JP4167356B2 - ガスエンジン作業機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ガス燃料を燃焼させるエンジンと、このエンジンにより駆動される発電機等の作業機とよりなる機体ユニットが、細長いフレーム材を枠組みして構成される剛体枠に包囲、固定され、その機体ユニットの上方が屋根体で覆われたガスエンジン作業機に関する。
【0002】
【従来の技術】
エンジン作業機、例えば屋外等で運転される汎用電源装置として利用されるエンジン発電機等においては、ランニングコストの面や環境に対する配慮の面から、近年では天然ガス、LPG等のガス燃料を燃焼させるガスエンジンを用いたものが既に普及し始めている(例えば実開平1−41654号公報参照)。
【0003】
この種のガスエンジン作業機では、ガス燃料調圧器、ガス遮断弁等のガス配管部品を安定よく支持するために、それらを上記剛体枠のフレーム材に直接固定するのが一般的であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところがガスエンジン作業機においては、上記ガス配管部品の作動安定を図るために、それらに外部から他物が妄りに当たることがないように工夫する必要があり、また特に屋外で使用する場合には雨水や塵埃等に対する耐久性にも配慮する必要があった。
【0005】
また従来のようにガス配管部品をフレーム材に直接固定しただけの構造では、該フレーム材に作用する衝撃やエンジン振動が該ガス配管部品にそのまま伝達されてしまう問題があった。
【0006】
本発明は、このような事情に鑑み提案されたもので、上記課題を一挙に解決することができるガスエンジン作業機を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明は、ガス燃料を燃焼させるエンジンと、このエンジンにより駆動される作業機とよりなる機体ユニットが、細長いフレーム材を枠組みして構成される剛体枠に包囲、固定され、その機体ユニットの上方が屋根体で覆われたガスエンジン作業機において、前記屋根体が、上方に膨出した上部カバーと、この上部カバーの下面に装着される下部カバーとより構成されて、前記剛体枠に防振材を介して支持され、前記下部カバーの上面には、前記エンジンに供給されるガス燃料を調圧するガス燃料調圧器と、前記エンジンへのガス燃料の供給を停止させるガス遮断弁と、該ガス燃料調圧器及びガス遮断弁を相互に直列に接続する接続配管とが前記上部カバーに覆われるようにして取付けられたことを特徴とする。
【0008】
この特徴によれば、ガス燃料調圧器やガス遮断弁をそれらの接続配管を含めて1つの配管ユニットとして取り扱うことが可能となるため、複数の配管部品からなるガス燃料系を下部カバー上に集中させて、最小限の長さで無理なく取り回すことができるようになる。しかもその配管ユニットを屋根体の上,下部カバー間に体裁よく収容保護することができるため、製品の外観性が良好であるばかりか、その各配管部品に他物が衝突したり或いは雨水、塵埃等が当たるのを効果的に回避できる。さらに機体ユニット周囲の剛体枠に衝撃やエンジン振動が加わっても、それらが各配管部品へ伝わることを防振材の緩衝作用により効果的に抑制することができる。
【0009】
また請求項2の発明は、請求項1の発明の上記特徴に加えて、前記ガス燃料調圧器とガス遮断弁とが前記下部カバー上で金属製の前記接続配管を介して一体的に連結固定されたことを特徴とする。この特徴によれば、ガス燃料調圧器とガス遮断弁とを堅牢な金属製接続配管で一纏めに一体結合した状態で下部カバー上に安定よく支持させることができ、しかもその配管ユニットの下部カバーへの取付け作業が一層簡便となる。
【0010】
