JPH0911847A - 子供シート用テザーアンカーブラケットの取付構造 - Google Patents
子供シート用テザーアンカーブラケットの取付構造Info
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- JPH0911847A JPH0911847A JP7161644A JP16164495A JPH0911847A JP H0911847 A JPH0911847 A JP H0911847A JP 7161644 A JP7161644 A JP 7161644A JP 16164495 A JP16164495 A JP 16164495A JP H0911847 A JPH0911847 A JP H0911847A
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- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims description 13
- 230000003449 preventive effect Effects 0.000 abstract 2
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 5
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 2
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60N—SEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60N2/00—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
- B60N2/24—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles for particular purposes or particular vehicles
- B60N2/26—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles for particular purposes or particular vehicles for children
- B60N2/28—Seats readily mountable on, and dismountable from, existing seats or other parts of the vehicle
- B60N2/2803—Adaptations for seat belts
- B60N2/2806—Adaptations for seat belts for securing the child seat to the vehicle
- B60N2/2809—Adaptations for seat belts for securing the child seat to the vehicle with additional tether connected to the top of the child seat and passing above the top of the back-rest
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- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 部品点数の削減を図り、作業能率の向上を図
り得る子供シート用テザーアンカーブラケットの取付構
造を提供することにある。 【構成】 本発明は、座部6とカバー部4からなるテザ
ーアンカーブラケットカバー4の座部6に取付孔5を形
成し、この取付孔にスペーサ14を介在させた状態でテ
ザーアンカーブラケット1を上記座部6とともに取付け
部にボルト締めするとともに、上記テザーアンカーブラ
ケット1の非使用時には上記座部6に連結されたカバー
部8を回動させて上記テザーアンカーブラケット1を覆
うようにしたテザーアンカーブラケットの取付構造にお
いて、上記テザーアンカーブラケットカバー4の座部6
に形成された取付孔5の下部に、締め付けボルト15に
係合するボルト脱落防止部13を上記座部6と一体的に
設けたことにある。
り得る子供シート用テザーアンカーブラケットの取付構
造を提供することにある。 【構成】 本発明は、座部6とカバー部4からなるテザ
ーアンカーブラケットカバー4の座部6に取付孔5を形
成し、この取付孔にスペーサ14を介在させた状態でテ
ザーアンカーブラケット1を上記座部6とともに取付け
