JPH08268090A - 芝刈機の原動部 - Google Patents

芝刈機の原動部

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JPH08268090A
JPH08268090A JP7611395A JP7611395A JPH08268090A JP H08268090 A JPH08268090 A JP H08268090A JP 7611395 A JP7611395 A JP 7611395A JP 7611395 A JP7611395 A JP 7611395A JP H08268090 A JPH08268090 A JP H08268090A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
radiator
dustproof box
dustproof
engine
box
Prior art date
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Pending
Application number
JP7611395A
Other languages
English (en)
Inventor
Akio Matsui
昭男 松井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 エンジン冷却用ラジエータの風上側にエンジ
ン冷却風用防塵ボックスを配置し、ラジエータの風下側
にエンジンとエアークリーナを配置し、エンジン冷却排
風の防塵ボックス側への流動を阻止する遮風壁をラジエ
ータの周りに配置した芝刈機において、防塵ボックスの
目詰まりを抑制し、防塵構成の製作コストを低減する。 【構成】 防塵ボックス12の左右横端部12a,12
bを遮風壁13で蓋した状態でラジエータ7に対して横
外側方に延出配置し、遮風壁13のうち防塵ボックス横
端部12aの内部に臨む部分にエアークリーナ8の吸気
管15に対する接続口16を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、芝刈機の原動部に係
り、特には、外気の取入れ構造に特徴を有する芝刈機の
原動部に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、芝刈機としては、例えば特開平和
6‐166331号公報に開示されているように、エン
ジン冷却用ラジエータの風上側にエンジン冷却風用防塵
ボックスを配置し、ラジエータの風下側にエンジンとエ
ンジン用エアークリーナを配置し、エンジン冷却排風の
防塵ボックス側への流動を阻止する遮風壁をラジエータ
の周りに配置し、ラジエータと防塵ボックスを左右幅が
ほぼ等しい状態で対面配置し、エアークリーナに対する
専用の防塵具を防塵ボックスの横外側に配置したものが
知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来構造による
と、ラジエータと防塵ボックスの左右幅がほぼ等しいた
めに、芝刈りにより発生する埃が多い場合等において、
防塵ボックスの濾過面積が不足して、短期間に防塵ボッ
クスが目詰まりするおそれがあり、また、防塵ボックス
以外にエアークリーナ専用の防塵具が必要なために防塵
構成の製作コストが高くなり、防塵ボックスの目詰まり
抑制、及び、防塵構成の製作コスト低減の面から改良の
余地があった。
【0004】本発明の目的は、防塵ボックスの濾過面積
を増大して、防塵ボックスの目詰まりを抑制できるよう
にし、かつ、エアークリーナに対する配管構成を簡単に
しながら防塵構成の製作コストを低減する点にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明の特徴構
成は、エンジン冷却用のラジエータの風上側に外気取込
み用の防塵ボックスを配置し、前記ラジエータの風下側
にエンジンとエアークリーナを配置し、エンジン冷却排
風の前記防塵ボックス側への流動を阻止する遮風壁を前
記ラジエータの周りに配置した芝刈機において、前記防
塵ボックスの横端部を前記遮風壁で蓋した状態で前記ラ
ジエータに対して横外側方に延出配置し、前記遮風壁の
うち前記防塵ボックスの横端部の内部に臨む部分に前記
エアークリーナの吸気管に対する接続口を形成してある
ことにある。
【0006】請求項2の発明の特徴構成は、請求項1の
発明の特徴構成に加えて、ラジエータの上部を遮風壁に
連結し、ラジエータの風上側に近接配置した防塵網を遮
風壁より防塵ボックス側に配置して遮風壁に脱着自在に
取付けたことにある。
【0007】
【作用】請求項1の発明の構成によると、防塵ボックス
の横端部をラジエータよりも横外側方に延出配置してあ
るから、前述従来技術に比して横幅の大きい防塵ボック
スで濾過面積を増大して、防塵ボックスの目詰まりを効
果的に抑制できる。
【0008】そして、遮風壁で蓋した防塵ボックス横端
部の内部に臨む遮風壁部分にエアークリーナの吸気管に
対する接続口を形成してあるから、ラジエータ用の防塵
ボックスをエアークリーナ用に兼用して防塵構成の製作
コストを低減でき、かつ、エアークリーナに対する配管
構成を複雑に屈曲させること無く簡単なものにできる。
【0009】請求項2の発明の構成によると、請求項1
