JPH11280111A - 建設機械における油圧制御装置 - Google Patents

建設機械における油圧制御装置

Info

Publication number
JPH11280111A
JPH11280111A JP10197198A JP10197198A JPH11280111A JP H11280111 A JPH11280111 A JP H11280111A JP 10197198 A JP10197198 A JP 10197198A JP 10197198 A JP10197198 A JP 10197198A JP H11280111 A JPH11280111 A JP H11280111A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
spool
hydraulic
operating means
spare
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP10197198A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3410359B2 (ja
Inventor
Akio Oshima
昭夫 大島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Caterpillar Japan Ltd
Caterpillar Mitsubishi Ltd
Original Assignee
Caterpillar Mitsubishi Ltd
Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Caterpillar Mitsubishi Ltd, Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd filed Critical Caterpillar Mitsubishi Ltd
Priority to JP10197198A priority Critical patent/JP3410359B2/ja
Priority to PCT/JP1998/004132 priority patent/WO1999050509A1/ja
Publication of JPH11280111A publication Critical patent/JPH11280111A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3410359B2 publication Critical patent/JP3410359B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F3/00Dredgers; Soil-shifting machines
    • E02F3/04Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven
    • E02F3/76Graders, bulldozers, or the like with scraper plates or ploughshare-like elements; Levelling scarifying devices
    • E02F3/7609Scraper blade mounted forwardly of the tractor on a pair of pivoting arms which are linked to the sides of the tractor, e.g. bulldozers
    • E02F3/7613Scraper blade mounted forwardly of the tractor on a pair of pivoting arms which are linked to the sides of the tractor, e.g. bulldozers with the scraper blade adjustable relative to the pivoting arms about a vertical axis, e.g. angle dozers

