JPH0344578Y2 - - Google Patents

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JPH0344578Y2
JPH0344578Y2 JP1984182585U JP18258584U JPH0344578Y2 JP H0344578 Y2 JPH0344578 Y2 JP H0344578Y2 JP 1984182585 U JP1984182585 U JP 1984182585U JP 18258584 U JP18258584 U JP 18258584U JP H0344578 Y2 JPH0344578 Y2 JP H0344578Y2
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JP
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engine
cooling air
opening
cover
vehicle body
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JP1984182585U
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JPS6197027U (ja
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  • Harvester Elements (AREA)
  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は搭乗して芝刈作業を行う乗用芝刈機等
の乗用作業機のうち、特に冷却風の導入構造に特
徴をもたせたものに関する。
(従来の技術) 車体の下方にカツタを備え、エンジン動力でカ
ツタを駆動して芝刈作業を行い、且つ車輪を駆動
して走行移動し、乗員が搭乗して運転操作する乗
用芝刈機として、本出願人は先に特願昭59−
179135号として車体の前後方向の略中央部にエン
ジン及びエアクリーナ等の補器類を配置し、これ
らエンジン及び補器類をフエンダカバーで覆い、
このフエンダーカバー上にシートを設けた構造の
乗用芝刈機を提案している。
(考案が解決しようとする問題点) ところで、乗用芝刈機においては車体後部にグ
ラスバツクを装着し、刈り取つた芝をカツタデツ
キに開口するシユータ内に導き、このシユータ内
を通してグラスバツク内に落し込むようにしてい
る。そして、グラスバツクが芝で満杯となつたな
らば、新たなグラスバツクを車体後部に装着す
る。このグラスバツクの脱着時にはシユータ等か
ら芝が飛散することとなる。
一方、車体の略中央部にエンジンを配し、これ
をフエンダーカバーにて覆つた場合にはカバー内
に熱が篭らないにし、且つエンジン等を冷却する
ため、外部から冷却風を取り入れる必要がある。
しかしながら前述の如く、グラスバツクの装着
時には芝がシユータ等から噴出するため、フエン
ダーカバー上部或いは側部に冷却風導入用の開口
部を形成すると、この開口部から芝がフエンダー
カバー内に侵入し、冷却の妨げとなるおそれがあ
る。
また、乗用芝刈機に限らず、乗用耕耘機等にあ
つても、中央にエンジンを配し、これをカバーに
て覆つた場合には、カバーに形成する開口部に位
置によつて泥などがカバーに侵入するおそれがあ
る。
(問題点を解決するための手段) 上記問題点を解決すべく本考案に係る乗用作業
機は、エンジン及び補器類上方には、シートを設
けたフエンダーカバーを配設し、このフエンダー
カバーのシート前端から下方に傾斜した前壁には
冷却風導入用の開口部を形成し、またこのフエン
ダーカバーの前壁下端から車体前方に延びるフロ
ア部を車体中央下方に配置したカツタデツキの前
部を殆ど覆う如く設けた。
(実施例) 以下に本考案の実施例を添付図面に基いて説明
する。
第1図は本考案に係る乗用作業機として乗用芝
刈機を例にとつた側面図、第2図は同乗用芝刈機
の平面図、第3図は要部拡大断面図である。
乗用芝刈機1のフレーム2は前後方向に延びる
左右2本のメインフレーム2a,2a、これらメ
インフレーム2a,2aの前端部間及び後端部間
に架設されるクロスメンバ2b,2bを備えてな
り、フレーム2の前後には左右に二輪の操向輪を
なす前輪3,3が、また駆動輪をなす後輪4,4
が設けられ、前輪3,3はハンドルコラム5内の
ハンドルシヤフト6を丸ハンドル7にて回転操作
することで操向される。
また、フレーム2の前後方向の略中央部にはエ
ンジン8が搭載されている。このエンジンはクラ
ンクシヤフト縦置のバーチカルエンジンとし、エ
ンジン8から出力軸9を垂下している。そして、
エンジン8の側方(実施例にあつては左側)には
エアクリーナケース10を、このエアクリーナケ
ース10の後方でエンジン8の側方には燃料タン
ク11を、またエンジン8の後方にはバツテリ1
2をそれぞれ設置し、これらエンジン8及びエア
クリーナケース10等の補器類をフエンダーカバ
ー13で覆つている。
また、エンジン8の前部からはエキゾーストパ
イプ14が導出され、このエキゾーストパイプ1
4はエアクリーナケース10、燃料タンク11と
は反対側(実施例にあつては右側)に導かれ、車
体側方に沿つて後方に伸び、この後端部にマフラ
ー15を結着し、これらエキゾーストパイプ14
及びマフラー15を遮熱用のダクト16で囲んで
いる。
一方、車体中央下方には下方に開放されるカツ
タデツキ17を設けている。このカツタデツキ1
7はブラケツト18,19を介してリンク20,
21に支持され、リンク21はガイドストツパ機
構22を介してレバー23に連結し、このレバー
23を操作することでカツタデツキ17全体の上
下位置を調整し、これによりカツタデツキ17内
に設けたカツタブレード24による芝の刈り高さ
を調整する。
また、車体後部にはミツシヨンケース26、こ
れの下部にリダクシヨンケース27を設け、ミツ
シヨンケース26内のベベルギヤ28に入力軸2
9のベベルギヤを噛合し、リダクシヨンケース2
7に横貫架設した後車輪4,4の軸30と前記ベ
ベルギヤ28とを連結し、更に前記出力軸9下端
にはプーリ31を、入力軸29にはプーリ32,
