JPS6239460Y2 - - Google Patents

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JPS6239460Y2
JPS6239460Y2 JP1981160832U JP16083281U JPS6239460Y2 JP S6239460 Y2 JPS6239460 Y2 JP S6239460Y2 JP 1981160832 U JP1981160832 U JP 1981160832U JP 16083281 U JP16083281 U JP 16083281U JP S6239460 Y2 JPS6239460 Y2 JP S6239460Y2
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JP
Japan
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link
lever
operating
rotary plate
control mechanism
Prior art date
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Application number
JP1981160832U
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English (en)
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JPS5866428U (ja
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Publication of JPS5866428U publication Critical patent/JPS5866428U/ja
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  • Operation Control Of Excavators (AREA)
  • Mechanical Control Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は2つのレバーの操作を連動させて個個
のレバー操作では得られないような出力が出せる
ようにするレバー連動装置に関するものである。
一般に油圧シヨベル等では、掘削、旋回、走
行、等の各操作を1台の原動機を用いて行い、各
操作毎にそれぞれ独立した出力制御機構を備えて
おり、且つたとえば、ブームの起伏、アームやバ
ケツトの回動等の操作と旋回操作とを同時に行う
ような重複操作の場合には、原動機の負荷が定格
出力を超えないように各操作毎に出力が割り当て
られている。
上記重複操作を行う時間は比較的短時間である
ため、この時間に大出力が出せれば、重複操作を
素速く行い得て高能率に作業を行うことができて
有効である。
ところが、従来の各操作の出力制御機構は、互
に独立して原動機出力が割り当てられているた
め、上記重複操作を行うに当つても、必要な制御
機構の出力は、割り当てられた出力以上は出し得
ず、したがつて、たとえば、前記の如き起伏操作
と旋回操作の重複操作を迅速に行うことができな
かつた。
本考案は、上記重複操作においては各操作単独
時における出力の合計以上の高出力が得られるよ
うにして、単に個々の操作の重複適用の場合に比
して作業の迅速化が得られるようにすることを目
的としてなしたもので、一方の操作レバーと一方
の出力制御機構とを連結バーにて連結し、他方の
操作レバーに2つのリンクの各一端を枢着し、一
端を固定したアーム先端に回転板を回転自在に取
付け、該回転板に該回転板回転中心から所要半径
位置に相対峙する2個の円弧状の長穴を穿設し、
該両長穴に上記両リンクの各他端に夫々突設した
ピンを夫々遊嵌せしめ、上記回転板一端部に他方
の出力制御機構を連結し、上記回転板一端にリン
クを介して上記連結バー移動方向に延びる長穴を
中央部に有する操作用リンクの一端を連結すると
共に、該操作用リンクの他端を上記連結バーの途
中と係合せしめ、上記操作用リンクの長穴に、固
定プレートに支持せしめたケーブルの一端に突設
したピンを遊嵌せしめ、該ケーブルの他端を大出
力制御機構に連結し、上記固定プレートと上記操
作用リンクを該操作用リンクが固定プレート側に
付勢されるようスプリングにて連結したことを特
徴とするものである。
以下、図面にもとづき本考案の実施例を説明す
る。
本考案のレバー連動装置は、概略的にはレバー
操作により出力制御をする機構と同様な他の出力
制御機構との間に、一方のレバーと他方のレバー
を複合に操作したときのみ必要とする移動量が得
られて高出力で作業ができ、各レバーを単独に操
作したときは必要とする移動量が得られないよう
にしたものである。
