JPH0315158Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0315158Y2
JPH0315158Y2 JP13751784U JP13751784U JPH0315158Y2 JP H0315158 Y2 JPH0315158 Y2 JP H0315158Y2 JP 13751784 U JP13751784 U JP 13751784U JP 13751784 U JP13751784 U JP 13751784U JP H0315158 Y2 JPH0315158 Y2 JP H0315158Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hose
brake
pulley
brake mechanism
winding machine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP13751784U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6151967U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP13751784U priority Critical patent/JPH0315158Y2/ja
Publication of JPS6151967U publication Critical patent/JPS6151967U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0315158Y2 publication Critical patent/JPH0315158Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 この考案はエンジンにより駆動されるホース巻
取機と、このホース巻取機の上方にあつてホース
の引出しを滑車によりガイドする巻取ガイドとを
有する動力噴霧機におけるホース巻取機の制動装
置に関するものである。
〔従来技術〕
従来のこの種の動力噴霧機が実願昭58−201916
号(実開昭60−112373号公報参照)として提案さ
れているので、以下図面を転記し説明する。第5
図および第6図において、1は機枠、2はエンジ
ン、3はエンジン2により駆動されるポンプ、4
はホース巻取機、5は送水ホース、6はポンプ3
の吐水をホース巻取機4に送水するパイプ、7は
ポンプ3に突設したホース巻取機4の駆動用プー
リー、8は駆動用プーリー7とホース巻取機4の
プーリー4aとに掛けた伝導ベルト、9は伝導ベ
ルト8に対してテンシヨンローラー10を係脱さ
せてホース巻取機4の駆動・停止の切換えを行な
う伝導クラツチペダル、11はホース巻取機4か
ら離れたホース巻取機4の幅のほぼ中央線上の機
枠1に設けたホースガイドで、機枠1にボルト1
2により取付けた台座11aとこの台座11aに
立設した門形軸11bとこの門形軸11bの左右
両側に回転自在に嵌挿した二個の滑車11cとで
構成される。13は先端がホース巻取機4の上方
で水平方向に扇形往復運動をするようにピン14
により機枠1に揺動自在に取付けたアーム、15
はアーム13の先端に取付けた巻取ガイドで、ア
ーム13に固定した支持枠15aとこの支持枠1
5aに横軸15bにより架設した滑車15cとで
構成される。16は支持枠15aに取付けた手動
操作用把手である。なお図中θはアーム13の揺
動角度を示す。
図示の状態では伝導クラツチペダル9が上がつ
ているので伝導ベルト8にテンシヨンが掛らずホ
ース巻取機4にホース5巻取りの駆動力が働かな
い。従つてホース巻取機4が遊びとなつたこの状
態ではホース5を矢印17の方向に引出すことが
できる。そしてホース5をホース巻取機4に巻取
る場合には伝導クラツチペダル9を図中一点鎖線
の如く踏み込めばよい。踏み込んだ状態では伝導
ベルト8にテンシヨンが掛りホース巻取機4が伝
導ベルト8により駆動されてホース5がホース巻
取機4に巻取られる。この時ホース5はホースガ
イド11の両滑車11c間を通つてから巻取ガイ
ド15の滑車15cに入ることになるのでホース
5がどの方向に繰出されていても巻取ガイド15
へは絶えず正面から入ることになる。その際、ア
ーム13先端の把手16を手動により操作するこ
とにより扇形往復運動させて巻取ガイド15から
のホース5をホース巻取機4へ整列巻きさせる。
従来の動力噴霧機では以上のようにホース巻取
機4を遊びの状態にして送水ホース5を引出すの
で、送水ホース5が強く引出された時にはその慣
性力でホース巻取機4が数回余分に回転し、また
作業中のエンジン2などの振動や、散布ノズルの
開閉に伴うホース5内の圧力の変動でホース巻取
機4が自然に回転したりして、ホース5が弛み、
ホース巻取機4上でもつれたり、機械部分にカミ
込んだりする欠点があつた。
〔考案の概要〕
この考案は上記した従来のものの欠点を除くた
めになされたもので、送水ホースに引出し力がか
からない時にはホース巻取機にブレーキがかか
り、かつ送水ホースに引出し力がかかるとその引
出し力によるホースの張りによつてホース巻取機
のブレーキが解除されるようにすることによりホ
ース巻取機の空回りを無くし、ホース巻取機上の
ホースのもつれやカミ込みを防止できる動力噴霧
機におけるホース巻取機の制動装置を提供するこ
とを目的とする。
〔考案の実施例〕
この考案の一実施例を第1図〜第3図について
説明する。図において1〜15(ただし符号2,
6,12は図示せず)は第5図、第6図の従来の
ものと同一または相当部分である。18は巻取ガ
イド15の支持枠15aに設けた長孔で、滑車1
5cをホース5の引出し方向に沿つて往復動させ
るためのガイドとなる。19は滑車15cの往復
動を後記するブレーキ機構に伝達する伝達機構
で、一端側で滑車15cの横軸15bを支えかつ
