JPH09180442A - 揮発性メモリ装置及びそのリフレッシュ方法 - Google Patents

揮発性メモリ装置及びそのリフレッシュ方法

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JPH09180442A
JPH09180442A JP7336712A JP33671295A JPH09180442A JP H09180442 A JPH09180442 A JP H09180442A JP 7336712 A JP7336712 A JP 7336712A JP 33671295 A JP33671295 A JP 33671295A JP H09180442 A JPH09180442 A JP H09180442A
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JP
Japan
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bank
decoder
block
cell array
memory device
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JP7336712A
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Shinya Fujioka
伸也 藤岡
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Fujitsu Ltd
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Publication date
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】消費電流を抑えながらリフレッシュ動作を短縮
する。 【解決手段】情報を記憶するメモリセルを複数有し、記
憶情報をリフレッシュする揮発性メモリ装置において、
該揮発性メモリ装置が、それぞれ複数のメモリセルを有
する複数のセルアレイ・ブロックと、該メモリセルを選
択するデコーダ部とを有する複数のバンク領域と、アド
レス信号を供給されるアドレスバッファと、該複数のバ
ンク領域に対応して設けられ、前記アドレスバッファか
らの出力をそれぞれ供給され、プリデコード信号を対応
するバンク領域に供給する複数のプリデコーダとを有
し、リフレッシュ動作時に、選択されたバンク領域に対
応するプリデコーダが活性化され、当該バンク領域内の
複数のセルアレイ・ブロックが同時に選択され、非選択
のバンク領域に対応するプリデコーダが非活性化される
ことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体チップ等か
らなる揮発性メモリ装置にかかり、特に、DRAMであ
って、高速で消費電力の少ないリフレッシュ機能を有す
る揮発性メモリ装置及びそのリフレッシュ方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年において、パーソナルコンピュータ
の飛躍的な普及に伴い、半導体メモリ、特にDRAMの
需要が拡大している。そして、より大容量のメモリを必
要とする高度なソフトウエアの普及に伴い、より大容量
で高速のDRAMの開発が進められている。その中で、
外部から与えられるクロックに同期して種々の機能を実
現するシンクロナスDRAMが注目されている。
【0003】このシンクロナスDRAMおいては、内部
アドレスを利用して内部でリフレッシュアドレスを発生
させることで、システム側とは独立してリフレッシュ動
作を行なうことができるようになっている。そして、リ
フレッシュ中は、セルのリフレッシュ特性の要請からく
るリフレッシュ期間とシステム側からくるリフレッシュ
回数の要求を満たせる様に、通常動作時に選択するワー
ド線の2倍またはそれ以上のワード線を選択している。
通常動作時には、出力が複数のバンクに対して共通に設
けられ、所謂インターリーブ動作となるため、単一のバ
ンクしか選択されないのに対して、リフレッシュ時はか
かる制約がないことから、同時に複数のバンクを選択し
て、選択するワード線の本数を通常動作時よりも増やす
ようにしている。
【0004】図16は、従来のDRAMの概略構成図で
ある。情報を記憶するメモリセル領域は、例えば4つの
バンクbnk0−3に大きく分けられている。そして、
各バンク内には、プリデコーダ2と、セルアレイ及びセ
ンスアンプ部3とが設けられている。このセルアレイ及
びセンスアンプ部3には、更にプリデコーダ2から供給
されるプリデコード信号をデコードする回路も含まれて
いる。これらのバンクに対して、バンク共通の回路とし
て、各バンク内のメモリセルを選択するためのアドレス
が供給されるアドレスバッファ及びレジスタ部4とバン
クを選択するバンク選択回路5が設けられている。
【0005】通常動作時には、バンク選択回路5によっ
て選択された一つのバンク内において、更にアドレスバ
ッファ・レジスタ部4から供給されるアドレスの反転・
非反転信号を選択されたバンク内のプリデコーダ2およ
びセルアレイ部3内のデコーダによってデコードしてワ
ード線を選択しメモリセルを選択している。
【0006】一方、リフレッシュ時には、バンク選択回
路5にリフレッシュ指示信号refzが供給され、図に
示す様に反転・非反転信号であるrfa13x,rfa
13zにより、二つのバンクが同時に選択される。そし
て、それらのバンクがそれぞれプリデコーダ回路2等を
活性化させてワード線を選択する。これにより、読み出
しと再書き込みの動作を通常動作時の2倍の速さで行な
うことができ、前述したセルのリフレッシュ特性の要請
とシステムからのリフレッシュ回数の要請に応じること
ができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、図16に示
される通り、各バンク毎にプリデコーダ2等を有してい
て、複数のバンクを同時に選択すると、選択されたバン
ク内のプリデコーダ2等が同時に活性化することにな
る。即ち、内部回路が動作し電流が消費されることにな
