JP3261818B2 - シートベルトバックルカバーの取付構造 - Google Patents

シートベルトバックルカバーの取付構造

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JP3261818B2
JP3261818B2 JP20733293A JP20733293A JP3261818B2 JP 3261818 B2 JP3261818 B2 JP 3261818B2 JP 20733293 A JP20733293 A JP 20733293A JP 20733293 A JP20733293 A JP 20733293A JP 3261818 B2 JP3261818 B2 JP 3261818B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、異常音の発生を防止
し、かつ組み付け性の向上を図り得るシートベルトバッ
クルカバーの取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車のシートベルトは、サイドボデイ
ーに設けられたリトラクタから引き出されたベルトをシ
ートクッションの側面に設けられたシートベルトバック
ルに留めて用いられる。
【0003】図8はシートベルトバックル100の取付
構造を示したもので、シートベルトバックル100はシ
ートクッション101の側面に装着された金属製のバッ
クル取付ブラケット102にボルト103を介して固定
されている。バックル取付ブラケット102には、図9
に示すように、シートベルトバックル100の金属製の
アンカー部104の両側に、シートベルトバックル10
0が前後方向に回動するのを阻止するための切り起こし
部105が設けられている。このシートベルトバックル
100のアンカー部104は合成樹脂製のシートベルト
バックルカバー106で覆われている。
【0004】シートベルトバックルカバー106には周
縁フランジ部に所定数の爪部107が設けられており、
この爪部107をバックル取付ブラケット102に設け
られた取付穴108に係合して、シートベルトバックル
カバー106が固定されている。
【0005】図10に示したものは、切り起こし部10
5に代えてシートベルトバックル100のアンカー部1
04の端部にカギ部109を形成し、このカギ部109
をバックル取付ブラケット102の取付穴(図示せず)
に係合してシートベルトバックル100の回動を阻止し
ている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術によると、シートベルトバックル100のアンカ
ー部104とバックル取付ブラケット102の切り起こ
し部105との間で接触による異常音、いわゆるビビリ
音が発生する。また、図10に示した従来技術の場合、
アンカー部104のカギ部109と取付穴との間でのビ
ビリ音が発生する。この為、従来ではバックル取付ブラ
ケット102の切り起こし部105またはアンカー部1
04のカギ部109に樹脂コーテイングするか、チュー
ブ110を被せていた。樹脂コーテイングするか、チュ
ーブを被せる場合、作業に手間がかかり、コスト高とな
っていた。
【0007】本発明は上記課題を解決し、作業能率の向
上を図り、コストの低減を図ることができるシートベル
トバックルカバーの取付構造を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため、請求項1の発明では、バックル取付ブラケッ
トに装着されたシートベルトバックルの基端部を覆うシ
ートベルトバックルカバーの取付構造において、上記バ
ックル取付ブラケットに、シートベルトバックルの基端
部を挟んで一対の切り起こし部を形成し、この切り起こ
し部と上記シートベルトバックルの基端部との間に介在
するリブをシートベルトバックルカバーの裏面に形成し
たことにある。請求項2の発明では、バックル取付ブラ
ケットに装着されたシートベルトバックルの基端部を覆
うシートベルトバックルカバーの取付構造において、上
記バックル取付ブラケットにシートベルトバックルの基
端部を挟んで一対の切り起こし部を形成し、この切り起
こし部と上記シートベルトバックルの基端部との間に介
在する互いに対向する一対のアームをシートベルトバッ
クルカバーの裏面に形成し、上記切り起こし部によって
形成される切り起こし穴に係合する係合部を上記アーム
に設けたことにある。請求項3の発明では、切り起こし
穴の縁部に切り欠き部を形成し、この切り欠き部に係合
する係合凹部を上記アームに形成したことにある。
【0009】
【作用】請求項1の発明では、バックル取付ブラケット
に形成された一対の切り起こし部とシートベルトバック
ルの基端部との間にリブを介在し、リブによってシート
ベルトバックルのアンカー部とバックル取付ブラケット
の切り起こし部との間の接触を阻止する。請求項2の発
明では、バックル取付ブラケットに形成された一対の切
り起こし部と上記シートベルトバックルの基端部との間
