JPH0646635A - 芝刈機のモーア装着構造 - Google Patents

芝刈機のモーア装着構造

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Publication number
JPH0646635A
JPH0646635A JP20868292A JP20868292A JPH0646635A JP H0646635 A JPH0646635 A JP H0646635A JP 20868292 A JP20868292 A JP 20868292A JP 20868292 A JP20868292 A JP 20868292A JP H0646635 A JPH0646635 A JP H0646635A
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JP
Japan
Prior art keywords
mower
cutting blade
rods
shaft member
tension
Prior art date
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Pending
Application number
JP20868292A
Other languages
English (en)
Inventor
Masatsugu Tone
正継 刀祢
Kazuaki Kurohara
一明 黒原
Ryozo Imanishi
良造 今西
Nobuyuki Yamashita
信行 山下
Masatake Murakawa
正剛 村川
Akira Minoura
章 箕浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
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Publication of JPH0646635A publication Critical patent/JPH0646635A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【構成】 前及び後の操作リンク25,26と立ち姿勢
の前及び後のロッド27,28から構成される4連リン
ク機構Dを介して昇降可能にモーア3を吊設したミッド
マウント芝刈機において、後ロッド28と刈刃ハウジン
グ32との左右の連結部Rmにおける枢支軸を、単一の
長い丸棒36で兼用させるとともに、この丸棒36の左
右両端を刈刃ハウジングに固着させる。 【効果】 枢支連結用として必要となるモーア側の左右
夫々の軸部材を連結一体化させるという、従来構造を簡
単に改造し得る経済的手段により、より円滑な昇降作動
と刈刃ハウジングの補強を伴う合理的なモーア装着構造
を提供するとができた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、小型のミッドマウント
芝刈機において刈刃ハウジングの補強を図りながらのモ
ーア装着構造に関する。
【0002】
【従来の技術】歩行型芝刈機では労力的に負担となるく
らいの広さの芝地を歩行型芝刈機並の手軽さでもって刈
込み作業できる小型の乗用型芝刈機として、先に本出願
人が出願した特願平3−333100号で提案されたも
のがある。これは、縦軸型エンジンをシート後方に位置
させて走行用ミッションとモーアとにベルト伝動させる
集約させた伝動構造を採ることにより、極力全長を抑え
た小型のミッドマウント芝刈機を提供するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記小型のミッドマウ
ント芝刈機では、全長を抑える目的から前及び後輪とモ
ーアの前後方向の間隙を極めて小に設定してある構造
上、モーアの昇降機構には前後に短いリンクと立ち姿勢
の前及び後部ロッドから構成される4連リンク機構を介
装することで、昇降調節に伴うモーアの前後方向移動が
極力生じないようにしてあるが、その4連リンク機構に
おけるモーア側の具体的な取付け構造、すなわち、ロッ
ド取付け構造については開示されていなかった。本発明
の目的は、機体のコンパクト化に寄与する4連リンク機
構を採用したモーア装着構造において、モーアとロッド
との合理的な取付け構造を提供する点にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的の達成のために
本発明は、前輪と後輪との間における走行機体の下腹部
にモーアを配置し、このモーアを、これと走行機体とに
亘って介装された左右一対のロッドから構成されるリン
ク機構を介して昇降可能に走行機体に吊設するととも
に、両ロッドのモーア側枢支連結部を左右に長い軸部材
上に構成し、かつ、この軸部材の左右両端部の夫々をモ
ーアの刈刃ハウジングに固着してあることを特徴とする
ものである。
【0005】
【作用】つまり、ロッドと刈刃ハウジングとを連結させ
る当たり、従来では刈刃ハウジングの左右に独立して設