また請求項3の発明は、請求項1又は請求項2の発明の上記各特徴に加えて、前記下部カバーを前記エンジンのシリンダ上方に配置し、この下部カバー上で前記ガス遮断弁とガス燃料調圧器と接続配管とを、該遮断弁のガス入口及び該調圧器のガス出口が前記機体ユニットの同一側面側に位置するように配列したことを特徴とする。この特徴によれば、メンテナンス時などにおいてガス管の接続作業を機体ユニットの同一側面側で纏めて容易に行うことができ、またガス燃料調圧器とエンジン(ミキサー)側との間の接続距離の短縮化が図られる。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を、添付図面に例示した本発明の一実施例に基づいて以下に具体的に説明する。
【0012】
添付図面において、図1は、本発明のガスエンジン作業機の一実施例を示す正面図、図2は、図1の2矢視より見た側面図、図3は、図1の3矢視より見た側面図、図4は、前記実施例を示す背面図(図2の4矢視図)、図5は、前記実施例を示す背面側からの分解斜視図、図6は、図5の6矢視より見た平面図、図7は、図6の7−7線拡大断面図、図8は、図6の8−8線拡大断面図、図9は、図8の9−9線断面図である。
【0013】
先ず、図1〜図6において、ガスエンジン作業機としてエンジン発電機Aは、天然ガス,LPGガス等のガス燃料を燃焼させるエンジンEと、このエンジンEにより駆動される作業機としての発電機Gとよりなる機体ユニットUが、剛体枠Fに包囲、固定されて構成される。この剛体枠Fは、細長いパイプ状のフレーム材を略直方体状に枠組みして構成されるもので、図示例では略方形をなす上部フレーム枠Faと、その四隅においてネジ部材21等の固着具により着脱可能に結合される下部フレーム枠Fbとより分割構成される。尚、本明細書において前後方向とはエンジンEと発電機Gとが並ぶ方向、即ち機体ユニットUの縦方向をいい、また左右方向とは機体ユニットUを横切る方向をいう。
【0014】
前記下部フレーム枠Fbは剛体枠Fの主要部をなすものであって、これの底部メンバーには、機体ユニットUが複数のゴムマウントMを介して着脱可能に固定されている。
【0015】
またその下部フレーム枠Fbの左右一側部には、機体ユニットUの左右一側を覆うコントローラCoが複数のステー1及びネジ部材2を介して着脱可能に固定される。このコントローラCoは、従来普通のエンジン発電機に装備されるコントローラと同様のものであり、そのコントローラCoのハウジング3は、金属板、合成樹脂板等により機体ユニットUの左右方向に比較的偏平な箱状に形成される。このハウジング3の外側壁は、ACコンセント、パイロットランプ、ブレーカ、出力電圧メータ、アジャスタ、DCターミナル、アースターミナル、スイッチ類等が適宜設置された制御パネル4とされる。
【0016】
前記エンジンEは、そのクランクケース部Crの一側より斜め上方に延びるシリンダ部Cが連設されており、そのクランクケース部Crの後部に発電機Gが連設される。またその発電機Gの左右一側方には、エンジンEの排気管に連なる排気マフラ5が配設され、またエンジンEの前方側には、該エンジンEの吸気ポートに連なるミキサーMiに清浄な空気を供給するエアクリーナAcが配設される。それらマフラ5及びエアクリーナAcはいずれも剛体枠F(下部フレーム枠Fb)に着脱可能に固定される。尚、図1で符号6は、発電機Gに対する冷却用空気の取り入れ口である。
【0017】
その機体ユニットUの上方は、コントローラCoの幅広上部およびこれに隣接する屋根体Rで覆われている。この屋根体Rは、図7,8にも明示されるように上方に膨出した偏平な皿状に形成されて機体ユニットUの略前後端に亘って延びる上部カバーCaと、この上部カバーCaの下面に装着される下部カバーCbとより構成されており、その下部カバーCbは、エンジンEのシリンダ部C上方において上部カバーCaを左右に横切るように延びている。この下部カバーCbの両端は、上部カバーCaの内面の左右両端部にそれぞれ固着されて下方に延びる左右一対のステー7にネジ部材8を介して着脱可能に連結され、これにより下部カバーCbが上部カバーCaの下面にその左右方向に橋渡しされる。
【0018】
