JP3167925B2 - キャニスタの取付構造 - Google Patents

キャニスタの取付構造

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、キャニスタの取付
構造に関する。
【0002】
【従来の技術】キャニスタは燃料タンクからの蒸発燃料
を吸着する活性炭が収納されたハウジングを有する。図
3はキャニスタをボディのフロア下面に取り付ける場合
の従来のキャニスタの取付構造を示す説明図である。同
図(A)ではハウジング103の両側面にフランジ部1
03a、103bが形成されており、フランジ部103
a、103bにはボルト113が挿通される孔103c
が形成されている。キャニスタ101をフロア121の
下面に取り付ける場合、孔103cにボルト113を挿
通してねじ133で締め付けることによりフランジ部1
03a、103bをフロア121の下面に固定する。ま
た、同図(B)では、ハウジング203の一方の側面に
引っ掛け部材204が形成され、他方の側面には同図
(A)と同様にフランジ部203bが形成されている。
一方、フロア221の下面には段部225aを有するブ
ラケット225がボルト226で固定されており、ブラ
ケット225とフロア221の下面との間に引っ掛け部
材204を引っ掛けた状態にし、フランジ部203bに
形成された孔203cにボルト213を挿通してフロア
221の上面からねじ233で締め付けることによりキ
ャニスタ201をフロア221の下面に固定する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のキャニスタの取付構造では、ハウジング103の両
側面にフランジ部103a、103bが形成されていた
り、一方の側面に引っ掛け部材204が形成されている
ので、キャニスタを横置きに取り付ける場合、フロア下
面に余分な空間を必要とし、キャニスタを取り付けるた
めの空間を小さくすることができなかった。特に、横置
きに使用するキャニスタを、ダッシュボードのエンジン
ルーム側に縦置きに取り付ける場合、エンジンルーム内
に存在するサブフレームなどの部材とキャニスタ下部と
が干渉するおそれがあり、エンジンルーム内の空間を有
効に利用して取り付けることが難しかった。この結果、
キャニスタの取付に汎用性を持たせることができなかっ
た。
【0004】そこで、本発明はキャニスタを取り付ける
ための空間を小さくすることができるキャニスタの取付
構造を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1に係るキャニスタの取付構造は、
吸着剤を収納するハウジングを有し、該ハウジングの内
側に設けられたばね部材により付勢される保持部材で前
記吸着剤を固定するキャニスタを、車体に取り付けるた
めのキャニスタの取付構造において、前記ばね部材およ
び前記保持部材が収納された前記ハウジングの内側の空
間に突出するように該ハウジングの一端面に凹部を形成
し、該形成された凹部に係合する係合部材を前記車体に
形成し、該係合部材に前記凹部を係合させることにより
前記キャニスタを前記車体に取り付けることを特徴とす
る。
【0006】請求項2に係るキャニスタの取付構造は、
請求項1に係るキャニスタの取付構造において前記ハウ
ジングの他端面にフランジ部を形成し、該フランジ部を
ボルトで締め付けることにより前記キャニスタを前記車
体に取り付けることを特徴とする。
【0007】請求項3に係るキャニスタの取付構造は、
請求項1に係るキャニスタの取付構造において前記ハウ
ジングの側面に取付部を形成し、該取付部と係合する被
取付部を前記車体に形成し、前記取付部と前記被取付部
とを係合させることにより前記キャニスタを前記車体に
対して縦置きに取り付けることを特徴とする。
【0008】請求項4に係るキャニスタの取付構造で
は、請求項2に係るキャニスタの取付構造において一端
部に前記凹部に係合する係合部材が形成され、他端部に
前記ボルトで前記フランジ部に締め付けられる締結部が
形成された取付ブラケットは前記車体に固着されている
ことを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明のキャニスタの取付構造の
実施の形態について説明する。図1はボディのフロア下
面に取り付けられたキャニスタの取付構造を示す断面図
である。キャニスタ1は筒状のハウジング3を有し、そ
の内側には図示しない燃料タンクからの蒸発燃料を吸着
する活性炭5が収納されている。ハウジング3の一端面
には着脱自在な下蓋3aが取り付けられている。下蓋3
aの内側にはばね部材7により付勢されるリテーナ9が
設けられており、リテーナ9により活性炭5ががたつか
ないように固定されている。下蓋3aの下面には、リテ
ーナ9およびばね部材7が収納された空間に突出するよ
うに凹部10が形成されている。
【0010】また、ハウジング3の他端面にはフランジ
部3bが形成されており、フランジ部3bにはボルト1
3が挿通される孔3cが形成されている。
【0011】一方、キャニスタ1が取り付けられるボデ
ィのフロア21下面には、取付ブラケット25が溶接に
より固着されている。取付ブラケット25の一端部には
屈曲したフック部25aが形成され、他端部には一段下
がった取付面25bが形成されている。取付面25bに
はボルト13が挿通される孔25cが形成されている。
また、ハウジング3の側面には後述するキャッチャ31
が設けられている。
【0012】上記構造を有するキャニスタ1をフロア2
1下面に横置きに取り付ける場合、キャニスタ1の下蓋
3aに形成された凹部10を取付ブラケット25のフッ
ク部25aに引っ掛けておき、フランジ部3bに形成さ
れた孔3cと取付ブラケット25の取付面25bに形成
された孔25cとを一致させ、ボルト13を挿通して反
対側からねじ33で締め付けることによりキャニスタ1
を取付ブラケット25に固定する。
【0013】このようなキャニスタの取付構造では、キ
ャニスタ1の下蓋側の空間(図中C部分)に余分な突起
部が形成されていないので、キャニスタ1をフロア21
の下面に取り付けるための空間を小さくすることができ
る。したがって、フロア21の下側の空間を有効に利用
できる。
【0014】図2はダッシュボードのエンジンルーム側
にキャニスタを縦置きに取り付ける場合を示す説明図で
ある。同図(A)はキャニスタ1を縦置きにした状態を
示し、同図(B)はキャニスタ1を縦置きにしてダッシ
ュボードのエンジンルーム側のロアー部35に取り付け
た状態を示す。
【0015】ハウジング3の側面には、前述したキャッ
チャ31が取り付けられている。キャッチャ31はテー
パ状の台形に形成されており、ロアー部35の壁面に設
けられたポケット37にキャッチャ31を挟み込むこと
によりキャニスタ1をロアー部35に固定する。
【0016】このようなキャニスタの取付構造では、キ
ャニスタ1の下蓋側の空間(図中C部分)に余分な突起
部が形成されていないので、キャニスタ1を取り付ける
ための空間を小さくすることができ、エンジンルーム内
に存在するサブフレーム38などと干渉することなく、
その空間を有効に利用することができる。
【0017】
【発明の効果】本発明の請求項1に係るキャニスタの取
付構造によれば、前記ばね部材および前記保持部材が収
納された前記ハウジングの内側の空間に突出するように
該ハウジングの一端面に凹部を形成し、該形成された凹
部に係合する係合部材を前記車体に形成し、該係合部材
に前記凹部を係合させることにより前記キャニスタを前
記車体に取り付けるので、従来と較べてキャニスタの一
端面側の空間に余分な突起部が形成されておらず、キャ
ニスタを取り付けるための空間を小さくできる。
【0018】請求項2に係るキャニスタの取付構造によ
れば、前記ハウジングの他端面にフランジ部を形成し、
該フランジ部をボルトで締め付けることにより前記キャ
ニスタを前記車体に取り付けるので、ボルト1本で取り
付けることができ、組立工数を短縮できる。
【0019】請求項3に係るキャニスタの取付構造によ
れば、前記ハウジングの側面に取付部を形成し、該取付
部と係合する被取付部を前記車体に形成し、前記取付部
と前記被取付部とを係合させることにより前記キャニス
タを前記車体に対して縦置きに取り付けるので、同じキ
ャニスタを横置き用および縦置き用に使用することがで
き、キャニスタの取付に汎用性を持たせることができ
る。
【0020】そして、縦置きに取り付けた場合にキャニ
スタの下面にフランジ等の突出部がないのでスペース効
率がよい。
【0021】請求項4に係るキャニスタの取付構造によ
れば、一端部に前記凹部に係合する係合部材が形成さ
れ、他端部に前記ボルトで前記フランジ部に締め付けら
れる締結部が形成された取付ブラケットは前記車体に固
着されているので、取付ブラケットにボルト1本でキャ
ニスタを簡単に取り付けることができる。さらに、取付
ブラケットは、キャニスタの底面から外方へ出ている部
分はほどんどなくスペース効率がよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】ボディのフロア下面に取り付けられたキャニス
タの取付構造を示す断面図である。
【図2】ダッシュボードのエンジンルーム側にキャニス
タを縦置きに取り付ける場合を示す説明図である。
【図3】キャニスタをボディのフロア下面に取り付ける
場合の従来のキャニスタの取付構造を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1 キャニスタ 3 ハウジング 3a 下蓋 10 凹部 13 ボルト 25 取付ブラケット 25b フック部 31 キャッチャ 37 ポケット
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F02M 25/08 311 F02B 77/00

