JPH09110376A - クレーンのコントロール装置 - Google Patents

クレーンのコントロール装置

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JPH09110376A
JPH09110376A JP26719595A JP26719595A JPH09110376A JP H09110376 A JPH09110376 A JP H09110376A JP 26719595 A JP26719595 A JP 26719595A JP 26719595 A JP26719595 A JP 26719595A JP H09110376 A JPH09110376 A JP H09110376A
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JP26719595A
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Sadayoshi Takai
定義 高井
Nobuhiro Tsubonuma
伸裕 坪沼
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Furukawa Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 クレーンの操作レバー1によりアクセル制御
を可能とし、且つ、アクセル制御操作時における操作レ
バー1の操作力を軽くする。 【解決手段】 クレーン本体の操作レバー1と一体に設
けられ操作レバー1と共に回動するレバーリンク2と、
コントロールバルブを操作するバルブ操作リンク20と
をロッド3で連結して、操作レバー1でクレーン操作可
能に構成したクレーンにおいて、回動自在に枢支したア
クセルブラケット8の一方にアクセルケーブル10を連
結し他方に係合ピン11を設けると共に、それぞれに長
穴14L、14Rを設けた一対のアクセルリンク12
L、12Rをロッド3に所定間隔で回動自在に枢支し、
アクセルリンク12L、12Rの長穴14L、14Rに
アクセルブラケット8の係合ピン11を係合させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トラック等の車両
に搭載するクレーンのコントロール装置、特に、クレー
ンの操作レバーによってアクセルを操作できるように構
成したクレーンのコントロール装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、トラック等の車両に搭載するク
レーンでは、ブームの旋回起伏伸縮、ウインチの巻上げ
巻下げ等のクレーン操作を行うためのクレーンの操作レ
バーをクレーン本体の左右両側に設け、両側の操作レバ
ーをロッドで連結して、車両の左右何れの側からもクレ
ーン操作ができるように構成している。また、クレーン
の作動速度は、動力源であるエンジンのアクセルをアク
セル操作レバーで制御するように構成している。
【0003】しかし、ブームの旋回起伏伸縮、ウインチ
の巻上げ巻下げ等のクレーン操作の選択切換えと、作動
速度の制御を行うには、複数のクレーンの操作レバー
と、アクセル操作レバーとを操作する必要があり操作が
難しい。そこで、クレーンの操作レバーでアクセルの制
御も行うことのできるクレーンのコントロール装置が用
いられている。このクレーンのコントロール装置は、図
6に示すように、クレーンの操作レバー1がレバーピン
4で回動自在に支持されており、操作レバー1と一体に
設けられているレバーリンク2の先端部に、ロッド3が
ロッドピン6で回動自在に連結されている。また、一端
にアクセルケーブル10が連結されるアクセルブラケッ
ト8がブラケットピン9で回動自在に支持されており、
このアクセルブラケット8の他端には、ロッド3との間
に所定の隙間Cを隔てて対向するようにローラ20が設
けられている。ロッド3には、操作レバー1が中立位置
にあるときにこのローラ20と対向する位置を中心とし
て、左右にいくにつれてローラ20側へ漸近する傾斜面
21Fを有するカム21が設けられている。
【0004】操作レバー1の回動操作によってレバーリ
ンク2が回動すると、ロッド3は左右に移動する。そこ
で、操作レバー1を図6に示す中立位置から回動させる
と、図7に示すようにローラ20がカム21に当接する
までは、操作レバー1の回動操作によってクレーン操作
のみが行われる。それから操作レバー1をさらに回動さ
せると、図8に示すようにローラ20がカム21の傾斜
面21Fに乗り上げてアクセルブラケット8を回動させ
るので、アクセルケーブル10が引かれてアクセルを吹
かした状態となる。このようにして、クレーンの操作レ
