JPH08113043A - 農業用トラクタ - Google Patents

農業用トラクタ

Info

Publication number
JPH08113043A
JPH08113043A JP25095194A JP25095194A JPH08113043A JP H08113043 A JPH08113043 A JP H08113043A JP 25095194 A JP25095194 A JP 25095194A JP 25095194 A JP25095194 A JP 25095194A JP H08113043 A JPH08113043 A JP H08113043A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bonnet
engine
agricultural tractor
muffler
hood
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP25095194A
Other languages
English (en)
Inventor
Toru Fukano
徹 深野
Kazuo Fujii
一夫 藤井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yanmar Co Ltd
Yanmar Agribusiness Co Ltd
Original Assignee
Seirei Industry Co Ltd
Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seirei Industry Co Ltd, Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd filed Critical Seirei Industry Co Ltd
Priority to JP25095194A priority Critical patent/JPH08113043A/ja
Publication of JPH08113043A publication Critical patent/JPH08113043A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Agricultural Machines (AREA)
  • Superstructure Of Vehicle (AREA)
  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 植付能率を向上させた移植機に関する。 【構成】 左右走行部(10),(11) を具備する機体フレー
ム(1) の前部にエンジン(E) を収容するボンネット(B)
を設けると共に、機体フレーム(1) の後部には作業機
(D) を連動連結した農業用トラクタであって、上記ボン
ネット(B) 内に、エンジン(E) に連設するマフラー(M)
を配設した。また、上記ボンネット(E)内に、遮熱板(3
4)によりエンジン配設空間(R) と区画した防熱空間(Q)
を形成し、同防熱空間(Q) 内にエアクリーナ(35)を配設
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、農業用トラクタに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、農業用トラクタは、左右走行部を
具備する機体フレームの前部にエンジンを収容するボン
ネットを設けると共に、機体フレームの後部には作業機
を連動連結して構成している。
【0003】そして、エンジンの動力により走行部を駆
動させると共に、動力を機体外部に取り出すPTO軸を
介して作業機を駆動させている。
【0004】上記エンジンにはマフラーを連設して消音
を図っており、かかるマフラーは、一般に、ボンネット
上方に位置するように配設している。
【0005】すなわち、エンジンから排気管を伸延さ
せ、同排気管の先端をボンネットの上面から上方へ突出
するように配設し、同排気管のボンネットからの突出部
分にマフラーを介設している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記構成の
農業用トラクタは以下の問題があった。
【0007】すなわち、上述したように、エンジンから
排気管を伸延させ、同排気管の先端をボンネットの上面
から上方へ突出するように配設し、同排気管のボンネッ
トからの突出部分にマフラーを介設した構造となってい
るので、ボンネット上方に位置するマフラーが運転者の
視界を遮っていた。
【0008】そのために、前方障害物等の認識が遅れて
安全運転を確保することが難しくなると共に、かかる危
険を回避するために前方への注意力を一層要求されるこ