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Mining & Mineral Resources (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Operation Control Of Excavators (AREA)
  • Component Parts Of Construction Machinery (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 各油圧アクチュエータへの圧油供給を制御す
るバルブが集中装備されたバルブユニットに、予備のバ
ルブを設け、該予備バルブのスプール作動手段をバルブ
ユニットに近接配置できるようにする。 【解決手段】 バルブユニット5が設けられるバルブベ
ース6に、バルブユニット5と第一、第二リンク軸1
3、14とのあいだの空間の一側部に位置して、予備バ
ルブ10を切換えるための油圧シリンダ手段15を配設
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、油圧ショベル等の
建設機械における油圧制御装置の技術分野に属するもの
である。
【0002】
【従来の技術】一般に、油圧ショベル等の建設機械にお
いては、複数の油圧アクチュエータが備えられ、これら
油圧アクチュエータを適宜組み合わせて作業をすること
になるが、これら各油圧アクチュエータへの圧油供給制
御をするバルブは、一つのバルブベースに集中装備され
て機体に搭載される。ところでこのような建設機械にお
いて、例えばこれが油圧ショベルである場合、バケット
作業とは別にドーザブレードを用いたドーザ作業をする
ことがあり、このようなことに対応するため、前記バル
ブベースには、ドーザブレードを昇降するためのバルブ
と、該バルブのスプールを作動させるためのスプール作
動手段を設けることは必須で、これらのものは通常標準
装備される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようなアタッチメ
ントとしてのドーザブレードのなかには、左右一方を昇
降させるチルト機能や前後させるアングル機能を持たせ
た特殊仕様のものがあり、この仕様はユーザー等の希望
によりオプション装備されるのが一般である。ところで
バルブベースには、ドーザブレードを始めとして油圧ブ
レーカ、圧砕機、杭打ち抜き機等の各種アタッチメント
に対応させるため、外部油圧取出しをするための予備バ
ルブが設けられているのが一般で、例えば前記機能を持
たせるためには、この予備バルブが用いられることにな
る。そして従来のものでは、図9(A)、(B)に示す
ように、予備バルブ10のスプール10aに、ペダル操
作部28(あるいはレバー操作部であってもよい)を連
結し、該操作部による操作手段の手動(足動)操作によ
り切換わる手動式のスプール作動手段を設けて対応して
いた。しかるに、前記ドーザブレードの場合、チルト−
アングルの切換えが必要で、このため、予備バルブをチ
ルト−アングル切換え用のセレクタバルブを切換えるた
めのパイロット圧油切換えバルブとし、そして該パイロ
ット圧油切換えバルブを、前記手動操作により切換える
状態で、さらにメイン切換えバルブの切換操作をする必
要があり、操作が面倒かつ煩雑になるという問題があ
る。そこで予備バルブを、メインバルブの切換え操作に
連繋して自動的に切換えるようにすることも提唱される
が、この場合に、自動切換え機構の配設を予備バルブに
近接した位置に確保することは、油圧ホースが配管され
る等して難しい一方で、遠方に配した場合にはリンク誤
差等の発生で円滑な作動が行えなくなる等の問題があ
り、ここに本発明が解決しようとする課題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の如き実
情に鑑み、これらの課題を解決することを目的として創
作されたものであって、油圧ポンプから複数の油圧アク
チュエータへ圧油供給制御するための各バルブが集中装
備されるバルブユニットを設け、該バルブユニットの一
側部に、各バルブスプールを作動させるためのスプール
作動手段を対向配設してなる建設機械において、前記バ
ルブユニットに装備されるオプション用バルブのスプー
ルを作動させるための補助スプール作動手段を配設する
にあたり、該補助スプール作動手段は、前記スプール作
動手段と集中装備されるバルブとのあいだに配したもの
である。このようにすることによって、補助スプール作
動手段をオプション用バルブのスプールに近接状態で配
することができて、ガタ付きのないスプール作動を行う
ことができる。このものにおいて、補助スプール作動手
段は、ソレノイドと、該ソレノイドの作動により切換え
られる油圧シリンダ手段と、該油圧シリンダ手段を構成
するシリンダのシリンダロッドとオプション用バルブの
スプールとを連動連結する連結手段とから構成されるも
のとし、ソレノイドおよび油圧シリンダはスプール作動
手段と外側バルブとの対向間に配され、連結手段はスプ
ール作動手段と平行状に配したものとすることができ
る。
【0005】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図1〜図8の図面に基づいて説明する。図面におい
