JPH0437370Y2 - - Google Patents

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JPH0437370Y2
JPH0437370Y2 JP1986172958U JP17295886U JPH0437370Y2 JP H0437370 Y2 JPH0437370 Y2 JP H0437370Y2 JP 1986172958 U JP1986172958 U JP 1986172958U JP 17295886 U JP17295886 U JP 17295886U JP H0437370 Y2 JPH0437370 Y2 JP H0437370Y2
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shaft
wheel
mower
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【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は、草刈機を利用した車に係り、特に、
肩にベルトでぶら下げてシヤフト先端に取り付け
られた円盤状の刃部を用いて草を刈る草刈機の、
その回転する円盤状の刃部を駆動源として駆動し
て、草刈機を作業者ごと運搬したり、遊戯車とし
て利用することができる草刈機車に関する。
<従来の技術> 近年、草刈機としては、ガソリンエンジン等を
動力源としてシヤフトの先端部に設けられた円盤
状の刃部にエンジンよりシヤフトを介して動力伝
達し、円盤状の刃部を回転させて草を刈るといつ
たものが、手軽で効率が良いところから多く用い
られている。この種の草刈機は、本体の重量が相
当あるため、エンジン部分にベルトが掛けられ、
このベルトを肩に掛けて草刈機本体を肩からぶら
下げて保持し、シヤフトに設けられているハンド
ルを両手で持つて、左右にシヤフトの先端部を振
りながら、シヤフト先端部の回転する円盤状の刃
部で草を刈るものである。
このような草刈機は、通常長さが約2mもある。
そこで、この草刈機を草刈りを行う目的地まで運
搬するのに、従来、手に持つて徒歩で行くか、自
転車、自動二輪車、自動車等で運搬するといつた
方法がとられていた。
<考案が解決しようとする問題点> しかしながら、草刈機本体は約2mもある長尺
物であるため、自転車、自動二輪車による運搬で
は運転が不安定となるため、安全性に問題があ
る。また、自動車によつたのでは不経済である。
さらに徒歩によつたのでは、重量がありかつ長尺
物であるため運搬しにくいという問題点を有して
いる。
さらに、従来、草刈機を駆動源として遊戯車と
して利用できるものはなかつた。
本考案は、上記問題点を解決するものであり、
安全にかつ、簡単に目的地まで草刈機を作業者ご
と運搬することができ、また、草刈機を駆動源と
して遊戯車としても利用することができる草刈機
車を提供することを目的とする。
<問題点を解決するための手段> 本考案に係る草刈機車は、シヤシに前輪及び後
輪が軸支され、 該前輪又は後輪に操舵装置が設けられ、 前記前輪又は後輪のいずれかに直結される回転
軸に前記前輪又は後輪よりも径の小さい駆動輪が
設けられ、 前記シヤシにレバーボツクスが設けられると共
に、 前記シヤシの前側と後側とに、エンジンにより
シヤフト先端部に取り付けられた円盤状の刃部を
回転可能として前記シヤフト先端部を左右に振り
ながら草を刈る草刈機を固定するための、固定軸
が設けられ、 前記駆動輪に近い方の固定軸が、前記シヤシに
固定される固定台と、該固定台に前後方向の水平
方向で軸支される第1水平シヤフトと、該第1水
平シヤフトから略垂直に上方へ延びる第1垂直軸
と、該第1垂直軸の上部で上下動可能に配置され
る摺動部材と、該摺動部材に前後方向の水平方向
で軸支される第2水平シヤフトと、該第2水平シ
ヤフトから略垂直に上方へ延びる第2垂直軸と、
該第2垂直軸の上部で前記草刈機の刃部側のシヤ
フトを固定する固定具と、を備え、 前記第1垂直軸に、前記第1水平シヤフトを中
心として回動可能にセレクトワイヤが接続される
とともに、前記摺動部材に、前記摺動部材を上下
動可能にシフトワイヤが接続され、 前記レバーボツクスに、前記セレクトワイヤと
シフトワイヤとに接続される操作レバーが配設さ
れ、 該操作レバーの操作により、前記駆動輪の外周
面に前記草刈機の刃部の側面を押圧し、押圧時の
摩擦力によつて、前記草刈機の刃部の回転力を前
記駆動輪の前進力又は後進力として伝達するよう
に構成したものである。
<作用> 草刈機車の前側と後側の固定軸に草刈機を固定
する。駆動輪に近い固定軸への草刈機の固定で
は、固定具に草刈機の刃部側のシヤフトを固定
し、レバーボツクスの操作レバーを操作して、シ
フトワイヤを牽引して摺動部材を押し下げ、草刈
機の刃部の側面を駆動輪の外周面に押圧し、その
押圧時の摩擦力によつて、草刈機の刃部の回転力
を駆動輪の前進力又は後進力として伝達し、草刈
