム7に上下方向の複数枚の帯状シート65の上端部をそれぞれの幅方向の両側端部66を互いに脱出を考慮して比較的大きい間隔を開けて離間して並設した状態に固着し、これら複数枚の帯状シート65を巻取ドラム7にそれぞれ巻き戻し自在に巻回し、この複数枚の帯状シート65の下端部に左右方向の板状の重錘体67を取り付ける。
【0093】
また、前記巻取ドラム7に前記隣設する帯状シート65の両側端部66にてこれらを離間して形成された比較的大きい間隔の脱出用の隙間68を閉塞する上下方向の隙間閉塞シート69の上端部をそれぞれ固着し、これら隙間閉塞シート69を巻取ドラム7にそれぞれ巻き戻し自在に巻回し、これらの隙間閉塞シート69の下端部をそれぞれ自由端部70a として前記重錘体67の前後面に沿設するように形成する。
【0094】
前記隙間閉塞シート69は、図20に示すように、前記隙間68を形成した前記隣設する帯状シート65の両側端部66間の間隔より大きい幅で形成された比較的厚みの薄い略同形状の2枚の隙間閉塞シート70にて形成され、この2枚の隙間閉塞シート70の幅方向の中間部が直接接合された状態で上下方向に亘って不燃性の接着材や縫着糸等の固着手段71にて一体に固着され、この2枚の隙間閉塞シート70の幅方向の両側端部を前記隣設する帯状シート65の両側端部66を両面から挟持する挟持片部72としてそれぞれ形成されている。
【0095】
また、前記2枚の隙間閉塞シート70が比較的厚みの厚い場合には、その幅方向の中間部間に図22に示すように、不燃性のスペーサ73を介在した状態でこの2枚の隙間閉塞シート70の中間部及びスペーサ73を上下方向に亘って不燃性の接着材や縫着糸等の固着手段71にて一体に固着されている。前記スペーサ73は前記隣設する帯状シート65の両側端部66の厚さと略同じ厚さに形成されている。
【0096】
そして、前記スペーサ73を介して前記2枚の隙間閉塞シート70の中間部を固着手段71にて固着することにより、この2枚の隙間閉塞シート70の幅方向の両側端部の挟持片部72の先端部が隣設する帯状シート65の両側端部66から浮き上がることなく接合するようになっている。
【0097】
さらに、前記巻取ドラム7の両側部に前記両端部に位置する帯状シート65の両面に沿って配置する上下方向の図示しない側端隙間閉塞シートの上端部をそれぞれ固着し、これら前後の側端隙間閉塞シートの下端部をそれぞれ自由端部とし、これら前後の側端隙間閉塞シートにて前記両端部に位置する帯状シート65の両側端部66と左右のガイドレール1の挿入口3との間を前後方向の両面から閉塞するようになっている。
【0098】
また、前記重錘体67には前記各実施の形態の場合と同様にこの重錘体67と床面14との間を前後方向の両面から閉塞する床面隙間閉塞シート33,61をそれぞれ取り付ける。しかして、前記各帯状シート65、各隙間閉塞シート69及び図示しない各側端隙間閉塞シートは、図示しない床面隙間閉塞シートを有する前記重錘体67が床面14に着床した際に被遮蔽部2を遮蔽する長さにそれぞれ形成されている。
【0099】
そして、前記各帯状シート65と、この各帯状シート65の隣設する帯状シート65の両側端部66を挟持片部72にて挟持した各隙間閉塞シート69と、図示しない各側端隙間閉塞シートと、図示しない床面隙間閉塞シートを有する重錘体67と、により被遮蔽部2を遮蔽するシート体15が構成され、このシート体15にて被遮蔽部2を遮蔽した際はこのシート体15にて前記各実施の形態の場合と同様に被遮蔽部2が確実に気密に遮蔽されるようになっている。
【0100】
その他の構成は、前記各実施の形態の場合と同様であるから同一構成については各実施の形態に用いた符号を記入して説明を省略する。
【0101】
このように構成することにより、前記各実施の形態の場合と同様に巻取ドラム7の巻き戻し方向の回転により、この巻取ドラム7からシート体15が巻き戻されて下降され、このシート体15の下端部の床面隙間閉塞シート33,61を有する重錘体67が床面14に着床されることにより、このシート体15にて被遮蔽部2が確実に気密に遮蔽される。
