JP2000233891A - クレーンのアクセル制御装置 - Google Patents

クレーンのアクセル制御装置

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JP2000233891A
JP2000233891A JP11037811A JP3781199A JP2000233891A JP 2000233891 A JP2000233891 A JP 2000233891A JP 11037811 A JP11037811 A JP 11037811A JP 3781199 A JP3781199 A JP 3781199A JP 2000233891 A JP2000233891 A JP 2000233891A
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JP
Japan
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accelerator
crane
lever
cylinder
cable
Prior art date
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JP11037811A
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English (en)
Inventor
Tomohiro Takashima
朋広 高島
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Furukawa Co Ltd
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Furukawa Co Ltd
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  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 クレーン操作レバーによって手動でアクセル
を制御するときの操作力を軽減しオペレータの負担を小
さくする。 【解決手段】 クレーン操作レバー8R、8Lによって
アクセルを制御できるように構成したクレーンのアクセ
ル制御装置において、アクセル操作用のアクセルケーブ
ル5が連結されたアクセルリンク29と、アクセルリン
ク29を作動させるアクセルシリンダ26と、クレーン
操作レバー8R、8Lの操作量を検出するポテンショメ
ータ6と、ポテンショメータ6の検出信号に基づいてア
クセルシリンダ26を駆動させるコントロールボックス
30とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は、トラック等の車両に搭
載するクレーンのアクセル制御装置、特に、クレーン操
作レバーによってアクセルを制御できるように構成した
クレーンのアクセル制御装置に関する。
【0003】
【従来の技術】一般に、トラック等の車両に搭載するク
レーンでは、ブームの旋回起伏伸縮、ウインチの巻上げ
巻下げ等のクレーン操作を行うためのクレーン操作レバ
ーをクレーン本体の左右両側に設け、両側のクレーン操
作レバーを連結ロッドで連結して、車両の左右何れの側
からもクレーン操作ができるように構成している。ま
た、クレーンの作動速度は、動力源であるエンジンのア
クセルをアクセル操作レバーで制御するように構成して
いる。
【0004】しかし、ブームの旋回起伏伸縮、ウインチ
の巻上げ巻下げ等のクレーン操作の選択切換えと、作動
速度の制御を行うには、複数のクレーン操作レバーと、
アクセル操作レバーとを操作する必要があり操作が難し
い。そこで、クレーン操作レバーでアクセルの制御も行
うことのできるクレーンのアクセル操作機構が提案され
ている。
【0005】このクレーンのアクセル操作機構では、図
3に示すように、車両に搭載されるクレーン本体のベー
ス(図示略)上の車幅方向の右側にコントロールバルブ
7が設置され、コントロールバルブ7のスプールに枢支
軸9Rを中心として回動可能に枢支されたレバーリンク
3Rの一端が連結され、このレバーリンク3Rにはクレ
ーン操作レバー8Rが取付けられている。
【0006】ベース上左側のレバースタンド(図示略)
に設けられた枢支軸9Lにはレバーリンク3Lが回動可
能に枢支され、このレバーリンク3Lにクレーン操作レ
バー8Lが取付けられている。両側のレバーリンク3
R、3Lは、連結ロッド10で左右連結されており、車
両の左右何れの側からもクレーン操作ができるようにな
