JPS5834121Y2 - 散布装置におけるホ−ス巻き取り機構 - Google Patents
散布装置におけるホ−ス巻き取り機構Info
- Publication number
- JPS5834121Y2 JPS5834121Y2 JP1978176597U JP17659778U JPS5834121Y2 JP S5834121 Y2 JPS5834121 Y2 JP S5834121Y2 JP 1978176597 U JP1978176597 U JP 1978176597U JP 17659778 U JP17659778 U JP 17659778U JP S5834121 Y2 JPS5834121 Y2 JP S5834121Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hose
- pulley
- brake
- hoisting
- winding mechanism
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
この考案は散布機などにおけるホース巻キ取り機構に関
するものである。
するものである。
従来散布機などに塔載されているホース巻き取り機は、
散布機自体を移動している間にホース巻重が回転してし
まったり、ホースを引き出すのをやめた時に慣性でホー
スが余分に引き出されたり、または散布作業中コックを
締めた時にその反動でホース巻重が回転したりし、その
結果ホースにたるみを生じて作業がしにくくなるだけで
なく、近くにいる作業者に危害を与えるおそれがあるな
ど、不便でかつ危険であった。
散布機自体を移動している間にホース巻重が回転してし
まったり、ホースを引き出すのをやめた時に慣性でホー
スが余分に引き出されたり、または散布作業中コックを
締めた時にその反動でホース巻重が回転したりし、その
結果ホースにたるみを生じて作業がしにくくなるだけで
なく、近くにいる作業者に危害を与えるおそれがあるな
ど、不便でかつ危険であった。
上記したような不便さをなくし、危険を回避するために
、ホース巻重にブレーキ機構を設けたものもいくつかの
例があるが、これらは機構が複雑であったり、クラッチ
操作とブレーキ操作を別のレバーで行わなければならな
いなど取扱いに不便であった。
、ホース巻重にブレーキ機構を設けたものもいくつかの
例があるが、これらは機構が複雑であったり、クラッチ
操作とブレーキ操作を別のレバーで行わなければならな
いなど取扱いに不便であった。
そこでこの考案は従来提案された機構の欠点を除くため
になされたものであって、その構造を以下に図面に示す
実施例によって説明する。
になされたものであって、その構造を以下に図面に示す
実施例によって説明する。
第1図はこの考案の機構の側面図で、第2図はその要部
の拡大図である。
の拡大図である。
これら図はブレーキが作動している状態を示すものであ
って、支脚1上に取り付げたカバー2内で軸3に回転可
能に支えられる巻重側プーリ4には、図示しない原動機
により駆動される駆動側プーリ5との間に、ベルト6が
掛は渡されている。
って、支脚1上に取り付げたカバー2内で軸3に回転可
能に支えられる巻重側プーリ4には、図示しない原動機
により駆動される駆動側プーリ5との間に、ベルト6が
掛は渡されている。
前記軸3には第3図に示すようにホース巻重(ホースリ
ール)7が固着されており、ホース8が巻き取られてい
るこのホーース巻重7は、駆動側プーリ5、ベルト6を
介して前記巻重側プーリ4が回転される方向に同時に回
転するものである。
ール)7が固着されており、ホース8が巻き取られてい
るこのホーース巻重7は、駆動側プーリ5、ベルト6を
介して前記巻重側プーリ4が回転される方向に同時に回
転するものである。
前記巻重側プーリ4の周面に摩擦接触されるブレーキシ
ュー9を備えるブレーキアーム10は、前記カバー2に
取り付けたピン11によって形成される支点の周に揺動
可能に支えられ、前記ブレーキシュー9が巻重側プーリ
4の周面に相対する位置は、前記ホース巻重7からホー
ス8を引き出す方向への巻重側プーリ4の回転方向(F
矢示)に関して前記支点とプーリ4の中心とを結ぶ直線
L−Lとプーリ4の周縁との交点より前位にあるように
し、前記ブレーキシュー9は前記カバー2に一端を固着
したばね12により常にこのブレーキシュー9が前記巻
束側プーリ4の周縁に向かって弾性的に引張られる方向
に付勢される。
ュー9を備えるブレーキアーム10は、前記カバー2に
取り付けたピン11によって形成される支点の周に揺動
可能に支えられ、前記ブレーキシュー9が巻重側プーリ
4の周面に相対する位置は、前記ホース巻重7からホー
ス8を引き出す方向への巻重側プーリ4の回転方向(F
矢示)に関して前記支点とプーリ4の中心とを結ぶ直線