【0102】
そして、シート体15が各隙間閉塞シート69を配置した一方面または他方面から風圧等の圧力によって押圧されると、その複数枚の帯状シート65及び各隙間閉塞シート69がそれぞれ押圧方向に向かって多少撓むことになるが、このとき、各隙間閉塞シート69の両側端部の挟持片部72にて隣設する帯状シート65の両側端部66がそれぞれ挟持されていることにより、この各隙間閉塞シート69にて隣設する帯状シート65の両側端部66間に形成された比較的大きい間隔の隙間68が確実に気密に閉塞され、隣設する帯状シート65の両側端部66間から風等が流出することが防止される。また、その圧力に変動があっても隙間閉塞シート69にて隣設する帯状シート65の両側端部66間の隙間68が確実に気密に閉塞され、隣設する帯状シート65の両側端部66間から風等が流出することが防止される。
【0103】
すなわち、各隙間閉塞シート69は、幅方向の略中間部を固着手段71にて固着した略同形状の2枚の隙間閉塞シート70にて形成され、この2枚の隙間閉塞シート70の両側端部の挟持片部72にて隣設する帯状シート65の両側端部66がそれぞれ両方面から挟持されていることにより、2枚の隙間閉塞シート70が一方面または他方面のいずれの方向から風圧等の圧力を受けても、また、その圧力の方向が逆になっても、この2枚の隙間閉塞シート70にて隣設する帯状シート65の両側端部66間にて形成された比較的大きい間隔の隙間68が確実に気密に閉塞され、隣設する帯状シート65の両側端部66間から風等が流出することが防止される。
【0104】
また、2枚の隙間閉塞シート70の中で、その一方の隙間閉塞シート70が風圧等の圧力を受けて押圧方向に向かって撓むときに、この一方の隙間閉塞シート70に起因する風圧等により煽られて他方の隙間閉塞シート70が一方の隙間閉塞シート70から離間して浮き上がることが防止される。また、その圧力の方向が逆になっても、他方の隙間閉塞シート70が風圧等の圧力を受けて押圧方向に向かって撓むときに、この他方の隙間閉塞シート70に起因する風圧等により煽られて一方の隙間閉塞シート70が他方の隙間閉塞シート70から離間して浮き上がることが防止される。
【0105】
また、火災発生等の非常時の脱出時には、2枚の隙間閉塞シート70の中で、脱出する方向の手前側の隙間閉塞シート70の挟持片部72を手前側にめくり上げる等により、この挟持片部72と隣設する帯状シート65の側端部66との間を開放するとともに、この隣設する帯状シート65の側端部66と反対側の隙間閉塞シート70の挟持片部72との間を押し開いて開放することにより、2枚の隙間閉塞シート70の挟持片部72と隣設する帯状シート65の側端部66との間の比較的大きい間隔の隙間68が簡単に開口され、この開口部を脱出口として容易に脱出できる。
【0106】
前記実施の形態では、各隙間閉塞シート69は、幅方向の略中間部を固着手段71にて固着した2枚の隙間閉塞シート70にて形成し、この2枚の隙間閉塞シート70の両側端部をそれぞれ挟持片部72として形成する場合について説明したが、これに限らず、一枚の隙間閉塞シート69の両側端部に隣設する帯状シート65の両側端部66を挟持する挟持片部72をそれぞれ形成するようにしてもよい。
【0107】
つぎに、前記隙間閉塞シート26,53,69を用いる前記各実施の形態では、それぞれ別体に形成された一枚の前記隙間閉塞シート26,53を各帯状シート21,46,65の両側端部の両方面に沿ってそれぞれ配置する場合について説明したが、これに限らず、この隙間閉塞シート26,53,69は、たとえば、図25に示すように、各帯状シート21,46,65の両側端部の両方面に沿ってそれぞれ配置する長さを有する一枚の隙間閉塞シート体74、すなわち、前記一枚の隙間閉塞シート26,53,69の上下方向の長さの略倍大の長さを有する一枚の隙間閉塞シート体74を、この隙間閉塞シート体74の上下方向の中間部で折り曲げ、この折曲部75を中桟部材17に固定する固定部76とするとともに、この固定部76に連続して対向する両シート部77をそれぞれ各帯状シート21,46,65の両側端部の両方面に沿ってそれぞれ配置する隙間閉塞シート78とするようにしてもよい。
