JPH0218050Y2 - - Google Patents

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JPH0218050Y2
JPH0218050Y2 JP1985056942U JP5694285U JPH0218050Y2 JP H0218050 Y2 JPH0218050 Y2 JP H0218050Y2 JP 1985056942 U JP1985056942 U JP 1985056942U JP 5694285 U JP5694285 U JP 5694285U JP H0218050 Y2 JPH0218050 Y2 JP H0218050Y2
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JP
Japan
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reel
shaft
hose
pulley
friction wheel
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JP1985056942U
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JPS61173472U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、各種機械装置に使用される、長尺ホ
ースをホースリールに巻き込む自動巻き取り装置
に係わるものである。
[従来の技術] 例えば、農業用防除作業に用いられる原動機と
動力噴霧機及びホースリールを一つの枠体にまと
めた、いわゆる「セツト動噴」に於ては、構造が
簡単でしかも作業中に原動機の回転を下げること
なく任意にホースリールの駆動を断続できる自動
巻取装置が要望され、テンシヨンクラツチ式の機
構が一般的に採用されている。
[考案が解決しようとする問題点] しかし乍、従来のテンシヨンクラツチ式のもの
では、リンク機構等、構造が複雑となり、ホース
も引き出しにくく、また実開昭57−147872号公報
に開示されている如く、摩擦車を利用して構造を
簡素化したものも提案されているが、リールを非
駆動時に適切に保持できる制動機能が無く、ホー
スが必要以上に引き出されてしまう等の不都合が
生じるものであつた。
[問題点を解決する為の手段] したがつて本考案は、リール軸、揺動腕の枢止
軸、及び揺動腕の揺動端側に設けた駆動プーリー
の支軸をほぼ一直線状に配列した構成により、前
記の不都合な点を取り除いたホース自動巻取装置
を提供せんとするものである。
[実施例] 図はセツト動噴に本考案を実施した例であるが
鋼管等よりなる枠体1の上方に回動自在に支架せ
しめたリール軸8に長さ100m程度の散布用ホー
ス5を巻き込んだホースリール4と比較的大径の
Vプーリー等の従動プーリー14を同心に固装せ
しめている。また、前記枠体1の下方には、図示
しない内燃機関等により駆動される動力噴霧機2
2が搭載されており、そのクランク軸の通常は利
用されていない一側端をホース巻き取り装置用の
原動機出力軸7として利用し、比較的小径のVプ
ーリー等の出力プーリー11を固装せしめてい
る。
前記リール軸8と出力軸7との中間部に向けて
枠体1の縦辺から腕木部材2を突設せしめ、その
内側端部に枢止軸3を設けて揺動腕6を揺動自在
に枢止せしめる。該揺動腕6の前記リール軸8と
は反対側に延在する揺動端側に支軸20により前
記出力プーリー11より大径のゴム製等の摩擦車
12及び該摩擦車12及び前記従動プーリー14
より小径のVプーリー等の駆動プーリー13を、
一体に回動する如く並設せしめる。
なお、前記腕木部材2と揺動腕6の間に引張ば
ね19を配設して、常時は前記摩擦車12を前記
出力プーリー11のV溝から離間して回転しない
状態に保てる様にする。なお、摩擦車12が必要
以上に離間しない様に枠体1に摩擦材をはりつけ
る等したストツパー部材21を設けておくと好適
である。
次に、前記摩擦車12を出力プーリー11のV
溝に押し付けて、前記リール軸8、枢止軸3、及
び支軸20が、ほぼ一直線状に配列した状態でホ
ースリール非駆動時に該ホースリール4に適度の
制動効果を与える適正張りが得られる様に、前記
従動プーリー14と駆動プーリー13間にVベル
ト等のリール駆動ベルト16を掛け回す。最後
に、前記腕木部材2に操作レバー17を軸18で
揺動操作自在に取着し、その下端の摺接部9を前
記支軸20に軸着した摺接ローラー10に押し付
けることにより、前記揺動腕6を前記引張ばね1
9に抗して揺動せしめて、前記摩擦車12を前記
出力プーリー11に押し付け可能にせしめる。な
お、前記摺接部9をフオーク状として前記摺接ロ
ーラー10を挾持せしめる如く設ければ、摩擦車
12のいずれの方向への揺動も操作者が任意に制
御できる。また、図に示す如く摩擦車12を中立
