JP4372982B2 - エンジン発電機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、エンジン発電機の操作パネル保護構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
エンジン発電機はその形状が略直方体であり、例えば登録意匠996639号公報に示されるように、直方体の辺に略沿うように棒状フレーム材を屈曲形成して本体フレームを構成し、この本体フレーム内にエンジン及びこのエンジンによって駆動される発電機を配設している。本体フレーム上部には燃料タンクが備わっている。この本体フレームの前面側を構成する左右一対の縦フレーム間の上部に横フレームが架設される。
【0003】
本体フレームの前面側には横フレームに沿ってその下側に樹脂製の操作パネルが取付けられる。また燃料タンクは、その上部が横フレームより上方に露出して操作パネルの背面側に取付けられる。この横フレームは発電機の前面を保護するものであり、例えば発電機の移動中に壁やその他の障害物に操作パネルや燃料タンクが直接衝突することを防止する。
【0004】
このようなエンジン発電機において、操作パネル上の表示情報や操作部品を増加したり、背面側への防塵のため、および前面側の燃料タンクの上部を覆って意匠的な外観の向上を図るために、操作パネルの形状を大きくして本体フレームの前面側の上部全体を覆うように構成する要望がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、操作パネルを大きくして全体で燃料タンクを覆うように本体フレームに取付けると、横フレームが操作パネルで覆われて保護機能が阻害され、壁との衝突等により操作パネルが損傷するおそれが生じる。この場合、横フレームを操作パネルの前面に設けると、外観上操作パネルが横フレームにより上下に2分割され、意匠的な外観向上の効果が得られない。
【0006】
本発明は上記従来技術を考慮したものであって、操作パネルにより本体フレームの前面上部全体を覆って大きなパネルの印象を与え意匠的な外観を向上させるとともに操作パネルの保護を図ったエンジン発電機の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、本発明では、直方体の辺に略沿うように棒状フレーム材を屈曲形成した本体フレーム内にエンジン及び該エンジンによって駆動される発電機を配設し、前記本体フレームの前面側を構成する左右一対の縦フレーム間に横フレームを架設するとともに操作パネルを取付けたエンジン発電機において、前記横フレームの前面を覆うように前記操作パネルを配設し、該操作パネルに開口を設け、該開口から前記横フレームの一部を操作パネルの前面より前方に突出させたことを特徴とするエンジン発電機を提供する。
【0008】
この構成によれば、操作パネルにより本体フレームの前面を覆って大きな面を持った操作パネルという印象を与えて意匠的に外観が向上するとともに、操作パネルの開口から横フレームを部分的に突出させて、この突出した部分の横フレームにより操作パネルを有効に保護することができる。操作パネルの開口は1ヵ所でも複数ヵ所でもよい。複数ヵ所にすれば、開口間の連結部により強度が高まるとともに、樹脂のモールド成形に際し、溶融樹脂が円滑に流れ信頼性の高いモールド成形体が得られる。
【0009】
好ましい構成例では、前記操作パネルの後方に燃料タンクが備わり、前記横フレームは、縦断面形状が略横U字状で、その内部空間の開口面を後方に向けて形成され、前記横フレームの内部空間に弾性体を装着し、この弾性体を介して前記燃料タンクの前部を支持したことを特徴としている。
【0010】
