JP3168532U - 動力式一輪手押し車 - Google Patents

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【課題】 人力で動かすことができる動力式一輪手押し車を提供する。【解決手段】 動力式一輪手押し車では、草刈り機エンジン40の出力が低い場合、遠心力式クラッチ41が自動的に切れる。遠心力式クラッチ41が切れることで人力でも動かすことができる。また、草刈り機エンジン40と車輪30との間にはクラッチ60が設けられている。クラッチ60がレバー70によって車幅方向の外側へ押されると、車輪30は駆動軸31に対し空転する。従って、例えば平地などを走行する際、草刈り機エンジン40の作動が停止しても人力で動力式一輪手押し車を押すことができる。【選択図】 図4

Description

本考案は、動力式一輪手押し車に関するものである。
山間部の産業道路または山路を通って輸送作業を行う場合、中型および大型の動力車はあまり使用できないため、かつては輸送手段として手押し車を使用することが殆どであった。しかしながら、山間部の産業道路または山路は路面が平坦でなく、人力には限界があるため、例えば台湾実用新案公告M255826号およびM257302号などに記載された動力式手押し車を使用することが提案されている。
図1および図2に示すように、従来の手押し車は、車体10にハンドル11を装着し、底部に車輪12を装着することによって構成されている。この手押し車は、モーター13がチェーン14を介して車輪12を駆動することによって自動的に前進するため、操作者は手押し車を前進させる力を入れる必要なく、負担を軽くすることができる。
台湾実用新案公告M255826号 台湾実用新案公告M257302号
しかしながら、従来の手押し車は下記の欠点を抱えている。
一つは、荷物15が積載してある車体10が下り坂を通る際、荷物の重量が大きいほど手押し車に対し下り方向に作用する作用力が極めて大きくなるため、操作者が手動ブレーキによって車体10を止めることが困難である。
もう一つは、車輪12がチェーン14によってモーター13に連動するため、モーター13の作動が停止すると車輪12が回転できなくなる。つまり、手押し車が動力を使用しない場合、人力の操作に切り替えることができないため、平地での使用に不便である。
本考案は、人力で動かすことができる動力式一輪手押し車を提供することを主な目的とする。
本考案は、手押し車を回転させるためのトルクを高めることができ、動力源が停止する際、別途にブレーキシステムを配置する必要なくブレーキ機能を自動的に果たすことが可能な動力式一輪手押し車を提供することをもう一つの目的とする。
本考案は、動力源が停止している時、車輪を解放状態に維持することが可能な動力式一輪手押し車を提供することをもう一つの目的とする。
本考案者は上述した欠点および問題点に鑑み、研究開発および改良を積極的に進めた結果、本考案を完成させた。
請求項1に記載の本考案による動力式一輪手押し車は、フレーム、車輪および動力源を備える。フレームは、所定の形によって構成され、かつ一対のハンドル、底部に装着されたサポートおよび二つの装着座を有する。車輪は、駆動力を受けて回転することができるように装着座に装着される。動力源は、フレームの後側に配置され、車輪の駆動に用いられる。
この動力式一輪手押し車の特徴は、次の通りである。
動力源は、動力出力端に遠心力式クラッチを有する草刈り機エンジンである。この草刈り機エンジンは、伝動軸によってタービン減速機を駆動し、そのタービン減速機の出力軸とチェーンとの連結によって車輪を駆動する。車輪は、ホイールハブ内に配置されたベアリングを有する。このベアリングは駆動軸に装着される。駆動軸は、その両端が二つの装着座によって支持される。駆動軸は、一端側にチェーンによって駆動されるチェーンホイールを有し、他端側に駆動軸に連動する車輪部クラッチを有する。
車輪部クラッチは、軸方向の端部に複数の歯部を有し、ホイールハブは、車輪部クラッチに対向する端部に陥没孔を有する。車輪部クラッチは、レバーによって軸方向位置が制御され、駆動軸上の軸方向に沿って移動することができる。レバーは、車輪部クラッチをホイールハブに係合させて車輪を駆動軸に連動させるか、車輪部クラッチとホイールハブとを離間させて車輪部クラッチを非係合とすることによって車輪を解放状態に維持することができる。
本考案によれば、動力源としての草刈り機エンジンは出力方式として遠心力式クラッチを採用するため、低速の際に遠心力式クラッチが自動的に切れ、かつ操作の際にアクセルによって遠心力式クラッチを切る作動および速度を制御することができる。遠心力式クラッチが切れることで人力でも動かすことができる。
また本考案によれば、タービン減速機によって手押し車を回転させるためのトルクを高め、動力源が停止する際、別途にブレーキシステムを配置する必要なくブレーキ機能を自動的に果たすことが可能である。
