JPH0524243Y2 - - Google Patents

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JPH0524243Y2
JPH0524243Y2 JP1986105178U JP10517886U JPH0524243Y2 JP H0524243 Y2 JPH0524243 Y2 JP H0524243Y2 JP 1986105178 U JP1986105178 U JP 1986105178U JP 10517886 U JP10517886 U JP 10517886U JP H0524243 Y2 JPH0524243 Y2 JP H0524243Y2
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JP
Japan
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mower
front wheel
wheel support
support member
engine
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、前後に長い左右一対のエンジンフレ
ームの前端部に、前車輪支持部材と、モーア牽引
用のリンクを連結ピンを介して横軸芯周りで上下
揺動自在に枢支する取付ブラケツトとを設けた芝
刈機のモーア支持構造に関する。
〔従来の技術〕
かかる芝刈機のモーア支持構造としては、例え
ば、第5図に示すように左右一対のエンジンフレ
ーム12a,12bの先端に亘つて架設された前
車輪支持部材13の両端にモーア装着用のブラケ
ツト14a,14bを固着し、前記エンジンフレ
ーム12a,12bと前車輪支持部材13とを三
角リブ27で補強するとともに、モーアから前方
に延出した牽引リンク10a,10bの前端を前
記ブラケツト14a,14bに枢支連結するもの
がある。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上述したモーア支持構造にあつ
ては、車体前部の重量やモーアの部分重量、或い
は車両の走行に伴つて発生する車軸やモーアの後
向きの反力等が集中して前車輪支持部材に加わる
ために前車輪支持部材を頑丈なものとしたり、リ
ブ等を用いて補強する必要があつた。そのため、
車体重量が増加したり部品数が増える等の問題が
あり、改善の余地を残していた。
又、上記従来構造のものにあつては、モーア牽
引用のリンクと取付ブラケツトとの枢支箇所は機
体の前方及び横側方において露出状態で何ら保護
されていなかつたので、ワラ屑等がその枢支箇所
に入り込み付着したりして、リンクの上下揺動の
妨げになる等の不具合が生じる虞れがあつた。
本考案は、このような実情に鑑み、車体重量の
増加や部品数の増加の問題を抑制し、軽くて且つ
簡単なモーア支持構造の実現を計るとともに、モ
ーア支持する枢支箇所にワラ屑等が入り込み付着
することを抑制できるようにすることを目的とし
ている。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案にかかる芝刈機のモーア支持構造は、上
記目的を達成するために、前記左右のエンジンフ
レームにわたつて、板面が上下方向に沿うように
配設した板材からなる前記前車輪支持部材を架設
し、 前記取付ブラケツトを前記前車輪支持部材の後
面と前記エンジンフレームとにわたつて固着する
とともに、 前記前車輪支持部材を、その下縁が前記エンジ
ンフレームよりも下方にまで延出されるように構
成し、 前記エンジンフレームは、エンジン搭載面と、
前記リンクの前記取付ブラケツトへの枢支箇所近
くにまでわたる上下幅を有し、かつ、前記エンジ
ンフレームの下縁が前記連結ピンよりも上方に位
置するように構成してあることを特徴構成とす
る。
かかる特徴構成による作用及び効果は次の通り
である。
〔作用〕
すなわち、取付ブラケツトを前車輪支持部材の
みならず強度の高いエンジンフレーム側にも固定
してあるから、モーアの前部の重量や走行の際に
発生する反力をエンジンフレーム側でも直接受け
させることができ、しかも、前車輪支持部材の後
面で取付ブラケツトを固定してあるから、前車輪
支持部材に加わる車軸の後方への反力に対して取
付ブラケツトが後方から補強するように作用す
る。
さらに、リンクの取付ブラケツトへの枢支箇所
は、板材からなる前車輪支持部材によつてその前
方がわが保護されるとともに、上下に幅を有する
エンジンフレームによつてもその横外側方が保護
されることになり、その保護によりその枢支箇所
にワラ屑等が入り込むことが阻止されやすいもの
となる。又、その枢支箇所での連結ピンの抜き差
し作業は、エンジンフレームの下縁より下方に位
置するように連結ピンを設けることでエンジンフ
レーム等に邪魔されずに行うことができる。
〔考案の効果〕
従つて、前車輪支持部材及び取付ブラケツトが
エンジンフレーム側においても支持されるため、
モーアを強固に支持しながらもリブ等の補強部材
の省略と前車輪支持部材の軽量化が可能となると
ともに、取付ブラケツトとリンクとの枢支箇所に
ワラ屑等が入り込みにくくなつているから、その
入り込みによる不具合の発生を抑制でき、かつ、
連結ピンの着脱作業が楽になるに至つた。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第4図に示すように、前車輪1、後車輪2及び
運転座席3が備えられた走行機体に、前記前車輪
1と後車輪2の間に配置た状態でリンク機構4を
介して昇降するようにモーア5を装着するととも
に、走行機体に搭載されているエンジン6の出力
をクラツチ用に利用の伝動ベルト7を介してモー
ア5に伝達するように構成し、そして、前記走行
機体の後部に集草装置8をダクト9を介して切断
芝が供給されるようにモーア5に接続した状態で
連設して、乗用型芝刈機を構成してある。
前記リンク機構4は、第1図及び第3図に示す