この構成によれば、開口面が後方に向いた横U字状断面の横フレームを所定長さだけ、操作パネルに形成した開口を通して、この操作パネルより前面側に突出させて操作パネルを保護するとともに、この横フレーム内に後方に向けて弾性体を嵌め込むことができ、この弾性体を介してその後方の燃料タンクを支持することができる。これにより、振動やがたつきを生じることなく安定して燃料タンクを支持することができる。この場合、弾性体を横フレームの内部空間に確実に装着するために、弾性体装着部の横フレームの幅を大きくしてもよい。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1〜図6は本発明に係るエンジン発電機の構造を示す概略図である。
【0012】
図1は正面図である。図示したように、本発明に係るエンジン発電機1は、外側に本体フレーム2を有し、この本体フレーム2内にエンジン3及びこのエンジンによって駆動される発電機4(図4、図12)を配設している。発電機4は、冷却用ファン11(図4)と共にファンケース10により覆われる。本体フレーム2の上部には燃料タンク5が備わっている。この燃料タンク5の上部には、燃料供給口が設けられ、キャップ12が備わる。
【0013】
本体フレーム2は、上フレーム13(図9〜11)とこれに嵌め込まれる下フレーム14からなり、全体がほぼ直方体の形状となるように屈曲したパイプ材を組合わせて形成される。この本体フレーム2は、前後左右4本の縦フレーム6と、前後の縦フレーム6同士を連結する左右2本の上パイプ45と、前面側の横フレーム7と背面側の後フレーム42と、前後の下フレーム14間を連結する2本の床フレーム8で構成される。本体フレーム2の前面側を構成する左右一対の縦フレーム6間の上部に横フレーム7が架設される。本体フレーム2の前面側には樹脂製の操作パネル9が取付けられる。また燃料タンク5は、その上部が横フレーム7より上方に露出して操作パネル9の背面側に取付けられる。
【0014】
操作パネル9は、パネル前面部15とパネル上縁部16からなり、パネル上縁部16は燃料タンク5の前面を覆うように取付けられる。操作パネル9は横フレーム7に沿って開口17を有しており、横フレーム7の突出部18がこの開口17から突出する。この横フレーム7の突出部18は発電機4の前面の操作パネル9を保護するものであり、例えば発電機の移動中に壁やその他の障害物に操作パネルや燃料タンクが直接衝突することを防止する。
【0015】
開口17は1ヵ所でも複数ヵ所でもよい(図では2つ)。複数ヵ所にすれば、開口間の連結部19により強度が高まるとともに、樹脂のモールド成形に際し、溶融樹脂が円滑に流れ信頼性の高いモールド成形体が得られる。
【0016】
また、パネル前面部15はボルト26によりエンジン発電機1の前面4ヶ所で固定され、操作部20が取付けられ、リコイルスタータ22用の取付口(開口)21が備わる。操作部20には電源スイッチ23、出力端子24、表示ランプ25等が備わる。エンジン3は発電機4と共に、床フレーム8上の4個のゴムマウント28a〜28d上に、後述のように第1ブラケット27及び第2ブラケット61を介して取付けられる。
【0017】
図2は上面図である。横フレーム7、パネル上縁部16には、燃料タンク5及びパネルの振動を押えるための弾性体29,30が備わる(図7)。これについては後述する。
【0018】
図3は後面図である。エンジン3には気化器31、ブリーザパイプ32、エアクリーナ35が備わり燃料タンク5から燃料が燃料コック33、燃料パイプ34を通って供給される。排気口36を有するマフラ37が排気管38の途中に取付けられる。マフラ37はマフラカバー39により覆われる。後面の左右縦フレーム6間の上部には後フレーム42が架設され、燃料タンク5のフランジ43がこれに搭載される。
【0019】
図4は発電機4の構成を示す後面図である。エンジン3のクランク軸48の端部49にナット50によりフライホイルマグネト46が固定される。フライホイルマグネト46の内面には磁石からなるロータ44が固定され、これに対向してシリンダブロック側に電磁コイルからなるステータ47が固定配置される。このロータ44とステータ47により発電機4が構成される。フライホイルマグネト46の外側には冷却用ファン11が設けられる。発電機4及びファン11はファンケース10で覆われ、第1ブラケット27にナット止めされる。
【0020】
