JPH09130035A - はんだフィレット高さ測定装置 - Google Patents

はんだフィレット高さ測定装置

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JPH09130035A
JPH09130035A JP28223095A JP28223095A JPH09130035A JP H09130035 A JPH09130035 A JP H09130035A JP 28223095 A JP28223095 A JP 28223095A JP 28223095 A JP28223095 A JP 28223095A JP H09130035 A JPH09130035 A JP H09130035A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
solder fillet
measuring
height
fillet height
solder
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP28223095A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiromi Morimoto
裕美 森元
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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  • Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 微小部位のはんだフィレット高さを確実に判
断し、生産性を向上させる。 【解決手段】 先端を押圧することで伸縮自在となされ
る測定部3と、この測定部3の伸縮量を計測する計測部
5と、この測定部3を支持し、測定部3の最大長さより
も短くなされている3本以上の脚部4a,4cにより構
成する。また、測定部3の先端に、はんだ付け部の形状
に対応した形状を有し、着脱可能な当接部2が配されて
いても良い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、はんだ付け部の高
さ、いわゆるはんだフィレット高さを測定するはんだフ
ィレット高さ測定装置に関する。詳しくは、押圧により
伸縮自在となされる測定部を設けることにより微小部位
でも確実かつ容易に測定可能となされたはんだフィレッ
ト高さ測定装置に係わるものである。
【0002】
【従来の技術】様々な電子機器に組み込まれているプリ
ント配線板においては、基板に印刷された配線回路パタ
ーン上にはんだ付けにより様々な電子部品等の部品を搭
載して配線回路中に電子部品等の部品を組み込むように
している。
【0003】そして、上記プリント配線板においては、
各部品のはんだ付け部の機械的強度は非常に重要な特性
である。このはんだ付け部の機械的強度は、基板へのは
んだの塗布量及びはんだフィレット高さに大きく左右さ
れる。基板へのはんだの塗布量は、はんだを塗布する工
程において略々決定されるものの、はんだフィレット高
さははんだ付けが終了した時点で決定される。そこで、
はんだ付けが終了した時点ではんだフィレット高さを測
定し、これを管理し、一定の基準を満たさないものを分
別するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な電子部品の主なものとしては、部品からリード線が導
出されており、このリード線をプリント配線板に形成さ
れる孔部を介して一主面側から他方の主面側に貫通さ
せ、他方の主面側においてはんだ付けされる、いわゆる
リード部品と、チップ状とされ、プリント配線板への載
置面においてそのままはんだ付けされる、いわゆるチッ
プ部品とが挙げられる。
【0005】これら電子部品のうち、リード部品におけ
るはんだフィレット高さは、従来より使用されている専
用の測定冶具により測定されており、所定の基準を満た
さないものを分別するようにしている。一方、チップ部
品におけるはんだフィレット高さを測定するための専用
の測定冶具はなく、目視により所定の基準に達している
かどうかを判断し、分別しているのが現状である。
【0006】しかしながら、このようなプリント配線板
においては、高密度実装化が進められており、各種電子
部品も小型化が進められ、上記のようなはんだ付け部も
微小化されてきている。従って、チップ部品におけるは
んだフィレット高さを目視により判別することも困難と
なりつつある。
【0007】このように判別が困難となり、分別が確実
に行われない場合には、いわゆる製造不良品を確実に取
り除くことができず、生産性を低下させてしまうことと
なる。