る。従って、通常動作時の一つのバンクを選択する場合
に比べて、リフレッシュ時の消費電流は約2倍になる。
【0008】特に、メモリの大容量化により、ワード線
の本数が多くなり、そのワード線を選択するためのプリ
デコーダ、メインデコーダ部分の回路構成は大規模にな
っている。従って、上記の消費電流は増加の傾向にあ
る。
【0009】そこで、本発明の目的は、高速で且つ消費
電流を抑えることができるリフレッシュ機能をもった揮
発性メモリ装置とそのリフレッシュ方法を提供すること
にある。
【0010】また、本発明の目的は、複数のバンクに分
割されたメモリにおいて、リフレッシュ時に一つのバン
ク内の複数のワード線を選択するようにして、高速で消
費電流を抑えることができる揮発性メモリ装置とそのリ
フレッシュ方法を提供することにある。
【0011】更に、本発明の目的は、バンク内に複数の
セルアレイブロックを有し、選択したバンク内の複数の
セルアレイブロックを同時に選択することで、バンク内
での複数のワード線の選択を可能にし、高速で消費電流
を抑えることができる揮発性メモリ装置とそのリフレッ
シュ方法を提供することにある。
【0012】更に、本発明の目的は、従来の回路構成に
最小限の改良を加えることで、上記の目的を達成するこ
とができる揮発性メモリ装置とそのリフレッシュ方法の
提供することにある。
【0013】更に、本発明の目的は、バンク内の複数の
セルアレイ・ブロックがセンスアンプを共用する場合で
あっても、リフレッシュ動作時に同時に複数のセルアレ
イ・ブロックを選択することができる揮発性メモリ装置
とそのリフレッシュ方法の提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記の発明の目的は、本
発明によれば、情報を記憶するメモリセルを複数有し、
記憶情報をリフレッシュする揮発性メモリ装置におい
て、該揮発性メモリ装置が、それぞれ複数のメモリセル
を有する複数のセルアレイ・ブロックと、該メモリセル
を選択するデコーダ部とを有する複数のバンク領域と、
アドレス信号を供給されるアドレスバッファと、該複数
のバンク領域に対応して設けられ、前記アドレスバッフ
ァからの出力をそれぞれ供給され、プリデコード信号を
対応するバンク領域に供給する複数のプリデコーダとを
有し、リフレッシュ動作時に、選択されたバンク領域に
対応するプリデコーダが活性化され、当該バンク領域内
の複数のセルアレイ・ブロックが同時に選択され、非選
択のバンク領域に対応するプリデコーダが非活性化され
ることを特徴とする揮発性メモリ装置またはリフレッシ
ュ方法を提供することにより達成される。
【0015】かかる構成によれば、選択されたバンク領
域に対応するプリデコーダと当該バンク領域内のデコー
ダ部のみが活性化されて電流を消費するだけであり、し
かも同時に複数のワード線を選択してリフレッシュ動作
を行なうことができる。なお、ここで活性化とは、入力
されるアドレス信号やプリデコード信号の変化に応じて
出力が変化する様動作することをいい、非活性化とは、
それらの入力信号の変化があっても回路は動作せずに出
力に変化が生じないことをいう。
【0016】更に、上記の発明の目的は、本発明によれ
ば、情報を記憶するメモリセルを複数有し、該記憶情報
がリフレッシュされる揮発性メモリ装置において、該揮
発性メモリ装置が、それぞれ複数のメモリセルを有する
複数のセルアレイ・ブロックと、該メモリセルを選択す
るデコーダ部とを有する複数のバンク領域と、アドレス
信号を供給されるアドレスバッファと、該複数のバンク
領域に対応して設けられ、前記アドレスバッファからの
出力をそれぞれ供給され、プリデコード信号を対応する
バンク領域に供給する複数のプリデコーダとを有し、前
記バンク領域は、隣接するセルアレイ・ブロック間にセ
ンスアンプ領域を共有し、選択されるセルアレイ・ブロ
ック側のビット線に当該センスアンプが接続され、非選
択のセルアレイ・ブロック側のビット線は当該センスア
ンプから分離され、リフレッシュ動作時に、選択された
バンク領域内にあって、前記センスアンプを共有しない
位置にある複数のセルアレイ・ブロックが同時に選択さ
れることを特徴とする揮発性メモリ装置およびリフレッ
シュ方法を提供することにより達成される。
【0017】かかる構成によれば、センスアンプを共有
するセルアレイ・ブロックであっても、センスアンプを
競合することなく同時に複数選択されることが可能にな
り、リフレッシュ動作を短縮することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
[発明の概略]図1は、本発明の実施の形態のDRAM
の全体構成例である。この例では、従来例と違って、通
常動作時もリフレッシュ動作時もバンク選択回路5によ
り一つのバンクbnk0−3が選択される。従って、選
択されたバンク内のプリデコーダ2等が活性化されるだ
けである。一方、各バンク内のセルアレイ及びセンスア
ンプ部は、複数のブロック3−1,3−2の構成になっ
ている。そして、通常動作時には、単一のブロックが選
択されるが、リフレッシュ時には、複数のブロックが選
択される。具体的には、リフレッシュ制御信号refz
がプリデコーダ2に接続されるアドレスバッファ・レジ
スタ部4に供給され、そのうちの適切なアドレスが縮退
される。即ち、読み出し・再書き込みで競合しないワー
ド線を同時に選択できるアドレスに対して、その反転・
非反転信号をいずれも同じ選択状態にする。その結果、
複数のブロックが選択され、各選択されたブロック内で
おのおのワード線が選択されることになる。従って、単
一のバンク内で複数のワード線が同時に選択されること
になる。
【0019】かかる構成をとることにより、消費電流が
大きいプリデコーダ及び信号配線の活性化を必要最小限
の数に抑えることができる。従って、読み出し・再書き
込みで競合しないワード線を複数同時に選択して立ち上
げることができ、リフレッシュ動作の高速化を図ること
ができる。以下、更に実施の形態について詳細に説明す
る。
【0020】[メモリチップの全体構成]図2は、具体
的なメモリチップの全体構成例である。メモリチップ1
内には、中央部に図1で示した周辺回路領域6があり、
その両側にメインデコーダ(mdec)列領域、セルア