揺動可能に中央部を巻取ガイド15に軸支される
金具19aとこの金具19aの他端側に接続され
るスロツトルワイヤー19bと滑車15cを巻取
ガイド15の長孔18の他端側(反引出し方向
側)に押圧するスプリング19cとで構成され
る。20はホース巻取機4を停止させるブレーキ
機構で、機枠1に枢着されかつ一端をスプリング
20aにより位置決めされるベルクランク20b
とこのベルクランク20bの他端に軸支されかつ
スプリング20aに抗して駆動ベルト8の上から
プーリー4aに押圧されるブレーキローラー20
cとで構成される。21はスロツトルワイヤー1
9bを機枠1に取付けるための止具である。
第1図〜第3図の状態ではホース5が矢印17
の方向に引出され、滑車15cがスプリング19
cに抗して長孔18の一端部に押圧されているの
で、伝達機構19によりブレーキ機構20のベル
クランク20bもスプリング20aに抗して引張
られ、ブレーキローラー20cが遊びとなつてブ
レーキ機構20が作動しない。そしてホース5に
引出し力がかからなくなると滑車15cがスプリ
ング19cにより引張られ、長孔18の他端側に
移動するので、スプリング20aがベルクランク
20bおよびスロツトルワイヤー19bを引寄
せ、ブレーキローラー20cを駆動ベルト8の上
からプーリー4aを押圧し図中一点鎖線で示す如
くブレーキ機構20の作動状態となる。
そして再びホース5に引出し力がかかると滑車
15cがスプリング19cに抗して長孔18の一
端部に押圧され、すぐさまブレーキ機構20が解
除される。
このようにホース5に引出し力が加えられた時
にはすぐさまブレーキが解除され、ホース5に引
出し力が加えられなくなるとすぐさまブレーキが
作動する。
第4図はブレーキ機構の異なる実施例で、この
ブレーキ機構22はホース巻取機4に設けたブレ
ーキドラム22aとこのブレーキドラム22aに
巻いた帯ブレーキ22bとスロツトルワイヤー1
9bにより作動されかつ帯ブレーキ22bを操作
する操作杆22cとこの操作杆22cをブレーキ
作動方向に押圧せしめるスプリング22dとで構
成される。
〔考案の効果〕
以上のように、この考案は送水ホースに引出し
力がかからない時にはホース巻取機にブレーキが
かかり、かつ送水ホースに引出し力がかかるとそ
の引出し力によるホースの張りによつてホース巻
取機のブレーキが解除されるのでホース巻取機の
空回りが無くなり、ホース巻取機上のホースのも
つれやカミ込みが防止できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す側面図、第
2図は巻取ガイド付近の斜視図、第3図はブレー
キ機構付近の正面図、第4図は異なるブレーキ機
構を示す側面図、第5図は従来のものの側面図、
第6図は第5図の平面図である。 図において1は機枠、2はエンジン、3はポン
プ、4はホース巻取機、5はホース、7は駆動用
プーリー、8は伝導ベルト、15は巻取ガイド、
15aは支持枠、15bは横軸、15cは滑車、
18は長孔、19は伝達機構、19aは金具、1
9bはスロツトルワイヤー、19cはスプリン
グ、20はブレーキ機構、20aはスプリング、
20bはベルクランク、20cはブレーキローラ
ー、22はブレーキ機構、22aはブレーキドラ
ム、22bは帯ブレーキ、22cは操作杆、22
dはスプリングである。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) エンジンにより駆動されるホース巻取機と、
    このホース巻取機の上方にあつてホースの引出
    しを滑車によりガイドする巻取ガイドとを有す
    る動力噴霧機において、前記巻取ガイドの滑車
    をホースの引出し方向に沿つて往復動しうるよ
    うに前記巻取ガイドの長孔に移動可能に軸支す
    ると共に、前記ホース巻取機を停止させるブレ
    ーキ機構、および前記滑車の往復動を前記ブレ
    ーキ機構に伝達する伝達機構を備え、前記滑車
    がホースの引出し力により前記長孔の一端部に
    押圧される時には前記ブレーキ機構が作動しな
    いようにし、かつそれ以外即ち前記滑車にホー
    スの引出し力がかからない時には前記滑車が前
    記長孔の他端側に移動して前記ブレーキ機構が
    作動するようにしたことを特徴とする動力噴霧
    機におけるホース巻取機の制動装置。 (2) 伝達機構を、一端側で滑車の横軸を支えかつ
    揺動可能に中央部を巻取ガイドに軸支される金
    具と、この金具の他端側に接続されるスロツト
    ルワイヤーと、滑車を巻取ガイドの長孔の他端
    側に押圧するスプリングとで構成した実用新案
    登録請求の範囲第1項記載のホース巻取機の制
    動装置。 (3) ブレーキ機構を、機枠に枢着されかつスロツ
    トルワイヤーにより一端を作動されるベルクラ
    ンクと、このベルクランクの他端に軸支したブ
    レーキローラーと、このブレーキローラーを駆
    動ベルトの上からプーリーに押圧させる方向に
    作用するスプリングとで構成した実用新案登録
    請求の範囲第1項記載のホース巻取機の制動装
    置。 (4) ブレーキ機構を、ホース巻取機に設けたブレ
    ーキドラムと、このブレーキドラムに巻いた帯
    ブレーキと、スロツトルワイヤーにより作動さ
    れて前記帯ブレーキを操作する操作杆と、この
    操作杆をブレーキ作動方向に押圧せしめるスプ
    リングとで構成した実用新案登録請求の範囲第
    1項記載のホース巻取機の制動装置。
JP13751784U 1984-09-11 1984-09-11 Expired JPH0315158Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13751784U JPH0315158Y2 (ja) 1984-09-11 1984-09-11