【0108】
その他の構成は前記各実施の形態の場合と同様であるから前記各実施の形態と同一構成については前記各実施の形態の説明に用いた符号を記入してそれらの説明を省略するが、各帯状シート21,46,65に関しては図25に前記第1の実施の形態に用いた符号のみを記入し、その他の実施の形態に用いた符号の記入を省略する。
【0109】
このように構成することにより、各帯状シート21,46,65の両側端部の両方面に沿ってそれぞれ配置する隙間閉塞シート78にて隣設する帯状シート21,46,65の両側端部間の隙間25,29,37,55を閉塞してこれら隙間25,29,37,55の気密性を高めるとともに、これらの隙間25,29,37,55を脱出口として脱出する容易性は前記各実施の形態の場合と同様である。
【0110】
しかし、各帯状シート21,46,65の両側端部の両方面に沿ってそれぞれ配置する隙間閉塞シート78は、一枚の隙間閉塞シート26,53,69の上下方向の長さの略倍大の長さを有する一枚の隙間閉塞シート体74を折り曲げて形成し、その折曲部75を中桟部材17に固定する固定部76とすることにより、この隙間閉塞シート78は別体の二枚の隙間閉塞シート26,53,69をそれぞれ中桟部材17に固定するものに比べ中桟部材17に簡単に固定することができ、全体としてシート体15を構成する作業性の向上に寄与できる。
【0111】
つぎに、前記各実施の形態では、隙間閉塞シート26,53,69,78はそれぞれの隙間25,29,37,55を閉塞する大きさのシート材のみについて形成する場合について説明したが、これに限らず、隙間閉塞シート26,53,69,78にはこれら隙間閉塞シート26,53,69,78の幅方向の補強材79を設けるようにするとよい。
【0112】
この場合は、たとえば、図26乃至図28に示すように、補強材79は、隙間閉塞シート26,53,69,78の下部すなわち、これら隙間閉塞シート26,53,69,78の上下方向の略中間部から下端部における下部に上下方向(被遮蔽部2の高さ方向)に所定の間隔をおいて複数本が並設され、これら各補強材79は、隣設する帯状シート21,46,65の両側端部に当接する隙間閉塞シート26,53,69,78の幅方向の両側端部に両端部80を有する長さに形成され、すなわち、各補強材79は隙間閉塞シート26,53,69,78の幅方向の長さと略同じ長さに形成されている。
【0113】
また、前記各補強材79は、たとえば、丸棒、フラットバー及びワイヤ等にて形成されている。そして、本実施の形態では、各補強材79は隙間閉塞シート26,53,69,78の上下方向の略中間部、下端部及びこれらの間に位置して所定の間隔をおいて3本が並設されている。
【0114】
また、前記各補強材79の中で、隙間閉塞シート26,53,69,78の上下方向の略中間部及びこの略中間部より下方に位置して設けられた各補強材79は、たとえば、図29に示すように、隙間閉塞シート26,53,69,78の前記各補強材79を設ける位置にこれら隙間閉塞シート26,53,69,78と略同じ幅のシート片81の上端部及び下端部をそれぞれ固着して形成された中空の補強材挿入部82内に挿入して設けられている。
【0115】
また、前記隙間閉塞シート26,53,69,78の下端部に設けられた補強材79は、たとえば、図30に示すように、隙間閉塞シート26,53,69,78の下端部を折り返した折返片83をそれぞれの隙間閉塞シート26,53,69,78に固着して形成された中空の補強材挿入部84内に挿入して設けられている。前記シート片81及び折返片83は接着剤または縫着等の手段によって固着されている。前記各補強材挿入部82,84内に挿入された補強材79はそれぞれの補強材挿入部82,84内から簡単に抜け出さない状態に挿入されている。
