JP4700580B2 - トラクタ - Google Patents

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Description

本発明は、エンジンの後方にラジエータと防塵ネットとを備え、車体前部にエンジンルームを備え、エンジンの吸気ダクトをラジエータの上方を通って、防塵ネットの後方に延出してあるトラクタに関する。
従来の技術としては、例えば、特許文献1に開示されているように、エンジンの後方にラジエータと防塵ネットとを備えたトラクタが知られている。特許文献1に開示されているトラクタにおいては、エンジンの吸気ダクト構造に関する技術は開示されていないが、例えば、エンジンの吸気ポートからラジエータの上方を通って、防塵ネットの後方に吸気ダクトを延出する技術が提案されている。
特開2004−60813号公報(図1参照)
例えば、エンジンの吸気ポートからラジエータの上方を通って、防塵ネットの後方に吸気ダクトを延出して、エンジンルームの後方から防塵ネットを着脱可能に構成することが考えられる。しかし、エンジンルームの後方には様々な機器が配置されているため、エンジンルームの後方から防塵ネットを着脱可能に構成すると、エンジンルームの後方に位置する機器の配置が制限されるとともに、防塵ネットの着脱が困難になると考えられる。
防塵ネットは、ラジエータの後方、すなわち、冷却風の上流側に配置されているため、防塵ネットに粉塵が詰まるとエンジンへの冷却風の供給が妨げられて、エンジンの出力低下を招くおそれがある。特に、作業車は粉塵の多い環境で使用されることが多いため、防塵ネットの清掃作業を行う頻度が比較的高い。そのため、防塵ネットを容易に着脱できて、防塵ネットの清掃作業を容易に行うことができるように構成する必要がある。
そこで、ラジエータの後方に備えた防塵ネットを上下に移動させることによって着脱可能に構成することが考えられるが、ラジエータの上方を通って防塵ネットの後方に吸気ダクトを延出すると、ラジエータの上方に位置する吸気ダクトが邪魔になって、防塵ネットを着脱することが難しい。
本発明は、防塵ネットを容易に着脱できて、防塵ネットの清掃作業の作業性を向上させることができるトラクタを実現することを目的としている。
[I]
(構成)
本発明の第1特徴は、トラクタを次のように構成することにある。
車体前部にエンジンルームを備えるとともに、前記エンジンルームの上部を開放可能なボンネットを備えて、前記エンジンルームに設けたエンジンの後方に順に、吸気ファンと、ラジエータと、前記ラジエータを通過する前の冷却風の粉塵を取り除く防塵ネットと、前記エンジンルームの後部に立設された原動部の後壁となる支持フレームとを備えて、前記防塵ネットを上下に移動させることによって着脱可能に構成して、エンジンの吸気ダクトを、エンジンの吸気ポートから前記ラジエータの上方を通って前記防塵ネットの後方に延出し、前記吸気ダクトを、エンジンの吸気ポートから後方に延出した前部ダクトと、前記防塵ネットの上方に位置し前記前部ダクトの後端部から後方に延出した可動ダクトと、前記可動ダクトの後端部から後方に延出された後部ダクトとを備えて構成するとともに、前記前部ダクトを、前記吸気ファンのファンケースの上部に支持させてその後端部を前記ラジエータの上方に延出するとともに、前記後部ダクトを、前記支持フレームの上部を貫通する状態に配置して前記支持フレームの上部に支持させてあり、前記可動ダクトを前記前部ダクトの後端部及び前記後部ダクトの前端部のそれぞれに内嵌させて前方又は後方に移動操作可能に装着して、前記可動ダクトを前方又は後方に移動することによって前記防塵ネットの上方を開放可能に構成してある。
(作用)