とになって、運転者の精神的負担が大きくなっていた。
【0009】本発明では、上記課題を解決することので
きる農業用トラクタを提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、左右走行部を
具備する機体フレームの前部にエンジンを収容するボン
ネットを設けると共に、機体フレームの後部には作業機
を連動連結した農業用トラクタであって、上記ボンネッ
ト内に、エンジンに連設するマフラーを配設したことを
特徴とする農業用トラクタに係るものである。
【0011】また、本発明は、以下の構成にも特徴を有
する。
【0012】(イ)上記ボンネット内に、遮熱板により
エンジン配設空間と区画した防熱空間を形成し、同防熱
空間内にエアクリーナを配設した。
【0013】(ロ)上記ボンネットの側面の一部を形成
する側方パネルを着脱自在に取付けると共に、同パネル
に防塵ネットを設けた。
【0014】(ハ)上記ボンネットの前端部を形成する
フロントグリルを、同グリルの一側縁に設けた枢支部を
介して水平方向に開閉自在に取付けた。
【0015】(ニ)上記ボンネット内前部に、コンデン
サ、オイルクーラ、ラジエタを前後方向へ直列に配設し
た。
【0016】
【実施例】図1は本発明に係る農業用トラクタの側面
図、図2は同平面図であり、農業用トラクタAは、機体
フレーム1の前部にボンネットBを配設すると共に、同
ボンネットB内にエンジンEを収容して原動機部2を構
成し、機体フレーム1の後端部には3点リンク機構3及
び昇降機構4を介してロータリ式耕耘作業機Dを昇降自
在に連結して作業部5を構成している。
【0017】上記ボンネットBの後方にはキャビンCを
設けて運転部6を構成し、同キャビンCの左右側にそれ
ぞれ燃料タンク7と作動油タンク8とを配設している。
【0018】上記ロータリ耕耘作業機Dは、エンジンE
からの動力を外部へ取り出せるように機体フレーム1の
後端部から後方へ突出したPTO軸9を介して駆動可能
としている。
【0019】また、機体フレーム1の左右側下方には、
それぞれ左右走行部10,11 を設けている。
【0020】左右走行部10,11 は、それぞれ、走行部フ
レーム12の前後端部に駆動輪13と従動輪14とを軸支する
と共に、走行部フレーム12の下面に複数の転動輪15を軸
支し、さらに、走行部フレーム12の上面にローラ16を軸
支し、これらの外周にクローラ17を巻回して、駆動輪13
でクローラ17を回動させることによって、農業用トラク
タAは走行可能となっている。
【0021】図1及び図2において、18はキャビンC内
に配設したステアリングホイル、19は運転座席、20はエ
ンジンEの後部に配設したフロントミッションケース、
21は同フロントミッションケース20と中間軸22を介して
連動連結するリヤミッションケース、23は上記PTO軸
9にスプラインを介して連動連結する作業部5側の駆動
軸、24は同駆動軸23のカバー、44はキャビンCの床枠下
方に引出し自在に設けた補助ステップであり、燃料注油
時に同補助ステップ44を足掛りにすれば注油作業が容易
に行えるものである。
【0022】ここで、本発明の要部ともなるフロント艤
装について、すなわち、ボンネットB及び同ボンネット
B内部に設けた各装置類の構成について、図3〜図7を
参照しながら以下に説明する。
【0023】ボンネットB内部に設けた各装置類の構成
において、特に、本発明では、ボンネットBの内部に、
エンジンEに連設するマフラーMを配設したことに特徴
がある。
【0024】本実施例では、図3及び図4に示すよう
に、エンジンEの左側上部に排気管31を介してターボチ
ャージャTを設け、同ターボチャージャTから前方へ伸
延する排気管31の中途にマフラーMを直列的に配設して
いる。
【0025】すなわち、マフラーMは、エンジンEの左
側上部にその長手方向を機体の進行方向と同じ向きにし
て配設しており、基端部をターボチャージャTと排気管
31を介して連通連結し、先端部からは排気管31の先端を
側方へ伸延させ、かつ、同先端をボンネットBの左側面
B1から外方へ突出させると共に、同排気管31の先端に形
成した排気口32が斜め前方へ向くように屈曲させてい
る。
【0026】このように、マフラーMをボンネットBの
内部に配設したことにより、運転部6からの前方視界が
良好となって、運転者は安心して運転できると共に、安
全運転の確保ができる。
【0027】また、従来のようにボンネットBの上方へ
突出した状態で配設しているのに比べて外観が向上す
る。
【0028】なお、上記したように、本実施例ではター
ボチャージャTを設けて出力アップを図っているが、同
ターボチャージャTがない場合でもマフラーMをボンネ
ットB内に同様なレイアウトで配設することができる。
【0029】また、本発明では、ボンネットB内に、遮
熱板34によりエンジン配設空間Rと区画した防熱空間Q