っている。
【0007】左の枢支軸9Lの右側には、一対の縦軸1
2L、12Rが回動可能に枢支されており、この縦軸1
2L、12Rの適所に互いに噛み合って回動する一対の
扇形のギヤ13L、13Rが固設されている。また、縦
軸12L、12Rには、連結ロッド10側へ向けてロー
ラリンク14L、14Rが固設されており、このローラ
リンクの先端には、それぞれローラ15L、15Rが枢
支されている。
【0008】連結ロッド10には、中立状態で左右のロ
ーラ15L、15Rの若干外側となる位置に、係合部材
18L、18Rが固設されている。右側の縦軸12Rに
はアクセル作動レバー20が固設されており、このアク
セル作動レバー20の先端にはアクセル操作用のアクセ
ルケーブル21の一端が連結されている。アクセルケー
ブル21の他端は、車両のエンジン22のアクセルレバ
ー23に連結されている。なお、レバースタンドには、
アクセル作動レバー20の時計方向への最大回動量を規
制するストッパ24が設けられている。
【0009】左側のローラリンク14Lには、アクセル
を遠隔制御するためのアクセルケーブル25の一端が連
結されている。このアクセルケーブル25の他端は、図
4に示すように、アクセルシリンダ26のピストンロッ
ド27の伸縮によりピン28を中心として回動するアク
セルリンク29に連結されている。アクセルシリンダ2
6のピストンロッド27の伸縮は、遠隔操作手段から送
られるアクセル操作信号に基づいてコントロールボック
ス30から出力される駆動信号によって制御される。
【0010】遠隔操作手段としては、信号ケーブル31
を介してコントロールボックス30に操作信号を送る有
線遠隔操作機32や、受信機33を介してコントロール
ボックス30に操作信号を送る無線遠隔操作機34が用
いられている。クレーン作業の際には、オペレータはク
レーン操作レバー8R、8Lを図3に示す中立位置か
ら、前後に回動操作してクレーンのコントロールバルブ
7を切換え、ブームの旋回起伏伸縮、ウインチの巻き上
げ巻き下げ等のクレーンの操作を行う。
【0011】いま、例えばクレーン操作レバー8Rを時
計方向へ回動させると、コントロールバルブ7の切換に
よりアクチュエータへの油路が切換えられてクレーンが
作動する。このとき、連結ロッド10は左動して係合部
材18Rがローラ15Rに接近し、やがて当接状態とな
る。この状態からクレーン操作レバー8Rを更に時計方
向へ回動させると、連結ロッド10の左への動きにより
係合部材18Rはローラ15Rに係合してローラ15R
を左方へ押動かし、ローラリンク14Rとギヤ13Rと
を時計方向へ回動させる。すると、アクセル作動レバー
20が時計方向へ回動してアクセルケーブル21を左方
へ引き、アクセルレバー23が作動してエンジン22の
回転数が上がる。
【0012】このとき、ギヤ13Rと噛み合っているギ
ヤ13Lが反時計方向へ回動するので、ローラリンク1
4Lも反時計方向へ回動し、遠隔制御用のアクセルケー
ブル25は緩む方向に動く。オペレータがクレーン操作
レバー8Rから手を離せば、アクセルケーブル21がエ
ンジン22側のアクセルレバー23に設けられているス
プリングで元の位置に戻るので、クレーン操作レバー8
Rはコントロールバルブ7内部の切換スプールのリター
ンスプリングの力によって中立位置に戻る。
【0013】クレーン操作レバー8Rを反時計方向へ回
動させると、コントロールバルブ7の切換によりクレー
ンが作動する。このとき、連結ロッド10は右動して係
合部材18Lがローラ15Lに接近し、やがて当接状態
となる。この状態からクレーン操作レバー8Rをさらに
反時計方向へ回動させると、連結ロッド10の右への動
きにより係合部材18Lはローラ15Lに係合してロー
ラ15Lを右方へ押動かし、ローラリンク14Rとギヤ
13Rとを時計方向へ回動させる。すると、アクセル作
動レバー20が時計方向へ回動してアクセルケーブル2
1を左方へ引きアクセルレバー23が作動してエンジン
22の回転数が上がる。
【0014】遠隔操作を行う場合には、有線遠隔操作機
32から信号ケーブル31を介して、または無線遠隔操
作機34から受信機33を介して、操作信号をコントロ
ールボックス30に送る。コントロールボックス30で
は、操作信号に基づきアクセルシリンダ26の駆動信号
を出力する。アクセルシリンダ26は、駆動信号に応じ
てピストンロッド27が伸縮するように構成されてい
る。ピストンロッド27が伸長するとピストンロッド2
7に押されてアクセルリンク28が時計方向に回動し、
アクセルケーブル25を右方に引く。すると、縦軸12