レイ及びセンスアンプ領域3が配置されている。周辺回
路領域6内には、図1で示したバンク選択回路5、アド
レスバッファ・レジスタ回路4、及び各バンク毎のプリ
デコーダ2が設けられている。更に、周辺回路領域6内
には、外部からの各種の入力信号及び出力信号の授受を
行なう複数のパッドpadが並んでいる。各パッドpa
dに供給されるROW(行)側のアドレス信号が、隣接
するアドレスバッファ・レジスタ回路4に供給される。
アドレスバッファ・レジスタ回路4の出力は、各バンク
に対応する4つのプリデコーダ回路2にそれぞれ供給さ
れ、バンク選択回路5によって選択されたバンクに対応
するプリデコーダ回路2が活性化することになる。
【0021】セルアレイ・センスアンプ領域3は、物理
的には8つの領域に分割され、4つのバンクbnk0−
3は、それぞれ飛び飛びの二つの領域から構成される。
例えば、バンクbnk0は、右側のセルアレイ・センス
アンプ領域3内であって、右側の最上部の領域と上から
3番目の領域から構成される。各バンク内には、メイン
ワードデコーダ等を有するデコーダ領域30と、その両
側のセルアレイ及びセンスアンプ領域31,32とがあ
る。各バンクのデコーダ領域30に対して、対応するプ
リデコーダ2からプリデコード信号rap*z#(#は
バンク番号、*はプリデコード後の番号)が供給され
る。
【0022】[バンク内の構成]図3は、図2で示した
バンク内のより詳細な構成を示している。バンクbnk
#内には、中央部にデコーダ領域30が、その両側にセ
ルアレイ及びセンスアンプ領域31,32とがある。一
つのバンクbnk#内に、この例では32のセルアレイ
ブロック70−731が左右に別れて配置されている。
物理的に左右に別れていても、アドレスの論理的には一
つのセルアレイブロックになっている。従って、左右の
セルアレイブロックのワード線が同時に選択され、その
ワード線に繋がるビット線の内一つのビット線が選択さ
れて読み出しまたは書き込みが行なわれる。また、セル
アレイブロックの両側(図中では上下両側)にセンスア
ンプ8が配置されている。センスアンプ8は、後述する
ように、その両側のセルアレイブロックによって共有さ
れ、選択されたセルアレイブロックにのみ接続されて、
センスアンプとして貢献することになる。
【0023】デコーダ領域30には、前述したプリデコ
ーダ2からのプリデコード信号rap*z#(#はバン
ク番号、*はプリデコード後の番号)が供給され、ブロ
ックデコーダ10とメイン・ワード・デコーダ9及び1
/4デコーダ11にそれぞれの対応する信号が供給され
る。両側の各セルアレイブロックに挟まれたデコーダ領
域30に、メイン・ワード・デコーダ9が設けられてい
る。そして、各メイン・ワード・デコーダ9がそれぞれ
1本のメイン・ワード線を選択する。その選択信号と1
/4デコーダの出力信号は、図示しないサブ・ワード・
デコーダに供給され最終的に1行のサブワード線を選択
する。この点については後に詳述する。また、センスア
ンプ8の領域に挟まれたデコーダ領域30に、ブロック
デコーダ10と1/4デコーダ11とが配置されてい
る。各ブロックデコーダ10は、選択されたセルアレイ
ブロックに対応するメイン・ワード・デコーダ9と隣接
するセンスアンプ8に、そのブロック選択信号を供給す
る。この点も後述する。
【0024】[行アドレスのデコーダ群]図4には、行
(ROW)アドレスの論理構成図を示す。図4は、4つ
のバンクbnk0−3に共通に設けられたアドレスバッ
ファ・レジスタ4−1,4−2,4−3,4−4とバン
ク選択回路5が記載されている。更に、各バンクに設け
られているプリデコーダ2−1,2−2,2−3、ブロ
ックデコーダ10、メイン・ワード・デコーダ9、サブ
・ワード・デコーダ12が記載されている。図4では、
バンク0が代表的に記載され、残りの3つのバンクにつ
いては省略されている。
【0025】リフレッシュカウンタ14は、内部アドレ
スラッチ信号ialzを一定時間遅延させたクロックに
インクリメントされる様にしてリフレッシュ時の内部行
アドレスを発生する。従って、アドレスバッファ4−
1,4−2,4−3,4−4には、リフレッシュカウン
タの内部行アドレス信号15と外部からの行アドレス信
号rla0−14の両方が供給される。コントロールデ
コーダ16には、外部からのコントロール信号RAS
(Row Address Strobe),CAS
(Column Address Strobe),W
E(Write Enable),CS(Chip S
elect)が供給される。これらのコントール信号の
組み合わせを、コントロールデコーダ16がデコードし
て、内部向けの各種のコントロール信号を生成する。図
4の例では、リフレッシュ動作を指示するリフレッシュ
制御信号refzとそれ以外のコントロール信号が出力
されている。そして、リフレッシュ制御信号refz及
び他のコントロール信号を供給されたrasジェネレー
タ17は、リフレッシュ制御信号refzの出力に応じ
て、内部アドレスラッチ信号ialzを出力する。ま
た、リフレッシュ制御信号refzが出力されない場合
には他のコントロール信号に応じて外部アドレスラッチ
信号ealzが出力される。
【0026】この両信号ealz,ialzは、各アド
レスバッファに供給され、上記の内部行アドレス信号1
5と外部からの行アドレス信号rla0−14の何れを
選択するかの制御が行なわれる。また、リフレッシュ動
作時に、複数のメモリセルアレイブロックを選択するこ
とができるように、必要なアドレスバッファに対してリ
フレッシュ制御信号refzが供給される。図4の例で
は、アドレスバッファ4−3に対して供給されている。
【0027】アドレスバッファの出力13は、対応する
プリデコーダ2−1,2−2,2−3及びバンク選択回
路5に供給される。図示される通り、図示されない残り
のバンクbnk1,2,3にもアドレスバッファの出力
13は供給される。プリデコーダ2−1はサブ・ワード
・デコーダ12に対応し、プリデコーダ2−2はメイン
・ワード・デコーダ9に対応し、更にプリデコーダ2−
3はブロックデコーダ10に対応する。そしてそれぞれ
のプリデコード信号を対応するデコーダに供給する。
【0028】プリデコーダ2には、バンク選択回路5か