て、1はキャノピ型の油圧ショベルであって、該油圧シ
ョベル1は、クローラ式の下部走行体2、該下部走行体
2の上方に旋回自在に支持される上部旋回体3、該上部
旋回体3の前端部に連結されるバケット作業部4等で構
成されており、そして下部走行体2の走行、上部旋回体
3の旋回、バケット作業部4のバケット作業等の各作業
は、上部旋回体3に搭載される図示しないエンジンの動
力で駆動する油圧ポンプPからの圧油供給を受けて行わ
れること等の基本的構成は何れも従来通りである。
【0006】さて、5は複数のバルブが一列状に集合組
付けされたバルブユニットであって、該バルブユニット
5は、その下面に固定されるバルブベース6がゴムダン
パ6aを介在する状態で、かつ複数のバルブスプルール
7aが機体の左右方向内方に向けて突出する姿勢で上部
旋回体3のメインフレーム3aに止着されている。この
バルブユニット5には、例えば前記バケット作業部4に
圧油供給制御をするためのバルブや、旋回ジョイント8
および旋回モータ9への圧油供給制御をするためのバル
ブ等のバルブ群7が形成されている。さらにバルブユニ
ット5には、オプション用のバルブとしてチルト−アン
グル切換え用セレクタバルブを切換えるためのパイロッ
ト圧油切換えバルブ10が備えられているが、このパイ
ロット圧油切換えバルブ(以降予備バルブと記載する)
10はバルブユニット5の左右方向中間位置に配されて
いる。そして予備バルブ10は、機体にオプションとし
て取付けられたドーザブレードBの図示しないチルト−
アングル用油圧シリンダへの圧油供給を制御をするため
の制御バルブとして使用される設定となっている。尚、
図中、11は旋回サークルである。
【0007】12はバルブユニット5の内側(後方)に
位置してバルブベース6に固定されるブラケットであっ
て、該ブラケット12には、上下に並列する状態で二本
の第一、第二リンク軸13、14が支持されている。こ
れら第一、第二リンク軸13、14は左右に長く形成さ
れ、複数のリンクボス13a、14aが隣接する状態で
回動自在に軸支されるが、これら各リンクボス13a、
14aに一体形成された一方のリンク腕13b、14b
が連結リンク13c、14cを介して対応するバルブス
プール7aにそれぞれ連結されている。そして、各リン
クボス13a、14aは、他方のリンク腕13d、14
dに連結される操作レバー等の各操作に基づいて揺動
し、これによってバルブスプール7aの押し引き作動を
行い、而して必要なバルブ7の切換え操作をするように
設定され、これによってスプール作動手段が構成されて
いる。
【0008】そして、前記上側に位置する第一リンク軸
13に軸支されるリンクボス13aのうち、一側部(図
2における下側)のものが前記予備バルブ10に対向し
ており、該部位のリンクボスが予備リンクボス13eと
して本発明の補助スプール作動手段を構成しており、後
述するように予備スプール10aを押し引き作動させる
ように構成されている。つまり、前記予備リンクボス1
3eの他側部には予備リンク腕13fが一体的に突設さ
れており、該予備リンク腕13fが連結リンク13gを
介して予備スプール10aに連動連結されている。ま
た、リンクボス13eの一側部には、上下に突出する一
対のリンク腕13h、13iが一体形成されており、こ
れらリンク腕13h、13iの何れか一方にリンクボス
13eを揺動させるための作動手段が連結されることで
補助スプール作動手段が構成されるが、本実施の形態で
は、下側リンク腕13iに後述する油圧シリンダ手段1
5を連結し、該油圧シリンダ手段15の操作に基づいて
予備リンクボス13eを揺動させる設定となっている。
因みに、予め装備される予備スプール10aに対し、予
備リンクボス13e、リンク腕13f、連結リンク13
g、上下のリンク腕13h、13iが既に取り付けられ
た状態になっており、上側リンク腕13hにペダル装置
28を備えた場合では、前記従来例のものと同様の構成
になるが、本実施の形態では、上側リンク腕13hだけ
でなく下側に向くリンク腕13iが一体形成されてお
り、これによって、ペダル装置28を取外した場合に、
下側リンク腕13iに油圧シリンダ手段15を連結し、
必要な配管を行うことで、予備バルブ10を自動式に作
動させる構成に変更することができる。
【0009】前記油圧シリンダ手段15は、作動用油圧
シリンダ16とその上面に配される電磁切換え弁17と
で構成されるが、油圧シリンダ手段15は、バルブユニ
ット5の一側部であって、かつバルブユニット5と第
一、第二リンク軸13、14のあいだに位置してバルブ
ベース6上に配されるようになっており、該部位に固定
された略L字状の取付けブラケット18の起立片18a
を介して設けられている。つまり、前記作動用油圧シリ
ンダ16は、シリンダ筒16aとシリンダロッド16b
とで構成され、シリンダ筒16aの筒端が前記起立片1
8aに突当て状に固定され、またシリンダロッド16b
は起立片18aを貫通する状態で後方に突出し、該突出
端部16cが前記予備リンクボス13eの下側リンク腕
13iにリンク杆16dを介して連結され、このように
して補助スプール作動手段が構成されている。そして、
電磁切換え弁17の切換え作動に基づいて、シリンダ筒
