JP6045098B2 - ハイブリッド車両 - Google Patents

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Description

本発明は、エンジンの他に、電動機あるいは発電機として機能するモータジェネレータを備え、状況に応じそれら2種類の駆動力を最適に組合せて走行するようにしたハイブリッド車両に関するものである。
近年、エンジンとモータジェネレータという特性の異なる2種類の動力源を備えたハイブリッド車両が開発されて実用化されている。このハイブリッド車両では、エンジンとモータジェネレータとを直接的に又はクラッチ装置を介して直列的に接続しており、そのモータジェネレータに変速機を連結している(例えば、特許文献1及び2参照。)。そして、変速機からプロペラシャフトを介して駆動輪が接続される。このようなハイブリッド車両では、エンジンとモータジェネレータという2種類の動力源の駆動力を状況に応じて最適に組合せることで、各動力源の長所を活かし短所を補うことにより、車両の動力性能を十分に確保しつつ、燃料消費率の大幅な改善を図るとしている。
特開2002−67705号公報 特開2004−116362号公報
しかし、エンジンが後部に搭載されるバスのような車両にあっては、駆動輪である後輪に対してエンジンが比較的近い位置に搭載されるので、駆動輪とエンジンの間にモータジェネレータを介装させることができなかった。このため、駆動輪とエンジンが近いような車両は、エンジンとモータジェネレータとを直列的に接続させる様な形で、ハイブリッド車両とすることはできないという未だ解決すべき課題が残存していた。
本発明の目的は、モータジェネレータをエンジンと別に独立して搭載可能とし、それによりモータジェネレータの搭載の自由度を高め得るハイブリッド車両を提供することにある。
本発明は、エンジンと、電動機あるいは発電機として機能するモータジェネレータと、エンジンで発生する動力とモータジェネレータで発生する動力のいずれか一方又は双方を駆動輪に伝達する動力混合装置とを備えたハイブリッド車両である。
その特徴ある構成は、この動力混合装置が、エンジンに連結された第1シャフトと、その第1シャフトと並んでその第1シャフトに平行に設けられモータジェネレータに連結された第2シャフトと、駆動輪に連結された第3シャフトと、第1シャフトと第2シャフトを切断可能に連結する第1接断手段と、第2シャフトと第3シャフトを切断可能に連結する第2接断手段とを備えるところにある。
この場合、第1シャフト及び第3シャフトを後方に突出させてエンジン及び駆動輪に連結し、動力混合装置の前部に設けられたモータジェネレータの回転軸に減速手段を介して第2シャフトが連結されることが好ましい。


本発明のハイブリッド車両では、エンジンで発生する動力とモータジェネレータで発生する動力のいずれか一方又は双方を駆動輪に伝達する動力混合装置を備えるので、モータジェネレータをエンジンと別に独立して搭載することが可能になる。このため、その搭載の自由度は高まり、駆動輪とエンジンの距離が比較的近いバスのような車両であっても、その動力混合装置とともにモータジェネレータをエンジンと別に独立して搭載し、エンジンの前方に位置する駆動輪の更に前方にモータジェネレータを搭載して、ハイブリッド車両とすることが可能となる。
本発明実施形態のモータジェネレータとエンジンの双方の駆動力により走行するハイブリッド車両の構成図である。 そのモータジェネレータの駆動力により走行するハイブリッド車両の図1に対応する構成図である。 そのモータジェネレータが発電するハイブリッド車両の図1に対応する構成図である。 そのエンジンとモータジェネレータの配置の関係を示す平面構成図である。 そのハイブリッド車両であるバスの側面図である。 そのハイブリッド車両であるトラックの上面図である。
次に、本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。