らバンク選択信号bnk0が供給される。他のバンク選
択信号bnk1,2,3は図示しないバンク内のプリデ
コーダに供給される。このバンク選択信号bnk0xの
選択状態によってプリデコーダ2が活性化されることに
なる。非選択状態のバンク選択信号を受信するとプリデ
コーダは非活性化されて、電流の消費がなくなる。
【0029】プリデコーダ2−3から供給されるプリデ
コード信号18に従って、ブロックデコーダ10が、メ
モリセルアレイ・ブロックを選択するブロック選択信号
blk0z−blk31zを出力する。また、プリデコ
ーダ2−2から供給されるプリデコード信号19と上記
のブロック選択信号blk#z(#はブロック番号)に
従って、メイン・ワード・デコーダ9が、各メモリセル
・ブロック内のワード線を選択する。メイン・ワード・
デコーダ9は、ブロック選択信号blk#zの選択状態
により活性化され、非選択状態により非活性化される。
【0030】最終的に各サブワード線SWL0-n の選択
は、メイン・ワード・デコーダ9とサブ・ワード・デコ
ーダ12の組み合わせにより行なわれる。プリデコーダ
2−1の出力を供給された1/4デコーダの出力とメイ
ン・ワード・デコーダ9の出力に従って、サブ・ワード
・デコーダ12が最終的にワード線を選択し、ワード線
の電位を上昇させる。より詳細には、図8,9にて後述
する通り、プリデコーダ2−1のプリデコード信号20
は、1/4デコーダに供給され、1/4デコーダの出力
が対応するサブ・ワード・デコーダ9を制御する。
【0031】図5,6は、行アドレスのデコーダ群の更
に詳細な構成図である。図5,6では、特に、ブロック
デコーダ10と各セルアレイ・ブロックのメイン・ワー
ド・デコーダ9の構成を示している。アドレスバッファ
4−3には、5ビットの外部のアドレス信号rla8−
12と内部アドレス信号15の両方が供給されている。
各アドレスバッファ4−3からの反転、非反転信号が対
応するプリデコーダ2−3a,2−3bに供給されてい
る。プリデコーダには、前述した通りバンク選択信号b
nk#xが供給されている。プリデコーダ2−3a,2
−3bの出力18は、適宜ブロックデコーダ10に供給
される。そして、バンク選択信号bnk#xが選択状態
(Lレベル)の時に、プリデコーダ2−3a,2−3b
は活性状態となる。一方、バンク選択信号bnk#xが
非選択状態(Hレベル)の時に、プリデコーダ2−3
a,2−3bは非活性状態となり、そのプリデコード出
力信号18は全て非選択状態(Lレベル)になる。
【0032】尚、本明細書において、”x”はLレベル
がアクティブまたは選択状態を意味し、”z”はHレベ
ルがアクティブまたは選択状態を意味する。しかしなが
ら、本発明は、HレベルかLレベルかは本質的な要件で
はなく、適宜設計的事項として変更できるものである。
【0033】アドレスバッファ4−3の内、外部アドレ
ス信号rla9が供給されるアドレスバッファには、リ
フレッシュ制御信号refzが供給される。このリフレ
ッシュ制御信号がリフレッシュ状態の値の時に、対応す
るリフレッシュアドレスは縮退される。従って、アドレ
スバッファ4−3からの反転、非反転信号は共に選択状
態になる。その結果、例えば、プリデコーダ2−3aの
出力braa0z#,braa2z#がそれぞれ同時選
択状態(Hレベル)になり、例えば、セルアレイ・ブロ
ック70と72とが同時に選択されることになる。この
同時に選択されるセルアレイ・ブロックは、センスアン
プ8を共有するシェアード・センスアンプ形式の場合に
は、センスアンプ8を競合しない関係にあるものが選ば
れることになる。
【0034】図7に、センスアンプ8を競合しない関係
について説明する為の、アドレスとセルアレイ・ブロッ
クの関係を示す。例としてアドレスがrla8,rla
9,rla10の3ビットに対する8つのセルアレイ・
ブロックの関係を示す。この例の場合には、アドレスr
la8を縮退させると、レベルの区別がなくなり、隣り
合うセルアレイ・ブロックが選択されることになり、セ
ンスアンプを競合することになる。従って、アドレスr
la9,rla10の何れかを縮退させることで、隣り
合わないセルアレイ・ブロックが同時に選択されること
になる。シェアード・センスアンプについては、後述す
る。
【0035】図5,6に戻り、図の上側には、メイン・
ワード・デコーダ9の構成が記載されている。この例で
は、セルアレイ・ブロック73の部分が拡張されてい
る。ブロックデコーダの場合と同様に、アドレスバッフ
ァ4−2には、外部からのアドレスrla2−7とリフ
レッシュカウンタ14からの内部アドレス15が共に供
給されている。そして、アドレスバッファ4−2からの
反転、非反転信号が対応するプリデコーダ2−2a,b
に供給される。プリデコーダにはバンク選択信号bnk
#xが供給され、Lレベルで選択状態となりプリデコー
ダは活性化し、Hレベルで非選択状態となりプリデコー
ダは非活性化する。活性化とは、後述する具体的な回路
例によって明らかになるが、入力されるアドレス信号の
変化に対応して回路内が動作し、その出力を変化させる
状態である。
【0036】プリデコーダの出力19は、それぞれの対
応するメイン・ワード・デコーダ9に供給される。メイ
ン・ワード・デコーダ9には、またブロック選択信号b
lk3z#が供給される。そして、プリデコーダの場合
と同様に、ブロック選択信号が選択状態か非選択状態か
によって(Hレベルで活性化)、対応するメイン・ワー
ド・デコーダ9が活性化、または非活性化状態となる。
活性化状態になると、一つのセルアレイ・ブロック内の
64個のメイン・ワード・デコーダ9の内rla2−9
の状態によって選択される一つデコーダが選択信号を出
力することになる。
【0037】[セルアレイ内の回路]図8,9はセルア
レイ・ブロック内の回路例を示す。ここでは、セルアレ
イ・ブロック73と74の近傍の回路例を示している。
これらのセルアレイ・ブロックの間にはセンスアンプ8
が配置されている。
【0038】まず、メモリセルMC、サブワード線、ビ
ット線の関係について説明する。サブワード線SWL
は、行方向に分割して配置されている。そして、その分
割されたワード線は、それぞれサブ・ワード・デコーダ
(SD)12の両側に延びている。例えば、サブワード