また本考案によれば、クラッチおよび手動レバーによって車輪部クラッチを切るか入れる作動を制御し、草刈り機エンジンがかかっていない時、車輪部クラッチを切った状態に切り替えることによって車輪を解放状態に維持し、人力で押すことが可能となる。
従来の動力式手押し車を示す立体図である。 従来の動力式手押し車を示す側面図である。 本考案の一実施形態による動力式一輪手押し車を示す側面図である。 本考案の一実施形態による動力式一輪手押し車においてクラッチがつながっている状態を示す平面図である。 本考案の一実施形態による動力式一輪手押し車においてクラッチが切れている状態を示す平面図である。
以下、本考案による動力式一輪手押し車を図面に基づいて説明する。
(一実施形態)
図3から図5に示すように、本考案の一実施形態による動力式一輪手押し車は、フレーム20、車輪30および動力源40を備える。
フレーム20は、所定の形によって構成される。このフレーム20は、一対のハンドル21、底部に装着されたサポート22および二つの装着座23を有する。
車輪30は、駆動力を受けて回転することができるように装着座23に装着される。
草刈り機エンジン40は、フレーム20の後側に配置され、車輪30の駆動に用いられる。
この動力式一輪手押し車の特徴は、次の通りである。
草刈り機エンジン40は、動力出力端に遠心力式クラッチ41を有する動力源である。この草刈り機エンジン40は、伝動軸42によってタービン減速機50を駆動する。そして、そのタービン減速機50の出力軸51とチェーン52との連結によって車輪30を駆動する。
車輪30は、ホイールハブ32内に配置され駆動軸31に装着されたベアリング33を有する。駆動軸31は、その両端が二つの装着座23によって支持される。駆動軸31は、一端側にチェーン52によって駆動されるチェーンホイール34を有し、他端側に駆動軸31に連動して回転する「車輪部クラッチ」としてのクラッチ60を有する。
クラッチ60は、軸方向の端部に複数の歯部61を有する。ホイールハブ32は、クラッチ60に対向する端部に陥没孔35を有する。クラッチ60は、駆動軸31上の軸方向に沿って移動することができる。このクラッチ60の軸方向位置は、レバー70によって制御される。レバー70は、クラッチ60を軸方向に移動させて歯部61と陥没孔35とを係合させることで駆動軸31とホイールハブ32とを連動させるか、クラッチ60とホイールハブ32とを離間させてクラッチ60を切ることによって車輪30を解放状態に維持することができる。
装着座23は、ベアリング33を保持するホイールハブ32のハウジングに連結されている。
クラッチ60は、外壁に周方向に形成された陥没溝62を有する。レバー70は、端部71が陥没溝62に差し込まれることでクラッチ60を係合している。
レバー70は、その中間部位にフレーム20に固定された回転ユニット72を有する。レバー70は、回転ユニット72を回転支点にして回転することでクラッチ60を軸方向に移動させることができる構造を呈する。
草刈り機エンジン40およびタービン減速機50は、よく知られた一般的なものを採用することができ、内部構造についての説明を省略する。
上述した構成により、本実施形態による動力式一輪手押し車を使用する際、下記の効果を達成することができる。
第1に、本実施形態による動力式一輪手押し車では、草刈り機エンジン40の動力出力の特性によって低速の際、遠心力式クラッチ41が自動的に切れるため、操作の際にアクセルによって遠心力式クラッチ41を切る作動および速度を制御することができる。遠心力式クラッチ41が切れることで人力でも動かすことができる。
第2に、本実施形態による動力式一輪手押し車では、タービン減速機50の伝動特性によって出力トルクを増大させ、かつ草刈り機エンジン40が停止する際、タービン減速機50がブレーキ装置として機能するため、下り坂を走行する際、使用上の安全性は確保される。また本考案は、上り坂を走行する際、草刈り機エンジン40の作動が突然に停止しても動力式一輪手押し車が後退しないため、人身の安全を確保することができる。
第3に、本実施形態による動力式一輪手押し車の伝動方式は、チェーン52によって駆動軸31を回転させる方式である。図4に示すように、駆動軸31は直接車輪30を駆動することなく、クラッチ60の制御によってホイールハブ32に連動する。クラッチ60がレバー70によって車幅方向の外側へ押されると、ホイールハブ32は内部のベアリング33によって駆動軸31に対し空転する。従って、たとえば平地などを走行する際、草刈り機エンジン40の作動が停止しても人力で動力式一輪手押し車を押すことができる。この効果は、従来の動力式手押し車が達成できないものである。
20:フレーム、 21:ハンドル、 22:サポート、 23:装着座、 30:車輪、 31:駆動軸、 32:ホイールハブ、 33:ベアリング、 34:チェーンホイール、 35:陥没孔、 40:草刈り機エンジン、 41:クラッチ、 42:伝動軸、 50:タービン減速機、 51:出力軸、 52:チェーンホイール、 60:クラッチ、 61:歯部、 62:陥没溝、 70:レバー、 71:端部、 72:回転ユニット