部にボルト締めするとともに、上記テザーアンカーブラ
ケット1の非使用時には上記座部6に連結されたカバー
部8を回動させて上記テザーアンカーブラケット1を覆
うようにしたテザーアンカーブラケットの取付構造にお
いて、上記テザーアンカーブラケットカバー4の座部6
に形成された取付孔5の下部に、締め付けボルト15に
係合するボルト脱落防止部13を上記座部6と一体的に
設けたことにある。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、子供シート用テザーア
ンカーブラケットの取付構造に関する。
ンカーブラケットの取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車のリヤシートに子供シートを取り
付ける場合、図5に示すように、リヤシート100のた
とえば中央に子供シート101を配置し、子供シート1
01の座部102の両側部103に形成されたベルト穴
104にシートベルト105を通して固定する。一方、
背部106の上端に装着されたベルト107のアンカー
108をパーセルボード109に装着されたテザーアン
カーブラケット110に引っかけて固定している。図6
はテザーアンカーブラケット110部分を示したもの
で、テザーアンカーブラケット110は、スペーサ11
1を介してボルト112およびナット113によりパー
セルボード109に取り付けられている。パーセルボー
ド109にはスペーサ111を配置する取付穴114が
形成されており、パーセルボード109下面に配置され
たパーテイションパネル115の下面に上記ナット11
3が溶着されている。
付ける場合、図5に示すように、リヤシート100のた
とえば中央に子供シート101を配置し、子供シート1
01の座部102の両側部103に形成されたベルト穴
104にシートベルト105を通して固定する。一方、
背部106の上端に装着されたベルト107のアンカー
108をパーセルボード109に装着されたテザーアン
カーブラケット110に引っかけて固定している。図6
はテザーアンカーブラケット110部分を示したもの
で、テザーアンカーブラケット110は、スペーサ11
1を介してボルト112およびナット113によりパー
セルボード109に取り付けられている。パーセルボー
ド109にはスペーサ111を配置する取付穴114が
形成されており、パーセルボード109下面に配置され
たパーテイションパネル115の下面に上記ナット11
3が溶着されている。
【0003】上記テザーアンカーブラケット110には
係合穴110aが設けられていて、この係合穴110a
に上記ベルト107のアンカー108を引っかけて固定
している。しかしながら、この場合、テザーアンカーブ
ラケット110およびボルト112等が表面に現れてい
るので、外観が悪くなっていた。
係合穴110aが設けられていて、この係合穴110a
に上記ベルト107のアンカー108を引っかけて固定
している。しかしながら、この場合、テザーアンカーブ
ラケット110およびボルト112等が表面に現れてい
るので、外観が悪くなっていた。
【0004】そこで、図7および図8に示すように、座
部116およびカバー部117からなるテザーアンカー
ブラケットカバー118を用いて、テザーアンカーブラ
ケット110を使用しないときは、カバー部117で覆
うようにしたテザーアンカーブラケットの取付構造が採
用されている。
部116およびカバー部117からなるテザーアンカー
ブラケットカバー118を用いて、テザーアンカーブラ
ケット110を使用しないときは、カバー部117で覆
うようにしたテザーアンカーブラケットの取付構造が採
用されている。
【0005】このテザーアンカーブラケットカバー11
8は、取付穴119を形成した座部116と、この座部
116に薄肉部120を介して連結されたカバー部11
7で構成されている。カバー部117には内部に突起部
121が設けられていて、カバー部117を回動させて
テザーアンカーブラケット110を覆ったとき、この突
起部121がテザーアンカーブラケット110の端部に
係合してカバー部117を固定するものである。
8は、取付穴119を形成した座部116と、この座部
116に薄肉部120を介して連結されたカバー部11
7で構成されている。カバー部117には内部に突起部
121が設けられていて、カバー部117を回動させて
テザーアンカーブラケット110を覆ったとき、この突
起部121がテザーアンカーブラケット110の端部に
係合してカバー部117を固定するものである。
【0006】しかしながら、上記の従来技術によると、
組み付け時に各部品がバラバラになるため組み付け作業
が困難であった。また、部品点数が多いため、作業工数
が多くなる課題があった。さらに、スペーサ111およ