本発明の第1特徴によると、エンジンの吸気ダクトを前部ダクトと可動ダクトとを備えて構成し、可動ダクトを前方又は後方に移動することによって防塵ネットの上方を開放可能に構成することによって、可動ダクトを前方又は後方に移動させることによって防塵ネットの上方を開放することができて、着脱可能に構成した防塵ネットを上下に移動させることによって防塵ネットを着脱することができる。そのため、エンジンの吸気ダクトをラジエータの上方を通って防塵ネットの後方に延出したとしても、防塵ネットの上方を開放して防塵ネットを上下に移動することで、防塵ネットを容易に着脱することができる。
また、可動ダクトの後端部から後方に延出され、ラジエータの後方に位置する支持フレームに固定された後部ダクトを備えて吸気ダクトを構成することにより、可動ダクトの前後方向の長さを短く設定することができる。そのため、可動ダクトを前方又は後方に無理なく移動することができる。
(発明の効果)
本発明の第1特徴によると、防塵ネットを容易に着脱することができるため、防塵ネットの清掃作業を容易に行うことができて、防塵ネットの清掃作業の作業性を向上させることができる。
また、可動ダクトを前方又は後方に無理なく移動することができるため、防塵ネットの上方を容易に開放することができて、防塵ネットの着脱作業の作業性が向上する。
[II]
(構成)
本発明の第2特徴は、本発明の第1特徴のトラクタにおいて、次のように構成することにある。
前記後部ダクトを、前記支持フレームに支持される前後向き部分と、前記前後向き部分の後端から前記支持フレームよりも後方側の位置で下方側に湾曲させた湾曲部分と、この湾曲部分の下端側から前方側に直線状に延出された直線部分とを備えて構成し、前記後部ダクトにおける直線部分の前端の吸気口が前方に向って開口するように構成してある。
(作用)
本発明の第2特徴によると、本発明の第1特徴と同様に前項[I]に記載の「作用」を備えており、これに加えて以下のような「作用」を備えている。
本発明の第2特徴によると、後部ダクトを前方に湾曲させることによって、吸気ダクトの吸気口が前方に向って開口するように吸気ダクトを構成することにより、吸気ダクトの吸気口が運転座席の方向に向かない。そのため、吸気ダクトの吸気口からもれるエンジンの騒音が運転者に伝わり難くなる。
本発明の第2特徴によると、後部ダクトを前方に湾曲させることによって、吸気ダクトの吸気口が前方に向って開口するように吸気ダクトを構成することにより、吸気ファンによって冷却風とともに後方からエンジンルームに入ってきた粉塵を吸気ダクトの吸気口から吸い込み難くなる。
(発明の効果)
本発明の第2特徴によると、本発明の第1特徴と同様に前項[I]に記載の「発明の効果」を備えており、これに加えて以下のような「発明の効果」を備えている。
本発明の第2特徴によると、吸気ダクトの吸気口からもれるエンジンの騒音が運転者に伝わり難くなるため、エンジンの騒音を軽減することができる。そのため、運転者は運転や作業に集中することができ、作業環境を改善することができる。
本発明の第2特徴によると、吸気ダクトの吸気口から粉塵を吸い込み難くなるため、エアクリーナーのフィルタの詰まりによるエンジン出力の低下を予防することができるとともに、フィルタの交換寿命を長くすることができる。
〔トラクタの全体構成〕
図1に、本発明に係るエンジンの吸気ダクト構造を備えたトラクタが示されている。図1に示すように、このトラクタは、前輪1及び後輪2が駆動される四輪駆動仕様に構成されており、エンジン3を、下部ボンネット19と、下部ボンネット19の上部に位置するボンネット4とで囲まれた原動部5が車体前部に備えられるとともに、左右の後輪2の間に位置させて運転座席6が配備され、運転座席6の後部には門形の転倒保護フレーム7が立設されている。
前記ボンネット4は、その前端部の左右方向の軸心周りで、下部ボンネット19に回動自在に支持されており、このボンネット4を開放すると、エンジンルームRの上部が開放されるように構成されている。エンジンルームRの内部には、エンジン3、吸気ファン9、ラジエータ8、防塵ネット18及びこれに付随する各種機器が収容配置されている。