バー1でアクセルの制御も行うことができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
構成では、クレーンの操作レバー1の操作力がアクセル
ブラケット8を回動させアクセルケーブル10を操作す
る力として効率よく伝達されないので、アクセル制御操
作時に操作レバー1には大きな操作力が必要となり、オ
ペレータにとって操作レバー1が重くなって操作感覚が
悪く微妙な制御操作が困難になるという問題がある。
【0006】この発明は、クレーンのコントロール装置
における上記問題を解決するものであって、クレーンの
操作レバーによるアクセル制御が可能であり、且つ、ク
レーンの操作レバーによるアクセル制御操作時において
クレーンの操作レバーの操作力を軽減し操作感覚を向上
させることのできるクレーンのコントロール装置を提供
することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明では、クレーンの
操作レバーと一体に設けられ操作レバーと共に回動する
レバーリンクと、コントロールバルブを操作するバルブ
操作リンクとをロッドで連結し、操作レバーでクレーン
操作可能に構成したクレーンにおいて、回動自在に枢支
したアクセルブラケットの一方にアクセルケーブルを連
結し他方に係合ピンを設けると共に、それぞれに長穴を
設けた一対のアクセルリンクを前記ロッドに所定間隔で
回動自在に枢支し、アクセルリンクの長穴にアクセルブ
ラケットの係合ピンを係合させることにより上記課題を
解決している。
【0008】本発明のクレーンのコントロール装置で
は、操作レバーの回動操作によってレバーリンクが回動
すると、ロッドは左右に移動する。操作レバーを中立位
置から回動させたとき、アクセルリンクが移動してその
長穴の端部がアクセルブラケットの係合ピンに当接する
までは、回動操作によってクレーン操作のみが行われ
る。操作レバーをさらに回動させると、係合ピンがアク
セルリンクによって押され、アクセルブラケットが回動
するのでアクセルケーブルが引かれてアクセルを吹かし
た状態となる。このようにして、クレーンの操作レバー
でアクセルの制御が行なわれる。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は、この発明の実施の一形態
であるクレーンのコントロール装置の構成を示す平面
図、図2乃至図5はクレーンのコントロール装置の作動
状態の説明図である。ここで、クレーンのコントロール
装置の基本的な構造は、従来のクレーンのコントロール
装置と同様であり、クレーン本体には、旋回支柱と起伏
伸縮可能なブーム、及びウインチが設けられていて、こ
のクレーン本体の左右両側にクレーンの操作レバー1が
設けられ、この操作レバー1と一体に固定され操作レバ
ー1と共に回動するレバーリンク2とコントロールバル
ブ5を操作するバルブ操作リンク20とがロッド3で連
結されている。また、バルブ操作リンク20にも操作レ
バー1が設けられており、左右何れの側からもクレーン
操作可能に構成されている。
【0010】バルブ操作リンク20は、ベース(図示
略)上にレバーピン4Lで回動自在に枢支されており、
一端がコントロールバルブ5のスプール15に係合さ
れ、他端がロッド3にロッドピン6Lで連結されてい
る。レバーリンク2は、ベースに固設されたレバーブラ
ケット7に、一端がレバーピン4Rで回動自在に枢支さ
れており、他端がロッド3にロッドピン6Rで連結され
ている。
【0011】従って、操作レバー1を回動操作すると、
ロッド3が左右に移動し、バルブ操作リンク20がコン
トロールバルブ5のスプール15を作動させ、コントロ
ールバルブ5の油路を切換えてクレーン操作が行われ
る。このクレーンのコントロール装置では、レバーブラ
ケット7にアクセルブラケット8がブラケットピン9で
回動自在に枢支されており、このアクセルブラケット8
の一方にアクセルケーブル10が連結され、アクセルブ
ラケット8の他方には係合ピン11が設けられている。
【0012】前記ロッドの適所には、所定間隔で一対の
アクセルリンク12L、12Rの一端が、それぞれリン
クピン13L、13Rで回動自在に枢支されている。ア
クセルリンク12L、12Rの他方には、それぞれの軸
線方向を長軸とする長穴14L、14Rが設けられてお
り、これらの長穴14L、14Rにアクセルブラケット
8の係合ピン11が係合されている。
【0013】クレーン作業の際には、オペレータは操作
レバー1を図1に示す中立位置から、回動操作してクレ
ーンのコントロールバルブ5を切換え、ブームの旋回起
伏伸縮、ウインチの巻き上げ巻き下げ等のクレーン操作
を行う。いま、操作レバー1を中立位置から図上反時計