図5は右側面図である。クランク軸48(図4)を収容するクランクケース59の突出部60に後述のように第2ブラケット61がボルト62で固定され、ゴムマウント28cを介して床フレーム8上に取付けられる。
【0021】
図6は左側面図である。前述の各ゴムマウント28a〜28dは、台板51と受け板52間に装着されたゴムクッション材40からなる。各受け板52はボルト53で第1ブラケット27または第2ブラケット61に固定される。台板51は床フレーム8に固定される。各ゴムマウントは本体フレーム2の中央部側に向けて傾斜している。これによりエンジン3を下側4ヶ所の斜め外側方向から中心側に向けて支持することができ、エンジンを安定して搭載することができ防振作用の信頼性が高まる。左側面側には上フレーム13上部にサイドフレーム54が前後縦フレーム6間にわたって備わる。このサイドフレーム54に、後述の図11のように取付片67が固定される。この取付片67を介して発電出力を制御するCPU(不図示)及びこれを覆うCPUカバー55がボルト56で固定される。57はチョークレバー、58は点火制御ボックスである。
【0022】
図7は、図2のC−C断面図であり、燃料タンクの取付け構造を示す概略図である。
横フレーム7は、縦断面形状が略横U字状で、その内部空間の開口面を後方に向けて形成され、横フレーム7の内部空間に弾性体29を装着し、この弾性体29で燃料タンクのフランジ43を挟みこみ、燃料タンク5の前部を支持している。これにより燃料タンク5の振動が吸収され、安定して保持される。この場合、弾性体を横フレームの内部空間に確実に装着するために、後述の図10に示すように弾性体装着部の横フレームの幅W1を大きくしてもよい。なお、図の例では、各種形状のフランジ43に対し汎用性をもたせるために弾性体29に2段階の切込みを設けている。また、図の例では弾性体29は横フレーム7の突出部18の途中まで挿入してあるが、先端まで一杯に挿入するように弾性体29を形成してもよい。
【0023】
操作パネル9は前述のようにその前面部15が4本のボルト26(図1)で本体フレーム2に固定される。したがって、その上縁部16はフリーであり、そのままでは振動してがたついたり騒音を発するおそれがある。これを防止するため本実施形態では図7に示すように、上縁部16の端部に凹部63を形成し、この凹部63に弾性体30を介して燃料タンク5に固定した係止片64を挟み込んで固定保持する。これにより、振動やがたつきを生じることなく安定して操作パネル9の上縁部16を支持することができ、操作パネル9の外形を大きくして意匠的効果を高めることができる。
【0024】
図8は操作パネル9の正面図である。
前述のように操作パネル9はパネル前面部15及びパネル上縁部16からなり、横フレームを突出させるための2つの開口17を有し、リコイルスタータ用の取付口21が開口している。この操作パネル9は操作部取付用凹部41を有し、ここに操作部20が取付けられる。操作パネル9はその前面部15の4隅に取付孔65を有し、ボルト26(図1)によりエンジン発電機1の前面4ヶ所で固定される。
【0025】
図9から図11は上フレーム13の単品を示し、図9は正面図、図10は上面図、図11は左側面図である。
図示したように、上フレーム13の前面側と背面側に横フレーム7と後フレーム42が架設され、左側面にはサイドフレーム54が架設される。図9に示すように、前面側左右の縦フレーム6には、操作パネル9(図8)に備わる取付孔65に対応して操作パネル取付孔66を有するパネルブラケット79が固着される。
【0026】
図10に示すように、横フレーム7は前述の操作パネルの開口から突出する2つの突出部18を有し、各突出部18に幅広部18aが形成される。この幅広部18aの幅W1は隣接部分の幅W2より大きく、この幅広部18a内に前述の図7で説明した燃料タンク5のフランジ43を挟み込むための弾性体29を装着する。これにより、弾性体29の容積を増やし形状を大きくして確実に燃料タンクのフランジを挟むとともに、弾性体29を確実に横フレーム内に保持できる。左側面のサイドフレーム54には取付片67とプロジェクションナット68が備わる(図11)。
