JPH0636039Y2 - 自走式線状体巻き取り機 - Google Patents

自走式線状体巻き取り機

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JPH0636039Y2
JPH0636039Y2 JP8184688U JP8184688U JPH0636039Y2 JP H0636039 Y2 JPH0636039 Y2 JP H0636039Y2 JP 8184688 U JP8184688 U JP 8184688U JP 8184688 U JP8184688 U JP 8184688U JP H0636039 Y2 JPH0636039 Y2 JP H0636039Y2
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JP
Japan
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sprocket
transmission
fitted
output shaft
hose
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JP8184688U
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JPH024873U (ja
Inventor
純一 七宮
正幸 小宮
章 笹井
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富士ロビン株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、例えばホース等の線状体を自走しながら低く
巻き取った繰り出したりすることができる自走式線状体
巻き取り機に関する。
[従来の技術] 従来には、この種の走行式ホース巻取機が、特公昭55−
5762号公報に見られる。
[考案が解決しようとする課題] そのような構造では、もともと、巻取機が機体上方位に
あるのでホースを低く作業性良く巻き取ったり繰り出し
たりできるものではなく、また、ミッションケースおよ
びサブミッションケースを介して駆動車輪および巻取機
に伝動するので伝動構造が複雑化するばかりか、巻取ド
ラムをスリップさせながら駆動車輪に同調させる機能を
調節できないので同調性が悪く、しかも、駆動車輪の前
後進切換操作と、巻取機の操作は別々に行なうことにな
って操作性が悪い、といった不具合を呈している。
[課題を解決するための手段] 本考案は、そのような不具合を解決し、コンパクト構造
にして作業性および操作性良く線状体を巻き取ったり繰
り出したりできるようにしたものであり、そのため、巻
き取りドラムを同一軸にして並設した駆動輪の側方には
一方向クラッチを介装したドラム用スプロケットと駆動
輪用スプロケットを軸架し、エンジンに連接したミッシ
ョンケースの下部には、それぞれ伝動上位より正逆転駆
動される伝動ギヤと伝動スプロケットを遊嵌した出力軸
を軸架し、該出力軸には操作レバーにより操作して前記
伝動ギヤと伝動スプロケットに選択的に係合できるクラ
ッチ体をスプライン嵌合し、前記出力軸の端部には、前
記スプロケットに伝動連結する伝動スプロケットを嵌着
するとともに、圧接力を調節できる摩擦板に圧接して前
記スプロケットに伝動連結する伝動スプロケットを軸架
して構成したものである。
[作用] したがって、操作レバーを操作する1操作で、駆動輪を
正逆転させて機体の前後進の切換操作ができるととも
に、巻き取りドラムをスリップ可能して巻き取るように
回転駆動させたり、繰り出すよう遊転状態に切換操作が
できることになり、また、摩擦板と伝動スプロケットと
の圧接力を調節することによって、巻き取りドラムの巻
き取りに際し、線状体による抵抗に応じて適度にスリッ
プしながら良好なる巻き取りができることになる。
[実施例] 次に、図面に示す実施例について説明する。
第2図は自走式ホース巻き取り機の側面図を示し、両側
に輪枠(1a)(1b)を有する巻き取りドラム(1)を径
大の駆動輪(2)の横側部に同軸にして並設するととも
に、前後方向に平行に延設する両機枠(15a)(15b)の
下方に軸架し、駆動輪(2)の上方に立設したマスト
(16)の上端側の支持部(17)には横杆(18a)を横方
向に移動および係止自在にして嵌挿するとともに、該横
杆(18a)の一端側より垂設した縦杆(18b)の下部には
前記駆動輪(2)の横側方に位置する補助輪(19)を軸
架し、両機枠(15a)(15b)の前部上方に立設したマス
ト(20)の上方には、機体後部のハンドル(21)側より
レバー(22)によって回動させることができる支杆(2
3)を立設し、該支杆(23)の上部には、前記巻き取り
ドラム(1)の一端側のコネクタ(24)にホースを介し
て連通させた横方向の噴霧管(25)の一端側を固設して
構成する。
また、前記巻き取りドラム(1)の一方側支軸(26a)
の外端部には一方向クラッチ(3)を介装してドラム用
スプロケット(4)を嵌装するとともに、ドラムの他方
側支軸(26b)の外周にはスプロケット(27)を嵌合固
定し、前記支軸(26a)に軸受を介し嵌装した駆動輪
(2)のボス(2a)の外端側外周には大径の駆動輪用ス
プロケット(5)を嵌合固定し、両機枠(15a)(15b)
の前部間下方に横架したナピア軸(28)の一端側に嵌着
したスプロケット(29)と前記スプロケット(27)にチ
ェーン(30)を掛装するとともにチェンカバー(31)を
被着し、前記ナピア軸(28)に摺動自在に嵌装した摺動
体(32)の下方には、ホースを案内するガイドピン(3
3)とガイドローラ(34)を上下に架設するとともに、
その前方側には回転ブラシ(35)を上下に架設して構成
する。
機体後方となる前記ハンドル(21)の下方には、上部に
エンジン(E)を伝動連結したミッションケース(6)
を架設し、該ミッションケース(6)の下部から回動調
節自在にして垂設した支杆(36)の下部には前記駆動輪
(2)の後方に接近する小径の尾輪(37)を軸架し、ミ
ッションケース(6)の下部から延出する支持アーム
(38)の先端には、一方向クラッチ(39)を介装して一
方の前記輪枠(1a)の外周に接触する制動輪(40)を軸