【0116】
また、本実施の形態の隙間閉塞シート26,53,69,78は、隣設する帯状シート21,46,65の両側端部の両方面に沿ってそれぞれ配置する二枚のものであっても、前記図25に示す実施の形態の一枚の隙間閉塞シート78にて形成したものであってもよい。
【0117】
そして、前記各補強材79は、隣設する帯状シート21,46,65の両側端部の一方面に沿ってそれぞれ配置する一方面側の隙間閉塞シート26,53,69,78に設けてもよく、隣設する帯状シート21,46,65の両側端部の両方面に沿ってそれぞれ配置する両方面側の隙間閉塞シート26,53,69,78のそれぞれに設けてもよい。また、一方面側の隙間閉塞シート26,53,69,78にのみ各補強材79を設ける場合は、各補強材79は、本スクリーン装置の設置箇所の状況によって風圧等の圧力を受ける片面側に配置する隙間閉塞シート26,53,69,78に設けるようにするとよく、また、風圧等の圧力を受ける側面が両方面側からの場合は本実施の形態のように両方面側の隙間閉塞シート26,53,69,78のそれぞれに設けるようにするとよい。
【0118】
なお、前記各補強材79を有する前記隙間閉塞シート26,53,69,78の下端部が接離自在に当接し、かつ、各帯状シート21,46,65の下端部に取り付けられた重錘体22は、図30に示すように、各帯状シート21,46,65の下端部を折り返した折返片85をそれぞれの帯状シート21,46,65に固着して形成された中空の収容部86と、この収容部86内に収容されたフラットバー87と、このフラットバー87の両面部に前記収容部86の両面部を介してボルト・ナット88にて固着された一対の略L字形状の着床板89と、を有して構成されている。
【0119】
また、前記一対の着床板89は前記フラットバー87に取り付けられた垂直状の取付板部90及び前記被遮蔽部2の床面14に着床される水平状の着床部91をそれぞれ有して形成され、この着床部91と前記フラットバー87の下端部とは同一平面に配置されてそれぞれ一体に固定されている。
【0120】
その他の構成は前記各実施の形態の場合と同様であるから前記各実施の形態と同一構成については前記各実施の形態の説明に用いた符号を記入してそれらの説明を省略するが、各隙間閉塞シート26,53,69,78に関しては図26乃至図30に前記第1の実施の形態に用いた符号のみを記入し、その他の実施の形態に用いた符号の記入を省略する。
【0121】
このように構成することにより、各帯状シート21,46,65の両側端部の両方面に沿ってそれぞれ配置する隙間閉塞シート26,53,69,78にて隣設する帯状シート21,46,65の両側端部間の隙間25,29,37,55を閉塞してこれら隙間25,29,37,55の気密性を高めるとともに、これらの隙間25,29,37,55を脱出口として脱出する容易性は前記各実施の形態の場合と同様である。
【0122】
このとき、隙間閉塞シート26,53,69,78は、この隙間閉塞シート26,53,69,78の下部に位置してこの隙間閉塞シート26,53,69,78の幅方向の複数本の補強材79を有することにより、被遮蔽部2を遮蔽したときは、各補強材79の重量により隙間閉塞シート26,53,69,78が隣設する帯状シート21,46,65の両側端部に沿って垂れ下がり、この隙間閉塞シート26,53,69,78にて隣設する帯状シート21,46,65の両側端部間の隙間25,29,37,55が確実に閉塞される。
【0123】
また、火災時等の脱出時には隙間閉塞シート26,53,69,78を隣設する帯状シート21,46,65の両側端部間から引き離すことにより、隣設する帯状シート21,46,65の両側端部間の隙間25,29,37,55が開口され、この隙間25,29,37,55を脱出口として容易に脱出することができるが、この脱出後は各補強材79の重量により隙間閉塞シート26,53,69,78が隣設する帯状シート21,46,65の両側端部間の隙間25,29,37,55を閉塞する方向に向かって自動的に戻り、この隙間閉塞シート26,53,69,78にて隣設する帯状シート21,46,65の両側端部間の隙間25,29,37,55が確実に気密に閉塞され、隣設する帯状シート21,46,65の両側端部間から風等が流出することが防止される。