L−Lとプーリ4の周縁との交点より前位にあるように
し、前記ブレーキシュー9は前記カバー2に一端を固着
したばね12により常にこのブレーキシュー9が前記巻
束側プーリ4の周縁に向かって弾性的に引張られる方向
に付勢される。
カバー2には前記ブレーキアーム10の両側において、
それぞれピン13.14を介してノ・ンドル15,16
が回動可能に支えられており、これらハンドル15,1
6はロッド17によってたがいに連結され、このロッド
17の中間部に設けた突起により構成される作動片1B
は、前記ブレーキアーム10と共働するもので、その作
用は後述する。
それぞれピン13.14を介してノ・ンドル15,16
が回動可能に支えられており、これらハンドル15,1
6はロッド17によってたがいに連結され、このロッド
17の中間部に設けた突起により構成される作動片1B
は、前記ブレーキアーム10と共働するもので、その作
用は後述する。
前記ハンドル16にはテンションプーリ19が回転可能
に支えられ、このテンションプーリ19はベルト6に係
合するようになっており、その作用も後述する。
に支えられ、このテンションプーリ19はベルト6に係
合するようになっており、その作用も後述する。
なお図に20はベルト押さえ、21は案内ローラである
。
。
また前記ノ・ンドル15はばね22によって常時引き上
げられた位置すなわち後述するブレーキが掛かった状態
の位置に付勢されている。
げられた位置すなわち後述するブレーキが掛かった状態
の位置に付勢されている。
ブレーキが掛かつている状態である前記第1図および第
2図に示す各部の関係位置では、巻束側プーリ4は右回
転(図にF矢示とは反対方向の回転)はしないが、左回
転(F矢示方向の回転)においては、ブレーキシュー9
とプーリ4の周面との摩擦力だけが働いているので、ホ
ース8を引き出す(F矢示方向)時は回転する。
2図に示す各部の関係位置では、巻束側プーリ4は右回
転(図にF矢示とは反対方向の回転)はしないが、左回
転(F矢示方向の回転)においては、ブレーキシュー9
とプーリ4の周面との摩擦力だけが働いているので、ホ
ース8を引き出す(F矢示方向)時は回転する。
この際テンションプーリ19はフリーの状態にあるから
、駆動側プーリ5の回転はプーリ4には伝達されないた
め、ホース8はプーリ4にブレーキが掛かった状態で、
引き出し過ぎによるたるみを生ずることなく、引き出し
が可能である。
、駆動側プーリ5の回転はプーリ4には伝達されないた
め、ホース8はプーリ4にブレーキが掛かった状態で、
引き出し過ぎによるたるみを生ずることなく、引き出し
が可能である。
ついで前記ハンドル15または16をやや引き下げた位
置に(第4図)揺動すると、前記ロッド11の作動片1
8が、ブレーキアーム10をばね12の力に抗して、こ
の図で時計の針の方向に揺動させ、ブレーキシュー9は
巻束側プーリ4の周面から外れるが、この状態ではまだ
テンションブーり19がベルト6に押し付けられる力は
不足しているため、ホース巻重7を回動させるまでには
至らない。
置に(第4図)揺動すると、前記ロッド11の作動片1
8が、ブレーキアーム10をばね12の力に抗して、こ
の図で時計の針の方向に揺動させ、ブレーキシュー9は
巻束側プーリ4の周面から外れるが、この状態ではまだ
テンションブーり19がベルト6に押し付けられる力は
不足しているため、ホース巻重7を回動させるまでには
至らない。
すなわちこの状態は中立状態である。前記ハンドル15
または16をさらに引き下げた位置(第5図)に操作す
ると、ロッド1Tに取り付けた突起片18がさらにブレ
ーキアーム10を時計の針の方向に揺動させるので、ブ
レキシュー9はプニリ4の周面から完全に離れ、この際
テンションプーリ19はベルト6に強い緊張を与え、駆
動側のプーリ5の回転を巻束側プーリ4に伝え、これに
伴ってホース巻重7がホース8を巻き取る方向に回転す
るのである。
または16をさらに引き下げた位置(第5図)に操作す
ると、ロッド1Tに取り付けた突起片18がさらにブレ
ーキアーム10を時計の針の方向に揺動させるので、ブ
レキシュー9はプニリ4の周面から完全に離れ、この際
テンションプーリ19はベルト6に強い緊張を与え、駆
動側のプーリ5の回転を巻束側プーリ4に伝え、これに
伴ってホース巻重7がホース8を巻き取る方向に回転す
るのである。
上記したような作動順序であるから、圧力変動時のホー
ス巻重回転によるホース8のたるみがなくなり、散布装
置の機体を移動する際のホースのゆるみも防止され、作
業時におけるホース引き出しにあたってホース巻重の過
回転も生ぜず、巻き取り、ブレーキ操作がハンドルによ
ってすべて行えるなど、この考案は便利で使いやすくか
つ安全なホース巻き取り機構を提供しうるものである。
ス巻重回転によるホース8のたるみがなくなり、散布装
置の機体を移動する際のホースのゆるみも防止され、作