架して構成する。
前記ミッションケース(6)の下部に軸架した出力軸
(9)には大径の伝動ギヤ(7)と大径の伝動スプロケ
ット(8)を間隔をおいてそれぞれ遊嵌し、前記エンジ
ン(E)よりギア群(G)を介して伝動される伝動上位
のギヤ(41)を前記伝動ギヤ(7)に噛合させるととも
に、同一軸上にスプロケット(42)にチェーン(43)を
介し前記伝動スプロケット(8)に伝動連結してそれぞ
れ正逆転自在にし、出力軸(9)にスプライン嵌合した
クラッチ体(11)には、伝動ギヤ(7)および伝動スプ
ロケット(8)にそれぞれ形成した複数の係合孔(7a)
(8a)に係脱できる係合ピン(44)を挿着し、ミッショ
ンケース(6)に摺動自在に嵌挿したシフター軸(45)
の内端には、前記クラッチ体(11)に係合するシフター
(46)を固設し、ミッションケース(6)の外側方に連
設したガイド板(47)に係止できる弾性線材の操作レバ
ー(10)の先端寄り中間部を支軸(48)に固定して枢支
し、操作レバー(10)の先端屈折部を前記シフター軸
(45)の外端に係合して構成する。
また、ミッションケース(6)の一側方に突設した前記
出力軸(9)の一端側外周には小径の伝動スプロケット
(12)および大径の摩擦板(13)を嵌合固定し、出力軸
(9)の中心に嵌挿した支持軸(49)の外端には前記摩
擦板(13)に圧接できる大径の伝動スプロケット(14)
を嵌合固定し、ミッションケース(6)の他側方に突設
した出力軸(9)の他端側より突出する前記支持軸(4
9)の他端にはナット(50)により移動調整できる支持
板(51)を係合し、出力軸(9)と支持板(51)の間に
は、前記伝動スプロケット(14)を摩擦板(13)に圧接
させる皿ばね(52)を介装し、前記スプロケット(5)
と伝動スプロケット(12)および前記スプロケット
(4)と伝動スプロケット(14)にはチェーン(53)
(54)をそれぞれ掛装するとともにチェーンカバー(5
5)を被着して構成する。
したがって、固定位置の動噴装置から延出して地面上に
放置されているホースを巻き取る場合には、操作レバー
(10)によりシフター軸(45)を移動させながらクラッ
チ体(11)の係合ピン(44)を伝動ギヤ(7)の係合孔
(7a)に嵌合させると、伝動ギヤ(7)により出力軸
(9)が正転駆動されて伝動スプロケット(12)、チェ
ーン(53)、スプロケット(5)を介し駆動輪(2)は
前進するよう駆動されることになり、同時に、摩擦板
(13)、伝動スプロケット(14)、チェーン(54)、ス
プロケット(4)、一方向クラッチ(3)を介し巻き取
りドラム(1)がホースを巻き取るよう回動することに
なり、巻き取りドラム(1)から伝動されるナピア軸
(28)の回転によりガイドローラ(34)が左右に往復動
してホースを巻き取り方向に案内しながら、巻き取りド
ラム(1)は低い姿勢でホースを巻き取ることができる
ことになる。
その場合、輪枠(1a)に接触する制動輪(40)は一方向
クラッチ(39)がオフとなって遊転するだけとなるが、
ホースの巻き径が変ってきたり、地上に放置されている
ホースから抵抗がかかると、摩擦板(13)は伝動スプロ
ケット(14)に対しスリップして、その抵抗がなくなる
まで巻き取りドラム(1)は停止する状態となって良好
に巻き取ることができることになる。
なお、ナット(50)を操作して皿ばね(52)の張力を調
整すると、摩擦板(13)と伝動スプロケット(14)の圧
接力を調節することになって、ホースによる抵抗力のか
かる状態に応じて、適応するよう調整でききることにな
る。
また、地上にホースを繰り出す場合には、操作レバー
(10)により操作してクラッチ体(11)の係合ピン(4
4)を伝動スプロケット(8)の係合孔(8a)に嵌合さ
せると、出力軸(9)が逆転駆動されて駆動輪(2)は
後進するよう駆動されることになり、同時に、一方向ク
ラッチ(3)のオフ作用によって巻き取りドラム(1)
は遊転する状態となって強制回動を解除され、そのま
ま、ホースを繰り出すことができることになるが、一方
向クラッチ(39)がオンとなって制動輪(40)が輪枠
(1a)に接触しているので、ホースの抵抗によって空転
する巻き取りドラム(1)が慣性により大きく空転して
ホースをたるませてしまうようなことを防止できるよう
に程良く制動されながらホースを繰り出すことができる
ことになる。
なお、その状態で、補助輪(19)が機体を安定良く支持
できることになり、また、左右に振替えることができる
噴霧管(25)から薬液を噴霧して防除作業を行なうこと
ができる。
[考案の効果] このように本考案は、駆動輪(2)の側方で回転する巻
き取りドラム(1)により地上の線状体を低く作業性良
く巻き取ったり繰り出したりすることができることにな
り、ミッションケース(6)の下部の出力軸(9)から
駆動輪(2)および巻き取りドラム(1)の同軸上に正
逆転可能に伝動できることになって、伝動性良くしかも
伝動構造をコンパクト構造にすることができることにな
り、また、摩擦板(13)と伝動スプロケット(14)との
圧接力を適確に調節することができて、巻き取りドラム
(1)の巻き取りを、線状体による抵抗状態に応じて適
度にスリップさせながら良好に行なうことができること
になり、しかも、機体の前後進切換えおよび巻き取りド
ラム(1)の正逆転切換を、操作レバー(10)による1
操作でもって行なうことができることになって、操作性
および作業性を一段と向上させることができ、好適に実
施できる特長を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例であるミッションケースの断面
図、第2図は自走式ホース巻き取り機の側面図、第3図
は第2図の一部の背面図、第4図は第3図の一部の拡大
図、第5図はミッションケースの側面図、第6図は一部
を断面にした第2図の一部の底面図、第7図は第2図の
一部の縦断面図を示す。 (1)…巻き取りドラム、(2)…駆動輪 (3)…一方向クラッチ、(4)…スプロケット (5)…スプロケット、(E)…エンジン (6)…ミッションケース、(7)…伝動ギヤ (8)…伝動スプロケット、(9)……出力軸 (10)…操作レバー、(11)…クラッチ体 (12)…伝動スプロケット、(13)…摩擦板 (14)…伝動スプロケット