にアームを介在し、切り起こし部によって形成される切
り起こし穴にアームの係合部を係合させる。こうして、
シートベルトバックルカバーをバックル取付ブラケット
に固定するとともに、アームによってシートベルトバッ
クルのアンカー部とバックル取付ブラケットの切り起こ
し部との間の接触を阻止する。請求項3の発明では、切
り起こし穴の縁部に形成された切り欠き部に、アームの
係合凹部を係合させてシートベルトバックルカバーを固
定する。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照しながら、本発明の一実施
例を詳細に説明する。図1において、1はシートベルト
バックルで、これはバックル本体2と基端部となる金属
製のアンカー部3で構成されており、このアンカー部3
を図示しないシートクッションに装着された金属製のバ
ックル取付ブラケット4にボルト5を介して固定されて
いる。バックル取付ブラケット4にはシートベルトバッ
クル1の金属製のアンカー部3の両側に、シートベルト
バックル1が前後方向に回動するのを阻止するための一
対の切り起こし部6と、後述するシートベルトバックル
カバーを留める取付穴7が所定数設けられている。
【0011】8は上記シートベルトバックル1のアンカ
ー部3を覆う合成樹脂製のシートベルトバックルカバー
である。このシートベルトバックルカバー8には内面蓋
部に上記切り起こし部6の内側に係合する一対のリブ9
が互いに対向して設けられている。上記シートベルトバ
ックルカバー8のフランジ部には上記取付穴7に係合し
てシートベルトバックルカバー8を留める爪部10が所
定数(図示例では3個所)設けられている。
【0012】図2は、リブ11としてL字型のもの、図
3は、リブ12として長円形のものを用いた実施例であ
る。
【0013】上記構成によると、シートベルトバックル
カバー8を取り付けるには、シートベルトバックルカバ
ー8のリブ9をバックル取付ブラケット4の切り起こし
部6の内側に係合するようにして、爪部10を取付穴7
に挿入して固定する。
【0014】こうして、バックル取付ブラケット4の切
り起こし部6の内側にリブ9が介在されるので、シート
ベルトバックル1のアンカー部3が前後に回動しても、
アンカー部3はリブ9を介して切り起こし部6に係止さ
れるので、ビビリ音等の異常音が発生しない。また、シ
ートベルトバックル1に加えられた負荷は切り起こし部
6で受けるため、シートベルトバックルカバー8が動い
たり、外れたりすることはない。シートベルトバックル
カバー8の組み付け時リブ9が切り起こし部6に案内さ
れることから、位置決めも容易となり、組み付け性が向
上する。
【0015】次に、図2に示す実施例の場合は、リブ1
1がL字型をしているので、縦方向11a、すなわち長
手方向の部分は切り起こし部6の内側に当たって異常音
の発生を阻止し、横方向11bの部分は切り起こし部6
の先端に係止され、位置決めの働きをする。この実施例
の場合も、リブ11を介してシートベルトバックル1の
アンカー部3の両側を係止するので、異常音が発生しな
い。
【0016】また、図3に示す実施例の場合は、長円形
のリブ12によって、バックル取付ブラケット4の切り
起こし部6全体を覆うことになる。こうして、異常音対
策と組み付けの為の位置決めをすることができる。
【0017】図4ないし図7は本発明の他の実施例を示
したものであり、この場合、シートベルトバックルカバ
ー8には、裏面に互いに対向する一対のアーム13を突
設し、このアーム13の対向面には係合凹部14が形成
されている。一方、バックル取付ブラケット4の切り起
こし部15は、切り起こし穴16の内側の縁部に切り欠
き部17が形成されるように切り起こしたもので、この
切り欠き部17に上記係合凹部14を係合させて、アー
ム13を取付け、上記シートベルトバックルカバー8を
バックル取付ブラケット4に取り付けている。
【0018】この図4に示す実施例の場合には、アーム
13をバックル取付ブラケット4の切り起こし穴16に
挿入し、係合凹部14を切り欠き部17に係合させる。
こうして、一つの動作でシートベルトバックルカバー8
をバックル取付ブラケット4に取り付けることができ
る。
【0019】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によるシート
ベルトバックルカバーの取付構造によれば次のような効
果を奏することができる。請求項1において、バックル
取付ブラケットに装着されたシートベルトバックルの基
端部を覆うシートベルトバックルカバーの取付構造にお
いて、上記バックル取付ブラケットに、シートベルトバ
ックルの基端部を挟んで一対の切り起こし部を形成し、
この切り起こし部と上記シートベルトバックルの基端部
との間に介在するリブをシートベルトバックルカバーの
裏面に形成したので、シートベルトバックルの基端部と
バックル取付ブラケットの切り起こし部との接触を阻止
して、異常音の発生を防ぐことができる。請求項2にお