を形成し、同防熱空間Q内にエアクリーナ35を配設した
ことにも特徴がある。
【0030】すなわち、ボンネットBの内部後側におい
て、機体フレーム1から鋼板からなる遮熱板34を斜め前
方へ立ち上げ、中途で垂直上方へ屈曲伸延させてボンネ
ットB内部をエンジン配設空間Rと防熱空間Qとに区画
している。
【0031】同遮熱板34は、ボンネットBの両側面B1,B
2 内側に接する幅で形成し、エアクリーナ35とエンジン
Eとを連結する給気管を挿通する穴を設けている(図中
省略)。なお、遮熱板34には断熱材等を貼設することも
できる。
【0032】上記防熱空間Q内にエアクリーナ35を配設
すると共に、ボンネットBの上方へプレクリーナを内装
した吸気部35a を突出させ、エンジンEへ清浄で冷たい
外気を供給可能としている。
【0033】このように、ボンネットB内部をエンジン
配設空間Rと防熱空間Qとに区画して、防熱空間Qをエ
ンジンEからの放熱による高温の雰囲気から遮断してい
るのでエアクリーナ35は冷気を外から取り込むことがで
き、吸入空気の密度が高まってエンジンEの出力効率を
向上させることができる。
【0034】さらに、本発明では、ボンネットB内前部
に、コンデンサ36、オイルクーラ37、ラジエタ38を前後
方向へ直列に配設したことにも特徴がある。
【0035】すなわち、本実施例では、ボンネットBの
最前部の下部位置にバッテリー39を配設し、その後方
に、順次、キャビンCのエアコン用のコンデンサ36、作
動油冷却用のオイルクーラ37、及び、ラジエタ38を直列
に配設しており、ボンネットBの先端部を構成するフロ
ントグリル40から導入される外気により冷却効果を高め
ている。なお、フロントグリル40については後述する。
36a は冷媒用のリキッドタンクである。
【0036】これらの配設順序は、特に上記の順に限定
する必要はないが、コンデンサ36を前側に配設したこと
により、エアコンを後付けする場合でも配設作業が容易
となっている。
【0037】また、コンデンサ36、オイルクーラ37、ラ
ジエタ38等の比較的重量物を機体の最前部に直列に位置
させたことにより、農業用トラクタAとしての重量バラ
ンスが向上し、機体前方の浮き上がりを防止して安定し
た走行及び耕耘作業を行うことができる。
【0038】さらに、左右走行部10,11 の間に配設した
ボンネットBに張り出し部等を設けることなくスマート
な形状とすることができ、同ボンネットB内部のレイア
ウトもすっきりとまとめることができる。
【0039】次に、ボンネットB自体の構成について説
明すると以下の通りである。
【0040】ボンネットBは、左右側面B1,B2 と上面B3
とからなり前後方向に伸延したフード状の本体部と、同
本体部の先端に取付けた外気導入口を有するフロントグ
リル40とから形成している。
【0041】かかるフロントグリル40の取付構造にも本
発明の特徴があり、同フロントグリル40は、図2及び図
4に示すように、同グリル40の左側縁とボンネットBの
左側面B1との間に設けた枢支部41を介して水平方向に開
閉自在に取付けられている。
【0042】なお、本実施例ではフロントグリル40はア
ルミ鋳物製としている。
【0043】すなわち、図5に示すように、ボンネット
Bの左側面B1にブラケット43を取付け、同ブラケット43
に枢軸42を垂直状態に保持した連結材44を取付ボルト45
で連結し、さらに、同連結材44に一端をフロントグリル
40の左側縁にボルト46で連結固定したステー47を連設し
て枢支部41を構成し、同枢支部41を介して、枢軸42周り
にフロントグリル40を水平方向に開閉自在としている。
【0044】また、図6及び図7に示すように、フロン
トグリル40の右側縁部及びボンネットBの右側面B2との
間にはロック装置50を設けてロック可能としており、通
常の閉じた状態ではフロントグリル40は開かないように
している。
【0045】すなわち、図6及び図7に示すように、フ
ロントグリル40の右側縁部にコ字状のロック装置枠材51
を取付け、同枠材51に、両端に開閉レバー52とロック部
材53とを連設した回転軸54を軸架している。
【0046】同回転軸54にはコイルスプリング55を巻回
しており、同スプリング55によりロック部材53をボンネ
ットBの右側面B2の端縁56側に向けて付勢している。
【0047】なお、51a はロック装置枠材51を連結する
枠材用ブラケットであり、同ブラケット51a にロック装
置枠材51は連結ボルト51b,51b により取付けられてい
る。また、53a はロック部材53の先端部に設けた係合用
の切欠部である。
【0048】さらに、ロック装置枠材51の中央部には案
内ピン57をスプリング58を介して摺動自在に突設してい
る。
【0049】一方、ボンネットBの右側面B2の端縁56に
は、上記案内ピン57を挿通するためのピン挿通孔59a を
