JPH0430451Y2 - - Google Patents

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JPH0430451Y2
JPH0430451Y2 JP1986001515U JP151586U JPH0430451Y2 JP H0430451 Y2 JPH0430451 Y2 JP H0430451Y2 JP 1986001515 U JP1986001515 U JP 1986001515U JP 151586 U JP151586 U JP 151586U JP H0430451 Y2 JPH0430451 Y2 JP H0430451Y2
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JP
Japan
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belt
pulley
clutch
tension
around
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JP1986001515U
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JPS62114252U (ja
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Priority to GB8611242A priority patent/GB2180018B/en
Priority to US06/862,477 priority patent/US4721494A/en
Priority to FR8607120A priority patent/FR2586776B1/fr
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  • Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、上下向きの軸芯周りで回動する出力
側のプーリ及び入力側のプーリ、両プーリに亘つ
て巻回される伝動用のベルト等にて構成されるベ
ルト伝動機構において、伝動用のベルトに対しテ
ンシヨンプーリを配置したテンシヨンクラツチの
構造に関する。
〔従来の技術〕
テンシヨンクラツチにおいて、ベルトの張り具
合による入切操作はベルトに対してテンシヨンプ
ーリを出退操作することによつて行う。
そして、駆動側又は従動側のプーリ、或は、両
側のプーリ近傍のベルト巻回径路外側には、第5
図に示すような一対のベルト押え部19a,19
aを設置固定して、テンシヨンプーリ18aを後
退させクラツチ切り操作した場合に、ベルト14
自身の張力によつてプーリ径よりも大きな円弧状
にベルト14を保持し、クラツチが確実に切り状
態となるように構成していた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
前記ベルト押え部はベルト巻回径路内方側にあ
るほど、より効果的なのであるが、あまり内方側
に寄せて配置するとクラツチ入り状態においても
ベルト押え部がベルトに接触してしまう為にベル
ト押え部を設置するにおいては、ある限界となる
位置があつた。従つて、この限界位置にベルト押
え部を設置しておいても、クラツチ切り操作時に
ベルトとプーリが十分に離れず動力が伝達されて
しまうことがあつた。
ここで、本考案の目的はベルト伝動機構のテン
シヨンクラツチにおいて、クラツチ切り操作時に
は、確実にクラツチ切り状態となるようにするこ
とにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案の特徴は以上のようなテンシヨンクラツ
チにおいて、次のように構成することにある。つ
まり、 伝動用のベルトが巻回されるプーリ近傍で、且
つ、ベルトの巻回経路の外側に、クラツチ切り時
における回転伝達阻止用の一対のベルト押え部を
配置すると共に、テンシヨンプーリのクラツチ切
り側への操作に連動して、一対のベルト押え部の
間隔が小さくなるように、このベルト押え部を移
動操作する連動機構を備えている。
〔作用〕
前述のように構成するとクラツチ入り操作時に
おいて、伝動用のベルトから少しだけ離れた位置
(前述の限界位置)に、一対のベルト押え部を配
置しておけばよい。
この状態においてテンシヨンプーリをクラツチ
切り側に操作すると、一対のベルト押え部の間隔
が狭くなるようにベルト押え部が移動して行く。
従つて、間隔の狭くなつた一対のベルト押え部
により、ベルトがプーリよりも大きな円弧状に確
実に保持され、クラツチ切り状態が現出されるの
である。
〔考案の効果〕
以上のように、ベルト伝動機構においてテンシ
ヨンクラツチを切り操作した場合、ベルトとプー
リの共回りなどなくクラツチ切り状態が確実に保
持できるようになつて、ベルト伝動機構及びテン
シヨンクラツチを用いた作業車、作業機等の安全
性が向上した。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例をテンシヨンクラツチを
持つ乗用型芝刈り機により図面に基づいて説明す
る。
第4図に示すように、機体前部ボンネツト1内
にエンジン2及び燃料タンク3を設けるととも
に、後部に操縦ハンドル4、運転席5、及び、左
右偏平なデツキ6を備えた操縦部7を形成した機
体を前後車輪8,9で支持して刈取走行可能に、
かつ、前後車輪8,9の中間位置にモーア10及
びこのモーア10から左右後車輪9,9の間に位
置して後方に延出された集草ダクト11並びに集
草容器12を備えて乗用型芝刈り機を構成してあ
る。
伝動機構について詳述すると、前記エンジン2
の下向き出力軸に上下二段に出力プーリ13a,
13bを固定するとともに、下段の出力プーリ1
3bと前記モーア10入力軸に嵌着された入力プ
ーリ10aとをベルト14で連結して作業装置伝
動機構を構成しててる。一方、上段の出力プーリ
13aはベルト式無段変速装置15を介してミツ
シヨンケース16の入力プーリ16aとベルト連
結し、このミツシヨンケース16下端に軸支され
た後車輪9,9を駆動可能に走行伝動系を構成し
てある。
次に、本考案を適用している前記作業装置伝動
機構について詳述すると、第1図に示すように、
前記エンジン2の下段側の出力プーリ13bとモ
ーア10の入力プーリ10aとをベルト14で連
結すると共に、エンジン2付近の機体フレーム1
7の縦軸芯P1周りに、端部にテンシヨンプーリ
18aを有するテンシヨンアーム18を揺動操作
自在に軸支しテンシヨンクラツチを構成してい
る。さらに、テンシヨンアーム18側で、出力プ
ーリ13b付近に固定式のベルト押え部19aを
設け、テンシヨンアーム18にフツク状のベルト
押え部19bを固定し、その先端のフツク部をベ
ルト14の反対側の部分に引掛けている。そし