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】巻き取りドラム(1)を同一軸にして並設
    した駆動輪(2)の側方には一方向クラッチ(3)を介
    装したドラム用スプロケット(4)と駆動輪用スプロケ
    ット(5)を軸架し、エンジン(E)に連設したミッシ
    ョンケース(6)の下部には、それぞれ伝動上位より正
    逆転駆動される伝動ギヤ(7)と伝動スプロケット
    (8)を遊嵌した出力軸(9)を軸架し、該出力軸
    (9)には操作レバー(10)により操作して前記伝動ギ
    ヤ(7)と伝動スプロケット(8)に選択的に係合でき
    るクラッチ体(11)をスプライン嵌合し、前記出力軸
    (9)の端部には、前記スプロケット(5)に伝動連結
    する伝動スプロケット(12)を嵌着するとともに、圧接
    力を調節できる摩擦板(13)に圧接して前記スプロケッ
    ト(4)に伝動連結する伝動スプロケット(14)を軸架
    して構成したことを特徴とする自走式線状体巻き取り
    機。
JP8184688U 1988-06-21 1988-06-21 自走式線状体巻き取り機 Expired - Lifetime JPH0636039Y2 (ja)

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JP8184688U JPH0636039Y2 (ja) 1988-06-21 1988-06-21 自走式線状体巻き取り機

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JPH024873U JPH024873U (ja) 1990-01-12
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JPH0747421Y2 (ja) * 1990-06-15 1995-11-01 オリンピア工業株式会社 ホース巻取装置
JP6850592B2 (ja) * 2016-11-28 2021-03-31 株式会社東亜利根ボーリング 油圧ホース用多連リール
CN114476874B (zh) * 2022-02-17 2024-01-09 徐州徐工环境技术有限公司 一种具有双重操作方式的疏通卷盘

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