方向へ図2に示す位置まで回動させると、この位置はコ
ントロールバルブ5の切換位置であるので、この状態で
クレーンは作動する。このとき、ロッド3の右方への移
動により、アクセルリンク12L、12Rはリンクピン
13L、13Rを中心として反時計方向へ回動すると共
に右方へ移動するので、左側のアクセルリンク12Lの
長穴14Lの端部がアクセルブラケット8の係合ピン1
1と当接する状態となっている。
【0014】この状態から操作レバー1を図3に示す位
置までさらに反時計方向へ回動させると、ロッド3がさ
らに右方へ移動し、アクセルリンク12Lによって係合
ピン11が押され、アクセルブラケット8が時計方向へ
回動するので、アクセルケーブル10が引かれてアクセ
ルを吹かした状態となり、エンジン22が加速される。
【0015】操作レバー1を中立位置から図上時計方向
へ図4に示す位置まで回動させると、この位置はコント
ロールバルブ5の切換位置であるので、この状態でクレ
ーンは作動する。このとき、ロッド3の左方への移動に
より、アクセルリンク12L、12Rはリンクピン13
L、13Rを中心として時計方向へ回動すると共に左方
へ移動するので、右側のアクセルリンク12Rの長穴1
4Rの端部がアクセルブラケット8の係合ピン11と当
接する状態となっている。
【0016】この状態から操作レバー1を図5に示す位
置まで更に時計方向へ回動させると、ロッド3がさらに
左方へ移動し、アクセルリンク12Rによって係合ピン
11が押され、アクセルブラケット8が時計方向へ回動
するので、アクセルケーブル10が引かれてアクセルを
吹かした状態となり、エンジン22が加速される。この
ようにして、クレーンの操作レバーでクレーン操作とア
クセルの制御が行なわれる。操作レバー1の操作力はア
クセルリンク12L、12Rによりアクセルブラケット
8、アクセルケーブル10へ効率よく伝達されるので、
操作レバー1操作時の操作力が軽減され、操作感覚が向
上する。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、この発明のクレー
ンのコントロール装置は、クレーンの操作レバーによる
アクセル制御が可能であり、且つ、クレーンの操作レバ
ーによるアクセル制御操作時においてクレーンの操作レ
バーの操作力を軽減し操作感覚を向上させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態であるクレーンのコント
ロール装置の構成を示す平面図である。
【図2】クレーンのコントロール装置の作動状態の説明
図である。
【図3】クレーンのコントロール装置の作動状態の説明
図である。
【図4】クレーンのコントロール装置の作動状態の説明
図である。
【図5】クレーンのコントロール装置の作動状態の説明
図である。
【図6】従来のクレーンのコントロール装置の構成の説
明図である。
【図7】従来のクレーンのコントロール装置の作動状態
の説明図である。
【図8】従来のクレーンのコントロール装置の作動状態
の説明図である。
【符号の説明】
1 操作レバー 2 レバーリンク 3 ロッド 4L、4R レバーピン 5 コントロールバルブ 6L、6R ロッドピン 7 レバーブラケット 8 アクセルブラケット 9 ブラケットピン 10 アクセルケーブル 11 係合ピン 12L、12R アクセルリンク 13L、13R リンクピン 14L、14R 長穴 15 スプール 20 バルブ操作リンク
【手続補正書】
【提出日】平成7年11月20日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図7
【補正方法】変更
【補正内容】
【図7】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図8
【補正方法】変更
【補正内容】
【図8】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クレーンの操作レバーと一体に設けられ
    操作レバーと共に回動するレバーリンクと、コントロー
    ルバルブを操作するバルブ操作リンクとをロッドで連結
    し、操作レバーでクレーン操作可能に構成したクレーン
    において、回動自在に枢支したアクセルブラケットの一
    方にアクセルケーブルを連結し他方に係合ピンを設ける
    と共に、それぞれに長穴を設けた一対のアクセルリンク
    を前記ロッドに所定間隔で回動自在に枢支し、アクセル
    リンクの長穴にアクセルブラケットの係合ピンを係合さ
    せたことを特徴とするクレーンのコントロール装置。
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