線SWL0zの場合は、図中では二つのサブ・ワード・
デコーダ(SD)12に接続されて分割されている。こ
の理由は、ワード線が長くなることによりその立ち上が
り時間が遅くなるのを防止するためと、メインワード線
90のピッチの緩和を行なうためである。一方、ビット
線BL0,BL1は、コラム方向に延びて配置されてい
る。そして、交互に上側のセンスアンプと下側のセンス
アンプに接続トランジスタ22を介して接続されてい
る。これは、センスアンプの行方向のピッチに比べて一
対のビット線のピッチが短いからである。メモリセルM
Cは、例えば1個のトランジスタと1個のキャパシタか
ら構成され、サブワード線が立ち上がることにより、キ
ャパシタに記憶したHまたはLレベルがビット線に読み
だされ、またビット線から書き込まれる。
【0039】今例えば、セルアレイ・ブロック73が選
択されたとする。すると、そのブロックの上下に位置す
るブロックデコーダ10が、その出力にHレベルの選択
信号を出力する。その結果、センスアンプ8とビット線
対とを接続するトランジスタ22が導通状態となる。従
って、セルアレイ・ブロック73のビット線対BL0,
BL1は、ブロックの上下に位置するセンスアンプ群8
に接続される。一方、非選択状態の隣接するセルアレイ
・ブロック74のビット線対とセンスアンプ8との間の
トランジスタはオフ状態となり、両者は分離される。こ
のように、隣接するセルアレイ・ブロックがその間に位
置するセンスアンプを共用することにより、メモリの高
集積化を図っている。従って、前述した通り、センスア
ンプを隣接するセルアレイ・ブロックが共用する場合
は、アドレスの縮退によって複数のブロックを選択する
には、お互いに競合しない位置にある複数のセルアレイ
・ブロックを選択するようにする必要がある。
【0040】サブワード線の選択については、まずメイ
ン・ワード・デコーダ9のいずれか一つがその出力のメ
インワード線90−963に選択レベルを出力する。メ
イン・ワード・デコーダ9の出力90−963は、サブ
ワード線と同様に行方向に延びて配置される。しかも、
この出力配線90−963は、それぞれ4行のサブワー
ド線を一組として、その4行のサブワード線の例えば真
中の位置で行方向に延びている。そして、それぞれの出
力は、対応する4行のワード線に接続されるサブ・ワー
ド・デコーダ(SD)12に選択信号を供給する。ま
た、1/4デコーダ11は、デコーダ領域30内であっ
て各センスアンプの近傍に設けられている。図8,9に
示す通り、1/4デコーダ11は4つのデコーダからな
り、セルアレイ・ブロックの上下に2つづつ配置され
る。そしてその出力110−113は、センスアンプ8
にそって行方向に延びている。また、その出力110−
113は、前述の4行のサブワード線の組の対応するサ
ブ・ワード・デコーダ(SD)12に供給される。従っ
て、サブ・ワード・デコーダ12は、メイン・ワード・
デコーダ9と1/4デコーダ11の両方から選択信号を
供給された時に、接続されるサブワード線をドライブ
し、サブワード線のレベルを立ち上げる。
【0041】1トランジスタタイプのDRAMの読み出
しと書き込みについては、通常良く知られているので、
ここでの詳細な説明は省略する。
【0042】[アドレスバッファ]図10、11にアド
レスバッファ回路のより具体的な構成例を示す。図10
は縮退するアドレスバッファの例である。縮退するアド
レスバッファには、前述した通り、外部からのアドレス
が供給され、リフレッシュカウンタ14からの内部アド
レスは供給されない。反転・非反転信号生成回路23に
より反転、非反転信号が生成される。そしてNOR回路
24、インバータ25を経由して反転、非反転のアドレ
ス信号ra9x,ra9zが出力される。通常動作時
は、信号φはLレベルであるため、何ら影響を与えな
い。しかし、リフレッシュ時には、リフレッシュ制御信
号refzがHレベルになり、縮退制御信号発生回路2
6により信号φはHレベルになり、強制的に出力ra9
x,ra9zは共に同じレベル(Hレベル)になる。そ
の結果、図5,6に示される通り、プリデコーダ2−3
aは、2本の出力を選択状態のHレベルにし、同時に二
つのセルアレイ・ブロックが選択される。
【0043】図11は、縮退しないアドレスバッファの
例である。図10と同じ部分には同じ番号を付してい
る。外部アドレスラッチ信号ealzまたは内部アドレ
スラッチ信号ialzの入力に応じて、外部アドレスr
la*(*はアドレス番号)またはリフレッシュカウン
タ14の出力の内部アドレスrfa*x/zの何れかが
有効になる。そして、反転・非反転信号生成回路23の
出力は、二つのインバータ25,26により波形成形さ
れて反転、非反転の出力ra*x,ra*zを出力す
る。
【0044】[プリデコーダとメインデコーダ]図12
はプリデコーダの例であり、図13はその回路例であ
る。図12に示される通り、プリデコーダにはアドレス
バッファからの反転、非反転アドレス信号が供給され、
対応するNAND回路27に供給される。また、同時に
バンク選択信号bnk#x(#はバンク番号)もインバ
ータ28を介してNAND回路27に供給される。そし
て、バンク選択信号bnk#xが選択レベル(Lレベ
ル)の場合は、アドレス信号の状態に応じて一つのNA
ND回路27が選択レベル(Lレベル)を出力し、プリ
デコード出力rap0z#−rap3z#のうち一つを
Hレベルにする。一方、バンク選択信号bnk#xが非
選択レベル(Hレベル)の場合は、アドレス信号の状態
にかかわらず強制的にNAND回路27の出力をHレベ
ルにする為、プリデコード出力rap0z#−rap3
z#は全て非選択レベル(Lレベル)となる。
【0045】図13の回路例に従えば、プリデコーダの
活性状態と非活性状態が理解される。この回路例では、
3つのPチャネルトランジスタQp1,Qp2,Qp3と、3
つのNチャネルトランジスタQn1,Qn2,Qn3とから構
成されるCMOSのNAND回路である。対応するバン
クが選択状態の時は、バンク選択信号bnk#xが選択
レベル(Lレベル)であるため、インバータ28の出力
はHレベルとなる。従って、トランジスタQn1はオン状
態となる。従って、あとはアドレスバッファからの出力