【0027】
図11に示すように、サイドフレーム54には2つの取付片67が備わり、それぞれにプロジェクションナット68が備わる。これを介して発電機を駆動制御するCPU及びこれを覆うCPUカバー55がボルト56で固定される(図6)。後側の取付片67には、チョークレバー用孔69が備わる。
【0028】
図12はエンジン発電機の底面図である。
エンジン3のクランクケース底面3aの4隅にボルトによるエンジン支持部76a〜76dが設けられる。支持部76bは直接ゴムマウント28bに固定され、支持部76a,76dは第1ブラケット27を介してゴムマウント28a,28dに固定され、支持部76cは第2ブラケット61を介してゴムマウント28cに固定される。このように、エンジン4隅の支持部を第1、第2ブラケット27,61を介して外側に広げた状態でゴムマウント上に搭載することにより、エンジン及び発電機の重心Gから遠ざけた位置で重量がゴムマウント上に支持される。このため、重心部分から全体的に発生する振動を効果的に抑制できる。発電機4のファンケース10は第1ブラケット27の中央部に2本のボルト(またはナット)70で固定される。
【0029】
図13は第2ブラケット61を示し、(A)は側面図、(B)は上面図、(C)は正面図である。
第2ブラケット61は板金の折り曲げ加工により形成され、上片61bと下片61cの間にクランクケースの突出部60(図5)を挟み込むことにより、1本のボルト62(図5)でこれらを強固に共締めして固定できる。77はボルト62が螺合するプロジェクションナットである。下片61cの縁部61aは曲げ荷重に対する剛性を高めるために折り曲げられている。
【0030】
図14は第1ブラケットを示し、(A)は上面図、(B)は側面図である。
この第1ブラケット27は板金の曲げプレス加工により形成され、その縁部71は折り曲げて構成され、曲げ荷重に対する剛性を高めている。第1ブラケット27の中央部にファンケース支持部72が突出して形成され、その両端にボルト挿通孔78が形成される。
【0031】
図15は操作パネルの取付口周辺の拡大図であり、図16は図15のB−B断面図である。
図示したように、操作パネル9にはエンジン3を始動させるリコイルスタータ(不図示)を取付けるための取付口21が開口しており、この取付口21の周縁部には後述するプロテクター用の差込孔73が取付口21の上方6ヶ所に備わる。
【0032】
図17はプロテクターの構造を示す概略図であり、(A)は上面図、(B)は正面図、(C)は側面図であり、(D)は(B)のA−A断面図である。図18はプロテクターを装着した状態の図15のD−D断面図である。
【0033】
図示したようにプロテクター74は、板金を曲げて加工したものであり、操作パネル9の取付口21に備わる差込孔73に対応した位置に差込片75を有する。この差込片75を差込孔73に差し込んでその端部を図18に示すように折り曲げることにより、プロテクター74を操作パネルの取付口21に固定保持して装着することができる。これによりリコイルスタータを使用する際の操作パネル9の保護を図ることができる。
【0034】
通常エンジン発電機は地面や床等に置かれて使用されるため、エンジン始動時にリコイルスタータは上に引っ張られ、取付口21の上縁部分に当たって擦れる。従って、この取付口の上縁部にプロテクター74を装着しておくことにより操作パネル9が有効に保護される。
【0035】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明においては、外形を大きくした操作パネルにより本体フレームの前面を覆って意匠的に外観を向上させるとともに、操作パネルの開口から横フレームを部分的に突出させて、この突出した部分の横フレームにより操作パネルを有効に保護することができる。この場合、操作パネルの開口を複数ヵ所にすれば、開口間の連結部により強度が高まるとともに、樹脂のモールド成形に際し、溶融樹脂が円滑に流れ信頼性の高いモールド成形体が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るエンジン発電機の構造を示す正面図。