Claims (4)

  1. 所定の形によって構成され、かつ一対のハンドル、底部に装着されたサポートおよび二つの装着座を有するフレームと、
    駆動力を受けて回転することができるように前記装着座に装着される車輪と、
    前記フレームの後側に配置され、前記車輪の駆動に用いられる動力源と、を備える動力式一輪手押し車であって、
    前記動力源は、動力出力端に遠心力式クラッチを有する草刈り機エンジンであり、伝動軸によってタービン減速機を駆動し、当該タービン減速機の出力軸とチェーンとの連結によって前記車輪を駆動し、
    前記車輪は、ホイールハブ内に配置され駆動軸に装着されたベアリングを有し、
    前記駆動軸は、両端が二つの前記装着座によって支持され、一端側に前記チェーンによって駆動されるチェーンホイールを有し、他端側に前記駆動軸に連動するクラッチを有し、
    前記クラッチは、軸方向の端部に設けられた複数の歯部を有し、
    前記ホイールハブは、前記クラッチに対向する端部に陥没孔を有し、
    前記クラッチは、前記駆動軸上の軸方向に沿って移動することができ、軸方向位置がレバーによって制御され、
    前記レバーは、前記クラッチを軸方向に移動させて前記歯部と前記陥没孔とを係合させることで前記駆動軸と前記ホイールハブとを連動させるか、前記クラッチと前記ホイールハブとを離間させて前記クラッチを切ることによって前記車輪を解放状態に維持することを特徴とする動力式一輪手押し車。
  2. 前記装着座は、前記ベアリングを保持する前記ホイールハブのハウジングに連結されていることを特徴とする請求項1に記載の動力式一輪手押し車。
  3. 前記クラッチは、外壁に周方向に形成された陥没溝を有し、
    前記レバーは、当該レバーの端部が前記陥没溝に差し込まれることで前記クラッチを軸方向に移動可能に前記クラッチと係合することを特徴とする請求項1又は2に記載の動力式一輪手押し車。
  4. 前記レバーは、当該レバーの中間部位に前記フレームに固定された回転ユニットを有し、当該回転ユニットを回転支点にして回転することで前記クラッチを軸方向に移動させることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の動力式一輪手押し車。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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