ように、左右一対の第1揺動リンク10a,10
bと、機体横方向視で一対の前記第1揺動リンク
10a,10bと交差するように配置した左右一
対の第2揺動リンク11a,11bとからクロス
状に構成してある。
前記エンジン6を搭載する前後に長い左右一対
のエンジンフレーム12a,12bの先端部に前
車輪支持部材としての前車輪支持受13を架設す
るとともに、板材で構成された前車輪支持受13
の後面と各エンジンフレーム12a,12bとに
亘つて取付ブラケツト14a,14bを溶接固着
し、一対の前記第1揺動リンク10a,10bの
それぞれを連結ピン15a,15bを介して枢支
してある。ここで、前車輪支持受13は、第1図
及び第2図に示すように、その板面を上下左右方
向に沿うよう配設しているとともに、前記エンジ
ンフレーム12a,12bの下縁よりも下方に延
出された構成にしている。そして、前記エンジン
フレーム12a,12bは、エンジン搭載面と、
前記リンク10a,10bの前記取付ブラケツト
14a,14bへの枢支箇所近くにまでわたる上
下幅を有し、かつ、前記エンジンフレーム12
a,12bの下縁が前記連結ピン15a,15b
よりも上方に位置するように構成している。尚、
前記第1揺動リンク10a,10bの後端側は、
モーア5の後部に連結ピン16a,16bを介し
て枢支してある。
又、一対の前記第2揺動リンク11a,11b
のそれぞれにあつては、その前端を前記モーア5
の前部に備えられたリンク取付部17a,17b
に連結ピン18a,18bを介して枢支してあ
る。そして、第1揺動リンク10a,10bの中
央付近に形成した長孔20に第2揺動リンク11
a,11bに設けたピン21a,21bを係入す
ることによつて、前記モーア5が走行機体に対し
て水平姿勢のまま昇降可能に構成してある。
伝動機構について詳述すると、前記エンジン6
の下向きの出力軸22に上下二段に出力プーリ2
3,24を固定するとともに、下段の出力プーリ
24と前記モーア5の入力軸に嵌着された入力プ
ーリ25とを前記伝動ベルト7で連結して作業装
置伝動機構を構成してある。一方、上段の出力プ
ーリ23はベルト無段変速装置26を介してミツ
シヨンケースMの入力プーリ27とベルト28,
29で連結し、このミツシヨンケースM下端に軸
支された後車輪2,2を駆動可能に走行伝動系を
構成してある。
尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対
照を便利にする為に番号を記すが、該記入により
本考案は添付図面の構造に限定されるものではな
い。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案にかかる芝刈機のモーア支持構造
の実施例を示し、第1図は前車輪支持部材の側面
図、第2図は前車輪支持部材の背面図、第3図は
モーア連結用リンク機構の平面図、第4図は乗用
型芝刈機の全体側面図であり、第5図は従来構造
を示す要部の側面図である。 10a,10b……リンク、12a,12b…
…エンジンフレーム、13……前車輪支持部材、
14a,14b……取付ブラケツト、15a,1
5b……連結ピン。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 前後に長い左右一対のエンジンフレーム12
    a,12bの前端部に、前車輪支持部材13と、
    モーア牽引用のリンク10a,10bを連結ピン
    15a,15bを介して横軸芯周りで上下揺動自
    在に枢支する取付ブラケツト14a,14bとを
    設けた芝刈機のモーア支持構造において、 前記左右のエンジンフレーム12a,12bに
    わたつて、板面が上下方向に沿うように配設した
    板材からなる前記前車輪支持部材13を架設し、 前記取付ブラケツト14a,14bを前記前車
    輪支持部材13の後面と前記エンジンフレーム1
    2a,12bとにわたつて固着するとともに、 前記前車輪支持部材13を、その下縁が前記エ
    ンジンフレーム12a,12bよりも下方にまで
    延出されるように構成し、 前記エンジンフレーム12a,12bはエンジ
    ン搭載面と、前記リンク10a,10bの前記取
    付ブラケツト14a,14bへの枢支箇所近くに
    までわたる上下幅を有し、かつ、前記エンジンフ
    レーム12a,12bの下縁が前記連結ピン15
    a,15bよりも上方に位置するように構成して
    ある芝刈機のモーア支持構造。
JP1986105178U 1986-07-09 1986-07-09 Expired - Lifetime JPH0524243Y2 (ja)

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JP1986105178U JPH0524243Y2 (ja) 1986-07-09 1986-07-09

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JP1986105178U JPH0524243Y2 (ja) 1986-07-09 1986-07-09

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JPS6310839U JPS6310839U (ja) 1988-01-25
JPH0524243Y2 true JPH0524243Y2 (ja) 1993-06-21

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6312646Y2 (ja) * 1981-04-30 1988-04-12

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JPS6310839U (ja) 1988-01-25

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