JP3421098B2 - ホース巻取機構 - Google Patents
ホース巻取機構Info
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Description
巻取機付セット動噴の、ホース取出口におけるホース巻
取時の衝撃緩和と、同時にホース巻取ドラムを停止する
ホース巻取機構に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、無線機等で遠隔操作式自動ホース
巻取機付セット動噴の散布ホースの繰出し・巻取りを遠
隔操作する技術は公知とされている。また、巻取りが終
了すると該無線機によりホース巻取ドラムを停止する方
法は従来から行われている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかし、前記従来のよ
うに散布ホースを無線機の操作で巻取る方法では、巻取
り終了時はオペレーターが判断して巻き取りを止めるよ
うにしていたので、ホースの先端のノズルの金具部が巻
取機の取出口に当接して止まり、クラッチ部では滑りが
発生し、繰り返しの使用により該ホース取出口やクラッ
チ等が破損しやすかった。また、巻取終了後、直ちに巻
取ドラムを停止しないと、ホースに負荷がかかりホース
も傷められ、従って動噴の寿命が短くなるという問題が
ある。 【0004】 【課題を解決するための手段】本発明は、以上の如き課
題を解決するために、次のような手段を用いるものであ
る。無線機等で遠隔操作することにより、散布ホース2
2の繰出し・巻取りを行う自動ホース巻取機付セット動
噴において、ホース取出口Bにおいて散布ホース22を
ガイドするホースガイドGに緩衝材36を付設し、前記
ホースガイドGよりもノズル装着側の散布ホース22の
先端にホースストッパ28を固定し、該ホースストッパ
28が前記ホースガイドGにより巻取り時に止められる
ように構成し、該ホースガイドGの一端を連結手段を介
してホース巻取ドラム2を回転駆動するベルトテンショ
ン41と連動連結し、ホース巻取終了時に散布ホース2
2端がホースガイドGに当接するとホース巻取ドラム2
の回転を停止すべく構成したものである。 【0005】 【作用】次に作用を説明する。即ち、ホース巻取終了時
に散布ホースが巻かれて、ホースストッパがホースガイ
ドに当接すると、緩衝材によってその当接による衝撃が
緩和される。また、同時にレバー及びワイヤーを介して
ベルトテンションを引き上げて、ベルトの緊張を解き、
ホース巻取ドラムが停止するので、巻取終了後にホース
にかかる負荷が除去される。 【0006】 【実施例】次に発明の実施例を図1の遠隔操作式自動ホ
ース巻取機付セット動噴の側面図及び図2のホーススト
ッパー部分の斜視図を用いて説明する。まず、図1にお
いて遠隔操作式自動ホース巻取機付セット動噴の全体構
成を説明する。遠隔操作式自動ホース巻取機付セット動
噴Aは、エンジンE及び動力噴霧機3と巻取ドラム2等
を収納したフレーム1より構成されている。前記エンジ
ンEの駆動力は、ベルトカバー4内のベルトを介して動
力噴霧機3のクランク軸5に伝達されると、クランクケ
ース内のプランジャーを往復動させ、該プランジャーの
往復動により、図示しないタンクから薬液または水が吸
い上げられ、吐出口に接続した連絡ホースからその他端
を巻取ドラム2の回転軸部に接続して、散布ホース22
と接続して散布できるようにしている。6は圧力計、7
は圧力室である。 【0007】前記クランク軸5の他端にはプーリー8が
固設され、プーリー8からベルト12を介して巻取り電
磁クラッチ9のプーリー10に駆動力が伝達される。巻
取り電磁クラッチ9にはプーリー10の他に、プーリー
10aとスプロケット11が固設され、プーリー10a
と繰出し電磁クラッチ24のプーリー30との間にはベ
ルト31が介装され、繰出し電磁クラッチ24に固設さ
れているスプロケット32と整列機の繰出し軸33に固
設されているスプロケット34との間にはチェーン35
が介装されている。また、前記スプロケット11と巻取
りドラム2の回転軸に固設されたスプロケット13と、
電磁ブレーキ27上のスプロケットとの間には、チェー
ン14が介装され、巻取りドラム2の回転軸上のもう1
枚のスプロケット15と整列機の側板16・16に横架
された送り軸17のスプロケット18との間にもチェー
ン19が介装されている。 【0008】ここで、前記側板16・16間には無線操
作ボックス20及び整列装置が配設されており、また整
列装置は側板16・16に横設した送り軸17、繰出軸
33に移動ベース21が嵌装され、送り軸17または繰
出軸33を回動させると移動ベース21は左右に往復摺
動する。該移動ベース21中央上には、回転可能とした
回動パイプを介して上方を開放したコの字型のホース取
出フレーム23が固設され、該ホース取出フレーム23
には繰出プーリー26が回転軸26aに回転自在に軸支
されている。 【0009】そして、散布ホース22を繰出す場合は、
図示しない送信機の繰出スイッチを操作して繰出し電磁
クラッチONにして、エンジンEからの駆動力を前記プ
ーリー10a、ベルト31、プーリー30、スプロケッ
ト32、チェーン35、スプロケット34を介して繰出
軸33に伝えて回動させて散布ホース22を繰出す。
尚、この時前記電磁ブレーキ27はOFFであり巻取ド
ラム2は回転自在である。また、散布ホース22を巻取
る場合は、該送信機の巻取スイッチを操作して巻取り電
磁クラッチ9をONにして、前記スプロケット11、チ
ェーン14、スプロケット13を介して巻取ドラム2を
回転し、更に、駆動力をスプロケット15、チェーン1
9、スプロケット18を介して送り軸17に伝えて回動
させて整列機を駆動して、散布ホース22を整列して巻
き取る。尚、巻取りを停止すると、前記電磁ブレーキ2
7がONとなり、ホース巻取ドラム2の慣性回転が止め
られて停止される。 【0010】次に、図2において本発明のホース巻取時
のストッパー機構について説明する。ホース取出口Bに
おいて、ホース取出フレーム23の両外側にはガイドパ
イプ37・37が固設され、該ガイドパイプ37・37
にホースガイドGより突設した2本の脚部Ga・Gaが
摺動自在に嵌挿され、ガイドパイプ37とホースガイド