ra0x,ra1xの状態によって出力をHレベルまた
はLレベルに駆動することになる。従って、リフレッシ
ュ動作時においてリフレッシュアドレスが変化すること
に反応して電流が消費される。一方、対応するバンクが
非選択状態の時は、バンク選択信号bnk#xが非選択
レベル(Hレベル)であるため、インバータ28の出力
はLレベルとなる。従って、トランジスタQn1はオフ状
態となる。その為、アドレスバッファからの出力ra0
x,ra1xの状態にかかわらず、強制的に出力rap
0z#はLレベルとなる。従って、出力がHレベルとL
レベルに適宜駆動されることはなく、消費電流はほとん
どない。
【0046】従って、バンクが選択されるとプリデコー
ダ回路はそのバンク選択信号によって活性化され、バン
クが非選択の時は非活性化されている。
【0047】図14は、メイン・ワード・デコーダの回
路例である。3つのPチャネルトランジスタQp4,Qp
5,Qp6と、3つのNチャネルトランジスタQn4,Qn
5,Qn6とから構成されるCMOSのNAND回路であ
る点は、プリデコーダ回路の例と同じである。異なるの
は、バンク選択信号の代わりにセルアレイ・ブロックを
選択するブロック選択信号blk#z(#はブロック番
号)が入力されている点と、出力段に出力レベルを変換
する変換回路が追加されている点である。この為、プリ
デコーダ回路の場合と同様に、バンク選択信号が非選択
レベル(Lレベル)の時には回路は非活性化され、選択
レベル(Hレベル)の時には回路は活性化される。
【0048】[リフレッシュ時の動作]再度、内部アド
レスによるリフレッシュ時の動作について説明する。リ
フレッシュ時には、コントロールデコーダ16(図4参
照)からリフレッシュ制御信号refzが出力され、そ
れに伴って、rasジェネレータ回路17から、内部ア
ドレスラッチ信号ialzが選択レベルとなる。従っ
て、各アドレスバッファは、リフレッシュカウンタ14
の出力15を入力する。そして、同時にリフレッシュ制
御信号refzは、所定のアドレスバッファ回路4−3
(図5,6参照)に供給されて、対応するアドレスを縮
退させる。その結果、そのアドレスバッファ回路の出力
は共にHレベルとなる。その結果、単一のバンク内から
複数のセルアレイ・ブロックが選択されることになる。
その場合、隣接するセルアレイ・ブロックがセンスアン
プを共用する場合には、センスアンプを競合しない位置
にある複数のセルアレイ・ブロックが選択される。一
方、非選択のメモリバンクに対応するプリデコーダおよ
びメモリバンク内のメイン・ワード・デコーダ等のデコ
ーダ類は、全て非活性状態となる。従って、リフレッシ
ュカウンタ14の出力がリフレッシュ動作に応じて順次
変化していっても、それらの非活性の回路が電流を消費
することはない。
【0049】図5,6に戻って、一つのバンク内では2
つよりも多いセルアレイ・ブロックを同時に選択しても
良い。その為には、例えばアドレスrla10に対応す
るアドレスバッファ403にもリフレッシュ制御信号r
efzが供給される。その結果、縮退するアドレスは2
ビットとなり、同時に4つのセルアレイ・ブロックが選
択されることになる。但し、その分、バンク内で同時に
活性化するメイン・ワード・デコーダ9の数が増えるた
めに、動作回路が一部分に集中し、ピーク電流によるノ
イズが大きくなる。従って、許容される範囲に応じて、
同時に選択されるセルアレイ・ブロックの数が決められ
る。
【0050】また、別の例としては、許容される消費電
流の範囲内であれば、二つのバンクを選択し、それぞれ
の選択バンク内で複数のセルアレイ・ブロックを選択し
ても良い。但し、その場合は、選択バンクに対応するプ
リデコーダ回路も活性化される。その為、チップ全体で
同時に4つのセルアレイ・ブロックを選択する場合は、
上述の如く単一のバンク内で4つのセルアレイ・ブロッ
クを選択したほうが平均消費電流は少なくてすむ。
【0051】図15は、各デコーダの活性化、非活性化
の関係を示している。この例では、バンク0とバンク1
だけ表示されている。バンク0が選択状態で、複数のセ
ルアレイ・ブロックを選択していて、バンク1は非選択
状態の例である。バンク選択信号bnk0x,bnk1
xが対応するプリデコーダに供給されている。その結
果、プリデコーダ0は活性化し、プリデコーダ1は非活
性化状態である。また、非選択状態にあるバンク1内の
ブロックデコーダは、プリデコーダ1から全て非選択状
態のプリデコード信号18を供給され、同様に非活性化
状態である。そして、同様にバンク1内のワードデコー
ダも全て非活性化状態である。
【0052】一方、選択状態にあるバンク内では、ブロ
ックデコーダは活性化状態にあるプリデコーダ0からプ
リデコード信号18を供給されて、活性化状態にある。
そして、各セルアレイ・ブロックのメインワード・デコ
ーダは、ブロック選択信号blk0−3に従って、選択
ブロックのみ活性化状態となり、非選択ブロックは非活
性化状態となる。そして、隣接しないセルアレイ・ブロ
ック0,2が同時に選択されて、センスアンプを競合し
ないようにしている。
【0053】図15から明らかな通り、本発明の実施の
形態では、必要な部分のデコーダのみが活性化されてい
るので、消費電流を抑えつつリフレッシュ動作を短縮す
ることができる。
【0054】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明によれば、内
部アドレス信号に従ってリフレッシュ動作する場合に、
選択バンク内で複数のセルアレイ・ブロックを同時に選
択することにより複数のバンクが同時に選択されて対応
する複数のプリデコーダが一斉に活性化することを避け
ることができる。従って、リフレッシュ時の消費電流を
少なくできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のDRAMの全体構成例で
ある。
【図2】メモリチップの全体構成例である。
【図3】バンク内の構成図である。
【図4】行アドレスの論理構成図である。
【図5】行アドレスのデコーダ群の構成図(その1)で
ある。
【図6】行アドレスのデコーダ群の構成図(その2)で
ある。
【図7】アドレスとセルアレイ・ブロックとの関係図で
ある。