形成したピン挿通部59を設けている。しかも、同挿通部
59は案内ピン57を円滑ピン挿通孔59a に導くことができ
るようにベルマウス状に形成している。
【0050】上記構成により、フロントグリル40を開け
る場合は、開閉レバー52を機体側へコイルスプリング55
に抗して押してやればよく、回転軸54を介してロック部
材53の係合が解除され、フロントグリル40は前記した枢
支部41周りに水平に開く。
【0051】閉じる場合も開閉レバー52を押し込んだ状
態で操作し、案内ピン57の先端がベルマウス状のピン挿
通部59に当接すると、スプリング58に抗してピン57は後
退しながらピン挿通孔59a に導入され、同挿通孔59a に
はスプリング58の復元力により押し込まれる。
【0052】こうしてフロントグリル40の閉位置の位置
決めがなされ、このときに開閉レバー52を放すと、コイ
ルスプリング55により付勢されてロック部材53がボンネ
ットBの端縁56に係合しロックがなされる。また、ロッ
ク時には、案内ピン57によりフロントグリル40の上下方
向のがたが防止される。
【0053】上記したように、フロントグリル40を水平
方向に開閉自在に取付けたので、ボンネットBの前部が
全開することになり、前方整備がきわめて行いやすくな
り、整備性が大幅に向上する。
【0054】また、上記ボンネットBの左右側面B1,B2
は、その一部を側方パネル60により形成しており、本発
明では、同側方パネル60を着脱自在に取付け、同パネル
60には防塵ネット62を設けたことにも特徴を有する。
【0055】すなわち、図1及び図4に示すように、ボ
ンネットBの左右側面B1,B2 において、主にエンジン配
設空間Rと外部とを通じさせるように切欠部を形成し、
同切欠部に、広範囲に通風部を形成した側方パネル60を
取付ボルト61,61 により着脱可能に取付けている。
【0056】また、上記通風部には防塵ネット62を取付
けて外部からの塵等の侵入を防止している。
【0057】かかる側方パネル60は容易に取り外すこと
ができ、取り外した際にはボンネットB内部の側方が大
きく開口するので、エンジンE廻り、特に、エンジンE
の側部のメンテナンスをボンネットBの本体部を取り外
すことなく容易に行え、整備性を向上させることができ
る。
【0058】さらに、フロントグリル40からボンネット
B内に導入された外気が通風部から抜けて効率的な外気
導入が行え、上記したコンデンサ36、オイルクーラ37、
ラジエタ38の冷却効率が向上し、エンジン配設空間Rが
過熱するおそれもない。しかも、防塵ネット62により外
部から塵等が侵入することもなく、装置類を保護するこ
とが可能となる。
【0059】以上説明してきたように、本実施例では、
マフラーMをボンネットB内に配設したので、運転者か
らの前方視界が向上し、エアクリーナ35を遮熱板34でエ
ンジン配設空間Rと区画した防熱空間Q内に配設したの
で冷たい外気をエンジンEに供給可能となり出力向上が
図れる。
【0060】また、ボンネットBのフロントグリル40が
水平に開閉し、側方パネル60が着脱自在となっているの
で整備性が大幅に向上し、フロントグリル40から導入さ
れた外気が側方パネル60の通風口から抜けてエンジン配
設空間Rの効率的な冷却が可能となる。しかも、通風口
には防塵ネット62を設けているのでボンネットB内に塵
等が侵入するおそれもない。
【0061】さらに、ボンネットB内前部に、コンデン
サ36、オイルクーラ37、ラジエタ38を前後方向へ直列に
配設したので、機体の重量バランスが良くなって、走行
及び作業時の安定性が増す。しかも、コンデンサ36を前
側に配設したことにより、エアコンを後付けする場合で
も配設作業が容易となる。
【0062】なお、本実施例では左右走行部10,11 をク
ローラ式としているが、車輪式としても構わない。
【0063】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明では以
下の効果を奏する。
【0064】左右走行部を具備する機体フレームの前
部にエンジンを収容するボンネットを設けると共に、機
体フレームの後部には作業機を連動連結した農業用トラ
クタであって、上記ボンネット内に、エンジンに連設す
るマフラーを配設したことにより、運転部からの前方視
界が良好となって、運転者は安心して運転できると共
に、安全運転の確保ができる。
【0065】上記ボンネット内に、遮熱板によりエン
ジン配設空間と区画した防熱空間を形成し、同防熱空間
内にエアクリーナを配設したことにより、冷気を外から
取り込むことができ、吸入空気の密度が高まってエンジ
ンの出力効率を向上させることができる。
【0066】上記ボンネットの側面の一部を形成する
側方パネルを着脱自在に取付けると共に、同パネルに防
塵ネットを設けたことにより、エンジン廻り、特に、エ