【0124】
また、各補強材79は、隣設する帯状シート21,46,65の両側端部に当接する隙間閉塞シート26,53,69,78の幅方向の両側端部に両端部80を有することにより、被遮蔽部2を遮蔽したときは、各補強材79の重量により隙間閉塞シート26,53,69,78が隣設する帯状シート21,46,65の両側端部に沿って垂れ下がり、この隙間閉塞シート26,53,69,78にて隣設する帯状シート21,46,65の両側端部間の隙間25,29,37,55が確実に閉塞されるが、このとき、各補強材79の両端部80にて隙間閉塞シート26,53,69,78の幅方向の両側端部が隣設する帯状シート21,46,65の両側端部に確実に接合され、隣設する帯状シート21,46,65の両側端部間から風等が流出することが防止される。
【0125】
また、被遮蔽部2を遮蔽した状態で、シート体15が隙間閉塞シート26,53,69,78を配置した一方面から風圧等の圧力によって押圧されたときは、各補強材79の両端部80が隣設する帯状シート21,46,65の両側端部に接合されていることにより、この各補強材79にて隙間閉塞シート26,53,69,78が隣設する帯状シート21,46,65の両側端部間から押圧方向に向かって抜け出すことを防止される。
【0126】
このとき、各補強材79は、それぞれの隙間閉塞シート26,53,69,78が風圧等の圧力を受けた場合に、それぞれの隙間閉塞シート26,53,69,78が撓み易く抜け易い部分、すなわち、これらの隙間閉塞シート26,53,69,78の上下方向の略中間部から下方部分に設けられていることにより、各補強材79にてそれぞれの隙間閉塞シート26,53,69,78が風圧等の圧力を受けても、これらの隙間閉塞シート26,53,69,78が隣設する帯状シート21,46,65の両側端部間から押圧方向に向かって抜け出すことを確実に防止される。
【0127】
つぎに、前記実施の形態では前記下端部の補強材79を除く各補強材79は、各隙間閉塞シート26,53,69,78にシート片81をそれぞれ固定して形成された補強材挿入部82に挿入する場合について説明したが、これに限らず、下端部の補強材79を除く各補強材79を挿入する各補強材79は、たとえば、図31に示すように、各隙間閉塞シート26,53,69,78を補強材79の取付け位置で分離した複数枚の短冊状シート片92の接続端部93の相互を重ね合わせて一連に接続形成した重合部94により中空に形成された補強材挿入部82に挿入してもよく、また、図32に示すように、各隙間閉塞シート26,53,69,78の補強材79の取付け位置に固定された袋状体95にて中空に形成された補強材挿入部82に挿入してもよい。
【0128】
また、各補強材79は、図33に示すように、各隙間閉塞シート26,53,69,78の補強材79を取付ける位置おいて、これら各隙間閉塞シート26,53,69,78自体を複数折り返して重ね合わせた折返し重合部96を縫着糸97にて一体に縫着して形成するようにしてもよい。
【0129】
さらに、前記各実施の形態では、各隙間閉塞シート26,53,69,78の下部にこれら各隙間閉塞シート26,53,69,78の幅方向の複数本の補強材79のみを並設する場合について説明したが、これに限らず、複数本の補強材79は、たとえば、図34に示すように、各隙間閉塞シート26,53,69,78の上下方向の略中間部と下端部にそれぞれ設け、この略中間部の補強材79と下端部の補強材79との間に対角線方向の互いに交差した補強材79を設けるようにしてもよい。
【0130】