Gの間にバネ等よりなる緩衝材36が脚部Ga上に外嵌
され、前記ホースガイドGはリング状に構成されて散布
ホース22を挿入して、散布ホース22の巻取り時にガ
イドとなり、ホース取出フレーム23は散布ホース22
の巻取り方向に合わせて回転できるようにしている。 【0011】そして、前記ホースガイドGは連結部材を
介してベルトテンション41と連動連結されている。つ
まり、前記脚部Gaの先端は回動軸38aにより回転自
在に軸支されたレバー38の上部端面に当接されてお
り、該レバー38の他端にはワイヤ39が連結され、該
ワイヤ39の他端にはコイルバネ40を介してベルトテ
ンション41の中途部に連結されている。該ベルトテン
ション41は、図1に示すように、基部のベルトテンシ
ョン軸41aが回動自在に枢支され、先端にテンション
プーリー41bを回転自在に支持して前記ベルト12に
当接させて、バネ29によってベルト緊張方向に付勢さ
れ、ベルト12の緊張によって動力が伝えられるように
し、前記レバー38はバネ29の付勢力によってその上
部端が脚部Ga先端を押すように付勢している。 【0012】そして、散布ホース22のノズル装着側の
先端には円錐状のホースストッパ28が固定され、該ホ
ースストッパ28は前記ホースガイドGより大きく構成
して、巻取り時には嵌入して止められるように構成して
おり、ホースの巻取り操作時において、散布ホース22
の先端がホース取出口Bに近づき、該ホースストッパ2
8が前記ホースガイドGに当接すると、その衝撃力は緩
衝材36が変形して吸収される。 【0013】そして同時に、その衝撃力によりホースガ
イドGが押されて、その脚部Gaの端部がレバー38の
上端部を押して回動し、該レバー38の他端に連結され
たワイヤ39がコイルバネ40を介して、図1に示すベ
ルトテンション41を引上げ、該ベルトテンション41
は上方に回動し他端に軸支されたテンションプーリー4
1bが、テンションバネ29により付勢されていたベル
ト12から離れて緊張が解かれて、クランク軸5から巻
取り電磁クラッチ9への動力伝達が停止し、その結果、
巻取りドラム2の回転駆動が停止されて、巻取り動作が
停止し、それ以上散布ホース22は引っ張られて巻き取
られることがないのである。 【0014】 【発明の効果】本発明は以上の如く構成したので、次の
ような効果を奏するのである。即ち、ホースガイドGと
ホースガイドアーム37の間にバネ等の緩衝材36を配
設しているので、ホース巻取り終了時に、ホースストッ
パ28とホースガイドGとの衝突による衝撃が緩和され
て、ホースストッパや散布ホースやホース取出フレーム
等を傷めることがない。また、同時にホース巻取ドラム
2の回転が停止するので、散布ホース22を無理に引っ
張ることがなく、クラッチやベルト等に負荷がかかるこ
ともなく、それによる破断や損傷等が防止でき、従って
動噴の耐久性、安全性を高めることが可能となる。
面図である。 【図2】本発明に係わるホース取出口B部の斜視図であ
る。 【符号の説明】 A 遠隔操作式自動ホース巻取機付セット動噴 B ホース取出口 G ホースガイド 28 ホースストッパ 36 緩衝材36 37 ホースガイドアーム 38 レバー 39 ワイヤ 41 ベルトテンション
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 無線機等で遠隔操作することにより、散
布ホース22の繰出し・巻取りを行う自動ホース巻取機
付セット動噴において、ホース取出口Bにおいて散布ホ
ース22をガイドするホースガイドGに緩衝材36を付
設し、前記ホースガイドGよりもノズル装着側の散布ホ
ース22の先端にホースストッパ28を固定し、該ホー
スストッパ28が前記ホースガイドGにより巻取り時に
止められるように構成し、該ホースガイドGの一端を連
結手段を介してホース巻取ドラム2を回転駆動するベル
トテンション41と連動連結し、ホース巻取終了時に散
布ホース22端がホースガイドGに当接するとホース巻
取ドラム2の回転を停止すべく構成したことを特徴とす
るホース巻取機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28899393A JP3421098B2 (ja) | 1993-11-18 | 1993-11-18 | ホース巻取機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28899393A JP3421098B2 (ja) | 1993-11-18 | 1993-11-18 | ホース巻取機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH07137944A JPH07137944A (ja) | 1995-05-30 |
JP3421098B2 true JP3421098B2 (ja) | 2003-06-30 |
Family
ID=17737460
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28899393A Expired - Fee Related JP3421098B2 (ja) | 1993-11-18 | 1993-11-18 | ホース巻取機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3421098B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09110097A (ja) * | 1995-10-20 | 1997-04-28 | Dan Denki Seisakusho:Kk | ホースの電動式巻取リール |
JP5593188B2 (ja) * | 2010-10-01 | 2014-09-17 | 株式会社丸山製作所 | ホース巻取装置 |
-
1993
- 1993-11-18 JP JP28899393A patent/JP3421098B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07137944A (ja) | 1995-05-30 |
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