JP3411491B2 - 作業機のフレーム構造 - Google Patents

作業機のフレーム構造

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JP3411491B2
JP3411491B2 JP00730698A JP730698A JP3411491B2 JP 3411491 B2 JP3411491 B2 JP 3411491B2 JP 00730698 A JP00730698 A JP 00730698A JP 730698 A JP730698 A JP 730698A JP 3411491 B2 JP3411491 B2 JP 3411491B2
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mission case
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和夫 鮫島
輝郎 島村
英哉 梅本
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リールモーアを備
えた芝刈機など作業機のフレーム構造で、詳しくは、ア
キシャルプランジャー型の静油圧式無段変速装置におけ
るケース本体の開口を閉塞する鋳鉄製のポートブロック
を連結したギヤ式のミッションケースと、エンジンとを
機体フレームに搭載してある作業機のフレーム構造に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来では、機体フレームに搭載したミッ
ションケースを固定するに、ミッションケースを機体フ
レームに固定連結していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の技
術によるときは、軽量化のために、ミッションケースを
鋳鉄製のものからアルミダイキャスト製のものに変更し
た場合、ミッションケースの機体フレームへの取付け強
度が低下し、フレーム強度が低下するという欠点があっ
た。
【0004】本発明の目的は、ミッションケースをアル
ミダイキャスト製とした場合であってもフレーム強度を
確保できるようにする点にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る本第1発
明の特徴、作用、効果は次の通りである。
【0006】〔特徴〕 アキシャルプランジャー型の静油圧式無段変速装置にお
けるケース本体の開口を閉塞する鋳鉄製のポートブロッ
クを連結したギヤ式のミッションケースと、エンジンと
を機体フレームに搭載してある作業機のフレーム構造で
あって、前記静油圧式無段変速装置のポートブロックを
機体フレームに固定連結し、前記機体フレームのうち前
記ポートブロックが固定連結された部位よりもエンジン
を搭載したフレーム部分とは前後方向での反対側と前記
ミッションケースの車軸ケース部とにわたってフレーム
材を架設してある点にある。
【0007】〔作用〕 本第1発明によるときは、静油圧式無段変速装置のポー
トブロックが丈夫な鋳鉄製であることに着目して、その
丈夫な鋳鉄製のポートブロックを機体フレームに固定連
結することでミッションケースを機体フレームに連結し
てあるから、たとえミッションケースがアルミダイキャ
スト製のものであっても、ミッションケースの機体フレ
ームへの連結強度を大きなものにできる。
【0008】 〔効果〕 従って、本第1発明によれば、特別な補強部材を設ける
ことなく、ミッションケースを軽量化のためにアルミダ
イキャスト製とした場合であっても、フレーム強度を十
分に確保することができるようになった。
【0009】請求項2に係る本第2発明の特徴、作用、
効果は次の通りである。
【0010】〔特徴〕 上記本第1発明の特徴において、前記ミッションケース
がアルミダイキャスト製のものである点にある。
【0011】〔作用〕 本第2発明によるときは、ミッションケースがアルミダ
イキャスト製のものであってもそのミッションケースの
機体フレームへの連結強度を高いものにできることに着
目して、ミッションケースをアルミダイキャスト製とし
てあるから、ミッションケースをアルミダイキャスト製
としながらも、連結強度を十分なものにできる。
【0012】 〔効果〕 従って、本第2発明によれば、ミッションケースをアル
ミダイキャスト製とすることで軽量化を図ることができ
るようになった。
【0013】
【発明の実施の形態】作業機の一例である芝刈機は、図
1,図2に示すように、乗用型の自走機体1の前部にリ
ールモーア型の芝刈り装置2を連結し、自走機体1に集
草容器3を搭載して構成されている。
【0014】前記自走機体1は、図5にも示すように、
左右一対の駆動前輪4と左右一対の操舵用の後輪5とを
備えた機体フレーム6の後部にエンジン7を搭載し、機
体フレーム6の前部に走行用のギヤ式のミッションケー
ス8を搭載し、機体フレーム6に運転座席9とステアリ
ングホイール10とを組み付けて構成されている。
【0015】前記機体フレーム6は、図5〜図8に示す
ように、左右一対の縦フレーム材11を、前後複数の横
フレーム材12と前記エンジン7とで連結した構造を有
する。
【0016】前記ミッションケース8は、アルミダイキ
ャスト製のものであって、その後部には、アキシャルプ
ランジャー型の静油圧式無段変速装置13がその入力軸
13a、つまり、エンジン7の出力軸7aに伝動軸Sを
介して連動する入力軸を後方に向ける姿勢で連結されて
いる。
【0017】前記静油圧式無段変速装置13は、図5〜
図7に示すように、入力軸13aを突出させたケース本
体13Aと、その後部開口を閉塞する鋳鉄製のポートブ
ロック13Bとからなり、ポートブロック13Bがミッ
ションケース8への連結部となっている。そして、前記
ポートブロック13Bは機体フレーム6の左右一対の縦
フレーム材11に連結されている。その連結手段は、図
7,図8に詳しく示すように、縦フレーム材11にポー
トブロック取付け用のブラケット14をボルト・ナット
15を介して固着し、このブラケット14にポートブロ
ック13Bをボルト16を介して連結固定する手段であ