図4及び図5に示すように、この実施の形態におけるハイブリッド車両10は、エンジン12が後部に設けられ、その近傍に駆動輪13が設けられたバスである場合を示す。このバス10の底部はサイドメンバ11aとクロスメンバ11bからなるシャシフレーム11を有し、このシャシフレーム11後部には駆動輪である後輪13が両端に設けられたリヤアクスル14、そのアクスル14を支持するリヤサスペンション装置15が設けられる。ここで、リヤアクスル14は、幅方向に延びるハウジング14cと、そのハウジング14cの中央に内蔵されたデファレンシャル14aと、そのデファレンシャル14aから両側に延びるアクスルシャフト14bを備えるものである(図1)。
このバスであるハイブリッド車両10は、リヤアクスル14の後方のシャシフレーム11にエンジン12及びトランスミッション16が搭載される。シャシフレーム11の後端にエンジン12が搭載され、そのエンジン12の前方にトランスミッション16が連結される。トランスミッション16の前部における出力端には、プロペラシャフト17の後端が接続される。プロペラシャフト17の前端はリヤアクスル14を越えて前方に延び、リヤアクスル14の前方に設けられた動力混合装置20に連結される。
図1に示すように、動力混合装置20は、シャシフレーム11に取付けられたケース本体21と、そのケース本体21に車両10の前後方向に延びて設けられた第1シャフト22と、その第1シャフト22と車両10の上下方向に並んで、その第1シャフト22に平行に設けられた第2シャフト23と、その第2シャフト23の後方にその第2シャフト23と同軸に設けられた第3シャフト24を備える。第3シャフト24は第2シャフト23と同軸に設けられるので、その第3シャフト24は第1シャフト22の下方に位置するものになる。けれども、図4では、便宜上、符号22で示す第一シャフト22と、符号24で示す第3シャフト24が車両10の幅方向にずれている状態で示すものとする。そして、第1シャフト22には、プロペラシャフト17の前端が接続され、この第1シャフト22はこのプロペラシャフト17及びトランスミッション16を介してエンジン12に連結される。ここで、プロペラシャフト17は、エンジン12の出力をトランスミッション16を介して第1シャフト22に伝える軸である。
一方、第2シャフト23にはモータジェネレータ26が連結される。このモータジェネレータ26は、電動機あるいは発電機として機能するものであって、かつそれらの機能が状況に応じて切替え可能な電動機、例えば交流同期電動機によって構成される。具体的に、この実施の形態におけるモータジェネレータ26は、モータケース27と、そのモータケース27内部に収容されたステータ(固定子)28及びロータ(回転子)29を備える。ステータ28はモータケース27に固定され、ロータ29は、ステータ28に回転可能に挿通される。ステータ28の中心軸には回転軸26aが設けられ、このモータジェネレータ26では、ステータ28の図示しないコイルへの通電により、ロータ29が回転軸26aとともに回転するように構成される。そして、このモータジェネレータ26はインバータ52を介してバッテリ53に接続される。ここで、インバータ52は、バッテリ53の高電圧直流電流と、モータジェネレータ26の交流電流とを変換しながら電流を制御する装置である。
モータジェネレータ26は、その回転軸26aが第2シャフト23に同軸になるように、そのモータケース27がケース本体21の前部に取付けられ、モータジェネレータ26の後方に延びる回転軸26aには、減速手段30を介して第2シャフト23に連結される。減速手段30は、いわゆる遊星歯車機構を成すものであって、モータジェネレータ26の回転軸26aに設けられたサンギヤ31と、ケース本体21にサンギヤ31を包囲するようにそのサンギヤ31と同軸に設けられたリングギヤ32と、サンギヤ31とリングギヤ32の双方に歯合する複数のピニオンギヤ33と、中央が第2シャフト23に固定されてそのピニオンギヤ33が枢支されたプラネタリキャリア34と備える。
この減速手段30では、モータジェネレータ26の回転軸26aの回転によりサンギヤ31が回転すると、サンギヤ31とリングギヤ32の双方に歯合する複数のピニオンギヤ33は、そのサンギヤ31の周囲に転動し、そのピニオンギヤ33が枢支されたプラネタリキャリア34は、サンギヤ31の回転より小さい速度で回転することになる。このため、減速されて回転するプラネタリキャリア34により第2シャフト23が回転するように構成される。このように、この減速手段30では、モータジェネレータ26の回転軸26aの回転を減速させて第2シャフト23の伝達するように構成される。