16aに圧油供給されることに伴いシリンダロッド16
bが移動し、これによって下側リンク腕13iを介して
予備リンクボス13eを揺動して予備スプール10aの
押し引き作動がなされ、しかして予備バルブ10の切換
え操作がなされるように設定されている。
【0010】そして前記補助スプール作動手段は、上部
旋回体3の操作部に設けられた操作レバーLの四つの操
作スイッチ19〜22のスイッチ操作に基づいて予備バ
ルブ10の切換え作動を行う設定となっており、またこ
の予備バルブ10は、ドーザブレードBに装備されるア
ングル用シリンダ23R、23L、チルト用シリンダ2
4への圧油供給を選択的に行うためのセレクタバルブ2
5のバルブ切換えを行うための切換えバルブとして作用
するように設定されている。
【0011】次に、前記油圧シリンダ手段15を備えた
補助スプール作動手段の作動に基づくドーザブレードB
のチルト−アングル姿勢制御について、図5に示す油圧
回路図に基づいて説明する。図中、Pはメイン油圧ポン
プ、PSはサブ油圧ポンプであって、何れも図示しない
エンジンの駆動に基づいて起動するものであり、前記予
備バルブ10の切換え作動は、補助スプール作動手段
(油圧シリンダ手段15)にサブ油圧ポンプPSからの
パイロット圧油が供給されることに基づいてなされる設
定となっている。26はメイン油圧ポンプPからセレク
タバルブ25への圧油供給を切換えるメイン切換えバル
ブ、27はパイロットシリンダ27aを介してメイン切
換えバルブ26の切換えを行うためのパイロット切換え
バルブである。
【0012】まず、前記操作スイッチ19〜22の何れ
のものも操作されていない、所謂中立状態において、パ
イロット切換えバルブ27は中立状態となっていて、メ
イン切換えバルブ26はセレクタバルブ25への圧油供
給がなされない設定となっているが、この状態におい
て、前記予備バルブ10はチルト側に切換えられている
と共に、セレクタバルブ25もチルト用シリンダ24と
の油路を開状態に維持している。この状態から、例えば
チルト用操作スイッチ19、20の一方が操作された場
合、予備バルブ10、パイロット切換えバルブ27とが
制御されるが、中立状態でチルト側に切換えられている
予備バルブ10はこの状態を維持する一方、パイロット
切換えバルブ27は対応する切換えを行ってパイロット
シリンダ27aにパイロット圧油を供給し、これによっ
てメイン切換えバルブ26が開放され、圧油がセレクタ
バルブ25を介してチルト用シリンダ24に供給される
ように設定されている。
【0013】一方、アングル用操作スイッチ21、22
の一方が操作された場合、前記補助スプール作動手段が
作動する(油圧シリンダ手段15にパイロット圧油が供
給される)ことで予備バルブ10がアングル側に切換わ
り、これに基づいてセレクタバルブ25はアングル用シ
リンダ23R、23Lとの油路を開状態にするように切
換えられる。一方、パイロット切換えバルブ27は対応
する切換えがなされてパイロットシリンダ27aにパイ
ロット圧油を供給し、これによってメイン切換えバルブ
26が開放されて、圧油が前記切り換えられたセレクタ
バルブ25を介してアングル用シリンダ23R、23L
に供給されるように設定されている。
【0014】さらに、バケット作業部4において、メイ
ンフレーム3aに揺動自在に支持されるブーム29の先
端部には揺動軸30aを介してアーム30基端部が軸支
され、該アーム30は、ブーム29に設けたアームシリ
ンダ31の伸縮作動に伴い、揺動軸30aを支点として
下方揺動する折曲姿勢(実線)から、ブーム29とアー
ム30とが略一直線状となる伸長姿勢(仮想線)に上下
揺動する構成となっている。一方、アーム30にはバケ
ットシリンダ32が設けられ、該バケットシリンダ32
の伸縮作動に伴いアーム30先端部に軸承されたバケッ
ト33を揺動作動させる構成となっているが、バケット
シリンダ32に圧油供給するための配管32aは、メイ
ンフレーム3a側から引き出され、ブーム29の一側
面、揺動軸30a部の上側一側部を経由してアーム30
の一側部に至り、このようにしてバケットシリンダ32
に接続される設定となっている。そしてこのものでは、
アーム30の基端部に配管ガイド体30bが設けられて
おり、該ガイド体30bによって前記配管32aの上動
が規制されるように設定されている。このため、アーム
30の折曲姿勢で丁度よい長さになるよう寸法設定され
る配管32aが、アーム30の伸長姿勢への変姿に伴い
余剰分が生じて上方に逃げようとした場合にこれを規制
するように設定されており、配管32aのばたつきや損
傷が回避されるよう配慮されている。
【0015】さらにこのものでは、上部旋回体3に搭載
されるバッテリ33の固定構造にも配慮がなされてい
る。つまり、バッテリ33の上面には固定プレート34
が宛てがわれており、バッテリ33の外側に位置する固
定プレート34の両側部に挿通される上下に長い固定ボ
ルト35の先端35aを、メインフレーム3aにもうけ
た係止部3bに係止させた状態でメインフレームに固定
する構成になっている。これによって、バッテリ33は
上下方向の動きが規制され、ガタ付きや位置ずれが防止
されるという利点がある。さらに固定ボルト35には、
バッテリ33側面とメインフレーム3a側面とのあいだ