り、ブラケット14には、運転座席9・運転ステップ1
7・保護フレーム18を取り付けるための取付けフレー
ム19がポートブロック13Bと共締め連結されてい
る。なお、取付けフレーム19は縦フレーム材11にも
ボルト20を介して固定連結されている。
【0018】そして、前記ミッションケース8は、縦フ
レーム材11にもボルト21を介して連結固定されてい
る。つまり、ミッションケース8は、縦フレーム材11
とポートブロック13Bとで支持されている。
【0019】前記芝刈り装置2は、図2に詳しく示すよ
うに、左右向き軸芯XC周りに上下揺動自在に機体フレ
ーム6に取り付けたセンターアーム22Cの前端に前後
向き軸芯YC周りにローリング自在に左右中央のリール
モーア23Cを取り付け、左右向き軸芯XL,XR周り
にそれぞれ上下揺動自在に機体フレーム6に取り付けた
左右のサイドアーム22L,22Rの前端それぞれに前
後向き軸芯YL,YR周りにローリング自在に左右のリ
ールモーア23L,23Rを取り付け、図3,図4に示
すように、センターアーム22Cを揺動駆動する油圧シ
リンダ24Cと、サイドアーム22L,22Rのそれぞ
れを各別に揺動駆動する油圧シリンダ24L,24Rと
を設けて構成されている。前記リールモーア23C,2
3L,23Rは、センターアーム22C・サイドアーム
22L,22Rに装着されるフレーム25に、螺旋状の
刈り刃26とこれを駆動する油圧モータ27とを取り付
けて構成されている。
【0020】前記センターアーム22C・サイドアーム
22L,22Rを機体フレーム6に取り付ける手段は、
図5,図6に示すように、機体フレーム6における縦フ
レーム材11の前端それぞれに左右外方に突出する左右
向きフレーム材28を固定連結し、これら左右向きフレ
ーム材28の外端とミッションケース8の左右の前車軸
ケース部8Aの端部とにわたって前後向きフレーム材2
9を架設し、これら前後向きフレーム材29の前端部に
わたってミッションケース8の前部に位置する状態で左
右向き前部フレーム材30を架設し、この左右向き前部
フレーム材30をミッションケース8にボルト連結し、
左右向き前部フレーム材30に、各センターアーム22
C・サイドアーム22L,22Rのそれぞれを上下揺動
自在に枢支するブラケット31C,31L,31Rを固
着する手段である。前記左右向きフレーム材28の外端
と縦フレーム材11との間には、補強用の斜材32が架
設されている。
【0021】33と34とは、各リールモーア23C,
23L,23Rで刈り取られた芝を集めて集草容器3に
搬送するための吸引ファンとダクトとである。
【0022】〔別実施形態〕 上記実施の形態では、芝刈機としてリールモーア型の芝
刈り装置2を備えたものを示したが、芝刈機としては、
ブレードモーア型の芝刈り装置2を備えたものであって
も良い。
【0023】上記実施の形態では、作業機として芝刈機
を示したが、作業機としては、トラクタや運搬車など各
種のものを挙げることができる。
【0024】上記実施の形態では、ブラケット14を介
して機体フレーム6にポートブロック13Bを連結した
が、機体フレーム6にポートブロック13Bを直接に連
結して実施しても良い。
【0025】上記実施の形態では、ミッションケース8
も機体フレーム6に直接に連結したが、本発明は、ミッ
ションケース8を機体フレーム6に直接に連結せずに実
施しても良い。
【0026】上記実施の形態では、前部にミッションケ
ース8を、後部にエンジン7をそれぞれ配置した形態の
フレーム構造を示したが、フレーム構造は、前部にエン
ジン7を配置し、後部にミッションケース8を配置した
構造であっても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】芝刈機の側面図
【図2】芝刈機の概略平面図
【図3】中央のリールモーアの昇降機構の切り欠き側面
【図4】左右のリールモーアの昇降機構の切り欠き側面
【図5】フレームの平面図
【図6】フレームの切り欠き側面図
【図7】縦フレーム材とポートブロックとの連結部の分
解斜視図
【図8】縦フレーム材とポートブロックとの連結部の縦
断正面図
【符号の説明】
6 機体フレーム 7 エンジン 8 ミッションケース 13 静油圧式無段変速装置 13A ケース本体 13B ポートブロック
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 北村 純一 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社ク ボタ 堺製造所内 (56)参考文献 特開 昭60−25809(JP,A) 実開 昭61−24227(JP,U) 実開 昭58−121717(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B62D 21/18 B62D 25/20

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アキシャルプランジャー型の静油圧式無
    段変速装置(13)におけるケース本体(13A)の開
    口を閉塞する鋳鉄製のポートブロック(13B)を連結
    したギヤ式のミッションケース(8)と、エンジン
    (7)とを機体フレーム(6)に搭載してある作業機の
    フレーム構造であって、前記静油圧式無段変速装置(1
    3)のポートブロック(13B)を機体フレーム(6)
    に固定連結し、前記機体フレーム(6)のうち前記ポー
    トブロック(13B)が固定連結された部位よりもエン
    ジン(7)を搭載したフレーム部分とは前後方向での反
    対側と前記ミッションケース(8)の車軸ケース部(8
    A)とにわたってフレーム材(28,29)を架設して
    ある作業機のフレーム構造。
  2. 【請求項2】 前記ミッションケース(8)がアルミダ
    イキャスト製のものである請求項1記載の作業機のフレ
    ーム構造。
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