また、前記対角線方向の互いに交差した補強材79は、巻取ドラム7に巻回及び巻取ドラム7から巻き戻し可能な可撓性部材にて形成されている。また、前記各隙間閉塞シート26,53,69,78の略中間部の補強材79、下端部の補強材79及び対角線方向の互いに交差した補強材79は、隣設する帯状シート21,46,65の両側端部に当接する各隙間閉塞シート26,53,69,78の幅方向の両側端部に両端部80をそれぞれ有して形成されている。
【0131】
また、前記各補強材79は、前記図29乃至図33に示す各実施の形態のいずれかの実施の形態によって各隙間閉塞シート26,53,69,78に設けられている。なお、その他の構成は前記各実施の形態の場合と同様であるからこれらの構成の説明は省略する。
【0132】
そして、前記図31乃至図34に示す実施の形態では、前記図26乃至図29に示す実施の形態の場合と同様な作用効果が得られる。
【0133】
また、前記図26乃至図34に示す実施の形態では、各隙間閉塞シート26,53,69,78の下部に複数本の補強材79を並設する場合について説明したが、これに限らず、補強材79は各隙間閉塞シート26,53,69,78の上部にも所定の本数を並設するようにしてもよく、また、補強材79は各隙間閉塞シート26,53,69,78の下部に複数本を設ける場合に限らず、各隙間閉塞シート26,53,69,78の上下方向の所定位置に少なくとも1本を設けるようにしてもよく、補強材79は、各隙間閉塞シート26,53,69,78の大きさ、すなわち隙間閉塞シート26,53,69,78の上下方向の長さと左右方向の幅、または隙間閉塞シート26,53,69,78を設置する箇所等に応じて配置する位置及び本数を任意に定めるようにする。
【0134】
また、複数本の補強材79を有する隙間閉塞シート26,53,69,78を、隣設する帯状シート21,46,65の両側端部の両方面すなわち被遮蔽部1を正面からみて前後方向の両方面に沿って配置する場合において、その一方面側の隙間閉塞シート26,53,69,78に設ける複数本の補強材79と、その他方面側の隙間閉塞シート26,53,69,78に設ける複数本の補強材79とは、それぞれ上下方向に位置をずらして、すなわち、隣設する帯状シート21,46,65の両側端部を挟んで前後方向の両方面側で各補強材79が干渉しないように、たとえば、互い違いに位置する状態に配置するようにするとよい。
【0135】
このように構成することにより、両方面側の各補強材79にて更に気密性を向上することができる。
【0136】
つぎに、前記実施の形態では、図26に示すように、各隙間閉塞シート26,53,69,78にこれら各隙間閉塞シート26,53,69,78の幅方向の補強材79を、任意の位置にかつ位置の本数を上下方向に平行状に設ける場合、及び図34に示すように、各隙間閉塞シート26,53,69,78にこれら各隙間閉塞シート26,53,69,78の対角線方向に互いに交差した補強材79を設ける場合について説明したが、これに限らず、補強材79は、たとえば、図35に示すように、各隙間閉塞シート26,53,69,78の幅方向の両側端部に両端部80を有し、かつ、各隙間閉塞シート26,53,69,78の幅方向の一側端部から他側端部に向かって所定の傾斜角度に傾斜して上下方向にジグザグ状に配置するようにしてもよい。
【0137】
この場合、ジグザグ状に配置した各補強材79は、巻取ドラム7に巻回及び巻取ドラム7から巻き戻し可能な可撓性部材にて形成されている。また、各補強材79は、前記図29乃至図33に示す各実施の形態のいずれかの実施の形態によって各隙間閉塞シート26,53,69,78に設けられている。なお、その他の構成については前記各実施の形態の場合と同様であるからこれらの構成の説明は省略する。
【0138】
そして、図35に示す実施の形態では、前記図26乃至図29及び図31乃至図34に示す実施の形態の場合と同様な作用効果が得られる。
【0139】
