JPH07277194A - 一輪車 - Google Patents

一輪車

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JPH07277194A
JPH07277194A JP9921894A JP9921894A JPH07277194A JP H07277194 A JPH07277194 A JP H07277194A JP 9921894 A JP9921894 A JP 9921894A JP 9921894 A JP9921894 A JP 9921894A JP H07277194 A JPH07277194 A JP H07277194A
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JP
Japan
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wheel
drive
gear
drive gear
drive source
Prior art date
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Pending
Application number
JP9921894A
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English (en)
Inventor
Morimasa Yokoyama
守政 横山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TOKO SEISAKUSHO KK
Original Assignee
TOKO SEISAKUSHO KK
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Application filed by TOKO SEISAKUSHO KK filed Critical TOKO SEISAKUSHO KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 押す力が要らず、作業者の体力的負担を軽減
できる一輪車を提供すること。 【構成】 車輪4の車軸5と同軸状に固着された前記車
輪4の駆動ギア12aと、該駆動ギア12aを回転駆動
する駆動源13と、該駆動源13と前記駆動ギア12a
との間に介装され、駆動源13の駆動力を係脱可能に連
繋するクラッチ装置14を備えた伝動機構15とで構成
した補助動力装置8を一輪車に配設し、必要に応じて一
輪車を自走させることができるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、補助動力装置を備えた
一輪車に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、土木作業等において土砂や資材
等の運搬に用いられる一輪車は、バケット状の積載部を
支持するフレームの前部中央に車輪が軸支され、該車輪
の後方の左右両側に前記フレームから突成された支脚が
配設され、また、前記フレームの後部には左右一対のハ
ンドルが後方に突成されており、前記車輪と左右の支脚
との三点支持によって定置状態を保持させる一方、移動
時にはハンドルを持ち上げて支脚を浮かせ、この状態で
前方に押すことによって車輪を回転させて移動させるよ
うになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
従来の一輪車にあっては、積載部に土砂や資材等を乗せ
て運搬を行なう場合、ハンドルを持ち上げてその重量を
支え、かつ、左右のバランスをとって所定姿勢に保持す
る力に加えて、前方へ押して移動させる力が必要である
ため、作業者は多大の体力的負担を強いられているのが
実状である。本発明は、かかる作業者への負担を軽減し
得る一輪車の提供を目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、積載部を支持
するフレームの前部中央に車輪を備え、かつ、前記フレ
ームの後部に左右一対のハンドルを備えてなる一輪車に
おいて、前記車輪の車軸と同軸状に固着された前記車輪
の駆動ギアと、該駆動ギアを回転駆動する駆動源と、該
駆動源と前記駆動ギアとの間に介装され、駆動力を係脱
可能に連繋するクラッチ装置を備え、前記駆動源の駆動
力を駆動ギアに伝達する伝動機構とからなる補助動力装
置を設けたことを特徴とするものである。
【0005】
【作用】駆動源の駆動力を伝動機構を介して駆動ギアに
伝達し、該駆動ギアを回転駆動することにより、車輪に
回転力が付与され一輪車を自走させることができる。ま
た、伝動機構のクラッチ装置によって、車輪に対する駆
動力の連繋が係脱可能であるため、駆動力の掛からない
通常の一輪車としても使用できる。
【0006】
【実施例】添付図面について本発明の実施例を説明す
る。
【0007】図1〜図2は本発明の第1実施例に係る一
輪車1を示し、該一輪車1は、バケット状の積載部2
と、該積載部2を支持するフレーム3と、該フレーム3
の前部中央に軸支された車輪4と、該車輪4の後方の左
右両側に前記フレーム3から突成された支脚5,5と、
前記フレーム3の後部から後方に突成された左右一対の
ハンドル6,6とを備えている。
【0008】前記フレーム3の下部にはカバー筺体7が
配設され、該カバー筺体7内に後述する補助動力装置8
を構成する駆動源13部分が収納されている。また、該
駆動源13に燃料を供給するための燃料タンク10がフ
レーム3の後部に配設されている。
【0009】前記補助動力装置8は、図3〜図5に示す
ように、前記車輪4のリム11に対して車輪4の車軸5
と同軸状に固着されたインターナルギアからなる駆動ギ
ア12aと、該駆動ギア12aを回転駆動するエンジン
からなる駆動源13と、該駆動源13と前記駆動ギア1
2aとの間に介装され、駆動源13の駆動力を係脱可能
に連繋するクラッチ装置14を備えた伝動機構15とで
構成される。
【0010】前記伝動機構15は、駆動源13の駆動軸
13aにカップリング16を介して連結した回転軸17
に主動ギア18を軸支し、該主動ギア18に噛合して減
速される従動ギア19を伝動軸20の一端に軸支させる
一方、該伝動軸20の他端にウオーム21を軸支し、該
ウオーム21には、クラッチ装置14を構成するウオー
ムホイール22を係脱可能に噛合させるとともに、該ウ
オームホイール22の支軸23に、該ウオームホイール
22と同軸回転して前記駆動ギア12aに係脱可能に噛
合される連繋ギア24を軸支させてなるものである。
【0011】また、クラッチ装置14は、ウオームホイ
ール22と連繋ギア24の支軸23を横架したブラケッ
ト25の基部を、図5に示すように、支点軸26によっ
て回動可能に枢支し、該ブラケット25を、その側縁部
に配設したばね27によって常時はウオームホイール2
2がウオーム21から離脱する方向に付勢させる一方、
前記ハンドル6に配設した操作レバー28に一端を連結
させたレリーズワイヤ29の他端をブラケット25の側
縁部に連結し、該レリーズワイヤ29を操作レバー28
で引張してブラケット25を前記ばね27の付勢方向と
逆方向に回動させることによって、ウオームホイール2
2がウオーム21に噛合し、かつ、これと同時に連繋ギ
ア24が駆動ギア12aに噛合するように設けられてい
る。
【0012】かかる構成にあって、駆動源13を始動さ
せると、その回転駆動力が主動ギア18及び従動ギア1
9を経て減速増大して伝動軸20に伝達され、該伝動軸
20に軸支されたウオーム21を空回りで回転させる。
この状態において、ハンドル6,6を持ち上げて支脚
5,5を浮かせ、該ハンドル6に配設した操作レバー2
8を握ってレリーズワイヤ29を引張すると、ばね27
の付勢力に抗してブラケット25が回動して、ウオーム
ホイール22を前記ウオーム21に噛合させ、かつ、こ
れと同時に連繋ギア24を駆動ギア12aに噛合させ
る。これにより、車輪4に駆動源13の回転駆動力が伝
達され、一輪車1を自動的に前進させることができる。
このため、作業者は一輪車1を押す必要がなく、ただハ
ンドル6,6を持ち上げてバランスをとっているだけで
よい。
【0013】また、一輪車1の前進を止めるときは、操
作レバー28を放せば、ばね27の付勢力によってブラ
ケット25が退避位置に回動し、ウオームホイール22
がウオーム21から離脱するため、一輪車1を停止させ
ることができる。
【0014】図6は第2の実施例を示し、この実施例で
は、前記第1実施例のインターナルギアからなる駆動ギ
ア12aに代えて、スプロケットホイールからなる駆動
ギア12bが車輪4の車軸5と同軸上に固着される。該
駆動ギア12bには駆動源13に連繋された無端チェー
ン30の一側が巻回され、該無端チェーン30によって
駆動源13の駆動力が駆動ギア12bに伝達される。ま
た、駆動源13の駆動力を係脱可能に連繋するクラッチ
装置は特に限定されず、従来公知のクラッチ装置を適用
することが可能である。該クラッチ装置は遠心クラッチ
でもよいが、この場合には、駆動源13の回転数を制御
するアクセル装置が付設される。また、前記駆動ギア1
2bはスプロケットホイールに代えてプーリとしてもよ
く、この場合には、無端チェーン30に代えて伝動ベル
トが用いられる。
【0015】尚、前記第1実施例及び第2実施例におい
て、エンジンからなる駆動源13を電動モータからなる
駆動源とし、燃料タンク10をバッテリーに代える構成
を適用することもできる。このように駆動源13を電動
モータとすれば、静粛性が得られ、製造コストが安価と
なる利点がある。
【0016】
【発明の効果】本発明は、上述のように、車輪の車軸と
同軸状に固着された前記車輪の駆動ギアと、該駆動ギア
を回転駆動する駆動源と、該駆動源と前記駆動ギアとの
間に介装され、駆動源の駆動力を係脱可能に連繋するク
ラッチ装置を備えた伝動機構とで構成した補助動力装置
によって一輪車を自走可能に設けたから、土砂や資材等
の運搬時に一輪車を押す必要がなく、作業者の体力的負
担を軽減することができ、さらに、クラッチ装置によっ
て車輪を非駆動状態にすることにより、通常の一輪車と
しても使用し得る等の優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる一輪車の第1実施例の側面図で
ある。
【図2】同上の正面図である。
【図3】第1実施例の補助動力装置の平面図である。
【図4】同上の側面図である。
【図5】同上のクラッチ装置部分の側面図である。
【図6】第2実施例の一輪車の側面図である。
【符号の説明】
1 一輪車 2 積載部 3 フレーム 4 車輪 5 車軸 6 ハンドル 8 補助動力装置 12a,12b 駆動ギア 13 駆動源 14 クラッチ装置 15 伝動機構