【0008】そこで本発明は、従来の実状に鑑みて提案
されたものであり、微小部位のはんだフィレット高さを
確実に判断し、生産性を向上させることを可能とするは
んだフィレット高さ測定装置を提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに本発明のはんだフィレット高さ測定装置は、先端を
押圧することで伸縮自在となされる測定部と、この測定
部の伸縮量を計測する計測部と、この測定部を支持し、
測定部の最大長さよりも短くなされている3本以上の脚
部よりなることを特徴とするものである。
【0010】また、本発明のはんだフィレット高さ測定
装置においては、測定部の先端に、はんだ付け部の形状
に対応した形状を有し、着脱可能な当接部が配されてい
ることが好ましい。
【0011】本発明のはんだフィレット高さ測定装置に
よりはんだフィレット高さを測定するには、測定部の先
端をプリント配線板の電子部品の配されていない部分に
当接させて零合わせを行い、続いて測定部の先端をはん
だ付け部に当接させてその伸縮量によりはんだフィレッ
ト高さを測定するため、測定部先端の形状を工夫すれ
ば、微小なはんだ付け部のはんだフィレット高さの測定
が確実かつ容易に行われる。
【0012】なお、本発明のはんだフィレット高さ測定
装置において、測定部の先端に、はんだ付け部の形状に
対応した形状を有し、着脱可能な当接部を配するように
すれば、微小なはんだ付け部のはんだフィレット高さの
測定がより確実かつ容易に行われる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の具体的な実施の形
態について図面を参照しながら詳細に説明する。
【0014】本例のはんだフィレット高さ測定装置は、
図1に示すように、板状の支持板1の一主面1a側に先
端にノズルと称される当接部2を有し、バネ等の弾性部
材が内蔵されて当該当接部2を図中矢印Pで示すように
押圧することで図中矢印Mで示すように伸縮自在となさ
れる棒状の測定部3と、この測定部3の最大長さよりも
短く、測定部3を当接させる際にこれを支持する3本の
脚部4a,4b,4c(図1中には脚部4a,4cのみ
を示す。)とが配され、上記支持板1の一主面1aに相
対向する主面1b側に上記測定部3の伸縮量を計測する
計測部5が配されてなるものである。なお、上記計測部
5は、マグネスケール等を使用して構成すれば良い。
【0015】そして、この計測部5には伸縮量が表示さ
れる表示部6が設けられている。また、当接部2とされ
るノズルは、測定するはんだ付け部の形状に応じて用意
されており、且つ測定部3に対して着脱可能となされて
いる。なお、測定を容易とするためにこの計測部6の上
側には持ち手7も設けられている。
【0016】本例のはんだフィレット高さ測定装置によ
り、電子部品におけるはんだフィレット高さを測定する
には、以下のような手順にて行う。例えば、チップ部品
におけるはんだフィレット高さを測定するには、図2に
示すようにプリント配線板11の一主面11a上のラン
ド部12上に搭載されるチップ部品13とランド部12
間をはんだ付けしているはんだ14の高さ、すなわちラ
ンド部12の上面からはんだ14の最上部までの図中H
1 で示す高さを測定する必要がある。
【0017】従ってノズルとして、例えば、図3に示す
ように、当接面とされる端面2aに測定しようとするは
んだ付け部のチップ部品の形状に略合致する凹部21が
設けられた当接部2を用意し、これを測定部3先端に当
接部2として取り付ける。
【0018】そして、このはんだフィレット高さ測定装
置をプリント配線板22の図示しない配線回路パターン
のみが形成されている部分に脚部4a,4b,4cによ
り立たせる。すると、脚部4a,4b,4cよりも長い
測定部3の先端の当接部2の端面2aは図示しない配線
回路パターンに当接し、測定部3は所定量収縮する。そ
こで、この状態で零合わせを行う。
【0019】続いて、本例のはんだフィレット高さ測定
装置を図4に示すように、3本の脚部4a,4b,4c
がプリント配線板22上のチップ部品23の周囲を取り
囲むように配する。その結果、図5に示すように、測定
部3の当接部2が図中矢印mで示すように図中下方に下
がり、凹部21がチップ部品23にかぶされ、凹部21
の外縁となる端面2aがはんだ25に当接し、測定部3
が所定量収縮することとなる。
【0020】このとき、計測部5により計測され、表示
部6に示される変位量は、先に配線回路パターンに対し
て零合わせをしていることから、配線回路パターンの一
部であるランド部24上面からはんだ25の上面までの
高さ、すなわちはんだフィレット高さとなる。
【0021】また、本例のはんだフィレット高さ測定装
置は、リード部品におけるはんだフィレット高さの測定