詳述するに、第1図は本考案の一実施例を示す
もので、一例として、油圧シヨベルの場合におい
て、ブームの起伏によるバケツトの上下動操作、
アームやバケツトの回動による掘削操作、ブーム
の旋回による全体の旋回操作等の制御系統のう
ち、たとえば、バケツトの上下動操作用のレバー
として操作レバー1を用い、又旋回操作用のレバ
ーとして操作レバー2を用いている場合を以下で
説明する。
操作レバー1と出力制御機構4とを連結バー3
にて連結し、該レバー1の操作によつて出力制御
機構4を制御させるための連結バー3の途中に、
一端にのみ突出部6を有する操作ブロツク5を、
連結バー3と一体で移動できるように取り付け、
且つ固定側7に支持したプレート8に操作用ケー
ブル9を軸心方向へ移動自在に貫通支持させ、中
央部に長手方向と直角の方向へ延びる長穴11を
有し且つ一端にローラ12を有しているリンク1
0を、その長穴11にケーブル9の一端のピン1
3を遊嵌させることによりケーブル9に係合さ
せ、該リンク10の一端のローラ12を操作ブロ
ツク5の突出部6と係合させ、操作ブロツク5が
矢印a方向へ引かれるときリンク10の一端側が
同じ方向へ突出部6で押されるようにし、上記リ
ンク10は、両端側をスプリング14,14にて
プレート8につなぎ、常時はリンク10がプレー
ト8側へ引かれて長穴11の前端がピン13と係
合しているようにする。一方、レバー2には、リ
ンク15と16の各一端を枢着し、且つ固定側に
支持させたアーム17の先端に支点18を有する
回転板19に、支点18を中心とした所要半径の
位置に相対峙する2個の長穴20と21を設け
て、該両長穴20,21に、上記リンク15,1
6の各他端にそれぞれ突設させたピン22,23
を図示の如く遊嵌させ、レバー2が中立位置にあ
るときはスプリング24により引かれる回転板1
9が長穴20,21とピン22,23の係合によ
り停止しているが、レバー2を中立位置から2′
位置へ操作したとき、リンク15,16とレバー
2との枢着点25が25aまで移動し、リンク1
6、ピン23を介し回転板19を時計方向へ回転
して回転板19の一端19aを19a′の位置まで
移動させ、又、レバー2を中立位置から2″位置
へ操作したときも、枢着点25が25bまで移動
してリンク15、ピン22を介し回転板19を同
様に時計方向へ回転して一端19aを19a′の位
置まで移動させるようにし、該回転板19の一端
と前記リンク10の他端とをリンク26で結合
し、回転板19の回転でもリンク10の他端側が
変位させられるようにする。
27はレバー2の操作で制御される出力制御機
構、28はケーブル9の他端側であつてレバー1
と2の複合操作時に軸心方向へ移動して図示しな
い大出力制御機構を制御するよう該制御機構に接
続してある。
本考案のレバー連動装置は上記構成としてある
ので、レバー1と2を複合操作したときのみケー
ブル9の他端側を移動させることができ、レバー
1,2を単独に操作したときはケーブル9は移動
しない。
上記レバーの複合操作は、レバー1と2のいず
れを先に操作し、いずれを後に操作しても得られ
る結果は同じであるが、今、レバー1を先に操作
し、その後にレバー2を操作したときを説明す
る。
レバー1を1′位置に操作すると、バー3と一
体の操作ブロツク5はバー3と共に引かれて矢印
a方向へ移動し、突出部6を介して同時にリンク
10を、他端のリンク26との枢着点Aを中心と
して傾動させ、ローラ12の取付点BをB′まで移
動させる。この際、リンク10の中央部には長穴
11があるので、リンク10が傾動しても該リン
ク10がピン13との干渉を避けることができて
ピン13を移動させることなく、該ピン13とは
長穴11の後端部11aが係合した状態となる。
次に、レバー2を2′位置に操作すると、前記
したようにリンク16、ピン23を介して回転板
19が時計方向へ回動させられ、一端19aが1
9a′まで移動させられるので、該一端19aにリ
ンク26を介して結合してあるリンク10の他端
は、枢着点AがA′までリンク10の一端のB′点
を支点として回動させられる。これによりリンク
10は実線位置から二点鎖線で示す位置まで移動
させられることになる。
このようにレバー1の操作によるリンク10の
一端の移動に、レバー2の操作によるリンク10
の他端の移動を複合させることにより、リンク1
0は全体として横移動し、中央部の長穴11に係
合していたピン13は、リンク10の移動と同時
に移動させられてケーブル9を引き、該ケーブル
9の他端がbだけ移動させられ、複合操作時に必
要とする移動量が得られて大出力制御が可能とな
る。
又、レバー2を先に操作し、その後にレバー1
を操作したときも上記と同様にリンク10は実線
位置から二点鎖線の位置まで移動させられてピン
13を介しケーブル9も引かれる。この場合は、
先にリンク10の他端が一点鎖線の如く移動させ
られた後、次にレバー1の操作によつてリンク1