機車を前進又は後進させる。また、草刈機車を逆
方向に進める際には、レバーボツクスの操作レバ
ーを操作し、シフトワイヤを緩めて摺動部材を押
し上げると共に、セレクトワイヤを牽引又は緩め
て、草刈機のシヤフトを左右に振り、刃部のシヤ
フトを間にした逆側の側面を駆動輪の外周面の位
置に配置させ、そして、シフトワイヤを牽引して
摺動部材を押し下げ、草刈機の刃部の所定の側面
を駆動輪の外周面に押圧し、その押圧時の摩擦力
によつて、草刈機の刃部の回転力を駆動輪の後進
力又は前進力として伝達し、草刈機車を後進又は
前進させる。
なお、作業者は、草刈機車のシヤシに足や尻等
を載せて、乗車することとなる。
<実施例> 以下、本考案の実施例について説明する。
第1図は、本考案の一実施例を示す全体斜視図
である。
図において、草刈機車1は、シヤシ20と前輪
30A,30Bと、後輪40A,40Bとによつ
て構成されている。
シヤシ20は、矩形状の枠体で構成されており
前側と後側に横枠21,22が設けられている。
この前側横枠21には、後述する草刈機本体のハ
ンドル部が固定される前側固定軸23が設けられ
ている。また、後側横枠22には、後述する草刈
機本体のシヤフトの部分を把持固定する後側固定
軸24が設けられている。
この後側固定軸24は、第2図に示す如き構成
を有している。すなわち、後側横枠22には固定
台241が固着されており、この固定台241に
ベアリング242を介して第1水平シヤフト24
3が回転自在に軸支されている。第1水平シヤフ
ト243は草刈機車1の前後方向の水平方向に配
置され、この第1水平シヤフト243には、略垂
直に上方へ延びる第1垂直軸244が固着されて
いる。第1垂直軸244の先端部はベアリング2
45によつて軸支されており、このベアリング2
45は摺動部材246の内周面に固着されてい
る。そして、摺動部材246は、シフトワイヤ2
47の操作によつて矢印Aに示す方向に摺動でき
るように構成されている。摺動部材246には、
ベアリング248に軸支されている第2水平シヤ
フト249が取り付けられている。第2水平シヤ
フト249は、草刈機車1の前後方向の水平方向
に配置されて、この第2水平シヤフト249に
は、上方へ延びる第2垂直軸250が略垂直に設
けられている。この第2垂直軸250の先端に
は、後述する草刈機本体のシヤフトを把持固定す
る固定具251が設けられている。
また、第1垂直軸244には、第1垂直軸24
4を矢印Bに示す方向に回動するためのセレクト
ワイヤ252が取り付けられている。このセレク
トワイヤ252と前記シフトワイヤ247は、第
1図図示のレバーボツクス25の操作レバー26
に接続されて、この操作レバー26によつて操作
されるように構成されている。
また、前輪30A,30Bは、シヤシ20に固
定された軸301に回転自在に取付けられてい
る。この前輪30A,30Bには操舵装置302
が設けられており、この操舵装置302はシヤシ
2に取り付けられたハンドル303によつて操作
される。
また、後輪40Aは、シヤシ20にベアリング
401,402を介して取り付けられている軸4
03の一端に、ベアリング404を介して軸支さ
れている。この軸403の他端には後輪40Bが
固着されている。また、この軸403の略中央に
は、後輪40Bよりも径の小さい駆動輪405が
固着されており、この駆動軸405は軸403の
回転と共に回転するように構成されている。した
がつて、駆動輪405は後輪40Bと共に回転す
るように構成されている。なお、駆動軸405の
外周部位には、後述する草刈機の刃部130の側
面との摩擦力を増大させるため、ゴム等を貼着さ
せても良い。
一方、草刈機本体100は、エンジン110と
シヤフト120と、刃部130とから構成されて
いる。このシヤフト120には、取手状のハンド
ル121,122が設けられており、このハンド
ルの固定部123が、前側固定軸23に脱着自在
に固定される。また、草刈機本体100のシヤフ
ト120の先端側は、シヤフト120の先端部に
取り付けられている刃部130を前記駆動輪40
5に押圧可能な位置で、第2図に示す如き後側固
定軸24の固定具251に固定される。
このようにして草刈機本体100は草刈機車1
に固定される。
次に、本実施例の動作について説明する。ま
ず、草刈機本体100を前側固定軸23、後側固
定軸24に固定し、草刈機本体100のエンジン
110を作動する。エンジン110を作動させる
と刃部130が回転する。そして、レバーボツク
ス25の操作レバー26を操作し、セレクトワイ
ヤ252によつて、刃部130の所定の側面を駆
動輪405の外周面に接触可能として草刈機車1
の前後進を選択し、シフトワイヤ247によつて
刃部130の所定の側面を駆動輪405の外周面
に押圧する。これによつて、刃部130の回転力
を、摩擦によつて駆動輪405に伝達し、さら
に、この駆動輪405を介して後輪40Bに伝達
することができる。ちなみに、草刈機本体の刃部
130の側面の駆動輪405に対する押圧位置