にも適用可能であり、この場合は、図6に示すように、
プリント配線板31の孔部32を介して一主面31a側
から他方の主面31b側へと貫通するリード線33の先
端部と主面31b側のランド部34をはんだ付けするは
んだ35の高さ、すなわちランド部34の上面からはん
だ35の最上部までの図中H2 で示す高さを測定すれば
良く、当接部2をこれに適したものに変更すれば良い。
【0022】本例のはんだフィレット高さ測定装置にお
いては、測定部3の先端の当接部2をプリント配線板2
2の電子部品の配されていない、配線回路パターンのみ
が形成されている部分に当接させて零合わせを行い、続
いてはんだ付け部のはんだに当接させてその伸縮量によ
りはんだフィレット高さを測定するため、測定部3の先
端の当接部2の形状を工夫することにより、微小なはん
だ付け部のはんだフィレット高さの測定が確実かつ容易
に行われる。
【0023】また、このようにはんだフィレット高さの
測定が確実かつ容易に行われれば、はんだフィレット高
さが所定の条件を満たしているかどうかを容易に判別で
き、所定の条件を満たさないものの分別が確実に行わ
れ、いわゆる製造不良品を確実に取り除いて、生産性を
向上させることが可能である。
【0024】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明のはんだフィレット高さ測定装置は、先端を押圧する
ことで伸縮自在となされる測定部と、この測定部の伸縮
量を計測する計測部と、この測定部を支持し、測定部の
最大長さよりも短くなされている3本以上の脚部よりな
るため、本発明のはんだフィレット高さ測定装置により
はんだフィレット高さを測定するには、測定部の先端を
プリント配線板の電子部品の配されていない部分に当接
させて零合わせを行い、続いて測定部の先端をはんだ付
け部に当接させてその伸縮量によりはんだフィレット高
さを測定する。従って、測定部先端の形状を工夫すれ
ば、微小なはんだ付け部のはんだフィレット高さの測定
が確実かつ容易に行われる。
【0025】なお、本発明のはんだフィレット高さ測定
装置において、測定部の先端に、はんだ付け部の形状に
対応した形状を有し、着脱可能な当接部を配するように
すれば、微小なはんだ付け部のはんだフィレット高さの
測定がより確実かつ容易に行われる。
【0026】また、このようにはんだフィレット高さの
測定が確実かつ容易に行われれば、はんだフィレット高
さが所定の条件を満たしているかどうかを容易に判別で
き、所定の条件を満たさないものの分別が確実に行わ
れ、いわゆる製造不良品を確実に取り除いて、生産性を
向上させることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したはんだフィレット高さ測定装
置を模式的に示す正面図である。
【図2】プリント配線板にチップ部品がはんだ付けされ
ている状態を示す要部拡大断面図である。
【図3】本発明を適用したはんだフィレット高さ測定装
置において零合わせを行っている状態を模式的に示す断
面図である。
【図4】本発明を適用したはんだフィレット高さ測定装
置によりはんだフィレット高さの測定を行う際のチップ
部品と脚部の関係を模式的に示す平面図である。
【図5】本発明を適用したはんだフィレット高さ測定装
置によりはんだフィレット高さの測定を行っている状態
を模式的に示す断面図である。
【図6】プリント配線板にリード部品がはんだ付けされ
ている状態を示す要部拡大断面図である。
【符号の説明】
1 支持板 2 当接部 2a 端面 3 測定部 4a,4b,4c 脚部 5 計測部 6 表示部 21 凹部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端を押圧することで伸縮自在となされ
    る測定部と、この測定部の伸縮量を計測する計測部と、
    この測定部を支持し、測定部の最大長さよりも短くなさ
    れている3本以上の脚部よりなるはんだフィレット高さ
    測定装置。
  2. 【請求項2】 測定部の先端に、はんだ付け部の形状に
    対応した形状を有し、着脱可能な当接部が配されている
    ことを特徴とする請求項1記載のはんだフィレット高さ
    測定装置。
JP28223095A 1995-10-30 1995-10-30 はんだフィレット高さ測定装置 Withdrawn JPH09130035A (ja)

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Date Code Title Description
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Effective date: 20030107