て、このフツク状のベルト押え部19bの長さ
は、テンシヨンアーム18がクラツチ入り位置に
きた場合にベルト押え部19b先端のベルト引掛
け部がベルト14に接触しない程度の長さであ
る。又、モーア10の入力プーリ10aにもV字
状部材の両端部に突起を立設した固定式のベルト
押え部20を設置している。
次に、前記テンシヨンアーム18の操作系につ
いて詳述すると、第1図に示すように、テンシヨ
ンアーム18はバネ21でクラツチ切り側に付勢
されると共に、このバネ21より付勢力の強いバ
ネ22及びレリーズワイヤ23を介してクラツチ
レバー24のクラツチアーム24aと連動連結さ
れている。このクラツチレバー24は操縦部7の
横軸芯P2周りに揺動自在、かつ、保持可能に軸
支されているのである。
一方、モーア10の入力プーリ10a付近に
は、クラツチ切り操作した場合にモーア10の回
転を止めるプーリブレーキ25が設置されてお
り、このプーリブレーキ25はバネ26により非
作動側に付勢されると共に、このバネ26より付
勢力の強いバネ27及びレリーズワイヤ28を介
して前記クラツチレバー24と連動連結されてい
る。その連係構造について述べると、第1図及び
第2図に示すように、クラツチレバー24及びク
ラツチアーム24aをその両端に取付けている揺
動軸24bにブレーキアーム29を遊転外嵌し、
その揺動端と前記レリーズワイヤ28とを連結し
ているのである。
クラツチレバー24をテンシヨンクラツチ切り
側に操作すると、前記テンシヨンアーム18がベ
ルト14から離れ、これに連動してベルト押え部
19bがベルト巻回径路内方側に移動して(連動
機構の構成に相当)、対向する固定式のベルト押
え部19aとでベルト14を出力プーリ13b径
よりも大きい円弧状にベルトを保持すると共に、
クラツチアーム24a内面に突設したピン24c
がブレーキアーム29の操作部19aをブレーキ
作動側に接当押し操作し、プーリブレーキ25に
よつてモーア10の入力プーリ10aが早期に停
止するのである。
〔別実施例〕
前述の実施例に対し、第3図に示すようにテン
シヨンアーム18とプーリブレーキ25とをレリ
ーズワイヤ30で連動連結する構造も採用でき
る。
本考案は乗用型芝刈り機だけではなく、ベルト
伝動機構とテンシヨンクラツチを用いた全ての機
器に対して適用できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係るテンシヨンクラツチの実施
例を示し、第1図はテンシヨンクラツチ及びテン
シヨンクラツチと操作系との連係状態を示す図、
第2図はクラツチレバー支持部付近の一部切欠断
面図、第3図は別実施例を示すテンシヨンクラツ
チ付近の平面図、第4図は乗用型芝刈り機の全体
側面図、第5図は従来のテンシヨンクラツチ構造
を示す平面図である。 10a,13b……プーリ、14……伝動用の
ベルト、18a……テンシヨンプーリ、19a,
19b……ベルト押え部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上下向きの軸芯周りで回動する出力側のプーリ
    13b及び入力側のプーリ10aに亘つて巻回さ
    れる伝動用のベルト14に対して、テンシヨンプ
    ーリ18aを配置したテンシヨンクラツチであつ
    て、前記ベルト14が巻回されるプーリ近傍で、
    且つ、前記ベルト14の巻回経路の外側に、クラ
    ツチ切り時における回転伝達阻止用の一対のベル
    ト押え部19a,19bを配置すると共に、前記
    テンシヨンプーリ18aのクラツチ切り側への操
    作に連動して、前記一対のベルト押え部19a,
    19bの間隔が小さくなるように、このベルト押
    え部19bを移動操作する連動機構を備えている
    テンシヨンクラツチ。
JP1986001515U 1985-09-02 1986-01-09 Expired JPH0430451Y2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986001515U JPH0430451Y2 (ja) 1986-01-09 1986-01-09
GB8611242A GB2180018B (en) 1985-09-02 1986-05-08 Drive transmission structure for tractor
US06/862,477 US4721494A (en) 1985-09-02 1986-05-12 Drive transmission structure for tractor
FR8607120A FR2586776B1 (fr) 1985-09-02 1986-05-20 Structure de transmission d'entrainement pour tracteur a changement de vitesse progressif ne necessitant pas la mise en oeuvre d'un embrayage, notamment pour tondeuse a gazon

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986001515U JPH0430451Y2 (ja) 1986-01-09 1986-01-09

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62114252U JPS62114252U (ja) 1987-07-21
JPH0430451Y2 true JPH0430451Y2 (ja) 1992-07-22

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ID=30779492

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5925734B2 (ja) * 1982-07-06 1984-06-20 旭硝子株式会社 ガラス板の熱処理方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5925734U (ja) * 1982-08-11 1984-02-17 ヤンマー農機株式会社 農機のベルトクラツチ装置

Patent Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5925734B2 (ja) * 1982-07-06 1984-06-20 旭硝子株式会社 ガラス板の熱処理方法

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JPS62114252U (ja) 1987-07-21

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