位置に保持出来る様に操作レバー17を係止する
係止装置23を設けておくと、ホース5をリール
駆動ベルト16の張力による適度の制動を受けつ
つ軽く引き出すことが出来好適である。長期間使
用後のベルト16の伸びを吸収するベルトテンシ
ヨナー装置15を設けておくと、さらに好適であ
る。
[作用] かかる構成において常時は、摩擦車12が出力
プーリー11から離間しているのでホースリール
4は駆動されず、リール軸8、枢止軸3、及び支
軸20をほぼ一直線上に配列することにより、リ
ール軸8と支軸20との間の実効軸間距離がホー
スリール4非駆動時にほぼ最短となり、ベルト1
6のほぼ不変の適正張力により、また本実施例で
はさらにストツパー部材21の制動効果も加わつ
て、確実に静止状態に維持され、不測に回動する
ことはなく、薬液散布時のノズルコツクの開閉操
作によるホース内薬液の圧力反作用でホースリー
ル4が簡単に反転して、ホースリール4に巻かれ
たホース5にたるみが出るのも防止できる。ホー
ス5を巻き取る場合には、操作レバー17を動か
して摩擦車12を出力プーリー11に押し付けれ
ば、ホースリール4が駆動されてホース5が自動
的に巻き取られる。操作レバー17で摩擦車12
の出力プーリー11への押し付け力を加減するこ
とにより、巻き取り操作をこまかく制御できる。
また、ホース5を引き出す場合には、係止装置2
3により摩擦車12を図示の中立位置に保持すれ
ば、軽くホース5を引き出すことが出来る。
[効果] 以上の如く本考案によれば、ホースリールの駆
動及び制動を確実に制御でき、構造が簡単で実用
的なホース自動巻取装置を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例の正面図である。 1……枠体、3……枢止軸、4……ホースリー
ル、6……揺動腕、7……原動機出力軸、11…
…出力プーリー、12……摩擦車、13……駆動
プーリー、14……従動プーリー、16……リー
ル駆動ベルト、20……支軸。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 枠体1に回動自在に支架せしめたリール軸8に
    ホースリール4及び従動プーリー14を同心に固
    装せしめ、前記枠体1に枢止軸3により枢着した
    揺動腕6の揺動端側に支軸20により摩擦車12
    及び駆動プーリー13を一体に回動する如く並設
    し、ホースリール非駆動時に前記リール軸8、枢
    止軸3、及び支軸20をほぼ一直線状に配列した
    状態で前記ホースリール4に適度の制動効果を与
    える適正張りが得られる様に前記従動プーリー1
    4及び駆動プーリー13間にリール駆動ベルト1
    6を掛け回わし、前記摩擦車12を原動機出力軸
    7に固装した出力プーリー11に接離自在にせし
    めてなるホース自動巻取装置。
JP1985056942U 1985-04-18 1985-04-18 Expired JPH0218050Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1985056942U JPH0218050Y2 (ja) 1985-04-18 1985-04-18

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JP1985056942U JPH0218050Y2 (ja) 1985-04-18 1985-04-18

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61173472U JPS61173472U (ja) 1986-10-28
JPH0218050Y2 true JPH0218050Y2 (ja) 1990-05-21

Family

ID=30581020

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JP1985056942U Expired JPH0218050Y2 (ja) 1985-04-18 1985-04-18

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JP (1) JPH0218050Y2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6228623Y2 (ja) * 1979-11-28 1987-07-22
JPS57147872U (ja) * 1981-03-12 1982-09-17

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61173472U (ja) 1986-10-28

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