L、ギヤ13Lが反時計方向に回動し、ギヤ13R、縦
軸12R、アクセル作動レバー20を時計方向へ回動さ
せるので、アクセルケーブル21が左方へ引かれてアク
セルレバー23が作動しエンジン22の回転が上がる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
アクセル操作機構では、クレーン操作レバー8R、8L
によって手動でアクセルを制御するとき、長いアクセル
ケーブル21を引かねばならないので、大きい操作力が
必要でクレーン操作レバー8R、8Lが重くなり、オペ
レータの負担が大きくなるという問題がある。
【0016】この発明は、クレーンのアクセル制御にお
ける上記問題を解決するものであって、手動操作を行う
場合にも、遠隔操作を行う場合と同様にアクセルシリン
ダによるアクセル操作が可能で、操作力を軽減すること
のできるクレーンのアクセル制御装置を提供することを
目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記課題を
解決するため、クレーン操作レバーによってアクセルを
制御できるように構成したクレーンのアクセル制御装置
において、アクセル操作用のアクセルケーブルが連結さ
れたアクセルリンクと、アクセルリンクを作動させるア
クセルシリンダと、クレーン操作レバーの操作量を検出
する検出器と、検出器の検出信号に基づいてアクセルシ
リンダを駆動させる制御部とを設けている。
【0018】クレーン作業の際には、オペレータはクレ
ーン操作レバーを前後に回動操作してクレーンのコント
ロールバルブを切換え、ブームの旋回起伏伸縮、ウイン
チの巻き上げ巻き下げ等のクレーンの操作を行う。アク
セル制御を行う場合には、クレーン操作レバーを更に回
動させる。すると、クレーン操作レバーの操作量を検出
する検出器からの検出信号に基づいて、制御部がアクセ
ルシリンダを駆動させる。そこで、アクセルリンクが回
動してアクセルケーブル引き、アクセルレバーが作動し
てエンジンの回転数が上がる。
【0019】オペレータがクレーン操作レバーを中立側
に戻せば、検出器からの検出信号に基づいて、制御部が
アクセルシリンダを戻してアクセルケーブルを緩めるの
で、アクセルケーブルがエンジン側のアクセルレバーに
設けられているスプリングで元の位置に戻り、エンジン
の回転数が下がる。オペレータがクレーン操作レバーか
ら手を離せば、クレーン操作レバーはコントロールバル
ブ内部の切換スプールのリターンスプリングの力によっ
て中立位置に戻る。
【0020】このように、クレーン操作レバーによって
手動でアクセルを制御するとき、アクセル操作がアクセ
ルシリンダによって行われ、オペレータはアクセルケー
ブルを引く必要がないので、操作力が軽減されオペレー
タの負担が小さくなる。
【0021】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の一形態で
あるクレーンのアクセル制御装置の平面図、図2はクレ
ーンのアクセル制御装置の正面図である。このクレーン
のアクセル制御装置では、図1に示すように、車両に搭
載されるクレーン本体のベース(図示略)上の車幅方向
の右側にコントロールバルブ7が設置され、コントロー
ルバルブ7のスプールに枢支軸9Rを中心として回動可
能に枢支されたレバーリンク3Rの一端が連結され、こ
のレバーリンク3Rにはクレーン操作レバー8Rが取付
けられている。
【0022】ベース上左側のレバースタンド(図示略)
に設けられた枢支軸9Lにはレバーリンク3Lが回動可
能に枢支され、このレバーリンク3Lにクレーン操作レ
バー8Lが取付けられている。両側のレバーリンク3
R、3Lは、連結ロッド10で左右連結されており、車
両の左右何れの側からもクレーン操作ができるようにな
っている。
【0023】左の枢支軸9Lの右側には、一対の縦軸1
2L、12Rが回動可能に枢支されており、この縦軸1
2L、12Rの適所に互いに噛み合って回動する一対の
扇形のギヤ13L、13Rが固設されている。また、縦
軸12L、12Rには、連結ロッド10側へ向けてロー
ラリンク14L、14Rが固設されており、このローラ
リンクの先端には、それぞれローラ15L、15Rが枢
支されている。
【0024】縦軸12Lの下端には、縦軸12Lの回動
量を検出するためのポテンショメータ6が設けられてい
る。連結ロッド10には、中立状態で左右のローラ15
L、15Rの若干外側となる位置に、係合部材18L、
18Rが固設されている。図2に示すように、車両のエ
ンジン22のアクセルレバー23の先端にはアクセル操
作用のアクセルケーブル5の一端が連結されている。こ