の発明の特徴構成によって防塵ボックスの目詰まり抑
制、防塵構成のコストダウン、エアークリーナ用配管構
成の簡略化を図れる上に、ラジエータの上部を遮風壁に
連結してあるからラジエータの取付け強度を増大でき、
しかも、ラジエータ近くの防塵網を遮風壁より防塵ボッ
クス側に配置して遮風壁に脱着自在に取付けてあるか
ら、防塵ボックスを外すだけでラジエータ上部と遮風壁
の連結を外すこと無く容易に防塵網を脱着でき、防塵網
のメンテナンスを容易に実行できる。
【0010】
【発明の効果】請求項1の発明によると、防塵ボックス
の濾過面積増大による目詰まり抑制を図れ、エアークリ
ーナ用配管構成を簡単にしながら防塵構成の製作コスト
を低減できる、防塵性能及び製作コストにおいて優れた
芝刈機の原動部が得られた。
【0011】また、請求項2の発明によると、ラジエー
タの取付け強度やラジエータ近くの防塵網のメンテナン
スにおいても優れた芝刈機の原動部が得られる。
【0012】
【実施例】図1に示すように、ステアリングハンドル1
aや運転座席1bを有する搭乗運転部1、原動部2、左
右の前車輪3、操向操作自在な左右の後車輪4などを備
えた車体に、モーア5を前車輪3の前方に配置して昇降
操作自在に設け、ゴルフ場の芝刈り等に好適なフロント
マウント式の乗用型芝刈機を構成してある。
【0013】図2及び図3に示すように、原動部2に
は、水冷式のエンジン6、冷却ファン11、ラジエータ
7を配備するとともに、エンジン6の横側に位置させて
エアークリーナ8を設置し、ラジエータ7の前方に外気
取入れ用の防塵ボックス12を設置し、ボンネット9を
後端側の支点10周りでの上下揺動により開閉自在に設
け、エンジン冷却排風の防塵ボックス12側への流動を
阻止する遮風壁13をラジエータ7の周りに配置して下
部で車体フレームに連結してある。また、防塵ボックス
12の下方には図示しない走行用の静油圧式無段変速装
置に対する冷却ファン14を設けてある。
【0014】防塵ボックス12の左右横端部12a,1
2b及び上端部12cを遮風壁13で蓋した状態でラジ
エータ7に対して横外側方や上方に延出配置し、横幅及
び上下寸法の大きい防塵ボックス12により防塵網部分
12dの面積を大きくし、濾過面積増大により防塵ボッ
クス12の早期目詰まりを抑制するように構成してあ
る。なお、防塵ボックス12の下端側一部12eを盲板
で構成し、前記静油圧式無段変速装置用の冷却ファン1
4によって吸引されて機体前方に流動する原動部2内の
熱気を防塵ボックス12の下部から取り入れないように
している。
【0015】遮風壁13のうち防塵ボックス12の横端
部12aの内部に臨むとともにエアークリーナ8に近い
部分13aに、エアークリーナ8の吸気管15に対する
接続口16を形成し、防塵ボックス12をエアークリー
ナ8に対する予備除塵用に利用して防塵構成の製作コス
トを低減するとともに、エアークリーナ8に対する配管
構成を簡略化するように構成してある。
【0016】ラジエータ7の下部を車体フレームに取付
け、ラジエータ7の上部を左右一対の連結部材17で遮
風壁13に連結し、ラジエータ7の取付け強度を増大し
てある。
【0017】ラジエータ7の風上側に近接配置した防塵
網18を、遮風壁3より防塵ボックス12側に配置し
て、遮風壁13に設けた左右ガイドレール部分19を介
して上下抜き差し自在に遮風壁13に取付け、また、防
塵ボックス12を遮風壁13に設けた左右ガイドレール
部分20を介して上下抜き差し自在に遮風壁13に取付
け、ボンネット9を開放し、防塵ボックス12を外すこ
とで容易に防塵網18を脱着できるように構成してあ
る。
【0018】図2及び図3に示すように、機体後端の車
体フレームにバランスウエイト21をボルト22で脱着
自在に取付け、バランスウエイト21の下向き開口凹部
に収容した状態で補助ウエイト23をボルト24で脱着
自在にバランスウエイト21に取付け、補助ウエイト2
3の個数を調節して最適の前後バランスが得られるよう
に構成してある。
【0019】〔別実施例〕 原動部2の機体前後位置は適当に設計変更でき、ま
た、エンジン6、ラジエータ7、防塵ボックス12を後
者ほど後方に位置するように配置してもよく、要する
に、ラジエータ7の風上側に防塵ボックス12を、ラジ
エータ7の風下側にエンジン6とエアークリーナ8を配
置してあればよい。 モーア3を前後車輪間に配備するミッドマウント式
の芝刈機に適用することもできる。 防塵ボックス12の一方の横端部12aのみを横外
側方に延出配置して実施するもよい。 請求項1の発明において、ラジエータ7の取付構
造、並びに、ラジエータ7の風上側に近接配置した防塵
網18の有無や配置や取付構造は適当に変更できる。 請求項2の発明において、ラジエータ7上部と遮風
壁13の連結構造、防塵網18の遮風壁13への脱着自
在な取付構造、防塵ボックス12の脱着自在な取付構造
は適宜設計変更自在である。
【0020】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】芝刈機の全体側面図
【図2】原動部の一部切欠き側面図
【図3】原動部の一部切欠き平面図
【図4】要部の分解斜視図
【符号の説明】
6 エンジン 7 ラジエータ 8 エアークリーナ 12 防塵ボックス 12a 防塵ボックスの横端部 13 遮風壁 15 エアークリーナの吸気管 16 吸気管用接続口