【図8】セルアレイ・ブロック内の回路例(その1)で
ある。
【図9】セルアレイ・ブロック内の回路例(その2)で
ある。
【図10】縮退するアドレス用のアドレスバッファの例
である。
【図11】縮退しないアドレス用のアドレスバッファの
例である。
【図12】プリデコーダの例である。
【図13】プリデコーダの回路例である。
【図14】メイン・ワード・デコーダの回路例である。
【図15】各デコーダの活性化、非活性化の関係図であ
る。
【図16】従来のDRAMの構成図である。
【符号の説明】
4 アドレスバッファ 5 バンク選択回路 MC メモリセル SWL ワード線 BL ビット線 8,SA センスアンプ 70−731 セルアレイ・ブロック 9 メイン・ワード・デコーダ 10 ブロックデコーダ 11 1/4デコーダ 12,SD サブ・ワード・デコーダ blk* ブロック選択信号 bnk# バンク選択信号

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】情報を記憶するメモリセルを複数有し、記
    憶情報をリフレッシュする揮発性メモリ装置において、 該揮発性メモリ装置が、 それぞれ複数のメモリセルを有する複数のセルアレイ・
    ブロックと、該メモリセルを選択するデコーダ部とを有
    する複数のバンク領域と、 アドレス信号を供給されるアドレスバッファと、 該複数のバンク領域に対応して設けられ、前記アドレス
    バッファからの出力をそれぞれ供給され、プリデコード
    信号を対応するバンク領域に供給する複数のプリデコー
    ダとを有し、 リフレッシュ動作時に、選択されたバンク領域に対応す
    るプリデコーダが活性化され、当該バンク領域内の複数
    のセルアレイ・ブロックが同時に選択され、非選択のバ
    ンク領域に対応するプリデコーダが非活性化されること
    を特徴とする揮発性メモリ装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の揮発性メモリ装置におい
    て、 前記デコーダ部は、前記セルアレイ・ブロックを選択す
    るブロックデコーダと、前記メモリセルに接続されるワ
    ード線を選択するワードデコーダとを有し、 前記ブロックデコーダには対応する前記プリデコーダか
    らのプリデコード信号が供給され、 当該対応するプリデコーダが非活性時には、該ブロック
    デコーダに全て非選択状態のプリデコード信号が供給さ
    れ、 当該対応するプリデコーダが活性時には、該ブロックデ
    コーダに該アドレス信号に応じたプリデコード信号が供
    給され、前記のリフレッシュ動作時には複数の該ブロッ
    クデコーダが選択信号を出力することを特徴とする揮発
    性メモリ装置。
  3. 【請求項3】請求項2に記載の揮発性メモリ装置におい
    て、 前記ブロックデコーダは、前記のプリデコーダが非活性
    時に全て非選択状態のプリデコード信号が供給されて、
    その出力端に非選択信号を出力することを特徴とする揮
    発性メモリ装置。
  4. 【請求項4】請求項2または3に記載の揮発性メモリ装
    置において、 前記ワードデコーダには対応する前記プリデコーダから
    のプリデコード信号と、前記ブロックデコーダのデコー
    ド出力信号が供給され、 選択されたセルアレイ・ブロックに対応するワードデコ
    ーダは、供給されるプリデコード信号に応じて当該セル
    アレイ・ブロック内の単一のワード線を選択し、非選択
    のセルアレイ・ブロックに対応するワードデコーダは、
    非活性状態になることを特徴とする揮発性メモリ装置。
  5. 【請求項5】請求項1に記載の揮発性メモリ装置におい
    て、 前記デコーダ部は、前記セルアレイ・ブロックを選択す
    るブロックデコーダと前記メモリセルに接続されるワー
    ド線を選択するワードデコーダとを有し、 選択されたバンク領域に対応するプリデコーダは活性化
    され、当該選択されたバンク領域内にある選択された複
    数のブロックに対応するワードデコーダは活性化されて
    ワード線を選択し、当該選択されたバンク領域内にある
    非選択のブロックに対応するワードデコーダは非活性化
    され、 非選択のバンク領域に対応するプリデコーダは非活性化
    され、当該非選択のバンク領域内にあるブロックデコー
    ダ及びワードデコーダも非活性化されることを特徴とす
    る揮発性メモリ装置。
  6. 【請求項6】請求項1に記載の揮発性メモリ装置におい
    て、 前記リフレッシュ動作時に、前記セルアレイ・ブロック
    を選択するアドレス信号を縮退させることを特徴とする
    揮発性メモリ装置。
  7. 【請求項7】請求項1に記載の揮発性メモリ装置におい
    て、 前記デコーダ部は、前記セルアレイ・ブロックを選択す
    るブロックデコーダと前記メモリセルに接続されるワー
    ド線を選択するワードデコーダとを有し、 前記リフレッシュ動作時に、前記ブロックデコーダに対
    応するプリデコーダに出力信号を供給するアドレスバッ
    ファのアドレス信号を縮退させることを特徴とする揮発
    性メモリ装置。
  8. 【請求項8】請求項6または7記載の揮発性メモリ装置
    において、 前記アドレス信号を縮退させることにより、当該縮退さ
    れたアドレス信号に対応するアドレスバッファの反転、
    非反転出力が同じレベルになることを特徴とする揮発性
    メモリ装置。
  9. 【請求項9】請求項1記載の揮発性メモリ装置におい
    て、 前記複数のバンク領域の内、単一のバンク領域が選択さ
    れ、その選択されたバンク領域に対応するプリデコーダ
    のみが活性化され、非選択のバンク領域に対応するプリ
    デコーダは非活性化されることを特徴とする揮発性メモ
    リ装置。
  10. 【請求項10】請求項1記載の揮発性メモリ装置におい
    て、 更に、アドレス信号を供給されてバンク選択信号を各バ
    ンク領域に対応するプリデコーダに供給するバンク選択
    回路を有することを特徴とする揮発性メモリ装置。