エンジンルームRの後部には、原動部5の後壁となる支持フレーム10が立設され、この支持フレーム10に操縦ハンドル17と、パネルカバー11と、パネルカバー11の下方に連なるセンターカバー12が装着されている。パネルカバー11には計器パネル13や各種スイッチ類(図示せず)が装着されるとともに、センターカバー12には防塵構造の通気口14が形成されている。
エンジンルームRの外周部を覆う下部ボンネット19は、平面形状が後向きに開放されてコ字形に形成された車体フレーム16に連結固定されており、この下部ボンネット19の前面及び左右側面の前部に網目構造の通気口15が形成されている。
図1〜図3に示すように、エンジンルームRのやや前方で前輪1の直上方にエンジン3を備え、エンジン3の後方にエンジン3の駆動力を利用して回転する吸気ファン9を備えて、後方からエンジン3に向って冷却風が供給されるように構成されている。吸気ファン9の後方には、ラジエータ8を備え、このラジエータ8の後面に沿って防塵ネット18が上下に着脱可能に取り付けられている。
図2の矢印で示すように、吸気ファン9の吸引よって通気口14から吸い込んだ冷却風が、支持フレーム10に設けた貫通部及び防塵ネット18を介してラジエータ8及びエンジン3を冷却した後、下部ボンネット19の前面及び左右前部の通気口15から車外に排出されるようになっている。冷却風に含まれる粉塵は、通気口14及び防塵ネット18によって取り除かれて、この粉塵が取り除かれた冷却風が、ラジエータ8、吸気ファン9及びエンジン3に供給されるように構成されている。
〔エンジンルームの内部構造〕
図2及び図3に示すように、支持フレーム10の後方でセンターカバー12の内側に、ブラケット33を介して作業車の電源となるバッテリー32が配設されている。バッテリー32は、平面視で長手方向が作業車の前後方向に向くように前後向きに配置されている。このようにバッテリー32を前後向きに配置することにより、例えば、バッテリー32を、平面視で長手方向が作業車の左右方向に向くように左右向きに配置した場合に比べ、吸気ファン9の吸引よって通気口14から吸い込んだ冷却風が通過する風路を、バッテリー32によって塞ぐ背面視の面積が小さくなる。そのため、バッテリー32がラジエータ8に冷却風を供給する際の邪魔になり難くなって、バッテリー32をセンターカバー12の内側に配置することによる冷却効率の悪化を防止することができる。
図2及び図3に示すように、エンジン3の左側部には、吸気ポート22aを備えた吸気マニホールド22が設けられ、この吸気ポート22aから後方に吸気ダクト24が延出されている。吸気ダクト24は、吸気レゾネータ21とエアクリーナー20を介して後方に延出された前部ダクト25と、支持フレーム10に固定された後部ダクト27と、前記前部ダクト25と後部ダクト27との間に位置し、前後にスライド移動可能な可動ダクト26を備えて構成されている。
吸気レゾネータ21は、円筒状の本体部21aの下端部に本体部21aよりも小径の接続口21bを備え、本体部21aの後端部に本体部21aよりも小径の接続口21cを備えて構成されている。接続口21bはエンジン3の吸気ポート22aに接続され、接続口21cはエンジン3の振動避けのためホース31介してエアクリーナー20の下流側接続口20aに接続されている。このように構成することで、エンジン3から吸気ポート22aを介して吸気ダクト24に伝わったエンジン3の騒音が、接続口21bから本体部21aに伝わる際の音波の拡張効果及び本体部21aから接続口21cに伝わる際の音波の縮小効果並びに音波の干渉効果によって低減されるようになっている。
エアクリーナー20は、フィルタ(図示せず)が内蔵された本体部20cと、この本体部20cから後方に延出された上流側接続口20bと、本体部20cから前方に延出された下流側接続口20aとを備えて構成されており、吸気ファン9の導風板として機能するファンケース23の上部後面側に固定されている。前部ダクト25の後端部であるところのエアクリーナー20の上流側接続口20bは、ファンケース23を貫通してラジエータ8の上方に延出され、後述する可動ダクト26に連結されている。