いて、バックル取付ブラケットに装着されたシートベル
トバックルの基端部を覆うシートベルトバックルカバー
の取付構造において、上記バックル取付ブラケットにシ
ートベルトバックルの基端部を挟んで一対の切り起こし
部を形成し、この切り起こし部と上記シートベルトバッ
クルの基端部との間に介在する互いに対向する一対の
ームをシートベルトバックルカバーの裏面に形成し、上
記切り起こし部によって形成される切り起こし穴に係合
する係合部を上記アームに設けたので、シートベルトバ
ックルカバーの固定と異常音の発生をアームによって行
うことができる。請求項3において、切り起こし穴の縁
部に切り欠き部を形成し、この切り欠き部に係合する係
合凹部をシートベルトバックルカバーに設けたアームに
形成したので、シートベルトバックルカバーを一つの動
作で確実に固定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるシートベルトバックルカバーの取
付構造の一実施例を示す斜視図である。
【図2】本発明によるシートベルトバックルカバーの取
付構造の他の実施例を示す斜視図である。
【図3】本発明によるシートベルトバックルカバーの取
付構造の他の実施例を示す斜視図である。
【図4】本発明によるシートベルトバックルカバーの取
付構造の他の実施例を示す斜視図である。
【図5】図4のシートベルトバックルカバーの取付構造
の側面図である。
【図6】図5のA−A線断面図である。
【図7】図4のアーム部分を拡大して示す斜視図であ
る。
【図8】自動車のシートに取り付けた従来のシートベル
トバックルカバーの取付構造を示す斜視図である。
【図9】従来のシートベルトバックルカバーの取付構造
を示す斜視図である。
【図10】従来のシートベルトバックルカバーの取付構
造を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 シートベルトバックル 2 バックル本体 3 アンカー部 4 バックル取付ブラケット 5 ボルト 6 切り起こし部 7 取付穴 8 シートベルトバックルカバー 9 リブ 10 爪部 11 リブ 12 リブ 13 アーム 14 係合凹部 15 切り起こし部 16 切り起こし穴 17 切り欠き部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 櫻井 昭弘 静岡県浜松市高塚町300番地 スズキ株 式会社内 (56)参考文献 実開 昭60−13847(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60R 22/12 B60R 22/22 - 22/26

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バックル取付ブラケットに装着されたシ
    ートベルトバックルの基端部を覆うシートベルトバック
    ルカバーの取付構造において、上記バックル取付ブラケ
    ットに、シートベルトバックルの基端部を挟んで一対の
    切り起こし部を形成し、この切り起こし部と上記シート
    ベルトバックルの基端部との間に介在するリブをシート
    ベルトバックルカバーの裏面に形成したことを特徴とす
    るシートベルトバックルカバーの取付構造。
  2. 【請求項2】 バックル取付ブラケットに装着されたシ
    ートベルトバックルの基端部を覆うシートベルトバック
    ルカバーの取付構造において、上記バックル取付ブラケ
    ットにシートベルトバックルの基端部を挟んで一対の切
    り起こし部を形成し、この切り起こし部と上記シートベ
    ルトバックルの基端部との間に介在する互いに対向する
    一対のアームをシートベルトバックルカバーの裏面に形
    成し、上記切り起こし部によって形成される切り起こし
    穴に係合する係合部を上記アームに設けたことを特徴と
    するシートベルトバックルカバーの取付構造。
  3. 【請求項3】 上記切り起こし穴の縁部に切り欠き部を
    形成し、この切り欠き部に係合する係合凹部を上記アー
    ムに形成したことを特徴とする請求項2に記載のシート
    ベルトバックルカバーの取付構造。
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KR101888134B1 (ko) * 2016-12-13 2018-08-14 아우토리브 디벨롭먼트 아베 캡핑 어셈블리 및 이를 포함하는 시트 벨트 어셈블리
FR3076514B1 (fr) * 2018-01-05 2020-08-28 Psa Automobiles Sa Support de ferrure de boucle de ceinture de securite pour un vehicule automobile.

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