0の一端側がB′まで移動させられることにより、
長穴11の11a部がピン13と係合した状態で
ケーブル9を引つぱることになる。
尚、レバー2は、2′位置に操作する場合も、
2″位置に操作する場合も同様にリンク10を動
作させることができるが、レバー1及び2共、単
独で操作した場合は、リンク10は傾斜してピン
13との係合位置が前端から後端部の11a位置
へ移るだけであり、ケーブル9はリンク10に引
かれることはない。
又、実施例では、レバー1を起伏用、レバー2
を旋回用とした場合を示したが、他の操作を複合
させるようにしてもよいことは勿論である。
以上述べた如く、本考案のレバー連動装置によ
れば、2つの操作用レバーの複合操作時のみ操作
用のリンクが連動して複合操作の出力制御装置を
作動させるに必要な移動量が得られるので、従
来、たとえば、起伏動作と旋回動作を行わせる場
合にもそれぞれに割り当てられていた出力以上は
出せなかつたのに対し、1つの動力源で能力以上
のパワーを発揮させられ、迅速な動きが得られて
高能率に作業を行うことができるという優れた効
果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のレバー連動装置の一例を示す
概略図である。 1,2……操作レバー、5……操作ブロツク、
9……操作用ケーブル、10……リンク、11…
…長穴、13……ピン、15,16……リンク、
19……回転板、22,23……ピン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一方の操作レバーと一方の出力制御機構とを連
    結バーにて連結し、他方の操作レバーに2つのリ
    ンクの各一端を枢着し、一端を固定したアーム先
    端に回転板を回転自在に取付け、該回転板に該回
    転板回転中心から所要半径位置に相対峙する2個
    の円弧状の長穴を穿設し、該両長穴に上記両リン
    クの各他端に夫々突設したピンを夫々遊嵌せし
    め、上記回転板一端部に他方の出力制御機構を連
    結し、上記回転板一端にリンクを介して上記連結
    バー移動方向に延びる長穴を中央部に有する操作
    用リンクの一端を連結すると共に、該操作用リン
    クの他端を上記連結バーの途中と係合せしめ、上
    記操作用リンクの長穴に、固定プレートに支持せ
    しめたケーブルの一端に突設したピンを遊嵌せし
    め、該ケーブルの他端を大出力制御機構に連結
    し、上記固定プレートと上記操作用リンクを該操
    作用リンクが固定プレート側に付勢されるようス
    プリングにて連結したことを特徴とするレバー連
    動装置。
JP16083281U 1981-10-28 1981-10-28 レバ−連動装置 Granted JPS5866428U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16083281U JPS5866428U (ja) 1981-10-28 1981-10-28 レバ−連動装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16083281U JPS5866428U (ja) 1981-10-28 1981-10-28 レバ−連動装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5866428U JPS5866428U (ja) 1983-05-06
JPS6239460Y2 true JPS6239460Y2 (ja) 1987-10-08

Family

ID=29953220

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16083281U Granted JPS5866428U (ja) 1981-10-28 1981-10-28 レバ−連動装置

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JP (1) JPS5866428U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5612901U (ja) * 1979-07-12 1981-02-03

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5612901U (ja) * 1979-07-12 1981-02-03

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Publication number Publication date
JPS5866428U (ja) 1983-05-06

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