ンジンの側部のメンテナンスを容易に行え、整備性を向
上させることができる。また、外部から塵等がボンネッ
ト内に侵入することを防止できる。
【0067】上記ボンネットの前端部を形成するフロ
ントグリルを、同グリルの一側縁に設けた枢支部を介し
て水平方向に開閉自在に取付けたことにより、ボンネッ
トの前部が全開することになり、前方整備がきわめて行
いやすくなり、整備性が大幅に向上する。
【0068】上記ボンネット内前部に、コンデンサ、
オイルクーラ、ラジエタを前後方向へ直列に配設したこ
とにより、比較的重量物が機体の最前部に直列に位置す
ることになって、農業用トラクタとしての重量バランス
が向上し、機体前方の浮き上がりを防止して安定した走
行及び耕耘作業を行うことができる。さらに、左右走行
装置の間に配設したボンネットに張り出し部等を設ける
ことなくスマートな形状とするこができ、同ボンネット
内部のレイアウトもすっきりとまとめることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る農業用トラクタの側面図である。
【図2】同平面図である。
【図3】同要部の側面視による説明図である。
【図4】同平面視による説明図である。
【図5】フロントグリルの枢支部を示す説明図である。
【図6】同ロック装置の平面視による説明図である。
【図7】同側面視による説明図である。
【符号の説明】
A 農業用トラクタ B ボンネット D 作業機 E エンジン M マフラー Q 防熱空間 R エンジン配設空間 1 機体フレーム 10 左走行部 11 右走行部 34 遮熱板 35 エアクリーナ 36 コンデンサ 37 オイルクーラ 38 ラジエタ 40 フロントグリル 41 枢支部 60 側方パネル 62 防塵ネット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B60K 13/02 A B62D 25/24

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右走行部(10),(11) を具備する機体フ
    レーム(1) の前部にエンジン(E) を収容するボンネット
    (B) を設けると共に、機体フレーム(1) の後部には作業
    機(D) を連動連結した農業用トラクタであって、 上記ボンネット(B) 内に、エンジン(E) に連設するマフ
    ラー(M) を配設したことを特徴とする農業用トラクタ。
  2. 【請求項2】 上記ボンネット(B) 内に、遮熱板(34)に
    よりエンジン配設空間(R) と区画した防熱空間(Q) を形
    成し、同防熱空間(Q) 内にエアクリーナ(35)を配設した
    ことを特徴とする請求項1記載の農業用トラクタ。
  3. 【請求項3】 上記ボンネット(B) の側面の一部を形成
    する側方パネル(60)を着脱自在に取付けると共に、同パ
    ネル(60)に防塵ネット(62)を設けたことを特徴とする請
    求項1または2に記載の農業用トラクタ。
  4. 【請求項4】 上記ボンネット(B) の前端部を形成する
    フロントグリル(40)を、同グリル(40)の一側縁に設けた
    枢支部(41)を介して水平方向に開閉自在に取付けたこと
    を特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の農業用ト
    ラクタ。
  5. 【請求項5】 上記ボンネット(B) 内前部に、コンデン
    サ(36)、オイルクーラ(37)、ラジエタ(38)を前後方向へ
    直列に配設したことを特徴とする請求項1〜4のいずれ
    かに記載の農業用トラクタ。
JP25095194A 1994-10-17 1994-10-17 農業用トラクタ Pending JPH08113043A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25095194A JPH08113043A (ja) 1994-10-17 1994-10-17 農業用トラクタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25095194A JPH08113043A (ja) 1994-10-17 1994-10-17 農業用トラクタ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08113043A true JPH08113043A (ja) 1996-05-07

Family

ID=17215441