のアクセルケーブル5の他端は、アクセルシリンダ26
のピストンロッド27の伸縮によりピン28を中心とし
て回動するアクセルリンク29に連結されている。
【0025】アクセルシリンダ26のピストンロッド2
7の伸縮は、ポテンショメータ6から送られる縦軸12
Lの回動量の検出信号、及び遠隔操作手段から送られる
アクセル操作信号に基づいてコントロールボックス30
から出力される駆動信号によって制御される。遠隔操作
手段としては、信号ケーブル31を介してコントロール
ボックス30に操作信号を送る有線遠隔操作機32や、
受信機33を介してコントロールボックス30に操作信
号を送る無線遠隔操作機34が用いられている。
【0026】クレーン作業の際には、オペレータはクレ
ーン操作レバー8R、8Lを図3に示す中立位置から、
前後に回動操作してクレーンのコントロールバルブ7を
切換え、ブームの旋回起伏伸縮、ウインチの巻き上げ巻
き下げ等のクレーンの操作を行う。いま、例えばクレー
ン操作レバー8Rを時計方向へ回動させると、コントロ
ールバルブ7の切換によりアクチュエータへの油路が切
換えられてクレーンが作動する。このとき、連結ロッド
10は左動して係合部材18Rがローラ15Rに接近
し、やがて当接状態となる。
【0027】この状態からクレーン操作レバー8Rを更
に時計方向へ回動させると、連結ロッド10の左への動
きにより係合部材18Rはローラ15Rに係合してロー
ラ15Rを左方へ押動かし、ローラリンク14Rとギヤ
13Rとを時計方向へ回動させる。このとき、ギヤ13
L、縦軸12Lは反時計方向へ回動するので、クレーン
操作レバー8Rの操作量が縦軸12Lの回動量としてポ
テンショメータ6で検出され、この検出信号がポテンシ
ョメータ6からコントロールボックス30に送られる。
【0028】コントロールボックス30は、検出信号に
基づきアクセルシリンダ26の駆動信号を出力する。ア
クセルシリンダ26は、駆動信号に応じてピストンロッ
ド27が伸長する。ピストンロッド27が伸長するとピ
ストンロッド27に押されてアクセルリンク29が時計
方向に回動し、アクセルケーブル5が右方に引かれるの
で、アクセルレバー23が作動しエンジン22の回転が
上がる。
【0029】オペレータがクレーン操作レバー8Rを中
立側に戻せば、ポテンショメータ6からの検出信号に基
づいて、コントロールボックス30がアクセルシリンダ
26のピストンロッド27を縮小させ、アクセルケーブ
ル5を緩めるので、アクセルケーブル5がエンジン22
側のアクセルレバー23に設けられているスプリングで
元の位置に戻り、エンジン22の回転数が下がる。
【0030】オペレータがクレーン操作レバー8Rから
手を離せば、クレーン操作レバー8Rはコントロールバ
ルブ7内部の切換スプールのリターンスプリングの力に
よって中立位置に戻る。クレーン操作レバー8Rを反時
計方向へ回動させると、コントロールバルブ7の切換に
よりクレーンが作動する。このとき、連結ロッド10は
右動して係合部材18Lがローラ15Lに接近し、やが
て当接状態となる。
【0031】この状態からクレーン操作レバー8Rをさ
らに反時計方向へ回動させると、連結ロッド10の右へ
の動きにより係合部材18Lはローラ15Lに係合して
ローラ15Lを右方へ押動かし、ローラリンク14L、
縦軸12Lを反時計方向へ回動させる。すると、クレー
ン操作レバー8Rの操作量が縦軸12Lの回動量として
ポテンショメータ6で検出され、この検出信号がポテン
ショメータ6からコントロールボックス30に送られ
る。
【0032】コントロールボックス30は、操作信号に
基づきアクセルシリンダ26の駆動信号を出力する。ア
クセルシリンダ26は、駆動信号に応じてピストンロッ
ド27が伸長するので、ピストンロッド27に押されて
アクセルリンク29が時計方向に回動し、アクセルケー
ブル5が右方に引かれるので、アクセルレバー23が作
動しエンジン22の回転が上がる。
【0033】オペレータがクレーン操作レバー8Rを中
立側に戻せば、ポテンショメータ6からの検出信号に基
づいて、コントロールボックス30がアクセルシリンダ
26のピストンロッド27を縮小させ、アクセルケーブ
ル5を緩めるので、アクセルケーブル5がエンジン22
側のアクセルレバー23に設けられているスプリングで
元の位置に戻り、エンジン22の回転数が下がる。
【0034】オペレータがクレーン操作レバー8Rから
手を離せば、クレーン操作レバー8Rはコントロールバ
ルブ7内部の切換スプールのリターンスプリングの力に
よって中立位置に戻る。遠隔操作を行う場合には、有線
遠隔操作機32から信号ケーブル31を介して、または