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 積載部を支持するフレームの前部中央に
    車輪を備え、かつ、前記フレームの後部に左右一対のハ
    ンドルを備えてなる一輪車において、 前記車輪の車軸と同軸状に固着された前記車輪の駆動ギ
    アと、 該駆動ギアを回転駆動する駆動源と、 該駆動源と前記駆動ギアとの間に介装され、駆動力を係
    脱可能に連繋するクラッチ装置を備え、前記駆動源の駆
    動力を駆動ギアに伝達する伝動機構とからなる補助動力
    装置を設けたことを特徴とする一輪車。
JP9921894A 1994-04-11 1994-04-11 一輪車 Pending JPH07277194A (ja)

Priority Applications (1)

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JP9921894A JPH07277194A (ja) 1994-04-11 1994-04-11 一輪車

Applications Claiming Priority (1)

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JP9921894A JPH07277194A (ja) 1994-04-11 1994-04-11 一輪車

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JPH07277194A true JPH07277194A (ja) 1995-10-24

Family

ID=14241532

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JP9921894A Pending JPH07277194A (ja) 1994-04-11 1994-04-11 一輪車

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100546441B1 (ko) * 2002-11-19 2006-01-26 김성규 소형 운반기
CN106167035A (zh) * 2016-07-01 2016-11-30 陈国旭 手扶式动力传动双车轮、窄轮距、两挡变速的农村小道运输车
KR102236136B1 (ko) * 2019-11-21 2021-04-02 재단법인 자동차융합기술원 전동 주행 보조 기능이 구비된 핸드카트

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100546441B1 (ko) * 2002-11-19 2006-01-26 김성규 소형 운반기
CN106167035A (zh) * 2016-07-01 2016-11-30 陈国旭 手扶式动力传动双车轮、窄轮距、两挡变速的农村小道运输车
KR102236136B1 (ko) * 2019-11-21 2021-04-02 재단법인 자동차융합기술원 전동 주행 보조 기능이 구비된 핸드카트

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