上部カバーCaの下端開口縁にはその全周に亘って、略水平な外向きフランジ部fが一体に形成されており、その左右一方側のフランジ部fには、ゴム製グロメット9を各々有する前後一対の取付穴faが設けられる。また下部フレーム枠Fbの左右一方側の上端部には、前記フランジ部fを載置させる支持枠10が一体に形成されており、この支持枠10には、前記取付穴faにそれぞれ対応する前後一対のネジ穴10aがそれぞれ設けられる。したがって、前記取付穴fa(グロメット9)を貫通してネジ穴10aに螺合させたボルト11を締めつけることにより、上部カバーCaの左右一側部(フランジ部f)は下部フレーム枠Fb(前記支持枠10)上に、防振材としてのグロメット9を介して弾性的に支持される。
【0019】
また左右他方側のフランジ部fは、コントローラCoのハウジング3に形成した取付凹部3aに抜き差し可能に差し込まれる。この取付凹部3aに対応して前記左右他方側のフランジ部fの前、後部には、横断面U字状に形成された前後一対のゴム片12が固着されており、従って該フランジ部fの左右他方側は、前記取付凹部3aに防振材としてのゴム片12を介して弾性的に支持される。
【0020】
図9も併せて参照して、前記下部カバーCbの上面には、エンジン停止時にエンジンEへのガス燃料の供給を自動的に停止させる一対の電磁式ガス遮断弁V1,V2と、エンジンEに供給されるガス燃料を減圧調整してミキサーMiに供給するためのガス燃料調圧器Zと、該ガス燃料調圧器Z及びガス遮断弁V1,V2を相互に直列に接続する接続配管J1,J2とよりなるガス配管ユニットが上部カバーCaに覆われるようにして取付けられる。前記ガス遮断弁V1,V2は、コントローラCoから延びるリード線に接続されており、そのコントローラCoから出力される制御信号に応じて開閉制御される。
【0021】
また特にこの図示例では下部カバーCaの左右一方側に、金属製の第1接続配管J1を介して相互に直列に接続された一対のガス遮断弁V1,V2が並んで配設され、また同カバーCaの左右他方側に、金属製の第2接続配管J2を介して第2ガス遮断弁V2の出口側に接続したガス燃料調圧器Zが配設される。これらガス遮断弁V1,V2及びガス燃料調圧器Zは、下部カバーCb上にそれぞれ固着したステーS1,S2,S3にそれぞれネジ部材B1,B2,B3を以て着脱可能に結合される。この図示例によれば、ガス遮断弁V1,V2及びガス燃料調圧器Zを堅牢な金属製接続配管J1,J2で相互に一纏めに一体結合した状態で下部カバーCb上に安定よく支持させることができ、しかも斯かるガス配管ユニットの取扱いが容易であって、該配管ユニットの下部カバーCbへの取付け作業も頗る簡便となる。
【0022】
しかもこの図示例では、ガス配管ユニットを構成する一対のガス遮断弁V1,V2及びガス燃料調圧器Z並びにその相互を接続する接続配管J1,J2が全体としてループを描くように並べられていて、第1ガス遮断弁V1のガス入口V1a及びガス燃料調圧器Zのガス出口Zaが機体ユニットUの同一側面側(図示例では前面側)に位置するように配列される。これにより、メンテナンス時などにおいてガス管H1,H2の接続作業を機体ユニットUの同一側面側で集中して容易に行うことができ、またガス燃料調圧器ZとエンジンE(即ちミキサーMi)との間の接続距離の短縮化が図られる。
【0023】
次に前記実施例の作用を説明する。前記した構造のエンジン発電機Aを屋外に設置して運転するに当たっては予め、第1ガス遮断弁V1のガス入口V1aと、天然ガス,LPGガス等のガス燃料を貯蔵したガスタンク等のガス供給源(図示せず)との間を第1のガス管H1で接続しておき、またガス燃料調圧器Zのガス出口Zaと、下部カバーCb直下に位置するミキサーMiのガス入口Miaとを第2のガス管H2で接続しておく。
【0024】
ここでコントローラCoの制御パネル4の操作部を操作して「運転状態」に切り換えると各ガス遮断弁V1,V2が開き、この状態でスタータノブSを牽引操作してエンジンEを始動させると、ガス燃料がガス燃料調圧器Zで減圧されてからミキサーMiに供給され、そこでエアクリーナAcからの空気と混合されてエンジンEの燃焼室に送られる。かくして、エンジンEの運転が開始され、これに連動する発電機Gが発電を開始する。
