JP2980211B2 - 乗用芝刈機 - Google Patents
乗用芝刈機Info
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- JP2980211B2 JP2980211B2 JP3244620A JP24462091A JP2980211B2 JP 2980211 B2 JP2980211 B2 JP 2980211B2 JP 3244620 A JP3244620 A JP 3244620A JP 24462091 A JP24462091 A JP 24462091A JP 2980211 B2 JP2980211 B2 JP 2980211B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- engine
- crankshaft
- belt pulley
- transmission
- lawn mower
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- Expired - Lifetime
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- Arrangement Or Mounting Of Propulsion Units For Vehicles (AREA)
Description
にそのエンジン配置と後輪及びカッター装置への動力伝
達装置の構成に関するものである。
エンジン後部配置例を示したもので、即ち、車体31後
部上に、シリンダ部43を側方に向けたエンジン41を
配置して、その下方に突出したクランク軸45から、図
4のように、左右の後輪間に配置したトランスミッショ
ン33へ動力を伝達する第1ベルトプーリ装置37を設
けるとともに、この第1ベルトプーリ装置37から、車
体下で前後輪間に配置したカッター装置35へ動力を伝
達する第2ベルトプーリ装置39を更に設けている。ま
た、図5及び図6は従来のエンジン中央配置及びベルト
プーリ装置構成例を示したもので、即ち、車体51中央
部上の座席下にエンジン61を配置して、同様に、その
下方突出のクランク軸65から、後輪間のトランスミッ
ション53へ動力を伝達する第1ベルトプーリ装置57
を設けるとともに、この第1ベルトプーリ装置57か
ら、前後輪間のカッター装置55へ動力を伝達する第2
ベルトプーリ装置59を更に設けている。
び図4に示した従来構成例によれば、座席32後方にエ
ンジン41を配置したことにより、座席32への乗車位
置を、操作性及び安定性の面から良い位置に保てるが、
クランク軸45がトランスミッション33の上にくるた
め、図4のように、駆動伝達系である第1及び第2のベ
ルトプーリ装置37,39が複雑になる問題がある。そ
して、図3のように、エアクリーナ47及びマフラー4
9の位置がエンジン41の後方に限定されるので、吸気
系及び排気系の合理的な配置が取れないといった問題も
ある。また、図5及び図6に示した従来構成例によれ
ば、座席52下にエンジン61を配置したことにより、
操作性及び安定性が良い乗車位置にしようとすると、エ
ンジン61の地上高を下げなければならず、車体構造が
複雑になる問題がある。
を操作性及び安定性が良い位置に保ったままで、後輪及
びカッター装置への駆動伝達系をシンプルに構成できる
とともに、吸気系及び排気系の合理的配置も可能とした
乗用芝刈機を提供することにある。
本発明は、車体フレームの上に座席とエンジンとを前か
ら後へこの順に配置し、このエンジンのシリンダ部を後
方へ向け、このシリンダ部の左にマフラー又はエアクリ
ーナを配置し、シリンダ部の右にエアクリーナ又はマフ
ラーを配置し、エンジンのクランク軸を下方へ延し、こ
のクランク軸の後方に且つ左右の後輪間にトランスミッ
ションを配置し、このトランスミッションとクランク軸
とを第1のベルトプーリ装置にて連結し、クランク軸の
前方に且つ前輪と後輪との間にカッター装置を配置し、
このカッター装置とクランク軸と を第2のベルトプーリ
装置にて連結したことを特徴とする。
車位置を操作性及び安定性が良い位置に保てる。しか
も、エンジンのクランク軸が、前後輪間のカッター装置
の後方で後輪間のトランスミッションの前方に位置し
て、このクランク軸から、別個のベルトプーリ装置を用
いて前後のカッター装置と後輪駆動用トランスミッショ
ンとに動力を取り出すようにしたので、後輪及びカッタ
ー装置への駆動伝達系がシンプルな構成となる。そし
て、エンジンのシリンダ部が後方へ向いているので、そ
の左右にエアクリーナとマフラーを各々配置することが
可能となり、即ち、吸気系及び排気系の合理的配置が可
能となる。
いて説明する。本発明を適用した乗用芝刈機の概略構成
を示す図1及び図2において、1は車体フレーム、2は
ボディパネル、3は前輪、4は後輪、5はハンドル、6
は座席、7はトランスミッション、11はエンジン、1
6はカッター装置、21,25はベルトプーリ装置であ
る。
で車体フレーム1後部上には、シリンダ部12を後方へ
向けてエンジン11が配置されている。このエンジン1
1の下方に突出した垂直方向のクランク軸13は、車体
フレーム1下方において、前輪3及び後輪4間に配置さ
れたカッター装置16の後方で、且つ左右の後輪4,4
間に配置された後輪駆動用トランスミッション7の前方
に位置して臨んでいる。
に突出する入力軸8と、左右に突出する後輪駆動軸9,
9が組み込まれており、このトランスミッション7は、
シリンダ部12の下方に位置している。更に、エンジン
11の後方へ向いたシリンダ部12の左右には、エアク