つぎに、前記図34及び図35に示す実施の形態では、各補強材79は巻取ドラム7に巻回及び巻取ドラム7から巻き戻し可能な可撓性部材にて形成する場合について説明したが、これに限らず、たとえば、スクリーンボックス5を収納する被遮蔽部2の天井部の収納空間の寸法に余裕がある場合等では、各補強材79を有する各隙間閉塞シート26,53,69,78は必ずしも巻取ドラム7に巻回する必要がなく、このようなときは、各補強材79は可撓性部材にて形成することなく隙間閉塞シート26,53,69,78が隣設する帯状シート21,46,65の両側端部間から押圧方向に向かって抜け出すことを防止できる剛性を有する部材にて形成するようにしてもよい。
【0140】
前記各実施の形態において、設置する箇所等の状況に応じてスクリーンボックスは設けなくてもよい。この場合、巻取軸支持は、たとえば、建物構造躯体の梁等に設けたブラケットに支持させるようにするとよい。
【0141】
さらに、前記各補強材79及びこの各補強材79を挿入する補強材挿入部82,84を形成する部材等は不燃性材料にて形成するようにするとよい。
【0142】
【発明の効果】
発明によれば、隙間閉塞シートは、側端部が隣設する帯状シートの側端部に所定の幅で重なり合う重ね代として形成され、下端部が重錘体に接離自在に当接する自由端部として形成され、隣設する帯状シートの側端部の前後方向の両面に沿って配置され、この隣設する帯状シートの側端部の隙間を閉塞するので、全体的に気密性の高いスクリーン装置を提供することができる
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態を示すスクリーン装置の正面図である。
【図2】 同上断面図である。
【図3】 同上シート体の一部を示す斜視図である。
【図4】 同上ガイドレールにシート体の挿入端部を挿入した状態の断面図である。
【図5】 同上シート体の作動を示す説明図で、その(a) は被遮蔽部を遮蔽したシート体の一部の端面図、その(b) は一方から風圧を受けた場合の隙間閉塞状態を示すシート体の一部の端面図、その(c) は他方から風圧を受けた場合の隙間閉塞状態を示すシート体の一部の端面図である。
【図6】 他の実施の形態を示すシート体の一部の斜視図である。
【図7】 更に他の実施の形態を示すシート体の一部の斜視図である。
【図8】 (a) は帯状シートの一方面に隙間閉塞シートを配置したシート体の一部の端面図、その(b) は帯状シートの両方面に隙間閉塞シートを配置したシート体の一部の端面図である。
【図9】 更に他の実施の形態を示すシート体の一部の斜視図である。
【図10】 更に他の実施の形態を示すシート体の一部の斜視図である。
【図11】 更に他の実施の形態を示すシート体の一部の斜視図である。
【図12】 更に他の実施の形態を示すシート体の一部の斜視図である。
【図13】 更に他の実施の形態を示すシート体の一部の斜視図である。
【図14】 同上撓んだ状態のシート体の一部の斜視図である。
【図15】 更に他の実施の形態を示すシート体の一部の斜視図である。
【図16】 更に他の実施の形態を示すスクリーン装置の正面図である。
【図17】 同上側面図である。
【図18】 同上シート体の斜視図である。
【図19】 同上シート体の横断面図である。
【図20】 同上帯状シートの側端部を挟持した状態を示す隙間閉塞シートの拡大横断面図である。
【図21】 同上隙間を開口した状態の隙間閉塞シートの拡大横断面図である。
【図22】 同上帯状シートの側端部を挟持した状態を示す他の隙間閉塞シートの拡大横断面図である。
【図23】 同上重錘体の取り付け部分の側面図である。
【図24】 同上シート体が煽られて撓んだ状態を示す側面図である。
【図25】 更に他の実施の形態を示すシート体の分解斜視図である。
【図26】 更に他の実施の形態を示すスクリーン装置の正面図である。
【図27】 同上断面図である。
【図28】 同上隙間閉塞シートの拡大正面図である。
【図29】 同上中間部の補強材を示す拡大端面図である。
【図30】 同上下端部の補強材を示す拡大端面図である。