無線遠隔操作機34から受信機33を介して、増速の操
作信号をコントロールボックス30に送れば、コントロ
ールボックス30では、その操作信号に基づきアクセル
シリンダ26を伸長させるよう駆動信号を出力する。
【0035】アクセルシリンダ26は、駆動信号に応じ
てピストンロッド27が伸長するので、ピストンロッド
27に押されてアクセルリンク29が時計方向に回動
し、アクセルケーブル5が右方に引かてアクセルレバー
23が作動しエンジン22の回転が上がる。有線遠隔操
作機32、または無線遠隔操作機34から、減速の操作
信号をコントロールボックス30に送れば、駆動信号に
応じてピストンロッド27が縮小するので、エンジン2
2の回転が下がる。
【0036】このクレーンのアクセル制御装置は、クレ
ーン操作レバー8R、8Lによって手動でアクセルを制
御するとき、アクセル操作がアクセルシリンダ26によ
って行われ、オペレータはアクセルケーブル5を引く必
要がないので、操作力が軽減されオペレータの負担が小
さくなる。また、アクセル作動レバーとエンジンのアク
セルレバーとの間に設けるアクセルケーブルやアクセル
作動レバーを動かすかためのリンク機構、さらにアクセ
ル作動レバー自体も省略することができ、機構が簡単に
なる。
【0037】なお、このアクセル制御装置では、縦軸1
2Lの回動量を検出するためにポテンショメータ6を設
けているが、他の検出器を用いてもよい。また、クレー
ン操作レバー8R、8Lの操作量は、縦軸12Lの回動
量でなく、クレーン操作レバー8R、8L自体の回動量
や連結ロッド10の移動量等、他の点から検出してもよ
い。クレーン操作レバー8R、8L自体の回動量を検出
するようにすれば、ローラリンク14R、14L、ギヤ
13R、13L、係合部材18R、18Lも不要とな
る。
【0038】このアクセル制御装置は、遠隔操作手段を
備えていないクレーンにおいても利用できる。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のクレーン
のアクセル制御装置は、クレーン操作レバーによって手
動でアクセルを制御するとき、アクセル操作がアクセル
シリンダによって行われ、オペレータはアクセルケーブ
ルを引く必要がないので、操作力が軽減されオペレータ
の負担が小さくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態であるクレーンのアクセ
ル制御装置の平面図である。
【図2】クレーンのアクセル制御装置の正面図である。
【図3】従来のクレーンのアクセル操作機構の平面図で
ある。
【図4】従来のクレーンのアクセル操作機構の正面図で
ある。
【符号の説明】
3R、3L レバーリンク 5 アクセルケーブル 6 ポテンショメータ 7 コントロールバルブ 8R、8L クレーン操作レバー 9R、9L 枢支軸 10 連結ロッド 12R、12L 縦軸 13R、13L ギヤ 14R、14L ローラリンク 15R、15L ローラ 18R、18L 係合部材 22 エンジン 23 アクセルレバー 26 アクセルシリンダ 29 アクセルリンク 30 コントロールボックス

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クレーン操作レバーによってアクセルを
    制御できるように構成したクレーンのアクセル制御装置
    であって、アクセル操作用のアクセルケーブルが連結さ
    れるアクセルリンクと、アクセルリンクを作動させるア
    クセルシリンダと、クレーン操作レバーの操作量を検出
    する検出器と、検出器の検出信号に基づいてアクセルシ
    リンダを駆動させる制御部とを設けたことを特徴とする
    クレーンのアクセル制御装置。
JP11037811A 1999-02-16 1999-02-16 クレーンのアクセル制御装置 Pending JP2000233891A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101517236B1 (ko) 2008-10-23 2015-05-06 주식회사 두산 전동지게차의 유압모터 제어장치
CN105668421A (zh) * 2016-03-16 2016-06-15 赵咪咪 一种塔吊控制开关回弹控制器
CN111646368A (zh) * 2020-06-19 2020-09-11 湖南昊天汽车制造有限公司 一种吊机用翻转软轴操纵装置

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