リーナ14とマフラー15が分けて配設されており、こ
れら補機類は左右の後輪4,4間に位置している。ま
た、カッター装置16は、カッターデッキ17に略水平
回転するカッターブレード18を収納したもので、19
はそのブレート回転軸である。
のトランスミッション7とを結ぶベルトプーリ装置21
(以下、「第1のベルトプーリ装置21」と言う。)を
設けるとともに、クランク軸13とその前方のカッター
装置16とを結ぶベルトプーリ装置25(以下、「第2
のベルトプーリ装置25」と言う。)を設けている。即
ち、クランク軸13下部に上下の駆動プーリ22,26
を設けて、その上方の駆動プーリ22と、トランスミッ
ション7上に突出した入力軸8上部に設けた被動プーリ
23とに動力伝達ベルト24を掛装するとともに、下方
の駆動プーリ26と、カッターデッキ17上に突出した
ブレード回転軸19上部に設けた被動プーリ27とに動
力伝達ベルト28を掛装している。
スミッション7への第1のベルトプーリ装置21には、
クラッチプーリ21aが設けられている。また、クラン
ク軸13から前方のカッター装置16への第2のベルト
プーリ装置25にも、クラッチプーリ28aが設けられ
ており、28bはその揺動アーム、29はアイドルプー
リである。
構成による乗用芝刈機としたので、座席6への乗車位置
を操作性及び安定性が良い位置に保てるとともに、後輪
4及びカッター装置16への駆動伝達系を、クランク軸
13から別個の第1・第2のベルトプーリ装置21,2
5によりシンプルに構成できるものとなっている。更
に、エンジン11の後方へ向けたシリンダ部12の左右
にエアクリーナ14マフラー15を分けた配置として、
吸気系及び排気系を合理的に配置できるものとなってい
る。
例の他、任意に変更可能であることは勿論である。
ば、座席の後方にエンジンを配置したことにより、乗車
位置を操作性及び安定性が良い位置に保つことができ
る。 更に、前後輪間のカッター装置後方で後輪間のトラ
ンスミッション前方に位置するクランク軸から、別個の
ベルトプーリ装置を用いて前後のカッター装置と後輪駆
動用トランスミッションとに動力を取り出すようにした
ことにより、後輪及びカッター装置への駆動伝達系をシ
ンプルに構成することができる。 更にまた、エンジンの
シリンダ部を後方へ向け、そのシリンダ部の左右にエア
クリーナとマフラを各々配置したので、吸気系及び排気
系を合理的に配置することができる。
破断して示す透視側面図
置を示す外観斜視図
構成例を示す概略側面図
ル、6…座席、7…トランスミッション、11…エンジ
ン、12…シリンダ部、13…クランク軸、14…エア
クリーナ、15…マフラー、16…カッター装置、21
…第1のベルトプーリ装置、25…第2のベルトプーリ
装置。
Claims (1)
- 【請求項1】 車体フレームの上に座席とエンジンとを
前から後へこの順に配置し、このエンジンのシリンダ部
を後方へ向け、このシリンダ部の左にマフラー又はエア
クリーナを配置し、シリンダ部の右にエアクリーナ又は
マフラーを配置し、前記エンジンのクランク軸を下方へ
延し、このクランク軸の後方に且つ左右の後輪間にトラ
ンスミッションを配置し、このトランスミッションとク
ランク軸とを第1のベルトプーリ装置にて連結し、前記
クランク軸の前方に且つ前輪と後輪との間にカッター装
置を配置し、このカッター装置とクランク軸とを第2の
ベルトプーリ装置にて連結したことを特徴とする乗用芝
刈機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3244620A JP2980211B2 (ja) | 1991-08-29 | 1991-08-29 | 乗用芝刈機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3244620A JP2980211B2 (ja) | 1991-08-29 | 1991-08-29 | 乗用芝刈機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0556715A JPH0556715A (ja) | 1993-03-09 |
JP2980211B2 true JP2980211B2 (ja) | 1999-11-22 |
Family
ID=17121456
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3244620A Expired - Lifetime JP2980211B2 (ja) | 1991-08-29 | 1991-08-29 | 乗用芝刈機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2980211B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5731323B2 (ja) * | 2011-08-25 | 2015-06-10 | 株式会社クボタ | 乗用型草刈機 |
-
1991
- 1991-08-29 JP JP3244620A patent/JP2980211B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0556715A (ja) | 1993-03-09 |
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Legal Events
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