けられた取付けブラケットとロッドとを枢支連結させて
いるに対し、本発明ではこれら左右の取付けブラケット
を左右に長い軸部材で固着連結し、その軸部材を用いて
左右におけるロッドとの枢支連結構造を構成してあるの
である。これにより、左右でのロッドと刈刃ハウジング
との枢支軸心ズレが解消されてより円滑なリンク作動が
現出されるとともに、通常、薄い板材で構成される刈刃
ハウジングの左右方向での強度・剛性を、左右に長い軸
部材の刈刃ハウジングへの固着構造によって補強するこ
とができるようにもなる。
【0006】
【発明の効果】その結果、枢支連結用として必要となる
モーア側の左右夫々の軸部材を連結一体化させるとい
う、従来構造を簡単に改造し得る経済的手段により、よ
り円滑な昇降作動と刈刃ハウジングの補強を伴う合理的
なモーア装着構造を提供することができた。
【0007】
【実施例】以下に、本発明の実施例を図面に基づいて説
明する。図6にミッドマウント型芝刈機の側面図が、図
5にその後部の拡大側面図が夫々示され、1は操向前
輪、2は駆動後輪、Aは原動部、Bは操縦部、Cは伝動
部、3はモーア、4は機体フレームである。原動部A
は、縦軸型のエンジン5、エンジンボンネット6、エア
クリーナ8、及びキャブレター9等から構成され、機体
フレーム4上に搭載される。操縦部Bは、ハンドル10
を備えたフロントパネル11と、ステップフロア12
と、運転座席13とから構成され、運転座席13をエン
ジン5の直前に位置させてあるとともに、運転座席13
の下方を覆うフロアカバー14の内部にバッテリー15
と燃料タンク16を配備してある。伝動部Cは、後車軸
17の後側に配置されるHST(静油圧式無段変速装
置)18、HST18の入力軸19、機体フレーム4か
ら下方に突出するクランク軸20とに亘る第1ベルト連
動機構21、及び、クランク軸20とモーア3の入力刈
刃軸22とに亘る第2ベルト連動機構23等から構成さ
れており、後車軸17とデフ機構24とはHST18を
内装するケーシング18a内に一体装備される。
【0008】次にモーア3、及びその伝動構造について
詳述する。図1〜図6に示すように、モーア3は前後の
操作リンク25,26と立ち姿勢で左右一対の前後のロ
ッド27,28とで構成される4連リンク機構Dによっ
て機体フレーム4に吊設されるとともに、入力刈刃軸2
2とこれに第3ベルト連動機構29で連動駆動される従
動刈刃軸30を設けて2枚の回転刃31を刈刃ハウジン
グ32に装備した2ブレードタイプに構成されている。
昇降レバー33が取付けられる後部リンク26と前部リ
ンク25とは連結リンク34で連動連結され、昇降レバ
ー33は運転座席13の左側に配備されている。刈刃ハ
ウジング32の後部には、左右に延びる丸棒(軸部材に
相当)36をその両端に固着された2個の取付けブラケ
ット35を介して固着してあり、この丸棒36の左右両
端部にモーア側枢支連結部Rmが構成してある。つま
り、丸棒36の左右両端部分に左右一対の後部ロッド2
8,28を支承するとともに、この丸棒36の左右略中
央位置とブレーキペダル37等が支承されるフロントブ
ラケット38とに亘って横臥姿勢のテンションリンク3
9が架設してある。このテンションリンク39は、第2
ベルト連動機構23によるベルト張力によってモーア3
が後方に引張られることに対抗するものである。
【0009】図2に示すように、丸棒36には溶接固定
された2枚のワッシャ40,40間に揺動自在な状態の
2枚の連結板41,41を取外し不能に嵌装してあり、
テンションリンク39の後部を2個のボルトで挟持固定
することにより、このテンションリンク39と丸棒36
とを着脱自在に連結させる構造である。図7、図8に示
すように、2枚の連結板41,41間における丸棒36
にロールピン55を装着させることでテンションリンク
39と丸棒36との左右方向での位置決めを行う構造で
も良い。
【0010】図1、図3、図4に示すように、第2ベル
ト連動機構23はエンジンプーリ43と入力刈刃軸22
の入力プーリ42とテンションプーリ44とに亘ってベ
ルトを巻回して構成されるとともに、テンションプーリ
44を利用したPTOクラッチ・ブレーキ機構Eを構成
してある。つまり、テンションプーリ44を回転自在に
支持する上下支点P回りで揺動自在なテンションアーム
45に、入力プーリ42に接触作用可能なブレーキシュ
ー45aを取付けてあるとともに、テンションアーム4
5をブレーキ側に付勢するブレーキバネ46と、テンシ
ョンバネ47を介装した操作ワイヤ48とがテンション
アーム45に連結されている。つまり、PTOクラッチ
レバー49を入り側に操作するとブレーキバネ46の付
勢力に抗して操作ワイヤ48が引張られ、テンションバ
ネ47によってベルトが緊張されて第2ベルト連動機構
23が機能する刈刃クラッチの入り状態になり、PTO
クラッチレバー49を切り側に操作すると、操作ワイヤ
48が弛緩されてテンションバネ47が機能しなくなっ
て第2ベルト連動機構23が伝動しなくなる刈刃クラッ
チの切り状態になるとともに、ブレーキバネ46によっ