33を、更に前記カツタブレード24の軸34に
はプーリ35をそれぞれ嵌着し、プーリ31,3
2間にベルト36を、プーリ33,35間にベル
ト37をそれぞれ張設している。
而して、エンジン8の駆動力は出力軸9を介し
て入力軸29に伝達され、入力軸29の回転はベ
ベルギヤ28を介して後車輪4,4に伝達される
とともに、プーリ33,35を介してカツターブ
レード24に伝達され、乗用芝刈機1は走行しつ
つ芝を刈り取る。
尚、図中38はサポートポストであり、このサ
ポートポスト38は乗用芝刈機を前部が上方とな
るように立てかけた場合の支持脚となるととも
に、作業中にはこのサポートポスト38にサポー
トパイプ等を介してグラスバツグを取付け、この
グラスバツグ内に刈り取つた芝をシユータを介し
て収納する。
ところで、前記フエンダーカバー13は起立し
たフロントカバー131、前後方向中間部に位置
する中間カバー132、この中間カバー132の
下端部と前記フロントカバー131下端部をつな
ぐフロア部133、中間カバー132から後方へ
延出されるリヤカバー134からなり、中間カバ
ー132内にはエンジン8、エアクリーナケース
10及び燃料タンク11が収納され、またリヤカ
バー134にはバツテリ12が収納される。
そして、中間カバー132上にはシート39が
設けられ、中間カバー132と一体的に取外し可
能とされ、更に第3図にも示すように中間カバー
132のシート39前端から下方に傾斜した前壁
132aには冷却風導入用の開口部40が形成さ
れ、この開口部40は前壁132aの横方向に大
きく広がつて形成されるとともに、格子状のスク
リーングリツドが形成されている。
また、中間カバー132の上壁132bよりも
下方には冷却風のガイド板41が設けられてい
る。このガイド板41はその前端部が前記開口部
40よりも下方の前壁132a裏面に固着され、
後端部及び側端部は立ち上つて上壁裏面に固着さ
れ、上壁132b下方に偏平な冷却風導入通路4
2が形成される。その結果、シート位置を高くし
てそこに冷却風導入通路を設ける必要がない。そ
して、ガイド板41の中央部には開口部43を形
成し、この開口部43をシール部材44を介し
て、エンジン8の冷却フアンカバー45の上部開
口部46に連結している。また通路42の側方に
も不図示の開口部を形成し、この開口部から冷却
風をエアクリーナケース10にも導き、エンジン
8の冷却とともにエアクリーナケース10の冷却
をも同時に行うようにしている。また場合によつ
ては燃料タンク11へ冷却風を導くようにしても
よい。
以上において、エンジン8を駆動すれば冷却フ
アンの回転で冷却風は中間カバー132の前壁1
32aに設けた開口部40から強制的に通路42
内に吸引され、開口部43を介してエンジン8及
びこれの補器類を冷却する。
尚、実施例は乗用芝刈機について説明したが、
乗用芝刈機に限らず、車体略中央にエンジンを配
置した各種乗用作業機にも考案は適用し得る。
(考案の効果) 以上説明した如く本考案によれば、車体の略中
央にエンジンを配置し、このエンジン上方には、
シートを設けたフエンダーカバーを配設し、この
フエンダーカバーのシート前端から下方に傾斜し
た前壁には冷却風導入用の開口部を形成し、また
このフエンダーカバーの前壁下端から車体前方に
延びるフロア部を車体中央下方に配置したカツタ
デツキの前部を殆ど覆う如く設けたので、グラス
バツグ着脱時に吹き出す刈り取つた芝、或いは耕
転時に跳ねた泥などが開口部からフエンダーカバ
ー内に侵入することがなく、エンジンおよび補器
類の冷却を有効に行なうことができる。
また、冷却風導入用の開口部とエンジン間に冷
却風を遮蔽するガイド板を設け、このガイド板と
フエンダーカバー間に冷却風導入通路を形成し、
この冷却風導入通路をガイド板中央部付近に設け
たエンジン冷却用開口部に連結するようにしたの
で、強制的にクリーンな冷却風を導入することが
でき、より一層の冷却効果の向上を図ることがで
きると共に雨水が直接エンジンに侵入するのを防
ぐこともできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る乗用作業機の一例である
乗用芝刈機の側面図、第2図は同乗用芝刈機の平
面図、第3図は同乗用芝刈機の要部拡大断面図で
ある。 尚、図面中1は乗用芝刈機、2はフレーム、3
は前輪、4は後輪、8はエンジン、10はエアク
リーナケース、11は燃料タンク、13,13
1,132,133,134はフエンダーカバ
ー、17はカツタデツキ、39はシート、40は
冷却風導入用開口部、41はガイド板、42は冷
却風導入通路である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 車体の前部に操向輪を、後部に駆動輪を備
    え、車体の前後方向の略中央部にエンジン及び
    補器類を配設した乗用作業機において、前記エ
    ンジン及び補器類上方には、シートを設けたフ
    エンダーカバーを配設し、このフエンダーカバ
    ーのシート前端から下方に傾斜した前壁には冷
    却風導入用の開口部を形成し、またこのフエン
    ダーカバーの前壁下端から車体前方に延びるフ
    ロア部を車体中央下方に配置したカツタデツキ
    の前部を殆ど覆う如く設けたことを特徴とする
    乗用作業機。 (2) 前記冷却風導入用の開口部とエンジン間に冷
    却風を遮蔽するガイド板を設け、このガイド板
    とフエンダーカバー間に冷却風導入通路を形成
    し、この冷却風導入通路をガイド板中央部付近
    に設けたエンジン冷却用開口部に連結したこと
    を特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記
    載の乗用作業機。
JP1984182585U 1984-12-01 1984-12-01 Expired JPH0344578Y2 (ja)

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JPS6197027U JPS6197027U (ja) 1986-06-21
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