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25095194A Pending JPH08113043A (ja) 1994-10-17 1994-10-17 農業用トラクタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08113043A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012201158A (ja) * 2011-03-24 2012-10-22 Kubota Corp 作業車
JP2015150975A (ja) * 2014-02-13 2015-08-24 ヤンマー株式会社 作業車両
JP2016070001A (ja) * 2014-09-30 2016-05-09 株式会社クボタ 作業機
US9752302B2 (en) 2014-09-30 2017-09-05 Kubota Corporation Working machine
EP3785968A1 (en) * 2019-08-30 2021-03-03 Iseki & Co., Ltd. Working vehicle
US20210155172A1 (en) * 2019-11-27 2021-05-27 Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha Vehicle

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012201158A (ja) * 2011-03-24 2012-10-22 Kubota Corp 作業車
JP2015150975A (ja) * 2014-02-13 2015-08-24 ヤンマー株式会社 作業車両
JP2016070001A (ja) * 2014-09-30 2016-05-09 株式会社クボタ 作業機
US9752302B2 (en) 2014-09-30 2017-09-05 Kubota Corporation Working machine
US9988790B2 (en) 2014-09-30 2018-06-05 Kubota Corporation Working machine
EP3785968A1 (en) * 2019-08-30 2021-03-03 Iseki & Co., Ltd. Working vehicle
JP2021037779A (ja) * 2019-08-30 2021-03-11 井関農機株式会社 作業車両
US20210155172A1 (en) * 2019-11-27 2021-05-27 Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha Vehicle
US11878638B2 (en) * 2019-11-27 2024-01-23 Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha Vehicle

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5678648A (en) Working vehicle
US3796277A (en) Riding tractor with engine enclosure for noise abatement
CA1042949A (en) Combined airflow with front mounted fuel tank
US4738327A (en) Riding type mower
US9676270B2 (en) Work vehicle
JP2664102B2 (ja) 芝刈機の原動部構造
US8403089B2 (en) Use of fan shroud to ventilate engine compartment
JPH0688524A (ja) 作業車の原動部構造
JP5673775B1 (ja) 作業車両
JPH08113043A (ja) 農業用トラクタ
JP2023051494A (ja) トラクタ
JP3623918B2 (ja) 走行車両の冷却空気流通装置
JP2012158235A (ja) コンバインの原動部構造
JP2011162051A (ja) 自走式車両
JP2004345555A (ja) 作業用走行車
JP3445113B2 (ja) 走行車両の冷却空気流通構造
US20240157782A1 (en) Work Machine
JP2661834B2 (ja) 作業車の原動部構造
US20230203780A1 (en) Work machine
JPH06316224A (ja) 車両のボンネット内部の冷却構造
JP3020841B2 (ja) 作業車の防塵ネット固定構造
JP3187691B2 (ja) 作業車
JPH0344578Y2 (ja)
JP3585322B2 (ja) 車両のアンダカバー装置
JPH08268090A (ja) 芝刈機の原動部