びボルト112間での間隙が大きいため、各部品の位置
決めが不十分でカバー部117の突起部121とテザー
アンカーブラケット110との引っかかりが悪く、調整
が必要であった。
組み付け時に各部品がバラバラになるため組み付け作業
が困難であった。また、部品点数が多いため、作業工数
が多くなる課題があった。さらに、スペーサ111およ
びボルト112間での間隙が大きいため、各部品の位置
決めが不十分でカバー部117の突起部121とテザー
アンカーブラケット110との引っかかりが悪く、調整
が必要であった。
【0007】そこで、図9および図10に示すように、
テザーアンカーブラケットカバー118の下方にボルト
脱落防止ワッシャ122を配置するようにしたものがあ
る。これはテザーアンカーブラケットカバー118の座
部116の取付穴119にスペーサ111を配置し、こ
のスペーサ111の上にテザーアンカーブラケット11
0を配置して、ボルト112を挿入するもので、ボルト
112はテザーアンカーブラケット110、スペーサ1
11を挿通してボルト脱落防止ワッシャ122に組み付
けられる。そして、テザーアンカーブラケット110、
スペーサ111およびボルト脱落防止ワッシャ122を
一体に組み付けてから、ボルト112をパーテイション
パネル115に取り付けられているナット113に螺合
する。こうして、ボルト112の脱落を防ぐことができ
るので、各部品を一体的に組み付けることができる。
テザーアンカーブラケットカバー118の下方にボルト
脱落防止ワッシャ122を配置するようにしたものがあ
る。これはテザーアンカーブラケットカバー118の座
部116の取付穴119にスペーサ111を配置し、こ
のスペーサ111の上にテザーアンカーブラケット11
0を配置して、ボルト112を挿入するもので、ボルト
112はテザーアンカーブラケット110、スペーサ1
11を挿通してボルト脱落防止ワッシャ122に組み付
けられる。そして、テザーアンカーブラケット110、
スペーサ111およびボルト脱落防止ワッシャ122を
一体に組み付けてから、ボルト112をパーテイション
パネル115に取り付けられているナット113に螺合
する。こうして、ボルト112の脱落を防ぐことができ
るので、各部品を一体的に組み付けることができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記先行技術による
と、ボルト脱落防止ワッシャ122の大きさをテザーア
ンカーブラケットカバー118の座部116の取付穴1
19の直径Lよりも大きくしなければ、テザーアンカー
ブラケットカバー118が脱落してしまい、ボルト脱落
防止ワッシャ122の大きさを座部116の取付穴11
9の直径Lよりも大きくすれば、パーセルボード109
の穴径Rもこれに応じて大きくしなければならない。こ
れにより、部品点数が増え組み付け作業が煩雑であっ
た。また、ボルト112とスペーサ111との間隙Pお
よびスペーサ111と座部116の取付穴119との間
隙Qによりボルト112が車の前後方向に動くので、取
付位置がずれることがあった。さらに、上下方向につい
ても、スペーサ111によって、テザーアンカーブラケ
ット110とボルト脱落防止ワッシャ122との距離が
決まってしまい、テザーアンカーブラケットカバー11
8ががたつく虞があった。
と、ボルト脱落防止ワッシャ122の大きさをテザーア
ンカーブラケットカバー118の座部116の取付穴1
19の直径Lよりも大きくしなければ、テザーアンカー
ブラケットカバー118が脱落してしまい、ボルト脱落
防止ワッシャ122の大きさを座部116の取付穴11
9の直径Lよりも大きくすれば、パーセルボード109
の穴径Rもこれに応じて大きくしなければならない。こ
れにより、部品点数が増え組み付け作業が煩雑であっ
た。また、ボルト112とスペーサ111との間隙Pお
よびスペーサ111と座部116の取付穴119との間
隙Qによりボルト112が車の前後方向に動くので、取
付位置がずれることがあった。さらに、上下方向につい
ても、スペーサ111によって、テザーアンカーブラケ
ット110とボルト脱落防止ワッシャ122との距離が
決まってしまい、テザーアンカーブラケットカバー11
8ががたつく虞があった。
【0009】本発明は、上記課題を解決し、部品点数の
削減を図り、作業能率の向上を図り得る子供シート用テ
ザーアンカーブラケットの取付構造を提供することを目
的とする。
削減を図り、作業能率の向上を図り得る子供シート用テ
ザーアンカーブラケットの取付構造を提供することを目
的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため、座部とカバー部からなるテザーアンカーブラ