【図2】 本発明に係るエンジン発電機の構造を示す上面図。
【図3】 本発明に係るエンジン発電機の構造を示す後面図。
【図4】 本発明に係るエンジン発電機の発電機部分の構造を示す後面図。
【図5】 本発明に係るエンジン発電機の構造を示す右側面図。
【図6】 本発明に係るエンジン発電機の構造を示す左側面図。
【図7】 図2のC−C断面図であり、燃料タンクの取付け構造を示す概略図。
【図8】 操作パネルの正面図。
【図9】 上フレームの正面図。
【図10】 上フレームの上面図。
【図11】 上フレームの左側面図。
【図12】 エンジン発電機の底面図。
【図13】 第2ブラケットを示し、(A)は側面図、(B)は上面図、(C)は正面図。
【図14】 第1ブラケットを示し、(A)は上面図、(B)は側面図。
【図15】 操作パネルのリコイルスタータ取付口周辺の拡大図。
【図16】 図15のB−B断面図。
【図17】 プロテクターの構造を示す概略図であり、(A)は上面図、(B)は正面図、(C)は側面図、(D)は(B)のA−A断面図。
【図18】 プロテクターを装着した状態の図15のD−D断面図。
【符号の説明】
1:エンジン発電機、2:本体フレーム、3:エンジン、4:発電機、
5:燃料タンク、6:縦フレーム、7:横フレーム、8:床フレーム、
9:操作パネル、10:ファンケース、11:冷却用ファン、
12:キャップ、13:上フレーム、14:下フレーム、
15:パネル前面部、16:パネル上縁部、17:開口、18:突出部、
18a:幅広部、19:連結部、20:操作部、
21:リコイルスタータ取付口、22:リコイルスタータ、
23:電源スイッチ、24:出力端子、25:表示ランプ、26:ボルト、
27:第1ブラケット、28a〜28d:ゴムマウント、29:弾性体、
30:弾性体、31:気化器、32:ブリーザパイプ、33燃料コック、
34:燃料パイプ、35:エアクリーナ、36:排気口、37:マフラ、
38:排気管、39:マフラカバー、40:ゴムクッション材、
41:操作部取付用凹部、42:後フレーム、43:フランジ、
44:ロータ、45:上パイプ、46:フライホイルマグネト、
47:ステータ、48:クランク軸、49:クランク軸の端部、
50:ナット、51:台板、52:受け板、53:ボルト、
54:サイドフレーム、55:CPUカバー、56:ボルト、
57:チョークレバー、58:点火制御ボックス、59:クランクケース、
60:突出部、61:第2ブラケット、62:ボルト、63:凹部、
64:係止片、65:取付孔、66:操作パネル取付孔、67:取付片、
68:プロジェクションナット、69:チョークレバー用孔、
70:ファンケース取付ボルト、71:縁部、72:縁部、73:差込孔、
74:プロテクター、75:差込片、76a〜76d:エンジン支持部、
77:プロジェクションナット、78:ボルト挿通孔、
79:パネルブラケット。

Claims (2)

  1. 直方体の辺に略沿うように棒状フレーム材を屈曲形成した本体フレーム内にエンジン及び該エンジンによって駆動される発電機を配設し、
    前記本体フレームの前面側を構成する左右一対の縦フレーム間に横フレームを架設するとともに操作パネルを取付けたエンジン発電機において、
    前記横フレームの前面を覆うように前記操作パネルを配設し、
    該操作パネルに開口を設け、該開口から前記横フレームの一部を操作パネルの前面より前方に突出させたことを特徴とするエンジン発電機。
  2. 前記操作パネルの後方に燃料タンクが備わり、
    前記横フレームは、縦断面形状が略横U字状で、その内部空間の開口面を後方に向けて形成され、
    前記横フレームの内部空間に弾性体を装着し、この弾性体を介して前記燃料タンクの前部を支持したことを特徴とする請求項1に記載のエンジン発電機。
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