てブレーキシュー45aが入力プーリ42に圧接され刈
刃クラッチ切りと同時に回転刃31,31の慣性回転を
直ちに停止させるのである。第3ベルト連動機構29は
入力プーリ42の下側に取付けられた伝動プーリ50を
利用しており、巻きバネ51で付勢されるテンションプ
ーリ52を備えている。
【0011】図1、図3に示すように、入力プーリ42
の外周を部分的に覆うための屈曲板材で成るベルトカバ
ー53が刈刃ハウジング32に取付けられており、刈刃
クラッチ切り時にベルト54がベルトカバー53内周面
に沿わせることで入力プーリ42との接触を絶っての有
効な伝動断絶状態を得られるようにしてある。
【0012】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】モーア上面部分の構造を示す平面図
【図2】テンションリンクと丸棒との連結構造を示す斜
視図
【図3】モーアの伝動構造の一部を示す側面図
【図4】PTOクラッチ・ブレーキ機構を示す平面図
【図5】芝刈機後部の拡大断面側面図
【図6】芝刈機の全体側面図
【図7】テンションリンクと丸棒との別連結構造を示す
斜視図
【図8】テンションリンクと丸棒との別連結構造を示す
要部の平面図
【符号の説明】
1 前輪 2 後輪 3 モーア 4 走行機体 28 ロッド 32 刈刃ハウジング 36 軸部材 D 4連リンク機構 Rm モーア側枢支連結部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山下 信行 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内 (72)発明者 村川 正剛 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内 (72)発明者 箕浦 章 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前輪(1)と後輪(2)との間における
    走行機体(4)の下腹部にモーア(3)を配置し、この
    モーア(3)を、これと前記走行機体(4)とに亘って
    介装された左右一対のロッド(28),(28)から構
    成されるリンク機構(D)を介して昇降可能に前記走行
    機体(4)に吊設するとともに、前記両ロッド(2
    8),(28)のモーア側枢支連結部(Rm),(R
    m)を左右に長い軸部材(36)上に構成し、かつ、こ
    の軸部材(36)の左右両端部の夫々を前記モーア
    (3)の刈刃ハウジング(32)に固着してある芝刈機
    のモーア装着構造。
JP20868292A 1992-08-05 1992-08-05 芝刈機のモーア装着構造 Pending JPH0646635A (ja)

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JP20868292A JPH0646635A (ja) 1992-08-05 1992-08-05 芝刈機のモーア装着構造

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JPH0646635A true JPH0646635A (ja) 1994-02-22

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ID=16560326

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JP20868292A Pending JPH0646635A (ja) 1992-08-05 1992-08-05 芝刈機のモーア装着構造

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JP (1) JPH0646635A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013042717A (ja) * 2011-08-25 2013-03-04 Kubota Corp 乗用型草刈機
JP2013048607A (ja) * 2011-08-31 2013-03-14 Kubota Corp 乗用型草刈機
JP2020103174A (ja) * 2018-12-27 2020-07-09 株式会社クボタ 草刈機

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013042717A (ja) * 2011-08-25 2013-03-04 Kubota Corp 乗用型草刈機
JP2013048607A (ja) * 2011-08-31 2013-03-14 Kubota Corp 乗用型草刈機
JP2020103174A (ja) * 2018-12-27 2020-07-09 株式会社クボタ 草刈機

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