【図31】 他の実施の形態を示す中間部の補強材を示す拡大端面図である。
【図32】 更に他の実施の形態を示す中間部の補強材を示す拡大端面図である。
【図33】 更に他の実施の形態を示す中間部の補強材を示す拡大端面図である。
【図34】 更に他の実施の形態を示す隙間閉塞シートの拡大正面図である。
【図35】 更に他の実施の形態を示す隙間閉塞シートの拡大正面図である。
【符号の説明】
1 ガイドレール
2 被遮蔽部
3 挿入口
14 床面
15 シート体
16 シート
17 中桟部材
20,51,66 側端部
21,46,50,65 帯状シート
22,52,67 重錘体
24,27,54,57,70a 自由端部
25,29,37,38,55,59,60,68 隙間
26,53,69,70,78 隙間閉塞シート
28,58 外側端部
30,56 側端隙間閉塞シート
33,61 床面隙間閉塞シート
34,35,39,47 重ね代
43,44,45,48 スリット
72 挟持片部
79 補強材
80 両端部

Claims (10)

  1. 上下方向に沿って昇降自在に設けられ被遮蔽部を遮蔽するシート体を具備し、
    このシート体は、隙間を閉塞する隙間閉塞シートと、帯状シートと、この帯状シートの下端部に取り付けられ前記被遮蔽部の床面に着床する重錘体とを有し、
    前記隙間閉塞シートは、
    側端部が隣設する前記帯状シートの側端部に所定の幅で重なり合う重ね代として形成され、
    下端部が前記重錘体に接離自在に当接する自由端部として形成され、
    隣設する前記帯状シートの側端部の前後方向の両面に沿って配置され、この隣設する帯状シートの側端部の隙間を閉塞する
    ことを特徴とするスクリーン装置。
  2. 隙間閉塞シートは、この隙間閉塞シートの幅方向の補強材を有する
    ことを特徴とする請求項1記載のスクリーン装置。
  3. 隙間閉塞シートは、この隙間閉塞シートの側縁部に上下方向に所定の間隔をおいて形成された隙間閉塞シートの幅方向の多数のスリットをそれぞれ有する
    ことを特徴とする請求項1記載のスクリーン装置。
  4. 重錘体は、被遮蔽部の遮蔽時にこの被遮蔽部の床面に着床しこの床面との間の隙間を閉塞する床面隙間閉塞シートを有する
    ことを特徴とする請求項1記載のスクリーン装置。
  5. 床面隙間閉塞シートは、重錘体から相対して下方に向かって突出され互いに反対方向に離反して床面との間の隙間を両方面から閉塞する
    ことを特徴とする請求項記載のスクリーン装置。
  6. シート体は、両側端部をガイドレールの挿入口に挿入した被遮蔽部の上部を遮蔽する一枚仕立てのシート及びこのシートの下端部に沿って固定された中桟部材をそれぞれ有し、
    前記中桟部材に帯状シートの上端部及び隙間閉塞シートの上端部をそれぞれ固定する
    ことを特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載のスクリーン装置。
  7. シート体、帯状シート、隙間閉塞シート及び床面隙間閉塞シート並びに重錘体はそれぞれ不燃性部材にて形成されている
    ことを特徴とする請求項4記載のスクリーン装置。
  8. 2枚の隙間閉塞シートが上下方向に亘って固着手段にて一体に固着されている
    ことを特徴とする請求項1記載のスクリーン装置。
  9. 2枚の隙間閉塞シートの幅方向の側端部が、隣設する帯状シートの側端部を前後方向の両面から挟持する挟持片部として形成されている
    ことを特徴とする請求項1記載のスクリーン装置。
  10. 前後の隙間閉塞シートの中の一方の隙間閉塞シートを引き離して隣設する帯状シートとの隙間を開口し、他方の隙間閉塞シートを押動することによりその隙間を脱出口とすることが可能となっている
    ことを特徴とする請求項1記載のスクリーン装置。
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