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジン冷却用のラジエータ(7)の風
    上側に外気取込み用の防塵ボックス(12)を配置し、
    前記ラジエータ(7)の風下側にエンジン(6)とエア
    ークリーナ(8)を配置し、エンジン冷却排風の前記防
    塵ボックス(12)側への流動を阻止する遮風壁(1
    3)を前記ラジエータ(7)の周りに配置した芝刈機に
    おいて、 前記防塵ボックス(12)の横端部(12a)を前記遮
    風壁(13)で蓋した状態で前記ラジエータ(7)に対
    して横外側方に延出配置し、前記遮風壁(13)のうち
    前記防塵ボックス(12)の横端部(12a)の内部に
    臨む部分に前記エアークリーナ(8)の吸気管(15)
    に対する接続口(16)を形成してあることを特徴とす
    る芝刈機の原動部。
  2. 【請求項2】 前記ラジエータ(7)の上部を前記遮風
    壁(13)に連結し、前記ラジエータ(7)の風上側に
    近接配置した防塵網(18)を前記遮風壁(13)より
    前記防塵ボックス(12)側に配置して前記遮風壁(1
    3)に脱着自在に取付けてあることを特徴とする請求項
    1記載の芝刈機の原動部。
JP7611395A 1995-03-31 1995-03-31 芝刈機の原動部 Pending JPH08268090A (ja)

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JP7611395A JPH08268090A (ja) 1995-03-31 1995-03-31 芝刈機の原動部

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JPH08268090A true JPH08268090A (ja) 1996-10-15

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008062742A (ja) * 2006-09-06 2008-03-21 Kubota Corp 作業車におけるエンジンの吸気ダクト構造
JP2012071795A (ja) * 2010-09-29 2012-04-12 Kubota Corp 作業車
JP2019026220A (ja) * 2017-08-03 2019-02-21 井関農機株式会社 作業車両

Cited By (4)

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