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13751784U JPH0315158Y2 (ja) 1984-09-11 1984-09-11

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6151967U JPS6151967U (ja) 1986-04-08
JPH0315158Y2 true JPH0315158Y2 (ja) 1991-04-03

Family

ID=30695932

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13751784U Expired JPH0315158Y2 (ja) 1984-09-11 1984-09-11

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0315158Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0435336Y2 (ja) * 1986-06-12 1992-08-21
KR101975629B1 (ko) * 2015-01-21 2019-05-07 (주)엘지하우시스 모헤어 공급장치

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6151967U (ja) 1986-04-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4610123A (en) Apparatus for covering bales in baling presses
US4257367A (en) Engine starting device
JPH0315158Y2 (ja)
US4378732A (en) Tying apparatus for agricultural roll balers
JP3421098B2 (ja) ホース巻取機構
US6032370A (en) Portable trimmer
JPH0340851Y2 (ja)
JPH0125644Y2 (ja)
JP3578892B2 (ja) ホース送出装置
JPS6216448Y2 (ja)
JPH027660Y2 (ja)
JPH0218050Y2 (ja)
JPH0446851Y2 (ja)
JPH019651Y2 (ja)
KR200344812Y1 (ko) 농약 살포용 호스 권취기
JPH0452221Y2 (ja)
JPS5834121Y2 (ja) 散布装置におけるホ−ス巻き取り機構
JPH0433983Y2 (ja)
JPS6371082A (ja) ホ−ス自動巻き取り装置
JP3423392B2 (ja) 遠隔操作式ホース巻取機付きセット動噴
JP2819013B2 (ja) 走行式ホース巻取機
JPS6143002Y2 (ja)
JPH0527409Y2 (ja)
JPS5851182Y2 (ja) 自動ホ−ス巻き取り装置
JPH08189358A (ja) 作業機の冷却風供給ファンの逆転駆動機構