【0025】
ところで斯かるエンジン発電機Aでは、その機体ユニットUの上方を覆う屋根体Rが、上方に膨出した上部カバーCaと、この上部カバーCaの下面に装着される下部カバーCbとより構成され、その下部カバーCbの上面に、ガス燃料調圧器Zと、ガス遮断弁V1,V2と、それら間の接続配管J1,J2とが上部カバーCaに覆われるようにして取付けられている。このため、ガス燃料調圧器Zやガス遮断弁V1,V2をそれらの接続配管J1,J2を含めて1つの配管ユニットとして取り扱うことができるようになるので、ガス燃料系を下部カバーCb上に集中させて、最小限の長さで無理なく取り回すことが可能である。しかもその配管ユニットを屋根体Rの上,下部カバーCa,Cb間に体裁よく収容保護することができるため、製品の外観性が良好であるばかりか、その各配管部品Z,V1,V2,J1,J2に他物が衝突したり或いは雨水、塵埃等が当たるのを効果的に回避でき、それらの耐久性向上が図られる。
【0026】
さらに機体ユニットUを包囲する剛体枠Fに対し他物との衝突に伴う衝撃や、エンジンの振動が加わっても、その衝撃や振動が各配管部品Z,V1,V2,J1,J2へ伝わることを防振材としてのグロメット9,ゴム片12の緩衝作用により効果的に抑制することができる。
【0027】
また図示例では、ガソリンを燃料とするエンジンにより運転されるガソリンエンジン発電機の構成部品(例えば機体ユニットU、剛体枠F、排気マフラ5、エアクリーナAc等)を極力流用してガスエンジン発電機Aを構成するようにしている。この場合、屋根体Rの上部カバーCaは、ガソリンエンジン発電機に付設される燃料タンクの上半部分をそのまま流用しており、その給油口には給油キャップに代えて適当なキャップ20が被着される。また下部カバーCb及び該カバー上のガス配管部品Z、V1,V2等の設置スペースは、前記燃料タンクの設置スペースがそのまま利用される。更にエアクリーナAcからの供給空気とガス燃料調圧器Zからの供給ガスとを混合させるミキサーMiは、ガソリンエンジン発電機の気化器に代わるものであるが、その気化器設置空間をそのまま利用して設備することができる。このようにガソリンエンジン発電機の主要部品を流用することにより、低コストでガスエンジン発電機Aを製造することが可能となる。
【0028】
尚、このようなガソリンエンジン発電機からの部品流用をしないで、ガスエンジン発電機Aの部品、例えば前記上部カバーCaを専用部品として設計し製造するようにしてもよいことは勿論である。
【0029】
以上、本発明の一実施例について説明したが、本発明は、その発明の範囲内で種々の実施例が可能であり、前記実施例に限定されない。例えば、前記実施例では、作業機として発電機Gを示したが、本発明では、エンジンEにより駆動されるその他の作業機について実施してもよい。また前記実施例では、屋根体Rを防振材としてのゴム片12を介して剛体枠Fに支持させるに当たり、剛体枠Fとの間にコントローラCoを介在させているが、このようなコントローラCoを介することなく剛体枠Fに直接支持させるようにしてもよい。
【0030】
【発明の効果】
以上のように各請求項の発明によれば、エンジンと作業機とよりなる機体ユニットの上方を覆う屋根体が、上方に膨出した上部カバーと、この上部カバーの下面に装着される下部カバーとより構成され、その下部カバーの上面には、ガス燃料調圧器と、ガス遮断弁と、それら間の接続配管とが上部カバーに覆われるようにして取付けられるので、そのガス燃料調圧器やガス遮断弁をそれらの接続配管を含めて1つのガス配管ユニットとして取り扱うことができ、その取付け作業が容易であるばかりか、複数の配管部品からなるガス燃料系を下部カバー上に集中させて、最小限の長さで無理なく取り回すことができる。しかもそのガス配管ユニットを屋根体の上,下部カバー間に体裁よく収容保護することができるから、外観性が良好である上、その各配管部品に他物が衝突したり或いは雨水、塵埃等が当たるのを効果的に回避できて各配管部品の作動安定と耐久性向上に寄与することができる。さらに屋根体は、機体ユニット周囲の剛体枠に防振材を介して支持されるため、剛体枠のフレーム材に衝撃やエンジン振動が加わっても、それらが各配管部品へ伝わることを防振材の緩衝作用により効果的に抑制でき、従ってその衝撃、振動が各配管部品に及ぼす影響が最小限に抑えられる。