ケットカバーの座部に取付孔を形成し、この取付孔にス
ペーサを介在させた状態でテザーアンカーブラケットを
上記座部とともに取付け部にボルト締めするとともに、
上記テザーアンカーブラケットの非使用時には上記座部
に連結されたカバー部を回動させて上記テザーアンカー
ブラケットを覆うようにしたテザーアンカーブラケット
の取付構造において、上記テザーアンカーブラケットカ
バーの座部に形成された取付孔の下部に、締め付けボル
トに係合するボルト脱落防止部を上記座部と一体的に設
けたことにある。また、本発明は、テザーアンカーブラ
ケットの少なくとも長手方向の動きを規制する係止部を
上記座部上に設けたことにある。
するため、座部とカバー部からなるテザーアンカーブラ
ケットカバーの座部に取付孔を形成し、この取付孔にス
ペーサを介在させた状態でテザーアンカーブラケットを
上記座部とともに取付け部にボルト締めするとともに、
上記テザーアンカーブラケットの非使用時には上記座部
に連結されたカバー部を回動させて上記テザーアンカー
ブラケットを覆うようにしたテザーアンカーブラケット
の取付構造において、上記テザーアンカーブラケットカ
バーの座部に形成された取付孔の下部に、締め付けボル
トに係合するボルト脱落防止部を上記座部と一体的に設
けたことにある。また、本発明は、テザーアンカーブラ
ケットの少なくとも長手方向の動きを規制する係止部を
上記座部上に設けたことにある。
【0011】
【作 用】本発明は、テザーアンカーブラケットカバー
の取付孔にスペーサを配置し、座部にテザーアンカーブ
ラケットを載せて、ボルトを挿通する。ボルトはボルト
脱落防止部の孔に係合して位置決めされ、テザーアンカ
ーブラケットカバーとテザーアンカーブラケットを一体
に組み付ける。そして、ボルトを取付部のナットに螺合
してテザーアンカーブラケットカバーとテザーアンカー
ブラケットを取付部に固定する。こうして、子供シート
の使用時は、カバー部を開けてテザーアンカーブラケッ
トの係合孔に子供シートのベルト用フックを係合させて
使用する。
の取付孔にスペーサを配置し、座部にテザーアンカーブ
ラケットを載せて、ボルトを挿通する。ボルトはボルト
脱落防止部の孔に係合して位置決めされ、テザーアンカ
ーブラケットカバーとテザーアンカーブラケットを一体
に組み付ける。そして、ボルトを取付部のナットに螺合
してテザーアンカーブラケットカバーとテザーアンカー
ブラケットを取付部に固定する。こうして、子供シート
の使用時は、カバー部を開けてテザーアンカーブラケッ
トの係合孔に子供シートのベルト用フックを係合させて
使用する。
【0012】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面を参照しながら
詳細に説明する。図1ないし図4は、自動車のリヤシー
トに子供シートを取り付けるテザーアンカーブラケット
の取付構造を示したものである。
詳細に説明する。図1ないし図4は、自動車のリヤシー
トに子供シートを取り付けるテザーアンカーブラケット
の取付構造を示したものである。
【0013】図1ないし図4において、1は子供シート
(チャイルドシート)の背部に装着されたベルト用フッ
クを係止するテザーアンカーブラケットである。このテ
ザーアンカーブラケット1はボルト孔2が形成されたベ
ース1aと係合孔3が形成されたアンカー部1bとで構
成されており、このアンカー部1bをベース1aに対し
て斜め上方に立ち上げて形成している。
(チャイルドシート)の背部に装着されたベルト用フッ
クを係止するテザーアンカーブラケットである。このテ
ザーアンカーブラケット1はボルト孔2が形成されたベ
ース1aと係合孔3が形成されたアンカー部1bとで構
成されており、このアンカー部1bをベース1aに対し
て斜め上方に立ち上げて形成している。
【0014】4はテザーアンカーブラケット1と一体に
組み付けられるテザーアンカーブラケットカバーであ
り、このテザーアンカーブラケットカバー4は、テザー
アンカーブラケット1を使用しないときにテザーアンカ
ーブラケット1を覆うものである。このテザーアンカー
ブラケットカバー4は、取付孔5を形成した座部6と、
この座部6の後端側に薄肉部7を介して連結されたカバ
ー部8とで構成されている。この座部6の板面には、取
付孔5の後部側周縁に沿って弧状の係止用突起部9が形
成されている。また、座部6の両側にはテザーアンカー
ブラケット1の両側をガイドする突起部10が形成され
ている。上記取付孔5を形成した座部6の下面には筒部
11が突設しており、この筒部11の下面には、略星型
の穴12を形成したボルト脱落防止部13が一体成形さ
れている。
組み付けられるテザーアンカーブラケットカバーであ
り、このテザーアンカーブラケットカバー4は、テザー
アンカーブラケット1を使用しないときにテザーアンカ