後部ダクト27は、支持フレーム10を貫通してパネルカバー11下部のデッドスペースで下方に湾曲させて、吸気口27D(吸気ダクト24の吸気口に相当)が防塵ネット18の後面に向くように延出された形状に成形されており、支持フレーム10の上部に固定されている。このように、後部ダクト27に形成した吸気ダクト24の吸気口27Dを車体前方に向けることにより、吸気ファン9によって、車体後方から入ってきた粉塵を吸い込み難く、吸気ダクト24から漏れたエンジン3の騒音が運転座席6に伝わり難いようになっている。
〔吸気ダクトの詳細構造〕
図4〜図6に示すように、前部ダクト25の後端部(エアクリーナー20の上流側接続口20bの後端部)は、樹脂によって円筒状に成形されており、その左右両横側の外周部にフランジ部25aが一体成形されており、そのフランジ部25aの上下に切欠部25bが形成され、フランジ部25aの前方に角穴25cが形成されている。一方、可動ダクト26は、硬質ゴムによって円筒状に成形されており、その前端部の左右両横側の外周部に、横方向の断面形状が三角形状の凸部26aが一体成形されており、後端部の外周部に全周に亘って小突条26bが形成されている。
後部ダクト27は、鋼管を湾曲成形した湾曲部27A(湾曲部分に相当)と、この湾曲部27Aに内嵌した状態で固定された取付部27B(前後向き部分に相当)と、湾曲部分の下端側から前方側に直線状に延出された直線部分27Cとによって構成されている。後部ダクト27の取付部27Bは、鋼管によって成形されており、その前部取付部27aの鋼管の内径が後部取付部27cの内径より小さい寸法に設定されており、前部取付部27aと後部取付部27cに亘って傾斜部27bが形成されている。
図6に可動ダクト26の脱着状態を示す。図6(イ)は、可動ダクト26を前部ダクト25に装着した状態を示し、図6(ロ)は、可動ダクト26を前部ダクト25から離脱させて防塵ネット18の上方を開放した状態を示す。
図6(イ)に示すように、前部ダクト25の左右いずれか又は両側のフランジ部25aを左右いずれか又は両側に引っ張りながら、前部ダクト25のフランジ部25aの直後方に位置する可動ダクト26の外周部を左右両横側から押すと硬質ゴムで成形した可動ダクト26が変形して、凸部26aの角穴25cへの係合が解除されて、可動ダクト26を後方に引っ張ることで、前部ダクト25から可動ダクト26を取り外すことができる。
図6(ロ)に示すように、可動ダクト26の凸部26aと前部ダクト25の角穴25cの周方向の位置を合せて、可動ダクト26を前部ダクト25に差し込むと、凸部26aの傾斜に案内されながら、前部ダクト25に加工した切欠部25bによってフランジ部25aを設けた位置の前部ダクト25が左右両外側に変形して、凸部26aが角穴25cに係合して、可動ダクト26を前部ダクト25に取り付けることができる。
図6(イ)に示すように、可動ダクト26には小突条26bが形成されているため、可動ダクト26を前部ダクト25に差し込むと、この小突条26bが後部ダクト27の前部取付部27aの内周面に接当することで、可動ダクト26の外周面と後部ダクト27の前部取付部27aの内周面との間のシール性が確保できて、吸気口27Dから吸い込んだ冷却風が可動ダクト26と後部ダクト27の接続部から逃げないようになっている。また、図6(イ)中の矢印に示すように、後部ダクト27には、傾斜部27bが形成されているため、吸気口27Dから吸い込んだ冷却風がこの傾斜部27bに案内されて、無理なく前部ダクト25へ冷却風を導けるようになっている。
図6(ロ)に示すように、可動ダクト26に小突条26bを形成することにより、前部ダクト25から可動ダクト26を取り外した状態で、可動ダクト26の外周面と後部ダクト27の前部取付部27aの内周面との間に隙間を確保することができる。そのため、可動ダクト26を左右及び上下に少し傾けることができて、可動ダクト26と前部ダクト25との位置合せや防塵ネット18の取り外し等が容易になる。