この減速手段30は、動力混合装置20におけるケース本体21に内蔵され、動力混合装置20は、第1シャフト22と第2シャフト23を切断可能に連結する第1接断手段36と、第2シャフト23を第3シャフト24に切断可能に連結する第2接断手段46とを更に備える。第1接断手段36は、第2シャフト23に固定された第2円形ギヤ38と、その第2円形ギヤ38と同形であって、その第2円形ギヤ38に歯合し第1シャフト22に空転可能に嵌入された第1円形ギヤ37と、その第1円形ギヤ37を第1シャフト22に係合可能に構成されたギヤ係合手段39とを有する。このギヤ係合手段39は、第1シャフト22に一体的に設けられた第1シンクロナイザハブ41と、この第1シンクロナイザハブ41の外周に軸方向に移動可能であってかつ回転不能に取付けられた第1スリーブ42と、第1円形ギヤ37の第1シンクロナイザハブ41に対向する側に形成され、軸方向に移動する第1スリーブ42が歯合可能な第1ドグ歯43と備える。
図示しないが、第1スリーブ42には第1フォークの先端が係止され、この第1フォークの軸方向の移動により第1スリーブ42が移動し、その第1スリーブ42が第1ドグ歯43に歯合すると、第1シンクロナイザハブ41と第1ドグ歯43の相対的な回転は禁止され、これにより第1円形ギヤ37を第1シャフト22に係合可能に構成される。すると、第1シャフト22とともに第1円形ギヤ37は回転することになり、更に、この第1円形ギヤ37に歯合する第2円形ギヤ38とともに第2シャフト23を回転させるように構成される。即ち、その第1スリーブ42が第1ドグ歯43に歯合することにより、第1シャフト22と第2シャフト23は連結され、エンジン12により回転する第1シャフト22により、第2シャフト23も回転するように構成される。
その一方で、図2に示すように、第1スリーブ42が逆方向に移動して、第1シンクロナイザハブ41の周囲に第1スリーブ42が移動し、第1ドグ歯43との歯合が解除されると、第1シンクロナイザハブ41と第1ドグ歯43の相対的な回転が許容される。すると、第1円形ギヤ37の第1シャフト22への係合は解消されて、第1シャフト22に対する第1円形ギヤ37の自由な回転が許容される。これにより第1シャフト22と第2シャフト23は切断され、第1シャフト22と第2シャフト23の連結は解消されることになる。
図1に戻って、第2シャフト23と前記第3シャフト24を切断可能に連結する第2接断手段46は、第3シャフト24に臨む第2シャフト23の後端に一体的に設けられた第2シンクロナイザハブ47と、この第2シンクロナイザハブ47の外周に軸方向に移動可能であってかつ回転不能に取付けられた第2スリーブ48と、その第2シンクロナイザハブ47に対向するように第3シャフト24の前端に一体的に形成され、軸方向に移動する第2スリーブ48が歯合可能な第2ドグ歯49と備える。
第2スリーブ48は図示しないフ第2フォークの先端が係止され、この図示しない第2フォークの軸方向の移動により第2スリーブ48が移動し、その第2スリーブ48が第2ドグ歯49に係合すると、第2シンクロナイザハブ47と第2ドグ歯49の相対的な回転は禁止され、これにより第2シャフト23は第3シャフト24に連結し、第2シャフト23とともに第3シャフト24が回転可能に構成される。そして、第3シャフト24がリヤアクスル14のデファレンシャル14aに接続され、第3シャフト24が回転することにより、デファレンシャル14aを介して駆動輪である後輪13が回転するように構成される。ここで、第3シャフト24が連結されたデファレンシャル14aは、第3シャフト24の回転動力をリヤアクスル14における両アクスルシャフト14bに分けて伝える作動装置であり、各アクスルシャフト14bは、デファレンシャル14aによって分けられた動力を駆動輪13に伝える軸である。