ーブラケット1を覆うものである。このテザーアンカー
ブラケットカバー4は、取付孔5を形成した座部6と、
この座部6の後端側に薄肉部7を介して連結されたカバ
ー部8とで構成されている。この座部6の板面には、取
付孔5の後部側周縁に沿って弧状の係止用突起部9が形
成されている。また、座部6の両側にはテザーアンカー
ブラケット1の両側をガイドする突起部10が形成され
ている。上記取付孔5を形成した座部6の下面には筒部
11が突設しており、この筒部11の下面には、略星型
の穴12を形成したボルト脱落防止部13が一体成形さ
れている。
【0015】上記取付孔5には取付孔5と略同一深さの
環状のスペーサ14が配置されており、このスペーサ1
4は上記テザーアンカーブラケット1の下面を保持する
ものである。上記テザーアンカーブラケット1のボルト
孔2とスペーサ14には、締め付け用のつば付きボルト
15が挿通されており、このつば付きボルト15をボル
ト脱落防止部13の孔12に押し込むことによって、テ
ザーアンカーブラケット1とテザーアンカーブラケット
カバー4が一体的に組み付けられるものである。これら
テザーアンカーブラケット1とテザーアンカーブラケッ
トカバー4は、つば付きボルト15によって組み付けら
れた状態で、自動車のリヤシート後部の取付部16に組
み付けられている。取付部16は、穴17を形成したパ
ーセルボード18と取付穴19を形成したパーテイショ
ンパネル20で構成されており、このパーテイションパ
ネル20の取付孔19の下面側に、つば付きボルト15
を螺合するナット21が予め溶接されている。
環状のスペーサ14が配置されており、このスペーサ1
4は上記テザーアンカーブラケット1の下面を保持する
ものである。上記テザーアンカーブラケット1のボルト
孔2とスペーサ14には、締め付け用のつば付きボルト
15が挿通されており、このつば付きボルト15をボル
ト脱落防止部13の孔12に押し込むことによって、テ
ザーアンカーブラケット1とテザーアンカーブラケット
カバー4が一体的に組み付けられるものである。これら
テザーアンカーブラケット1とテザーアンカーブラケッ
トカバー4は、つば付きボルト15によって組み付けら
れた状態で、自動車のリヤシート後部の取付部16に組
み付けられている。取付部16は、穴17を形成したパ
ーセルボード18と取付穴19を形成したパーテイショ
ンパネル20で構成されており、このパーテイションパ
ネル20の取付孔19の下面側に、つば付きボルト15
を螺合するナット21が予め溶接されている。
【0016】上記構成によると、テザーアンカーブラケ
ットカバー4の取付孔5にスペーサ14を配置し、座部
6にテザーアンカーブラケット1を載せて、つば付きボ
ルト15を挿通する。つば付きボルト15はボルト脱落
防止部13の孔12に係合して位置決めされ、テザーア
ンカーブラケットカバー4とテザーアンカーブラケット
1を一体に組み付ける。そして、つば付きボルト15を
取付部16のナット21に螺合してテザーアンカーブラ
ケットカバー4とテザーアンカーブラケット1を取付部
16に固定する。こうして、子供シートの使用時は、カ
バー部8を開けてテザーアンカーブラケット1の係合孔
3に子供シートのベルト用フックを係合させて使用す
る。また、非使用時はカバー部8を回動させてテザーア
ンカーブラケット1にかぶせて外部から見えないように
塞ぐ。カバー部8は内面に設けられた爪部8aがテザー
アンカーブラケット1の先端に係合して係止される。テ
ザーアンカーブラケット1は係止用突起部9によって車
体後方への動きが規制され、かつ突起部10によって左
右の動きが規制されるので、ガタ付く虞がない。
ットカバー4の取付孔5にスペーサ14を配置し、座部
6にテザーアンカーブラケット1を載せて、つば付きボ
ルト15を挿通する。つば付きボルト15はボルト脱落
防止部13の孔12に係合して位置決めされ、テザーア
ンカーブラケットカバー4とテザーアンカーブラケット
1を一体に組み付ける。そして、つば付きボルト15を
取付部16のナット21に螺合してテザーアンカーブラ
ケットカバー4とテザーアンカーブラケット1を取付部
16に固定する。こうして、子供シートの使用時は、カ
バー部8を開けてテザーアンカーブラケット1の係合孔
3に子供シートのベルト用フックを係合させて使用す
る。また、非使用時はカバー部8を回動させてテザーア
ンカーブラケット1にかぶせて外部から見えないように
塞ぐ。カバー部8は内面に設けられた爪部8aがテザー
アンカーブラケット1の先端に係合して係止される。テ
ザーアンカーブラケット1は係止用突起部9によって車
体後方への動きが規制され、かつ突起部10によって左
右の動きが規制されるので、ガタ付く虞がない。
【0017】