  11. 【請求項11】情報を記憶するメモリセルを複数有し、
    該記憶情報がリフレッシュされる揮発性メモリ装置にお
    いて、 該揮発性メモリ装置が、 それぞれ複数のメモリセルを有する複数のセルアレイ・
    ブロックと、該メモリセルを選択するデコーダ部とを有
    する複数のバンク領域と、 アドレス信号を供給されるアドレスバッファと、 該複数のバンク領域に対応して設けられ、前記アドレス
    バッファからの出力をそれぞれ供給され、プリデコード
    信号を対応するバンク領域に供給する複数のプリデコー
    ダとを有し、 前記バンク領域は、隣接するセルアレイ・ブロック間に
    センスアンプ領域を共有し、選択されるセルアレイ・ブ
    ロック側のビット線に当該センスアンプが接続され、非
    選択のセルアレイ・ブロック側のビット線は当該センス
    アンプから分離され、 リフレッシュ動作時に、選択されたバンク領域内にあっ
    て、前記センスアンプを共有しない位置にある複数のセ
    ルアレイ・ブロックが同時に選択されることを特徴とす
    る揮発性メモリ装置。
  12. 【請求項12】請求項11記載の揮発性メモリ装置にお
    いて、 通常動作時には、選択されたバンク領域内において、単
    一のセルアレイ・ブロックが選択されることを特徴とす
    る揮発性メモリ装置。
  13. 【請求項13】請求項11または12記載の揮発性メモ
    リ装置において、 前記リフレッシュ動作時に、選択されたバンク領域に対
    応するプリデコーダが活性化され、非選択バンク領域に
    対応するプリデコーダが非活性化されることを特徴とす
    る揮発性メモリ装置。
  14. 【請求項14】情報を記憶し、当該記憶情報をリフレッ
    シュする必要があるメモリセルを複数有し、 それぞれ複数のメモリセルを有する複数のセルアレイ・
    ブロックと、該メモリセルを選択するデコーダ部とを有
    する複数のバンク領域と、 アドレス信号を供給されるアドレスバッファと、 該複数のバンク領域に対応して設けられ、前記アドレス
    バッファからの出力をそれぞれ供給され、プリデコード
    信号を対応するバンク領域に供給する複数のプリデコー
    ダとを有する揮発性メモリ装置において、 リフレッシュ動作時に、選択されたバンク領域に対応す
    るプリデコーダを活性化し、当該バンク領域内の複数の
    セルアレイ・ブロックを同時に選択し、非選択のバンク
    領域に対応するプリデコーダを非活性化することを特徴
    とするリフレッシュ方法。
  15. 【請求項15】請求項14に記載のリフレッシュ方法に
    おいて、 前記揮発性メモリ装置は、更に、前記デコーダ部は、前
    記セルアレイ・ブロックを選択するブロックデコーダ
    と、前記メモリセルに接続されるワード線を選択するワ
    ードデコーダとを有し、前記ブロックデコーダには対応
    する前記プリデコーダからのプリデコード信号が供給さ
    れ、 前記のリフレッシュ動作時に、 当該対応するプリデコーダが非活性時には、該ブロック
    デコーダに全て非選択状態のプリデコード信号を供給
    し、 当該対応するプリデコーダが活性時には、該ブロックデ
    コーダに該アドレス信号に応じたプリデコード信号を供
    給し、複数の該ブロックデコーダが選択信号を出力する
    ことを特徴とするリフレッシュ方法。
  16. 【請求項16】請求項15に記載のリフレッシュ方法に
    おいて、 前記のプリデコーダが非活性時に全て非選択状態のプリ
    デコード信号を前記ブロックデコーダに供給し、該ブロ
    ックデコーダの出力端に非選択信号を出力することを特
    徴とするリフレッシュ方法。
  17. 【請求項17】請求項15または16に記載のリフレッ
    シュ方法において、 前記ワードデコーダには対応する前記プリデコーダから
    のプリデコード信号と、前記ブロックデコーダのデコー
    ド出力信号が供給され、 選択されたセルアレイ・ブロックに対応するワードデコ
    ーダは、供給されるプリデコード信号に応じて当該セル
    アレイ・ブロック内の単一のワード線を選択し、非選択
    のセルアレイ・ブロックに対応するワードデコーダは、
    非活性状態にすることを特徴とするリフレッシュ方法。
  18. 【請求項18】情報を記憶し、当該記憶情報をリフレッ
    シュする必要があるメモリセルを複数有し、 それぞれ複数のメモリセルを有する複数のセルアレイ・
    ブロックと、該メモリセルを選択するデコーダ部とを有
    する複数のバンク領域と、 アドレス信号を供給されるアドレスバッファと、 該複数のバンク領域に対応して設けられ、前記アドレス
    バッファからの出力をそれぞれ供給され、プリデコード
    信号を対応するバンク領域に供給する複数のプリデコー
    ダとを有し、 前記バンク領域は、隣接するセルアレイ・ブロック間に
    センスアンプ領域を共有し、選択されるセルアレイ・ブ
    ロック側のビット線に当該センスアンプが接続され、非
    選択のセルアレイ・ブロック側のビット線は当該センス
    アンプから分離される揮発性メモリ装置において、 リフレッシュ動作時に、選択されたバンク領域内にあっ
    て、前記センスアンプを共有しない位置にある複数のセ
    ルアレイ・ブロックを同時に選択することを特徴とする
    リフレッシュ方法。
  19. 【請求項19】請求項18記載のリフレッシュ方法にお
    いて、 通常動作時には、選択されたバンク領域内において、単
    一のセルアレイ・ブロックを選択することを特徴とする
    リフレッシュ方法。
  20. 【請求項20】請求項18または19記載のリフレッシ
    ュ方法において、 前記リフレッシュ動作時に、選択されたバンク領域に対
    応するプリデコーダを活性化し、非選択バンク領域に対
    応するプリデコーダを非活性化することを特徴とするリ
    フレッシュ方法。
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