【0031】
また特に請求項2の発明によれば、ガス燃料調圧器とガス遮断弁とが下部カバー上で金属製の接続配管を介して一体的に連結固定されるので、ガス燃料調圧器とガス遮断弁とを堅牢な金属製接続配管で一纏めに一体結合した状態で下部カバー上に安定よく支持させることができ、またその配管ユニットの下部カバーへの取付け作業が一層簡便となる。
【0032】
また特に請求項3の発明によれば、下部カバーをエンジンのシリンダ上方に配置し、この下部カバー上でガス遮断弁とガス燃料調圧器と接続配管とを、該遮断弁のガス入口及び該調圧器のガス出口が機体ユニットの同一側面側に位置するように配列したので、メンテナンス時などにおいてガス管の接続作業を機体ユニットの同一側面側で纏めて行うことができ、それだけ作業能率の向上が図られ、またガス燃料調圧器とエンジン(ミキサー)側との間の接続距離を極力短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のガスエンジン作業機の一実施例を示す正面図
【図2】図1の2矢視より見た側面図
【図3】図1の3矢視より見た側面図
【図4】前記実施例を示す背面図(図2の4矢視図)
【図5】前記実施例を示す背面側からの分解斜視図
【図6】図5の6矢視より見た平面図
【図7】図6の7−7線拡大断面図
【図8】図6の8−8線拡大断面図
【図9】図8の9−9線断面図
【符号の説明】
A・・・・・ガスエンジン作業機としてのエンジン発電機
Ca・・・・上部カバー
Cb・・・・下部カバー
E・・・・・エンジン
F・・・・・剛体枠
G・・・・・作業機としての発電機
J1,J2・・・接続配管
R・・・・・屋根体
U・・・・・機体ユニット
V1,V2・・・ガス遮断弁
V1a・・・第1ガス遮断弁のガス入口
Z・・・・・ガス燃料調圧器
Za・・・・ガス燃料調圧器のガス出口
9・・・・・防振材としてのグロメット
12・・・・防振材としてのゴム片

Claims (3)

  1. ガス燃料を燃焼させるエンジン(E)と、このエンジン(E)により駆動される作業機(G)とよりなる機体ユニット(U)が、細長いフレーム材を枠組みして構成される剛体枠(F)に包囲、固定され、その機体ユニット(U)の上方が屋根体(R)で覆われたガスエンジン作業機において、
    前記屋根体(R)は、上方に膨出した上部カバー(Ca)と、この上部カバー(Ca)の下面に装着される下部カバー(Cb)とより構成されて、前記剛体枠(F)に防振材(9,12)を介して支持され、
    前記下部カバー(Cb)の上面には、前記エンジン(E)に供給されるガス燃料を調圧するガス燃料調圧器(Z)と、前記エンジン(E)へのガス燃料の供給を停止させるガス遮断弁(V1,V2)と、該ガス燃料調圧器(Z)及びガス遮断弁(V1,V2)を相互に直列に接続する接続配管(J1,J2)とが前記上部カバー(Ca)に覆われるようにして取付けられたことを特徴とする、ガスエンジン作業機。
  2. 前記ガス燃料調圧器(Z)とガス遮断弁(V1,V2)とが前記下部カバー(Cb)上で金属製の前記接続配管(J1,J2)を介して一体的に連結固定されたことを特徴とする、請求項1に記載のガスエンジン作業機。
  3. 前記下部カバー(Cb)を前記エンジン(E)のシリンダ(C)上方に配置し、この下部カバー(Cb)上で前記ガス遮断弁(V1,V2)とガス燃料調圧器(Z)と接続配管(J1,J2)とを、該遮断弁(V1,V2)のガス入口(V1a)及び該調圧器(Z)のガス出口(Za)が前記機体ユニット(U)の同一側面側に位置するように配列したことを特徴とする、請求項1又は2に記載のガスエンジン作業機。
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