その一方で、図3に示すように、第2スリーブ48が逆方向に移動して、第2シンクロナイザハブ47の周囲に第2スリーブ48が移動し、第2ドグ歯49との係合が解除されると、第2シンクロナイザハブ47と第2ドグ歯49の相対的な回転が許容され、第2シャフト23と第3シャフト24は切断されるように構成される。
このように、本発明のハイブリッド車両10では、動力混合装置20を用い、この動力混合装置20の第1シャフト22とエンジン12とをプロペラシャフト17により連結し、モータジェネレータ26を動力混合装置20のケース本体21に取付けて一体化したので、エンジン12とプロペラシャフト17により連結し得る限り、そのモータジェネレータ26をエンジン12と別に独立して車両10のシャシフレーム11に搭載することが可能になる。このため、エンジン12に連結していた従来に比較して、モータジェネレータ26の搭載の自由度は高まり、図4及び図5に示すように、駆動輪である後輪13とエンジン12の距離が比較的近いバスのような車両10であっても、その動力混合装置20とともにモータジェネレータ26を、そのエンジン12ともに駆動輪である後輪13を挟むような位置に搭載して、ハイブリッド車両10とすることが可能になるのである。
次に、このように構成されたハイブリッド車両の動作を説明する。
図1に示すように、このハイブリッド車両10は、第2接断手段46により第2シャフト23と第3シャフト24を連結し、第1接断手段36により第1シャフト22と第2シャフト23を連結状態とすることにより、電動機としてのモータジェネレータ26及びエンジン12の双方の回転駆動力により第3シャフト24を回転させることができる。この第3シャフト24の回転は、デファレンシャル14aを介して駆動輪である後輪13に伝達されるので、モータジェネレータ26及びエンジン12の双方の回転駆動力により車両10を走行させることが可能となる。
一方、車両10の減速時や制動時には、駆動輪である後輪13の回転によってモータジェネレータ26が駆動されることになるので、モータジェネレータ26を発電機として機能させることにより、そのモータジェネレータ26により発電が行われ、車両10の減速時における運動エネルギを電気エネルギに変換してバッテリ53に回収(蓄電)することもできる。
また、モータジェネレータ26を発電機として用いれば、第1シャフト22を回転させるエンジン12の駆動力により第2シャフト23をも回転させて、その発電機として機能するモータジェネレータ26の回転軸26aを回転させることができる。すると、車両10が走行中に、そのモータジェネレータ26により電力が発生し、その電力をバッテリ53に充電させることもできる。また、このとき、モータジェネレータ26において発電させずに、ロータ29を空転させるようにすれば、エンジン12の駆動力のみで車両10を走行させることも可能になる。
一方、図2に示すように、第2接断手段46により第2シャフト23と第3シャフト24を連結するけれども、第1接断手段36により、第1シャフト22と第2シャフト23を切断状態とすれば、第2シャフト23を回転させるモータジェネレータ26だけの回転駆動力により第3シャフト24を回転させることが可能になる。この場合、モータジェネレータ26だけの回転駆動力により車両10を走行させることになる。特に、モータジェネレータ26の回転軸26aに減速手段30を介して第2シャフト23を連結したので、モータジェネレータ26の回転軸26aを比較的高速で回転させることにより、第2及び第3シャフト24の回転トルクを高めることができる。これにより、発進時、低速走行時等、駆動輪である後輪13の回転が低速かつ高負荷となる様な走行状態であっても、モータジェネレータ26だけの回転駆動力により車両10を走行させることが可能となる。この場合において、エンジン12を停止することにより、燃料の無駄な消費を回避することもできる。
また、図3に示すように、第2接断手段46により第2シャフト23と第3シャフト24を遮断すれば、第2シャフト23が回転しても、駆動輪13が回転しないので、車両10を停車状態に維持することができる。このため、例えば、車両10を停車状態に維持した状態で、第1接断手段36により第1シャフト22と第2シャフト23を連結し、第1シャフト22を回転させるエンジン12の駆動力により第2シャフト23を回転させて、その発電機として機能するモータジェネレータ26により電力を発生させることもできる。このため、本発明のハイブリッド車両10にあっては、自走するとともに、停車して発電をする、例えば災害時における移動式の発電装置として使用することも可能となる。