以上のように、吸気ダクト24を構成して、前部ダクト25及び後部ダクト27に対して、可動ダクト26を後方に移動させることによって防塵ネット18の直上方が開放されて、防塵ネット18を無理なく取り外すことができて、防塵ネット18の清掃等を行うことができる(図4参照)。
[発明の実施の第1別形態]
前述の[発明を実施するための最良の形態]においては、前部ダクト25及び後部ダクト27に対して可動ダクト26を後方に移動させる構成を採用することによって、防塵ネット18の上方を開放可能に構成した例を示したが(図7(イ)の概略図参照、図7(イ)は、[発明を実施するための最良の形態]における吸気ダクト24の概略図)、図7(ロ)に示すように、前部ダクト25及び後部ダクト27に対して可動ダクト26を前方に移動させる構成を採用することによって、防塵ネット18の上方を開放可能に構成してもよい。
[発明の実施の第2別形態]
前述の[発明を実施するための最良の形態]及び[発明の実施の第1別形態]においては、前部ダクト25に吸気レゾネータ21を設けた例を示したが、吸気レゾネータ21を備えない前部ダクト25の場合においても同様に適用できる。また、エアクリーナー20を前部ダクト25の後部に配置した例を示したが、エアクリーナー20を後部ダクト27側に配置した場合や前部ダクト25の異なる位置に配置した場合においても同様に適用できる。
トラクタの全体側面図 エンジンルームの縦断側面図 エンジンルームの横断平面図 ラジエータ上部の縦断側面図 前部ダクトの後端部及び可動ダクトの斜視図 可動ダクトの脱着状態を示す詳細図 発明の実施の第1別形態におけるエンジンの吸気ダクト構造の概略図
3 エンジン
4 ボンネット
8 ラジエータ
9 吸気ファン
10 支持フレーム
18 防塵ネット
22a 吸気ポート
23 ファンケース
24 吸気ダクト
25 前部ダクト
26 可動ダクト
27 後部ダクト
27A 湾曲部(湾曲部分)
27B 取付部(前後向き部分)
27C 直線部分
27D 吸気口
R エンジンルーム

Claims (2)

  1. 車体前部にエンジンルームを備えるとともに、前記エンジンルームの上部を開放可能なボンネットを備えて、
    前記エンジンルームに設けたエンジンの後方に順に、吸気ファンと、ラジエータと、前記ラジエータを通過する前の冷却風の粉塵を取り除く防塵ネットと、前記エンジンルームの後部に立設された原動部の後壁となる支持フレームとを備えて、前記防塵ネットを上下に移動させることによって着脱可能に構成して、
    エンジンの吸気ダクトを、エンジンの吸気ポートから前記ラジエータの上方を通って前記防塵ネットの後方に延出し、
    前記吸気ダクトを、エンジンの吸気ポートから後方に延出した前部ダクトと、前記防塵ネットの上方に位置し前記前部ダクトの後端部から後方に延出した可動ダクトと、前記可動ダクトの後端部から後方に延出された後部ダクトとを備えて構成するとともに、
    前記前部ダクトを、前記吸気ファンのファンケースの上部に支持させてその後端部を前記ラジエータの上方に延出するとともに、前記後部ダクトを、前記支持フレームの上部を貫通する状態に配置して前記支持フレームの上部に支持させてあり、
    前記可動ダクトを前記前部ダクトの後端部及び前記後部ダクトの前端部のそれぞれに内嵌させて前方又は後方に移動操作可能に装着して、前記可動ダクトを前方又は後方に移動することによって前記防塵ネットの上方を開放可能に構成してあるトラクタ。
  2. 前記後部ダクトを、前記支持フレームに支持される前後向き部分と、前記前後向き部分の後端から前記支持フレームよりも後方側の位置で下方側に湾曲させた湾曲部分と、この湾曲部分の下端側から前方側に直線状に延出された直線部分とを備えて構成し、前記後部ダクトにおける直線部分の前端の吸気口が前方に向って開口するように構成してある請求項1記載のトラクタ。
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