業時におけるホース引き出しにあたってホース巻重の過
回転も生ぜず、巻き取り、ブレーキ操作がハンドルによ
ってすべて行えるなど、この考案は便利で使いやすくか
つ安全なホース巻き取り機構を提供しうるものである。
なおブレーキ操作を機体の1側のみで行う場合は、・・
ンドル15,16のいずれかの揺動操作部分のみは省略
することができる。
ンドル15,16のいずれかの揺動操作部分のみは省略
することができる。
また各ノ1ンドル15゜16の各動作位置を確保させる
ため、各位置を固定する手段を付設することが望ましい
。
ため、各位置を固定する手段を付設することが望ましい
。
第1図はこの考案の機構の側面図、第2図はその要部の
拡大図、第3図はホース巻重部分の正面図、第4図およ
び第5図は第2図とは異なった作業状態の側面図である
。 なお図において、4・・・・・・巻束側プーリ、5・・
・・・・駆動側プーリ、6・・・・・・ベルト、7・・
・・・・ホース巻重、8・・・・・・ホース、9・・・
・・・ブレーキシュー、10・・・・・・ブレーキアー
ム、11・・・・・・ピン(支点)、15゜16・・・
・・・ハンドル、17・・・・・・ロツh”、18・・
・・・・作動片、19・・・・・・テンションプーリ、
でアル。
拡大図、第3図はホース巻重部分の正面図、第4図およ
び第5図は第2図とは異なった作業状態の側面図である
。 なお図において、4・・・・・・巻束側プーリ、5・・
・・・・駆動側プーリ、6・・・・・・ベルト、7・・
・・・・ホース巻重、8・・・・・・ホース、9・・・
・・・ブレーキシュー、10・・・・・・ブレーキアー
ム、11・・・・・・ピン(支点)、15゜16・・・
・・・ハンドル、17・・・・・・ロツh”、18・・
・・・・作動片、19・・・・・・テンションプーリ、
でアル。
Claims (1)
- ホース巻重と連動する巻重側プーリに摩擦接触するブレ
ーキシューを有し支点の周に揺動可能に支えられるブレ
ーキアームど、このブレーキアームに係合する作動片を
取り付けたロッドの両端を連結される一対の揺動ハンド
ルと、これらハンドルの一方に回転可能に支えられかつ
前記ハンドルの操作にともない駆動側プーリと前記巻重
側プーリとの間に掛は渡したベルトに緊張を与えるテン
ションプーリとから構成され、前記ブレーキアームの支
点を、この支点と前記巻重側プーリの中心とを結ぶ直線
に関して、前記ブレーキシューとブーIJの摩擦接触点
が前記ホース巻重からのホース引き出し方向に見て前位
にあるように構成してなる、散布装置におけるホース巻
き取り機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978176597U JPS5834121Y2 (ja) | 1978-12-26 | 1978-12-26 | 散布装置におけるホ−ス巻き取り機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978176597U JPS5834121Y2 (ja) | 1978-12-26 | 1978-12-26 | 散布装置におけるホ−ス巻き取り機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5596867U JPS5596867U (ja) | 1980-07-05 |
JPS5834121Y2 true JPS5834121Y2 (ja) | 1983-07-30 |
Family
ID=29185282
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1978176597U Expired JPS5834121Y2 (ja) | 1978-12-26 | 1978-12-26 | 散布装置におけるホ−ス巻き取り機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5834121Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4421688Y1 (ja) * | 1965-10-06 | 1969-09-13 |
-
1978
- 1978-12-26 JP JP1978176597U patent/JPS5834121Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4421688Y1 (ja) * | 1965-10-06 | 1969-09-13 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5596867U (ja) | 1980-07-05 |
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