に介在する状態のクッション材36が介装される構成と
なっており、該クッション材36のサイズを変えること
でバッテリサイズの変更に対応できるようになってい
る。
【0016】叙述の如く構成された本発明の実施の形態
において、ドーザブレードBを用いてドーザ作業をする
場合に、ドーザブレードBにチルト−アングル機能(仕
様)を持つようなオプションをした場合では、予備バル
ブ10をチルト−アングル姿勢制御用に用いることにな
り、そのため予備バルブスプール10aにチルト用の補
助スプール作動手段を連動連結させ、操作レバーLを操
作することで補助スプール作動手段を作動させることに
なる。そしてこの場合に、補助スプール作動手段は、油
圧シリンダ手段15を取付け、該油圧シリンダ手段のシ
リンダロッド突出端部16cと下側リンク腕13eとを
連結することで容易に装備することができる。しかもこ
の場合に、油圧シリンダ手段15は、バルブベース6の
一側部でバルブユニット5と第一、第二リンク軸13、
14とのあいだに形成された従来デッドスペースとなっ
ているスペースを有効に利用して配設することができ
て、油圧シリンダ手段15を取り付けるためのスペース
を別途確保する必要がないうえ、予備バルブ10に近接
した状態で設けることができて、予備スプール10aの
円滑な押し引き作動を行わせることができる。
【0017】しかも、補助スプール作動手段は、機体フ
レーム3aからの振動を回避すべくダンパ6aを介して
設けたバルブベース6上に、バルブボックス5と共に固
定されることになるので、補助スプール作動手段はバル
ブボックス5と共に防振されるうえ、振動しても同じ振
動状態となるため、円滑なスプール作動が実現できて、
チルト作動を精度よく制御できる。
【0018】さらにこのものでは、標準装備として予備
スプール10aにリンク腕13d、予備リンクボス13
e、上下のリンク腕13h、13e、がペダル装置が装
備されており、これに対し、ペダル装置等を連繋する手
動式、または油圧シリンダ手段15を連繋する自動式の
ものを必要において選択的に設けることで自由に作動様
式を変更できることになるうえ、その変更作業を容易に
行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】油圧ショベルの斜視図である。
【図2】バルブユニット部位の平面図である。
【図3】要部の平面図である。
【図4】要部の側面図である。
【図5】図5(A)、(B)はそれぞれ予備バルブを用
いたドーザブレードの姿勢制御状態を示す油圧回路図、
操作レバーの斜視図である。
【図6】アーム部の作用説明図である。
【図7】バッテリ取付け状態を示す平面図である。
【図8】図8(A)、(B)はそれぞれバッテリ取付け
状態を示す側面図、正面図である。
【図9】図9(A)、(B)はそれぞれ従来例を示す平
面図、側面図である。
【符号の説明】
1 油圧ショベル 3 上部旋回体 4 バケット作業部 5 バルブユニット 6 バルブベース 7 バルブ群 7a バルブスプール 10 予備バルブ 10a スプール 13 13第一リンク軸 13e 予備リンクボス 13f 予備リンク腕 13i 下側リンク腕 15 油圧シリンダ手段 16 作動用油圧シリンダ 17 電磁切換え弁 L 操作レバー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 油圧ポンプから複数の油圧アクチュエー
    タへ圧油供給制御するための各バルブが集中装備される
    バルブユニットを設け、該バルブユニットの一側部に、
    各バルブスプールを作動させるためのスプール作動手段
    を対向配設してなる建設機械において、前記バルブユニ
    ットに装備されるオプション用バルブのスプールを作動
    させるための補助スプール作動手段を配設するにあた
    り、該補助スプール作動手段は、前記スプール作動手段
    と集中装備されるバルブとのあいだに配した建設機械に
    おける油圧制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、補助スプール作動手
    段は、ソレノイドと、該ソレノイドの作動により切換え
    られる油圧シリンダ手段と、該油圧シリンダ手段を構成
    するシリンダのシリンダロッドとオプション用バルブの
    スプールとを連動連結する連結手段とから構成されるも
    のとし、ソレノイドおよび油圧シリンダはスプール作動
    手段と外側バルブとの対向間に配され、連結手段はスプ
    ール作動手段と平行状に配した建設機械における油圧制
    御装置。
JP10197198A 1998-03-30 1998-03-30 建設機械における油圧制御装置 Expired - Fee Related JP3410359B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10197198A JP3410359B2 (ja) 1998-03-30 1998-03-30 建設機械における油圧制御装置
PCT/JP1998/004132 WO1999050509A1 (fr) 1998-03-30 1998-09-14 Pelle hydraulique