Claims (4)

    (57). 【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸着剤を収納するハウジングを有し、該
    ハウジングの内側に設けられたばね部材により付勢され
    る保持部材で前記吸着剤を固定するキャニスタを、車体
    に取り付けるためのキャニスタの取付構造において、 前記ばね部材および前記保持部材が収納された前記ハウ
    ジングの内側の空間に突出するように該ハウジングの一
    端面に凹部を形成し、 該形成された凹部に係合する係合部材を前記車体に形成
    し、 該係合部材に前記凹部を係合させることにより前記キャ
    ニスタを前記車体に取り付けることを特徴とするキャニ
    スタの取付構造。
  2. 【請求項2】 前記ハウジングの他端面にフランジ部を
    形成し、 該フランジ部をボルトで締め付けることにより前記キャ
    ニスタを前記車体に取り付けることを特徴とする請求項
    1記載のキャニスタの取付構造。
  3. 【請求項3】 前記ハウジングの側面に取付部を形成
    し、 該取付部と係合する被取付部を前記車体に形成し、 前記取付部と前記被取付部とを係合させることにより前
    記キャニスタを前記車体に対して縦置きに取り付けるこ
    とを特徴とする請求項1記載のキャニスタの取付構造。
  4. 【請求項4】 一端部に前記凹部に係合する係合部材が
    形成され、他端部に前記ボルトで前記フランジ部に締め
    付けられる締結部が形成された取付ブラケットは前記車
    体に固着されていることを特徴とする請求項2記載のキ
    ャニスタの取付構造。
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JP4877842B2 (ja) * 2008-06-03 2012-02-15 愛三工業株式会社 キャニスタ
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