JPH0144033Y2 - - Google Patents

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JPH0144033Y2
JPH0144033Y2 JP19735883U JP19735883U JPH0144033Y2 JP H0144033 Y2 JPH0144033 Y2 JP H0144033Y2 JP 19735883 U JP19735883 U JP 19735883U JP 19735883 U JP19735883 U JP 19735883U JP H0144033 Y2 JPH0144033 Y2 JP H0144033Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
case
lodging
lifting
grain culm
axle
Prior art date
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JP19735883U
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English (en)
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JPS60104039U (ja
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  • Outside Dividers And Delivering Mechanisms For Harvesters (AREA)
  • Harvester Elements (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はバインダーにおける倒伏用引起しケー
スの取付構造に関する。
バインダーに倒伏用引起しケースを設ける従来
技術として、実開昭55−974号公報が知られてい
る。これはエンジンからミツシヨンケース一側の
プーリーを経由して伝動するようになつている。
この従来技術では、駆動が一側方に固定されて
しまい、引起しケースの位置も一側に限定されて
しまう不具合がある。しかも、車速変速に倒伏用
引起しの速度が追従しないため、十分な引起し性
能が期待できなかつた。
これらの不具合を解消すべく、本考案は車軸よ
り駆動を取り、しかもこれによる新たな不具合
(後進時の逆転)の発生を防止しようとするもの
である。
すなわち、前方に穀稈引起しケースを斜設して
構成するバインダーにおいて、1輪車や2輪車あ
るいは前記穀稈引起しケースが右側にあつても左
側にあつても、倒伏用引起しケースを車軸から良
好に駆動して良好に装備することができ、しかも
機体がバツクする際には倒伏用引起しケースを駆
動停止させることができる安全構造にすることが
でき、未刈側穀稈を仕分けるようにして倒伏穀稈
を良好に引起すことができるバインダーとして好
適に実施できるよう提供するものである。
次に、図面に示す実施例について説明する。
第1図は全体の側面図を示し、両側に両車輪
3,3aを軸装する機体の前部右側には出退する
タイン6を有した穀稈引起しケース1を斜設する
とともに、該ケース1の下部前方に分草板7を斜
設し、穀稈引起しケース1が対応するようその左
側には案内板8を斜設し、該案内板8の後方から
は右側に屈曲する穀稈搬送板9を延設し、その下
方には刈刃10を横設し、穀稈引起しケース1の
後方下部には結束装置Cを装設し、機体後部には
エンジンEを搭載するとともに後方上部にハンド
ル11を延設して従来形構造同様に構成する。
Aは倒伏用引起しケースで、内部のチエーン1
2に一定間隔おきに繋着した各タイン2がケース
下部から前面にわたつて前方向きに突出しながら
上方に移動するよう従来形構造同様に構成し、前
記穀稈引起しケース1の側方となる前記案内板8
の側方に倒伏用引起しケースAがそうように、該
ケースAに固定した支持枠板13の各孔14に挿
通する各取付ボルト15を前記穀稈搬送板9の側
部の各ねじ孔16に螺挿して着脱自在に装設し構
成する。
また、Bは伝動ケースで、前記支持枠板13に
固設し、伝動ケースB内の上下に軸架したスプロ
ケツト17,18にはチエーン19を掛装し、上
方スプロケツト17と同軸のギヤ20にはギヤ2
1を噛合し、該ギヤ21の軸22と、前記穀稈引
起しケース1の上部内でチエーン12を掛廻した
スプロケツト23の軸24との間には、一方向ク
ラツチ5を介装してギヤ21からスプロケツト2
3へは一方向のみの回転しか伝達できないように
装設し、伝動ケースBの下方側スプロケツト18
からは内方側に入力軸25を突設し、一方側の前
記車軸3から突出する車軸4の先端と前記入力軸
25とを、ボルト26,26を有して着脱自在の
継手27を介し伝動連結できるように装設して構
成する。
したがつて、車軸4に入力軸25を衝合させて
継手27により伝動連結し、倒伏用引起しケース
Aが案内板8の側方にそうようにして各ボルト1
5を介し支持枠板13を穀稈搬送板9の側部に固
設すると、第1図および第2図に示すように構成
することができる。
作業時には、機体が矢印イで示すように前進す
ると、車軸4の回転が伝動ケースB内を通して一
方向クラツチ5を介しスプロケツト23に伝達さ
れるとともに各タイン2が矢印ロで示すように突
出移動することになり、タイン2の回動によつて
未刈側穀稈を仕分けるようにして倒伏穀稈を引起
すことができることになる。
また、機体を後退させた場合には、車軸4が逆
転することになるが、一方向クラツチ5が作動し
て穀稈引起しケースA内には伝動されないことに
なり、タイン2は停止して安全状態となる。
このように本考案は、前方に穀稈引起しケース
1を斜設して構成するバインダーにおいて、前記
穀稈引起しケース1の側方となる機体の外側方に
は前方向きに突出して上方に移動するタイン2を
有した倒伏用引起しケースAを斜設するととも
に、車輪3の車軸4側に伝動連結する伝動ケース
Bと前記倒伏用引起しケースAとを一方向クラツ
チ5を介して伝動連結して構成したから、バイン
ダーが1輪車または2輪車であつても、あるいは
穀稈引起しケース1が右側にあつても左側にあつ
ても、車軸4より駆動するので倒伏用引起しケー
スAを良好に装備することができ、しかも機体が
バツクした場合には一方向クラツチ5の介装によ
り倒伏用引起しケースAを駆動停止させることが
できて安全構造にすることができ、未刈側穀稈を
仕分けるようにして倒伏穀稈を良好に引起すこと
ができるバインダーとして好適に実施できる特長
を有する。しかも、倒伏穀稈の引起し速度は車速
に連動することになるため、適切な引起し作用が
期待できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は全体の
側面図、第2図はその平面図、第3図は第2図の
一部断面図、第4図は第2図の一部の断面図、第
5図および第6図は第1図の一部をそれぞれ示
す。 1……穀稈引起しケース、2……タイン、A…
…倒伏用引起しケース、3……車輪、4……車
軸、B……伝動ケース、5……一方向クラツチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 前方に穀稈引起しケース1を斜設して構成する
    バインダーにおいて、前記穀稈引起しケース1の
    側方となる機体の外側方には前方向きに突出して
    上方に移動するタイン2を有した倒伏用引起しケ
    ースAを斜設するとともに、車輪3の車軸4側に
    伝動連結する伝動ケースBと前記倒伏用引起しケ
    ースAとを一方向クラツチ5を介して伝動連結し
    て構成したことを特徴とする倒伏用引起しケース
    の取付構造。
JP19735883U 1983-12-20 1983-12-20 バインダ−における倒伏用引起しケ−スの取付構造 Granted JPS60104039U (ja)

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JP19735883U JPS60104039U (ja) 1983-12-20 1983-12-20 バインダ−における倒伏用引起しケ−スの取付構造

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JP19735883U JPS60104039U (ja) 1983-12-20 1983-12-20 バインダ−における倒伏用引起しケ−スの取付構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60104039U JPS60104039U (ja) 1985-07-16
JPH0144033Y2 true JPH0144033Y2 (ja) 1989-12-20

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ID=30422701

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JP19735883U Granted JPS60104039U (ja) 1983-12-20 1983-12-20 バインダ−における倒伏用引起しケ−スの取付構造

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0649157Y2 (ja) * 1987-09-24 1994-12-14 ヤンマー農機株式会社 汎用型コンバイン

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Publication number Publication date
JPS60104039U (ja) 1985-07-16

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