【発明の効果】以上述べたように、本発明による子供シ
ート用テザーアンカーブラケットの取付構造によれば、
次のような効果を奏する。請求項1において、座部とカ
バー部からなるテザーアンカーブラケットカバーの座部
に取付孔を形成し、この取付孔にスペーサを介在させた
状態でテザーアンカーブラケットを上記座部とともに取
付け部にボルト締めするとともに、上記テザーアンカー
ブラケットの非使用時には上記座部に連結されたカバー
部を回動させて上記テザーアンカーブラケットを覆うよ
うにしたテザーアンカーブラケットの取付構造におい
て、上記テザーアンカーブラケットカバーの座部に形成
された取付孔の下部に、締め付けボルトに係合するボル
ト脱落防止部を上記座部と一体的に設けたので、部品点
数の削減が図れ、かつ、組み付けが容易となるとともに
外観の向上を図ることができる。請求項2において、テ
ザーアンカーブラケットの少なくとも長手方向の動きを
規制する係止部を上記座部上に設けたので、テザーアン
カーブラケットの動きが規制されガタ付きの防止を図る
ことができる。
ート用テザーアンカーブラケットの取付構造によれば、
次のような効果を奏する。請求項1において、座部とカ
バー部からなるテザーアンカーブラケットカバーの座部
に取付孔を形成し、この取付孔にスペーサを介在させた
状態でテザーアンカーブラケットを上記座部とともに取
付け部にボルト締めするとともに、上記テザーアンカー
ブラケットの非使用時には上記座部に連結されたカバー
部を回動させて上記テザーアンカーブラケットを覆うよ
うにしたテザーアンカーブラケットの取付構造におい
て、上記テザーアンカーブラケットカバーの座部に形成
された取付孔の下部に、締め付けボルトに係合するボル
ト脱落防止部を上記座部と一体的に設けたので、部品点
数の削減が図れ、かつ、組み付けが容易となるとともに
外観の向上を図ることができる。請求項2において、テ
ザーアンカーブラケットの少なくとも長手方向の動きを
規制する係止部を上記座部上に設けたので、テザーアン
カーブラケットの動きが規制されガタ付きの防止を図る
ことができる。
【図1】本発明の一実施例による子供シート用テザーア
ンカーブラケットの取付構造を示す概念図である。
ンカーブラケットの取付構造を示す概念図である。
【図2】本発明の一実施例による子供シート用テザーア
ンカーブラケットの取付構造を示す分解斜視図である。
ンカーブラケットの取付構造を示す分解斜視図である。
【図3】本発明の子供シート用テザーアンカーブラケッ
トの取付構造を示す断面図である。
トの取付構造を示す断面図である。
【図4】テザーアンカーブラケットとテザーアンカーブ
ラケットカバーを一体的に組み付けた状態を示す断面図
である。
ラケットカバーを一体的に組み付けた状態を示す断面図
である。
【図5】子供シートの取付状態を示す斜視図である。
【図6】図5のA−A線断面図である。
【図7】従来の子供シート用テザーアンカーブラケット
の取付構造を示す分解斜視図である。
の取付構造を示す分解斜視図である。
【図8】図7に示した従来例の組立状態を示す断面図で
ある。
ある。
【図9】従来の子供シート用テザーアンカーブラケット
の取付構造を示す分解斜視図である。
の取付構造を示す分解斜視図である。
【図10】図9に示した従来例の組立状態を示す断面図
である。
である。
1 テザーアンカーブラケット 2 ボルト孔 3 係合孔 4 テザーアンカーブラケットカバー 5 取付孔 6 座部 7 薄肉部 8 カバー部 9 係止用突起部 10 突起部 11 筒部 12 穴 13 ボルト脱落防止部 14 スペーサ 15 つば付きボルト 16 取付部 17 穴 18 パーセルボード 19 取付穴 20 パーテイションパネル 21 ナット
Claims (2)
- 【請求項1】 座部とカバー部からなるテザーアンカー
ブラケットカバーの座部に取付孔を形成し、この取付孔
にスペーサを介在させた状態でテザーアンカーブラケッ
トを上記座部とともに取付け部にボルト締めするととも
に、上記テザーアンカーブラケットの非使用時には上記
座部に連結されたカバー部を回動させて上記テザーアン
カーブラケットを覆うようにしたテザーアンカーブラケ
ットの取付構造において、上記テザーアンカーブラケッ
トカバーの座部に形成された取付孔の下部に、締め付け
ボルトに係合するボルト脱落防止部を上記座部と一体的
に設けたことを特徴とする子供シート用テザーアンカー
ブラケットの取付構造。 - 【請求項2】 上記テザーアンカーブラケットの少なく
とも長手方向の動きを規制する係止部を上記座部上に設
けたことを特徴とする請求項1に記載の子供シート用テ
ザーアンカーブラケットの取付構造。
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