を、シヤフト120を間にする右、左にそれぞれ
選択することによつて、駆動輪405の回転方向
を変化させ、草刈機車1の前進・後進のいずれか
を選択することができる。
なお、作業者は、草刈機車1のシヤシ20の横
枠21,22や草刈機のシヤフト120等に足や
尻等を載せて乗車することとなる。
また、本実施例において駆動輪405は1個で
説明したが、複数個の駆動輪の組合せを用いるこ
とにより運搬車の駆動速度を調節することができ
る。
さらに、本実施例においては、駆動輪は後輪を
駆動するものとして説明したが、必ずしも後輪で
ある必要はなく前輪であつてもよい。この場合操
舵装置は前輪側でも後輪側でもどちらでも可能で
ある。
<考案の効果> 以上の説明より明らかなように、本考案によれ
ば、草刈機を着装し、草刈機を駆動させて、刃部
の回転力を用いて草刈機車を駆動するため、安全
に目的地まで作業者ごと草刈機を運搬することが
でき、また、草刈機の回転刃部を駆動源とするた
め他の駆動源を必要とせず、草刈機車を軽量とす
ることができ、しかも、駆動輪の左右に回転刃の
押圧方向を切変えることによつて車を180°回転さ
せなくても前進後進を行うことができるため、遊
戯車としても楽しく利用することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は
全体斜視図、第2図は第1図図示後側固定軸の拡
大斜視図、第3図は本実施例の使用状態を示す斜
視図である。 1……草刈機車、20……シヤシ、23……前
側固定軸、24……後側固定軸、25……レバー
ボツクス、26……操作レバー、30A,30B
……前輪、302……操舵装置、40A,40B
……後輪、100……草刈機本体、110……エ
ンジン、120……シヤフト、130……刃部、
241……固定台、243……第1水平シヤフ
ト、244……第1垂直軸、246……摺動部
材、247……シフトワイヤ、249……第2水
平シヤフト、250……第2垂直軸、252……
セレクトワイヤ、405……駆動輪。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 シヤシに前輪及び後輪が軸支され、 該前輪又は後輪に操舵装置が設けられ、 前記前輪又は後輪のいずれかに直結される回転
    軸に前記前輪又は後輪よりも径の小さい駆動輪が
    設けられ、 前記シヤシにレバーボツクスが設けられると共
    に、 前記シヤシの前側と後側とに、エンジンにより
    シヤフト先端部に取り付けられた円盤状の刃部を
    回転可能として前記シヤフト先端部を左右に振り
    ながら草を刈る草刈機を固定するための、固定軸
    が設けられ、 前記駆動輪に近い方の固定軸が、前記シヤシに
    固定される固定台と、該固定台に前後方向の水平
    方向で軸支される第1水平シヤフトと、該第1水
    平シヤフトから略垂直に上方へ延びる第1垂直軸
    と、該第1垂直軸の上部で上下動可能に配置され
    る摺動部材と、該摺動部材に前後方向の水平方向
    で軸支される第2水平シヤフトと、該第2水平シ
    ヤフトから略垂直に上方へ延びる第2垂直軸と、
    該第2垂直軸の上部で前記草刈機の刃部側のシヤ
    フトを固定する固定具と、を備え、 前記第1垂直軸に、前記第1水平シヤフトを中
    心として回動可能にセレクトワイヤが接続される
    とともに、前記摺動部材に、前記摺動部材を上下
    動可能にシフトワイヤが接続され、 前記レバーボツクスに、前記セレクトワイヤと
    シフトワイヤとに接続される操作レバーが配設さ
    れ、 該操作レバーの操作により、前記駆動輪の外周
    面に前記草刈機の刃部の側面を押圧し、押圧時の
    摩擦力によつて、前記草刈機の刃部の回転力を前
    記駆動輪の前進力又は後進力として伝達するよう
    に構成した草刈機車。
JP1986172958U 1986-11-11 1986-11-11 Expired JPH0437370Y2 (ja)

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JPS6378509U JPS6378509U (ja) 1988-05-24
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4966402A (ja) * 1972-10-30 1974-06-27

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4966402A (ja) * 1972-10-30 1974-06-27

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JPS6378509U (ja) 1988-05-24

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