なお、上述した実施の形態では、動力混合装置20の第1シャフト22と第3シャフト24をケース本体21の後方から突出させてエンジン12と駆動輪13に連結し、ハイブリッド車両10であるバスに搭載させる場合を説明したけれども、バスである場合に限られない。例えば、図6に示すように、エンジン12がシャシフレーム11の前部に設けられるいわゆるトラックに適用しても良い。図6に示す動力混合装置20は、エンジン12と駆動輪である後輪13の間のシャシフレーム11にモータジェネレータ26とともに搭載され、第1シャフト22と第3シャフト24をケース本体21の異なる方向から突出させている。そして、その前方に設けられたエンジン12からのプロペラシャフト17を前方に突出する第1シャフト22に連結し、後方に突出する第3シャフト24をリヤアクスル14のデファレンシャル14aに接続している。
このように、本発明では、動力混合装置20を用いるので、モータジェネレータ26をエンジン12と別に独立して車両10のシャシフレーム11に搭載することが可能になる。このため、図6に示すように、エンジン12がシャシフレーム11の前部に搭載されるトラックであっても、従来から何も設けられていないシャシフレーム11の間にその動力混合装置20をモータジェネレータ26とともに設けることにより、大きな変更することなく、後から容易にハイブリッド車両10とすることができるのである。
また、上述した実施の形態では、モータジェネレータ26は電動機或いは発電機として機能するものとして、交流同期電動機を用いて説明したけれども、このモータジェネレータ26は、交流同期電動機に限られずに、VR型(可変リラクタンス型)同期電動機、バーニアモータ、直流電動機、誘導電動機、超電動モータ、ステップモータ等を用いることができる。
更に、上述した実施の形態では、シンクロナイザハブ41,47、スリーブ42,48及びドグ歯43,49から成るギヤ係合手段40及び第2接断手段46を説明したけれども、動力を切断可能に連結し得る限り、これらは、互いに噛み合う爪を有する噛み合いクラッチ(ドッグクラッチ)や、摩擦力により動力を伝達する、いわゆる摩擦クラッチであっても良い。
10 車両
12 エンジン
13 駆動輪
20 動力混合装置
22 第1シャフト
23 第2シャフト
24 第3シャフト
26 モータジェネレータ
26a 回転軸
30 減速手段
36 第1接断手段
46 第2接断手段

Claims (2)

  1. エンジン(12)と、
    電動機あるいは発電機として機能するモータジェネレータ(26)と、
    前記エンジン(12)で発生する動力と前記モータジェネレータ(26)で発生する動力のいずれか一方又は双方を駆動輪(13)に伝達する動力混合装置(20)と
    を備えたハイブリッド車両であって、
    前記動力混合装置(20)が、前記エンジン(12)に連結された第1シャフト(22)と、
    前記第1シャフト(22)と並んで前記第1シャフト(22)に平行に設けられ前記モータジェネレータ(26)に連結された第2シャフト(23)と、
    前記駆動輪(13)に連結された第3シャフト(24)と、
    前記第1シャフト(22)と前記第2シャフト(23)を切断可能に連結する第1接断手段(36)と、
    前記第2シャフト(23)と前記第3シャフト(24)を切断可能に連結する第2接断手段(46)と
    を備えた
    ことを特徴とするハイブリッド車両。
  2. 第1シャフト(22)及び第3シャフト(24)を後方に突出させてエンジン(12)及び駆動輪(13)に連結し、
    動力混合装置(20)の前部に設けられたモータジェネレータ(26)の回転軸(26a)に減速手段(30)を介して第2シャフト(23)が連結された請求項1記載のハイブリッド車両。
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