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10197198A JP3410359B2 (ja) 1998-03-30 1998-03-30 建設機械における油圧制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11280111A true JPH11280111A (ja) 1999-10-12
JP3410359B2 JP3410359B2 (ja) 2003-05-26

Family

ID=14314763

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10197198A Expired - Fee Related JP3410359B2 (ja) 1998-03-30 1998-03-30 建設機械における油圧制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3410359B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003097510A (ja) * 2001-09-27 2003-04-03 Toshihito Okamoto 油圧作業機械用増設油圧回路
EP1561865A3 (en) * 2004-02-03 2005-09-14 Fiat Kobelco Construction Machinery S.p.A. Adapter unit for configuring an operative arm of an earth moving machine
CN102444150A (zh) * 2011-09-22 2012-05-09 广西大学 两活动度动臂两活动度斗杆一活动度铲斗空间挖掘机
JP2013249713A (ja) * 2012-06-04 2013-12-12 Yanmar Co Ltd 作業機械

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003097510A (ja) * 2001-09-27 2003-04-03 Toshihito Okamoto 油圧作業機械用増設油圧回路
EP1561865A3 (en) * 2004-02-03 2005-09-14 Fiat Kobelco Construction Machinery S.p.A. Adapter unit for configuring an operative arm of an earth moving machine
CN102444150A (zh) * 2011-09-22 2012-05-09 广西大学 两活动度动臂两活动度斗杆一活动度铲斗空间挖掘机
JP2013249713A (ja) * 2012-06-04 2013-12-12 Yanmar Co Ltd 作業機械

Also Published As

Publication number Publication date
JP3410359B2 (ja) 2003-05-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8038202B2 (en) Operators section construction for work vehicle
JP2020041266A (ja) 作業装置
JPH0221605B2 (ja)
JP3410359B2 (ja) 建設機械における油圧制御装置
JP6770013B2 (ja) クランプアームを備えた解体機械
JPH0637093Y2 (ja) 作業機械の安全装置
JP3420503B2 (ja) 油圧ショベル
JP3708832B2 (ja) 旋回作業機の安全装置
JP2001262616A (ja) 建設機械の切換弁配置構造
JP3531903B2 (ja) 小型油圧ショベル
WO2006008836A1 (ja) アウトリガーの油圧シリンダ
WO2019244617A1 (ja) 旋回作業車
JP2000096626A (ja) 建設機械の操作パターン切換装置
JP4469186B2 (ja) 作業機械
JP2002038534A (ja) 多機能の掘削作業機の追加装備された複数のアクチュエータの操作切換制御回路
WO1999050509A1 (fr) Pelle hydraulique
JP2742681B2 (ja) 作業機の操作レバー構造
JP3833163B2 (ja) 作業機械における流体圧回路
JP2742682B2 (ja) 作業機の操作レバー構造
JP2005207197A (ja) 作業機械
JP3895611B2 (ja) 旋回作業機
JP2005222330A (ja) 作業機のペダル装置
JP3895614B2 (ja) 旋回作業機
JP3280603B2 (ja) 建設機械における油圧制御装置
JPH0720730Y2 (ja) 動力作業機における操作装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20030205

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120320

Year of fee payment: 9

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120320

Year of fee payment: 9

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120320

Year of fee payment: 9

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees